JP2008200514A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】消化期間の短縮を維持または向上させながらも、表示制御を行うCPUへの負荷を軽減させる。
【解決手段】パチンコ機やアレンジボール機等の遊技機に関し、特に一以上の保留について、保留してから消化以前までの間に図柄変動の一部分を第1表示部5で装飾的に表示し、当該図柄変動にかかる未表示部分の全部または一部は消化のときに第1表示部5で表示する変動表示手段3を備える。図柄変動4の一部分を装飾的に表示しても、あたかも保留にかかる図柄変動4を表示しているように見える。よってCPUは装飾的な表示のみを制御すればよいので、負荷が大きく軽減される。また図柄変動の一部分を消化に先立って表示するので、時刻tcでは未表示部分の図柄変動4を表示すればよく、結果として消化期間の短縮を維持または向上を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、図柄変動を保留可能な遊技機に関する。
遊技機の一つであるパチンコ機の中には、図柄変動の途中でパチンコ球が始動口に入賞することがあり、現在行なっている図柄変動を終えた後に当該始動口入賞に基づく図柄変動を可能にするべく保留機能を備えたものがある。特に大当たり遊技は遊技時間が比較的長いため、パチンコ球が始動口に入賞する機会も増え、保留された図柄変動の数(以下「保留数」と呼ぶ。)が多くなりがちである。保留数が増えてゆくと、大当たり遊技終了後に全ての保留を消化するための図柄変動を終えるまでの期間(以下「消化期間」と呼ぶ。)も長くなる。
消化期間が長くなるのを防止する技術は、例えば特開2001−688号公報に開示されている。当該技術によれば、大当たり遊技の際にはアニメーション等のような装飾的表示と同時に、保留にかかる図柄変動を順次に先立って表示する。そして大当たり遊技終了後は残余の保留にかかる図柄変動を行うか、大当たりが出た場合は続けて大当たり遊技を行う。こうして大当たり遊技中に一部の保留にかかる図柄変動を先立って表示するので、大当たり遊技終了後に消化しなければならない保留の数が減り、結果として消化期間を短縮することができる。
しかし、上述した技術では消化期間を短縮できるものの、アニメーション等のような装飾的表示と、順次かつ連続的に行う図柄変動の表示とを並列して処理しなければならず表示制御を行うCPUへの負荷が大きかった。本発明はこのような点に鑑みてなしたものであり、消化期間の短縮を維持または向上させながらも、表示制御を行うCPUへの負荷を軽減させた遊技機を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段1)
課題を解決するための手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請求項1に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「第1表示部」と後述する「第2表示部」は、それぞれ一の表示器(あるいは表示装置や発光体)にかかる画面のほぼ全領域または一部領域で構成するか、あるいは複数の表示器で構成する。当該第1表示部と第2表示部は同一の表示器を用いて実現してもよく、それぞれ異なる表示器を用いて実現してもよい。
(2)「図柄変動を開始不能な期間」は、例えば図柄変動中や大当たり遊技中等の期間が該当する。
(3)「図柄変動」は、複数個の図柄からなる図柄群を用いて行う変動を意味する。図柄は、例えば文字(英数字や漢字等),記号,符号,図形(キャラクタ等),映像などからなる抽選表示用図柄(特別図柄,普通図柄等)や装飾表示用図柄(装飾図柄,背景図柄等)などが該当する。
(4)「遊技者に有利な遊技状態」には、例えばパチンコ機を例にすれば大当たり遊技,確率変動,賞球(遊技球)の払い出し等が該当する。
(5)「消化以前」は、消化を行うにあたって対象となる保留にかかる図柄変動を開始する時以前を意味する。
当該手段1によれば図1に模式的に示すように、検出器1が遊技球Bを検出したことを契機として第1表示部5で図柄変動を開始し、図柄変動を開始不能な期間中に検出器1が遊技球Bを検出すると図柄変動を保留し、実行中の図柄変動を終えると保留していた図柄変動を消化するように構成する。さらに、一以上の保留について、保留してから消化以前までの間に図柄変動の一部分を第1表示部5で装飾的に表示し、当該図柄変動にかかる未表示部分の全部または一部は消化のときに第1表示部5で表示する変動表示手段3を備える。
