JP2008201391A - 電気駆動式荷役車両の前後進切替装置 - Google Patents

電気駆動式荷役車両の前後進切替装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電気駆動式の荷役車両における前後進を短時間で切り替える。
【解決手段】走行を制御する走行コントローラ21に設けられた前後進制御部21aに、前後進切替レバーにより現在の走行方向と逆方向に走行方向が切り替えられた場合に、走行速度に対応する回生ブレーキの回生制動トルクを求め、この回生制動トルクを前後進切替時の全制動トルクに割り当て、この回生制動トルクのみでは全制動トルクが不足する場合に、回生制動トルクに補充する油圧ブレーキの機械制動トルクを求める制動制御部25と、全制動トルクまたは制動制御部25で求められた回生制動トルクに基づいて回生ブレーキを作動させる回生制動出力部27と、制動制御部25で求められた機械制動トルクに基づいて油圧ブレーキを作動させる機械制動出力部28とを具備した。
【選択図】図5

Description

本発明は、電動式走行モータにより走行駆動される電気駆動式荷役車両の前後進切替装置に関する。
エンジン駆動式の荷役車両では、荷役作業中に前後進切替レバーを操作して前進⇔後進を切り換えた時に、トランスミッションのクラッチを徐々に接続して衝撃を軽減するモジュレート機構を有する前後進切替装置が設けられている。またこの前後進切替装置には、前後進の切替までの停止距離や切替に要する時間を短縮するために、油圧ブレーキを自動的に作動させるものが、たとえば特許文献1に開示されている。
特開平4−123939号公報
上記従来のモジュレート機構を有する前後進切替装置では、ディスクブレーキなどの油圧ブレーキ(機械ブレーキ)を作動してその摩擦抵抗により走行車輪を制動するが、荷役作業中に前後進の切替が多数回に及ぶと、ブレーキディスクやブレーキパッドなどブレーキ部品の磨耗も多く、また発熱も多い。
クラッチがなくモジュレート機構も不要な電気駆動式の荷役車両の場合、油圧ブレーキに頼らず、インバータ装置により回生ブレーキを作動させることが考えられる。しかし、一般的に荷役車両に搭載される走行用の電動モータおよびインバータ装置は、電気容量の関係で、高速回転(高速走行)になるほど制動トルクが小さくなる。このため、高速走行時に前後進を切り替えると、停止までの制動距離が長くなり、前後進の切替に要する時間を短縮するために、結局オペレータがブレーキペダルを踏み込み油圧ブレーキを作動させて車両を停止させるので、オペレータの操作と疲労とが増加することになる。
本発明は上記問題点を解決して、オペレータの疲労を軽減できるとともに、荷役作業時の前後進切替に要する時間を短縮することができ、かつ機械ブレーキ部品の磨耗も少ない電気駆動式荷役車両の前後進切替装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、インバータ装置により制御される電動モータを介して走行車輪を回転駆動し車両本体を走行させる走行装置と、走行車輪をそれぞれ制動可能な機械ブレーキと、インバータ装置を制御して走行車輪を制動可能な回生ブレーキと、前進モードから後進モードに、または後進モードから前進モードに走行方向を切り替える走行方向切替操作部材とを具備した電気駆動式荷役車両の前後進切替装置であって、車両本体の走行方向と走行速度とを検出する速度検出器を設け、前記走行装置を制御する走行コントローラの前後進制御部に、前記走行方向切替操作部材の操作信号に基づいて、前記速度検出器により検出された走行速度から回生ブレーキの回生制動トルクを求め、当該回生制動トルクを、予め設定された前後進切替時の全制動トルクに割り当て、回生制動トルクだけでは全制動トルクが得られない場合に、回生制動トルクに補充する機械ブレーキの機械制動トルクを求める制動制御部と、全制動トルクまたは制動制御部で求められた回生制動トルクに基づいて回生ブレーキを作動させる回生制動出力部と、前記制動制御部で求められた機械制動トルクに基づいて機械ブレーキを作動させる機械制動出力部とを設けたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、前後進切替時の全制動トルクは、車両本体に加わる加速度が−0.3×G〜−0.4×G(Gは重力加速度に相当する値)の範囲でかつ一定値に設定されたものである。
