JP2008206863A - 縫製品と縫製用ミシン治具 - Google Patents

縫製品と縫製用ミシン治具 Download PDF

Info

Publication number
JP2008206863A
JP2008206863A JP2007048156A JP2007048156A JP2008206863A JP 2008206863 A JP2008206863 A JP 2008206863A JP 2007048156 A JP2007048156 A JP 2007048156A JP 2007048156 A JP2007048156 A JP 2007048156A JP 2008206863 A JP2008206863 A JP 2008206863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing
fabric
groove
stringer
slide fastener
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007048156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4736095B2 (ja
Inventor
Shiro Tanimoto
詩郎 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawashima Selkon Textiles Co Ltd
Original Assignee
Kawashima Selkon Textiles Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawashima Selkon Textiles Co Ltd filed Critical Kawashima Selkon Textiles Co Ltd
Priority to JP2007048156A priority Critical patent/JP4736095B2/ja
Publication of JP2008206863A publication Critical patent/JP2008206863A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4736095B2 publication Critical patent/JP4736095B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Slide Fasteners (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

【課題】端縁72が非対称形の曲線形状を成す一対の縫製生地27a・27bをスライドファスナーによって閉合し、その閉合箇所の曲線によって縫製品の美観を高める
【解決手段】非対称形の同一曲線形状を成す一対の縫製生地の端縁72aと端縁72bをスライドファスナー25を介して閉合する。スライドファスナーには、ベーステープ28がストリンガ26との接合箇所を境に折り返されて、ストリンガとベーステープが重なり合っており、噛合素子23がストリンガの先端からベーステープの外側に向けて突き出たスライドファスナーを使用する。スライドファスナーと縫製生地とは、重なり合って表裏するベーステープと縫製生地の間において、折り返されてストリンガへと続くベーステープの折り目33と折り返されて縫い代34へと続く縫製生地の折り目71を重ね合わせ、その重なり合う折り目33と折り目71の間でミシン糸目35によって縫合する。
【選択図】図6

Description

本発明は、織物や編物、不織布、天然皮革、人工皮革、合成皮革、プラスチックシート等(以下、これらを「縫製生地」と総称する。)の端縁にスライドファスナーを縫合し、縫製生地と縫製生地をスライドファスナーを介して閉合して仕上げられた縫製品、および、縫製生地の端縁にスライドファスナーを縫合する縫製ミシンの治具、より詳しく説明すると、スライドファスナーをミシン針の作用箇所において縫製生地を押さえる押圧片と、その押圧片へとスライドファスナーを導くためのファスナーホルダに関するものである。
普通のスライドファスナー10は、噛合素子23を外側に向け、「ムシ」と称されるストリンガ(stringer)26をベーステープ28の側縁に沿って固着して構成されている(図1参照)。その普通のスライドファスナー10とは異なり、ストリンガ26を係止するベーステープ28の側縁部が折り返されて二重になっており、その折り返されたベーステープの折返代にストリンガ26が固着され、ベーステープの折返代の折り目33から外側に向けてストリンガ26から噛合素子23が突出し、その折り目33の片側のベーステープ28の下にストリンガ26が覆われて露出しない隠しスライドファスナー25(図2参照)が知られている(例えば、特許文献1,2,3参照)。
特開2003−180411号公報 特開2003−210212号公報 特開2004−195046号公報
縫製生地の端縁部分には縫い代34が設けられ、その縫い代34を折り返し、その折り目71に沿って形成される折畳端縁72をストリンガ26に平行に揃え、縫い代34をベーステープ28に重ね合わせて、ミシン糸目35によってスライドファスナー25が縫製生地27に縫合される。
普通のスライドファスナー10では、縫い代34の幅を広く設定し、折畳端縁72が噛合素子23の上に重なるように縫い代34をミシン糸目35から突き出してベーステープ28に縫合するときは、その縫い代34によってストリンガ26を覆い隠すことが出来る(図1参照)。
スライドファスナーは、折畳端縁72が彎曲した縫製生地27に縫合することが出来る(図3・図4参照)。しかし、一対の縫製生地27a・27bの折畳端縁72a・72bが突き合わされて密着する非対称形の同一曲線形状を成す場合、それら一対の縫製生地27a・27bをスライドファスナーを介して閉合することは出来ない。
