JP2008208917A - エンジンマウント - Google Patents

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Abstract

【課題】防振性能及び耐久性を良好に保持しつつ、接着処理の工数を削減し得て全体の製造工数を少なくし得るとともに、ゴム弾性体の加硫の際の1成形型あたりの取り個数を増大し得、全体としてコストを効果的に低減することのできるエンジンマウントを提供する。
【解決手段】エンジンマウント10において、インナ金具12とゴム弾性体16とで予備組付体18を構成するとともに、アウタ金具14を逆カップ状部48を有する第1金具40とプレート状の第2金具42との分割構造とし、収容室45にゴム弾性体16をインナ部材12の押圧作用部20とともに収容した状態で、ゴム支持脚30から延び出した鍔状部38をアウタ金具14にて圧縮状態に挟圧し固定するようになす。
【選択図】 図2

Description

この発明はゴム弾性体の弾性変形に基づいてエンジンを防振支持するエンジンマウントに関する。
従来、自動車のエンジンをゴム弾性体の弾性変形に基づいて防振支持するエンジンマウントとして図6,図7に示すものが用いられている。
これらの図において200はエンジンマウントで、エンジン側に取付固定される上取付金具202と、車体側に取付固定される下取付金具204と、それらを連結する状態に間に介在させられたゴム弾性体206とを有している。
上取付金具202は、プレート金具207とこれから起立状態に突き出した締結ボルト(軸部)208とを有しており、その締結ボルト208においてエンジン側に締結される。
一方、下取付金具204は全体がプレート状の金具からなっており、図6(B)に示すように一対の舌片状の固定部210を有していて、それぞれに固定孔212が備えられ、各固定孔212において車体側に取付固定される。
ゴム弾性体206は、それら上取付金具202及び下取付金具204に加硫接着により固着されている。
ゴム弾性体206は、エンジンの荷重を受けこれを弾性支持する本体ゴム部としてのブロック状の支持ゴム部214と、一対のゴムストッパ部216,218を有している。
図中216A,218Aはバウンド時にストッパ作用をなすバウンド側のゴムストッパ部を、216Bはリバウンド時にストッパ作用をなすリバウンド側のゴムストッパ部を表している。
上記下取付金具204は、互いに逆向きに延び出した一対のアーム220,222を一体に有しており、それらアーム220,222にゴムストッパ部216,218が加硫接着にて一体に固着されている。
尚支持ゴム部214とゴムストッパ部216,218とはゴム膜を介して連続し、互いに繋がっている。
224は逆カップ状をなすストッパ金具であって貫通の嵌込孔226を有しており、その嵌込孔226が締結ボルト208に嵌め込まれ、上取付金具202に組み付けられている。
このストッパ金具224は、ゴム弾性体206を取り囲む周壁部を有しており、その一部がゴムストッパ部216,218に対向するストッパ228,230とされている。
尚図6,図7(A)はエンジンマウント200を車両への取付け前の状態で表しており、図7(B)は、角度θで傾斜して車両に取り付けられ、エンジンの荷重を支持した状態で表している。
しかしながらこのエンジンマウント200の場合、エンジン側及び車体側への取付けのための上取付金具202及び下取付金具204の他に、逆カップ状をなすストッパ金具224を必要とし、またストッパ金具224の組付けのための工程も必要となる。
またこのエンジンマウント200にあっては、上取付金具202の外に、下取付金具204に対するゴム弾性体206の加硫接着のための接着処理も必要となる。
この接着処理は下取付金具204を予め脱脂洗浄し、これを乾燥した上で接着剤の塗布処理及びその後の乾燥処理が必要であり、しかも通常は複数種類の接着剤を塗布する必要があって、各接着剤を塗布処理するごとにその塗布後の乾燥処理が必要であり、多くの工程を要する面倒な処理となる。
そしてストッパ金具224の組付けのための工程、及び下取付金具204に対する接着剤の塗布処理の工程を必要とすることからエンジンマウント200の製造のための全体の工数が多くなり、このことがエンジンマウント200のコストを押し上げる要因となっていた。
