JP2008205234A - チャックトップの高さを求める方法及びこの方法を記録したプログラム記録媒体 - Google Patents

チャックトップの高さを求める方法及びこの方法を記録したプログラム記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】チャックトップの高さのバラツキを小さくして常に一定のオーバードライブを掛けることができるチャックトップの高さを求める方法及びこの方法を記録したプログラム記録媒体を提供する。
【解決手段】チャックトップ11の上面の中心及びその上下左右の5点の理想座標面で座標値x、yを指定し、上カメラによって5点に対応するチャックトップ11の高さを計測する工程と、XY座標面の所定の象限の上記各指定座標値に対応するチャックトップ11の中心O以外の隣り合う2点A、Bの計測値がチャックトップ11の中心Oを中心として形成される円周上を変化して得られる点であるとする円錐モデルを設定する工程と、所定の象限内の任意の一点を指定し、この指定座標値、所定の座標変換式及び上記円錐モデルに基づいてチャックトップ11の任意の点の高さZを求める工程と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、被検査体とプローブカードの複数のプローブとを電気的に接触させる際に常に一定のオーバードライブを掛けられるようにチャックトップの高さを求める方法に関し、更に詳しくは、チャックトップの任意の一点の高さを高精度に求めることができるチャックトップの高さを求める方法及びこの方法を記録したプログラム記録媒体に関する。
被検査体、例えば半導体ウエハの電気的特性検査を行う場合には半導体ウエハのまま検査するプローブ装置が用いられている。この種のプローブ装置は、例えば、検査室の内部に配置され且つ半導体ウエハを昇降可能に載置するウエハチャックと、ウエハチャックをX、Y方向へ移動させるXYステージと、XYステージの上方に配置されたプローブカードと、プローブカードの複数のプローブと載置装置1上の半導体ウエハとのアライメントを行うアライメント機構と、を備え、アライメント後の半導体ウエハをオーバードライブさせ、半導体ウエハのチップと複数のプローブとを電気的に接触させてチップの電気的特性検査を行う。アライメント機構は、例えば、ウエハチャックに付設された下カメラと、プローブカードの真下まで移動可能なアライメントブリッジに設けられた上カメラと、を有している。
而して、チップ内の電極とプローブとを電気的に接触させる時には、全てのチップで常に同一のオーバードライブが掛かるようにチャックトップを制御している。ところが、ウエハチャックには製作誤差等があるため、常に一定のオーバードライブを掛けることが難しい。そこで、チャックトップ上の半導体ウエハ面の中心及びその左右前後の5点の高さを実測し、中心の高さを原点として半導体ウエハ面を4つの象限に分け、各象限に入るコンタクト位置(コンタクト座標)に対して均等割して高さを求めている。半導体ウエハはチャックトップ上に真空吸着されているため、チャックトップ上の半導体ウエハ面はチャックトップの上面に倣った平面として取り扱うことができる。
そこで、チャックトップ上面の高さを高精度に求めることが重要である。例えば図4の(a)、(b)はチャックトップ上面の第1象限内のチャックトップの高さを求める従来の方法の原理を示している。第2、第3、第4象限についても第1象限と同一手順で高さを求めることができる。
従来の方法では、コンピュータのXY座標面(以下、「理想座標面」と称す。)のチャックトップの第1象限のXY座標を規定する3点のXY座標値を指定する。この指定座標値に基づいてチャックトップ1上の3点が図4の(a)、(b)に示すように求められる。チャックトップ1の第1象限の上面は、図4の(a)に示すようにチャックトップ1の中心Oと、中心Oで直交する直線OA、OBによって形成される面OABが均一な平面である平面モデルを設定する。そして、コンピュータによって指定された理想座標面の原点Oは、チャックトップ1の中心Oと一致し、理想座標面のX軸、Y軸上のそれぞれの点a、bでなす平面をOabとする。チャックトップ1上の点A、Bは、それぞれ理想座標面で指定された点a、bに対応して測定された点である。これらの3点で形成されるチャックトップ1の平面OABと理想座標面の面Oabの関係を示したものが図4の(b)である。
