JP2008203390A - 画像形成装置及び電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体内の温度上昇を抑制することができる画像形成装置及び電子装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、画像形成装置本体12と、画像形成装置本体12内に設けられた画像形成部15と、画像形成装置本体12内から排出される空気が流れる第1の流路100と、第1の流路100から排出される空気の流れと干渉するように排出される空気が流れる第2の流路102と、第2の流路102を単位時間あたりに流れる空気の量を抑制するリブ104、106と、第1の流路100を単位時間あたりに流れる空気の量を増加させる導風板82とを有していて、第2の流路102から単位時間あたりに排出される空気の量が、第1の流路100から単位時間あたりに排出される空気の量よりも小さくなるように調整されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置及び電子装置に関する。
記録材の搬送路と、前記搬送路を搬送された記録材に像担持体に形成されたトナー画像を転写部で転写する画像形成手段と、前記搬送路から見て前記像担持体と同じ側に位置する発熱体である定着ローラに加圧ローラが加圧接触し、該ローラ対の加圧部を通過する記録材に転写された現像剤像を記録材に定着するための定着装置と、を有する画像形成装置において、前記定着装置と前記転写部との間に設けられ、前記搬送路を横切る通風経路を有し、前記通風経路は、画像非印字面側から画像印字面側へ向かう空気流が形成され、記録材が前記通風経路を横切っている際は、記録材の非印字面側に沿って前記定着装置内の前記加圧ローラ側に空気流が移動する画像形成装置が知られている(特許文献1)。
特開2003−202765号公報
本発明の目的は、本体内の温度上昇を抑制することができる画像形成装置及び電子装置を提供することにある。
本発明の第1の特徴とするところは、画像形成装置本体と、この画像形成装置本体内に設けられ、画像形成を行う画像形成部と、前記画像形成装置本体内から排出される空気が流れる第1の流路と、前記画像形成装置本体内から、前記第1の流路から排出される空気の流れと干渉するように排出される空気が流れる第2の流路と、前記第2の流路から単位時間あたりに排出される空気の量が、前記第1の流路から単位時間あたりに排出される空気の量よりも少なくなるように、前記第1及び第2の流路の少なくもいずれか一方の流路を流れる空気の量を調整する調整手段と、を有する画像形成装置にある。
好適には、前記調整手段は、前記第1の流路を単位時間あたりに流れる空気の流量を増加させる増加部を有する。
また、好適には、前記調整部は、前記第2の流路を単位時間あたりに流れる空気の流量を抑制する抑制部を有する。
また、好適には、前記画像形成装置本体内で発熱する発熱部をさらに有し、前記抑制部は、前記第2の流路の前記発熱部よりも下流側を流れる空気の流量を抑制する。
また、好適には、前記第1及び第2の流路へ空気を供給し、前記第1及び第2の流路内に空気の流れを発生させる発生装置をさらに有し、前記第2の流路は、流路長が前記第1の流路よりも短い。
また、好適には、前記画像形成装置本体に、前記第1及び第2の流路の少なくとも一方から空気を排出するための排出口が形成されていて、前記画像形成部により画像形成がなされた記録媒体を前記画像形成装置本体外へ排出する排出装置をさらに有し、前記排出装置は、前記排出口を介して記録媒体を排出する。
また、好適には、前記第1及び第2の流路の少なくともいずれか一方は、連通部を介して外部と連通していて、前記連通部を介して外部から気流が流れ込む。
また、好適には、前記第1及び第2の流路の少なくともいずれか一方は、エアカーテンとして用いられる。
また、本発明の第2の特徴とするところは、画像形成装置本体と、この画像形成装置本体内に設けられ、画像形成を行う画像形成部と、前記画像形成装置本体内に設けられ、前記画像形成装置本体に形成された同じ排出部を介して排出される空気が流れる第1及び第2の流路と、前記第2の流路から単位時間あたりに排出される空気の量が、前記第1の流路から単位時間あたりに排出される空気の量よりも少なくなるように、前記第1及び第2の流路の少なくもいずれか一方の流路を流れる空気の量を調整する調整部と、を有する画像形成装置にある。