またこのエンジンマウント200にあっては、上取付金具202,下取付金具204及びゴム弾性体206からなる加硫品が大型のものとなり、加硫に際して1つの成形型での取り個数が必然的に少なくなり、このこともまたエンジンマウント200のコストを増大させる要因となっていた。
尚、本発明に対する先行技術として下記特許文献1,特許文献2に開示されたものがある。
これらはエンジンマウントとして用いられる筒形マウントに関するもので、インナ部材に対してゴム弾性体を予め一体に加硫しておいてこれを予備組付体と成し、そしてそのゴム弾性体を取付部材にて構成した分割構造のアウタ部材にて、即ち一対の分割体でゴム弾性体を挟み込んでマウント組付体となすものであるが、その構成において本発明とは異なったものである。
更に下記特許文献3には、アウタ部材を2分割して各分割体にてゴム弾性体を挟み込むようになしたものが開示されている。
しかしながらこの特許文献3に開示のものも、その構成において本発明と異なったものである。
特開2005−163976号公報 特開平6−264968号公報 特開2003−202053号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、防振性能及び耐久性を良好に保持しつつ、従来のストッパ金具を不要となし得、また接着処理の工数も削減し得て全体の製造工数を少なくし得るとともに、ゴム弾性体の加硫の際の1成形型あたりの取り個数を増大し得、全体としてコストを効果的に低減することのできるエンジンマウントを提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、エンジン側又は車体側の一方への取付部材としての剛性のインナ部材と、他方への取付部材としての剛性のアウタ部材と、それらインナ部材とアウタ部材とを連結する状態に間に介在せしめられたゴム弾性体とを有するエンジンマウントであって、前記インナ部材は、扁平な板状をなす押圧作用部と、該押圧作用部から突き出した軸部とを有していて、該押圧作用部に固着された前記ゴム弾性体とともに予備組付体を構成しており、該ゴム弾性体は、該押圧作用部に対し該軸部とは反対側に設けられた、エンジン荷重を弾性支持する、断面形状が該押圧作用部から反対方向に略V字状に拡いた形状のテーパ筒状のゴム支持脚と、該押圧作用部に対して該軸部と同じ側に設けられたリバウンド側の第1ゴムストッパ部と、を有しているとともに、該ゴム支持脚の大径側の端部の外周面から、該外周面に沿って環状をなす鍔状部が径方向外方に突出しており、前記アウタ部材は、(イ)筒状の周壁部と該周壁部の前記軸部側の一端の径方向内方向きの内フランジ部とで形成される、概略逆カップ状をなす逆カップ状部及び該逆カップ状部の前記内フランジ部とは反対端の径方向外向きの外フランジ部を備えた第1部材と、(ロ)該逆カップ状部の前記外フランジ部側の開口を蓋するプレート状の第2部材とを有していて、該逆カップ状部の内側の収容室に前記ゴム弾性体を前記インナ部材の押圧作用部とともに収容した状態で、該ゴム弾性体の前記鍔状部を該第1部材の外フランジ部と該第2部材とで圧縮状態に挟圧して固定するとともに、前記内フランジ部を、前記リバウンド側の第1ゴムストッパ部に対向するリバウンド側ストッパとするものとなしてあり、且つ前記外フランジ部は、前記第2部材から離れる方向に凹曲する凹曲部が周方向に環状に設けてあって、該凹曲部の内面側に第1係合凹部を有する一方、前記ゴム弾性体の鍔状部は、対応する位置に該第1係合凹部に向って突出し、該第1係合凹部を充填する状態に該第1係合凹部に嵌り合う係合凸部が環状に設けてあって、該係合凸部が該凹曲部と前記第2部材とにより圧縮状態に挟圧されるものとなしてあることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記ゴム弾性体は、前記押圧作用部の外周面に設けられた車両の左右及び前後方向の第2ゴムストッパ部を有していることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記逆カップ状部の周壁部が円筒状に、前記押圧作用部が円形状にそれぞれ形成されており、該押