JP2008205907A - 電子機器および電子機器の処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動できる電子機器を実現する。
【解決手段】外部出力装置接続部109から供給される接続検知信号に基づき、CPU100は携帯電話10に接続される外部出力装置の種別(イヤホン、映像表示モニタおよびデータ通信用ケーブルのいずれか)を判別し、判別した種別の外部出力装置に割り当てられているデータ出力機能名をRAM102の外部出力装置テーブル記憶部102aから読み出す。そして、読み出したデータ出力機能名のいずれかを選択し、選択したデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能を起動させ、この起動させたデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数種備えるデータ出力機能の中からユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動し得る電子機器および電子機器の処理プログラムに関する。
音楽再生機能を備えた携帯電話などの電子機器では、例えば特許文献1に開示される技術のように、音声出力端子にヘッドフォンが接続され、かつ記録媒体に音声データが記録されている場合に、機器の動作モードを自動的にオーディオモードに変換して音声再生出力するものが知られている。
特開2002−051243号公報
ところで、携帯電話に代表されるように、昨今の電子機器は多機能化が進み、音楽再生機能のように音声データを出力する機能のみならず、デジタルテレビ機能やデジタルラジオ機能のようにワンセグ放送と呼ばれる地上デジタル放送を受信して映像データや音声データを出力する機能、文字放送機能のように文字放送を受信して文字データを出力する機能、データ通信機能のようにアドレス帳機能やスケジュール機能などの情報データ、音声データ、映像データをデータ通信によって出力する機能、無線通信網を介してインターネット上のサイトに接続して各種コンテンツ(画像、動画、文字、音楽)データを受信出力する機能など外部にデータ出力する機能を多数搭載するものも少なくない。
このような複数種のデータ出力機能を備える電子機器においては、特許文献1に開示の技術を適用しても、音楽再生機能を選択して実行させるだけなので、ユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動することができない、という問題が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動することができる電子機器および電子機器の処理プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、複数種のデータ出力機能が搭載された電子機器において、接続可能な外部出力装置の種類毎に、起動可能なデータ出力機能の情報を対応付けて記憶する記憶手段と、外部出力装置との接続を検知する接続検知手段と、前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置の種類を判別する装置判別手段と、前記装置判別手段により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶手段から読み出し、読み出したデータ出力機能の情報のいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能を起動し、起動されたデータ出力機能が出力するデータを出力させる出力制御手段とを具備することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項2に記載の発明では、機器に搭載された機能のいずれかが動作中であるか否かを判別する機能動作判別手段を有し、前記出力制御手段は、前記機能動作判別手段が動作中でないと判別した場合に、前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能を起動し、起動されたデータ出力機能が出力するデータを、前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置へ出力させることを特徴としている。
上記請求項1に従属する請求項3に記載の発明では、機器に搭載された機能のいずれかが動作中であるか否かを判別する機能動作判別手段を有し、前記出力制御手段は、前記機能動作判別手段が動作中であると判別した場合に、その動作中の機能を抑制する一方、前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能を起動し、起動されたデータ出力機能が出力するデータを、前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置へ出力させることを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項4に記載の発明では、動作中の機能が前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能プログラムと異なるか否かを判別する機能動作判別手段を有し、前記出力制御手段は、前記機能動作判別手段が異なる機能と判別した場合に、動作中の機能を抑制する一方、前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能を起動し、起動されたデータ出力機能が出力するデータを、前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置へ出力させることを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項5に記載の発明では、前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能が動作中であるか否かを判別する機能動作判別手段を有し、前記出力制御手段は、前記機能動作判別手段が動作中と判別した場合に、動作中のデータ出力機能が出力するデータを、前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置へ出力させることを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項6に記載の発明では、前記装置判別手段により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶手段から読み出して表示する表示手段を有し、前記選択手段は、前記表示手段に表示されるデータ出力機能の情報に基づいていずれかのデータ出力機能の情報を選択することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項7に記載の発明では、前記装置判別手段により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶手段から読み出して前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置に出力する出力手段を有し、前記選択手段は、前記出力手段から出力されるデータ出力機能の情報に基づいていずれかのデータ出力機能の情報を選択することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項8に記載の発明では、前記選択手段は、前記装置判別手段により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶手段から読み出し、読み出したデータ出力機能の情報の内、当該外部出力装置に対して前回選択したデータ出力機能の情報を優先的に選択することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項9に記載の発明では、前記選択手段は、前記装置判別手段により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶手段から読み出し、読み出したデータ出力機能の情報の内、当該外部出力装置に対して出力可能なデータが記憶されているデータ出力機能の情報を優先的に選択することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、複数種のデータ出力機能が搭載された電子機器の処理プログラムであって、接続可能な外部出力装置の種類毎に、起動可能なデータ出力機能の情報を対応付けて記憶する記憶処理と、外部出力装置との接続を検知する接続検知処理と、前記接続検知処理により接続が検知された外部出力装置の種類を判別する装置判別処理と、前記装置判別処理により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶処理から読み出し、読み出したデータ出力機能の情報のいずれかを選択する選択処理と、前記選択処理により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能を起動し、起動されたデータ出力機能が出力するデータを外部出力させる出力制御処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
A.構成
(1)システム構成
図1は、本発明の実施形態である携帯電話10が有する機能の概要を説明する為のシステム構成図である。携帯電話10は、移動無線通信機能およびメール送受信機能を備える。移動無線通信機能を用いて通話する場合、携帯電話10は、位置登録している基地局BSを介して発信側の交換機SWに発呼する。発信側の交換機SWは、発呼に応じて、無線通信網RN中に設けられる加入者登録サーバ(不図示)から問い合せた着番号(加入者番号)および位置登録情報に基づき着信側の交換機SWを呼出す。着信側の交換機SWは、着信側の基地局BSを介して着信側の携帯電話10(不図示)を呼出し、これに応じて着信側が着呼応答すると、発信側の交換機SWと着信側の交換機SWとのリンクが確立して通話可能になる。
メール送受信機能を用いて携帯電話10から送信されるメールは、基地局BS、交換機SWおよび無線通信網RN中に設けられるゲートウェイサーバ(不図示)を経てインターネット上のメールサーバ(不図示)に伝送される。メールサーバは、上述とは逆の経路で宛先のメールアドレスを有する携帯電話10にメールを送るようになっている。
また、携帯電話10は、移動無線通信機能を用い、基地局BS、交換機SWおよび無線通信網RNを経由してインターネットITN上の配信サイト20にアクセスする。携帯電話10は、配信サイト20から各種コンテンツ(画像、動画、文字、音楽)データを受信する他、所定のコンテンツデータを再生出力するデータ出力機能を含む機能のプログラムを配信サイト20から取得する。さらに、携帯電話10は、放送局30の送信アンテナANTから送信されるデジタルテレビ放送信号やデジタルラジオ放送信号を受信して出力する機能を有する。
(2)携帯電話10の構成
次に、図2を参照して携帯電話10の構成を説明する。図2において、CPU100は、操作部107(後述する)から供給されるイベントに応じて各部動作を制御する。本発明の要旨に係わるCPU100の特徴的な処理動作については追って詳述する。
ROM101は、プログラムエリアおよびデータエリアを備える。ROM101のプログラムエリアには、CPU100により実行される各種プログラムが記憶される。ここで言う各種プログラムとは、追って詳述するメインルーチン、機能起動処理、複数機能選択処理および制御処理の他、予め搭載されている機能のプログラムを含む。ROM101のデータエリアには、所定のプログラムにより参照される制御データの他、例えば待受画面などを形成する各種画面データが格納される。
RAM102は、外部出力装置テーブル記憶部102a、搭載機能テーブル記憶部102b、選択条件記憶部102cおよびデータ蓄積記憶部102dを備える。
RAM102の外部出力装置テーブル記憶部102aには、外部出力装置ごとに、装置ID、装置名、データ出力機能名および前回選択フラグがテーブル記憶される。図3は、外部出力装置テーブル記憶部102aの一構成例を示す図である。この図に示すように、装置IDは外部出力装置を識別する番号、装置名は外部出力装置の名称である。データ出力機能名は、ROM101および後述するRAM102のデータ蓄積記憶部102dに記憶されているプログラムの機能のうち、装置IDで指定される外部出力装置に対して起動可能な機能(データ出力機能)の名称を表す。前回選択フラグは、装置IDに対応付けられるデータ出力機能名の中で、前回選択されたデータ出力機能名に「1」が設定され、それ以外は「0」に設定されるフラグである。例えば、図3に図示する一例において、装置ID「01」の「イヤホン」では、「音楽再生機能」が前回選択されたことを表している。
