JP2008201230A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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裕之 神ノ門
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Abstract

【課題】Vベルト式変速機65を備える場合において、車幅を抑えつつ、Vベルト式変速機65の冷却性を確保できる自動二輪車10を提供する。更に、Vベルト式変速機65を備える伝動ユニットを有する場合において、伝動ユニットの排気効率を確保しつつ、排気口から伝動ユニットへ跳ね返って入る水を低減できる自動二輪車10を提供する。
【解決手段】吸気ダクト90は、外気を吸気する第1吸気ダクト部91と、伝動カバー80が備える吸気口81に連結される第2吸気ダクト部92とを備え、第2吸気ダクト部92は、車幅方向内側に曲がって第1ダクト部91に連結し、第1吸気ダクト部91の外側の端部は、冷却ファン105の外側の端部よりも車幅方向内側に設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、駆動プーリ、従動プーリ、ベルト及び冷却ファンを覆う伝動カバーと、前後方向に延びる吸気ダクトとを備える鞍乗型車両に関する。
従来、伝動ユニットを備えるスクータ型の鞍乗型車両が知られている。
一般的に、伝動ユニットには、エンジンからの動力を後輪に伝達するVベルト式変速機のほか、吸気口と、排気口とが備えられる。更に、伝動ユニットには、駆動プーリの車幅方向外側に設けられる冷却ファンと、鞍乗型車両の前後方向に沿って設けられる吸気ダクトとが備えられる。吸気ダクトを吸気口に連結して伝動ユニット内に外気を導き、Vベルト式変速機を空冷することにより、摩擦熱によるベルトの発熱を抑制している(例えば、特許文献1参照)。
また、伝動ユニットには排気ダクトが備えられる。排気ダクトは、一端に排気口と、他端に通気口とを備え、伝動ユニット内から通気口に流れる外気を、排気口より放出する。
更に、排気ダクトは、鞍乗型車両の前後方向において、排気ダクトの後部側の内壁に水返しリブを備える。これにより、排気ダクトは、後部側の内壁に沿って上る水を跳ね返すことができる。その結果、排気ダクトは、伝動ユニットから放出される外気の排気量を確保しつつ、伝動ユニットへ水が入ることを防止できる。
特開2000-79892号公報
しかしながら、前述したスクータ型の鞍乗型車両において、タンデムシートの後部に座る同乗者用(以下、後部同乗者とする)のタンデムフットレストは、車幅方向において、吸気ダクトと重なる。その結果、タンデムフットレストを吸気ダクトの外側に設ける必要があるため、車幅は拡がり、後部同乗者の足着き性を低下させる、或いは後部同乗者の乗り降りを困難にするという問題点があった。
車幅を抑えるために、吸気ダクトの直径を小さくした場合、吸気ダクトから伝動ユニットに取り込まれる空気の流量が低減してしまうため、Vベルト式変速機の冷却性を確保できないという問題点があった。
また、前述したスクータ型の鞍乗型車両において、勢いのある水(例えば、走行中に後輪により跳ね上げられた水や、洗車中にホースより放水される水)が、排気口から排気ダクトに進入する場合、このような水は、排気ダクトの内壁に当たり、跳ね返って通気口からVベルト室内へ至るため、水返しリブでは、防止できない場合があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、Vベルト式変速機を備える場合において、車幅を抑えつつ、Vベルト式変速機の冷却性を確保できる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