請求項1記載の発明によれば、前後進の切替時に、車両本体を一旦停止させる全制動トルクに、回生ブレーキの回生制動トルクを割り当て、さらに回生制動トルクだけでは全制動トルクが得られない場合には、不足分を機械ブレーキの機械制動トルクにより補充するので、高速走行時であっても、回生ブレーキに加えて機械ブレーキを自動的に作動させて、短い制動距離で車両を停止させて短時間で走行方向を切り替えることができ、また機械ブレーキのブレーキ部品の磨耗を最小限に抑制することができる。
請求項2記載の構成によれば、全制動トルクを、車両本体に加わる加速度が−0.3×G〜−0.4×Gの範囲でかつ一定値に設定することにより、前後進切替時にオペレータが感じる減速感を、疲労が感じられない範囲に保持することができる。また走行速度が異なっていても、同一の全制動トルクで制動するので、同じ減速感で停止され、走行と停止を多く繰り返す荷役作業の疲労を大幅に軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
本発明に係る電気駆動式荷役車両であるホイールローダの実施の形態1を図面を参照して説明する。
図2,図3に示すように、バケット2aなどの作業具を作業ブーム2bを介して回動および昇降駆動する荷役装置2を具備したホイールローダの車両本体1には、エンジン11により駆動される発電機12と油圧ポンプ13とが搭載されている。そして発電機12の電力により電動式走行モータ15を介して前後の走行車輪14を回転駆動する走行装置9が設けられるとともに、油圧ポンプ13の油圧により荷役装置2や油圧ブレーキ(機械ブレーキ)16などが駆動される。
前記走行装置9は、各走行モータ15により減速機を介して走行車輪14がそれぞれ回転駆動され、走行コントローラ21によりインバータ装置22を介して各走行モータ15が制御される。また各走行車輪14には、アクスルにブレーキディスクやブレーキパッドなどのブレーキ部品を作動して制動する油圧ブレーキ16が設けられており、操縦席3に設けられたブレーキペダル4により油圧ブレーキ16が操作される。また各走行車輪14を制動する別の制動装置として、走行コントローラ21によりインバータ装置22を介して走行モータ15を回生制動する回生ブレーキが設けられており、油圧ブレーキ16と回生ブレーキとにより各走行車輪14がそれぞれ制動される。また各走行車輪14には、それぞれ回転方向(走行方向)と回転速度(走行速度)とを検出するたとえばパルスエンコーダからなる回転センサ(速度検出器)17が設けられ、回転センサ17の検出パルスを走行コントローラ21に入力するように構成されている。
図6に示すように、発電機12から走行モータ15に電力を供給するインバータ装置22は、サイリスタコンバータを2組用いた可逆コンバータにより構成されており、コンバータ部41、平滑回路部42およびインバータ部43と、サイリスタとコイルからなる整流回路44を介して回生電力を蓄電するキャパシタ(蓄電器)45と、キャパシタ45が過充電された時に回生電力を消費するための放熱用の冷却ファン付制動用抵抗器46とを具備し、回生制動時の回生電力をキャパシタ45に蓄電して走行時に有効利用するように構成されている。もちろん、キャパシタ45を取り外し自在としてオプション化し、キャパシタ45を取り外した状態で回生制動時に回収された電力を制動用抵抗器46からすべて放熱するように構成してもよい。そして、走行コントローラ21からインバータ部43に走行モータ15を走行制御および回生制御する制御信号が出力される。
