JPH0650784A - 質量流量計 - Google Patents

質量流量計

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JPH0650784A
JPH0650784A JP22211392A JP22211392A JPH0650784A JP H0650784 A JPH0650784 A JP H0650784A JP 22211392 A JP22211392 A JP 22211392A JP 22211392 A JP22211392 A JP 22211392A JP H0650784 A JPH0650784 A JP H0650784A
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JP
Japan
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measuring tube
measuring
piezoelectric element
tube
actuators
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JP22211392A
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Hironobu Yao
博信 矢尾
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定管の管径が大きい場合でも消費電流を少
なくする。 【構成】 測定管11の振動発生手段として圧電素子で
ある積層セラミックアクチュエータ14,15を用いて
測定管11の表面の腹部または節部を駆動するようにし
たことにより、アクチュエータ14,15に駆動されて
測定管11が振動し、測定管11内を流れる流体にコリ
オリ力が発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コリオリ力を利用した
質量流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からコリオリ力を利用した質量流量
計は各種のものが知られている。その一例として、特開
昭54−52570号公報に記載されたものがある。こ
れらのコリオリ式質量流量計は、図17のように構成さ
れている。図において、U字形をした測定管1,2が管
3に片持ち支持されている。それにより、管3の入口4
から流入した流体は、管3に形成されているマニホルド
部5で分流されて測定管1,2へ送られる。測定管1,
2を通過した流体は、管3に形成されているマニホルド
部6で再び合流し出口7から流出する。
【0003】また、測定管1,2の先端には、コイルと
磁石により構成されたドライバ8が取り付けられ、測定
管1,2を互いに逆の位相で振動させる。さらに、測定
管1,2の両側の直管部の対称位置には、コイルと磁石
等により形成される速度センサ9,10が取り付けられ
て、測定管1,2間の相対速度を検出する。なお、速度
センサ9,10の代わりに変位センサが取り付けられる
こともある。このように構成したことにより、測定管
1,2内に流体を満たし流量を0とした状態でドライバ
8を駆動すると、測定管1,2は、撓み軸w−w、w’
−w’をそれぞれ中心として互いに逆位相で振動する。
このとき速度センサ9,10で検出される相対速度は互
いに同位相となる。
【0004】ここで、測定管1,2内に流体を流した場
合は、振動する測定管1,2内を流れる流体に流体速度
に比例したコリオリ力が流れ方向と直角方向に発生し、
測定管1,2は、撓み軸w−w、w’−w’および捩じ
り軸o−o、o’−o’をそれぞれ中心として互いに逆
位相で振動する。それにより速度センサ9,10で検出
される相対速度は、互いに位相のずれた信号として検出
される。検出信号の位相差(時間差)は、質量流量に比
例したコリオリ力に比例するため、検出信号の位相差を
測定することで流体の質量流量を検出することが可能と
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コイルと磁石により構成されたドライバ8は、電流によ
る駆動方式であるため、適用管径が大きくなると、消費
電流が大きくなると言う問題があった。本発明は上記問
題点を解決するためになされたもので、その目的とする
ところは、大径の測定管であっても消費電流を少なくす
ることができる質量流量計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、振動する測定管内を流れる流体に発
生するコリオリ力を利用して質量流量を測定する質量流
量計において、振動発生手段として圧電素子を用いたこ
とを特徴とする。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、測定
