JP2008209223A - コリオリ式質量流量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】2本のセンサチューブに対する面倒な共振周波数の調整を不要にすると共に、センサチューブの安定した振動を保証する。
【解決手段】被測定流体が流れる2本のセンサチューブ3、4の間に支柱5を配置し、支柱5に、2本のセンサチューブ3、4を相互に近接・離間する方向へ振動させる励振器6のマグネット12と、2本のセンサチューブ3、4の相対変位を検出する流入側ピックアップ7および流出側ピックアップ8のマグネット14とを取付ける。センサチューブ3、4にはコイル11、13のみを取付けるので、2本のセンサチューブ3、4にマグネット12,14を取り付ける場合よりもセンサチューブ3、4の振動の歪を低減することができ、その分、計測精度が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被測定流体が流れる2本のセンサチューブを振動させて質量流量を測定するコリオリ式流量計に関する。
コリオリ式質量流量計としては、被測定流体が流れる2本のセンサチューブを励振手段により相互に近接・離間する方向に振動させ、流量に比例したコリオリ力によるセンサチューブの相対変位を2つの振動センサ(ピックアップ)により検出する構造のものがある。このようなコリオリ式質量流量計において、前記励振手段、振動センサは、共にコイルおよびマグネットからなっており、この場合、2本のセンサチューブのうちの一方にコイルが、そのうちの他方にマグネットがそれぞれ取付けられることになる。なお、コリオリ式質量流量計としては、流入口から分岐して2本のセンサチューブに平行して被測定流体を流すようにしたもの(例えば、特許文献1参照)、2本のセンサチューブを二重ループ状に連続させて、連続に被測定流体を流すようにしたもの(例えば、特許文献2参照)などがある。
ところで、センサチューブは正弦波の波形で振動することが望ましいが、センサチューブに質量の大きいマグネットを取り付けた場合、マグネットの取り付け部位が一つの振動の節となることによりセンサチューブの振動が歪む可能性があり、所望の測定精度を確保することが困難になる、という問題があった。
また、この種のコリオリ式質量流量計の測定精度を高めるには、2本のセンサチューブの共振周波数を合せる必要がある。しかるに、励振手段、振動センサを構成するコイルとマグネットとの間には大きな質量差(コイルよりマグネットの方が重い)があり、これらを2本のセンサチューブに別々に取付けたままでは、2本のセンサチューブの共振周波数にずれ(振動の位相ずれ)が生じてしまい、この結果、所望の測定精度を確保することが困難になる、という問題があった。
実公平6−7324号公報 特開平11−211529号公報
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、励振手段、振動センサをセンサチューブに取り付けることにより生ずるセンサチューブの振動の歪みを低減することにより、測定精度の向上に大きく寄与するコリオリ式質量流量計を提供することにある。
上記課題を解決するため、第1の発明は、コイルおよびマグネットからなる励振手段により2本のセンサチューブを相互に近接・離間する方向に振動させ、該センサチューブの相対変位を、コイルおよびマグネットからなる2組の振動センサにより検出して、該センサチューブ内を流れる被測定流体の質量流量を測定するコリオリ式質量流量計において、前記2本のセンサチューブの間に支柱を配置し、前記励振手段および前記2つの振動センサの各マグネットを前記支柱に取付けると共に、前記各マグネットに対応するコイルを前記2本のセンサチューブのそれぞれに取付けたことを特徴とする。