また、本発明の第3の特徴とするところは、装置本体と、装置本体内から排出される空気が流れる第1の流路と、前記装置本体内から、前記第1の流路から排出される空気の流れと干渉するように排出される空気が流れる第2の流路と、前記第2の流路から単位時間あたりに排出される空気の量が、前記第1の流路から単位時間あたりに排出される空気の量よりも少なくなるように、前記第1及び第2の流路の少なくもいずれか一方の流路を流れる空気の量を調整する調整手段と、を有する電子装置にある。
また、本発明の第4の特徴とするところは、装置本体と、前記装置本体内に設けられ、前記装置本体に形成された同じ排出部を介して排出される空気が流れる第1及び第2の流路と、前記第2の流路から単位時間あたりに排出される空気の量が、前記第1の流路から単位時間あたりに排出される空気の量よりも少なくなるように、前記第1及び第2の流路の少なくもいずれか一方の流路を流れる空気の量を調整する調整部と、を有する電子装置にある。
次に本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1には本発明の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、画像形成装置本体12内に、給紙装置14、画像形成部15、発熱部の一つである電源ユニット34、制御ユニット36、及び定着装置30が装着されているともに、記録媒体として用いられる用紙の搬送がなされる搬送路19が形成されている。また、画像形成装置本体12には排出口13が形成され、画像形成装置本体12の上部が、画像形成がなされた用紙が排出される排紙部16として用いられている。また、画像形成装置本体12には、発生装置として用いられる送風ファン17が取り付けられている。
画像形成部15は、像形成ユニットとして用いられる感光体ユニット26、光書き込み装置56、及び転写ユニット28を有していて、用紙に現像剤像を形成するために用いられる。感光体ユニット26は画像形成装置本体12内に着脱可能に装着され、感光体ユニット本体38を有する。感光体ユニット本体38には、例えば4つのサブユニット50が、例えば感光体ユニット本体38に対して着脱することができるように設けられている。
サブユニット50は、それぞれが像保持体として用いられる感光体40を有し、感光体40の周囲には、感光体40を一様に帯電する帯電ロールを備え、帯電手段として用いられる帯電装置42と、感光体40に書き込まれた潜像を現像剤(トナー)で現像し、現像手段として用いられる現像装置44と、現像剤像の転写がなされた後の感光体40に光を照射して、感光体40を除電する除電手段として用いられる除電装置46と、転写がなされた後に感光体40に残留する現像剤を除去し、現像剤除去手段として用いられるクリーニング装置48とが、それぞれに設けられている。
4つのサブユニット50は、重力方向下方であるシート搬送方向上流から、イエロー現像剤像形成用、マゼンタ現像剤像形成用、シアン現像剤像形成用、黒現像剤像形成用であって、感光体40の表面に、イエロー現像剤像、マゼンタ現像剤像、シアン現像剤像、黒トナー象をそれぞれ形成する。
光書き込み装置56は、それぞれがレーザ露光装置からなり、感光体ユニット26の背面側にあって、それぞれが感光体40に対応した位置に配置され、一様に帯電された感光体40に対してレーザを照射して潜像を形成する。
転写ユニット28は、感光体ユニット26の前側(図1における右側)に位置し、感光体ユニット26に対向するように配置されている。転写ユニット28は、上下方向に並べられた2つの支持ロール58、58を有し、2つの支持ロール58、58に搬送ベルト60が掛けられている。2つの支持ロール58、58の少なくともいずれか一方が、搬送ベルト60に駆動を伝達する駆動ロールとして用いられ、この駆動ロールからの駆動伝達を受けて、搬送ベルト60が回転駆動する。
また、転写ユニット28は、感光体40に対して、搬送ベルト60を挟んで対向するように配置される4個の転写ロール62を有している。転写ロール62には、ぞれぞれに転写バイアスが印加され、この転写バイアスによって、感光体40に形成された現像剤像を用紙へと転写する。
定着装置30は、ヒータ等の熱源を備えた加熱ロール70と、加熱ロール70に圧接される加圧ロール72とを有し、転写ロール62によって用紙に転写された現像剤像を、加熱ロール70と加圧ロール72との接触部で加熱し、加圧することで用紙へと定着させる。
