JP2008202247A - 転落防止用梯子および転落防止用梯子を備えた地下構造物用蓋の受枠 - Google Patents

転落防止用梯子および転落防止用梯子を備えた地下構造物用蓋の受枠 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、蓋本体が揚圧によって万が一開蓋した場合でも、転落防止用梯子が倒伏状態を維持できる転落防止用梯子および転落防止用梯子を備えた地下構造物用蓋の受枠を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明は、梯子本体11を倒伏させた状態で、摺動部材30が固定部材9を押圧するのに抗して梯子本体11が先端側に押され、該梯子本体11の先端が支持部6上方の上壁7に係合可能とした転落防止用梯子において、前記固定部材9に上方に立ち上がる垂直部13を形成し、該垂直部13には係止溝部20が開口され、また、前記摺動部材30には前記係止溝部20に嵌合可能な嵌入部32が形成され、前記梯子本体11を起立させた状態で、前記嵌入部32が前記係止溝部20内に嵌合し、梯子本体11の起立状態を保持可能とした構成とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、地下構造物用蓋の受枠に対して起伏可能に装着される転落防止用梯子およびこの転落防止用梯子を備えた地下構造物用蓋の受枠に関する。なお、本願発明でいう「地下構造物用蓋」とは、下水道における地下埋設物、地下構造施設等と地上とを通じる開口部を閉塞する大型鉄蓋,マンホール蓋,汚水桝蓋、電力・通信における地下施設機器や地下ケーブル等を保護する開閉可能な共同溝用鉄蓋,送電用鉄蓋,配電用鉄蓋、上水道やガス配管における路面下の埋設導管およびその附属機器と地上とを結ぶ開閉扉としての機能を有する消火栓蓋,制水弁蓋,仕切弁蓋,空気弁蓋,ガス配管用蓋,量水器蓋等を総称する。
従来より、この種の地下構造物用蓋の梯子として、例えば図19に開示された発明がある。この補助梯子付マンホールは、受枠101の内周面に設けた一対の枢着片102に梯子103の基部を起伏可能に枢支し、梯子103の先端を受枠101の内周に形成した受片104で支持する構造とされており、倒伏状態では転落防止用蓋として使用し、起立させて固定することによって梯子として使用することができるようにしたものである(特許文献1参照。)。
実公昭60−33162号公報(第2頁〜第3頁、第1図)
しかしながら前記の発明にあっては、集中豪雨などによる一時的な降雨量の増大によってマンホール内に揚圧が発生した場合、蓋本体に設けた錠が受枠から外れて開蓋してしまうことがある。
その場合、前記梯子103は、倒伏させて先端を受枠101内周面の受片104に支持されているだけであるので、蓋本体が開蓋してしまうと受枠101の枢着片102に枢支させた梯子103の基部を支点として蓋本体の開蓋と同時に起立状態となってしまい、通行者がマンホール内に転落する恐れがある。
本発明は、上記の点に鑑みて創案されたものであって、蓋本体が揚圧によって万が一開蓋した場合でも、倒伏状態を維持できる転落防止用梯子および転落防止用梯子を備えた地下構造物用蓋の受枠を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る転落防止用梯子は、受枠内周に形成される取付部に対して起伏可能に装着されるとともに、倒伏させた状態でその先端が対向する支持部に支持され、前記取付部に取り付けられる固定部材と、前記固定部材に連結枢支される梯子本体とからなり、前記梯子本体の基端側には、前記梯子本体の側杆を摺動可能に挿通するとともに、付勢部材によって前記固定部材に押圧される摺動部材を設け、前記固定部材には、上方に立ち上がる垂直部を形成し、該垂直部には係止溝部が開口され、また、前記摺動部材には、前記係止溝部に嵌合可能な嵌入部が形成され、前記梯子本体を起立させた状態で、前記嵌入部が前記係止溝部に嵌合し、梯子本体の起立状態を保持可能とした構成とする。