図4の(b)に示すようにコンピュータを用いて理想座標面上のX軸上の点a(x,0)及びY軸上の点b(0,y)を指定すると、チャックトップ1の指定位置が高さ検出位置の真下へ移動する。そして、これらの位置でチャックトップ1の高さを測定し、その時のチャックトップ1の移動量に基づいて点a、bに対応するチャックトップ1上の点A、Bの座標値(X,Y,Z)、(X,Y,Z)をそれぞれ求めることができる。
理想座標面上の任意の指定座標値とこれに対応するチャックトップ1上の高さを求める時には、下記の座標変換式が用いられる。この座標変換式は、コンタクト座標値X、Yがそれぞれ指定座標値x、yに応じて配分され、更にコンタクト座標の座標値Zが座標値X、Yに応じて配分された値である。下記の座標変換式において、理想座標面の面0ab上の一点が点p(x,y)であり、この点pに対応するチャックトップ1の面0AB上の一点が点P(X,Y,Z)であると定義する。
X=ax+by
Y=cx+dy
Z=eX+fY
この座標変換式に、理想座標面上の指定座標値とこれらに対応するチャックトップ1の測定値を代入し、座標変換式の各係数を求めると以下のようになる。各係数を求めた後には、コンピュータにより任意のコンタクト座標値(x,y)を指定すると、コンピュータではこの座標値を座標変換式に代入して、指定コンタクト座標に対応するチャックトップ1のコンタクト座標値X、Yを求めることができ、更にこれらの座標値X、Yに基づいてコンタクト座標値Z、即ち、チャックトップ1の高さZを求めることができる。
a=X/x
b=X/y
c=Y/x
d=Y/y
e=(Y*Z−Y*Z)/(X*Y−X*Y
f=−(X*Z−X*Z)/(X*Y−X*Y
尚、特許文献1には半導体ウエハとプローブとが均一な接触圧で接触させる技術について開示されている。また、特許文献2にはチップとプローブとを高精度に位置合わせできる技術が開示されている。
特公平07−105414 特許第2986241
しかしながら、従来のチャックトップの高さを求める方法は、コンピュータ上でチャックトップ1の上面が平面であると仮定してチャックトップ1の高さを指定座標値x、yに即して均等割して求めていたため、プローブの接触位置が計測点から離れるほど、計測点に基づいて補正されたコンタクト座標Zと実際のチャックトップ1の高さとの差が大きくなり、コンタクト位置によるバラツキが大きくなっていた。特に直線OA及び直線OBから45°方向のバラツキが最も大きくなっていた。そのため、この部分でチャックトップ1をオーバードライブさせても検査の信頼性が必ずしも十分でなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、チャックトップの数点の実測高さに基づいて補正するチャックトップの高さのバラツキを小さくして常に一定のオーバードライブを掛けることができるチャックトップの高さを求める方法及びこの方法を記録したプログラム記録媒体を提供することを目的としている。
本発明者等は、チャックトップの上面の状態をピーコック等の測定機器を用いて高精度に測定した結果、チャックトップの上面が平面ではなく、その中心が最も低く、外周に行くに従って徐々に高くなる円錐形状に近い状態であることを知見した。
本発明は上記知見に基づいてなされたもので、本発明の請求項1に記載のチャックトップの高さを求める方法は、プローブ装置のチャックトップで保持された被検査体の電気的特性検査を行う際に、コンピュータ上のXY座標面において上記チャックトップの上面の少なくとも中心及び左右前後の5点のXY座標値を上記コンピュータによって指定し、これらの指定座標値に対応する上記チャックトップの高さを順次測定し、上記指定座標値と上記各測定高さに基づいて上記XY座標値を上記チャックトップの上面の高さを含む座標値に変換する座標変換式を上記XY座標面の4象限それぞれについて求めた後、上記コンピュータによって上記XY座標面で指定する任意の位置に対応する上記チャックトップの上面の高さを上記各象限毎に上記座標変換式に基づいて求める方法であって、上記コンピュータを用いて、上記XY座標面の所定の象限の上記指定座標値に対応する上記チャックトップの中心以外の隣り合う2点が上記チャックトップの中心を中心として形成される円周上を変化して得られる点であるとする円錐モデルを設定する工程と、上記コンピュータを用いて、上記所定の象限内の任意の一点を指定し、この指定座標値、上記座標変換式及び上記円錐モデルに基づいて上記チャックトップの任意の点の高さを求める工程と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