更に、本発明は、Vベルト式変速機を備える伝動ユニットを有する場合において、伝動ユニットの排気効率を確保しつつ、排気口から伝動ユニットへ跳ね返って入る水を低減できる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、駆動プーリ(駆動プーリ101a)、従動プーリ(従動プーリ101b)、ベルト(Vベルト103)冷却ファン(冷却ファン105)を覆う伝動カバー(伝動カバー80)と、車両前後方向に沿って設けられる吸気ダクト(90)とを備える鞍乗型車両(自動二輪車10)であって、前記冷却ファンは、前記駆動プーリの車幅方向外側に設けられており、前記伝動カバーは、前記冷却ファンの車幅方向外側に設けられる吸気口(吸気口81)と、前記吸気口から吸気された外気を排出する排気口(83)とを備え、前記吸気ダクトは、前記外気を吸気する第1吸気ダクト部(第1吸気ダクト部91)と、前記吸気口に連結される第2吸気ダクト部(第2吸気ダクト部92)とを備え、前記第2吸気ダクト部は、車幅方向内側に曲がって前記第1ダクト部に連結しており、前記第1吸気ダクト部の車幅方向外側の端部は、前記冷却ファンの車幅方向外側の端部よりも車幅方向内側に設けられることを要旨とする。
このような鞍乗型車両によれば、吸気ダクトが備える第1吸気ダクト部の外側の端部は、冷却ファンの外側の端部よりも車幅方向内側に設けられる。
このような吸気ダクトの配置によれば、後部同乗者のタンデムフットレスト55を車幅方向内側に配置することができるため、後部同乗者の足着き性を向上することができる。また、車幅を狭くするために、吸気ダクトの直径を小さくする必要が無いため、外気の吸気量を十分確保することができる。その結果、Vベルト式変速機の冷却性を確保することができる。また、車幅方向内側を通過する外気は塵埃が少ないため、吸気口81に装填されたエアクリーナーエレメント81aの塵埃による目詰まりを抑制できる。その結果、Vベルト式変速機の冷却性を向上することができる。
つまり、このような鞍乗型車両によれば、Vベルト式変速機を備える場合において、車幅を抑えつつ、Vベルト式変速機の冷却性を確保することができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記駆動プーリを駆動させるエンジン(エンジン70)を備え、前記鞍乗型車両の前後方向において、前記エンジンは、前記伝動カバーよりも前方に燃料を燃焼する燃焼室(燃焼室71)を備え、前記鞍乗型車両の前後方向において、前記第1吸気ダクト部は、前記第1吸気ダクト部の前端にダクト吸気口(ダクト吸気口91a)を備え、前記鞍乗型車両の前後方向において、前記ダクト吸気口は、前記燃焼室の前端よりも前方へ備えられることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記吸気ダクトは、屈曲部(第1屈曲部91d、第2屈曲部92a)を備え、前記屈曲部の内壁は、前記吸気ダクト内を流れ、前記屈曲部に向かう外気の方向に対して、略直交することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記従動プーリによって回転する後輪(後輪40)を備え、前記鞍乗型車両の側面視において、前記排気口及び前記ダクト吸気口は、前記後輪の中心よりも上方に設けられることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、駆動プーリ、従動プーリ、ベルト及び排気ダクト(排気ダクト84)を覆う伝動カバーを備える鞍乗型車両であって、前記伝動カバーは、前記外気を吸気する吸気口と、前記外気を排出する排気口とを備え、前記排気ダクトは、一端に、前記排気口と、前記排気口よりも上方の他端にある通気口(通気口82)と、前記排気ダクトの内壁に突出する、第1水返しリブ(第1水返しリブ84a)と、第2水返しリブ(第2水返しリブ84b)と、第1防水リブ(第1防水リブ84c)と、第2防水リブ(第2防水リブ84d)とを備え、前記第1水返しリブは、前記第2水返しリブと対向する前記内壁に設けられ、前記第1防水リブは、前記第2防水リブよりも下方に設けられており、前記排気ダクトの、前記伝動カバーの車幅方向における側面に沿って前記第1水返しリブ及び前記第2水返しリブを通る側面からの断面において、前記第1防水リブの一端は、前記排気ダクトの中心方向における前記第1水返しリブの先端と、前記鞍乗型車両の前後方向における前記排気口の一端とを結ぶ第1基準線(第1基準線γ)と交わり(交点1)、 前記第2防水リブの一端は、前記排気ダクトの中心方向における前記第2水返しリブの先端と、前記鞍乗型車両の前後方向における前記排気口の他端とを結ぶ第2基準線(第2基準線δ)と交わり(交点2)、前記第2防水リブの他端は、前記排気ダクトの中心方向における前記第1水返しリブの先端と、前記第1防水リブの他端とを結ぶ第3基準線(第3基準線ε)と交わり(交点3)、前記第1基準線と前記第2基準線とは交わらないことを要旨とする。さらに、前記第1防水リブ及び前記第2防水リブを通る前記排気ダクトの断面積は、前記排気口の断面積以上であることが好ましい。