RAM102の搭載機能テーブル記憶部102bには、ROM101および後述するRAM102のデータ蓄積記憶部102dに記憶されているプログラムの機能ごとに、機能ID、機能名および外部出力装置へ出力するデータの属性がテーブル記憶される。図4は、搭載機能テーブル記憶部102bの一構成例を示す図である。この図に示すように、機能IDは機能を識別する番号、機能名は機能の名称、外部出力装置へ出力するデータの属性は、機能がデータ出力機能である場合に、その機能によって外部出力装置へ出力するデータの属性である。また記憶データは後述するRAM102のデータ蓄積記憶部102dに記憶されているデータを表し、受信データは後述するテレビ放送・ラジオ放送受信部104が受信して出力するデータを表す。例えば機能ID「01」の機能名「アドレス帳」では、後述するデータ蓄積記憶部102dに記憶されるアドレス帳データを出力することを表す。また、機能ID「04」の機能名「デジタルテレビ」では、後述するテレビ放送・ラジオ放送受信部104から出力される映像データおよび音声データを出力することを表す。
RAM102の選択条件記憶部102cには、データ出力機能を選択するための複数の選択条件と、これら選択条件の中で現在採用されている選択条件を示す設定フラグとが記憶される。図5は、選択条件記憶部102cの一構成例である。この図に示す通り、選択条件記憶部102cには、3つの選択条件(「出力可能なデータが記憶されている機能を選択」、「前回選択された機能を選択」および「ユーザによる選択」)にそれぞれ対応する設定フラグを有し、これらの内のいずれか1つがユーザ操作に応じて選択された時に「1」にセットされる。
RAM102のデータ蓄積記憶部102dには、配信サイト20、通信可能なパーソナルコンピュータ(不図示)もしくは通信可能な外部記憶媒体(不図示)から取得した機能のプログラムの他、各種データ(アドレス帳データ、スケジュールデータ、映像データおよび音声データ)を記憶する。
無線通信送受信部103は、データ通信時にはCPU100の制御の下にアンテナANT1を介して基地局BSとデータ授受を行い、音声通話時にはアンテナANT1を介して受信復調した音声データをCPU100に出力する一方、CPU100から供給される音声データを変調して得た送信信号を高周波増幅してアンテナANT1から送出する。テレビ放送・ラジオ放送受信部104は、CPU100から与えられる選局指示に従い、アンテナANT2を介してテレビ放送信号又はラジオ放送信号を受信復調し、これにより得られる受信信号(テレビ受信時は映像/テレビ音声データ、ラジオ受信時はラジオ音声データ)をCPU100に出力する。
音声信号処理部105は、スピーカSPおよびマイクMICを備え、CPU100から供給される音声データを音声信号にD/A変換してスピーカSPから発音させたり、マイクMICから出力される音声信号を音声データにA/D変換してCPU100に供給する。また、音声信号処理部105では、テレビ放送・ラジオ放送受信部104が受信動作中の場合、CPU100から供給されるテレビ音声データ又はラジオ音声データをD/A変換した後に増幅してスピーカSPから放音する。
表示部106は、カラー液晶パネルおよび表示ドライバから構成され、CPU100の制御の下に、待受画面など各種画面を表示する。また、表示部106は、テレビ放送・ラジオ放送受信部104がテレビ放送受信動作中の場合、CPU100から供給される表示制御信号に応じて映像表示する。操作部107には、パワーオンオフする電源スイッチ、通話開始/終了時に操作されるオフフック/オンフックスイッチ、ダイヤルスイッチと兼用の文字入力スイッチ等の各種操作キーの他、機能登録操作や機能削除操作を行うための各種操作ボタン等を有し、これらキーやボタンの操作に応じたイベントを発生してCPU100に出力する。なお、機能登録操作および機能削除操作については後述する。
RTC108は、時刻計時やタイマ割込みに用いるリアルタイムクロックを発生する。外部出力装置接続部109は、外部出力端子としてイヤホン端子、映像表示モニタ端子およびデータ通信用ケーブル端子を備え、イヤホン端子にイヤホンプラグ(あるいは外部スピーカ出力用プラグ)が接続された場合にはイヤホン接続検知信号を、映像表示モニタ端子に映像表示モニタコネクタが接続された場合には映像表示モニタ接続検知信号を、データ通信用ケーブル端子にデータ通信用コネクタが接続された場合にはデータ通信用ケーブル接続検知信号をそれぞれ発生してCPU100に出力する。
B.動作
次に、上記構成による携帯電話10の動作について説明する。以下では、図6を参照して携帯電話10のCPU100が実行する「メインルーチン」の動作を説明した後、図7を参照してメインルーチンからコールされる「機能起動処理」の動作、続いて図8〜9を参照して機能起動処理からコールされる「複数機能選択処理」の動作、さらに図10を参照して機能起動処理からコールされる「制御処理」の動作についてそれぞれ説明する。
(1)メインルーチンの動作
図6は、CPU100が実行するメインルーチンの動作を示すフローチャートである。ユーザの電源オン操作により携帯電話10がパワーオンされると、CPU100は図6に図示するメインルーチンを実行してステップSA1に処理を進める。ステップSA1では、位置登録制御シーケンスを実行して網側に位置登録を行った後、待受状態に入る待受処理を実行する。
続いて、ステップSA2〜SA6では、「機能登録/削除操作」、「外部出力装置接続検知」、「着信検知」、「電源オフ操作」および「その他操作」のイベントの有無を判断する。これらイベントが発生しなければ、上記ステップSA2〜SA6の各判断結果は「NO」になり、待受状態のまま待機する。一方、待受状態で上記イベントのいずれかが発生すると、その発生したイベントに対応した処理を実行する。以下、イベント毎の動作を説明する。
a.機能登録/削除操作
機能登録操作又は機能削除操作が行われると、ステップSA2の判断結果が「YES」になり、ステップSA7に進み、機能登録/削除処理を実行する。すなわち、機能登録操作が行われた場合には、ステップSA7に進み、機能登録処理を実行する。機能登録処理では、例えば配信サイト20、通信可能なパーソナルコンピュータ(不図示)もしくは通信可能な外部記憶媒体(不図示)から取得した機能のプログラムを、RAM102のデータ記憶部102dに格納し、新たに格納したプログラムの機能に付与される機能ID、機能名および外部出力装置へ出力するデータの属性を、RAM102の搭載機能テーブル記憶部102b(図3参照)に新規登録する。機能名および外部出力装置へ出力するデータの属性は、取得した機能のプログラムに付随している情報に基づいて登録してもよいし、ユーザ操作によって登録してもよい。登録された機能がデータ出力機能の場合、続けて、RAM102の外部出力装置テーブル記憶部102aへの登録を行う。RAM102のデータ記憶部102dに新たに格納したプログラムの機能名(データ出力機能名)を、外部出力装置の装置IDに対応付けて、外部出力装置テーブル記憶部102aに新規登録する。機能名をどの外部出力装置の装置IDに対応付けるかは、搭載機能テーブル記憶部102bに記憶されている外部出力装置へ出力するデータの属性に基づいて指定してもよいし、ユーザ操作によって指定してもよい。