載のチャックトップの高さを求める方法は、プローブ装置のチャックトップで保持された被検査体の電気的特性検査を行う際に、コンピュータ上のXY座標面において上記チャックトップの上面の少なくとも中心及び左右前後の5点のXY座標値を上記コンピュータによって指定し、これらの指定座標値に対応する上記チャックトップの高さを順次測定し、上記指定座標値と上記各測定高さに基づいて上記XY座標値を上記チャックトップの上面の高さを含む座標値に変換する座標変換式を上記XY座標面の4象限それぞれについて求めた後、上記コンピュータによって上記XY座標面で指定する任意の位置に対応する上記チャックトップの上面の高さを上記各象限毎に上記座標変換式に基づいて求める方法であって、上記コンピュータを用いて、上記XY座標面の所定の象限の上記指定座標値に対応する上記チャックトップの中心以外の隣り合う2点が上記チャックトップの中心を中心として形成される円周上を変化して得られる点であるとする円錐モデルを設定する工程と、上記コンピュータを用いて、上記XY座標面の上記所定の象限内で上記チャックトップの任意の一点を指定する工程と、上記コンピュータを用いて、上記任意の一点を示す指定座標値を上記円周に沿って回転させて上記XY座標面のX軸上及びY軸上のX座標値及びY座標値をそれぞれ求める工程と、上記コンピュータを用いて、上記任意の指定座標に対応する上記X座標値、Y座標値及び上記座標変換式に基づいて上記X座標値及び上記Y座標値に対する上記チャックトップの高さを求める工程と、上記コンピュータを用いて、上記チャックトップの中心と上記隣り合う2点のいずれか一点と上記任意の一点で形成する中心角を求める工程と、上記コンピュータを用いて、上記隣り合う2点の高さの差と上記中心角の上記X軸と上記Y軸のなす角度に対する割合に基づいて上記任意の一点の高さを求める工程と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載のチャックトップの高さを求める方法は、請求項1または請求項2に記載の発明において、上記座標変換式は、X=ax+by、Y=cx+dy、Z=ex+fyであり、上記座標変換式の各係数は、上記所定の象限の上記3点の指定座標値及びこれらの指定座標に対応する上記円錐モデルの3点に基づいて算出することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載のプログラム記録媒体は、プローブ装置のチャックトップで保持された被検査体の電気的特性検査を行う際に、コンピュータ上のXY座標面において上記チャックトップの上面の少なくとも中心及び左右前後の5点のXY座標値を上記コンピュータによって指定し、これらの指定座標値に対応する上記チャックトップの高さを順次測定し、上記指定座標値と上記各測定高さに基づいて上記XY座標値を上記チャックトップの上面の高さを含む座標値に変換する座標変換式を上記XY座標面の4象限それぞれについて求めた後、上記コンピュータによって上記XY座標面で指定する任意の位置に対応する上記チャックトップの上面の高さを上記各象限毎に上記座標変換式に基づいて求める方法をプログラムとして記録した記録媒体であって、上記プログラムによって上記コンピュータを駆動させて、上記XY座標面の所定の象限の上記指定座標値に対応する上記チャックトップの中心以外の隣り合う2点が上記チャックトップの中心を中心として形成される円周上を変化して得られる点であるとする円錐モデルを設定する工程と、上記所定の象限内の任意の一点を指定し、この指定座標値、上記座標変換式及び上記円錐モデルに基づいて上記チャックトップの任意の点の高さを求める工程と、を実行させることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載のプログラム記録媒体は、プローブ装置のチャックトップで保持された被検査体の電気的特性検査を行う際に、コンピュータ上のXY座標面において上記チャックトップの上面の少なくとも中心及び左右前後の5点のXY座標値を上記コンピュータによって指定し、これらの指定座標値に対応する上記チャックトップの高さを順次測定し、上記指定座標値と上記各測定高さに基づいて上記XY座標値を上記チャックトップの上面の高さを含む座標値に変換する座標変換式を上記XY座標面の4象限それぞれについて求めた後、上記コンピュータによって上記XY座標面で指定する任意の位置に対応する上記チャックトップの上面の高さを上記各象限毎に上記座標変換