このような排気ダクト84の配置によれば、第1水返しリブ84a及び第2水返しリブ84bによって、排気口83から排気ダクト84の内壁に沿って上昇する水を降下させることができるとともに、第1防水リブ84c及び第2防水リブ84dによって、排気口83から排気ダクト84内へ跳ね返って入り込む水を遮ることができる。また、このような排気ダクト84の配置によれば、外気の排気効率を確保することができるため、伝動カバー80内に外気が滞留することはなく、Vベルト式変速機の効率的な冷却が可能となる。
つまり、このような鞍乗型車両によれば、Vベルト式変速機を備える伝動ユニットを有する場合において、伝動ユニット内の排気効率を確保しつつ、排気口から伝動ユニットへ跳ね返って入る水を低減することができる。
本発明の特徴によれば、Vベルト式変速機を備える場合において、車幅を抑えつつ、Vベルト式変速機の冷却性を確保できる鞍乗型車両を提供することができる。
更に、本発明の特徴によれば、Vベルト式変速機を備える伝動ユニットを有する場合において、伝動ユニットの排気効率を確保しつつ、排気口から伝動ユニットへ跳ね返って入る水を低減できる鞍乗型車両を提供することができる。
《本実施形態に係る鞍乗型車両の構成》
次に、本発明に係る鞍乗型車両の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
なお、本明細書では、以下のように用語を定義する。「車幅方向左側」「車幅方向右側」とは、自動二輪車10の後方から前方を向いた場合における左側・右側とをいう。「車幅方向内側」「車幅方向外側」とは、車幅方向における自動二輪車10の中心側・端側をいう。「前方」「後方」「上方」「下方」とは、自動二輪車10の前方・後方・上方・下方をいう。
《1−1》自動二輪車10の概略構成
図1は、本実施形態に係る鞍乗型車両である自動二輪車10の概略構成を示す左側面図である。同図に示すように、自動二輪車10は、アンダーボーン型の車体フレーム(不図示)によって形成される車体20を有している。車体20には、前輪30、後輪40、タンデムシート50、タンデムフットレスト55、伝動ユニット60、エンジン70、伝動カバー80、吸気ダクト90などが装着されている。
後輪40は、伝動カバー80の後端部で軸によって支えられている。
タンデムシート50は、伝動ユニット60の上方に配設されている。タンデムシート50は、鞍乗型の二人乗り用のシートである。
タンデムフットレスト55には、後部同乗者の足が乗せられる。タンデムフットレスト55は、吸気ダクト90の車幅方向外側に配置されている。即ち、タンデムフットレスト55と吸気ダクト90とは、車幅方向において重なっている。
伝動ユニット60は、Vベルト式変速機65などを備える。エンジン70が発生する動力は、Vベルト式変速機65によって後輪40に伝達される。
伝動カバー80は、伝動ユニット60を覆っている。具体的に、伝動カバー80は、内側カバー80aと外側カバー80bとから構成されている。内側カバー80aは、Vベルト式変速機65などを覆っている。外側カバー80bは、遮音用のウレタン材を挟んで内側カバー80aの外側を覆っている。内側カバー80aは、アルミニウム合金などの金属により形成される。外側カバー80bは、樹脂材などにより形成される。
吸気ダクト90は、Vベルト室100を冷却するための外気を、伝動カバー80内に導くための部材である。図1に示すように、吸気ダクト90は、伝動カバー80の前端斜め上部から車体20に沿って前方へ伸びている。
《1−2》伝動ユニット60の構成
図2及び図3を用いて、伝動ユニット60の構成について説明する。 図2は、伝動ユニット60付近の図1のF1−F1線における平面断面図である。図3は、伝動ユニット60の伝動カバー80の側面に沿った側面断面図である。なお、図中の矢印は、空気の流れを示している。