以上の構成において、梯子本体の基端側に設けた摺動部材が付勢部材によって常時固定部材に押圧されていることから、梯子本体の倒伏状態を確実に保持することが可能とするとともに、梯子本体を起立状態とさせる場合には、摺動部材の嵌入部が固定部材の垂直部に開口される係止溝部内に嵌合することにより、梯子本体のガタツキを確実に防止することが可能となる。
本発明に係る転落防止用梯子によれば、梯子本体の基端側に摺動部材を設け、この摺動部材が付勢部材の付勢力によって常時固定部材に押圧されていることから一時的な降雨量の増大等によりマンホール内部で揚圧が発生して蓋本体が開蓋したような場合でも転落防止用梯子は倒伏状態に維持されるため、通行者等がマンホール内に転落することを確実に防止することができる。
また、前記固定部材に上方に立ち上がる垂直部を形成することにより、梯子本体を倒伏状態から起立状態へ回動させることにより、摺動部材の嵌入部が垂直部の傾斜面を摺動しながら付勢部材の付勢力によって係止溝部内に自動的に嵌入して梯子本体を起立状態に保持することが可能となる。
また、嵌入部に上下動可能としたロック解除用テーパー部を設けることによって摺動部材の嵌入部が垂直部の係止溝部内に隙間なく密接した状態で嵌入されることにより、梯子本体のガタツキを防止するとともに、梯子本体を起立状態から倒伏状態とする際には、ロック解除用テーパー部によって嵌入部を係止溝部内からスムーズに脱抜することが可能となる。
また、起立時に梯子本体を付勢部材の付勢力に抗しながら長穴部の長さ分だけ基端側へ移動維持させることにより、梯子本体を倒伏させる際に、受枠の上壁に梯子本体の先端は当接するのを防ぐために手動により梯子本体を基端側へ引くことがなく、自動的に一連の倒伏作業を行うことが可能となる。
また、受枠に転落防止用梯子を備えたことにより、梯子本体を起立させることによって作業者が安心してマンホールを昇降することができる。
また、本発明に係る転落防止用梯子の前記嵌入部は、その一端側がテーパー状に形成され、他端側には上下方向に摺動可能とされるロック解除用テーパー部が取付けられ、前記嵌入部の他端側が、前記係止溝部内面とは当接しないようにした構成としている。
以上の構成においては、嵌入部の片側側面に上下方向に摺動可能とされるロック解除用テーパー部を取り付けることにより、垂直部に形成される係止溝部に嵌合された嵌入部を解除する場合には、嵌入部の一端側が上方に摺動すると同時に該嵌入部の一端側も上方に移動し、次にロック解除用テーパー部が上方に上り係止溝部内から小さな力によって脱抜することが可能となる。
また、本発明に係る転落防止用梯子は、前記係止溝部が開口される垂直部の前記梯子の倒伏方向側端に傾斜面が形成される。
以上の構成においては、前記垂直部の倒伏側面を傾斜面に形成することにより起立状態の梯子を倒伏させるために嵌入部を係止溝部から解除して倒伏させる、あるいは倒伏状態の梯子を起立させて嵌入部を係止溝部に嵌合させるまでの一連の動作をスムーズに行うことができる。
また、本発明に係る転落防止用梯子は、梯子本体の基端側には、該梯子本体を付勢部材による付勢力に抗しながら回動可能かつ摺動可能に枢支される長穴部が形成され、起立時には、前記長穴部の長さ分だけ基端側に移動維持し、倒伏時には、前記梯子本体を前記付勢部材による付勢力を解除して前記梯子本体を前記長穴部の長さ分だけ基端側に移動させる手段を設ける。
以上の構成においては、梯子本体が起立時には長穴部の長さ分だけ基端側に移動維持されるために、倒伏時には前記梯子本体の先端が受枠の上壁に当接することなく、かつ付勢部材による付勢力が解除されるために前記梯子本体の先端と受枠との係合が自動的に行われる。
以下、本発明の実施例を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
実施例1
図1は、本発明に係る転落防止用梯子(以下単に「梯子」という)とこれを備えた地下構造物用蓋の受枠を示す平面図、図2は、受枠に設けられる支持部および上壁の状態を示す一部切欠断面図、図3は、本発明に係る梯子の一実施例を示す平面図、図4は、図3におけるA−A矢視断面図である。
図1において地下構造物用蓋1は、平面視円環状の受枠2とこの受枠2に装着される蓋本体(図示せず)とにより構成され、前記蓋本体が地表面と面一をなすように設置される。そして、前記蓋本体は、開蓋時には受枠2の上方に引き上げられ、蝶番機構を介して水平旋回、または垂直反転によって開蓋される。受枠2の内周面2aには、先端部に貫通孔を設けた取付部4を形成しており、さらに図2に示すように、この取付部4に対向する側の内周面2aには、前縁に係合突起5を有する支持部6と支持部6の上方に上壁7とを形成している。