一方、機能削除操作が行われた場合には、ステップSA7にて機能削除処理が実行される。機能削除処理では、RAM102のデータ蓄積記憶部102dに格納される機能のプログラムの内から選択した機能のプログラムを当該記憶部102dから消去すると共に、この消去した機能のプログラムに付与される機能ID、機能名および外部出力装置へ出力するデータの属性を、搭載機能テーブル記憶部102bの搭載機能テーブルから削除する。消去した機能がデータ出力機能の場合、続けて、消去した機能の機能名(データ出力機能名)および前回選択フラグを、外部出力装置テーブル記憶部102aから削除する。そして、こうしたステップSA7の機能登録/削除処理が完了すると、CPU100は上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
b.外部出力装置接続検知した場合
外部出力装置接続部109(図2参照)がイヤホンプラグの接続、映像表示モニタコネクタの接続およびデータ通信用コネクタの接続のいずれかを検知し、これに応じてイヤホン接続検知信号、映像表示モニタ接続検知信号およびデータ通信用ケーブル接続検知信号のいずれかを発生してCPU100に供給すると、ステップSA3の判断結果が「YES」になり、ステップSA8に進み、機能起動処理を実行する。
機能起動処理では、後述するように、外部出力装置接続部109から供給される接続検知信号に基づき、接続された外部出力装置の種別(イヤホン、映像表示モニタおよびデータ通信用ケーブルのいずれか)を判別し、判別した種別の外部出力装置に割り当てられているデータ出力機能名をRAM102の外部出力装置テーブル記憶部102aから読み出していずれかのデータ出力機能名を選択し、選択したデータ出力機能名のデータ出力機能を起動させ、この起動させたデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置にデータ出力させる。そして、機能起動処理が完了すると、CPU100は上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
c.着信検知した場合
着信を検知すると、ステップSA4の判断結果が「YES」になり、ステップSA9に進み、着信処理を実行する。着信処理では、着信報知を行い、この着信報知中にオフフック操作されると、発呼側と回線接続して通話を開始させ、オンフック操作に応じて回線を断つ通話処理を実行した後、上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
d.電源オフ操作が行われた場合
この場合、ステップSA5の判断結果が「YES」になり、ステップSA10に進み、電源オフ処理を実行した後、本処理を完了させる。
e.その他の操作が行われた場合
上述した以外の、その他の操作がなされた場合には、ステップSA6の判断結果が「YES」となり、ステップSA11に進み、その他の処理を実行する。その他の処理とは、例えばメール作成やメール送信などの処理を指す。そして、その他の処理の実行後は、上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
(2)機能起動処理の動作
図7は、CPU100が実行する機能起動処理の動作を示すフローチャートである。上述したメインルーチンのステップSA8(図6参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図7に図示するステップSB1に処理を進める。ステップSB1では、外部出力装置接続部109から供給される接続検知信号(イヤホン接続検知信号、映像表示モニタ接続検知信号およびデータ通信用ケーブル接続検知信号のいずれか)に基づき、接続された外部出力装置を判別する。
続いて、ステップSB2〜SB4では、接続判別した外部出力装置が「イヤホン」、「映像表示モニタ」および「データ通信用ケーブル」のいずれであるかを判断する。接続判別した外部出力装置が「イヤホン」であると、ステップSB2の判断結果が「YES」になり、ステップSB5に進む。ステップSB5では、RAM102の外部出力装置テーブル記憶部102aを参照し、「イヤホン」の装置ID「01」に対応付けられたデータ出力機能名を読み出す。例えば図3に図示した一例の場合には、「デジタルテレビ」、「デジタルラジオ」、「動画再生」および「音楽再生」の各データ出力機能名が読み出される。
接続判別した外部出力装置が「映像表示モニタ」であると、ステップSB3の判断結果が「YES」になり、ステップSB6に進む。ステップSB6では、RAM102の外部出力装置テーブル記憶部102aを参照し、「映像表示モニタ」の装置ID「02」に対応付けられたデータ出力機能名を読み出す。例えば図3に図示した一例の場合には、「デジタルテレビ」および「動画再生」の各データ出力機能名が読み出される。
接続判別した外部出力装置が「データ通信用ケーブル」であると、ステップSB4の判断結果が「YES」になり、ステップSB7に進む。ステップSB7では、RAM102の外部出力装置テーブル記憶部102aを参照し、「データ通信用ケーブル」の装置ID「03」に対応付けられたデータ出力機能名を読み出す。例えば図3に図示した一例の場合には、「アドレス帳」および「スケジュール」の各データ出力機能名が読み出される。
次いで、ステップSB8では、RAM102の外部出力装置テーブル記憶部102aから読み出されたデータ出力機能名が有るか否かを判断する。接続された外部出力装置に該当するデータ出力機能名が外部出力装置テーブル記憶部102aから読み出されない場合(該当するデータ出力機能名が外部出力装置テーブル記憶部102aに記憶されていない場合)には、判断結果が「NO」となり、本処理を完了させる。一方、該当するデータ出力機能名が外部出力装置テーブル記憶部102aから読み出された場合には、上記ステップSB8の判断結果が「YES」になり、ステップSB9に進む。
ステップSB9では、外部出力装置テーブル記憶部102aから読み出されたデータ出力機能名が1つであるか否かを判断する。読み出されたデータ出力機能名が1つならば、判断結果は「YES」になり、ステップSB10に進み、その唯一読み出されたデータ出力機能名を選択した後、ステップSB11に進み、制御処理を実行する。
制御処理では、後述するように、機能動作中であるか否かを判断し、動作中の機能が無ければ、上記ステップSB10で選択されたデータ出力機能名のデータ出力機能を起動させ、これに応じて外部出力装置テーブル記憶部102aに前回選択フラグをセットした後、起動させたデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力する。