伝動ユニット60は、Vベルト式変速機65、冷却ファン105、吸気口81、通気口82、排気口83、排気ダクト84を伝動カバー80で覆うことにより形成されている。
Vベルト式変速機65は、駆動プーリ101a、従動プーリ101b、遠心クラッチ102及びVベルト103を備える。
駆動プーリ101aは、クランク軸104aの車幅方向左端に、対向間隔が変化できるように装着されている。従動プーリ101bは、後輪軸104bに歯車を介して連結された中間軸104cに回転可能に支持されている。遠心クラッチ102は、従動プーリ101bと中間軸104cとを連結し、従動プーリ101bの回転を後輪軸104bに伝達する。Vベルト103は、駆動プーリ101aと従動プーリ101bとの間に架け渡されている。
冷却ファン105は、駆動プーリ101aの側方且つ車幅方向左側において、駆動プーリ101aと一体形成されている。冷却ファン105が回転することにより、外気は伝動ユニット60内に導入される。
吸気口81は、冷却ファン105の車幅方向左側において、内側カバー80aに形成されている。吸気口81は、複数の吸気孔(不図示)から構成されている。それぞれの吸気孔には、エアクリーナーエレメント81aが装填されている。装填されたエアクリーナーエレメント81aは、外気中の塵埃が伝動ユニット60内に浸入することを防止する。即ち、吸気口81には、エアクリーナーの機能が一体化されている。
通気口82は、内側カバー80aの後端上部に形成されている。Vベルト式変速機65を冷却した外気は、通気口82から排気ダクト84へ放出される。
排気口83は、外側カバー80bの後端下部に形成されている。通気口82から放出された外気は、排気ダクト84を介して排気口83から排出される。
従って、排気ダクト84は、排気口83と、排気口83よりも上方の他端にある通気口82とを備えている。排気ダクト84の構成については後に詳説する。
《2−1》吸気ダクト90の構成
図2乃至図4を用いて、本発明の特徴的部分である吸気ダクト90の構成について詳説する。図2に示すように、吸気ダクト90は、第1吸気ダクト部91及び第2吸気ダクト部92を備える。図4は、第1吸気ダクト部91とエンジン70との配置を前方から示した図である。
第2吸気ダクト部92は、車幅方向内側に曲がって第1ダクト部91に連結している。
〈2−1−1〉第1吸気ダクト部91の構成
図2に示すように、第1吸気ダクト部91は、樹脂ダクト91b、ゴムダクト91c、第1屈曲部91dの順で後方に連結されている。樹脂ダクト91bの前端には、ダクト吸気口91aが形成されており、ダクト吸気口91aから外気が取り入れられる。
樹脂ダクト91bは、エンジン70の車幅方向左側に配置されている。図3及び図4に示すように、樹脂ダクト91bの下端は、エンジン70の車幅方向左側上端にネジ留めされている。また、図2に示すように、樹脂ダクト91bの前端は、エンジン70内の燃焼室71の前端よりも前方に配置されている。ダクト吸気口91aから取り入れられた外気は、樹脂ダクト91bの後方に連結されたゴムダクト91c内を流れて第1屈曲部91dへ向かう。即ち、外気は、第1吸気ダクト91内を後向きに流れる。
第1屈曲部91dは、伝動ユニット60の前端斜め上方に配置されている。即ち、第1屈曲部91dは、駆動プーリ101aの前方斜め上方に、内側カバー80aを隔てて配置されている。また、第1屈曲部91dは、ゴムダクト91cと連結されている。第1屈曲部91dの内壁は、ゴムダクト91cを流れて第1屈曲部91dに向かう外気の方向(即ち、後向き)に対して、略直交している。従って、ゴムダクト91cを流れてくる外気は、第1屈曲部91dの内壁に沿って、車幅方向左側に屈曲される。車幅方向において左向きに屈曲された外気は、第2吸気ダクト部92へ向かう。
このような構成を有する第1吸気ダクト部91の車幅方向左側の端部は、冷却ファン105の車幅方向左側の端部よりも車幅方向右側に設けられている。具体的には、図2に示すように、第1吸気ダクト部91における第1屈曲部91dの左端は、冷却ファン105の左端(図中のα線)よりも車幅方向右側に設けられている。即ち、第1吸気ダクト部91と第2吸気ダクト部92との境界は、α線より車幅方向内側となっている。