その理由は、次の通りである。
即ち、スライドファスナー25a・25bと縫製生地27a・27bを縫合するミシン糸目35a・35bは、ミシン針がストリンガ26a・26bに突き当らないように、ストリンガ26a・26bから離れた部分に縫い込まれている。一対の縫製生地27a・27bの折畳端縁72a・72bが非対称形の同一曲線形状を成す場合には、その曲線の曲率中心73から一方の縫製生地27aのミシン糸目35aに到る曲率半径Raと他方の縫製生地27bのミシン糸目35bに到る曲率半径Rbとの差ΔRに起因して、その一方の縫製生地27aに縫合されるスライドファスナー25aと他方の縫製生地27bに縫合されるスライドファスナー25bの長さの相違が生じる。そのスライドファスナーの長さの差に起因して、それらの噛合素子が噛み合わなくなるからである(図5参照)。
尚、一対の縫製生地27a・27bの折畳端縁72a・72bが互いに突き合わせることの出来ない対称形の同一曲線形状を成す場合、それらの縫製生地27a・27bに縫合されるスライドファスナー25a・25bの長さが同じになるので、閉合箇所36が隆起または窪むとしても、それらの噛合素子を噛み合わせることが出来る(図3と図4参照)。
このため、スライドファスナーは、折畳端縁72a・72bが対称形の同一曲線形状や直線形状を成す一対の縫製生地27a・27bを閉合する場合にだけ使用されている。
しかし、折畳端縁72a・72bが対称形を成す一対の縫製生地27a・27bの閉合箇所36は、一直線状になり、格別な美観を呈さず、縫製品のデザインの設計要素にはならず、寧ろ、縫製品のデザイン設計する上で障害となる。
そこで本発明は、折畳端縁72a・72bが非対称形の曲線形状を成す一対の縫製生地27a・27bをスライドファスナーによって閉合し、その閉合箇所の曲線形状によって縫製品の美観を高めることを目的とする。
本発明に係る縫製品は、(1) 縫い代34を縫製生地の端縁に平行に折り返して形成される折り目71に沿ってスライドファスナー25の縫合された一対の縫製生地27aと縫製生地27bが、その縫合されたスライドファスナー25を介して閉合されており、(2) そのスライドファスナー25のベーステープ28がストリンガ26との接合箇所を境目に折り返されて、ストリンガ26とベーステープ28が重なり合っており、(3)
噛合素子23が、ストリンガ26の先端からベーステープ28の折り目33の外側に向けて突き出ており、(4) ストリンガ26と縫製生地27の間において、ベーステープ28と縫製生地の縫い代34が重なり合ってミシン糸目35によって縫合され、ベーステープの折り目33と縫製生地の縫い代の折り目71が重なり合っており、(5) 一対の一方の縫製生地27aの縫い代の折り目71aの形成する折畳端縁72aと、他方の縫製生地27bの縫い代の折り目71bの形成する折畳端縁72bが、突き合わせたとき密着する非対称形の同一曲線形状を成しており、(6) スライドファスナーを介して閉合された一対の縫製生地27aと縫製生地27bの閉合箇所36において、同一曲線形状を成す一方の縫製生地27aの窪んだ折畳端縁72aと、他方の縫製生地27bの突き出た折畳端縁72bが向かい合わせになっていることを特徴とする。
本発明に係る縫製品の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、対を成す縫製生地27a・27bの折畳端縁72a・72bが、少なくとも1つの変曲点70を有する曲線形状を成している点にある。
本発明に係るファスナーホルダは、前記のベーステープがストリンガとの接合箇所を境目に折り返され、ストリンガとベーステープが重なり合っているスライドファスナーを、ベーステープの折り目33を縫製生地の縫い代の折り目71に重ね合わせて縫製生地の縫い代34に縫合するために、縫製用ミシンにおいてスライドファスナーをミシン針の作用箇所へと導くための治具であり、(1) 背面21から正面20に向けて連続し、底面11が開口12となる下向きの縦溝13と、その縦溝に交叉する方向に開口18が形成された横溝14が設けられており、その横溝の開口18と縦溝の開口12の間が開放されて続いているテープホルダ15と、(2) そのテープホルダ15を支持する支台16と、(3) その横溝の開口18から離れた位置において、下向きの縦溝の開口12を開閉する蓋17と具備し、(4) テープホルダの底面11の下側に、テープホルダの背面側21と正面側20の間において縫製生地27の通過し得る開放されたスペース19が設けられていることを第1の特徴とする。
本発明に係るファスナーホルダの第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、支台16が移動可能に台盤22に戴承されている点にある。
本発明に係る押圧片は、前記のベーステープがストリンガとの接合箇所を境目に折り返されて、ストリンガとベーステープが重なり合っているスライドファスナーを、ベーステープの折り目33を縫製生地の縫い代の折り目71に重ね合わせて縫製生地の縫い代34に縫合するために、縫製用ミシンのミシン針の作用箇所において縫製生地を押さえる治具であり、(1) スライドファスナーのストリンガが嵌合し、その嵌合するストリンガを縫製生地の通過する方向に導く案内溝32が、底面50に設けられており、(2) 案内溝の溝入口51の溝幅mが、案内溝の溝入口51と溝出口52の間の中間部分53における溝幅wよりも広くなっていることを第1の特徴とする。
本発明に係る押圧片の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、(1) 案内溝の中間部分53にミシン針の通過する貫通孔54が穿設されており、(2) その中間部分53において向き合う案内溝の溝壁56・57が、その中間部分53における案内溝の溝底55が貫通孔54から離れる方向に向けて、押圧片31の底面50に対して傾斜している点にある。