式に基づいて求める方法をプログラムとして記録した記録媒体であって、上記プログラムによって上記コンピュータを駆動させて、上記XY座標面の所定の象限の上記指定座標値に対応する上記チャックトップの中心以外の隣り合う2点が上記チャックトップの中心を中心として形成される円周上を変化して得られる点であるとする円錐モデルを設定する工程と、上記XY座標面の上記所定の象限内で上記チャックトップの任意の一点を指定する工程と、上記任意の一点を示す指定座標値を上記円周に沿って回転させて上記XY座標面のX軸上及びY軸上のX座標値及びY座標値をそれぞれ求める工程と、上記任意の指定座標に対応する上記X座標値、Y座標値及び上記座標変換式に基づいて上記X座標値及び上記Y座標値に対する上記チャックトップの高さを求める工程と、上記チャックトップの中心と上記隣り合う2点のいずれか一点と上記任意の一点で形成する中心角を求める工程と、上記隣り合う2点の高さの差と上記中心角の上記X軸と上記Y軸のなす角度に対する割合に基づいて上記任意の一点の高さを求める工程と、を実行させることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載のプログラム記録媒体は、請求項4または請求項5に記載の発明において、上記座標変換式は、X=ax+by、Y=cx+dy、Z=ex+fyであり、上記座標変換式の各係数は、上記所定の象限の上記3点の指定座標値及びこれらの指定座標に対応する上記円錐モデルの3点に基づいて算出することを特徴とするものである。
本発明によれば、チャックトップの数点の実測高さに基づいて補正するチャックトップの高さのバラツキを小さくして常に一定のオーバードライブを掛けることができるチャックトップの高さを求める方法及びこの方法を記録したプログラム記録媒体を提供することができる。
以下、図1〜図3に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明のチャックトップの高さを求める方法を適用したプローブ装置の一例を示す概念図、図2、図3はそれぞれ本発明のチャックトップの高さを求める方法の原理を説明するための説明図である。
まず、本発明の本発明のチャックトップの高さを求める方法を適用するプローブ装置の一例について図1を参照しながら説明する。このプローブ装置10は、例えば図1に示すように、被処理体であるノッチ付き半導体ウエハWを載置する移動可能なウエハチャック11と、このウエハチャック11の上方に配置されたプローブカード12と、このプローブカード12の複数のプローブ12Aとウエハチャック11上の半導体ウエハWとのアライメントを行うアライメント機構13と、アライメント機構13を構成する第1、第2の撮像手段(例えば、CCDカメラ)14、15と、第1、第2のCCDカメラ14、15によって撮像された画像を表示する表示画面16を有する表示装置と、これらの構成機器を制御するコンピュータ17と、を備え、コンピュータ17の制御下で、アライメント機構13によってウエハチャック11上の半導体ウエハWとプローブカード12の複数のプローブ12Aとのアライメントを行った後、複数のプローブ12Aと半導体ウエハWとを電気的に接触させて半導体ウエハWの電気的特性検査を行うように構成されている。
また、プローブ装置10は、図1に示すようにキーボード等の入力部18を備え、入力部18によって種々の検査条件を入力することができ、表示画面16上に表示されたメニュー16Aやアイコン(図示せず)を指定して種々のプログラム等を実行することができる。
ウエハチャック11は、図1に示すように駆動機構11A及び検出器(例えば、エンコーダ)11Bを備え、駆動機構11Aを介してX、Y、Z及びθ方向に移動すると共にエンコーダ11Bを介して移動量を検出するように構成されている。駆動機構11Aは、ウエハチャック11が配置されたXYテーブルを駆動する、例えばモータとボールねじを主体とする駆動機構(図示せず)と、ウエハチャック11に内蔵された昇降駆動機構と、ウエハチャック11をθ方向に回転させるθ駆動機構と、を備えている。エンコーダ11Bは、モータの回転数を介してXYテーブルのX、Y方向への移動距離をそれぞれ検出し、それぞれの検出信号をコンピュータ17へ送信する。コンピュータ17は、エンコーダ11Bからの信号に基づいて駆動機構11Aを制御し、もってウエハチャック11のX、Y方向への移動量を制御する。