〈2−1−2〉第2吸気ダクト部92の構成
第2吸気ダクト部92は、第2屈曲部92aと吸気口連結部92bとから構成される。
第2屈曲部92aは、第1屈曲部91dから車幅方向左側に連なっている。従って、左向きに流れる外気が、第1屈曲部91dから第2屈曲部92aに流入する。第2屈曲部92aの内壁は、第2屈曲部92aに流入する外気の方向(即ち、左向き)に対して、略直交している。従って、第2屈曲部92aに流入する外気は、第2屈曲部92aの内壁に沿って後向きに屈曲される。後向きに屈曲された外気は、吸気口連結部92bへ向かう。
吸気口連結部92bは、伝動ユニット60(の内側カバー80a)に設けられた吸気口81の車幅方向左側に配置されている。即ち、吸気口連結部92bに流入した外気は、吸気口81を介して伝動ユニット60内へと放出される。なお、吸気口連結部92bに流入した外気は、内側カバー80aと外側カバー80bとの間にも放出されるが、これについては後述する。
《2−2》作用・効果
本実施形態に係る吸気ダクト90は、外気を吸気する第1吸気ダクト部91と、吸気口81に連結され、車幅方向内側に曲がって第1吸気ダクト部91に連結する第2吸気ダクト部92とからなり、第1吸気ダクト部91の外側の端部は、冷却ファン105の外側の端部よりも車幅方向内側に設けられている。
従って、後部同乗者のタンデムフットレスト55を車幅方向内側に配置することができるため、後部同乗者の足着き性を向上することができる。
また、車幅を狭くするために、吸気ダクト90の直径を小さくする必要が無いため、外気の吸気量を十分確保することができる。その結果、Vベルト式変速機65の冷却性を確保することができる。
また、車幅方向内側を通過する外気は塵埃が少ないため、吸気口81に装填されたエアクリーナーエレメント81aの塵埃による目詰まりを抑制できる。その結果、Vベルト式変速機65の冷却性を向上することができる。
本実施形態に係る吸気ダクト90が備える第1吸気ダクト部91は、自動二輪車10の前後方向において、第1吸気ダクト部91の前端にダクト吸気口91aを備え、自動二輪車10の前後方向において、ダクト吸気口91aは、エンジン70の燃焼室71の前端よりも前方へ備えられている。
従って、吸気ダクト90は、燃焼室71付近においてエンジン70から発生する熱によって暖められていない外気を取り込むことができる。その結果、Vベルト式変速機65の冷却性を向上することができる。
本実施形態に係る吸気ダクト90は、屈曲部(91b、92a)を備え、屈曲部の内壁は、吸気ダクト90内を流れ、屈曲部に向かう外気の方向に対して、略直交している。
従って、外気が屈曲部の内壁に沿って屈曲されるため、外気中の水分や塵埃を屈曲部の内壁に付着させ、水分や塵埃の少ない外気を取り込むことができる。また、流入する外気の流速は落としながら、外気の流量を十分確保することができる。
以上のように、このような自動二輪車10によれば、Vベルト式変速機65を備える場合において、車幅を抑えつつ、Vベルト式変速機65の冷却性を確保することができる。
《3−1》排気ダクト84の構成
図5を用いて、本発明の特徴的部分である排気ダクト84の構成について詳説する。図5は、図2のF2−F2線における側面断面図である。即ち、図5は、排気ダクト84の、伝動カバー80の車幅方向における側面に沿って第1水返しリブ及び前記第2水返しリブを通る側面断面図である。
排気ダクト84は、内側カバー80aの後端上部に形成される通気口82と、外側カバー80bの後端下部に形成される排気口83とを接続する導管である。排気ダクト84の車体前後方向における前方の内壁は内側カバー80aによって形成され、後方の内壁は外側カバー80bによって形成されている。
伝動ユニット60を冷却した外気は、通気口82から排気ダクト84に放出される。放出された外気は、排気ダクト84を介して排気口83から排出される。
排気ダクト84は、第1水返しリブ84a、第2水返しリブ84b、第1防水リブ84c及び第2防水リブ84dを備える。第1水返しリブ84a、第2水返しリブ84b及び第1防水リブ84cは、排気ダクト84の内壁から排気ダクト84の中心方向へ突出している。また、第2防水リブ84dは、排気ダクト84の中空部に設けられている。