圧作用部の外周面に沿って前記第2ゴムストッパ部が円環状に設けてあることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記外フランジ部は、前記凹曲部に隣接した径方向の内側部位が該凹曲部に連続して前記第2部材側に向って突出する環状の凸曲部となしてあるとともに、前記鍔状部は、前記係合凸部に隣接した径方向の内側部位が前記第2部材側に部分的に凹陥した形状の環状の第2係合凹部となしてあって、該凸曲部が該第2係合凹部に喰い込む状態に嵌り込み、前記鍔状部を前記第2部材とともに挟圧するものとなしてあることを特徴とする。
請求項5のものは、請求項4において、前記鍔状部の前記第2部材側の面には、前記第2係合凹部の形成位置において該第2部材側に突出する環状の突起部が設けてあり、前記凸曲部と第2部材とによる挟圧により該突起部が該第2部材に押し付けられて圧縮変形するものとなしてあることを特徴とする。
請求項6のものは、請求項1〜5の何れかにおいて、前記ゴム支持脚の前記鍔状部の径方向内側部分の外周面には、該ゴム支持脚から径方向外方に突出して前記逆カップ状部の周壁部の内面に圧入されて嵌合し、該周壁部に対し径方向に当接する環状の当接部が設けてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、ゴム弾性体の加硫時にゴム弾性体をインナ部材と一体に固着して予備組付体を構成し、そして取付部材をなすアウタ部材を第1部材と第2部材との分割構造として、それらによりゴム弾性体のゴム支持脚から径方向外方に突出した環状の鍔状部を圧縮状態に挟み込み固定するようになしたものである。
本発明のエンジンマウントにあっては、アウタ部材が図6及び図7に示した従来のエンジンマウントの逆カップ状のストッパ金具としての働きをなすことから、このようなストッパ金具を別途に必要とせず、またその組付けのための工数も削減することができる。
またゴム弾性体とアウタ部材とは、加硫接着によらないでアウタ部材によるゴム弾性体、詳しくはゴム弾性体の鍔状部に対する挟み込みによって強固に連結された状態となるから、一方の取付部材であるアウタ部材に対する接着処理を不要となし得、接着処理のための工程を削減することができる。
これによりエンジンマウントの全体の製造工程数を少なくし得て、エンジンマウント製造のコストを低減することができる。
また本発明では予備組付体、即ちゴム弾性体の鍔状部をアウタ部材にて挟み込むだけで、予備組付体とアウタ部材との固定を行うことができるため、予備組付体とアウタ部材との組付自体も簡単に行うことができる。
更に本発明では、ゴム弾性体の加硫時にアウタ部材に対する固着は必要でなく、インナ部材に対してだけ固着しておけば良いので加硫品(予備組付体)がコンパクトとなり、従ってゴム弾性体加硫時の成形型1個あたりの加硫品の取り個数を多くし得て、生産性を高めることができるとともに、エンジンマウントのコスト低減に寄与することができる。
ところで、ゴム弾性体とアウタ部材とを固定するに際し、ゴム弾性体のゴム支持脚の一部をアウタ部材の第1部材と第2部材とで挟み込み固定するといったことも考えられる。
しかしながらゴム支持脚は防振作用の主体をなす部分であり、かかるゴム支持脚の一部を圧縮状態に挟み込んでしまうと、ゴム支持脚のばね特性が硬くなってしまい、また挟み込んだ部分が拘束された状態となって、外部から入力が加わったときにゴム支持脚の変形の自由度が損なわれ、それらによってゴム支持脚による防振性能が悪化してしまう。
またゴム支持脚の一部を圧縮状態に挟み込んでしまうと、ゴム支持脚に常時歪みが加わった状態となり、ゴム支持脚に対し繰り返し荷重が入力されると、局部的に大きな歪みの生じている部位から亀裂が発生且つ成長し易く、このことがエンジンマウントの耐久性を低下させてしまう要因となる。
しかるに本発明では、防振作用を行わない鍔状部をゴム支持脚から径方向外方に延び出させて、この鍔状部をアウタ部材にて圧縮状態に挟み込み固定するようになしていることから、上記のような不具合を生じず、ゴム弾性体即ちエンジンマウントにおける良好なばね特性、即ち防振性能と耐久性とを確保することが可能となる。