管を直管とし、圧電素子の歪み方向を測定管の長手方向
として測定管の振動の腹に位置する部分に圧電素子の両
端作動部を取り付けたことを特徴とする。
【0008】第3の発明は、第1の発明において、圧電
素子の歪み方向を測定管の長手方向として測定管の振動
の節に位置する部分の近傍に圧電素子の作動部の一端を
取り付けるとともに他端を測定管の支持部側に固定した
ことを特徴とする。
【0009】第4の発明は、第1の発明において、圧電
素子の歪み方向を測定管の半径方向として測定管の振動
の節に位置する部分の近傍に圧電素子の作動部の一端を
取り付けるとともに他端を測定管の支持部側に固定した
ことを特徴とする。
【0010】第5の発明は、第1の発明において、測定
管を複数本平行に配設し、圧電素子の歪み方向を測定管
の半径方向として測定管の振動の節に位置する部分の近
傍に圧電素子の作動部の一端を取り付けるとともに他端
を他の測定管の同位置に固定したことを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明においては、振動発生手段として圧
電素子が用いられたことにより、圧電素子に駆動されて
測定管が振動し、測定管内を流れる流体にコリオリ力が
発生する。
【0012】第2の発明においては、測定管が直管とさ
れ、圧電素子の歪み方向が測定管の長手方向とされ、測
定管の振動の腹に位置する部分に圧電素子の両端作動部
が取り付けられる。それにより測定管は腹の位置で圧電
素子により駆動されて振動する。
【0013】第3の発明においては、圧電素子の歪み方
向が測定管の長手方向とされ、測定管の振動の節に位置
する部分の近傍に圧電素子の作動部の一端が取り付けら
れるとともに他端が測定管の支持部側に固定される。そ
れにより測定管は節の位置の近傍で圧電素子により駆動
されて振動する。
【0014】第4の発明においては、圧電素子の歪み方
向が測定管の半径方向にされ、測定管の振動の節に位置
する部分の近傍に圧電素子の作動部の一端が取り付けら
れるとともに他端が測定管の支持部側に固定される。そ
れにより測定管は節の位置の近傍で圧電素子に駆動され
て振動する。
【0015】第5の発明においては、測定管が複数本平
行に配設され、圧電素子の歪み方向が測定管の半径方向
にされ、測定管の振動の節に位置する部分の近傍に圧電
素子の作動部の一端が取り付けられるとともに他端が他
の測定管の同位置に固定される。それにより測定管は節
の位置の近傍で圧電素子に駆動されて振動する。
【0016】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は第2の発明に係る第1の実施例の構成を示す
外観図である。図において、測定管11は直管により形
成され、その両端部がハウジング12,13により支持
され、中央の上下側面に圧電素子である積層セラミック
アクチュエータ14,15が取り付けられる。アクチュ
エータ14,15が取り付けられる測定管11の中央部
は測定管11が振動する際の腹にあたる位置である。
【0017】アクチュエータ14,15の具体的な取り
付けは、図13に示すように構成されている。測定管1
1に断面L形をした固定具16〜19が一体的に固定さ
れ、この固定具16,17および18,19の間にアク
チュエータ14,15が接合される。アクチュエータ1
4,15は電圧が印加されたときに測定管11の長手方
向に歪みを発生する方向に取り付けられる。歪みは、そ
の印加電圧の極性により、伸びる場合と縮む場合があ
る。
【0018】そこでアクチュエータ14,15の歪み方
向が互いに反対となるようにそれぞれ電圧を印加する
と、上部の固定具16,17が長手方向に拡げらると
き、下部の固定具18,19は狭められて、測定管11
は上方に撓む。また、印加電圧の極性を反転すると、歪
みが反転して測定管11は下方に撓む。このようにアク
チュエータ14,15を測定管11の共振周波数で交互
に伸縮させることで測定管11は上下交互に湾曲し振動
を発生する。
【0019】その結果、測定管11内を矢印方向へ流れ
る流体にコリオリ力が発生し、振動の位相が変形する。
それを図示しない速度センサ等で検出することにより、
流体の質量流量が測定される。なお、アクチュエータ1
4,15は、測定管11の上下いずれか片面に取り付け
るだけとすることも可能である。
【0020】図2は第2の発明に係る第2の実施例の構
成を示す外観図である。この実施例が第1の実施例と異
なる点は、第1の実施例における測定管11を複数本に
してそれぞれにアクチュエータを取り付けたことにあ
り、共通する部分には共通の番号を付して説明を省略す
る。この実施例では、例えば並行する2本の測定管11
を互いに反対の位相で振動させ、両者の相対速度を速度
センサ等で検出すると、測定管11が1本の場合に比べ
検出信号のゲインが2倍となる。