図1では時間tが経過するにつれて、時刻taでは検出器1が遊技球Bを検出し、時刻tbでは図柄変動4の一部分に相当する図柄変動4aを表示し、時刻tcでは当該図柄変動4にかかる未表示部分の全部または一部に相当する図柄変動4bを表示する例を示す。すなわち検出器1からの検出信号を受けた保留制御部2が保留数を管理し、消化のタイミングに達すると変動表示手段3に対して図柄変動の実行を指令する。図柄変動4aは、保留した時刻taから消化を行う時刻tc以前までの間であれば任意のタイミング(本例では時刻tb)でアニメーション等のような画像や映像などとともに、各保留とは無関係に装飾的な表示を順番に行う。そして、時刻tcには図柄変動4b(本例では図柄「7」でリーチになった後の変動)を表示する。図柄変動4の一部分を装飾的に表示しても、あたかも保留にかかる図柄変動4を表示しているように見える。よってCPUは装飾的な表示のみを制御すればよいので、負荷が大きく軽減される。また図柄変動の一部分を消化に先立って表示するので、時刻tcでは未表示部分の図柄変動4を表示すればよく、結果として消化期間の短縮を維持するか向上を図れる。
(課題を解決するための手段2)
課題を解決するための手段2は、請求項2に記載した通りである。当該手段2によれば図2に模式的に示すように、検出器1が遊技球Bを検出したことを契機として第1表示部5で図柄変動を開始し、図柄変動を開始不能な期間中に検出器1が遊技球Bを検出すると図柄変動を保留し、実行中の図柄変動を終えると保留していた図柄変動を消化するように構成する。さらに、図柄変動を表示可能な一以上の表示領域を備えた第2表示部6と、一以上の保留について保留してから消化以前までの間に各保留にかかる図柄変動の一部分を第2表示部6で表示し当該図柄変動にかかる未表示部分の全部または一部は消化のときに第1表示部5で表示する変動表示手段3とを備える。
図2も図1と同様に時間tが経過するにつれて、時刻taでは検出器1が遊技球Bを検出し、時刻tbでは図柄変動4の一部分に相当する図柄変動4aを表示し、時刻tcでは当該図柄変動4にかかる未表示部分の全部または一部に相当する図柄変動4bを表示する例を示す。すなわち検出器1からの検出信号を受けた保留制御部2が保留数を管理し、消化のタイミングに達すると変動表示手段3に対して図柄変動の実行を指令する。図柄変動4は、その一部分のみを先立って表示し、残りは消化のときに表示する。先立って表示するタイミングは保留した時刻taから消化を行う時刻tc以前までの間であれば任意であるが、本例では時刻tbに行なっている。そして、時刻tcには図柄変動4b(図1と同様に図柄「7」でリーチになった後の変動)を表示する。上述した従来技術のように各図柄変動の全部を先立って表示する形態と比べてみると、一部分だけ並行して図柄変動の表示を制御すればよいので、表示制御を行うCPUへの負荷を軽減させることができる。また図柄変動の一部分を消化に先立って表示するので、時刻tcでは未表示部分の図柄変動4を表示すればよく、結果として消化期間の短縮を維持するか向上を図れる。さらに消化のときには未表示部分のみの図柄変動4を表示するので、遊技者はそれほど待つことなく抽選結果を認識できる。
(課題を解決するための手段3)
課題を解決するための手段3は、請求項3に記載した通りである。ここで、請求項3に記載した用語の「部分変動」は図柄変動とほぼ同義であるが、当該図柄変動の一部分(例えば変動開始からリーチまでの変動や、リーチから変動終了までの変動等が該当する)を意味する。よって二以上の部分変動を組み合わせて表示することにより、一の図柄変動を完成する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
当該手段3によれば、一の保留にかかる図柄変動を二以上の部分変動によって構成する場合には、変動表示手段3は保留した時刻taから消化を行う時刻tc以前までの間には一以上の部分変動を表示し、消化のときには未表示の部分変動の全部または一部を表示する。図1および図2の例では、図柄変動4a,4bがそれぞれ部分変動に相当し、当該図柄変動4a,4bによって図柄変動4を構成する場合が該当する。部分変動をどうやって組み合わせる(選択方法や配列方法等)かによって、図柄変動の表示内容もまたランダムに変化してゆくので、どのような表示になるかを見る楽しみを遊技者に与えることができる。