本発明は、アウタ部材における第1部材の外フランジ部に凹曲部を設けて、その内面側に第1係合凹部を形成し、また一方ゴム弾性体の鍔状部の対応する位置に、第1係合凹部を充填する状態に第1係合凹部に嵌り合う係合凸部を環状に設けて、これを第1部材の凹曲部と第2部材とで圧縮状態に挟圧するようになしている点を他の特徴としている。
第1係合凹部を充填する状態に第1部材の凹曲部と第2部材とで圧縮状態に挟まれた係合凸部は、第1係合凹部内で変形の自由度がなく、剛体に近いものとなる。
従ってこの係合凸部を挟み込み固定することで、その挟込み部分を剛固定状態に近い状態で固定でき、固定力を高強度となすことができる。
しかも第1係合凹部と係合凸部とは互いに嵌り合って物理的に係合した状態となるため、長期の間に係合凸部が応力緩和によるへたりを生じた場合であっても、その物理的な係合力によってアウタ部材とゴム弾性体の鍔状部との強固な固定を保持することができる。
即ち本発明によれば、ゴム弾性体の鍔状部をアウタ部材に対する非接着の固定部となしているにも拘らず、固定部としての鍔状部が外力によってアウタ部材に対しガタツキを生じたり、位置ずれしたりするのを良好に防止することができる。
本発明では、インナ部材における上記の押圧作用部の外周面に、車両の左右及び前後方向の第2ゴムストッパ部を設けておくことができる(請求項2)。
この場合、第2ゴムストッパ部はアウタ部材における周壁部をストッパとして、そこに当接することによりストッパ作用をなす。
この請求項2によれば、車両の左右及び前後方向のストッパ機能もエンジンマウントに付与することができる。
従ってこの請求項2によれば、左右及び前後方向のストッパ機能をエンジンマウントに付与するために、別途のストッパ部材を付加することを要しない。
この場合において、逆カップ状部の周壁部を円筒状となしておくとともに、押圧作用部を円形状となし、その押圧作用部の外周面に沿って第2ゴムストッパ部を円環状に設けておくことができる(請求項3)。
このようにしておけば、車両の前後,左右のみならず横方向のあらゆる方向にストッパ機能を持たせることができ、加えてこの請求項3によれば、ゴム弾性体とインナ部材とを有する予備組付体とアウタ部材とを組み付けるに際し、アウタ部材に対するインナ部材の回転方向(周方向)の組付位置を任意の位置となすことが可能となる利点が得られる。
この場合において、リバウンド側の第1ゴムストッパ部もまた、円環状に設けておくことができる。
このようにしておけば、リバウンドの際のストッパ作用を安定して行わせることができる。
次に請求項4は、第1部材における外フランジ部を、上記凹曲部に隣接した径方向の内側部位を、凹曲部に連続して第2部材側に向って突出する環状の凸曲部となすとともに、ゴム弾性体における鍔状部を、上記係合凸部に隣接した径方向の内側部位を、第2部材側に部分的に凹陥した形状の環状の第2係合凹部となし、凸曲部を第2係合凹部に喰い込む状態に嵌め込み、鍔状部をその凸曲部と第2部材とで圧縮状態に挟圧するようになしたもので、この請求項4によれば、鍔状部に対する固定力を更に高強度となすことができる。
請求項5は、その鍔状部の第2部材側の面に、上記の第2係合凹部の形成位置において、第2部材側に突出する環状の突起部を設け、凸曲部と第2部材とによる挟圧により、その突起部を第2部材に対し圧縮変形状態に押し付けるようになしたもので、この請求項5によれば、鍔状部に対する固定力を更に高めることができる。
この場合において、その突起部の径方向外側の付根と内側の付根とに、突起部に沿って周方向に延びる環状の溝を設けておくことができる。
このようにすれば、突起部の圧縮変形を容易として、突起部の圧縮変形による固定力をより効果的に高めることができる。
次に請求項6は、ゴム支持脚の大径側の部分の外周面から径方向外方に突出して、逆カップ状部の周壁部の内面に圧入により嵌合し、周壁部に対し径方向に当接する環状の当接部を設けたものである。
この請求項6によれば、ゴム支持脚に荷重が入力してゴム支持脚の大径側の部分に径方向内方或いは周方向の引張力が働いた場合であっても、その引張力がアウタ部材にて挟み込まれた鍔状部に入力するのを当接部が妨げ、鍔状部がアウタ部材に対し引抜方向或いは周方向に位置ずれするのを防止することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1〜図3において、10は図に示す上下方向向きで車両に取り付けられ、エンジンを弾性支持する本実施形態のエンジンマウントで、エンジン側への取付部材を兼ねたインナ金具(インナ部材)12と、車体側への取付部材を兼ねたアウタ金具(アウタ部材)14と、それらを連結する状態に間に介在させられたゴム弾性体16とを有している。