ここで、本明細書において、「水返しリブ」とは、排気口83から排気ダクト84の内壁に沿って上昇する水を抑え、伝動ユニット60内に水が侵入することを防止するためのリブをいう。また、本明細書において、「防水リブ」とは、排気口83から排気ダクト84内へ直線的に入り込む水を遮り、伝動ユニット60内に水が侵入することを防止するためのリブをいう。
〈3−1−1〉各リブの構成
第1水返しリブ84aは、後方の内壁(即ち、外側カバー80b)における所定の位置から下方に延伸している。第1水返しリブ84aの排気ダクト84の中心方向における先端は、通気口82よりも下方に配置されている。具体的には、図5に示すように、第1水返しリブ84aは、外側カバー80bの上方から、通気口82の上端位置を示すβ線より下まで延伸している。従って、外側カバー80bの内壁に沿って上昇する水は、通気口82より下方において抑えられるため、通気口82から伝動ユニット60内には侵入しない。
第2水返しリブ84bは、前方の内壁(即ち、内側カバー80a)における所定の位置から排気ダクト84の中心方向に延伸している。即ち、第2水返しリブ84bは、第1水返しリブ84aと対向する内壁に設けられている。従って、内側カバー80aによって形成される内壁に沿って上昇する水は、通気口82より下方において抑えられるため、通気口82から伝動ユニット60内には侵入しない。
第1水返しリブ84a及び第2水返しリブ84bの長さは、上昇する水を抑えられる程度、且つ、排気ダクト84の排気効率が低下しない限度において設定することができる。
また、第1防水リブ84cは、排気口83の後端から排気ダクト84の中心方向に延伸している。本実施形態に係る第1防水リブ84cは、排気口83の後端に接することとしたが、離間していてもよい。
第2防水リブ84dは、排気ダクト84の中空部において、排気ダクト84の内壁、第1水返しリブ84a、第2水返しリブ84b及び第1防水リブ84cから離れて配置されている。
第1防水リブ84c及び第2防水リブ84dは、排気口83から排気ダクト84内へ直線的に入り込む水を遮るか、又は、第1水返しリブ84a或いは第2水返しリブ84bへと水を導くことができる適切な位置に配置される。
〈3−1−2〉各リブの位置関係
各リブは、協働して排気口83から浸入する水を遮ることができる適切な位置に配置される必要がある。以下、図5を用いて、各リブが配置される適切な位置について説明する。なお、説明において、「中心方向」及び「内壁方向」とは、それぞれ排気ダクト84におけるものである。
第1水返しリブ84aは、第2水返しリブ84bと対向する内壁(図5では、後方の内壁)に設けられる。
第1防水リブ84cは、第2防水リブ84dよりも下方に設けられる。
第1防水リブ84cの内壁方向における一端は、第1水返しリブ84aの中心方向の先端と、排気口83の後方の一端とを結ぶ第1基準線γと交わっている(交点1)。
第2防水リブ84dの内壁方向の一端は、第2水返しリブ84bの中心方向の先端と、排気口83の前方の他端とを結ぶ第2基準線δと交わっている(交点2)。
第2防水リブ84dの中心方向の他端は、第1水返しリブ84aの中心方向の先端と、第1防水リブ84cの中心方向の他端とを結ぶ第3基準線εと交わっている(交点3)。
ここで、第1基準線γと第2基準線δとは交わらない。即ち、第1水返しリブ84aと第1防水リブ84cとが一対となって、排気ダクト84の一方の内壁に設けられるとともに、第2水返しリブ84bと第2防水リブ84dとが一対となって、排気ダクト84の他方の内壁に設けられる。
また、本実施形態に係る排気ダクト84では、第1防水リブ84cと第2防水リブ84dとによって形成される間隙の断面積は、排気口83の断面積以上となっている。即ち、当該間隙を単位時間当たりに通過できる気体の体積は、排気口83を単位時間当たりに通過できる気体の体積より大きい。
以上において、第1防水リブ84cと第2防水リブ84dとが分離した構成について説明したが、第1防水リブ84cと第2防水リブ84dとは一体であってもよい。この場合には、一体の防水リブと排気ダクト84の内壁との間隙の断面積が、排気口83の断面積以上になるように配置する。