【0021】図3は第3の発明に係る第3の実施例の構
成を示す外観図である。この実施例が第2の発明の実施
例と異なる点は、アクチュエータの設置位置を、測定管
の両端がハウジングに支持される部分にしたことであ
る。すなわち、図において測定管21は直管により形成
され、その両端部がハウジング22,23により支持さ
れ、測定管21の両端の上下面に積層セラミックアクチ
ュエータ24〜27が取り付けられる。
【0022】アクチュエータ24〜27の具体的な取り
付けは、図14に示すように構成されている。断面L形
をした固定具28、29が測定管21に一体的に固定さ
れ、これら固定具28,29とハウジング22との間に
それぞれアクチュエータ24,25が接合される。アク
チュエータ24,25は電圧が印加されたときに測定管
21の長手方向に歪みを発生する方向に取り付けられ
る。ここでアクチュエータ24,25の歪み方向が互い
に反対となるようにそれぞれ電圧を印加すると、固定具
28,29はハウジング22に対し、一方は長手方向に
拡げられ、他方は狭められる。
【0023】このとき、ハウジング23側のアクチュエ
ータ26,27についても同じように電圧印加すると、
測定管21の上面と下面とでは相反する方向の力を受け
て一方の側に撓む。また、印加電圧の極性を反転する
と、歪みが反転して逆方向に撓む。このようにアクチュ
エータ24〜27をそれぞれ測定管21の共振周波数で
交互に伸縮させることで測定管21は上下交互に湾曲し
て振動を発生する。その結果、測定管21内を矢印方向
へ流れる流体にコリオリ力が発生し、振動の位相が変形
する。それを図示しない速度センサ等で検出することに
より、流体の質量流量が測定される。
【0024】この実施例では、湾曲して振動する測定管
21がハウジング22,23に支持される両端の節の部
分で、それぞれアクチュエータ24〜27により駆動さ
れることにより安定した振動が得られ、測定値が安定す
る。なお、アクチュエータ24〜27は測定管21の上
下いずれか一面だけに取り付けることも可能である。
【0025】図4は第3の発明に係る第4の実施例の構
成を示す外観図である。この実施例が第3の実施例と異
なる点は、第3の実施例における測定管21を複数本に
してそれぞれにアクチュエータを取り付けた点であり、
共通する部分には共通の番号を付して説明を省略する。
この実施例では、例えば並行する2本の測定管21を互
いに反対の位相で振動させ、両者の相対速度を速度セン
サ等で検出すると、測定管21が1本の場合に比べ検出
信号のゲインが2倍になる。
【0026】図5、図6は第3の発明に係る第5の実施
例の構成を示す外観図である。この実施例が第3の実施
例と異なる点は、測定管31をU字管にして、その両端
を同一のハウジング32により支持したものである。す
なわち、測定管31は図6に示されるように片持ち支持
される。この実施例では共通する部分には共通の番号を
付して説明を省略する。この実施例では、測定管31が
片持ち支持されているため、測定管31の中央部つまり
U字管の先端が自由となり、わずかな力でも振動が発生
する。それにより、測定管31が発生するコリオリ力に
敏感に反応し、検出精度が向上する。
【0027】図7は第4の発明に係る第6の実施例の構
成を示す外観図である。この実施例が第3の発明の実施
例と異なる点は、アクチュエータの歪み方向を測定管4
1の半径方向としたことである。すなわち、図において
測定管41は直管により形成され、その両端部がハウジ
ング42により支持され、測定管41の両端の下面に積
層セラミックアクチュエータ43,44がそれぞれ取り
付けられる。
【0028】アクチュエータ43,44の具体的な取り
付けは、図15に示すように構成されている。測定管4
1の端部には固定リング45が嵌合され、アクチュエー
タ43の上端がこの固定リング45に接合され、下端が
固定板46を介してハウジング42に接合されている。
アクチュエータ43は電圧が印加されると、測定管41
の半径方向に歪みを発生する。
【0029】ここでアクチュエータ43が伸びるように
電圧を印加すると、下端をハウジング42に支持されて
いるため、アクチュエータ43は固定リング45を上方
へ押し上げようとする。このとき、ハウジング42の反
対側、すなわち測定管41の他端部に支持されたアクチ
ュエータ44についても同じように電圧印加すると、測
定管41は両端で上方へ押し上げられて、上方へ撓む。
【0030】また、印加電圧の極性を反転すると、歪み
が反転して下方向に撓む。それにより、アクチュエータ
43,44をそれぞれ測定管41の共振周波数で交互に
伸縮させることで測定管41は上下交互に湾曲して振動
を発生する。その結果、測定管41内を矢印方向へ流れ
る流体にコリオリ力が発生し、振動の位相が変形する。
それを図示しない速度センサ等で検出することにより、
流体の質量流量が測定される。この実施例では、湾曲し