図2に示すように、前記操縦席3には、ブレーキペダル4の他、ステアリングハンドル5、アクセルペダル6、走行速度モード切換スイッチ7および前後進切替レバー(走行方向切替操作部材)8が設けられている。
図4に示すように、油圧ブレーキ16を操作するブレーキ用油圧回路31は、油圧ポンプ13により供給される圧油を溜めるブレーキ用アキュムレータ32と、操縦席3に設けられたブレーキペダル4により操作され踏圧に比例して所定圧の圧油をブレーキ用アキュムレータ32から油圧ブレーキ16に供給および排出可能なブレーキバルブ(比例制御式スプール弁)33と、ブレーキバルブ33のパイロット部34の油圧を制御する電磁式制御弁35を具備している。そして油圧ブレーキ16は、ブレーキバルブ33から圧油が供給排出される単動形シリンダの駆動室16aと、駆動室16aからの圧油を排出する解放用ばね16bが設けられ、この駆動室16aに圧油を供給することにより油圧ブレーキ16を作動することができる。
したがって、ブレーキペダル4を踏むことにより、ブレーキバルブ33をI位置からII位置に切換えて、ブレーキ用アキュムレータ32の圧油を油圧ブレーキ16の駆動室16aに供給し油圧ブレーキ16を作動することができる。また走行コントローラ21から出力される励磁信号により電磁式制御弁35が操作されて、電磁式制御弁35からブレーキバルブ33のパイロット部34にパイロット圧が出力されると、ブレーキバルブ33がI位置からII位置に切換えられて、パイロット圧に応じた圧油をブレーキ用アキュムレータ32から駆動室16aに供給し、油圧ブレーキ16を作動されて走行車輪14が制動される。
図5に示すように、走行装置9を操作する走行コントローラ21には、前後進切替時に走行車輪14を制動するための前後進制御部21aが設けられており、この前後進制御部21aには、回転センサ17の検出パルスから車両本体1の走行方向と走行速度とを求めるパルス弁別部23と、前後進切替レバー8の操作信号を出力する前後進切替判断部24と、前後進切替判断部24とパルス弁別部23の信号に基づいて、予め設定された全制動トルクBを賄うための回生制動トルクと機械制動トルクとを求める制動制御部25と、全制動トルクBまたは制動制御部25で求められた回生制動トルクに基づいてインバータ装置22に制動指令を出力する回生制動出力部27と、制動制御部25で求められた機械制動トルクに基づいて電磁式制御弁35に励磁信号を出力する機械制動出力部28とが具備されている。前記制動制御部25では、まず前後進切替判断部24の前進→後進または後進→前進の操作信号とパルス弁別部23の信号とにより、現在の走行方向が前後進切替レバー8の走行指示方向と異なる時に制動すると判断する。そしてパルス弁別部23から出力される走行速度に基づいて、制動トルク算出テーブル26から走行速度に対応する回生ブレーキの回生制動トルクを求める。さらにこの回生制動トルクと前後進切替時の全制動トルクBとを比較して、回生制動トルクが全制動トルクBより大きい場合には、全制動トルクBを回生制動出力部27に出力する。一方、回生制動トルクが全制動トルクBより小さい場合には、回生制動トルクより大きい全制動トルクBのトルク分を、機械ブレーキ16に割り当てるために必要な機械制動トルクを求め、機械制動出力部28に出力するように構成されている。
ここで本発明に係る前後進切替装置20は、前後進切替レバー8および回転センサ17と、前後進制御部21aとで構成される。
図1に示すように、回生ブレーキによる回生制動能力は、回生制動トルク曲線Aに示すように、主に走行モータ15とインバータ装置22の電気容量により制限されており、走行速度(走行モータ15の回転数)が高くなるほど低下する。またここで、前進⇔後進の操作が繰り返される作業時の通常の速度範囲は、約12.5km/h以下である。そして本発明では、前後進切替時の全制動トルクBが、車両本体1(オペレータ)に加わる加速度を−0.3×G〜−0.4×G(Gは重力加速度に相当する値)の範囲でかつ一定となるように設定されている。なお、図1には、平坦路の走行抵抗値と10°傾斜路の登坂抵抗値と20°傾斜路の登坂抵抗値に対応する制動トルクがあらわされている。
