JP2008201540A - 昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動回転部の構成の簡素化及びコンパクト化を図りながら、トラクション力を増大させることができるものであり、加えて、ワイヤに大きな負荷が掛かることを防止できる物品収納設備を提供する。
【解決手段】駆動回転部37が、ワイヤ36を上方に伸びるように巻き掛ける駆動回転体37にて構成され、駆動回転体37の下部側のワイヤ存在域に対応して、駆動回転体37の外周方向に沿って並ぶ一対のワイヤ押圧用の回転体48を支持する回転体支持体49が、一対の回転体48の支持箇所の間に相当する箇所を支点にして駆動回転体37に対する遠近方向に揺動自在に支持枠50に支持される状態で、且つ、駆動回転体37に接近する方向に弾性体51にて付勢される状態で設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、駆動回転部に上方に伸びるように巻き掛けられたワイヤにおける前記駆動回転部から上方に伸びる一対のワイヤ部分の夫々が、上部回転案内体にて下方に伸びるように巻き掛けられ、それら下方に伸びる一対のワイヤ部分の一方側に昇降体を吊下げ支持し且つ他方側にバランスウェイトを吊下げ支持するように構成された昇降装置に関する。
かかる昇降装置は、駆動回転部の駆動回転により、ワイヤを正逆方向に移動させて、昇降体を昇降移動できるようにしたものである。そして、かかる昇降装置は、例えば、スタッカークレーンに装備されて、昇降体としてのフォーク装置が備えられた昇降台を昇降移動することになる。
かかる昇降装置の従来例として、駆動回転部が、上側の従動回転体及び下側の駆動回転体を上下方向に離間させた状態で備えて、ワイヤを従動回転体及び駆動回転体に2重に巻き掛けるように構成されているものがあった(例えば、特許文献1参照。)。つまり、駆動回転体を駆動回転させると、ワイヤと駆動回転体との間の摩擦力により、ワイヤを正逆方向に操作する操作力いわゆるトラクション力が作用することになるが、従来の構成によれば、ワイヤを従動回転体及び駆動回転体に2重に巻き掛けるものであるから、駆動回転体とワイヤとの接触面積を大きくすることにより、トラクション力を増大させることができるものとなる。
特許第2959311号
従来の昇降装置においては、駆動回転部には、ワイヤに作用する大きな負荷が作用する駆動回転体を設けることに加えて、ワイヤに作用する大きな負荷が作用する従動回転体を設けることになり、駆動回転体や従動回転体を大きな強度を備えさせて装備する必要があるため、駆動回転部の構成の複雑化を招くものであった。
又、駆動回転部が、上側の従動回転体及び下側の駆動回転体を上下方向に離間させた状態で備えるものであるため、駆動回転部の構成の大型化を招くものであった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、構成の簡素化及びコンパクト化を図りながら、トラクション力を増大させることができる昇降装置を提供する点にある。
本発明の物品収納設備は、駆動回転部に上方に伸びるように巻き掛けられたワイヤにおける前記駆動回転部から上方に伸びる一対のワイヤ部分の夫々が、上部回転案内体にて下方に伸びるように巻き掛けられ、それら下方に伸びる一対のワイヤ部分の一方側に昇降体を吊下げ支持し且つ他方側にバランスウェイトを吊下げ支持するように構成されたものであって、その第1特徴構成は、前記駆動回転部が、前記ワイヤを上方に伸びるように巻き掛ける駆動回転体にて構成され、前記駆動回転体の下部側のワイヤ存在域に対応して、前記駆動回転体の外周方向に沿って並ぶ一対のワイヤ押圧用の回転体を支持する回転体支持体が、前記一対の回転体の支持箇所の間に相当する箇所を支点にして前記駆動回転体に対する遠近方向に揺動自在に支持枠に支持される状態で、且つ、前記駆動回転体に接近する方向に弾性体にて付勢される状態で設けられている点にある。