本発明に使用のスライドファスナー25は、ベーステープ28がストリンガ26との接合箇所を境目に折り返されて、ストリンガ26とベーステープ28が重なり合っており、噛合素子23が、ストリンガ26の先端からベーステープ28の折り目33の外側に向けて突き出た隠しスライドファスナーである(前記特許文献1〜3参照)。
そして本発明においては、ストリンガ26と縫製生地27の間において重なり合い、ミシン糸目35aによって縫合された縫製生地27aのベーステープの折り目33aと縫製縫製生地の縫い代の折り目71aと、ミシン糸目35bによって縫合された他の縫製生地27bのベーステープの折り目33bと縫製生地の縫い代の折り目71bが、それらの縫製縫製生地27a・27bに縫合されたスライドファスナー25a・25bの閉合箇所35において密着する(図7−4参照)。
このため、一対の縫製生地27a・27bの折畳端縁72a・72bが非対称形の同一曲線形状を成す場合でも、その曲線の曲率中心から一方の縫製生地27aのミシン糸目35aに到る曲率半径Raと他方の縫製生地27bのミシン糸目35bに到る曲率半径Rbの間に差ΔRは殆ど生じない(図6参照)。
特に、対を成す縫製生地27a・27bの折畳端縁72a・72bの曲線形状が変曲していると、その変曲点70の片側では、その一方の縫製生地27aの折畳端縁72aは他方の縫製生地27bの折畳端縁72bよりも長くなるが、その変曲点70を境とする反対側では、その一方の縫製生地27aの折畳端縁72aは他方の縫製生地27bの折畳端縁72bよりも短くなる。
従って、その一方の縫製生地27aに縫合されるスライドファスナー25aと、他方の縫製生地27bに縫合されるスライドファスナー25bとは同じ長さに揃う。
そして、縫製生地の縫い代の折り目71がミシン糸目35に沿って生じ、その折り目71が縫製生地の折畳端縁72となるので、一対のスライドファスナー25a・25bの噛合素子が噛み合う。
このため、非対称形の同一曲線形状を成す一対の縫製生地27a・27bの折畳端縁72a・72bが、スライドファスナー25a・25bを介して閉合されることになる。
その閉合箇所36では、非対称形の同一曲線形状を成す一対の縫製生地27a・27bの折畳端縁72a・72bが突き合わされている。
そのため、その折畳端縁72a・72bの形状に応じた非対称形の同一曲線形状の凹溝が縫製生地の表面に描出されることになる。そして、その凹溝の溝底にストリンガ26やベーステープ28が露顕することがない。従って、その凹溝の曲線によって縫製品に所要のデザインを表現することが可能になる。
本発明のファスナーホルダでは、蓋17が、横溝の開口18から離れた位置において縦溝の開口12を開閉する。その縦溝13の開口12の開放状態においては、ベーステープ28を横溝14に自由に嵌め込むことが出来、そのベーステープ28が横溝14に嵌め込まれた状態においてストリンガ26を縦溝13に嵌め込むことも出来る(図8と図9−1参照)。そして、その横溝14に嵌め込まれたベーステープ28と縦溝13に嵌め込まれたストリンガ26が直交状態になる(図9−2参照)。即ち、折り目33においてストリンガ26がベーステープ28の側縁に垂直に立ち上がった状態になる。
そのベーステープ28とストリンガ26の嵌め込まれた状態において、蓋17を移動して縦溝の開口12を閉じると、横溝の開口18も蓋17に妨げられて閉塞状態になる。
従って、ストリンガ26がベーステープ28の側縁に沿って垂直に立ち上がった状態が維持される(図9−2参照)。
そのスライドファスナー25は、ストリンガ26がベーステープ28の側縁に垂直に立ち上がった状態で縦溝13と横溝14から引き出される(図9−3参照)。そのようにストリンガ26が立ち上がった状態で引き出されるので、そのベーステープ28の側縁に垂直に立ち上がったストリンガ26に案内溝32が容易に嵌合する。
押圧片31を降下させれば、ベーステープ28が縫製生地27に押圧される。
かくして、ベーステープ28とストリンガ26の間の折り目33に沿って、隠しスライドファスナー25が縫製生地27に縫合される(図7参照)。
このように、本発明のファスナーホルダを使用すると、ミシンを掛け直す度に逐一ストリンガ26を案内溝32に嵌め込む手作業が省かれる。このため、隠しスライドファスナー25を縫製生地27に縫合する縫製効率が向上する。
立ち上げたストリンガ26とベーステープ28の間の開き角度(θ)は、正確に90度にする必要はない。その開き角度(θ)は、ミシン針30が作動する縫製生地27とベーステープ28との縫合箇所(35)にストリンガ26が覆い被さらない程度でよい。
そのためには、縦溝13と横溝14との交叉角度θを90度以上にする。そうすることによって、その交叉角度θに応じてストリンガ26とベーステープ28の間の開き角度(θ)が90度以上に、好ましくは120度以上になるようにすることが望ましい。
テープホルダ15を上下方向に揺動可能に支台16にピン38を介してピン接合すると、ピン38を回転軸としてテープホルダ15を立ち上げたときは(図9−1参照)、その底面11が垂直面となり、縦溝と横溝の開口12・18を正面視して横溝14にベーステープ28を落とし込んで隠しスライドファスナー25がテープホルダ15に係止される。その係止された状態でストリンガ26を縦溝13に嵌め込むことになるので、スライドファスナーをファスナーホルダに効率的に挿着することが出来る。
支台16を移動可能に台盤22に戴承させると、縫製生地の端縁37が曲折していても、支台16を移動して曲折した縫製生地の端縁37の位置に合わせてテープホルダ15を移動し、その曲折した縫製生地の端縁37にベーステープ28を重ね合わせて縫合することが出来る(図10参照)。そうすることによって、隠しスライドファスナー25を介して縫製生地と縫製生地を閉合し、縫製品を効率的に仕立てることが可能になる。
本発明の押圧片31の底面50には、スライドファスナーのストリンガが嵌合し、その嵌合するストリンガを縫製生地の通過する方向に導く案内溝32が設けられている。