アライメント機構13は、上述のように第1、第2のCCDカメラ14、15及びアライメントブリッジ19を備えている。図1に示すように、第1のCCDカメラ14はアライメントブリッジ19に装着され、第2のCCDカメラ15はウエハチャック11の側方に装着されている。第1、第2のCCDカメラ14、15は、いずれも高倍率と低倍率の二つの倍率を備え、所定の倍率でプローブ12Aや半導体ウエハWを撮像する。
第1のCCDカメラ14は、アライメントブリッジ19を介してプローバ室の背面からプローブセンタまで進出してプローブカード12とウエハチャック11との間に位置し、ここでコンピュータ17からの指令に基づいてウエハチャック11がX、Y方向へ移動する間に、所定の倍率で半導体ウエハWの中心及びその左右前後の5点を撮像し、それぞれの位置を記憶部17Cに格納する。また、第2のCCDカメラ13Cは、アライメントブリッジ19がプローブ室内の背面に後退した後、プローブカード12の下方でウエハチャック11がX、Y方向へ移動する間に、プローブカード12の下方から複数のプローブ12Aを所定の倍率で撮像し、プローブ12Aの高さを記憶部17Cに格納する。
コンピュータ17は、中央演算処理部17Aと、本発明のチャックトップの高さを求める方法を実行するためのプログラムを含む各種のプログラムが記憶されたプログラム記憶部17Bと、種々のデータを記憶する記憶部17Cと、第1、第2のCCDカメラ14、15からの撮像信号を画像処理する画像処理部14A、15Aと、これらの画像処理部14A、15Aからの画像信号を画像データとして記憶する画像記憶部14B、15Bと、これらの画像信号に基づいて表示画面16に中央演算処理部17Aの処理画像を表示するための表示制御部14C、15Cと、を備え、中央演算処理部17Aがプログラム記憶部17A、記憶部17Cとの間で信号を送受信してプローブ装置10の各種の構成機器を制御する。
中央演算処理部17Aには入力部18が接続され、入力部18から入力された各種のデータ信号を処理し、記憶部17Cへ格納する。本実施形態ではプログラム記憶部17Cに本発明のチャックトップの高さを求める方法を実行するためのプログラムが格納され、表示画面16のメニューからプログラムを選択して実行させることができる。また、この方法は、メニュー表示に代えてアイコン表示にしても良い。図1に示すように表示画面16にはウエハチャック11の5点の高さ、つまり奥(上)、左、前(下)及び右の実測高さを表す部分等が表示される。本実施形態では、ピーコックを用いてウエハチャック11の中心及び周囲の8点を測定し、その実測値を入力し、表示するようになっている。
また、中央演算処理部17Aには画像記憶部14B、15B及び表示制御部14C、15Cが接続され、第1、第2のCCDカメラ14、15による撮像画像を中央演算処理部17A及び表示制御部14C、15Cを介して表示画面16上にそれぞれ表示することができる。画像記憶部14B、15Bには第1、第2のCCDカメラ14、15による現在の撮像画像以外に、過去の撮像画像等を格納することができる。
チャックトップの高さを求める方法のプログラムやその他のプログラムは、種々の記憶媒体を介してプログラム記憶部17Bに格納されている。また、これらのプログラムは、通信媒体によって各種のプローブ装置にダウンロードすることもできる。本実施形態では、プログラム記憶部17Bに格納されたウエハの中心検出方法のプログラムを実行する。
次に、本実施形態のチャックトップの高さを求める方法の原理について図2、図3を参照しながら説明する。本実施形態のチャックトップの高さを求める方法は、プログラム記憶部17Cに格納されたプログラムに基づいて駆動するコンピュータ17によって実行することができる。このプログラムに基づいてコンピュータ17が駆動する。まず、コンピュータ17が駆動し、理想座標面を用いてウエハチャック11の中心及びその左右前後の5点を指定すると、これらの5点に対応するウエハチャック11の指定点が上カメラ14の真下まで移動する。そして、上カメラ14によってウエハチャック11のチャックトップの5点の高さを測定する。そして、これらの5点及び理想座標面の指定座標値に基づいてウエハチャック11の高さを求める。ここでは図2、図3に示すように理想座標面の4象限のうちの第1象限上の任意の点に対応するウエハチャック11上の高さを求める方法について説明する。尚、図2、図3ではチャックトップにウエハチャックの符号11を付してチャックトップ11として説明する。