また、第2の発明は、コイルおよびマグネットからなる励振手段により2本のセンサチューブを相互に近接・離間する方向に振動させ、該センサチューブの相対変位を、コイルおよびマグネットからなる2組の振動センサにより検出して、該センサチューブ内を流れる被測定流体の質量流量を測定するコリオリ式流量計において、前記2本のセンサチューブのそれぞれに対して、同じ配列向きで支柱を配置し、前記励振手段および2つの振動センサの各マグネットを前記2つの支柱のそれぞれに取付けると共に、前記各マグネットに対応するコイルを2本のセンサチューブのそれぞれに取付けたことを特徴とする。
上記した第1および第2の発明においては、励振手段および振動センサのマグネットを支柱に取付け、センサチューブにはコイルのみを取付ける構成としたので、センサチューブにはコイルのみの質量が付加されるだけとなり、従来のようなセンサチューブにマグネットを取り付けた場合よりもセンサチューブの振動の歪を低減することができ、その分、計測精度が向上する。
また、コイルやマグネットの特性によって2本のセンサチューブの振動波形に歪が生じたとしても、それらの振動波形を合成すると、その歪が低減されるので、センサチューブの振動はより一層安定し、その分、計測精度が向上する。
本第1および第2の発明はまた、各支柱に、該支柱の加速度を検出する加速度ピックアップを配設するようにしてもよい。2本のセンサチューブの共振周波数は、経年変化や外力によるセンサチューブ自体の変形、センサチューブからの流体漏れなどによりずれることがある。そして、このような共振周波数のずれが起こると、振動が据付基台等に漏れ、支柱を振動させてセンサチューブに戻るので、センサチューブの振動が著しく不安定になり、質量流量の測定が不能になる。したがって、この支柱の加速度を加速度ピックアップにより検出することで、本質量流量計の異常を速やかに把握できる。
第1および第2の発明によれば、励振手段および振動センサのマグネットを支柱に取付け、センサチューブにはコイルのみを取付ける構成としたので、センサチューブにはコイルのみの質量が付加されるだけとなり、従来のようなセンサチューブにマグネットを取り付けた場合よりもセンサチューブの振動の歪を低減することができ、その分、計測精度が向上する。また、コイルやマグネットの特性によって2本のセンサチューブの振動波形に歪が生じたとしても、それらの振動波形を合成すると、その歪が低減されるので、センサチューブの振動はより一層安定し、その分、計測精度が向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明に係るコリオリ式質量流量計の第1の実施形態を示したものである。本コリオリ式質量流量計1は、一端に流入口2aを、他端に流出口(図示略)をそれぞれ有するベース2と、ベース2上に平行に配列され、前記流入口2aおよび前記流出口に連通するようにベース2に両端部が連結された逆U字形の2本のセンサチューブ3、4と、この2本のセンサチューブ3、4の間に位置してベース2上に配置された支柱5と、各センサチューブ3、4の円弧部3a、4aの頂点部分と支柱5との相互間に配設された励振器(励振手段)6と、各センサチューブ3,4の流入側直管部3b、4bと支柱5との相互間に配設された流入側ピックアップ(振動センサ)7と、各センサチューブ3、4の流出側直管部3c、4cと支柱5との相互間に配設された流出側ピックアップ(振動センサ)8とから概略構成されている。
ベース2の内部には、流入口2aから分岐された二股の流入側流路9,9(図2)と前記流出口に集合する二股の流出側流路(図示略)とが形成されており、2本のセンサチューブ3、4の両端部が、これら二股の流入側流路および流出側流路に連通するようにベース2に連結されている。したがって、流入口2aからベース2内に供給された被測定流体は、前記二股の流入側流路9,9により均等に分流されて2本のセンサチューブ3、4に流入し、さらに前記二股の流出側流路から流出口で合流して外部へ流出する。
なお、本実施の形態においては二股の流入側流路9,9と前記二股の流出側流路とに2本のセンサチューブ3、4の両端がそれぞれが接続されてなるが、本発明の実施の形態はこのように二股に分流/合流させるのではなく、流入側流路から流出側流路に向けて1つの流路により形成してもよい。即ち、一のセンサチューブ3の流出側流路と他のセンサチューブ4の流入側流路とを連通することにより、流路を2重のループ状の形状(この場合、この流路の一部が2本のセンサチューブそれぞれを形成する。)としてもよい。