すなわち、一対のワイヤ押圧用の回転体を支持する回転体支持体が弾性体にて駆動回転体に接近する方向に付勢され、一対のワイヤ押圧用の回転体がワイヤを駆動回転体側に押圧して、ワイヤと駆動回転体との間の摩擦力を大きくすることにより、トラクション力を増大させることができるものとなる。
そして、一対のワイヤ押圧用の回転体を支持する回転体支持体が駆動回転体に対する遠近方向に揺動しながら、一対のワイヤ押圧用の回転体がワイヤを駆動回転体側に押圧することにより、回転体支持体の寸法精度を高くする必要がないものとなり、回転体支持体の構成の簡素化を図れるものとなる。
加えて、駆動回転部には、ワイヤに作用する大きな負荷が作用する回転体としては駆動回転体を単に備えさせるだけであり、駆動回転部には一対のワイヤ押圧用の回転体を支持する回転体支持体を備えさせることになるものの、その一対のワイヤ押圧用の回転体を支持する回転体支持体はワイヤに作用する大きな負荷は作用しないものであるため、特別に大きな強度を備えさせずに簡素に構成できるものであるから、駆動回転部の構成の簡素化を図れるものとなり、しかも、駆動回転部は、駆動回転体の下部側に一対のワイヤ押圧用の回転体を支持する回転体支持体が配設される構成であるから、そのコンパクト化を図れるものとなる。
したがって、構成の簡素化及びコンパクト化を図りながら、トラクション力を増大させることができる昇降装置を得るに至った。
本発明の第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記回転体支持体が、前記駆動回転体の外周方向に並ぶ状態で複数設けられている点を特徴とする。
すなわち、前記回転体支持体が、前記駆動回転体の外周方向に並ぶ状態で複数設けられているものであるから、多数のワイヤ押圧用の回転体にて、ワイヤの長手方向の複数箇所を押圧することにより、トラクション力を十分に増大させることができるものとなる。
したがって、トラクション力を十分に増大させることができる昇降装置を得るに至った。
本発明の第3特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、前記ワイヤとして、前記昇降体の複数箇所を吊下げ支持する複数のワイヤが備えられ、それら複数のワイヤが、前記駆動回転体に対して、その回転軸芯方向に並ぶ状態で巻回され、前記ワイヤ押圧用の回転体が、前記駆動回転体の軸芯方向に沿う押圧作用範囲として、前記複数のワイヤの存在箇所を含む範囲を備える状態に、弾性変形自在な部材にて形成されている点を特徴とする。
すなわち、昇降体の複数箇所を吊下げ支持する複数のワイヤが、駆動回転体に対して、その回転軸芯方向に並ぶ状態で巻回され、ワイヤ押圧用の回転体が、駆動回転体の軸芯方向に沿う押圧作用範囲として、複数のワイヤの存在箇所を含む範囲を備える状態に、弾性変形自在な部材にて形成されているものであるから、一対のワイヤ押圧用の回転体にて駆動回転体の回転軸芯方向に並ぶ複数のワイヤをまとめて押圧することができるので、複数のワイヤに対して多数のワイヤ押圧用の回転体を設ける必要が無い等、構成の低廉化を図ることができるものとなる。しかも、駆動回転体の外周部の径方向における位置の変動やワイヤの径の大きさの変動等により複数のワイヤの駆動回転体の径方向での位置が相対的に変動しても、弾性変形自在な部材にて形成されているワイヤ押圧用の回転体にて複数のワイヤの夫々を適切に押圧できるものとなる。
したがって、構成の低廉化を図ることができ、加えて、複数のワイヤの駆動回転体の径方向での位置が相対的に変動しても、複数のワイヤの夫々を適切に押圧できる昇降装置を得るに至った。
本発明の第4特徴構成は、上記第1〜第3特徴構成のいずれかに加えて、前記駆動回転体が、一対の軸受け部にて回転自在に支持された駆動回転軸における前記一対の軸受け部の間に相当する箇所に一体回転するように支持されている点を特徴とする。