その縫製生地の通過する方向において前後する案内溝の溝入口51の溝幅mは、案内溝の溝入口51と溝出口52の中間部分53における溝幅wよりも広くなっている(図11参照)。
このため、曲折した縫製生地の端縁37にベーステープ28を重ね合わせて縫合する場合には、テープホルダ15を移動してスレンガ26とベーステープ28の境目の折り目33をミシン針30の作用箇所に位置合わせすることが出来る(図10参照)。
特に、溝入口51の溝幅mと同様に、溝入口51の反対側に位置する溝出口52の溝幅nを、案内溝の中間部分53における溝幅wよりも広くするときは、ストリンガ26と案内溝の溝壁56・57が点接触状態になる。このため、折り目33とミシン針30の位置を正確に合わせ易くなる。
溝入口51と溝出口52の中間部分53に昇降するミシン針30の通過する貫通孔54を穿設し、その中間部分53における溝底55が貫通孔54から離れるように、その中間部分53において向き合う案内溝の溝壁56・57を押圧片31の底面50に対して傾斜させると(図12参照)、ストリンガ26とベーステープ28との間の開き角度(θ=180°−α)が90度以上になるので、ミシン糸目35をストリンガの噛合素子23に限りなく接近させることが出来る。
押圧片31の案内溝32の底面50に対する傾斜角度(α)は65〜75度に設定し、ストリンガ26とベーステープ28の間の開き角度(θ)が105〜115度(θ=180度−α)になるようにするとよい。案内溝の溝入口51と溝出口52において向き合う溝壁間(56・57)の開き角度(β)は、70度以上に設定するとよい(図10参照)。
図8は、ファスナーホルダの具体例を示し、テープホルダ15は、ピン38を介して支台16に揺動・傾倒可能にピン接合されて垂直に突き出た支脚39と、その支脚39から片持ち梁状に水平に突き出たアーム40とで逆L字形に構成されている。
アーム40には、背面21から正面20に向けて連続し、底面11が開口12となる下向きの縦溝13と、その縦溝に交叉する方向に開口18が形成された横溝14が設けられている。その横溝の開口18と縦溝の開口12の間が開放されて続いている。
アーム40の底面11の下側は、背面側21から正面側22へと縫製生地27が通過し得る程度に開放されたスペース19となっている。
アーム40の上面には、アーム40の長さ方向に続く蟻溝41が設けられ、その長さ方向に摺動可能にスライダ42が蟻溝41に嵌合している。スライダの先端はU字状に下向きに折り返されており、その折り返された部分がアーム40の底面11に摺接して縦溝の開口12を開閉する蓋17を構成している。縦溝の開口12は、その蓋17が横溝の開口18に向けて移動して閉じられる。図8に示す蓋17は、その先端43が横溝14の下側溝縁44に当接するまで移動し、その移動する蓋17によって横溝の開口18も閉じられるようになっている。しかし、ストリンガ26が縦溝13に嵌まり込んで安定に保持されていれば、蓋17によって横溝の開口18を必ずしも完全に閉じる必要はない。横溝の開口18を閉じる手段は、図8に図示する蓋17に限定されない。
アーム40の上面には、先端46が下向きに突き出たバネ45が接合されている。
スライダ42の上面には、その突き出た先端46が嵌合する2つの凹部47が設けられている。蓋17が移動して開口12が閉じられたときは、スライダ42の先端側の凹部47にバネの先端46が嵌合し、開口12が開けられたときは、スライダの後端側の凹部(図示せず)にバネの先端46が嵌合する。そうなることによって、開口12の閉じられた状態と開けられた状態がそれぞれセットされる。スライダ42には、それをアーム40の長さ方向に摺動させるための把手49が取り付けられている。
図示するファスナーホルダでは、ピン38を中心に揺動して支脚39が支台16に当って止まり、アーム40が起立した状態で静止し、その静止状態において横溝14にベーステープ28を嵌め込み、次いで、縦溝13にストリンガ26を嵌め込むことが出来る。
そのアーム40が起立した静止状態では、横溝14は縦向きとなり、縦溝13は横向きとなり、アームの底面11は側面となる。
支台16の底面には、台盤22が嵌合する蟻溝48が付けられており、アーム40の長さ方向に向けて台盤22の上で支台16を移動し得るようになっている。
その台盤22を他の台盤の上に移動可能に戴置し、テープホルダ15をアーム40の長さ方向に直交方向にも移動し得るようにすることも出来る。
即ち、テープホルダ15を縦横に移動し得るようにすることも出来る。
テープホルダ15を縦横に移動し得るようにすると、曲折した縫製生地の端縁37の位置に合わせて隠しスライドファスナー25をテープホルダ15から送り出すことも出来、又、テープホルダ15とミシン針30との距離を加減することも出来る。
図7は、隠しスライドファスナー25を縫製生地27に縫合する手順を示す。
図7−(1)に示す隠しスライドファスナー25は、ベーステープ28を横溝14に嵌め込む。次いで、ストリンガ26が縦溝13に嵌め込まれ、ファスナーホルダにセットされる。次いで、ストリンガ26がベーステープ28と重なり合う折り目33を境にして約90度立ち上った状態でファスナーホルダからミシン針の作用箇所へと引き出される。
そして、ベーステープ28は、押圧片31によって縫製生地27の縫い代34に押圧される。ベーステープ28は、ストリンガ26の間の折り目33に沿って、縫製生地27に縫合される(図7−2参照)。
押圧片31を通過したストリンガ26は、再び横倒しになってベーステープ28と重なり合い、ミシン糸目35はストリンガ26に覆い隠される(図7−3参照)。次いで、ミシン糸目35を境に縫製生地27が折り返される。縫合箇所において、ストリンガ26とベーステープ28と縫い代34と縫製生地27が重なり合う。その結果、それらの折り目から噛合素子23(ストリンガの噛合端・element)が僅かに突き出るとしても、隠しスライドファスナー25は縫製生地27の裏側に覆い隠される(図7−4参照)。