したがって、制動制御部25では、まず走行速度に対応した回生ブレーキの回生制動トルクを求めて、その一部または全部を全制動トルクBに割り当てる。そして回生ブレーキの回生制動トルクにより全制動トルクBが得られる場合には、全制動トルクBに基づいて回生制動出力部27からインバータ装置22に制動指令を出力し、回生ブレーキのみで走行車輪14を制動する。また回生制動トルクだけでは全制動トルクBが得られない場合には、回生制動トルクに補充する油圧ブレーキ16の機械制動トルクを求める。そして制動制御部25で求められた回生制動トルクに基づいて回生制動出力部27からインバータ装置22に制動指令を出力し、回生ブレーキにより走行車輪14を制動すると同時に、制動制御部25で求められた機械制動トルクに基づいて機械制動出力部28から電磁式制御弁35に励磁信号を出力し、油圧ブレーキ16を自動的に作動させて走行車輪14を制動する。
ここで、前後進切替時の全制動トルクBの設定値を、車両本体1に加わる加速度を−0.3×G〜−0.4×Gの範囲としたが、車両本体1に加わる加速度が−0.3×Gより小さいと、制動距離が長くなって前後進の切替に時間がかかり過ぎるためであり、車両本体1に係る加速度が−0.4×Gより大きいと、オペレータが体感する減速感が大き過ぎて疲労が大きくなるからである。また前後進切替時の全制動トルクBを一定とすることで、走行速度が異なる前後進であっても体感する減速感が一定となり、オペレータの疲労を少なくすることができる。
上記構成において、作業走行時に操縦席3でオペレータが前後進切替レバー8を操作して、前進モードから後進モードに、または後進モードから前進モードに切り替えると、走行コントローラ21の前後進切替判断部24で検出される。そしてパルス弁別部23で、回転センサ17からの検出パルスにより車両本体1の走行方向と走行速度とが検出され、制動制御部25では、現在の走行方向が前後進切替レバー8の操作指示方向と反対の場合に、制動トルク算出テーブル26に基づいて、走行速度に対応する回生ブレーキの回生制動トルクを求め、この回生制動トルクを走行方向切替時の全制動トルクBに割り当てる。そしてこの回生制動トルクだけでは全制動トルクBが得られない場合に、不足分を油圧ブレーキ16により補充するために、必要な機械制動トルクを求める。
たとえば図1において、回生制動トルク曲線Aと全制動トルクBの交点Pとなる走行速度4.5km/h以下では、走行方向切替時の全制動トルクBのすべてを回生ブレーキにより賄い、全制動トルクBに基づいて回生制動出力部27から回生制動指令をインバータ装置22に出力し走行車輪14を制動する。また走行速度が4.5km/hを越えると、油圧ブレーキ16によって補充する機械制動トルクを求める。
そして、全制動トルクBまたは制動制御部25で求められた回生制動トルクに基づいて回生制動出力部27から回生制動指令をインバータ装置22に出力すると同時に、制動制御部25で求められた機械制動トルクに基づいて機械制動出力部28から電磁式制御弁35に励磁信号を出力して油圧ブレーキ16を作動させる。これにより、電磁式制御弁35から所定のパイロット圧がパイロット部34に送られてブレーキバルブ33が作動され、ブレーキ用アキュムレータ32の圧油が自動的に油圧ブレーキ16に送られて走行車輪14を制動する。