梯子8は、その基端側に設けた固定部材9により受枠2の取付部4に取り付けられ、この梯子8を装着した状態で蓋本体を受枠2に嵌合可能としている。
梯子8は、図3および図4に示すように、左右一対の固定部材9と、左右両端が前記固定部材9に固定される基端軸10と、この基端軸10に回動可能かつ摺動可能に連接した梯子本体11とから構成されている。
固定部材9は、図5に示すように水平部12と垂直部13とからなり、そのコーナー部分には底面を円弧形状とした溝部14を形成し、この溝部14内に水抜き穴15を形成している。
水平部12には前記取付部4にボルト・ナットで固定するための開口穴16を形成し、溝部14内で起立させた梯子本体11の基端を支持して下降するのを防止している。
また、垂直部13には前記基端軸10を挿通させる挿通穴18を形成し、その上端には凹部状の係止溝部20が形成される。そして前記垂直部13には、固定部材9を取付部4に取り付けたときに、その前面(梯子の倒伏方向側)が傾斜状となるように傾斜面21が形成される。
梯子本体11は、左右一対の側杆22、22と、これらの側杆22、22を連結する3本の横桟23および外方向へ張り出した張出部24と、左右の側杆22、22の基端側に、その側杆22に沿って摺動可能としたロック部材25とから構成される。また、これらの側杆22、22の基端側には、前記基端軸10を遊挿するための長円状の長穴部26と、梯子本体11を起立させたときに前記固定部材9の溝部14底面に当接するストッパー部27とを形成し、先端側には倒伏状態で支持部6の係合突起5に係合する凹部28を形成している。
さて、ロック部材25は、付勢部材としてのコイルバネ29と、このコイルバネ29によって常時固定部材9に押圧される摺動部材30とから構成される。この摺動部材30は、図6に示すように、側杆22を挿通させるとともに前記側杆22に対してスライド可能とするためのガイド部31と、前記ガイド部31に対して水平突出状に形成され、コイルバネ29の支持杆36が連結される支持杆受部33とを設けている。また、前記ガイド部31の上部は、前記固定部材9の垂直部13に形成される係止溝部20に嵌入可能な形状の嵌入部32が形成される。さらに、前記ガイド部31の下部には、前記基端軸10に係合する嵌合溝部34を一体的に延設している。
ここで、前記嵌入部32は、一側端19がテーパー状に形成されるとともにその他端側19Aには、ロック解除用テーパー部35が上下動可能な状態で取り付けられ、その下端は湾曲形状に形成される。
また、図7に示すように、前記摺動部材30の支持杆受部33には、支持杆36の一端が連結される。この支持杆36にはコイルバネ29が外挿され、前記側杆22、22間に取り付けられる支持杆挿通用横桟37に前記コイルバネ29が圧縮された状態で遊挿され、さらに前記それぞれの支持杆36の他端間には把持杆37aが取り付けられる。
このように前記支持杆受部33と前記支持杆挿通用横桟37間に圧縮された状態で取り付けられるコイルバネ29の付勢力によって摺動部材30が固定部材9に押圧されることになる。
次に梯子8の取付けについて説明する。図8に示すように固定部材9を前記取付部4の下面に配置し、取付部4の貫通孔と前記固定部材9の開口穴16とを合せた状態でボルト・ナット17によって締結固定する。また、基端軸10は、図9に示すように、その両端にネジ部38を形成し、梯子本体11の左右の側杆22、22に形成される長穴部26に遊挿した状態で、この両端のネジ部38を固定部材9の垂直部13の挿通穴18に挿通してナット39によって固定する。従って梯子本体11は左右の側杆22、22に形成される長穴部26によって回動可能、かつ前記長穴部26の長さ分だけ前後方向に摺動可能な構成となる。
次に、梯子8の使用方法について説明する。図9および図10(イ)(ロ)(ハ)でそれぞれ示すように梯子8を転落防止用として使用する場合には、まず起立状態の梯子8は、図10(イ)で示すように、側杆22に上下摺動可能な状態で外挿される摺動部材30の嵌入部32は、コイルバネ29の付勢力によって固定部材9の垂直部13の係止溝部20に嵌入される。