給紙装置14は、用紙収容容器18を有し、この用紙収容容器18に用紙が積層されて収納されている。用紙収容容器18の一端上部には、フィードロール20が配置されているとともに、フィードロール20に対向して捌きロール22が設けられている。用紙収容容器18の最上位にある用紙がフィードロール20によりピックアップされ、フィードロール20と裁きロール22との協働により用紙が捌かれて搬送される。
搬送路19は、用紙収容容器18から排紙部16まで至る用紙の通路であり、搬送路19に沿って、用紙の搬送方向上流側である重力方向下方側から用紙搬送方向下流側である重力方向上方に向けて順に、フィードロール20及び捌きロール22、レジストロール24、転写ユニット28、定着装置30、及び排出装置として用いられる排紙ロール32が配置されている。レジストロール24は、用紙の先端部を一旦停止させた後、感光体ユニット26で現像剤像の形成がなされるタイミングと合わせて、用紙の下流側への搬送を開始する。排紙ロール32は、定着装置30より現像剤像の定着がなれた用紙を、排出口13を介して排紙部16へと排出するように搬送する。
以上のように構成された画像形成装置10では、感光体40が、帯電装置42により一様に帯電され、一様に帯電されたた感光体40に光書き込み装置56により潜像が形成され、この潜像が現像装置44によって現像剤を用いて可視像化される。感光体40に形成された現像剤像は、転写ユニット28の転写ロール62によって、下方に位置する現像剤から順番に用紙へと転写される。そして、用紙に転写された現像剤像が定着装置30によって用紙に定着される。
図2には、画像形成装置本体12の上部の断面が拡大して示されている。画像形成装置本体12内には、電源基板80と、増加部として用いられる導風板82と、制御基板84とが設けられている。電源基板80は、板金からなり、例えば画像形成装置本体12に固定されるようにして、例えば略水平に取り付けられている。電源基板80の上向きの面には、先述の電源ユニット34が装着されているとともに、電源基板80の後ろ側(図2における左側)の端部には、先述の送風ファン17が、導風部として用いられる装着部材86を介して装着されている。
電源基板80の上方の位置には、空間S1が形成される。空間S1は、電源基板80の上向きの面、画像形成装置本体12の排紙部16として用いられる部分の下向きの面、及び画像形成装置本体12の左右の側板(不図示)によって囲まれるようにして形成される空間である。空間S1内には、電源ユニット34からから生じた熱が滞留する虞がある。
導風板82は、例えば画像形成装置本体12によって重力方向下方から支えられるようにして、電源基板80の下方に、電源基板80の下向きの面と間に間隔が生じるように、電源基板80と略水平になるように画像形成装置本体12内に装着されている。このため、画像形成装置本体12内に、画像形成装置本体12の左右の側板(不図示)、導風板82の上向きの面、及び電源基板80の下向きの面で囲まれるように空間S2が形成される。導風板82の後ろ側の縁部は、装着部材86の前側の縁部と離間していて、導風板82の後ろ側の縁部と装着部材86の前側の縁部との間の隙間G1は、例えば5mmとされている。導風板82の詳細については後述する。
制御基板84は、例えばプリント基板からなり、導風板82の重力方向下方に略鉛直に設けられている。制御基板84は、前側の面(図2における右側)が画像形成装置本体12に貼り付けられるようにして画像形成装置本体12内に装着されているとともに、制御基板84の後ろ側の面には、発熱部のひとつである制御回路88が取り付けられている。制御回路88は、例えばMCU(Micro Controller Unit)からなり、画像形成部15(図1参照)や給紙装置14(図1参照)の制御を行い、制御を行う際に発熱する。先述の制御ユニット36は、制御基板84と制御回路88からなる。
画像形成装置本体12内における制御基板84の後ろ側の位置には、空間S3が形成される。空間S2は、制御基板84の後ろ側の面、画像形成装置本体12の内側の面、及び画像形成装置本体12の左右の側板(不図示)によって囲まれるようにして形成される空間であり、空間S2内に制御回路88から生じた熱が滞留する虞がある。空間S2に熱が滞留すると、この熱が空間S2の前側に配置された画像形成部15へと伝達されることがあり、画像形成部15に熱が伝達されると、形成される画像の品質が低下する虞がある。この実施形態に係る画像形成装置10では、空間S2に隣接するように、空間S2の前側に光着込み装置56が配置されているため、特に光書き込み装置56が熱による影響を受ける虞が大きい。