て振動する測定管41がハウジング42に支持される両
端の節の部分で、それぞれアクチュエータ43,44に
駆動されて安定した振動が得られ、測定値が安定する。
【0031】図8、図9は第4の発明に係る第7の実施
例の構成を示す外観図である。この実施例が第6の実施
例と異なる点は、測定管51をU字管にして、その両端
を同一のハウジング52により支持したものである。す
なわち、測定管51は図9に示されるように片持ち支持
される。測定管51の両端の下面とハウジング52の間
に積層セラミックアクチュエータ53,54が第6の実
施例と同様にして取り付けられる。この実施例では、測
定管51が片持ち支持されているため、測定管51の中
央部つまりU字管の先端が自由となり、わずかな力でも
振動が発生する。それにより、測定管51は発生するコ
リオリ力に敏感に反応し、検出精度が向上する。
【0032】図10は第5の発明に係る第8の実施例の
構成を示す外観図である。この実施例が第4の発明の実
施例と異なる点は、測定管を複数本配設し、アクチュエ
ータを測定管と測定管の間に設置したことである。すな
わち、図に示すように、2本に分流された測定管61,
62は両端をハウジング63,64に支持されて平行に
配設されるとともに、両端で測定管61,62の間に積
層セラミックアクチュエータ65,66がそれぞれ接合
される。
【0033】アクチュエータ65,66の具体的な取り
付けは、図16に示すように構成されている。測定管6
1,62の端部にはそれぞれ固定リング69,70が嵌
合され、その間にアクチュエータ65が接合されてい
る。アクチュエータ65は電圧が印加されると、測定管
61,62の半径方向に歪みを発生する。ここでアクチ
ュエータ65が伸びるように電圧を印加すると、測定管
61は押し上げられ、測定管62は押し下げられる。こ
のとき、ハウジング64側のアクチュエータ66につい
ても同じように電圧印加すると、測定管61は上方へ、
測定管62は下方へそれぞれ撓む。すなわち、測定管6
1と測定管62との間が拡がる。
【0034】また、印加電圧の極性を反転すると、歪み
が反転して、測定管61は下方へ、測定管62は下方へ
それぞれ撓み、測定管61と測定管62との間が狭ま
る。それにより、アクチュエータ65,66をそれぞれ
測定管61,62の共振周波数で交互に伸縮させること
で測定管61,62は上下に開閉動作をして振動を発生
する。その結果、測定管61,62内を矢印方向へ流れ
る流体にコリオリ力が発生し、振動の位相が変形する。
それを図示しない速度センサ等で検出することにより、
流体の質量流量が測定される。なお、図中の67,68
はフローデバイダである。
【0035】この実施例では、湾曲して振動する測定管
61,62がハウジング63,64に支持される両端の
節の部分でそれぞれアクチュエータ65,66に駆動さ
れて安定した振動が得られ測定値が安定する。同時に、
両者の相対速度を速度センサ等で検出すると、測定管が
1本の場合に比べ検出信号のゲインが2倍となる。
【0036】図11,図12は第5の発明に係る第9の
実施例の構成を示す外観図である。この実施例が第8の
実施例と異なる点は、測定管をU字管にして、その両端
を同一のハウジング73により支持したものである。す
なわち、測定管71,72は図12に示されるように片
持ち支持される。
【0037】この実施例では、測定管71,72が片持
ち支持されているため、測定管71,72の中央部つま
りU字管の先端が自由となり、わずかな力でも振動が発
生する。それにより、測定管71,72は、発生するコ
リオリ力に敏感に反応し、検出精度が向上する。以上の
各実施例は、測定管に振動を発生させるため積層セラミ
ックアクチュエータを用いたが、圧電効果のある素子で
あれば他のものでも使用可能である。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
振動発生手段として圧電素子を用いたことにより、圧電
素子に駆動されて測定管が振動し、測定管内を流れる流
体にコリオリ力が発生する。それにより、従来の磁石と
コイルからなるドライバーに比べ、消費電流が少なくな
る。
【0039】第2の発明によれば、測定管を直管とする
とともに、圧電素子の歪み方向を測定管の長手方向と
し、測定管の振動の腹に位置する部分に圧電素子の両端
作動部を取り付ける。それにより、測定管は腹の位置で
圧電素子により駆動され、効率良く振動する。
【0040】第3の発明によれば、圧電素子の歪み方向
を測定管の長手方向とし、測定管の振動の節に位置する
部分の近傍に圧電素子の作動部の一端を取り付けるとと
もに他端を測定管の支持部側に固定する。それにより測
定管は振幅の小さい節の位置の近傍で圧電素子により駆
動されて安定した振動が得られる。
【0041】第4の発明によれば、圧電素子の歪み方向
を測定管の半径方向とし、測定管の振動の節に位置する