支柱5は、ここではベース2に固定された幅広の本体部5aと本体部5aの上端中央から上方へ延ばされた幅狭の延長部5bとからなっており、その延長部5bの上端部分とセンサチューブ3、4の円弧部3a、4aの頂部との相互間に前記励振器6が配設されている。一方、各センサチューブ3、4の流入側直管部3b、4bと流出側直管部3c、4cとの間にはステー10,10が架け渡されており、このステー10と支柱5の本体部5aの左右縁部との相互間に前記2組のピックアップ7、8が配設されている。
より詳しくは、励振器6は、2本のセンサチューブ3、4を相互に近接・離間する方向へ振動させるもので、一方のセンサチューブ3と支柱5(延長部5b)との相互間並びに他方のセンサチューブ4と支柱5との相互間に一対配設されている。各励振器6は、各センサチューブ3、4に取付けられた励振コイル11と一端が支柱5に固定され、他端部が励振コイル11に挿入されたマグネット12とからなっている。マグネット12は、図3に示される後述のピックアップ7、8と同様に、同磁極(ここでは、N極)が励振コイル11に挿入されるように配置されている。一対の励振器6の励振コイル11には、センサチューブ3、4の固有振動数にほぼ等しい振動数の交番的な電流が供給されるようになっており、この電流供給によりマグネット12に対して吸引力および反発力が作用し、両者の電磁的な相互作用によって2本のセンサチューブ3、4が相互に近接・離間する方向へ振動する。
一方、流入側ピックアップ7および流出側ピックアップ8は、2本のセンサチューブ3、4の相対変位を検出するもので、上記励振器6と同様に一方のセンサチューブ3と支柱5(本体部5a)との相互間並びに他方のセンサチューブ4と支柱5との相互間に各一対配設されている。各ピックアップ7、8は、前記ステー10の両端側で、各センサチューブ3,4の直管部3b,4b、3c,4cに近接する部分に取付けられた検出コイル13と一端が支柱5に固定され、他端部が検出コイル13に挿入されたマグネット14とからなっている。各マグネット14は、図3に示すように、同磁極(ここでは、N極)が検出コイル13に挿入されるように配置されている。流入側ピックアップ7および流出側ピックアップ8は、検出コイル13とマグネット14との間に相対変位が生じると、検出コイル13に電磁誘導電流が流れ、各センサチューブ3、4の速度に応じた大きさの検出信号を出力する。
本第1の実施形態において、上記励振器6を構成する各励磁コイル11に対する信号線17a、流入側ピックアップ7を構成する各検出コイル13に対する信号線17bおよび流出側ピックアップ8を構成する各検出コイル13に対する信号線17cは、図2(A)に示すように支柱5に沿って配設されている。支柱5には端子台18が固設されており、この端子台18から引出された各信号線17a〜cは、集合ケーブル19を介して図示を略す制御装置(変換器)へ接続されている。
上記のように構成したコリオリ式質量流量計1により被測定流体の質量流量を計測する場合は、ベース2の流入口2aおよび流出口(図示略)に被測定流体が供給される配管を接続し、2本のセンサチューブ3、4内に被測定流体を流す。そして、この状態のもと、励振器6の励振コイル11に交番電流を供給し、マグネット12との電磁作用で2本のセンサチューブ3、4を相互に近接・離間する方向に振動させる。すると、被測定流体の質量に応じた大きさのコリオリ力がセンサチューブ3、4に作用する。このとき、2本のセンサチューブ3、4の流入側と流出側とでは、それぞれ反対方向に同じ大きさのコリオリ力が作用し、これにより2本のセンサチューブ3、4に相対的な捩れが発生する。この2本のセンサチューブ3、4の振動(速度)は、流入側ピックアップ7および流出側ピックアップ8により検出されており、その検出信号は、各ピックアップ7、8内の一対の検出コイル13から信号線17aを介して図示を略す制御装置内の演算回路へ送出される。