ここでゴム弾性体16とインナ金具12とは、ゴム弾性体16の加硫時に加硫接着により一体に固着され、図4に示す予備組付体18を構成している。
インナ金具12は、押圧作用部20と、これから図中上向きに起立する状態に突き出した締結ボルト(軸部)22とを有しており、その締結ボルト22においてエンジン側に締結されるようになっている。
ここで押圧作用部20は、平面形状が円形状をなす板状の金具からなっている。
押圧作用部20には、中心部に円形の固定孔24が設けられており、そこに締結ボルト22の円形の固定部が圧入固定されている。
その固定部には外周面に沿ってセレーション部26が設けてあり、このセレーション部26が固定孔24の内周面に喰い込んでいる。
尚、締結ボルト22は押圧作用部20の下側に厚肉且つ大径の頭部28を有しており、この頭部28がゴム弾性体16内部に埋まり込んでいる。
ゴム弾性体16は、押圧作用部20の下側に、エンジン荷重を弾性支持する、断面形状が押圧作用部20から図中下向きに略V字状に拡いた形状のテーパ筒状のゴム支持脚30を有し、また押圧作用部20の上側に、リバウンド側の第1ゴムストッパ部32を有している。
また押圧作用部20の外周面に沿って、車両の前後,左右方向を含む横方向にストッパ作用をなす第2ゴムストッパ部34を有している。
ここで第1ゴムストッパ部32は押圧作用部20の外周部に沿って円環状に設けられており、また第2ゴムストッパ部34は押圧作用部20の外周面に沿って、同じく円環状に設けられている。
尚、ゴム弾性体16は締結ボルト22の頭部28の下側に、ゴム支持脚16の上端側を連結するゴム層36が図中上下方向に一定の肉厚で設けられている。
またゴム弾性体16には、ゴム支持脚30の下端部即ち大径側の端部の外周面から径方向外方に突出する、ゴム支持脚30の外周面に沿って環状をなす鍔状部38が設けられている。
上記アウタ金具14は、逆カップ状部48を有する図中上側の第1金具(第1部材)40と、逆カップ状部48の下端の開口を蓋するプレート状の第2金具(第2部材)42とから成っている。
上側の第1金具40は、ゴム支持脚30を取り囲む円筒状の周壁部44とその上端の径方向内向きの内フランジ部46とで形成される、概略逆カップ状をなす逆カップ状部48を備えており、また内フランジ部46とは反対の図中下端に、径方向外向きの外フランジ部50を備えている。
この外フランジ部50からは、舌片状をなす一対の固定部52が連続して延び出しており、この固定部52と第2金具42の固定部54とが、固定孔56において締結具にて互いに締結され且つ車体側に固定されるようになっている。
ここでアウタ金具14は、第1金具40と第2金具42とで、逆カップ状部48の内側に収容室45を形成しており、その収容室45にゴム弾性体16、詳しくは鍔状部38を除いた部分が収容されている。
図4にも示しているようにアウタ金具14における第1金具40の上記の外フランジ部50には、図中上向き即ち第2金具42から離れる方向に、断面逆U字状に回曲する形状で凹曲する凹曲部58が、逆カップ状部48周りに円環状に設けてあり、その凹曲部58の内面側に係合凹部(第1係合凹部)60が形成されている。
一方、ゴム弾性体16における鍔状部38には、対応する位置において係合凹部60に向って突出し、係合凹部60を充填する状態に係合凹部60に嵌り合う係合凸部62が、逆カップ状部48周りに円環状に設けてあり、かかる係合凸部62が、凹曲部58と第2金具42とによって図中上下方向に圧縮状態に挟圧され、アウタ金具14に固定状態とされている。
ここで係合凸部62は、図5に示しているように自由形状状態で、その上端が係合凹部60の上端よりも高くなるように突出高さが定められており、その差分を圧縮代(締代)として、凹曲部58と第2金具42とにより圧縮弾性変形状態に挟圧されている。