装着部材86は、中空形状をしていて、後ろ側に開放部86aが、前側に開放部86b及び開放部86cが形成されている。開放部86aには、送風ファン17の枠体が嵌め込まれるようにして装着されている。開放部86bは空間S1の方向を向くように、開放部86cは空間S2の方向を向くように形成されている。このため、送風ファン17が回転をすると、画像形成装置本体12外から供給された空気が、装着部材86の中空部及び開放部86bを介して空間S1に送られるとともに、装着部材86の中空部及び開放部86cを介して空間S2に供給される。
また、画像形成装置本体12内には、下部仕切り板92と、上部仕切り板94とが設けられている。下部仕切り板92は、画像形成装置本体12の内側の空間を、定着装置30が設けられた上側の空間S4と画像形成部15が設けられた下側の空間S5とに仕切る第1の仕切り部として用いられていて、例えば感光体ユニット本体38の天板として兼用されている。下部仕切り板92は、後ろ側の縁部が導風板82の前側の縁部と接触するように、画像形成装置本体12内で略水平方向となるように設けられている。
上部仕切り板94は、画像形成装置本体12の内側の空間を、定着装置30が設けられた上側の空間S4と画像形成部15が設けられた下側の空間S5とに仕切る第2の仕切り部として用いられていて、下側仕切り板92の上側の面との間に間隔が生じ、下側仕切り板92と略水平になるように設けられた板状の部材であり、例えば感光体ユニット本体38の一部として設けられている。このため、画像形成装置本体12の左右の側板(不図示)、下側仕切り板92の上向きの面、及び上部仕切り板94の下側の面で囲まれるように、画像形成装置本体12内に空間S6が形成される。
また、画像形成装置本体12内には、装着部材86の開放部86cから、空間S2、空間S6、空間S4における定着装置30の前方、及び空間S4のおける定着装置30の上方を経て排出口13へと至る第1の流路100が形成されている。第1の流路100には、送風ファン17によって供給され、画像形成装置本体12内から排出口13を経て排出される空気が流れる。
図2における矢印aは、第1の流路100中の空気の流れを示していて、この空気の流れによって、空間S4における定着装置30の前方、及び空間S4における定着装置30の上方の空気が画像形成装置本体12外へと排出される。このため、空間S4における定着装置30の前方、及び空間S4における定着装置30の上方に、定着装置30から発せられた熱が滞留しにくい。また、第1の流路100を流れる空気は、空間S2、空間S6を流れる際に、空気の流れの上方及び下方を仕切るエアカーテンとして用いられ、空気の流れよりも上方に配置された電源ユニット34及び定着装置30によって熱せられた空気が、空気の流れよりも下方に移動しにくくなるようにしている。ここで、エアカーテンとは、空気の流れによって、流れる空気の一方側から他方側からへ空気が移動しにくくなるようにする空気の壁をいう。
また、画像形成装置本体12内には、装着部材86の開放部86bから、空間S1及び空間S2を経て排出口13へと至る第2の流路102が形成されている。第2の流路102には、第1の流路100と同様に、送風ファン17によって供給され、画像形成装置本体12内から排出口13を経て排出される空気が流れる。図2における矢印bは、第2の流路102中の空気の流れを示していて、この流れによって、空間S4の定着装置30の前方の空気が画像形成装置本体12外へと排出される。このため、空間S4の定着装置30の前方の部分に定着装置30から発せられた熱が滞留しにくい。また、第2の流路102は、装着部材86から画像形成装置本体12内を経て排出口13に至る流路の長さが、第1の流路100よりも短くなっている。
第1の流路100からの空気と第2の流路からの空気は、同じ排出口13を介して画像形成装置本体12から排出されている。このため、第1の流路100から排出される空気の流れと第2の流路102から排出される空気の流れは、排出口13が設けられた位置、排出口13の上流側の位置、及び排出口13の下流側の位置の少なくともいずれか一箇所で干渉する。このため、第1及び第2の一方の気流が、他方の気流の排出の障害となり、他方の気流の画像形成装置本体12からの排出が良好になされない虞がある。
この実施形態では、同じ排出口13から第1及び第2の流路からの気流を排出することで2つの気流に干渉が生じているが、第1流路100からの空気の排出と第2の流路102からの空気の排出を、それぞれで異なる排出口を介して行う場合であっても、2つの排出口の位置関係や、2つの排出口から空気が排出される空気の方向によって2つの気流間に干渉が生じることがある。