このような起立状態の梯子8を、図9で示す支持杆36の他端間に設けられる把持杆37aをコイルバネ29の付勢力に抗しながら上方へ引き上げることにより、前記支持杆36の一端に連結される摺動部材30が摺動し、嵌入部32が図10(ロ)で示すように、前記係止溝部20より上方へ移動することになる。
ここで、嵌入部32が上方へ移動する際には、該嵌入部32の一端側19は係止溝部20の内面との摩擦に抗しながら摺動すると共に、前記嵌入部32の他端側19Aも同時にロック解除用テーパー部35のみが係止溝部20の内面と係合した状態で上方に移動する。次に上下動可能な状態で取り付けられたロック解除用テーパー部35が係止溝部20の内面との係合を解除されて上方へ移動することにより前記嵌入部32は係止溝部20からの脱抜が可能となる。
次に、図10(ハ)で示すように、摺動部材30の嵌入部32を前記係止溝部20の開口端位置まで移動させ、図9に示すように嵌入部32の湾曲形状に形成される下端を前記係止溝部20の傾斜面21に当接させた状態で前記把持杆37aを開放することにより、コイルバネ29の付勢力により嵌入部32が前記係止溝部20の傾斜面21に圧接した状態となり、この状態から図11に示すように、前記梯子本体11をコイルバネ29の付勢力に抗しながら側杆22に形成した長穴部26の長さ分だけ基端側へ押圧されて摺動することで梯子本体11全体が固定部材9側へ移動し、その結果側杆22の先端が基端側へ前記長穴部26の長さ分だけ移動することになる。従って受枠2の上壁7に当接することなく回動させ、上壁7の下方位置において梯子本体11への押圧が開放されることによって、コイルバネ29によって支持杆挿通用横桟37を梯子本体11の先端側へ押す方向への付勢力が生じることにより、側杆22に形成される長穴部26の長さ分だけ前記梯子本体11が先端側へ摺動した状態となる。
これにより梯子本体11の側杆22の先端に形成した凹部28が受枠2の支持部6に形成した係合突起5に係合しており、梯子本体11の先端は上壁7の下方に位置している。このため、梯子本体11が基端側にずれるのを防止できるとともに、揚圧による梯子本体11の浮上を上壁7によって防止される。
したがって、一時的な降雨量の増大によってマンホール内に揚圧が発生し、万が一、受枠2に装着されている蓋本体の錠(ともに図示せず)が受枠2から外れて開蓋した場合でも、梯子8が倒伏状態を維持することができ、通行人等がマンホール内へ転落することを防止することができる。
一方、この状態から梯子本体11を起立させる場合には、側杆22をコイルバネ29の付勢力に抗しながら基端側に移動させることにより、梯子本体11は長穴部26の長さ分だけ基端側へ摺動することになる。これにより梯子本体11の凹部28と受枠2の支持部6に形成した係合突起5との係合を解いて、梯子本体11の先端が上壁7に当接することなく梯子本体11を起立させることができる。この際に摺動部材30は、コイルバネ29の付勢力によってその嵌入部32が係止溝部20の傾斜面21に圧接した状態で係止溝部20の開口端側へ傾斜面21を摺動することになる。
ここで、前記嵌入部32がコイルバネ29の付勢力によって自動的に前記係止溝部20に嵌入する際に、嵌入部32のテーパー状に形成される一端側19は前記係止溝部20の一端側内面と、嵌入部32の他端側19Aに上下動可能な状態で取り付けられたロック解除用テーパー部35は、前記係止溝部20の他端側内面に嵌合した状態となる。従って、前記ロック解除用テーパー部35が上方へ移動しながら前記係止溝部20の他端側内面に圧接することにより嵌入部32の一端側19は前記係止溝部20内面に隙間なく係着することになり、ガタツキの無い状態で梯子本体11を起立状態に保持することができる。
このようにして、作業者は梯子本体11の凹部28と受枠2の支持部6に形成した係合突起5との係合を解いて梯子本体11を起立させることにより、自動的に摺動部材30の嵌入部32が固定部材9の係止溝部20に嵌入されて梯子本体11を起立状態に保持することが可能となる。
実施例2