(課題を解決するための手段4)
課題を解決するための手段4は、請求項4に記載した通りである。ここで、請求項4に記載した用語については以下のように解釈する。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
(1)「所定条件」は遊技機の種類,日時,遊技状態等に応じて適切に設定可能であって不変としてもよく、遊技中の任意のタイミングで変化させてもよい。
(2)「図柄変動の一部分に関連する内容」は、図柄変動を示唆する内容であればよい。例えばキャラクタ図柄を用いて図柄変動を行なっている旨のアニメーションを表示する形態や、擬似的な図柄変動を表示する形態などが該当する。
当該手段4によれば、変動表示手段3は、所定条件を満たすことを契機として、保留した時刻taから消化を行う時刻tc以前までの間には図柄変動の一部分に関連する内容を表示する。図柄変動そのものではなくても(すなわち実際には図柄変動の制御を行わなくても)、アニメーションの表示や擬似的な図柄変動の表示などによって表示部(すなわち第1表示部5および第2表示部6のうちで一方または双方)には当該図柄変動に関連する内容が表示されるので、これを見た遊技者は先行して図柄変動を行なっていることを推測できる。
本発明によれば、消化期間の短縮を維持するか向上しながらも、表示制御を行うCPUへの負荷を軽減させることができる。
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。なお実施の形態1,2における「停止」は完全に静止している表示に限らず、一時的に静止している表示を含む。すなわち、基準位置を中心として任意の方向に対して任意の距離範囲で動かす(現実の回転や擬似的な回転を含む。)表示や、移動しないで図柄自体の大きさを変化させる表示、これらの双方を行う表示等を含む。
〔実施の形態1〕
まず実施の形態1は遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用し、大当たり遊技中に行う装飾的な表示によって予め図柄変動の一部を先行させる例である。当該実施の形態1は、図3〜図12を参照しながら説明する。
まず図3は、カードユニット10(CRユニット)およびパチンコ機12の外観を正面図で示す。カードユニット10は、記録媒体(例えば磁気カードやICカード等)に記録された残高情報や有価価値情報等を入出力でき、残高情報等の範囲内で遊技者が望む金額分に相当するパチンコ球(遊技球B,遊技媒体に相当)の貸し出しが可能に構成する。なお、カードユニット10の具体的な構成や作動等については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
パチンコ機12の遊技盤14には、通過するパチンコ球を検出するゲートセンサ54を有するゲート56や、ソレノイド48によって運動可能な一対の可動片50を有する始動口24、ソレノイド44によって開閉可能な開閉蓋28を有する大入賞口26、保留数表示器52,58や液晶表示器22等を有する複合役物装置16、所定形状に形成した複数の装飾用表示器(LED等)を有する装飾表示装置20、その他に一般の入賞口,風車,障害釘などを適宜に配置する。このうち始動口24は上述した可動片50(いわゆるチューリップ)の他に、入賞したパチンコ球を検出する始動口センサ46等を備える。当該始動口センサ46は検出器1に相当する。大入賞口26は上述した開閉蓋28(いわゆるアタッカー)の他に、大入賞口開放期間(例えば20秒間)内にパチンコ球が入賞すると大当たり遊技状態を所要回数(例えば16回)内で継続可能なVゾーン(特別領域)や、当該Vゾーンに入ったパチンコ球を検出するVセンサ62等を備える。