ベーステープが縫合された一対の縫製生地27・27の噛合素子23(23)を噛み合わせてスライドファスナー25を閉合すると、縫製生地27と縫製生地27が引き寄せられ、その閉合箇所36の裏側にストリンガ26が覆い隠される(図7−5参照)。
縫製品を構成する殆ど全ての生地をミシン糸で縫合し、残された一部の生地をスライドファスナーで閉合してもよく、縫製品の全ての生地をスライドファスナーで閉合する必要はない。
図13は、車両の座席ボディーに取り付けられた座席カバーを示す。座席カバーは、背凭れカバー77と座面カバー78とから成っている。背凭れカバー77は、背凭れボディーの背面を覆う背面生地(図示せず)と、背凭れボディーの正面を覆う正面生地79を、背凭れボディーの側面を覆う側面生地80を介して袋状に縫合して構成されている。
側面生地80は、背凭れボディーの高さ方向に細長い2枚の縫製生地27a・27bで構成されている。それらの2枚の縫製生地27a・27bの向き合う端縁は折り返された縫い代になっており、それら2枚の縫製生地27a・27bの縫い代にスライドファスナーがそれぞれ縫合されている。
背凭れカバー77は、それらの側面縫製生地27aと側面縫製生地27bをスライドファスナーを介して閉合して背凭れボディーに取り付けられている。
座面カバー78は、座面ボディーを覆う平面生地81の周縁に沿って側面生地82を縫合して構成されている。この側面生地82も、背凭れカバー77の側面生地80と同様に、座面の奥行き方向に細長い2枚の縫製生地27a・27bをスライドファスナーを介して閉合して構成される。
これらの側面生地80・82の対を成す一方の縫製生地(27a)の縫い代の折り目(71a)の形成する折畳端縁(72a)と、他方の縫製生地(27b)の縫い代の折り目(71b)の形成する折畳端縁(72b)は、それらを突き合わせたとき密着する非対称形の同一曲線形状を成している。従って、それらの縫製生地27aと縫製生地27bをスライドファスナーを介して閉合すると、その閉合箇所36a・36bでは、一方の縫製生地の折畳端縁の窪んだ部分と他方の縫製生地の折畳端縁の突き出た部分が突き合わされることになる。
このため、その折畳端縁(72a・72b)の形状に応じた非対称形の同一曲線形状の凹溝(36)が背凭れカバー77と座面カバー78の各側面に描出されることになる。その場合、ストリンガ(26)やベーステープ(28)は、対を成す2枚の縫製生地27a・27bの折畳端縁(72a・72b)が突き合わされて密着しているので、閉合箇所36a・36bの凹溝の溝底に露顕することがない(図7−5参照)。
図13に示すように、背凭れボディーと座面ボディーは、周縁が波形状に隆起した立体形状を成し、背凭れカバー77の側面生地80と正面生地79の境目、および、座面カバー78の側面生地82と平面生地81の境目は、それぞれ波形状に変化した縁取り曲線83・84になっている。
このため、背凭れカバー77の側面の閉合箇所36aの外観は、背凭れ縁取り曲線83の外観に美的に融和し、又、座面カバー78の側面の閉合箇所36bの外観は、座面縁取り曲線84の外観に美的に融和し、図13が示すように、柔らかさを感じさせる新規なデザインが車両座席に描出される。
座面カバー78の側面生地82の閉合箇所36bに形成される曲線は、1箇所(70)で変曲している。その曲線よりも長い背凭れカバー77の側面80の閉合箇所36aに形成される曲線は、2箇所(70a・70b)で変曲している。
そのように縫製生地の折畳端縁(72)の長さに応じて、その折畳端縁(72)の成す非対称形曲線の変曲点70の数を増やし、閉合箇所36において閉合する2条のスライドファスナー(25a・25b)の全長が等しくなるようにする。
図14に示す背凭れカバー77は、背凭れボディーの中央部を覆うセンター生地85と、その側面部を覆う左右のサイド生地86・87から成る。
センター生地85は、背凭れボディーの正面を覆う正面生地79と背凭れボディーの製麺を覆う背面生地88が連続した一枚の生地に縫製されており、その端縁72a・72bに沿ってスライドファスナー25が縫合されている。
左右のサイド生地86・87は、側面生地82の表裏に正面生地79と背面生地88を縫合して袋状に縫製されており、その開口部の周縁89に沿ってスライドファスナー25が縫合されている。
センター生地85の端縁72a・72bとサイド生地86・87の周縁89は、それぞれ4つの変曲点70a・70b・70c・70dで変曲した非対称形曲線となっており、センター生地の左側端縁72aと左側のサイド生地86の周縁89との閉合箇所36aとセンター生地85の右側端縁72bと右側のサイド生地87の周縁89との閉合箇所36bは、背凭れカバー77の正面に左右対称の曲線による幾何学模様を描出している。
背凭れカバー77と同様に、座面カバー78のも座面ボディーの中央部を覆うセンター生地85と、その側面部を覆う左右のサイド生地86・87から成っており、それらはスライドファスナーを介して閉合されて縫製されている。
図15は、ケース74に設けられたポケットを図示する。ポケット75は、コ字形に縁取られた第1縫製生地27aと第2縫製生地27bの端縁72a・72bをスライドファスナー25a・25bで閉合して構成されている。そのコーナー76の端縁は、複数の変曲点70a・70b・70cで彎曲しており、第1縫製生地27aの端縁72aの全長と第2縫製生地27bの端縁72bの全長は同じになっている。
即ち、図15において、非対称形曲線形状を成す閉合箇所(36)の変曲点70aと70bの間では、一方の縫製生地27aに縫合されたスライドファスナー25aは、他方の縫製生地27bに縫合されたスライドファスナー25bよりも長くなる。しかし、その閉合箇所(36)の変曲点70bと70cの間では、一方の縫製生地27aに縫合されたスライドファスナー25aは、他方の縫製生地27bに縫合されたスライドファスナー25bよりも短くなる。