機能動作中であれば、その動作中の機能が上記ステップSB10で選択されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能と同じであるかどうかを判断し、同一ならば外部出力装置テーブル記憶部102aに前回選択フラグをセットした後、起動させたデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力する。一方、動作中の機能が上記ステップSB10で選択されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能と異なると、動作中の機能の中断を指示してその機能を停止させてから選択されたデータ出力機能を起動させ、これに応じて外部出力装置テーブル記憶部102aに前回選択フラグをセットした後、起動させたデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力する。
これに対し、読み出されたデータ出力機能名が複数であると、上記ステップSB9の判断結果が「NO」になり、ステップSB12を介して複数機能選択処理を実行する。複数機能選択処理では、後述するように、RAM102の選択条件記憶部102c(図5参照)に記憶される選択条件の内、設定フラグが「1」の選択条件、つまり現在採用されている選択条件を読み出し、読み出した選択条件に合致するデータ出力機能名を、RAM102の搭載機能テーブル記憶部102bや外部出力装置テーブル記憶部102aを参照して選択する。そして、複数機能選択処理により起動すべきデータ出力機能名が選択されると、上述したステップSB11を介して制御処理を実行して本処理を終える。
このように、機能起動処理では、外部出力装置接続部109から供給される接続検知信号(イヤホン接続検知信号、映像表示モニタ接続検知信号およびデータ通信用ケーブル接続検知信号のいずれか)に基づき、接続された外部出力装置の種別を判別し、判別した種別の外部出力装置に割り当てられているデータ出力機能名をRAM102の外部出力装置テーブル記憶部102aから読み出していずれかのデータ出力機能名を選択し、選択したデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能を起動させ、この起動させたデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力させるようになっている。
(3)複数機能選択処理の動作
次に、図8〜図9を参照して複数機能選択処理の動作を説明する。図8〜図9は、CPU100が実行する複数機能選択処理の動作を示すフローチャートである。上述した機能起動処理のステップSB12(図7参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図8に図示するステップSC1に処理を進める。ステップSC1では、RAM102に設けられる選択条件記憶部102c(図5参照)から設定フラグが「1」の選択条件、つまり現在採用されている選択条件を読み出す。
次いで、ステップSC2以降では、現在採用されている選択条件に応じて機能選択する処理を実行する。すなわち、ステップSC2では、上記ステップSC1において読み出された選択条件が「出力可能なデータが記憶されている機能を選択」であるか否かを判断し、図9に図示するステップSC12では、上記ステップSC1において読み出された選択条件が「前回選択された機能を選択」であるか否かを判断する。以下では、現在採用されている選択条件が「出力可能なデータが記憶されている機能を選択」、「前回選択された機能を選択」および「ユーザによる選択」の各場合に分けて動作を説明する。
<「出力可能なデータが記憶されている機能を選択」の場合>
この場合、ステップSC2の判断結果が「YES」になり、ステップSC3に進む。なお、ここで言う「出力可能なデータが記憶されている機能」とは、外部出力装置へ出力するデータがRAM102のデータ蓄積記憶部102dに記憶されている機能を指す。
ステップSC3では、機能起動処理(図7参照)のステップSB5、ステップSB6およびステップSB7のいずれかで読み出されたデータ出力機能名の内で、出力可能なデータが記憶されていないデータ出力機能のデータ出力機能名があるか否かを判断する。つまり、読み出されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能が出力可能なデータの属性を、RAM102の搭載機能テーブル記憶部102b(図4参照)の外部出力装置へ出力するデータの属性から読み出し、その属性のデータがデータ蓄積記憶部102dに記憶されていないか否かによって、出力可能なデータが記憶されていないデータ出力機能のデータ出力機能名があるか否かを判断する。
出力可能なデータが記憶されていないデータ出力機能のデータ出力機能名が無ければ、上記ステップSC3の判断結果は「NO」になり、ステップSC4に進み、「出力可能なデータが記憶されている機能を選択」するという条件に合致したデータ出力機能名を表示部106に画面表示する。続いて、ステップSC5では、外部出力装置接続部109に、条件に合致したデータ出力機能名を出力する。
すなわち、外部出力装置としてイヤホンが接続されている場合には、「デジタルテレビは1キー、デジタルラジオは2キー、…を押してください」等の音声合成音を出力してユーザに音声案内し、映像表示モニタが接続されている場合には、上記ステップSC4と同様、この映像表示モニタへ条件に合致したデータ出力機能名を文字データとして出力あるいは音声データとして出力し、データ通信ケーブルが接続されている場合には、データ通信ケーブルを介して相手側装置に対して、条件に合致したデータ出力機能名を文字データとして出力あるいは音声データとして出力する。
次いで、ステップSC6では、表示部106に画面表示されるデータ出力機能名又は外部出力装置に出力されたデータ出力機能名のいずれかを選択するユーザ操作が行われるまで待機し、データ出力機能名のいずれかを選択するユーザ操作が行われると、このステップSC6の判断結果が「YES」になり、ステップSC7に進み、ユーザ操作により選択されたデータ出力機能名を選択して本処理を終える。
一方、機能起動処理(図7参照)のステップSB5、ステップSB6およびステップSB7のいずれかで読み出されたデータ出力機能名の内で、出力可能なデータが記憶されていないデータ出力機能のデータ出力機能名がある場合には、上記ステップSC3の判断結果が「YES」になり、ステップSC8に進む。ステップSC8では、出力可能なデータが記憶されていないデータ出力機能のデータ出力機能名を選択対象から除外する。