すなわち、駆動回転体が、一対の軸受け部にて回転自在に支持された駆動回転軸における前記一対の軸受け部の間に相当する箇所に一体回転するように支持されているものであるから、駆動回転体に掛かる力が、駆動回転軸における駆動回転体の両側に相当する箇所に設けられた一対の軸受け部にて受止められることになるので、駆動回転体に力が掛かったとしても、駆動回転軸が変形することを極力抑制することができるものとなる。
したがって、駆動回転軸の変形を極力抑制することができる昇降装置を得るに至った。
図1、2に示すように、物品収納設備は、物品収納棚A、スタッカークレーンB等を備えて構成されている。物品収納棚Aの一対を走行通路Tを形成する状態で並設し、スタッカークレーンBを走行通路Tの内部にわたって走行移動自在に設けてある。
前記物品収納棚Aは、棚前後幅方向に並べて立設される2本の支柱1の組を棚横幅方向に複数並べて、複数の支柱1の組同士を上下方向に間隔を隔てて並ぶ複数の梁部材にて連結してある。一対の支柱1の夫々に物品6を載置する物品載置部7を上下方向に間隔を隔てた状態で複数設けてあり、隣り合う一対の支柱1及び物品載置部7の間に形成された物品収納部8に物品6を収納できるように構成されている。
前記スタッカークレーンBは、下側の案内レール11上を走行自在な走行台車12、走行台車12の前側に立設された4本の筒状体13を連結してなる主マスト14、走行台車12の後側に立設された副マスト15、それらマスト14、15の上部同士を連結する上部連結部17、それらマスト14、15に沿って昇降移動自在に設けられた昇降体としての昇降台19、その昇降台19に設置された出退操作自在な一対のフォーク装置20、主マスト14の内部空間を昇降移動自在に設けられたバランスウェイト38等を備えて構成されている。
前記上部連結部17について説明を加えると、図3〜図6に示すように、上部連結部17の前後側及び中央部付近に3つの大径のプーリ34を設け、上部連結部17の前側に位置するプーリ34と上部連結部17の中央部付近に位置するプーリ34との間に2つの小径のプーリ35を設けてある。
前記主マスト14の側部に支持枠50を取り付け、その支持枠50にて円筒状の駆動プーリ37を支持してある。そして、駆動プーリ37が昇降用モータM1にて駆動されるようになっている。駆動プーリ37にその回転軸芯方向に並ぶ状態でかつ上方に伸びるように巻き掛けられた4本のワイヤ36の夫々における一対のワイヤ部分36aの一方側のワイヤ部分36aを上部連結部17の前側に位置するプーリ34に巻き掛けて、それら4本のワイヤ部分16aのうち2本のワイヤ部分36aを上部連結部17の後側に位置するプーリ34に下方に伸びるように巻き掛けて、それら下方に伸びる2本のワイヤ部分36aを昇降台19の一方側箇所に固定し、それら4本のワイヤ部分36aのうち残りの2本のワイヤ部分36aを上部連結部17の中央部付近に位置するプーリ34に下方に伸びるように巻き掛けて、それら下方に伸びる2本のワイヤ部分36aを昇降台19の他方側箇所に固定してある。又、4本のワイヤ36の夫々における一対のワイヤ部分36aの他方側のワイヤ部分36aを2つのプーリ35に下方に伸びるように巻き掛けて、それら下方に伸びる4本のワイヤ部分36aをバランスウェイト38に固定してある。これにより、昇降用モータM1にて駆動プーリ37を駆動させると、駆動プーリ37とワイヤ36との間の摩擦力により、駆動プーリ37に巻き掛けられたワイヤ36がワイヤ36の経路方向に沿って移動することになり、移動するワイヤ36に固定された昇降台19がマスト14、15に沿って昇降できるように構成されている。
したがって、駆動回転部が、ワイヤ36を上方に伸びるように巻き掛ける駆動回転体としての駆動プーリ37にて構成され、3つの大径のプーリ34及び2つの小径のプーリ35が、上部回転案内体を構成することになり、4本のワイヤ36の夫々における駆動プーリ37から上方に伸びる一対のワイヤ部分36aの夫々が、3つの大径のプーリ34及び2つの小径のプーリ35にて下方に伸びるように巻き掛けられ、それら下方に伸びる一対のワイヤ部分36aの一方側に昇降台19の複数箇所を吊下げ支持し且つ他方側にバランスウェイト38を吊下げ支持するように構成されている。