このとき、各ピックアップ7、8内の一対の検出コイル13に誘起された検出波形(振動波形)は、図4に示すように、一方のセンサチューブ3の振動波形Aと他方のセンサチューブ4の振動波形Bとの合成波形(A+B)となる。上記制御装置内の演算回路は、流入側ピックアップ7による検出結果に基づく合成波形と流出側ピックアップ8からの検出信号に基づく合成波形との位相差(時間差)から被測定流体の質量流量を演算し、その結果を図示を略す表示器に表示する。
しかして、本第1の実施形態においては、励振器6のマグネット12及びピックアップ7、8のマグネット14を支柱に取付け、センサチューブ3,4にはコイル11,13のみを取付ける構成としたので、センサチューブ3,4にはコイル11,13のみの質量が付加されるだけとなり、従来のようなセンサチューブ3,4にマグネット12,14を取り付けた場合よりもセンサチューブ3,4の振動の歪を低減することができ、その分、計測精度が向上する。また、コイル11,13やマグネット12、14の特性によって2本のセンサチューブ3,4の振動波形に歪が生じたとしても、それらの振動波形を合成すると、その歪が低減されるので、センサチューブ3,4の振動はより一層安定し、その分、計測精度が向上する。また、各コイル11、12に接続する信号線17a〜cを支柱5に沿って配線しているので、信号線17a〜cがセンサチューブ3、4の振動に悪影響を与えることがなくなるばりか、信号線17a〜cの取り回しも簡単となる。
図5は、本発明に係るコリオリ式質量流量計の第2の実施形態を示したものである。なお、本コリオリ式流量計1´の基本構造は、上記第1の実施形態と同じであるので、ここでは、図1〜3に示した部分と同一部分には、同一符号を付し、かつ重複する説明を省略する。本第2の実施形態の特徴とするところは、2本のセンサチューブ3、4のそれぞれに対して、同じ配列向きで第1の実施形態と同様の支柱5A、5Bを配置し、各支柱5A、5Bとこれに対応するセンサチューブ3、4との相互間に、それぞれ一対の励振器6A,6Bと、一対の流入側ピックアップ7A,7Bと一対の流出側ピックアップ8A,8Bとを配設した点にある。
ここで、一対の励振器6A,6B、一対の流入側ピックアップ7A,7Bおよび一対の流出側ピックアップ8A,8Bのそれぞれは、図6にピックアップを代表させて示すように、2つの支柱5A、5B上のマグネット14に対する2つのコイル13(2本のセンサチューブ3,4)の振動方向に互いに逆向きとなっている。すなわち、一方のセンサチューブ3がマグネット14に近接(または離間)するに応じて、他方のセンサチューブ4がマグネット14に離間(または近接)する構成となっている。
本コリオリ式質量流量計1´の作用、効果は、第1の実施形態としてのコリオリ式質量流量計1と実質同じであるが、各ピックアップ7A,7B、8A,8B内の検出コイル13に誘起された検出波形(振動波形)は、図7に示すように、一方のセンサチューブ3の振動波形Aと他方のセンサチューブ4の振動波形Bとで前・後反転した形態となる。これは、マグネット14とコイル13とが相対的に接近する場合と離間する場合とで、磁束密度に差があるためである。したがって、図7に示すように、何らかの原因で振動波形A,Bに歪が存在したとしても、その合成波形(A+B)は正弦波に近づく。すなわち、振動波形の歪は互いにキャンセルする方向に作用し、これによってセンサチューブ3、4の振動はより一層安定し、測定精度がより一層向上する。なお、図7では、振動波形の歪を強調して示している。
図8は、本発明に係るコリオリ式質量流量計の第3の実施形態を示したものである。なお、本コリオリ式質量流量計1″の基本構造は、上記第1の実施形態と同じであるので、ここでは、図2に示した部分と同一部分には、同一符号を付し、かつ重複する説明を省略する。本第3の実施形態の特徴とするところは、上記支柱5の本体部5aの幅方向中間部位の上部に加速度ピックアップ20を設けると共に、該加速度ピックアップ20の信号線17dを該支柱5に沿って配線した点にある。なお、本第3の実施形態は、上記第2の実施形態への展開も可能であり、その場合は、2つの支柱5A,5B(図5)に加速度ピックアップ20が設けられることになる。