次いで、ステップSC9では、除外された後に残ったデータ出力機能名が有るか否かを判断する。除外された後に残ったデータ出力機能名が有れば、判断結果は「YES」になり、ステップSC10に進み、残余のデータ出力機能名は1つであるかどうかを判断する。残余のデータ出力機能名が1つだったならば、判断結果は「YES」になり、ステップSC11に進み、その残ったデータ出力機能名を選択して本処理を終える。これに対し、残余のデータ出力機能名が複数であると、上記ステップSC10の判断結果は「NO」になり、上述したステップSC4〜ステップSC7に進み、本処理を終える。ステップSC4〜ステップSC7については上述したのでここでは説明を省略する。
一方、上記ステップSC8において除外した後のデータ出力機能名が1つも残らなかった場合には、上記ステップSC9の判断結果が「NO」となり、図9に図示するステップSC15に進む。ステップSC15では、上記ステップSC8において除外する前のデータ出力機能名を表示部106に画面表示する。次いで、ステップSC16では、外部出力装置接続部109に上記ステップSC8において除外する前のデータ出力機能名を出力する。具体的な出力方法は上記ステップSC5と同様である。
続いて、ステップSC17では、表示部106に画面表示されるデータ出力機能名又は外部出力装置に出力されたデータ出力機能名のいずれかを選択するユーザ操作が行われるまで待機する。そして、データ出力機能名のいずれかを選択するユーザ操作が行われると、このステップSC17の判断結果が「YES」になり、ステップSC18に進み、ユーザ操作により選択されたデータ出力機能名を選択して本処理を終える。
<「前回選択された機能を選択」の場合>
この場合、図9に図示するステップSC12の判断結果が「YES」になり、ステップSC13に進む。ステップSC13では、RAM102に設けられる外部出力装置テーブル記憶部102a(図3参照)から前回選択フラグが「1」のデータ出力機能名を読み出す。次いで、ステップSC14では、外部出力装置テーブル記憶部102aから読み出された前回選択フラグが「1」のデータ出力機能名を選択して本処理を終える。
<「ユーザによる選択」の場合>
この場合、図8に図示するステップSC2および図9に図示するステップSC12の各判断結果が「NO」になり、ステップSC15に進み、機能起動処理(図7参照)のステップSB5、ステップSB6およびステップSB7のいずれかで読み出されたデータ出力機能名を表示部106に画面表示する。次いで、ステップSC16では、外部出力装置接続部109に機能起動処理(図7参照)のステップSB5、ステップSB6およびステップSB7のいずれかで読み出されたデータ出力機能名を出力する。具体的な出力方法は、上記ステップSC5と同様である。続いて、ステップSC17〜SC18に進み、本処理を終える。ステップSC17〜SC18については上述したのでここでは説明を省略する。
以上のように、複数機能選択処理では、RAM102の選択条件記憶部102cに記憶される選択条件(「出力可能なデータが記憶されている機能を選択」、「前回選択された機能を選択」および「ユーザによる選択」)の内、設定フラグが「1」の選択条件、つまり現在採用されている選択条件を読み出す。
そして、現在採用されている選択条件が「出力可能なデータが記憶されている機能を選択」の場合には、RAM102の搭載機能テーブル記憶部102bとデータ蓄積記憶部102dを参照して選択条件に合致するデータ出力機能名を探し出し、該当するデータ出力機能名が1つだけなら、そのデータ出力機能名を選択し、該当するデータ出力機能名が複数ならば、ユーザ操作でいずれかのデータ出力機能名を選択する。
「前回選択された機能を選択」の場合には、RAM102の外部出力装置テーブル記憶部102aに記憶されるデータ出力機能名の内、前回選択フラグが「1」に設定されているデータ出力機能名を選択する。
「ユーザによる選択」の場合には、機能起動処理(図7参照)のステップSB5、ステップSB6およびステップSB7のいずれかで読み出されたデータ出力機能名の内からユーザ操作でいずれかのデータ出力機能名を選択するようになっている。
(3)制御処理の動作
次に、図10を参照して制御処理の動作を説明する。図10は、CPU100が実行する制御処理の動作を示すフローチャートである。前述した機能起動処理のステップSB11(図7参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図10に図示するステップSD1に処理を進める。ステップSD1では、機能動作中であるか否か、つまり何等かの機能が実行しているかどうかを判断する。何等かの機能が動作中であったならば、判断結果は「YES」となり、ステップSD2に進む。
ステップSD2では、その動作中の機能が、選択されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能であるかどうかを判断する。動作中の機能が、選択されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能と同一ならば、判断結果は「YES」になり、ステップSD3に進み、RAM102に設けられる外部出力装置テーブル記憶部102a(図3参照)において、選択されたデータ出力機能名に対応する前回選択フラグに「1」を設定すると共に、他のデータ出力機能名にそれぞれ対応する前回選択フラグをゼロリセットする。そして、ステップSD4に進み、動作中のデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力して本処理を終える。
これに対し、現在動作の機能が、選択されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能と異なる場合には、上記ステップSD2の判断結果が「NO」になり、ステップSD5に進む。ステップSD5では、動作中にある機能に対して機能中断を指示して機能停止させ、続くステップSD6では、選択されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能を起動させる。そして、ステップSD3に進み、RAM102に設けられる外部出力装置テーブル記憶部102a(図3参照)において、起動させたデータ出力機能のデータ出力機能名に対応する前回選択フラグに「1」を設定すると共に、他のデータ出力機能名にそれぞれ対応する前回選択フラグをゼロリセットした後、ステップSD4に進み、起動させたデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力して本処理を終える。