第1金具40の外フランジ部50にはまた、この凹曲部58に隣接した径方向の内側部位が、凹曲部58に連続して図中下向き、即ち第2金具42側に向って断面U字状に回曲した凸曲部64とされている。
一方ゴム弾性体16の鍔状部38は、係合凸部62に隣接した径方向の内側部位が図中下向き、即ち第2金具42側に部分的に凹陥した形状の円環状の係合凹部(第2係合凹部)66とされていて、そこに凸曲部64が喰い込む状態に嵌り込み、鍔状部38を第2金具42とともに圧縮状態に挟圧している。
即ち鍔状部38は、この凸曲部64と第2金具42とによっても上下方向に挟み付けられ固定されている。
図4に示しているように、鍔状部38にはその下面且つ係合凹部64の下側位置に、突起部70が円環状に下向きに突出形成されている。
この突起部70の図中左右のそれぞれの付根には、突起部70に沿って円環状に小溝72が形成されている。
この突起部70は凸曲部64と第2金具42とによる挟圧により、第2金具42に押し付けられて圧縮変形する。
この実施形態では、ゴム支持脚30の下部の外周面から径方向外方に突出して、逆カップ状部48の周壁部44の内面に圧入嵌合し、周壁部44に対し径方向に当接する環状の当接部74が設けられている。
尚、当接部74は自由形状における外径が逆カップ状部48の周壁部44の内径よりもわずかに大径とされており、圧入嵌合状態で当接部74が僅かに径方向に予圧縮されている。
図3及び図4はエンジンマウント10を上下に分解した状態を表しており、図から明らかなようにエンジンマウント10は、予備組付体18のゴム弾性体16を逆カップ状部48の内部に収容するようにして、アウタ金具14の第1金具40と第2金具42とを重ね合わせ、このとき第1金具40の外フランジ部50と第2金具42とでゴム弾性体16の鍔状部38を挟み込み、固定することによって、予備組付体18とアウタ金具14とを連結状態に組み付けることができる。
即ちこの実施形態のエンジンマウント10は、単に第1金具40と第2金具42とで鍔状部38を挟み込むだけで、組付けを行うことができる。
図2はこの組付状態を表したものであるが、図2に示す状態は未だエンジンの荷重がかかっていない状態である。
エンジンマウント10は、エンジン荷重をゴム支持脚30で下側から弾性的に支持し防振作用をなす。
またリバウンド側の第1ゴムストッパ部32は、リバウンド時において、リバウンド側のストッパをなす逆カップ状部48の内フランジ部46に当接して、リバウンド側の過度の変位を規制する。
また押圧作用部20の外周面周りに環状に形成された第2ゴムストッパ部34は、車両の左右及び前後方向を含む横方向の大荷重入力時に、逆カップ状部48の周壁部44をストッパとして、そこに当接することにより同方向の過度の変位を規制する。
尚、バウンド側の大荷重入力時には、ゴム支持脚30自体が押圧作用部20と第2金具42とで挟まれて圧縮変形し、バウンド側の過度の変位を規制する。
以上のような本実施形態によれば、エンジンマウント10における一方の取付部材としてのアウタ金具14が図6及び図7に示した従来のストッパ金具としての働きをなすことから、このようなストッパ金具を別途に必要とせず、またその組付けのための工数も削減することができる。
またゴム弾性体16とアウタ金具14とは加硫接着によらないで、アウタ金具による鍔状部38の挟み込みによって互いに強固に連結された状態となるから、一方の取付部材であるアウタ金具14に対する接着処理を不要となし得、その接着処理のための工程を削減することができる。
これによりエンジンマウント10の全体の製造工程数を少なくし得て、エンジンマウント製造のコストを低減することができる。
また鍔状部38をアウタ金具14にて挟み込むだけで、予備組付体18とアウタ金具14との固定を行うことができるため、予備組付体18とアウタ金具14との組付け自体も簡単に行うことができる。
更にゴム弾性体16の加硫時にアウタ金具14に対する固着は必要でなく、インナ金具12に対してだけ固着しておけば良いので予備組付体18がコンパクトとなり、従ってゴム弾性体加硫時の成形型1個あたりの加硫品の取り個数を多くし得て、生産性を高めることができるとともに、エンジンマウント10のコスト低減に寄与することができる。