2本のセンサチューブ3、4の共振周波数は、前記したように経年変化や外力によるセンサチューブ3、4自体の変形、あるいはセンサチューブ3、4からの流体漏れなどが原因してずれることがある。そして、このような共振周波数のずれが起こると、振動がベース2の据付基台等に漏れ、ベース2および支柱5を振動させてセンサチューブ3、4に戻る。この場合、センサチューブ3、4の振動が著しく不安定になり、質量流量の正確な測定ができなくなる。上記加速度ピックアップ20は支柱5の、センサチューブ3、4側への加速度を検出するためのものである。本第3の実施形態においては、前記加速度ピックアップ20による検出値が規定値よりも大きくなったか否かの判断で、本質量流量計1″の異常を速やかに把握できる。
本発明の第1の実施形態としてのコリオリ式質量流量計の全体構造を示す斜視図である。 図1に示したコリオリ式質量流量計の正面図(A)と側面図(B)である。 本第1の実施形態におけるピックアップ(振動センサ)の取付状態と作動状態とを示す模式図である。 本第1の実施形態においてピックアップによって検出される振動波形を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態としてのコリオリ式質量流量計の全体構造を示す斜視図である。 本第2の実施形態におけるピックアップ(振動センサ)の取付状態と作動状態とを示す模式図である。 本第2の実施形態においてピックアップによって検出される振動波形を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態としてのコリオリ式質量流量計の全体構造を示す正面図である。
符号の説明
1、1´、1″ コリオリ式質量流量計
2 ベース
3、4 センサチューブ
5、5A、5B 支柱
6、6A、6B 励振器(励振手段)
7、7A、7B 流入側ピックアップ(振動センサ)
8、8A、8B 流出側ピックアップ(振動センサ)
11 励振器のコイル
12 励振器のマグネット
13 ピックアップのコイル
14 ピックアップのマグネット
17a〜d 信号線
20 加速度ピックアップ

Claims (4)

  1. コイルおよびマグネットからなる励振手段により2本のセンサチューブを相互に近接・離間する方向に振動させ、該センサチューブの相対変位を、コイルおよびマグネットからなる2つの振動センサにより検出して、該センサチューブ内を流れる被測定流体の質量流量を測定するコリオリ式流量計において、前記2本のセンサチューブの間に支柱を配置し、前記励振手段および前記2つの振動センサの各マグネットを前記支柱に取付けると共に、前記各マグネットに対応するコイルを前記2本のセンサチューブのそれぞれに取付けたことを特徴とするコリオリ式質量流量計。
  2. 支柱に、該支柱の加速度を検出する加速度ピックアップを配設したことを特徴とする請求項1に記載のコリオリ式質量流量計。
  3. コイルおよびマグネットからなる励振手段により2本のセンサチューブを相互に近接・離間する方向に振動させ、該センサチューブの相対変位を、コイルおよびマグネットからなる2つの振動センサにより検出して、該センサチューブ内を流れる被測定流体の質量流量を測定するコリオリ式流量計において、前記2本のセンサチューブのそれぞれに対して、同じ配列向きで支柱を配置し、前記励振手段および2つの振動センサの各マグネットを前記2つの支柱のそれぞれに取付けると共に、前記各マグネットに対応するコイルを2本のセンサチューブのそれぞれに取付けたことを特徴とするコリオリ式質量流量計。
  4. 2つの支柱に、該各支柱の加速度を検出する加速度ピックアップを配設したことを特徴とする請求項3に記載のコリオリ式質量流量計。
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