幾何学的に説明すると、曲率半径Raの長い一方の縫製生地27aに縫合されたスライドファスナー25aの長さは、変曲点70aと70bの間の曲率中心73aにおける中心角ρ1 と曲率半径Raとの積(Ra×ρ1 )となり、曲率半径Rbの短い他方の縫製生地27bに縫合されたスライドファスナー25bの長さは、変曲点70aと70bの間の曲率中心73aにおける中心角ρ1 と曲率半径Rbとの積(Rb×ρ1 )となり、Ra>Rbであるので、Ra×ρ1 >Rb×ρ1 となる。
変曲点70bと70cの間では、Ra<Rbであるので、Ra×ρ2 <Rb×ρ2 となる。
このように、縫製生地27の折畳端縁72が長く、従って、長いスライドファスナー25を必要とする場合には、その折畳端縁72を少なくとも1つの変曲点70で変曲した曲線形状にすることが推奨される。
縫製生地に縫合されたスライドファスナーの斜視図である。 縫製生地に縫合されたスライドファスナーの斜視図である。 スライドファスナーの縫合された縫製生地の平面図である。 スライドファスナーの縫合された縫製生地の平面図である。 スライドファスナーの縫合された縫製生地の平面図である。 本発明に係るスライドファスナーの縫合された縫製生地の平面図である。 縫合過程におけるスライドファスナーと縫製生地の断面図である。 本発明に係るファスナーホルダの斜視図である。 本発明に係るファスナーホルダの要部断面図である。 本発明に係るファスナーホルダと押圧片の断面図である。 本発明に係る押圧片の底面図である。 図11の破断線A−Bにおける押圧片の断面図である。 本発明に係る縫製品の斜視図である。 本発明に係る縫製品の斜視図である。 本発明に係る縫製品の斜視図である。
符号の説明
10:普通のスライドファスナー
11:底面
12:開口
13:縦溝
14:横溝
15:テープホルダ
16:支台
17:蓋
18:開口
19:スペース
20:正面
21:背面
22:台盤
23:噛合素子
25:スライドファスナー
26:ストリンガ
27:縫製生地
28:ベーステープ
30:ミシン針
31:押圧片
32:案内溝
33:折り目
34:縫い代
35:ミシン糸目
36:閉合箇所
37:端縁
38:ピン
39:支脚
40:アーム
41:蟻溝
42:スライダ
43:蓋の先端
44:横溝の溝縁
45:バネ
46:バネの先端
47:凹部
48:溝
49:把手
50:底面
51:溝入口
52:溝出口
53:中間部分
54:貫通孔
55:案内溝の溝底
56:案内溝の溝壁
57:案内溝の溝壁
70:変曲点
71:縫製生地の折り目
72:折畳端縁
73:曲率中心
74:ケース
75:ポケット
76:コーナー
77:背凭れカバー
78:座面カバー
79:正面生地
80:側面生地
81:平面生地
82:側面生地
83:背凭れ周縁曲線
84:座面周縁曲線
85:センター生地
86:サイド生地
87:サイド生地
88:背面生地
89:周縁
m :案内溝の溝入口の溝幅
n :案内溝の溝出口の溝幅
w :案内溝の中間部分の溝幅
Ra:曲率半径
Rb:曲率半径

Claims (6)

  1. (1) 縫い代(34)を縫製生地の端縁に平行に折り返して形成される折り目(71)に沿ってスライドファスナー(25)の縫合された一対の縫製生地(27a)と縫製生地(27b)が、その縫合されたスライドファスナー(25)を介して閉合されており、
    (2) そのスライドファスナー(25)のベーステープ(28)がストリンガ(26)との接合箇所を境目に折り返されて、ストリンガ(26)とベーステープ(28)が重なり合っており、
    (3) 噛合素子(23)が、ストリンガ(26)の先端からベーステープ(28)の折り目(33)の外側に向けて突き出ており、
    (4) ストリンガ(26)と縫製生地(27)の間において、ベーステープ(28)と縫製生地の縫い代(34)が重なり合ってミシン糸目(35)によって縫合され、ベーステープの折り目(33)と縫製生地の縫い代の折り目(71)が重なり合っており、
    (5) 一対の一方の縫製生地(27a)の縫い代の折り目(71a)の形成する折畳端縁(72a)と、他方の縫製生地(27b)の縫い代の折り目(71b)の形成する折畳端縁(72b)が、突き合わせたとき密着する非対称形の同一曲線形状を成しており、
    (6) スライドファスナーを介して閉合された一対の縫製生地(27a)と縫製生地(27b)の閉合箇所(36)において、同一曲線形状を成す一方の縫製生地(27a)の窪んだ折畳端縁(72a)と、他方の縫製生地(27b)の突き出た折畳端縁(72b)が向かい合わせになっている縫製品。
  2. 対を成す縫製生地(27a・27b)の折畳端縁(72a・72b)が、少なくとも1つの変曲点(70)を有する曲線形状を成している前掲請求項1に記載の縫製品。
  3. 前掲請求項1に記載のベーステープがストリンガとの接合箇所を境目に折り返され、ストリンガとベーステープが重なり合っているスライドファスナーを、ベーステープの折り目(33)を生地の縫い代の折り目(71)に重ね合わせて生地の縫い代(34)に縫合するために、縫製用ミシンにおいてスライドファスナーをミシン針の作用箇所へと導く治具であり、
    (1) 背面(21)から正面(20)に向けて連続し、底面(11)が開口(12)となる下向きの縦溝(13)と、その縦溝に交叉する方向に開口(18)が形成された横溝(14)が設けられており、その横溝の開口(18)と縦溝の開口(12)の間が開放されて続いているテープホルダ(15)と、
    (2) そのテープホルダ(15)を支持する支台(16)と、
    (3) その横溝の開口(18)から離れた位置において、下向きの縦溝の開口(12)を開閉する蓋(17)を具備し、
    (4) テープホルダの底面(11)の下側に、テープホルダの背面側(21)と正面側(20)の間において縫製生地(27)の通過し得る開放されたスペース(19)が設けられているファスナーホルダ。
  4. 支台(16)が移動可能に台盤(22)に戴承されている前掲請求項3に記載のファスナーホルダ。