また本実施形態では、防振作用を行わない鍔状部38を径方向外方に延び出させて、この鍔状部38をアウタ金具14にて圧縮状態に挟み込み固定するようになしていることから、ゴム支持脚30に常時歪みが生じた状態となり、ゴム支持脚30の局部的に大きな歪みの生じている部位からの亀裂が発生且つ成長し、このことがエンジンマウント10の耐久性を低下させてしまうといった不具合を生じず、ゴム弾性体16即ちエンジンマウント10における良好なばね特性、即ち防振性能と耐久性とを確保することが可能となる。
本実施形態では、アウタ金具14における第1金具40の外フランジ部に凹曲部58を設けてその内面側に係合凹部60を形成し、また鍔状部38の対応する位置に、係合凹部60を充填する状態にこれに嵌り合う係合凸部62を環状に設けて、これを凹曲部64と第2金具42とで圧縮状態に挟圧するようにしているため、かかる係合凸部62が係合凹部60内で変形の自由度のない剛体に近いものとなり、従ってこの係合凸部60を挟み込み固定することで、挟込み部分を剛固定状態に近い状態で固定でき、固定力を高強度となすことができる。
しかも係合凹部60と係合凸部62とは互いに嵌り合って物理的に係合した状態となるため、長期の間に係合凸部62が応力緩和によるへたりを生じた場合であっても、その物理的な係合力によってアウタ金具14とゴム弾性体16の鍔状部38との強固な固定を保持することができる。
また本実施形態によれば、上記の剛固定と物理的な係合力とにより、鍔状部38をアウタ金具14に対する非接着の固定部となしているにも拘らず、固定部としての鍔状部38が外力によってアウタ金具14に対しガタツキを生じたり、位置ずれしたりするのを良好に防止することができる。
更に本実施形態では左右及び前後方向のストッパ機能をエンジンマウント10が備えているため、同方向のストッパ機能のために別途のストッパ部材を付加する必要がない。
加えて本実施形態では、第2ゴムストッパ部34が押圧作用部20の外周面に沿って円環状に設けてあるため、車両の前後,左右のみならず横方向のあらゆる方向にストッパ機能を持つことができるとともに、予備組付体18とアウタ金具14とを組み付けるに際し、アウタ金具14に対するインナ金具12の回転方向の組付位置を任意の位置となすことができる。
またリバウンド側の第1ゴムストッパ部32も円環状に設けてあるため、リバウンドの際のストッパ作用を安定して行わせることができる。
本実施形態では、鍔状部38の第2金具42側の面に環状の突起部70を設け、凸曲部64と第2金具42とによる挟圧により、その突起部70を第2金具42に圧縮変形状態に押し付けるようになしていることから、鍔状部38に対する固定力を更に高めることができる。
その他に、本実施形態ではゴム支持脚30の下部から径方向に突出し、周壁部44に対して径方向に当接する環状の当接部74を設けていることから、ゴム支持脚30に荷重が入力して、ゴム支持脚30の下部に径方向内方或いは周方向の引張力が働いた場合であっても、その引張力が鍔状部38に入力するのを当接部74が妨げ、鍔状部38がアウタ金具14に対し引抜方向或いは周方向に位置ずれするのを防止することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば本発明は図2に示すエンジンマウント10を上下逆向きにし、アウタ金具14をエンジン側に、インナ金具12を車体側に固定するといったことも場合により可能である等、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態のエンジンマウントを組付状態で示す斜視図である。 同実施形態のエンジンマウントを組付状態で示す断面図である。 同実施形態のエンジンマウントを分解して示した斜視図である。 同実施形態のエンジンマウントを分解して示した断面図である。 同実施形態の要部の拡大図である。 従来のエンジンマウントの例を示す図である。 図6のエンジンマウントを車両取付け前と取付け後の各状態で示した断面図である。
符号の説明
10 エンジンマウント
12 インナ金具(インナ部材)
14 アウタ金具(アウタ部材)
16 ゴム弾性体
18 予備組付体
20 押圧作用部
30 ゴム支持脚
32 第1ゴムストッパ部
34 第2ゴムストッパ部
38 鍔状部
40 第1金具(第1部材)