まず、従来と同様に理想座標面において原点(0,0)、その右側の点a(x,0)及びその上側の点b(0,y)を指定する。この時、理想座標面の原点(0,0)は、チャックトップ11の中心と一致する。理想座標面上の第1象限を規定する点a、bに対応するチャックトップ11上の点A、B(図2の(a)参照)の座標値は、従来と同様にチャックトップ11の移動量に基づいてそれぞれ図2の(b)に示すように(X,Y,Z)、(X,Y,Z)として求めることができる。ここで従来の場合には、チャックトップ11の第1象限を規定する3点O、A、Bが均一な平面OABで、この平面内に全てのコンタクト座標値が存在するとする平面モデルに基づいてチャックトップ11の高さを求めていた。しかし、この平面モデルでは前述のようにオーバードライブ量のバラツキが大きい。
そこで、本発明者等がチャックトップ11の高さをピーコック等の測定機器を用いて高精度に測定した結果、チャックトップ11の上面は、平面ではなく、チャックトップ11の中心を頂点として外周ほど高くなる円錐形状に近い円錐形であることが明らかになったため、平面モデルに代えて円錐モデルを用いてチャックトップ11の高さを求めることに特徴がある。
即ち、本実施形態では、図2の(b)に示すように原点(0,0,0)に対して、座標A(X,Y,Z)、B(X,Y,Z)が円周状に結ぶ曲線に従って高さが変化すると考える。任意の点Pを理想座標上でXY座標値を指定すると、この点に対応するチャックトップ11上の点Pは座標(X,Y,Z)として得られる。円錐モデルでは、点Pは原点Oを中心にしてX軸からY軸まで点A、Bを通る曲線に沿って高さが変化する曲線(点P−点Pを結ぶ曲線)上にあると考える。
点Pは、点Pが原点Oを中心にして曲線ABに沿ってX軸上まで高さが変化しながら回転した時のX軸上の点であり、その点Pの座標値はP(L,0,Z)である。また、点Pは、点Pが原点Oを中心にして曲線ABに沿ってY軸上まで高さが変化しながら回転した時のY軸上の点であり、その点Pの座標値はP(0,L,Z)である。ここでLは、直線OPの長さであり、この長さLは、√(X+Y)である。
点P、Pの高さ、即ち座標値Z、Zは、それぞれ理想座標面に3点の指定座標値、これらの点に対応するチャックトップ11上の座標値に基づいて上記座標変換式を用いて求めることができる。また、点Pの高さZは、点Pの高さと点Pの高さの差(Z−Z)をX軸とY軸のなす角度(90°)に対する直線OPとX軸のなす角度θ(図2の(b)参照)の割合で求め、この値(Z−Z)*(θ/90)を点Pの高さZに加算する下記の式によって求められる。ここで、角度θはtanθ=絶対値(Y/X)の関係から、θ=tan−1[絶対値(Y/X)]として求めることができる。
Z=Z+(Z−Z)*(θ/90)
ここでは求めたチャックトップ11の高さは、第1象限におけるものであるが、チャックトップ11の第2〜第4象限の高さについても同様の手順で求めることができる。
本実施形態の円錐モデルと従来の平面モデルとを比較したものが図3である。即ち、図3の(a)はチャックトップ11を直線OAに沿って切断して示す断面図、同図の(b)は直線OAから45°進んだ位置の断面図であり、同図の(c)は同図(b)の上面を示す平面図である。
チャックトップ11上で互いに直交する直線OAと直線OBは、それぞれ測定値に基づいて求められたものであることから、円錐モデルでも平面モデルでも一致する。しかしながら、直交する直線OAと直線OBの間に位置する位置では、円錐モデルと平面モデルとでは高さが異なる。例えば、図3の(c)に示すように直線OAと45°の角度をなす直線上で点Aと点Bを結ぶ直線AB上にある点Dについて考える。
円錐モデルでは、チャックトップ11の上面を実際の形態を反映した円錐形状として取り扱い、チャックトップ11の面OAB内の点Dが原点Oを中心としてチャックトップ11上の曲線ABの高さに沿って変化する曲線上にあるように処理するため、点Dと原点Oを結ぶ直線ODの延長線上の点はいずれもチャックトップ11の上面にある。従って、同図の(b)に示すように直線ODの延長線と円弧ABの交点Cがチャックトップ11の高さと一致する。円錐モデルではコンピュータ17においてチャックトップ11の外周位置を指定しても、実際のチャックトップ11の高さ実質的に一致し、外周の如何なる指定位置でもチャックトップ11の高さが実質的に同一になる。
これに対して、従来の平面モデルでは、チャックトップ11の上面を平面として取り扱い、チャックトップ11の面0ABが傾斜した均一な平面であるとして処理するため、図3の(b)に示すように直線ODと直線OAとが一致しない。従って、コンピュータ17においてチャックトップ11の外周位置を指定しても、実際のチャックトップ11の高さとの間にズレがあり、外周の指定位置毎にチャックトップ11の高さが異なることになる。