複合役物装置16は、普通図柄の図柄変動,特別図柄の図柄変動および特別保留数(すなわち特別図柄にかかる図柄変動の保留数)等を表示可能な液晶表示器22や、特別保留数を表示する保留数表示器52、普通保留数(すなわち普通図柄にかかる図柄変動の保留数)を表示する保留数表示器58等を有する。保留数表示器52,58には、それぞれが所定個数(例えば4個や9個等)からなるLEDまたはセグメント素子で構成する。ただし保留数表示器52については、二色以上(例えば赤色,緑色,橙色等)を切り換えて発色可能なLEDまたはセグメント素子を用いる。液晶表示器22に代えて、CRT,プラズマ表示器等のように図柄を表示可能な表示器(以下、単に「図柄表示器」と呼ぶ。)を用いてもよい。同様にLEDまたはセグメント素子に代えて、電球,ランプ,図柄表示器等を任意に用いてもよい。なお、液晶表示器22は第1表示部5と第2表示部6にそれぞれ相当する。
パチンコ球がゲート56を通過すると、液晶表示器22の特定領域22aで普通図柄の図柄変動等を表示する。普通図柄の図柄変動は、液晶表示器22とは別体に遊技盤14に備えた普通図柄表示器で表示する構成としてもよい。当該普通図柄表示器には、例えばセグメント素子,液晶表示器,図柄表示器等を用いる。普通図柄を変動し始めてから所要の変動期間(例えば30秒間)を経過すると停止し、抽選結果が当たりのときはソレノイド48を作動させて始動口24の可動片50を所定パターンで開閉するように構成する。当該所定パターンは、例えば0.3秒間開けた後に閉じる等の動作を一回または二回以上を断続的に行う。
遊技盤14の下方には、タバコの吸い殻等を入れる灰皿38や、賞球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿36、遊技者が接触しているか否かを検出するタッチセンサ34を有するハンドル32、上皿30の内部に設けられて音(音声,音楽,効果音等)を奏でるスピーカ40(音響装置)などを備える。遊技領域の周囲等には、遊技状態等に応じて発光するランプ類18(発光体)を備える。上皿30の上方には、球貸しを指示する球貸ボタン42や、残高情報等を表示する情報表示器60、記録媒体の返却を指示する返却ボタン64等を備える。
次に、パチンコ機12によるパチンコ遊技を実現するために構成をした基板や装置等の接続例について図4を参照しながら説明する。なお単に「接続する」という場合には、特に断らない限り電気的に接続することを意味する。
CPU(プロセッサ)122を中心に構成したメイン制御基板120は、遊技制御プログラムや一定のデータ等を格納したROM124、乱数,特別保留数,普通保留数および上限値等のような一時的データを格納可能なRAM126等を備える。当該ROM124やRAM126は、記憶部に相当する。CPU122は、遊技制御プログラムを実行してパチンコ遊技を実現する。当該遊技制御プログラムには、後述する始動口処理,保留処理,消化処理等のような各手続きを実現するためのプログラムを含む。例えばROM124にはEPROMを用い、RAM126にはDRAMを用いるが、他の記録媒体(例えばEEPROM,SRAM,フラッシュメモリ,磁気カード,ICカード等)を用いてもよい。他の構成要素については周知の技術と同様であるので、図示および説明を省略する。
メイン制御基板120には、タッチセンサ34や払出制御基板112からの信号を受けて発射用のモータ100を駆動制御する発射制御基板110や、駆動センサ104や計数センサ106等からの信号を受けて払い出し用のモータ102を駆動制御する払出制御基板112、カードユニット10や払出制御基板112と接続してデータの送受信や情報表示器60の表示等を制御するインタフェース基板114(図4では「I/F基板」と表記する)、液晶表示器22に表示する図柄を制御する図柄制御基板130、スピーカ40から出す音を制御する音声制御基板132、ランプ類18等の表示を制御するランプ制御基板134などを接続する。これらの各基板は、いずれもメイン制御基板120と同様にCPUを中心に構成する。駆動センサ104は、モータ102やパチンコ球を払い出す払出装置等の駆動状態を監視する。計数センサ106は、実際に払い出したパチンコ球の個数をカウントする。なお駆動センサ104,計数センサ106,ゲートセンサ54,始動口センサ46,Vセンサ62等には、接触型センサ(例えばリードスイッチ,マイクロスイッチ,圧力センサ等)、あるいは非接触型センサ(例えば近接センサ,光センサ,赤外線センサ等)を用いる。