さて一方、機能が何等実行されていなければ、上述したステップSD1の判断結果は「NO」となり、ステップSD6に進み、選択されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能を起動させる。そして、ステップSD3に進み、RAM102に設けられる外部出力装置テーブル記憶部102a(図3参照)において、起動させたデータ出力機能のデータ出力機能名に対応する前回選択フラグに「1」を設定すると共に、他のデータ出力機能名にそれぞれ対応する前回選択フラグをゼロリセットした後、ステップSD4に進み、起動させたデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力して本処理を終える。
以上のように、制御処理では、動作中の機能が無い場合には、選択されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能を起動させ、これに応じて外部出力装置テーブル記憶部102aに、起動させたデータ出力機能のデータ出力機能名に対応する前回選択フラグに「1」を設定すると共に、他のデータ出力機能名にそれぞれ対応する前回選択フラグをゼロリセットした後、起動させたデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力する。
一方、機能動作中の場合には、その動作中の機能が、選択されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能と同じであるかどうかを判断し、同じだったならば、外部出力装置テーブル記憶部102aに、選択されたデータ出力機能名に対応する前回選択フラグに「1」を設定すると共に、他のデータ出力機能名にそれぞれ対応する前回選択フラグをゼロリセットした後、動作中のデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力する。して本処理を終える。
また、動作中の機能が、選択されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能と異なるものであると、動作中の機能の中断を指示してその機能を停止させてから選択されたデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能を起動させ、これに応じて外部出力装置テーブル記憶部102aに、起動させたデータ出力機能のデータ出力機能名に対応する前回選択フラグに「1」を設定すると共に、他のデータ出力機能名にそれぞれ対応する前回選択フラグをゼロリセットした後、起動させたデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力する。
以上説明したように、本実施の形態では、外部出力装置接続部109から供給される接続検知信号に基づき、CPU100は携帯電話10に接続される外部出力装置の種別(イヤホン、映像表示モニタおよびデータ通信用ケーブルのいずれか)を判別し、判別した種別の外部出力装置に割り当てられているデータ出力機能名をRAM102の外部出力装置テーブル記憶部102aから読み出す。そして、読み出したデータ出力機能名のいずれかを選択し、選択したデータ出力機能名で指定されるデータ出力機能を起動させ、この起動させたデータ出力機能が出力するデータを外部出力装置に出力させる為、接続される外部出力装置の種別に応じたデータ出力機能を起動でき、これによりユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動することができる。
また、上述した本実施の形態で得られる、より具体的な効果は、下記(a)〜(n)項に記載の通りである。
(a)接続された外部出力装置に応じたデータ出力機能を起動して所望のデータ出力を得ることができる。
(b)何等かの機能が動作中であれば、その動作中の機能に優先して、接続された外部出力装置に応じたデータ出力機能を起動してデータ出力することができる。
(c)選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能と異なる機能が動作中であれば、その動作中の機能に優先して、選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能を起動してデータ出力することができる。
(d)選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能が動作中であれば、即座にそのデータ出力機能によるデータ出力を行うことができる。
(e)ユーザは、表示されたデータ出力機能の情報に基づいて所望のデータ出力機能を容易に起動させることができる。
(f)ユーザは、接続された外部出力装置で出力されたデータ出力機能の情報に基づいて所望のデータ出力機能を容易に起動させることができる。
(g)ユーザは、外部出力装置を接続したときに、同じ外部出力装置で前回使用したデータ出力機能を容易かつ優先的に利用することができる。
(h)ユーザは、外部出力装置を接続したときに、その外部出力装置に対して出力可能なデータが記憶されているデータ出力機能を容易に優先的に利用することができる。
なお、上述した実施形態では、外部出力装置をイヤホン、映像表示モニタ、データ通信用ケーブルとし、データ出力機能をデジタルテレビ、デジタルラジオ、動画再生、音楽再生、アドレス帳、スケジュールとしたが、いずれもこれらに限らない。
また、上述した実施形態では、データ出力機能の情報としてデータ出力機能名(機能の名称)を使用したが、機能IDなどの識別情報を使用する様態でも構わない。
また、上述した実施形態では説明の簡略化を図る為、ユーザが設定する選択条件を1つとしたが、これに限らず、複数の選択条件に合致する機能の機能IDを検索し、検索した機能IDを更にユーザが設定する選定条件でフィルタリングすることによって、ユーザ好みの機能を有するデータ出力機能プログラムを自動実行させる態様とすることも可能である。
本発明の実施形態による携帯電話10が有する機能の概要を説明する為のシステム構成図である。 携帯電話10の構成を示すブロック図である。 RAM102に設けられる外部出力装置テーブル記憶部102aの一構成例を示す図である。 RAM102に設けられる搭載機能テーブル記憶部102bの一構成例を示す図である。 RAM102に設けられる選択条件記憶部102cの一構成例である。 メインルーチンの動作を示すフローチャートである。 機能起動処理の動作を示すフローチャートである。 複数機能選択処理の動作を示すフローチャートである。 複数機能選択処理の動作を示すフローチャートである。 制御処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話
20 配信サイト
30 放送局
100 CPU
101 ROM
102 RAM
102a 外部出力装置記憶部
102b 搭載機能テーブル記憶部
102c 選択条件記憶部
102d データ蓄積記憶部
103 無線通信送受信部
104 テレビ放送・ラジオ放送受信部
105 音声信号処理部
106 表示部
107 操作部
108 RTC
109 外部出力装置接続部

Claims (10)

  1. 複数種のデータ出力機能が搭載された電子機器において、
    接続可能な外部出力装置の種類毎に、起動可能なデータ出力機能の情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
    外部出力装置との接続を検知する接続検知手段と、
    前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置の種類を判別する装置判別手段と、
    前記装置判別手段により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶手段から読み出し、読み出したデータ出力機能の情報のいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能を起動し、起動されたデータ出力機能が出力するデータを出力させる出力制御手段と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 機器に搭載された機能のいずれかが動作中であるか否かを判別する機能動作判別手段を有し、
    前記出力制御手段は、前記機能動作判別手段が動作中でないと判別した場合に、前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能を起動し、起動されたデータ出力機能が出力するデータを、前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置へ出力させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 機器に搭載された機能のいずれかが動作中であるか否かを判別する機能動作判別手段を有し、
    前記出力制御手段は、前記機能動作判別手段が動作中であると判別した場合に、その動作中の機能を抑制する一方、前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能を起動し、起動されたデータ出力機能が出力するデータを、前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置へ出力させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 動作中の機能が前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能と異なるか否かを判別する機能動作判別手段を有し、
    前記出力制御手段は、前記機能動作判別手段が異なる機能と判別した場合に、動作中の機能を抑制する一方、前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能を起動し、起動されたデータ出力機能が出力するデータを、前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置へ出力させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記選択手段により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能が動作中であるか否かを判別する機能動作判別手段を有し、
    前記出力制御手段は、前記機能動作判別手段が動作中と判別した場合に、動作中のデータ出力機能が出力するデータを、前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置へ出力させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記装置判別手段により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶手段から読み出して表示する表示手段を有し、
    前記選択手段は、前記表示手段に表示されるデータ出力機能の情報に基づいていずれかのデータ出力機能の情報を選択することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  7. 前記装置判別手段により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶手段から読み出して前記接続検知手段により接続が検知された外部出力装置に出力する出力手段を有し、
    前記選択手段は、この出力手段から出力されるデータ出力機能の情報に基づいていずれかのデータ出力機能の情報を選択することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  8. 前記選択手段は、前記装置判別手段により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶手段から読み出し、読み出したデータ出力機能の情報の内、当該外部出力装置に対して前回選択したデータ出力機能の情報を優先的に選択することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  9. 前記選択手段は、前記装置判別手段により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶手段から読み出し、読み出したデータ出力機能の情報の内、当該外部出力装置に対して出力可能なデータが記憶されているデータ出力機能の情報を優先的に選択することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  10. 複数種のデータ出力機能が搭載された電子機器の処理プログラムであって、
    接続可能な外部出力装置の種類毎に、起動可能なデータ出力機能の情報を対応付けて記憶する記憶処理と、
    外部出力装置との接続を検知する接続検知処理と、
    前記接続検知処理により接続が検知された外部出力装置の種類を判別する装置判別処理と、
    前記装置判別処理により判別された外部出力装置の種類に対応付けられたデータ出力機能の情報を前記記憶処理から読み出し、読み出したデータ出力機能の情報のいずれかを選択する選択処理と、
    前記選択処理により選択されたデータ出力機能の情報で指定されるデータ出力機能を起動し、起動されたデータ出力機能が出力するデータを出力させる出力制御処理と
    をコンピュータで実行させることを特徴とする電子機器の処理プログラム。
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