尚、図3の(b)の数値は、図3の(c)における直線OAの長さをLとした場合の各点までの寸法を示している。
以上説明したように本実施形態によれば、チャックトップ11の上面の高さを実際の形態の即した円錐モデルを用いて求めるようにしたため、平面モデルを用いる従来の方法と比較してチャックトップ11の高さを高精度に求めることができ、半導体ウエハの検査を行う場合には、チャックトップ11の高さのバラツキが小さいため、チャックトップ11に対して常に一定のオーバードライブを掛けることができ、信頼性の高い検査を行うことができる。
尚、本発明は、上記実施形態に何等制限されるものではなく、必要に応じて適宜設計変更することができる。
本発明は、例えば半導体ウエハ等の被検査体の検査を行うプローブ装置に好適に利用することができる。
本発明のチャックトップの高さを求める方法を適用したプローブ装置の一例の要部を示すブロック図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明のチャックトップの高さを求める方法の原理を説明するための説明図である。 (a)〜(c)はそれぞれ本発明のチャックトップの高さを求める方法と従来の方法とを比較して説明するための説明図である (a)、(b)はそれぞれ従来のチャックトップの高さを求める方法の原理を説明するための説明図である。
符号の説明
10 プローブ装置
11 チャックトップ
17 コンピュータ
17B プログラム記憶部
W 半導体ウエハ

Claims (6)

  1. プローブ装置のチャックトップで保持された被検査体の電気的特性検査を行う際に、コンピュータ上のXY座標面において上記チャックトップの上面の少なくとも中心及び左右前後の5点のXY座標値を上記コンピュータによって指定し、これらの指定座標値に対応する上記チャックトップの高さを順次測定し、上記指定座標値と上記各測定高さに基づいて上記XY座標値を上記チャックトップの上面の高さを含む座標値に変換する座標変換式を上記XY座標面の4象限それぞれについて求めた後、上記コンピュータによって上記XY座標面で指定する任意の位置に対応する上記チャックトップの上面の高さを上記各象限毎に上記座標変換式に基づいて求める方法であって、
    上記コンピュータを用いて、上記XY座標面の所定の象限の上記指定座標値に対応する上記チャックトップの中心以外の隣り合う2点が上記チャックトップの中心を中心として形成される円周上を変化して得られる点であるとする円錐モデルを設定する工程と、
    上記コンピュータを用いて、上記所定の象限内の任意の一点を指定し、この指定座標値、上記座標変換式及び上記円錐モデルに基づいて上記チャックトップの任意の点の高さを求める工程と、を備えた
    ことを特徴とするチャックトップの高さを求める方法。
  2. プローブ装置のチャックトップで保持された被検査体の電気的特性検査を行う際に、コンピュータ上のXY座標面において上記チャックトップの上面の少なくとも中心及び左右前後の5点のXY座標値を上記コンピュータによって指定し、これらの指定座標値に対応する上記チャックトップの高さを順次測定し、上記指定座標値と上記各測定高さに基づいて上記XY座標値を上記チャックトップの上面の高さを含む座標値に変換する座標変換式を上記XY座標面の4象限それぞれについて求めた後、上記コンピュータによって上記XY座標面で指定する任意の位置に対応する上記チャックトップの上面の高さを上記各象限毎に上記座標変換式に基づいて求める方法であって、
    上記コンピュータを用いて、上記XY座標面の所定の象限の上記指定座標値に対応する上記チャックトップの中心以外の隣り合う2点が上記チャックトップの中心を中心として形成される円周上を変化して得られる点であるとする円錐モデルを設定する工程と、
    上記コンピュータを用いて、上記XY座標面の上記所定の象限内で上記チャックトップの任意の一点を指定する工程と、
    上記コンピュータを用いて、上記任意の一点を示す指定座標値を上記円周に沿って回転させて上記XY座標面のX軸上及びY軸上のX座標値及びY座標値をそれぞれ求める工程と、
    上記コンピュータを用いて、上記任意の指定座標に対応する上記X座標値、Y座標値及び上記座標変換式に基づいて上記X座標値及び上記Y座標値に対する上記チャックトップの高さを求める工程と、