そして、駆動プーリ37とワイヤ36との間のトラクションを増大させるための機構として、駆動プーリ37の下部側のワイヤ存在域に対応して、駆動プーリ37の外周方向に沿って並ぶ一対のワイヤ押圧用の回転体としてのローラ48を支持する回転体支持体49が、一対のローラ48の支持箇所の間に相当する箇所を支点にして駆動プーリ37に対する遠近方向に揺動自在に支持枠50に支持される状態で、且つ、駆動プーリ37に接近する方向に弾性体としてのバネ51にて付勢される状態で設けられ、回転体支持体49が、駆動プーリ37の外周方向に並ぶ状態で複数設けられている。
そして、ローラ48が、駆動プーリ37の軸芯方向に沿う押圧作用範囲として、複数のワイヤ36の存在箇所を含む範囲を備える状態に、弾性変形自在な部材にて形成され、駆動プーリ37が、一対の軸受け部52にて回転自在に支持された駆動回転軸37dにおける一対の軸受け部52の間に相当する箇所に一体回転するように支持されている。
説明を加えると、図7〜図9に示すように、主マスト14に矩形状の固定板54を取付け、その固定板54に略矩形状の駆動プーリ支持部55a及び略円弧状のローラ支持部55bを備えた2つの支持板55を対向する状態で固定し、それらローラ支持部55bの間に2つの取付け板56を前後方向に並べて固定してある。そして、2つの駆動プーリ支持部55aの夫々に取付けられた一対の軸受け部52にて昇降用モータM1の減速機57から伸びる駆動回転軸37dを回転自在に支持し、駆動プーリ37が、駆動回転軸37dにおける一対の軸受け部52の間に相当する箇所にキー部材58を介して一体回転するように支持してある。
前記駆動プーリ37は、その外周部37aの両端側に鍔部37bを形成し、その外周部37aの内方側にU字状の溝37cを軸芯方向に並ぶ状態で4本形成し、4本のワイヤ36をU字状の溝37cに嵌まり込む状態で上方に伸びるように巻き掛けてある。8つのローラ48を駆動プーリ37の外周方向に沿って並べて設け、それらローラ48のうち隣り合う一対のローラ48の回転軸48cの端部同士を連結する一対の略三角形状のローラ連結板59を設け、それら一対のローラ連結板59同士を連結するローラ連結板連結棒60を設けてある。これにより、ローラ連結板59及びローラ連結板連結棒60が、ローラ連結板連結棒60を支点にして駆動プーリ37に対する遠近方向に揺動自在に支持する回転体支持体49を構成し、回転体支持体49が、駆動プーリ37の外周に並ぶ状態で4つ設けられている。
2つのローラ支持部55bの間に2本の回転体支持体連結棒61を前後方向に並べて固定し、回転体支持体連結棒61及びその両側に位置するローラ連結板連結棒60を連結する一対のリンク62を設けてあり、それら一対のリンク62のうち一方のリンク62は、ローラ連結板連結棒60の一端側箇所と回転体支持体連結棒61の一端側箇所とを連結し、一対のリンク62のうち他方のリンク62は、ローラ連結板連結棒60の他端側箇所と回転体支持体連結棒61の他端側箇所とを連結してある。一対のリンク62同士を連結するリンク連結板63を設け、リンク連結板63と取付け板56との間に、回転体支持体49を駆動プーリ37に接近する方向に付勢する付勢体64を設けてある。
前記付勢体64は、図9に示すように、基端側が取付け板56に取付けられたスタッドボルト65、そのスタッドボルト65の先端側に設けられた円板状の規制部材67、その円板状の規制部材67から突出するように設けられた接当部材68、リンク連結板63に固定された接当部材66、一端側がリンク連結板63に接触しかつ他端側が規制部材67に接触するバネ51を備えて構成されている。これにより、固定板54、支持板55、取付け板56が支持枠50を構成し、回転体支持体49が、付勢体64、リンク連結板63等を介して支持枠50に支持されている。