第2の流路102内には、調整部として用いられ、第1抑制部として用いられるリブ104と、調整部として用いられ、第2の抑制部として用いられるリブ106とが、画像形成装置本体12の内側の面へと突出するようにして設けられている。リブ104、106の詳細については後述する。
図3及び4には、導風板82が示されている。導風板82の上向きの面82aには、面82aから上方に突出するようにして、例えば3個のリブ83a、83b、83cが、後方から前方に広がるように放射状に形成されている。先述のように、導風板82の後ろ側の縁部と装着部材86の前側の縁部との間の隙間G1は、例えば5mmである。そして、リブ83a、83b、83cの後端部と装着部材86の前側の縁部との間の隙間G2は、G1よりも広く、例えば10mmとなっている。ここで、隙間G2が広すぎると空気流が漏れ出しやすくなることから、隙間G2は10mm以下とすることが望ましい。また、リブ83aの後端部と装着部材86との幅方向の隙間G3と、リブ83cの後端部と装着部材86との幅方向の隙間G4とはともに4mmとなっている。隙間G3、G4が広すぎると、空気流が漏れ出しやすくなることから、隙間G3、G4は5mm以下とすることが望ましい。
以上のように、リブ83a、83b、83c及び導風板82の後ろ側の縁部と、装着部材86とに間にそれぞれ隙間が設けられているため、これらの隙間が連通部として用いられ、これらの連通部を介して第1の流路100は、第1の流路100の外部と連通した状態となっている。より具体的には、第1の流路100は、空間S3(図2参照)と連通した状態となっている。
リブ83a、83b、83cが、後方から前方に広がるように放射状に形成されているため、送風ファン17により第1の流路100に供給された空気は、図4中に矢印で示すように、リブ83a、83b、83cの壁面に沿って、後方から前方へと広がるように移動する。この際、第1の流路100内には、例えば送風ファン17が空気を供給する量等に応じて定まる速度の空気流が発生する。このため、空気流が発生することによって、第1の流路100内に負圧が生じ、第1の流路100内の空気圧が、例えば空間S3等の第1の流路100の外側と比較して低くなる。
図5及び6には、リブ104、リブ106が示されている。
リブ104は、画像形成装置本体12の排紙部16として用いられる部分の内側の面に、下側に向けて突出するように形成されている。リブ104は、例えば櫛歯形状をしていて、画像形成装置本体12側の縁部と逆側の縁部である下側の縁部に、例えば一定の間隔で複数の切欠き104aが形成されている。リブ104は、送風ファン17によって第2の流路102内に供給された空気がリブ104よりも下流側に流れ込むことを抑制することで、第2の流路102のリブ104よりも下流側を流れる空気の流量を抑制する。
リブ106は、第2の流路102内の、気流方向においてリブ104よりも下流側に設けられていて、リブ104と同様に、画像形成装置本体12の内側の面に、下側に向けて突出するように形成されている。リブ106は、例えば櫛歯形状をしていて、画像形成装置本体12側の縁部と逆側の縁部である下側の縁部に、例えば一定の間隔で複数の切欠き106aが形成されている。リブ106は、送風ファン17によって第2の流路102内に供給された空気がリブ106よりも下流側に流れ込むことを抑制することで、第2の流路102のリブ106よりも下流側を流れる空気の流量を抑制する。
リブ104、106を櫛歯形状とすることに替えて、例えば、部分的に開口が形成された形状としても良い。また、櫛歯形状や部分的に開口が形成された形状とすることに替えて、切欠きを有しない形状としても良い。また、この実施形態では、リブ104、106と第2の流路を流れる空気の流量を抑制するためのリブを2つ設けているが、リブを1つとしても、リブを3個以上としても良い。
以上のように構成された画像形成装置10では、送風ファン17が回転して第1の流路100及び第2の流路102に空気の供給をすると、第1の流路100及び第2の流路102内に空気の流れが生じる。そして、第1の流路100内の空気の流れによって、定着装置30の前方及び上方の空気が画像形成装置本体12外に排出されて、定着装置30の前方及び上方に、定着装置30によって熱せられた空気が滞留しにくくなる。 また、第2の流路102内の空気の流れによって、定着装置30の後方に空気が画像形成装置本体12外に排出されて、定着装置30の後方に定着装置30によって熱せられた空気が滞留しにくくなる。