またメイン制御基板120には、上述した始動口センサ46等のほかに、パチンコ機12の外部装置に信号(例えば大当たり,図柄確定,確変中等のような遊技情報を含む)を伝達可能な外部端子板108や、装飾表示装置20、保留数表示器52,58などを直接に接続する。さらにメイン制御基板120から離れた位置に備えた装置(例えばゲートセンサ54、Vセンサ62、ソレノイド44,48等)は、信号中継用の中継端子板136を介して接続する。ソレノイド44の作動を制御することにより、開閉蓋28を矢印D2方向に往復運動させて開閉を行うことができる。同様にしてソレノイド48の作動を制御することにより、可動片50を矢印D4方向に往復運動させて開閉(ただし閉状態でも始動口24への入賞は可能)を行うことができる。
図柄制御基板130はCPU140を中心に構成し、表示制御プログラムや所要のデータ等を格納するROM142、受信データ,大当たり図柄,抽選データ等の一時的データを格納するRAM144等を備える。図柄制御基板130には、図柄を予め記憶しておきコマンド等を受けて生成するキャラクタジェネレータや、CPU140から送られた表示情報を受けて液晶表示器22に図柄を表示するVDP(Video Display Processor)等を有する。当該VDPは、二以上のレイヤーで独立に表示/非表示を制御可能なものが望ましい。CPU140はROM142に格納した表示制御プログラムを実行して液晶表示器22に図柄を表示する。ROM142にはEPROMを用い、RAM144にはDRAMを用いるが、上述した他種のメモリを任意に用いてもよい。他の構成要素については周知の構成と同様であるので、図示および説明を省略する。
上述したメイン制御基板120と図柄制御基板130は、それぞれ保留制御部2または変動表示手段3に相当する。図4に示す例では、図柄制御基板130,音声制御基板132,ランプ制御基板134はそれぞれメイン制御基板120から直接的に制御する構成としたが、メイン制御基板120から図柄制御基板130を通じて音声制御基板132,ランプ制御基板134を間接的に制御する構成としてもよい。こうすれば一部の処理を図柄制御基板130が行うので、メイン制御基板120の処理負荷を低減することができる。
上述のように構成したパチンコ機12において、本発明を実現するべくメイン制御基板120,図柄制御基板130で実行する手続きについて図5〜図12を参照しながら説明する。ここで図5には始動口24へのパチンコ球の入賞判別を実現する始動口処理の手続きを、図6には変動可能のときに保留を消化して図柄変動を実現する消化処理の手続きを、図7には大当たり遊技を実現する大当たり処理の手続きを、図8にはコマンドに従って液晶表示器22に表示する図柄を制御する図柄表示処理の手続きをそれぞれフローチャートで示す。これらの手続きのうち、始動口処理,消化処理,大当たり処理はメイン制御基板120で実現し、図柄表示処理は図柄制御基板130で実現する。なお図1,図2との関係では、図5のステップS14と図6のステップS30,S36は保留制御部2に相当する。同様に図5のステップS22、図6のステップS34、図7のステップS44,S46,S48,S52は変動表示手段3に相当する。
図5に示す始動口処理では、まず始動口24にパチンコ球が入賞したか否かを判別する〔ステップS10〕。例えば図3,図4に示す始動口センサ46からの検出信号があれば入賞した(YES)と判別し、当該検出信号がなければ入賞していない(NO)と判別する。もし始動口24にパチンコ球が入賞したときは(YES)、当該入賞ごとに対応して各種乱数を読み込む〔ステップS12〕。当該ステップS12で読み込む乱数は、カウンタ等を用いたソフトウェア乱数と、発振器等を用いたハードウェア乱数とのいずれか一方または双方を用いる。例えば大当たりか否かを決定する当落判定用乱数RAや、図柄変動を停止した後に確定して表示する大当たり図柄を特定する停止図柄用乱数RB、図柄変動の開始から停止までの表示パターン等を特定する図柄表示用乱数RCなどが該当する。