《3−2》作用・効果
本実施形態に係る排気ダクト84は、第1水返しリブ84a、第2水返しリブ84b、第1防水リブ84c及び第2防水リブ84dが、適切な位置に配置されている。また、本実施形態に係る排気ダクト84では、第1防水リブ84cと第2防水リブ84dとによって形成される間隙の断面積が、排気口83の断面積より大きい。
従って、排気口83から浸入する水を効果的に遮ることができる。具体的には、第1水返しリブ84a及び第2水返しリブ84bによって、排気口83から排気ダクト84の内壁に沿って上昇する水を抑えることができるとともに、第1防水リブ84c及び第2防水リブ84dによって、排気口83から排気ダクト84内へ跳ね返って入り込む水を遮ることができる。
また、第1防水リブ84cと第2防水リブ84dとによって形成される間隙の断面積が、排気口83の断面積より大きいため、外気の排気効率を確保することができる。その結果、伝動ユニット60内に外気が滞留することはなく、Vベルト式変速機65の効率的な冷却が可能となる。
以上のように、このような自動二輪車10によれば、Vベルト式変速機65を備える伝動ユニットを有する場合において、伝動ユニットの排気効率を確保しつつ、排気口から伝動ユニットへ跳ね返って入る水を低減することができる。
《4−1》内側カバー80a・外側カバー80b間の空冷
次に、図1及び図2を用いて、内側カバー80aと外側カバー80bとの間の空冷について説明する。本実施形態では、Vベルト式変速機65から発生する駆動音を遮音するために、伝動カバー80は、遮音用のウレタン材を内側カバー80aと外側カバー80bとで挟む構成を有している。このような伝動カバー80の放熱性は低いため、伝動ユニット60内の冷却効率を確保するためには、伝動カバー80の内部を冷却する必要がある。
そこで、第2吸気ダクト部92が備える吸気口連結部92bが、内側カバー80aと外側カバー80bとの間にも連結される構成を採用した。
即ち、吸気口連結部92bは、伝動カバー80の内部にも外気を放出する。図2に示すように、伝動カバー80の内部を冷却した外気は、排出口83から排出される。
《4−2》作用・効果
本実施形態に係る吸気ダクト90は、内側カバー80aと外側カバー80bとの間に外気を流通させる。このように伝動カバー80の内部に外気を流通させることによって、伝動カバー80の放熱性が低下することを回避することができる。その結果、伝動ユニット60内の冷却効率を確保することができる。
《その他の実施形態》
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、吸気口81には、エアクリーナーとしての機能が一体化されていなくても構わない。
また、Vベルト式変速機65を自動二輪車10の左側に備える構成について説明したが、右側に備える場合であっても、上記実施形態の左右を入れ替えれば同様に実施することができる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る鞍乗型車両である自動二輪車10の左側面図である。 本発明の実施形態に係る伝動ユニット60付近の平面断面図である。 本発明の実施形態に係る伝動ユニット60の側面断面図である。 本発明の実施形態に係る第1吸気ダクト部91とエンジン70との前方図である。 本発明の実施形態に係る排気ダクト84の側面断面図である。
符号の説明
α…冷却ファンの左端位置、β…通気口82の上端位置、γ…第1基準線、δ…第2基準線、ε…第3基準線、1…交点、2…交点、3…交点、10…自動二輪車、20…車体、30…前輪、40…後輪、50…タンデムシート、55…タンデムフットレスト、60…伝動ユニット、65…Vベルト式変速機、70…エンジン、71…燃焼室、80…伝動カバー、80a…内側カバー、80b…外側カバー、81…吸気口、81a…エアクリーナーエレメント、82…通気口、83…排気口、84…排気ダクト、84a…第1水返しリブ、84b…第2水返しリブ、84c…第1防水リブ、84d…第2防水リブ、90…吸気ダクト、91…第1吸気ダクト部、91a…ダクト吸気口、91b…樹脂ダクト、91c…ゴムダクト、91d…第1屈曲部、92…第2吸気ダクト部、92a…第2屈曲部、92b…吸気口連結部、100…Vベルト室、101a…駆動プーリ、101b…従動プーリ、102…遠心クラッチ、103…Vベルト、104a…クランク軸、104b…後輪軸、104c…中間軸、105…冷却ファン