したがって、回転体支持体49がバネ51にて駆動プーリ37に接近する方向に付勢され、一対のローラ48がワイヤ36を駆動プーリ側に押圧して、ワイヤ36と駆動プーリ37との間の摩擦力を大きくすることにより、十分なトラクションを得ることができる。また、一対のローラ48を支持する回転体支持体49が駆動プーリ37に対する遠近方向に揺動しながら、一対のローラ48がワイヤ36を駆動プーリ側に押圧することにより、回転体支持体49の寸法精度を高くする必要がないものとなり、回転体支持体49の構成の簡素化を図れるものとなる。又、一対のローラ48がワイヤ36を均等な押圧力で押圧できるものとなる。
前記ローラ48が、弾性変形自在な部材としてのウレタンゴムにて形成されて、ローラ48の押圧作用範囲すなわち弾性変形していない状態でのローラ48の外周部48dよりも内方側の範囲が4本のワイヤ36の存在箇所を含むように構成されている。これにより、ウレタンゴムの弾性力により、4本のワイヤ36を駆動プーリ37側に押圧することができる。
〔別実施の形態〕
(1)上記実施の形態では、駆動プーリ37は、その外周部37aの内方側にU字状の溝37cを軸芯方向に並ぶ状態で4つ形成し、4本のワイヤ36をU字状の溝37cに嵌まり込む状態で上方に伸びるように巻き掛ける構成を例示したが、ワイヤの数は4本に限られるものではなく、それ以上あるいはそれ以下でもよい。
(2)上記実施の形態では、8つのローラ48を駆動プーリ37の外周方向に沿って並べて設ける構成を例示したが、ローラ48の数は上記の数に限られるものではなく、それ以上あるいはそれ以下の偶数でもよい。
物品収納設備の全体平面図 物品収納設備の全体側面図 スタッカークレーンの側面図 上部連結部の平面図 上部連結部の側面図 走行台車の平面図 一対のワイヤ押圧用の回転体を支持する回転体支持体の側面図 一対のワイヤ押圧用の回転体を支持する回転体支持体の側面図 一対のワイヤ押圧用の回転体を支持する回転体支持体の要部を示す図
符号の説明
19 昇降体
34 上部回転案内体
35 上部回転案内体
36 ワイヤ
36a ワイヤ部分
37 駆動回転部、駆動回転体
37d 駆動回転軸
38 バランスウェイト
48 ワイヤ押圧用の回転体
49 回転体支持体
50 支持枠
51 弾性体
52 軸受け部

Claims (4)

  1. 駆動回転部に上方に伸びるように巻き掛けられたワイヤにおける前記駆動回転部から上方に伸びる一対のワイヤ部分の夫々が、上部回転案内体にて下方に伸びるように巻き掛けられ、それら下方に伸びる一対のワイヤ部分の一方側に昇降体を吊下げ支持し且つ他方側にバランスウェイトを吊下げ支持するように構成された昇降装置であって、
    前記駆動回転部が、前記ワイヤを上方に伸びるように巻き掛ける駆動回転体にて構成され、
    前記駆動回転体の下部側のワイヤ存在域に対応して、前記駆動回転体の外周方向に沿って並ぶ一対のワイヤ押圧用の回転体を支持する回転体支持体が、前記一対の回転体の支持箇所の間に相当する箇所を支点にして前記駆動回転体に対する遠近方向に揺動自在に支持枠に支持される状態で、且つ、前記駆動回転体に接近する方向に弾性体にて付勢される状態で設けられている昇降装置。
  2. 前記回転体支持体が、前記駆動回転体の外周方向に並ぶ状態で複数設けられている請求項1記載の昇降装置。
  3. 前記ワイヤとして、前記昇降体の複数箇所を吊下げ支持する複数のワイヤが備えられ、それら複数のワイヤが、前記駆動回転体に対して、その回転軸芯方向に並ぶ状態で巻回され、
    前記ワイヤ押圧用の回転体が、前記駆動回転体の軸芯方向に沿う押圧作用範囲として、前記複数のワイヤの存在箇所を含む範囲を備える状態に、弾性変形自在な部材にて形成されている請求項1又は2に記載の昇降装置。
  4. 前記駆動回転体が、一対の軸受け部にて回転自在に支持された駆動回転軸における前記一対の軸受け部の間に相当する箇所に一体回転するように支持されている請求項1〜3のいずれか1項に記載に昇降装置。
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