    上記コンピュータを用いて、上記チャックトップの中心と上記隣り合う2点のいずれか一点と上記任意の一点で形成する中心角を求める工程と、
    上記コンピュータを用いて、上記隣り合う2点の高さの差と上記中心角の上記X軸と上記Y軸のなす角度に対する割合に基づいて上記任意の一点の高さを求める工程と、を備えた
    ことを特徴とするチャックトップの高さを求める方法。
  3. 上記座標変換式は、X=ax+by、Y=cx+dy、Z=ex+fyであり、上記座標変換式の各係数は、上記所定の象限の上記3点の指定座標値及びこれらの指定座標に対応する上記円錐モデルの3点に基づいて算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチャックトップの高さを求める方法。
  4. プローブ装置のチャックトップで保持された被検査体の電気的特性検査を行う際に、コンピュータ上のXY座標面において上記チャックトップの上面の少なくとも中心及び左右前後の5点のXY座標値を上記コンピュータによって指定し、これらの指定座標値に対応する上記チャックトップの高さを順次測定し、上記指定座標値と上記各測定高さに基づいて上記XY座標値を上記チャックトップの上面の高さを含む座標値に変換する座標変換式を上記XY座標面の4象限それぞれについて求めた後、上記コンピュータによって上記XY座標面で指定する任意の位置に対応する上記チャックトップの上面の高さを上記各象限毎に上記座標変換式に基づいて求める方法をプログラムとして記録した記録媒体であって、
    上記プログラムによって上記コンピュータを駆動させて、
    上記XY座標面の所定の象限の上記指定座標値に対応する上記チャックトップの中心以外の隣り合う2点が上記チャックトップの中心を中心として形成される円周上を変化して得られる点であるとする円錐モデルを設定する工程と、
    上記所定の象限内の任意の一点を指定し、この指定座標値、上記座標変換式及び上記円錐モデルに基づいて上記チャックトップの任意の点の高さを求める工程と、を実行させる
    ことを特徴とするプログラム記録媒体。
  5. プローブ装置のチャックトップで保持された被検査体の電気的特性検査を行う際に、コンピュータ上のXY座標面において上記チャックトップの上面の少なくとも中心及び左右前後の5点のXY座標値を上記コンピュータによって指定し、これらの指定座標値に対応する上記チャックトップの高さを順次測定し、上記指定座標値と上記各測定高さに基づいて上記XY座標値を上記チャックトップの上面の高さを含む座標値に変換する座標変換式を上記XY座標面の4象限それぞれについて求めた後、上記コンピュータによって上記XY座標面で指定する任意の位置に対応する上記チャックトップの上面の高さを上記各象限毎に上記座標変換式に基づいて求める方法をプログラムとして記録した記録媒体であって、
    上記プログラムによって上記コンピュータを駆動させて、
    上記XY座標面の所定の象限の上記指定座標値に対応する上記チャックトップの中心以外の隣り合う2点が上記チャックトップの中心を中心として形成される円周上を変化して得られる点であるとする円錐モデルを設定する工程と、
    上記XY座標面の上記所定の象限内で上記チャックトップの任意の一点を指定する工程と、
    上記任意の一点を示す指定座標値を上記円周に沿って回転させて上記XY座標面のX軸上及びY軸上のX座標値及びY座標値をそれぞれ求める工程と、
    上記任意の指定座標に対応する上記X座標値、Y座標値及び上記座標変換式に基づいて上記X座標値及び上記Y座標値に対する上記チャックトップの高さを求める工程と、
    上記チャックトップの中心と上記隣り合う2点のいずれか一点と上記任意の一点で形成する中心角を求める工程と、
    上記隣り合う2点の高さの差と上記中心角の上記X軸と上記Y軸のなす角度に対する割合に基づいて上記任意の一点の高さを求める工程と、を実行させる
    ことを特徴とするプログラム記録媒体。
  6. 上記座標変換式は、X=ax+by、Y=cx+dy、Z=ex+fyであり、上記座標変換式の各係数は、上記所定の象限の上記3点の指定座標値及びこれらの指定座標に対応する上記円錐モデルの3点に基づいて算出することを特徴とする請求項4または請求項5に記載のプログラム記録媒体。
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