次に、前記実施例1において詳述した本発明に係る転落防止用梯子に、付勢部材による付勢力に抗しながら前記長穴部の長さ分だけ基端側に移動して維持可能とする手段の一例を詳述する。
図12に、梯子本体を固定部材に取付けた状態の斜視図を示す。
梯子本体11は、左右一対の側杆22、22と、これらの側杆22、22を連結する3本の横桟23および外方向へ張り出した張出部24と、左右の側杆22、22の基端側に、その側杆22に沿って摺動可能としたロック部材25とから構成される。また、これらの側杆22、22の基端側には、基端軸10を遊挿するための長穴部26と、突出状の係留爪40とを形成し、先端側には、前記図2において示すように、倒伏状態で支持部6の係合突起5に係合する凹部28を形成している。さらに、基端軸10の両端には固定部材9が取り付けられる。
ここで、固定部材9は、図13(イ)(ロ)(ハ)でそれぞれ示すように水平部12と垂直部13とからなり、水平部12には取付部4(図8参照)にボルト・ナットで固定するための開口穴16が形成される。また、垂直部13には前記基端軸10を挿通させる挿通穴18を形成し、その上端には凹部状の係止溝部20が形成される。そして前記垂直部13には、固定部材9を取付部4に取り付けたときに、その前面(梯子の倒伏方向側)が傾斜状となるように傾斜面21が形成される。
前記水平部12と垂直部13とのコーナー部分には底面が前記側杆22の基端が挿通可能とした開口溝部41が形成され、この開口溝部41の一端側には、前記係留爪40が係留する円弧状曲面を有する係合溝部42が形成される。この係合溝部42は、図13(ハ)で示すように基端軸10に側杆22の長穴部26が挿通され、側杆22を倒伏状態から起立させる際に、前記長穴部26の長さ分だけ基端側へ移動した状態で前記側杆22の基端に略90度で折り曲げ突設される係留爪40が前記係合溝部42の上端開口より進入して下端開口へ回動することになる。
また、前記垂直部13に形成される挿通穴18の外側開口端には、楕円形状の張出部係止用段差部43が前記固定部材9の底面に対して平行状となるように突設形成される。そして図14に示すように、前記張出部係止用段差部43に対して張出部24の基端側に開口される係止用穴部44に嵌め入れられる。この係止用穴部44は上部が前記張出部係止用段差部43を嵌め入れることができる口径の上部穴部45と、下部が前記張出部係止用段差部43の最大径よりも小さく、かつ最小径よりもやや大きな口径の下部穴部46とから構成される。
したがって、図14の想像線で示すように前記張出部24が倒伏状態の場合には、前記係止用穴部44が縦向き状態から横向き状態となり、前記張出部係止用段差部43の最小径と前記係止用穴部44の下部穴部46とが同列状となり前記張出部係止用段差部43に対して前記張出部24を係止用穴部44の上部穴部45から下部穴部46へ移動することが可能となる。
このように梯子本体11を基端側へ移動した状態を維持しながら起立させる機構では、まず、梯子本体11が倒伏した状態では、図15(イ)および図16(イ)(ロ)で示すように、付勢部材としてのコイルバネ29によって支持杆挿通用横桟37を梯子本体11の先端側へ押す方向への付勢力が生じることにより、側杆22に形成される長穴部26の長さ分だけ前記梯子本体11が先端側へ摺動した状態となり、梯子本体11の側杆22の先端側に形成した凹部28が受枠2の支持部6に形成した係合突起5に係合している。この場合には前記張出部係止用段差部43の最小径と前記係止用穴部44の下部穴部46とが同列状となり前記張出部係止用段差部43が前記張出部24の係止用穴部44の下部穴部46に係止した状態となる。
この状態から梯子本体11を起立させる場合には、図15(ロ)および図17(イ)(ロ)で示すように、側杆22をコイルバネ29の付勢力に抗しながら基端側に移動させることにより、梯子本体11は長穴部26の長さ分だけ基端側へ摺動することになり、側杆22先端の凹部28と受枠2の支持部6に形成した係合突起5との係合が解除される。この場合には前記張出部係止用段差部43は前記張出部24の係止用穴部44の上部穴部45に係止した状態となる。