  5. 前掲請求項1に記載のベーステープがストリンガとの接合箇所を境目に折り返されて、ストリンガとベーステープが重なり合っているスライドファスナーを、ベーステープの折り目(33)を縫製生地の縫い代の折り目(71)に重ね合わせて縫製生地の縫い代に縫合するために、縫製用ミシンのミシン針の作用箇所において縫製生地を押さえる治具であり、
    (1) スライドファスナーのストリンガが嵌合し、その嵌合するストリンガを縫製生地の通過する方向に導く案内溝(32)が、底面(50)に設けられており、
    (2) 案内溝の溝入口(51)の溝幅(m)が、案内溝の溝入口(51)と溝出口(52)の間の中間部分(53)における溝幅(w)よりも広くなっている押圧片。
  6. (1) 案内溝の中間部分(53)にミシン針の通過する貫通孔(54)が穿設されており、
    (2) その中間部分(53)において向き合う案内溝の溝壁(56・57)が、その中間部分(53)における案内溝の溝底(55)が貫通孔(54)から離れる方向に向けて、押圧片(31)の底面(50)に対して傾斜している前掲請求項5に記載の押圧片。
JP2007048156A 2007-02-27 2007-02-27 縫製品と縫製用ミシン治具 Expired - Fee Related JP4736095B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007048156A JP4736095B2 (ja) 2007-02-27 2007-02-27 縫製品と縫製用ミシン治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007048156A JP4736095B2 (ja) 2007-02-27 2007-02-27 縫製品と縫製用ミシン治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008206863A true JP2008206863A (ja) 2008-09-11
JP4736095B2 JP4736095B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=39783675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007048156A Expired - Fee Related JP4736095B2 (ja) 2007-02-27 2007-02-27 縫製品と縫製用ミシン治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4736095B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2011077534A1 (ja) * 2009-12-24 2013-05-02 Ykk株式会社 ファスナーストリンガーの縫製方法及びファスナー被着製品の製造方法、並びに、ファスナー被着製品及びミシンフット
JP5378544B2 (ja) * 2009-12-25 2013-12-25 Ykk株式会社 ファスナーストリンガーの縫製方法及びファスナー被着製品の製造方法、並びに、ミシンフット
KR20160109006A (ko) * 2015-03-09 2016-09-21 더인터맥스(주) 곡선 형상의 포켓 지퍼
CN107354609A (zh) * 2017-09-11 2017-11-17 广东溢达纺织有限公司 裁片拉链拼缝模具、裁片拉链拼缝机构及拼缝方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2070753A (en) * 1932-05-06 1937-02-16 Schatzky Franz Sliding clasp fastener for fabric edges joining in a curved line
US3003212A (en) * 1956-08-28 1961-10-10 Geraldine H Emery Curved continuous fastener
JPS466574Y1 (ja) * 1967-06-12 1971-03-08
JPS466575Y1 (ja) * 1967-07-20 1971-03-08
JPS467221Y1 (ja) * 1968-03-16 1971-03-15
US3725983A (en) * 1971-01-21 1973-04-10 V Selvaggi Slide fastener
JPS5454462A (en) * 1977-10-08 1979-04-28 Hitachi Ltd Automatic two tub washing machine
JPS60143575A (ja) * 1983-12-28 1985-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱を電気に変換する装置
JPH0759205B2 (ja) * 1988-10-14 1995-06-28 ワイケイケイ株式会社 曲りスライドファスナーチェーン及び曲りスライドファスナーの製造方法
WO2006000086A2 (en) * 2004-06-23 2006-01-05 Arc'teryx Equipment Inc. Concealed weather-resistant curvable slide fastener
JP2006015069A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Ykk Corp 隠しスライドファスナー用スライダーと隠しスライドファスナー

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2070753A (en) * 1932-05-06 1937-02-16 Schatzky Franz Sliding clasp fastener for fabric edges joining in a curved line