上限値の範囲内で保留数を増やすとともに保留する場合に限ってステップS12で読み込んだ各種乱数をRAM126等に記憶する〔ステップS14〕。こうして保留する時期は図1,図2に示す時刻taに相当する。また、入賞に対応する個数の賞球を払い出すべく払出制御基板112に対して払出コマンドを送信する〔ステップS16〕。当該ステップS16を実行した後、あるいはステップS10で始動口24にパチンコ球が入賞していなければ(NO)、変動不能か否か又は保留数が0以下であるか否かを判別する〔ステップS18〕。すなわち現在の遊技状態が図柄変動中であるときや大当たり遊技中であるとき等を変動不能とし、そのいずれの状態でもなければ変動可能とする。保留数が0以下であれば、既に保留にかかる図柄変動を全て終えている。もし図柄変動が不能な時期か、または保留数が0以下ならば(ステップS18のYES)、図柄変動を開始するのには不適切であるので始動口処理を終える。そしてパチンコ遊技を継続するときは、上述した始動口処理を繰り返し実行する。
その一方、ステップS18において図柄変動が可能な時期であって、かつ保留数が1以上ならば(NO)、今後の処理に備えて保留数を減らすべく消化処理を行う〔ステップS20〕。当該消化処理の具体的な手続きについて図6を参照しながら説明する。
図6に示す消化処理では、保留にかかる図柄変動を実現するにあたって保留数を減らした後の計数結果を保留数表示器52に表示する〔ステップS30〕。そして、これから表示しようとする図柄変動が大当たり遊技中に装飾的に演出した保留にかかる図柄変動であれば(ステップS32のYES)、短い変動時間(あるいは短い変動時間にかかる変動パターン)を抽選や順番等に従って決定し〔ステップS34〕、消化処理を終える。一方、これから表示しようとする図柄変動が大当たり遊技中には演出していない保留にかかる図柄変動であれば(ステップS32のNO)、長短が混在した変動時間(あるいは当該変動時間にかかる変動パターン)を抽選や順番等に従って決定し〔ステップS36〕、消化処理を終える。当該ステップS36で行う抽選は、乱数(例えば図柄表示用乱数RC等)を用いたり、ROM124等に記憶した抽選用テーブルを用いて実現する。同ステップの順番は、例えば保留の順番に従って決定したり、あるいはROM124等に記憶した決定テーブルの順番に従って決定する。
こうして保留の消化処理を終えると図5に戻って、液晶表示器22で図柄変動の変動開始から変動停止までを表示し〔ステップS22〕、始動口処理を終える。すなわちステップS22では、図6のステップS34,S36のいずれかで決定した図柄変動の変動時間(例えば60秒間,30秒間,15秒間等)や変動パターン、図柄変動を停止した後に確定して表示する図柄(以下「停止図柄」と呼ぶ。)の内容(例えば図柄パターン[767]等)、現在の保留数などを含むコマンドを図柄制御基板130に送信することで図柄変動を実現する。こうして図柄変動を表示し始める時期は図1,図2に示す時刻tcに相当する。
図7に示す大当たり処理は、上述した始動口処理や消化処理等と並行して実行される。当該大当たり処理では、まず大当たり遊技を開始するための開始条件を満たすか否かを判別する〔ステップS40〕。当該開始条件としては、例えば図5のステップS22によって図柄変動の変動時間を経過しており、かつ当該図柄変動にかかる抽選結果が大当たりになったことである。抽選結果が大当たりか否かは、外来ノイズ等の影響を受けにくく信頼性が高いパチンコ機12では当落判定用乱数RAが一または二以上の当選値と一致するか否かで判別するが、停止図柄が所定の図柄パターンと一致するか否かで判別してもよく、これらの双方の判別方法を併用してもよい。
もし開始条件を満たすときは(YES)、RAM126に記憶するラウンドカウンタなどに対して初期値(例えば1)で初期化して準備を整えた後〔ステップS42〕、以下に示すラウンド処理を行う。すなわち、現在の保留数のうちで未だ演出していない図柄変動の数(以下「未演出数」と呼ぶ。)を特定する〔ステップS44〕。第1ラウンドを始める時点では、未演出数は保留数に等しい。しかし、第2ラウンド以降では前回のラウンドの遊技時間に長短があるため、前回のラウンド中に演出できた図柄変動の数や、前回のラウンド中に新たにパチンコ球が始動口24に入賞して保留された数によって未演出数は変化してゆく。