また、画像形成装置10では、第1の流路100内を流れる空気がエアカーテンとして用いられ、定着装置30によって加熱された空気と、電源ユニット34によって加熱された空気とが、第1の流路100よりも下側の画像形成部15が設けられた側の空間S5へと移動しにくくなる。
また、画像形成装置10では、第1の流路100内に空気流が生じ、第1の流路100内の気圧が空間S3内の気圧と比較して低くなるため、装着部材86と、導風板82及びリブ83a、83b、83cとの間の隙間を介して空間S3の空気が、第1の流路100へと流れ込む。このため、制御回路88によって熱せされた空気が、空間S3内に滞留しにくい。また、送風ファン17を用いて空間S3に送風し、空間S3内での空気の滞留を防止する場合のように、例えば光書き込み装置56等の画像形成部15を構成する部材に風が到達し、画像形成部15で形成される画像の品質低下を招くとの虞がなくなる。
また、画像形成装置10では、導風板82を設けることにより空間S2を狭くすることで、第1の流路100内を単位時間あたりに流れる空気の流量を増加させるとともに、第2の流路内にリブ104、リブ106を設けて、単位時間あたりに第2の流路を流れる空気の流量を抑制している。このため、第2の流路102から排出口13を介して排出される単位時間あたりの空気の量が、第1の流路100から排出口13を介して排出される単位時間あたりの空気の量よりも少なくなる。このため、排出口13付近で、第1及び第2の流路から排出される空気の流れが互いに干渉するものの、第2の流路から排出される空気の流れが第1の流路からの空気の排出の障害となりにくく、第1の流路からの空気の排出が良好になされる。
また、画像形成装置10では、第2の流路102内にリブ104、リブ106が設けられ、リブ104、106により第2の流路102内を単位時間あたりに流れる空気の量が抑制されるものの、リブ104、リブ106は、空気の流れる方向において、電源ユニット34及び制御回路88よりも下流側に設けられている。このため、流量が抑制される前の空気の流れが、電源ユニット34によって熱せられた空気の移動を抑制するエアカーテンとして用いられるとともに、制御回路88によって熱せられた空間S3内の空気の排出に用いられる。
図7には、本発明の実子形態に係る画像形成装置10に用いられる導風板82の第2の実施形態が示されている。先述の第1の実施形態では、導風板82の後ろ側の縁部と、装着部材86との間には前後方向の隙間G1が形成されていた。これに対してこの第2の実施形態では、導風板82の後ろ側の縁部が、装着部材86の前側の縁部よりも画像形成装置10における後ろ側(図7における左側)にくるように配置され、導風板82と装着部材86とが前後方向で重なるように配置されている。また、前述の第2の実施形態では、リブ83a、83cの後端部と、装着部材86の前側の縁部との間に隙間G2が形成されていた。これに対して、この第2の実施形態では、リブ83a、83cの後端部は、装着部材86の前側の縁部よりも画像形成装置10における後ろ側にくるように配置されている。
以上のように、導風板82とリブ83a、リブ83cを配置することで、送風ファン17から供給される空気が、第1の実施形態と比較して漏れ出しにくくなる。図7における矢印は、空間S3(図2参照)から、第1の流路100に流れ込む空気の流れを示している。図7に示されるように、空間S3からの空気は、リブ83a、リブ83bの後端を回り込むようにして第1の流路100に流れ込む。
以上述べたように、本発明は、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置及び電子装置に適用することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す側面図である。 本発明の実施形態に用いられる画像形成装置本体の上部を拡大して示す断面図である。 本発明の実施形態に用いられる導風板を示す斜視図である。 本発明の実施形態に用いられる導風板を示す平面図である。 図3におけるA−A線断面を示し、本発明の実施形態に用いられる第1の抑制部を示す断面図である。 図3におけるB−B線断面図を示し、本発明の実施形態に用いられる第1及び第2の抑制部を示す断面図である。 本発明の実施形態に用いられる導風板の第2の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
13 排出口
15 画像形成部
17 送風ファン
30 定着装置
32 排紙ロール
34 電源ユニット
36 制御ユニット