次に、図15(ハ)および図18(イ)(ロ)で示すように、側杆22をコイルバネ29の付勢力に抗しながら基端側に移動させた状態で起立させる場合には、側杆22の基端に形成される係留爪40は、前記固定部材9の水平部12と垂直部13とのコーナー部分に形成される係合溝部42内を摺動しながら下方へ移動する。これにより側杆22は、その基端に形成される係留爪40が係合溝部42に係留することによりコイルバネ29の付勢力に抗しながら梯子本体11を起立方向へ回動させると同時に、張出部24の係止用穴部44が縦方向へ回転することにより、前記張出部係止用段差部43の最小径よりもやや大きな口径の下部穴部46に対して同列状より直交状に変化して前記張出部係止用段差部43の最大径が対向することにより、前記側杆22は長穴部26の長さ分だけ基端側に移動した状態を維持しながら前記梯子本体11の起立を保持することが可能となる。また、前記側杆22に上下摺動可能な状態で外挿される摺動部材30は、その嵌入部32が、コイルバネ29の付勢力によって固定部材9の垂直部13の係止溝部20に嵌入される。
これにより、梯子本体11は、長穴部26の長さ分だけ基端側に移動し、かつガタツキの無い状態で起立される。この起立状態から倒伏させる場合には、実施例1の図9において詳述するように、支持杆36の他端間に設けられる把持杆37aをコイルバネ29の付勢力に抗しながら上方に引き上げることにより、前記嵌入部32が前記係止溝部20より脱抜させると同時に梯子本体11を倒伏させる。この際には、梯子本体11は長穴部26の長さ分だけ基端側に移動した状態を保持されるために、前記梯子本体11の側杆22の先端が受枠2の上壁7に当接することなく、倒伏することが可能となり、かつ、前記張出部係止用段差部43の最小径と前記係止用穴部44の下部穴部46とが同列状となることにより、コイルバネ29の付勢力により長穴部26の長さ分だけ側杆22が先端側へ移動し、側杆22先端の凹部28と受枠2の支持部6に形成した係合突起5とが自動的に係合する。
以上、実施例に基づいて本発明を説明したが、本発明は実施例に限定されるものではない。例えば、実施例1で説明した嵌入部の他端側に上下動可能な状態で取り付けられたロック解除用テーパー部は、解除用テーパー部を嵌入部の他端側に嵌め込むような機構としているが、これに限定されるものではなく、逆に解除用テーパー部を筒状にして嵌入部の他端側を嵌め込む機構であっても構わない。さらには、嵌入部の他端側に柔軟性を有する素材からなる解除用テーパー部を取り付けることにより嵌入部の他端側が係止溝部20内面に接合せずに上方にできる機構であっても構わない。
また、支持部の係合突起の両端に壁を形成することで、倒伏状態の梯子本体が横ずれをするのを防止することができる。
また、実施例2で前述した固定部材9に形成される係合溝部42は、必ずしも必要とするものではなく、張出部24に開口される係止用穴部44と張出部係止用段差部43との係合のみであっても梯子本体11を付勢部材による付勢力に抗しながら前記長穴部26の長さ分だけ基端側に移動して維持可能とすることができる。
さらに、前記係止用穴部44は必ずしも張出部24に開口する必要性はなく、例えば側杆22に長穴部26を前記上部穴部45および下部穴部46とか構成される係止用穴部44とし、該係止用穴部44に挿通される基端軸10の断面を楕円形状とすることによって梯子本体11を付勢部材による付勢力に抗しながら前記係止用穴部44の長さ分だけ基端側に移動して維持可能とすることができる。
本発明の実施例1に係る転落防止用梯子とこれを備えた地下構造物用蓋の受枠を示す平面図である。 受枠に設けられる支持部および上壁の状態を示す一部切欠断面図である。 本発明の実施例1に係る梯子を示す平面図である。 図3におけるA−A矢視断面図である。 本発明の実施例1に係る梯子の固定部材を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る梯子のロック部材の摺動部材を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る梯子の側杆にロック部材を取付ける状態を示す平面図である。 本発明の受枠の取付部に固定部材を装着する一例を示す一部切欠断面図である。 