Claims (6)

  1. 駆動プーリ、従動プーリ、ベルト及び冷却ファンを覆う伝動カバーと、車両前後方向に沿って設けられる吸気ダクトとを備える鞍乗型車両であって、
    前記冷却ファンは、前記駆動プーリの車幅方向外側に設けられており、
    前記伝動カバーは、
    前記冷却ファンの車幅方向外側に設けられる吸気口と、前記吸気口から吸気された外気を排出する排気口とを備え、
    前記吸気ダクトは、
    前記外気を吸気する第1吸気ダクト部と、前記吸気口に連結される第2吸気ダクト部とを備え、
    前記第2吸気ダクト部は、車幅方向内側に曲がって前記第1ダクト部に連結しており、
    前記第1吸気ダクト部の車幅方向外側の端部は、前記冷却ファンの車幅方向外側の端部よりも車幅方向内側に設けられる
    ことを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記駆動プーリを駆動させるエンジンを備え、
    前記鞍乗型車両の前後方向において、前記エンジンは、前記伝動カバーよりも前方に燃料を燃焼する燃焼室を備え、
    前記鞍乗型車両の前後方向において、前記第1吸気ダクト部は、前記第1吸気ダクト部の前端にダクト吸気口を備え、
    前記鞍乗型車両の前後方向において、前記ダクト吸気口は、前記燃焼室の前端よりも前方へ備えられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記吸気ダクトは、屈曲部を備え、
    前記屈曲部の内壁は、前記吸気ダクト内を流れ、前記屈曲部に向かう外気の方向に対して、略直交することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記従動プーリによって回転する後輪を備え、
    前記鞍乗型車両の側面視において、前記排気口及び前記ダクト吸気口は、前記後輪の中心よりも上方に設けられることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両。
  5. 駆動プーリ、従動プーリ、ベルト及び排気ダクトを覆う伝動カバーを備える鞍乗型車両であって、
    前記伝動カバーは、前記外気を吸気する吸気口と、前記外気を排出する排気口とを備え、
    前記排気ダクトは、一端に、前記排気口と、前記排気口よりも上方の他端にある通気口と、前記排気ダクトの内壁に突出する、第1水返しリブと、第2水返しリブと、第1防水リブと、第2防水リブとを備え、
    前記第1水返しリブは、前記第2水返しリブと対向する前記内壁に設けられ、
    前記第1防水リブは、前記第2防水リブよりも下方に設けられており、
    前記排気ダクトの、前記伝動カバーの車幅方向における側面に沿って前記第1水返しリブ及び前記第2水返しリブを通る側面からの断面において、
    前記第1防水リブの一端は、
    前記排気ダクトの中心方向における前記第1水返しリブの先端と、前記鞍乗型車両の前後方向における前記排気口の一端とを結ぶ第1基準線と交わり、
    前記第2防水リブの一端は、
    前記排気ダクトの中心方向における前記第2水返しリブの先端と、前記鞍乗型車両の前後方向における前記排気口の他端とを結ぶ第2基準線と交わり、
    前記第2防水リブの他端は、
    前記排気ダクトの中心方向における前記第1水返しリブの先端と、前記第1防水リブの他端とを結ぶ第3基準線と交わり、
    前記第1基準線と前記第2基準線とは交わらない
    ことを特徴とする鞍乗型車両。
  6. 前記第1防水リブ及び前記第2防水リブを通る前記排気ダクトの断面積は、前記排気口の断面積以上であることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両。
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