70 加熱ロール
80 電源基板
82 導風板
86 装着部材
86a 開放部
86b 開放部
86c 開放部
88 制御回路
92 下部仕切り板
94 上部仕切り板
100 第1の流路
102 第2の流路
104 リブ
106 リブ

Claims (11)

  1. 画像形成装置本体と、
    この画像形成装置本体内に設けられ、画像形成を行う画像形成部と、
    前記画像形成装置本体内から排出される空気が流れる第1の流路と、
    前記画像形成装置本体内から、前記第1の流路から排出される空気の流れと干渉するように排出される空気が流れる第2の流路と、
    前記第2の流路を単位時間あたりに排出される空気の量が、前記第1の流路から単位時間あたりに排出される空気の量よりも少なくなるように、前記第1及び第2の流路の少なくもいずれか一方の流路を流れる空気の量を調整する調整手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記調整手段は、前記第1の流路を単位時間あたりに流れる空気の流量を増加させる増加部を有する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記調整手段は、前記第2の流路を単位時間あたりに流れる空気の流量を抑制する抑制部を有する請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置本体内で発熱する発熱部をさらに有し、
    前記抑制部は、前記第2の流路の前記発熱部よりも下流側を流れる空気の流量を抑制する請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記第1及び第2の流路へ空気を供給し、前記第1及び第2の流路内に空気の流れを発生させる発生装置をさらに有し、
    前記第2の流路は、流路長が前記第1の流路よりも短い請求項1乃至4いずれか記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置本体に、前記第1及び第2の流路の少なくとも一方から空気を排出するための排出口が形成されていて、
    前記画像形成部により画像形成がなされた記録媒体を前記画像形成装置本体外へ排出する排出装置をさらに有し、
    前記排出装置は、前記排出口を介して記録媒体を排出する請求項1乃至5いずれか記載の画像形成装置。
  7. 前記第1及び第2の流路の少なくともいずれか一方は、連通部を介して外部と連通していて、前記連通部を介して外部から気流が流れ込む請求項1乃至6いずれか記載の画像形成装置。
  8. 前記第1及び第2の流路の少なくともいずれか一方は、エアカーテンとして用いられる請求項1乃至7いずれか記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置本体と、
    この画像形成装置本体内に設けられ、画像形成を行う画像形成部と、
    前記画像形成装置本体内に設けられ、前記画像形成装置本体に形成された同じ排出部を介して排出される空気が流れる第1及び第2の流路と、
    前記第2の流路から単位時間あたりに排出される空気の量が、前記第1の流路から単位時間あたりに排出される空気の量よりも少なくなるように、前記第1及び第2の流路の少なくもいずれか一方の流路を流れる空気の量を調整する調整部と、
    を有する画像形成装置。
  10. 装置本体と、
    装置本体内から排出される空気が流れる第1の流路と、
    前記装置本体内から、前記第1の流路から排出される空気の流れと干渉するように排出される空気が流れる第2の流路と、
    前記第2の流路から単位時間あたりに排出される空気の量が、前記第1の流路から単位時間あたりに排出される空気の量よりも少なくなるように、前記第1及び第2の流路の少なくもいずれか一方の流路を流れる空気の量を調整する調整手段と、
    を有する電子装置。
  11. 装置本体と、
    前記装置本体内に設けられ、前記装置本体に形成された同じ排出部を介して排出される空気が流れる第1及び第2の流路と、
    前記第2の流路から単位時間あたりに排出される空気の量が、前記第1の流路から単位時間あたりに排出される空気の量よりも少なくなるように、前記第1及び第2の流路の少なくもいずれか一方の流路を流れる空気の量を調整する調整部と、
    を有する電子装置。
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