44 第2金具(第2部材)
45 収容室
46 フランジ部
48 逆カップ状部
58 凹曲部
60 係合凹部(第1係合凹部)
62 係合凸部
66 係合凹部(第2係合凹部)
70 突起部
74 当接部

Claims (6)

  1. エンジン側又は車体側の一方への取付部材としての剛性のインナ部材と、他方への取付部材としての剛性のアウタ部材と、それらインナ部材とアウタ部材とを連結する状態に間に介在せしめられたゴム弾性体とを有するエンジンマウントであって
    前記インナ部材は、扁平な板状をなす押圧作用部と、該押圧作用部から突き出した軸部とを有していて、該押圧作用部に固着された前記ゴム弾性体とともに予備組付体を構成しており、
    該ゴム弾性体は、該押圧作用部に対し該軸部とは反対側に設けられた、エンジン荷重を弾性支持する、断面形状が該押圧作用部から反対方向に略V字状に拡いた形状のテーパ筒状のゴム支持脚と、該押圧作用部に対して該軸部と同じ側に設けられたリバウンド側の第1ゴムストッパ部と、を有しているとともに、該ゴム支持脚の大径側の端部の外周面から、該外周面に沿って環状をなす鍔状部が径方向外方に突出しており、
    前記アウタ部材は、(イ)筒状の周壁部と該周壁部の前記軸部側の一端の径方向内方向きの内フランジ部とで形成される、概略逆カップ状をなす逆カップ状部及び該逆カップ状部の前記内フランジ部とは反対端の径方向外向きの外フランジ部を備えた第1部材と、(ロ)該逆カップ状部の前記外フランジ部側の開口を蓋するプレート状の第2部材とを有していて、該逆カップ状部の内側の収容室に前記ゴム弾性体を前記インナ部材の押圧作用部とともに収容した状態で、該ゴム弾性体の前記鍔状部を該第1部材の外フランジ部と該第2部材とで圧縮状態に挟圧して固定するとともに、前記内フランジ部を、前記リバウンド側の第1ゴムストッパ部に対向するリバウンド側ストッパとするものとなしてあり、
    且つ前記外フランジ部は、前記第2部材から離れる方向に凹曲する凹曲部が周方向に環状に設けてあって、該凹曲部の内面側に第1係合凹部を有する一方、前記ゴム弾性体の鍔状部は、対応する位置に該第1係合凹部に向って突出し、該第1係合凹部を充填する状態に該第1係合凹部に嵌り合う係合凸部が環状に設けてあって、該係合凸部が該凹曲部と前記第2部材とにより圧縮状態に挟圧されるものとなしてあることを特徴とするエンジンマウント。
  2. 請求項1において、前記ゴム弾性体は、前記押圧作用部の外周面に設けられた車両の左右及び前後方向の第2ゴムストッパ部を有していることを特徴とするエンジンマウント。
  3. 請求項2において、前記逆カップ状部の周壁部が円筒状に、前記押圧作用部が円形状にそれぞれ形成されており、該押圧作用部の外周面に沿って前記第2ゴムストッパ部が円環状に設けてあることを特徴とするエンジンマウント。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記外フランジ部は、前記凹曲部に隣接した径方向の内側部位が該凹曲部に連続して前記第2部材側に向って突出する環状の凸曲部となしてあるとともに、
    前記鍔状部は、前記係合凸部に隣接した径方向の内側部位が前記第2部材側に部分的に凹陥した形状の環状の第2係合凹部となしてあって、該凸曲部が該第2係合凹部に喰い込む状態に嵌り込み、前記鍔状部を前記第2部材とともに挟圧するものとなしてあることを特徴とするエンジンマウント。
  5. 請求項4において、前記鍔状部の前記第2部材側の面には、前記第2係合凹部の形成位置において該第2部材側に突出する環状の突起部が設けてあり、前記凸曲部と第2部材とによる挟圧により該突起部が該第2部材に押し付けられて圧縮変形するものとなしてあることを特徴とするエンジンマウント。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記ゴム支持脚の前記鍔状部の径方向内側部分の外周面には、該ゴム支持脚から径方向外方に突出して前記逆カップ状部の周壁部の内面に圧入されて嵌合し、該周壁部に対し径方向に当接する環状の当接部が設けてあることを特徴とするエンジンマウント。
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