上記実施の形態によれば、前後進切替レバー8により、前進→後進または後進→前進に切り替えられると、前後進制御部25aでは、走行速度に対応する回生ブレーキの回生制動トルクを求めてこれを前後進切替時の全制動トルクBに割り当て、全制動トルクBが得られる場合には、回生ブレーキのみでインバータ装置22を介して走行車輪14を制動する。回生ブレーキのみで全制動トルクBが得られない場合には、回生ブレーキに加えて油圧ブレーキ16を自動的に作動させ、回生制動トルクに機械制動トルクを補充して全制動トルクBを得る。このように低速時には回生ブレーキのみを使用して制動し、高速時に回生ブレーキに加えて油圧ブレーキ16を自動的に作動させて制動するように構成したので、前後進切替時に高速走行している時であっても、全制動トルクBにより走行車輪14を制動することができ、停車距離も短くかつ短時間で走行方向を切り替えることができる。また前後進切替時には、油圧ブレーキ16を補助的に使用するので、油圧ブレーキ16のブレーキ部品の磨耗を大幅に低減することができ、また発熱も少なくすることができる。
さらに前後進切替時の全制動トルクBを、オペレータに加わる加速度が−0.3×G〜−0.4×Gの範囲に設定したので、疲労が大きくなるような過大な減速感をオペレータに与えることがない制動制動力で車両本体1を停止させて、前後進の切替に時間がかかり過ぎることがない。また前後進切替時の全制動トルクBを一定としたので、前後進ごとに走行速度が異なっていても、オペレータが感じる減速感を一定とすることができ、オペレータの疲労を軽減することができる。
本発明に係る電気駆動式荷役車両の前後進切替装置の実施の形態を示し、車両の走行速度と回生制動トルク、全制動トルクの関係を示すグラフである。 電気駆動式荷役車両の構成図である。 電気駆動式荷役車両の概略側面図である。 油圧ブレーキの配管構成図である。 走行コントローラの前後進制御部を示す構成図である。 インバータ装置を示す構成図である。
符号の説明
1 車両本体
2 荷役装置
3 操縦席
4 ブレーキペダル
8 前後進切替レバー(走行方向切替操作部材)
9 走行装置
11 エンジン
12 発電機
13 油圧ポンプ
14 走行車輪
15 走行モータ
16 油圧ブレーキ
17 回転センサ
20 前後進切替装置
21 走行コントローラ
21a 前後進制御部
22 インバータ装置
23 パルス弁別部
24 前後進切替判断部
25 制動制御部
26 制動トルク算出テーブル
27 回生制動出力部
28 機械制動出力部
31 ブレーキ用油圧回路
32 ブレーキ用アキュムレータ
33 ブレーキバルブ
34 パイロット部
35 電磁式制御弁

Claims (2)

  1. インバータ装置により制御される電動モータを介して走行車輪を回転駆動し車両本体を走行させる走行装置と、走行車輪をそれぞれ制動可能な機械ブレーキと、インバータ装置を制御して走行車輪を制動可能な回生ブレーキと、前進モードから後進モードに、または後進モードから前進モードに走行方向を切り替え可能な走行方向切替操作部材とを具備した電気駆動式荷役車両の前後進切替装置であって、
    車両本体の走行方向と走行速度とを検出する速度検出器を設け、
    前記走行装置を制御する走行コントローラの前後進制御部に、
    前記走行方向切替操作部材の操作信号に基づいて、前記速度検出器により検出された走行速度から回生ブレーキの回生制動トルクを求め、当該回生制動トルクを、予め設定された前後進切替時の全制動トルクに割り当て、回生制動トルクだけでは全制動トルクが得られない場合に、回生制動トルクに補充する機械ブレーキの機械制動トルクを求める制動制御部と、
    全制動トルクまたは制動制御部で求められた回生制動トルクに基づいて回生ブレーキを作動させる回生制動出力部と、
    前記制動制御部で求められた機械制動トルクに基づいて機械ブレーキを作動させる機械制動出力部とを設けた
    電気駆動式荷役車両の前後進切替装置。
  2. 前後進切替時の全制動トルクは、車両本体に加わる加速度が−0.3×G〜−0.4×G(Gは重力加速度に相当する値)の範囲でかつ一定値に設定された
    請求項1記載の電気駆動式荷役車両の前後進切替装置。
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