部分の近傍に圧電素子の作動部の一端を取り付けるとと
もに他端を測定管の支持部側に固定する。それにより測
定管は振幅の小さい節の位置の近傍で圧電素子により駆
動されて安定した振動が得られる。
【0042】第5の発明によれば、測定管を複数本平行
に配設し、圧電素子の歪み方向を測定管の半径方向と
し、測定管の振動の節に位置する部分の近傍に圧電素子
の作動部の一端を取り付けるとともに他端を他の測定管
の同位置に固定する。それにより測定管は振幅の小さい
節の位置の近傍で圧電素子により駆動されて安定した振
動が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2の発明に係る第1の実施例の構成を示す外
観図である。
【図2】第2の発明に係る第2の実施例の構成を示す外
観図である。
【図3】第3の発明に係る第3の実施例の構成を示す外
観図である。
【図4】第3の発明に係る第4の実施例の構成を示す外
観図である。
【図5】第3の発明に係る第5の実施例の構成を示す外
観図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】第4の発明に係る第6の実施例の構成を示す外
観図である。
【図8】第4の発明に係る第7の実施例の構成を示す外
観図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】第5の発明に係る第8の実施例の構成を示す
外観図である。
【図11】第5の発明に係る第9の実施例の構成を示す
外観図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】図1の要部の拡大図である。
【図14】図3の要部の拡大図である。
【図15】図7の要部の拡大図である。
【図16】図10の要部の拡大図である。
【図17】従来例の外観斜視図である。
【符号の説明】
11 測定管 12,13 ハウジング 14,15 積層セラミックアクチュエータ 16〜19 固定具 21 測定管 22,23 ハウジング 24〜27 積層セラミックアクチュエータ 28,29 固定具 31 測定管 32 ハウジング 41 測定管 42 ハウジング 43,44 積層セラミックアクチュエータ 45 固定リング 46 固定板 51 測定管 52 ハウジング 53,54 積層セラミックアクチュエータ 61,62 測定管 63,64 ハウジング 65,66 積層セラミックアクチュエータ 69,70 固定リング 71,72 測定管 73 ハウジング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動する測定管内を流れる流体に発生す
    るコリオリ力を利用して質量流量を測定する質量流量計
    において、振動発生手段として圧電素子を用いたことを
    特徴とする質量流量計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の質量流量計において、測
    定管を直管とし、圧電素子の歪み方向を測定管の長手方
    向とし、測定管の振動の腹に位置する部分に圧電素子の
    両端作動部を取り付けたことを特徴とする質量流量計。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の質量流量計において、圧
    電素子の歪み方向を測定管の長手方向とし、測定管の振
    動の節に位置する部分の近傍に圧電素子の作動部の一端
    を取り付けるとともに他端を測定管の支持部側に固定し
    たことを特徴とする質量流量計。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の質量流量計において、圧
    電素子の歪み方向を測定管の半径方向とし、測定管の振
    動の節に位置する部分の近傍に圧電素子の作動部の一端
    を取り付けるとともに他端を測定管の支持部側に固定し
    たことを特徴とする質量流量計。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の質量流量計において、測
    定管を複数本平行に配設し、圧電素子の歪み方向を測定
    管の半径方向とし、測定管の振動の節に位置する部分の
    近傍に圧電素子の作動部の一端を取り付けるとともに他
    端を他の測定管の同位置に固定したことを特徴とする質
    量流量計。
JP22211392A 1992-07-28 1992-07-28 質量流量計 Withdrawn JPH0650784A (ja)

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Cited By (4)

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