本発明の実施例1に係る梯子の梯子本体に固定部材を取付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る梯子のロック部材の摺動部材の作動状態を示す説明図である。 本発明の実施例1に係る梯子の倒伏状態を示す切欠断面図である。 本発明の実施例2に係る梯子の梯子本体に固定部材を取付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例2に係る梯子の固定部材を示す説明図である。 本発明の実施例2に係る梯子の基部の張出部係止用段差部と張出部の係止用穴部との嵌合状態を示す説明図である。 本発明の実施例2に係る梯子の倒伏状態から起立状態を示す斜視図である。 本発明の実施例2に係る梯子の倒伏状態を示す側面図である。 本発明の実施例2に係る梯子の倒伏から起立への初期状態を示す側面図である。 本発明の実施例2に係る梯子の起立状態を示す側面説明図である。 従来の地下構造物用蓋の梯子の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 地下構造物用蓋
2 受枠
4 取付部
5 係合突起
6 支持部
7 上壁
8 梯子(転落防止用梯子)
9 固定部材
10 基端軸
11 梯子本体
12 水平部
13 垂直部
14 溝部
15 水抜き穴
16 開口穴
18 挿通穴
19 一端側
19A 他端側
20 係止溝部
21 傾斜面
22 側杆
23 横桟
24 張出部
25 ロック部材
26 長穴部
27 ストッパー部
28 凹部
29 コイルバネ(付勢部材)
30 摺動部材
31 ガイド部
32 嵌入部
33 支持杆受部
34 嵌合溝部
35 ロック解除用テーパー部
36 支持杆
37 支持杆挿通用横桟
37a 把持杆
38 ネジ部
39 ナット
40 係留爪
41 開口溝部
42 係合溝部
43 張出部係止用段差部
44 係止用穴部
45 上部穴部
46 下部穴部

Claims (5)

  1. 受枠内周に形成される取付部に対して起伏可能に装着されるとともに、倒伏させた状態でその先端が対向する支持部に支持される転落防止用梯子であって、
    前記取付部に取り付けられる固定部材と、前記固定部材に連結枢支される梯子本体とからなり、前記梯子本体の基端側には、前記梯子本体の側杆を摺動可能に挿通するとともに、付勢部材によって前記固定部材に押圧される摺動部材を設け、
    前記固定部材には、上方に立ち上がる垂直部を形成し、該垂直部には係止溝部が開口され、
    また、前記摺動部材には、前記係止溝部に嵌合可能な嵌入部が形成され、
    前記梯子本体を起立させた状態で、前記嵌入部が前記係止溝部に嵌合し、梯子本体の起立状態を保持可能とした
    ことを特徴とする転落防止用梯子。
  2. 前記嵌入部は、その一端側がテーパー状に形成され、他端側には上下方向に摺動可能とされるロック解除用テーパー部が取り付けられ、前記嵌入部の他端側が、前記係止溝部内面とは当接しないようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の転落防止用梯子。
  3. 前記係止溝部が開口される垂直部の前記梯子の倒伏方向側端に傾斜面が形成される
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の転落防止用梯子。
  4. 前記梯子本体の基端側には、該梯子本体を付勢部材による付勢力に抗しながら回動可能かつ摺動可能に枢支される長穴部が形成され、起立時には、前記長穴部の長さ分だけ基端側に移動維持し、倒伏時には、前記梯子本体を前記付勢部材による付勢力を解除して前記梯子本体を前記長穴部の長さ分だけ基端側に移動させる手段を設ける
    ことを特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載の転落防止用梯子。
  5. 受枠の内周面に形成した取付部に、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の転落防止用梯子を装着した
    ことを特徴とする転落防止用梯子を備えた地下構造物用蓋の受枠。
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