US3003212A (en) * 1956-08-28 1961-10-10 Geraldine H Emery Curved continuous fastener
JPS466574Y1 (ja) * 1967-06-12 1971-03-08
JPS466575Y1 (ja) * 1967-07-20 1971-03-08
JPS467221Y1 (ja) * 1968-03-16 1971-03-15
US3725983A (en) * 1971-01-21 1973-04-10 V Selvaggi Slide fastener
JPS5454462A (en) * 1977-10-08 1979-04-28 Hitachi Ltd Automatic two tub washing machine
JPS60143575A (ja) * 1983-12-28 1985-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱を電気に変換する装置
JPH0759205B2 (ja) * 1988-10-14 1995-06-28 ワイケイケイ株式会社 曲りスライドファスナーチェーン及び曲りスライドファスナーの製造方法
WO2006000086A2 (en) * 2004-06-23 2006-01-05 Arc'teryx Equipment Inc. Concealed weather-resistant curvable slide fastener
JP2006015069A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Ykk Corp 隠しスライドファスナー用スライダーと隠しスライドファスナー

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2011077534A1 (ja) * 2009-12-24 2013-05-02 Ykk株式会社 ファスナーストリンガーの縫製方法及びファスナー被着製品の製造方法、並びに、ファスナー被着製品及びミシンフット
JP5378544B2 (ja) * 2009-12-25 2013-12-25 Ykk株式会社 ファスナーストリンガーの縫製方法及びファスナー被着製品の製造方法、並びに、ミシンフット
KR20160109006A (ko) * 2015-03-09 2016-09-21 더인터맥스(주) 곡선 형상의 포켓 지퍼
KR101695771B1 (ko) * 2015-03-09 2017-01-12 더인터맥스(주) 곡선 형상의 포켓 지퍼
CN107354609A (zh) * 2017-09-11 2017-11-17 广东溢达纺织有限公司 裁片拉链拼缝模具、裁片拉链拼缝机构及拼缝方法
CN107354609B (zh) * 2017-09-11 2022-12-16 广东溢达纺织有限公司 裁片拉链拼缝模具、裁片拉链拼缝机构及拼缝方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4736095B2 (ja) 2011-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4736095B2 (ja) 縫製品と縫製用ミシン治具
US7448142B2 (en) Gridded stabilizer and method of using same
JPH039786A (ja) ネクタイのセットバックティッピングを行うための装置
JP2010017259A (ja) 縫製布帛とスライドファスナー
JP2009000145A (ja) 隠しスライドファスナ
JP5126744B2 (ja) 車屋内装置品
CN112512358B (zh) 用于服装的里襟
WO1992001106A1 (en) Sewing method and device
JP2008206862A (ja) 縫製用ミシンと押圧片とファスナーホルダ
KR102351488B1 (ko) 포인트 원단 공급용 재봉틀의 노루발 어태치먼트 및 그에 의한 이불제조방법
JP4047728B2 (ja) スライドファスナー縫着装置及び該ファスナー縫着装置を用いたクッション製品の縫製方法
RU2537825C1 (ru) Верхний прорезной карман с листочкой для декоративного платка с фиксатором положения
EP2014199B1 (en) Procedure for manufacturing a mattress cover with a padded outer layer and a gusset, and a mattress cover thus manufactured
CN201835095U (zh) 缝袜的前处理装置
CN112301569B (zh) 一种装拉链的袋口制作方法
CN217390125U (zh) 一种布料和拉链的缝接结构
JP3041500U (ja) シースルーバッグ
JPH0650495Y2 (ja) 両玉縁ポケット縫製用口布
AU2010100140A4 (en) Hands Free Nappy Change Kit
EP2392715B1 (en) Process for joining panels of fabric
JP3038672U (ja) パンツ
JPS6345253Y2 (ja)
JPH06102117B2 (ja) 縫製物の縫い代始末方法並びにその方法に使用される縫い代くるみ縫い用具
JPH0759761B2 (ja) パッチワークによる薄物生地の製法
JPH07655A (ja) 3枚重ね玉縁の縫製方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100930

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees