JP4800738B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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本発明は、ホームネットワークで接続されているAV機器の操作に関し、特に携帯電話機などで通話中にAV機器を操作する技術に関する。
携帯電話機などでの会話中に、自分が見ているテレビなどの番組を、通話中の相手にも見てもらいたい場合がある。例えば、会話しながら何気なく見ていたテレビ番組で、会話内容に関することを放送し始めた場合などである。
そのような場合、チャンネルの番号を口頭で伝えて、相手にテレビのチャンネルを変えてもらうなどする必要がある。
また、遠隔地から家の家電製品を操作する技術がある。例えば、様々な設置環境にあるデジタル家電と遠隔地から通信する技術や(特許文献1参照)、遠隔地から家のビデオの録画予約などを詳細に行う技術(特許文献2参照)等である。これらは、多くの家電がデジタル化され、家庭内でのネットワーク利用が進んだことで実現されたものである。
特開2003−111170号公報 特開2002−57953号公報
しかし、これらの遠隔地からの操作は、基本的に、自宅の家電の操作に限られているため、前述したような、自分が見ている番組を通話中の相手にも見てもらいたい場合に、通話相手の家のテレビを操作することはできない。
そこで、本発明は、通話相手の家の家電を、操作することができるシステム及び携帯電話機の提供を目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の番組通知システムは、第1及び第2携帯電話機と、放送番組を受信する第1及び第2受信装置とで構成される番組通知システムであって、前記第1携帯電話機は、前記第1受信装置から、現在受信している放送番組を特定する番組特定情報を取得する取得手段と、通話中に通話相手の携帯電話機に、前記取得手段で取得した番組特定情報を通知する通知手段とを備え、前記第2携帯電話機は、通話中に通話相手の携帯電話機から、番組特定情報を知得する知得手段と、前記知得手段で知得した番組特定情報に基づき特定された放送番組を受信するように、前記第2受信装置に伝える伝送手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の携帯電話機は、放送番組を受信する受信装置から、現在受信している放送番組を特定する番組特定情報を取得する取得手段と、通話中に通話相手の携帯電話機に、前記取得手段で取得した番組特定情報を通知する通知手段と を備えることを特徴とする。
また、本発明の携帯電話機は、通話中に通話相手の携帯電話機から、放送番組を特定する番組特定情報を知得する知得手段と、前記知得手段で知得した番組特定情報に基づき特定された放送番組を受信するように、放送番組を受信する受信装置に伝える伝送手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る番組通知システム及び携帯電話機は、上述の構成を備えることにより、通話相手の携帯電話機に、自分の携帯電話機から現在受信中の番組情報を送ることができるので、通話相手は、携帯電話機に届いた情報を基に当該番組を受信することができるようになる。
例えば、携帯電話機で通話している最中に、見ているテレビ番組のチャンネル等を通話相手の携帯電話機に送り、通話相手は、受信した番組の情報からテレビ番組を見ることができ、お互い同じ番組を見ることが出来るようになる。
また、前記携帯電話機は、更に、複数の受信装置から1つの受信装置を特定する装置特定手段を備え、前記取得手段は、前記装置特定手段で特定された受信装置が、現在受信している放送番組を特定する番組特定情報を取得することとしてもよい。
これにより、複数の受信装置の中から1つの受信装置を特定することができるので、ユーザは、通話相手に受信して欲しい受信装置を自由に選んで指定することができるようになる。
また、前記装置特定手段は、外部から取得した音声中に、各受信装置に対応付けられている名前の音が含まれる場合には、その名前と対応付けられている受信装置を特定することとしてもよい。
これにより、音声により複数の受信装置の中から1つの受信装置を特定することができるので、ユーザは通話を続けながら、受信装置を容易に選ぶことができるようになる。
また、前記携帯電話機は、更に、前記知得手段で知得した番組特定情報に基づき特定された放送番組を、前記受信装置に受信させることの許可を示すユーザの操作を取得する許可手段を備え、前記伝送手段は、前記許可手段で許可を取得した場合に限り、前記特定された放送番組を前記受信装置に受信するよう伝えることとしてもよい。
これにより、通話相手から送られてきた番組情報を基に、番組を受信することを拒否できるので、ユーザは、番組を受信するか否かを自由に選択することができるようになる。
また、前記携帯電話機は、更に、通話中に通話相手の携帯電話機から、放送番組を特定する番組特定情報を知得する知得手段と、前記知得手段で知得した番組特定情報に基づき特定された放送番組を受信するように、放送番組を受信する受信装置に伝える伝送手段とを備えることとしてもよい。
これにより、通話相手に現在受信中の番組の情報を送ることができ、また、通話相手から番組情報を受信することができるので、通話中のお互いが、番組を送受信することができるようになる。
また、前記第1受信装置と前記第2受信装置は、ネット接続されており、前記第1受信装置は、更に、受信した放送番組を、前記第2受信手段に転送する転送手段を備え、前記第2受信装置は、更に、前記第2の携帯電話機から伝えられた放送番組を受信することができるか否かを判断する判断手段を備え、前記判断手段で、受信することができないと判断された場合には、前記ネットを介して、放送番組を前記第1受信装置の転送手段から取得することとしてもよい。
これにより、通話相手に現在受信中の番組の放送データを送ることができるので、通話相手が当該番組を受信することができない場合であっても、番組を視聴等してもらうことができるようになる。
更に、本発明の携帯電話機は、次に示すように、テレビなどを受信する機能を備えるものであってもよい。
本発明の携帯電話機は、放送番組を受信する受信手段と、現在受信している放送番組を特定し、番組特定情報を作成する作成手段と、通話中に通話相手の携帯電話機に、前記作成手段で作成した番組特定情報を通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の携帯電話機は、放送番組を受信する受信手段と、通話中に通話相手の携帯電話機から、放送番組を特定する番組特定情報を知得する知得手段とを備え、前記知得手段で知得した番組特定情報に基づき特定された放送番組を、前記受信手段で受信することを特徴とする。
これにより、現在受信している番組の番組情報を、他の装置を必要とせずに、通話相手の携帯電話機に送ることができるので、場所を選ばずに通話相手に番組情報を送ることができ、また、通話相手側も、場所を選ばずに番組を受信することが出来るようになる。
また、携帯電話機で用いられる番組通知方法は、放送番組を受信する受信装置から、現在受信している放送番組を特定する番組特定情報を取得する取得ステップと、通話中に通話相手の携帯電話機に、前記取得ステップで取得した番組特定情報を通知する通知ステップとを備えることを特徴とする。
また、携帯電話機に番組通知処理を行わせるためのコンピュータプログラムは、 放送番組を受信する受信装置から、現在受信している放送番組を特定する番組特定情報を取得する取得ステップと、通話中に通話相手の携帯電話機に、前記取得ステップで取得した番組特定情報を通知する通知ステップとを備えることを特徴とする。
また、携帯電話機で用いられる番組伝送方法は、通話中に通話相手の携帯電話機から、放送番組を特定する番組特定情報を知得する知得ステップと、前記知得ステップで知得した番組特定情報に基づき特定された放送番組を受信するように、放送番組を受信する受信装置に伝える伝送ステップとを備えることを特徴とする。
また、携帯電話機に番組伝送処理を行わせるためのコンピュータプログラムは、 通話中に通話相手の携帯電話機から、放送番組を特定する番組特定情報を知得する知得ステップと、前記知得ステップで知得した番組特定情報に基づき特定された放送番組を受信するように、放送番組を受信する受信装置に伝える伝送ステップとを備えることを特徴とする。
これにより、本発明にかかる番組通知システム及び携帯電話機を、容易に作成することが出来るようになる。
<実施形態>
<概要>
本発明に係る携帯電話機は、通話している携帯電話機間で、通話相手の携帯電話機に会話の音声データを送信するのと並行して、AV機器等を操作する為の情報を送信するものである。
通話相手の携帯電話機によって受け取られたAV機器を操作する為の情報は、家庭内無線LANを通じてホームサーバに送られ、該当するAV機器を操作する。その際、当然のことながら、操作情報を受取った側は、自宅の家電を操作することや、操作内容について拒否をすることができるものとする。
以下、通話相手宅のテレビに、自宅のテレビが現在映している番組を映す場合を例に取り、本発明である番組通知システムを説明する。
<構成>
まず、本発明の実施形態に係る番組通知システムの構成例について図1を用いて説明する。
図1は、番組通知システムの構成例を表す図である。
この例では、人物Aと人物Bは、それぞれの自宅におり、自宅はホームネットワーク化されているものとする。
本実施形態では、Aが見ているテレビ番組の情報を、Bに送る場合を想定する。
ここでは、Aについてのみ、説明するが、Bにおいても同様である。
Aの自宅のAV機器とホームサーバAは、相互接続されており、ホームサーバAは、ルータAを通してインターネットに接続されている。ここでは、複数のAV機器のうち、テレビAとラジオAのみを記載している。
AV機器の1つであるテレビAは、テレビ受信装置で受信した放送番組を映し出すほか、ホームサーバAから送られるテレビ放送データを出力する機能も有している。
また、ホームサーバAは、無線LAN機能を備え、携帯電話機Aや他のAV機器と接続することが可能となっている。携帯電話機Aは、IPアドレスを有し、ホームサーバAと接続する機能を有しているものとする。
次に、図2は、通話中にAV機器「テレビ」を指定する方法を示す図である。
通話中に、自分が見ているテレビ番組と同じ番組を、通話相手にも見せたい場合には、複数のAV機器の中から「テレビ」を指定する必要がある。
本実施形態では、通話者は、AV機器の指定を音声で行うものとする。
携帯電話機のディスプレイに表示されるメニュー等で、AV機器を指定することも考えられる。しかし、携帯電話機で会話している場合は、通常、耳に当てている為、ディスプレイを見るためには、一旦、耳から離して会話を中断する必要がある。従って、本実施形態では、より使い勝手が良くなるように、携帯電話機を耳から離す必要の無い、音声でAV機器を指定する方法を採用する。
「テレビ」を指定する場合、「テレビ」という語を含む会話をボタン1410を押下しながら行う。例えば、ボタン1410を押下し、「このテレビおもしろいよ」と発言し、その発言後に押下しているボタンを解放する。
ボタン1410が押下されている間に発言された音声から、AV機器「テレビ」を特定する。
この特定の方法は、音声「このテレビおもしろいよ」を音声認識して、文字列「このテレビおもしろいよ」に変換する。その後、この文字列を、日本語の構文・意味解析を行い、固有名詞を抽出する。その固有名詞の中に、AV機器の名称と同じものがあれば、そのAV機器を指定したとして特定する。
尚、通話者が指定したAV機器の特定方法は、この方法に限られないのはもちろんである。
次に、本発明に係る携帯電話機、テレビ及びホームサーバの各構成について説明する。
図3は、携帯電話機、テレビ及びホームサーバの各構成を示す機能ブロック図である。
ここで説明する携帯電話機、テレビ及びホームサーバは、携帯電話機A及びB、テレビA及びB、ホームサーバA及びBであり、これらはそれぞれ同じ機能を有しているものとする。
携帯電話機1000は、制御部1100、電話通信部1200、表示部1300、操作部1400、音声信号を出力するスピーカ1500、外部音声を入力するマイク1600、LAN通信部1700、番組特定部1800、機器特定部1900及び機器名称記憶部1910から構成される。
まず、1100は、図示しないCPU、メモリ等を備え、通信制御等、携帯電話機に必要な一般的な制御処理を行う他、本発明に特有の制御処理を行う。
電話通信部1200は、変復調回路や信号処理回路等を含み、基地局4000と通信する機能を有する。
表示部1300は、液晶等のディスプレイを含み、制御部1100の指示により、当該ディスプレイにメニュー等を表示する機能を有する。
操作部1400は、キー、ボタン等を含み、ボタンの押下等のユーザ操作を検出し制御部1100に通知する機能を有する。
また、LAN通信部1700は、Bluetooth(登録商標、以下同様)等の無線通信技術によりホームサーバ3000と通信する機能を有する。
番組特定部1800は、通話相手から送られてきた番組の情報から、番組を特定し、どのように番組を受信するか等を判断する機能を有する。この機能は、番組の情報を受け取った場合に動作する機能である。
機器特定部1900は、AV機器を指示してユーザの音声から、どの機器を指示したのかを判断し、機器を特定する機能を有する。この機能は、番組の情報を送信する場合に動作する機能である。
機器名称記憶部1910は、自宅にあるAV機器の機器名称を記憶しておく機能を有する。
次に、テレビ2000は、制御部2100、放送受信部2200、表示部2300、操作部2400、番組の音声信号を出力するスピーカ2500、LAN通信部2600及び放送番組検知部2700から構成される。
まず、制御部2100は、図示しないCPU、メモリ等を備え、通信制御等、テレビに必要な一般的な制御処理を行う他、ホームサーバ3000からの制御を受けチャンネルを変更したり等、本発明に特有の制御処理を行う。
放送受信部2200は、テレビ番組のデータを、テレビ局5000から受信する機能を有する。
表示部2300は、液晶等のディスプレイを含み、番組の画像データを出力表示する機能を有する。
操作部2400は、リモコンを含み、番組を変更したり、音量を調整したり等するする機能を有する。
また、LAN通信部2600は、Bluetooth等の無線通信技術によりホームサーバ3000と通信する機能を有する。
放送番組検知部2700は、現在受信している番組を検知し、ホームサーバ3000に通知する機能を有する。
次に、ホームサーバ3000は、制御部3100、機器状態記憶部3300及びLAN通信部3400から構成される。
まず、制御部3100は、図示しないCPU、メモリ等を備え、通信制御等、ホームサーバとして、家庭内のAV機器、家電などの制御処理を行う機能を有する。
機器状態記憶部3300は、ホームサーバが制御しているAV機器等の状態を記憶する機能を有する。AV機器の状態とは、テレビやラジオの場合は受信しているチャンネル等や番組名等をいう。
また、LAN通信部3400は、Bluetooth等の無線通信技術により家庭内のAV機器や家電と通信する機能を有する。
ここで制御部1100等の各部による各処理の全部または一部は、CPUが各種プログラムを実行することにより実現されるものである。
<データ>
以下、本発明である番組通知システムが用いる主なデータについて、図4を用いて説明する。これらのデータは、携帯電話機1000あるいはホームサーバ3000が記憶するデータである。
図4(a)は、機器状態情報3310の内容例を示す図である。
この機器状態情報3310は、ホームサーバの機器状態記憶部3300に記憶されている。
機器状態情報3310は、機器名3311、地域番号3312、現在流れている内容3313、番組名3314等で構成される。
機器名3311は、ホームサーバで管理している機器を識別する名前を示している。この名前は、機器ごとに異なるものであり、1つの機器に対応しているものである。
地域番号3312とは、ホームサーバが管理する家が存在する地域を表す番号である。この地域番号が同じであれば、同じ番組を受信することができることを表すものとする。
現在流れている内容3313は、対応する機器名3311が示す機器が現在受信している放送の内容を示すものである。
また、番組名3314は、対応する機器名3311が示す機器が受信している具体的な番組名を表している。
例えば、機器名3311で示される機器「テレビ」は、現在流れている内容3313「テレビ(6ch)」を受信しており、受信している放送番組は、番組名3314「ドラマ XYZ(第16話)」であり、テレビ受信の地域番号3312は「52」である。
次に、図4(b)は、機器名称1911の内容例を示す図である。
この機器名称1911は、携帯電話機1000の機器名称記憶部1910に記憶されている。
機器名称1911は、この携帯電話機の持ち主の自宅にある機器の名前のみであってもよいし、一般的な装置の名前の一覧であってもよい。
この機器名称1911を、使用して、ユーザが指定した機器を特定する。ここで特定された機器名称によって、ホームサーバの機器状態情報3310の機器名3311を特定する。本実施形態の場合は、同じ名前となっている。
例えば、機器名称1911「テレビ」は、機器名3311「テレビ」を示す。
また、機器名称1911は、ユーザが新たに付けた名前であってもよく、この場合は、ホームサーバの機器状態情報3310の機器名3311を特定できるようにしておく必要がある。例えば、同じ名称とする、共通の番号を付加するなどである。
<動作>
以下、上述した番組通知システムの動作について図5と図6を用いて説明する。
図5は、AがテレビAで見ているテレビ番組を、BのテレビBに映す処理を示すフローチャートである。
AとBは、それぞれ携帯電話機Aと携帯電話機Bで通話をしているものとする。この際、AもBも、それぞれ自宅で電話をしている。
まず、AがテレビAで映っている番組を、通話相手のBにも見てもらいたいと思い、携帯電話機A1000の該当ボタン1410(図2参照)を押下して、「このテレビおもしろいよ」と言う(ステップS100)。
ボタン1410が押下された時点で、操作部1400がその旨を制御部1100に通知する。
通知を受けた制御部1100は、マイク1600から伝えられるAの音声の録音を開始する。録音したデータは、制御部1100内の作業メモリ(図示していない。)に記録される。
その後、ボタン1410の押下が開放された時点で、操作部1400がその旨を制御部1100に通知し、通知を受けた制御部1100は、録音を終了する。
制御部1100は、この録音されたAの発言を、機器特定部1900に渡し、機器の特定を依頼する。
依頼を受けた機器特定部1900は、文字列に変換後、構文・意味解析を行い、固有名詞「テレビ」を抽出する。この固有名詞が機器名称記憶部1910に記憶されている機器名称1911(図4(b)参照)にあるか否かを検索し、同じ名称があれば、その機器をユーザが指定した機器であるとして特定する。「テレビ」が特定され(ステップS110)、制御部1100に通知される。
ユーザが指定した機器が「テレビ」である旨の通知を受けた制御部1100は、LAN通信部1700を介して、ホームサーバA3000に「テレビ」の状態を問い合わせる(ステップS120)。
ホームサーバA3000の制御部3100は、携帯電話機Aからの問い合わせを、LAN通信部3400を介して受ける。
問い合わせを受けた制御部3100は、機器状態記憶部3300に記憶されている機器状態情報3310(図4(a)参照)の機器名3311から「テレビ」を検索する。この際、テレビA2000のLAN通信部2600と制御部2100を介して、放送番組検知部2700に現在受信して映している番組の情報を問い合わせる。
問い合わせを受けた放送番組検知部2700は、現在受信している番組を検知して、ホームサーバA3000に返す。
ホームサーバA3000の制御部3100は、放送番組検知部2700から受取った番組の情報で、機器状態情報3310の機器名3311「テレビ」に対応する情報を更新する。
その後、機器名3311「テレビ」に対応する地域番号3312と現在流れている内容3313を読み出し、「テレビ」の状態情報として携帯電話機A1000に返信する(ステップS200)。
ホームサーバA3000から「テレビ」の状態情報を受け取った携帯電話機A1000は、その情報を、通話相手Bの携帯電話機Bに、通話データとともに送信する(ステップS300)。
この際の送信は、音声データのパケットを利用しても良いし、音声データとは別のチャネルを確保等しても良い。
携帯電話機Aから通話相手Bの携帯電話機Bに、基地局4000を介して、「テレビ」の状態情報が送信される。
携帯電話機Aから状態情報を受信した携帯電話機B1000の制御部1100は(ステップS300)、情報を受信した旨をユーザであるBに伝えるために、例えば、一定時間、携帯電話機Bを振動させる(ステップS310)。
その後、制御部1100は、ユーザBに「テレビ」にAから通知されたテレビAが受信中の番組(以下、「受信中番組」という。)を映すか否かを問い合わせる画面をディスプレイに表示するように、表示部1300に依頼する(ステップS320)。
具体的には、例えば、図6に示すような問い合わせ画面1310を表示する。
「YES」ボタン1311を選択した場合には、Aから通知された「受信中番組」をテレビB2000に表示させ、「NO」ボタン1312を選択した場合は、テレビを変えないこととし、操作部1400はユーザの選択を制御部1100に通知する。
制御部1100は、「YES」ボタンが選択された旨通知された場合は(ステップS320:YES)、携帯電話機Aから受け取った 「テレビ」の状態情報を番組特定部1800に渡す。
状態情報を受け取った番組特定部1800は、まず、「受信中番組」をテレビBが受信できるか否か判断する(ステップS330)。
その判断の方法は、まず、ホームサーバB3000に「テレビ」の地域番号を問い合わせる。
問い合わせを受けたホームサーバB3000の制御部3100は、機器状態情報3310の機器名3311が「テレビ」の地域番号3312を返す。
地域番号3312を受け取った番組特定部1800は、ホームサーバBから受け取った「テレビ」の地域番号3312と、携帯電話機Aから送られた「テレビ」の状態情報中の地域番号が同じである場合には、「受信中番組」をテレビBが受信できると判断し、同じでない場合には、受信できないと判断する。
「受信中番組」をテレビBが受信できると判断した場合(ステップS330:YES)は、携帯電話機Aから送られた「テレビ」の状態情報中の現在流れている内容3313からチャンネル「6ch」を読み出し、制御部1100を介して、ホームサーバ3000に受信するよう指示を出す(ステップS340)。
指示を受けたホームサーバB3000は、テレビB2000にチャンネル「6ch」を受信するよう指示を出し、番組を映す(ステップS410)。
また、「受信中番組」をテレビBが受信できないと判断した場合(ステップS330:NO)は、制御部1100を介して、ホームサーバ3000に、A宅のホームサーバAから「受信中番組」の受信データを転送してもらってテレビBに映すように指示を出す(ステップS350)。
指示を受けたホームサーバB3000は、ホームサーバAに、「受信中番組」のデータを転送してくれるように依頼する(ステップS400)。ホームサーバAのIPアドレスは、予め記憶しているものとする。
依頼を受けたホームサーバAの制御部3100は、テレビAの制御部2100に放送受信部2200が受信している番組データの転送依頼を行う。
テレビAは、受信データをホームサーバAに送り、ホームサーバAからホームサーバBにインターネットを介して、テレビAの受信した番組データが送られる(ステップS210)。
ホームサーバAから番組データを受信したホームサーバBは(ステップS400)、テレビBに番組データを送信し、番組を映す(ステップS410)。
一方、図5に示すような問い合わせ画面1310で、「NO」ボタン1312を選択した場合(ステップS320:NO)は、何も行わない。
<補足>
以上、本発明に係る番組通知システムについて実施形態に基づいて説明したが、このシステムを部分的に変形することもでき、本発明は上述の実施形態に限られないことは勿論である。即ち、
(1)実施形態では、受信装置であるテレビと、通話中の携帯電話機とはべつの装置であることとしているが、テレビやラジオなどの受信機能付携帯電話機であってもよい。
この場合、ホームサーバは不要となり、また、ホームサーバの無線LANが届く範囲で無ければならないという場所に関する制限が無くなるという利点がある。
(2)実施形態では、テレビで受信している番組を、通話相手のテレビで受信することとしているが、通話相手側はテレビの音声のみを出力したり、ラジオに音声のみを出力したり、また、携帯電話機に音声のみを出力したり、さらに、画像のみをテレビ画面に出力したりなどとしてもよい。この場合、本来の受信装置を使用できなくても、現在使われていない装置を使用することができるという利点がある。
また、逆に、通話相手に送る側が、テレビの音声のみを聞いていて、通話相手側がテレビの画像の見るなどであっても良い。
(3)実施形態では、地域番号で放送を受信することができるか否かを判断することとしているが、その他の方法であってもよい。
例えば、その地域のEPG等の番組表から、他のチャンネルで放送中であることが判れば、そのチャンネルにあわせる等である。
(4)実施形態で示した携帯電話機等の各機能を実現させる為の各制御処理(図3等参照)をCPUに実行させる為のプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプログラムは、機器におけるCPUで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのCPUがそのプログラムを実行することにより実施形態で示した各機能が実現される。
携帯電話機で通話中に、通話相手宅の家電を操作する技術として有用である。
番組通知システムの構成例を表す図である。 通話中にAV機器「テレビ」を指定する方法を示す図である。 携帯電話機、テレビ及びホームサーバの各構成を示す機能ブロック図である。 番組通知システムが用いる主なデータ例を示す図である。図4(a)は、機器状態情報3310の内容例を示す図であり、図4(b)は、機器名称1911の内容例を示す図である。 Aが見ているテレビ番組を、BのテレビBに映す処理を示すフローチャートである。 問い合わせ画面例を示す図である。
符号の説明
1000 携帯電話機
1100 制御部
1200 電話通信部
1300 表示部
1400 操作部
1410 ボタン
1500 スピーカ
1600 マイク
1700 LAN通信部
1800 番組特定部
1900 機器特定部
1910 機器名称記憶部
2000 テレビ
2100 制御部
2200 放送受信部
2300 制御部
2300 表示部
2400 操作部
2500 スピーカ
2600 LAN通信部
2700 放送番組検知部
3000 ホームサーバ
3100 制御部
3300 機器状態記憶部
3310 機器状態情報
3400 LAN通信部
4000 基地局
5000 テレビ局

Claims (1)

  1. 第1及び第2携帯電話機と、第1及び第2ホームサーバと、音声または映像を出力する第1及び第2出力装置とで構成される番組通知システムであって、
    前記第1携帯電話機と前記第1ホームサーバと前記第1出力装置の組、及び前記第2携帯電話機と前記第2ホームサーバと前記第2出力装置の組がそれぞれ互いに通信可能に設置され、
    前記第1ホームサーバは前記第1出力装置を、及び前記第2ホームサーバは前記第2出力装置を制御し、
    前記第1携帯電話機は、
    前記第1ホームサーバから、前記第1出力装置で現在出力している放送番組を特定する番組特定情報を取得する取得手段と、
    通話中に通話相手の携帯電話機に、前記取得手段で取得した番組特定情報を通知する通知手段とを備え、
    前記第2携帯電話機は、
    通話中に通話相手の携帯電話機から、番組特定情報を知得する知得手段と、
    前記知得手段で知得した番組特定情報に基づき特定された放送番組を前記第2出力装置が出力するように、前記第2ホームサーバに伝える伝送手段とを備え、
    前記第1ホームサーバは、
    前記第1携帯電話機から、前記第1出力装置で現在出力している放送番組を特定する番組特定情報を取得するよう依頼を受け付け、前記第1出力装置から現在出力している放送番組を特定する番組特定情報を取得し、前記第1携帯電話機へ通知する応答手段を備え、
    前記第2ホームサーバは、
    前記第2携帯電話から伝送された、番組特定情報に基づき特定された放送番組を出力するよう、前記第2出力装置へ命令を行う出力命令手段を備え、
    前記第1ホームサーバと前記第2ホームサーバは、ネット接続されており、
    前記第1ホームサーバは、更に、第1出力装置が出力した放送番組を、前記第2ホームサーバに転送する転送手段を備え、
    前記第2携帯電話機は、更に、前記第1携帯電話機から伝えられた放送番組を前記第2出力装置が出力することができるか否かを判断し、放送番組を出力できない場合に前記第1ホームサーバの転送手段から取得するよう前記第2ホームサーバに指示を出し、
    前記第2ホームサーバは、前記第2携帯電話機の前記指示により、前記ネットを介して、前記第1ホームサーバから送信された放送番組を取得する
    ことを特徴とする番組通知システム。
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