ステップS44で特定した未演出数に基づいて、例えば液晶表示器22,スピーカ40,ランプ類18等で構成する演出装置を用いて今回のラウンド中に演出するための演出時間(あるいは当該演出時間にかかる演出パターン)を決定し〔ステップS46〕、上述した演出装置のうちの一以上で演出を実現する〔ステップS48〕。当該ステップS48では、ステップS46で決定した演出時間や演出パターン、未演出にかかる図柄変動の一部分に表示するのに要する時間(以下「疑似変動時間」と呼ぶ。)、現在の保留数、何番目の保留を演出するのか当該保留の番号などを含むコマンドを図柄制御基板130,音声制御基板132,ランプ制御基板134等に送信することで演出を実現する。特に液晶表示器22には図柄変動の一部分が装飾的に表示される(当該表示を以下「疑似図柄変動」と呼ぶ。)ので、遊技者にとってはあたかも保留にかかる図柄変動を表示しているように見える。こうして演出によって擬似的に図柄変動を表示する時期は図1,図2に示す時刻tbに相当する。なお上述した疑似変動時間には、一定時間または不定時間を割り当てる。すなわち一定時間としては、どの保留に対しても例えば10秒間や15秒間等を割り当てる。不定時間にはランダムな時間を割り当ててもよく、例えば保留に対応する乱数(図柄表示用乱数RC等)を参照してリーチの種類等に応じて5,15,25秒間等のいずれかを割り当ててもよい。
そして、今回のラウンドにおける大入賞口26の開閉蓋28を開閉制御してラウンド遊技を実現する〔ステップS50〕。当該開閉は所要の開閉条件下(例えば大入賞口26にパチンコ球が10個入賞するか、あるいは開閉蓋28を開けてから30秒間を経過するまでのいずれか早いほう等)で行うとともに、当該大入賞口26や他の入賞口等に入賞したパチンコ球の個数に応じて賞球を払い出す。なお実現した演出の数を特定するため、今回のラウンドで実際にラウンド遊技に要した時間(以下「実遊技時間」と呼ぶ。)をタイマーで計測する必要がある。当該タイマーとしてはソフトウェアタイマーまたはハードウェアタイマーが該当するが、具体的な構成や作用については周知であるので説明を省略する。
ラウンド遊技を終えると、実遊技時間に基づいて未演出数等を調整する〔ステップS52〕。疑似図柄変動の表示に要する疑似変動時間には上述したように一定時間または不定時間を割り当てるが、ここでは説明を簡単にするために例えば10秒間(一定時間)を割り当てる。もし実遊技時間が30秒間であれば、三つの保留に対応した疑似図柄変動を表示できたことになるので、未演出数を3だけ減ずる。ところがラウンド遊技の終了条件は疑似変動時間と無関係であるので、ある保留にかかる疑似図柄変動の演出途中でラウンド遊技を終えることがある。この場合には実遊技時間が疑似変動時間の整数倍にならなくなるので、実遊技時間を疑似変動時間で除した余りの時間(以下「剰余時間」と呼ぶ。)に応じて、途中で演出を終えた疑似図柄変動を既表示とするか未表示とするかを決定する必要がある。この決定方法は任意であるが、例えば剰余時間が疑似変動時間の1/2以上であれば既表示としたり、剰余時間が存在すれば(すなわち剰余時間>0)既表示とする。こうして保留ごとについて疑似図柄変動の未表示/既表示の区別をRAM126等に記憶し、その記憶例を次の表1に示す。
上述した表1は保留数が「8」のときの記憶例であって、保留順に対する保留ごとに疑似図柄変動の未表示状態を「×」で表し、同じく既表示状態を「○」で表す。よって本例では、今回のラウンド中に疑似図柄変動を表示できた保留の数は4であるので、未演出数は4(=8−4)となる。なお、今回のラウンド中に新たに生じた保留についてはステップS44で未演出数に加算して調整する。
その後、大当たり遊技のラウンドを継続するための継続条件を満たすか否かを判別する〔ステップS54〕。当該継続条件はパチンコ機12の種類や遊技状態等に応じて任意に設定でき、例えば開閉蓋28が開いている間にパチンコ球がVゾーンに入ったこと等が該当する。もし継続条件を満たすときは(ステップS54のYES)、次回のラウンドに備えてラウンドカウンタのラウンド回数を増やし〔ステップS56〕、当該増やしたラウンド回数が所定回数(例えば15ラウンド)を超えない範囲でステップS44からステップS56までの処理を繰り返し実行する〔ステップS58〕。この繰り返し処理によって大入賞口26を断続的に開閉するので、遊技者は大当たり遊技中で多くの賞球を獲得し得る。
大当たり遊技の全ラウンドを終えるか(ステップS58のYES)、継続条件を満たさないときは(ステップS54のNO)、大当たり処理を終える。あるいは開始条件を満たしていないときは(ステップS40のNO)、何もせずにそのまま大当たり処理を終える。
図8の図柄表示処理では、メイン制御基板120から送信されたコマンドを受信すると〔ステップS70〕、(1)変動表示と(2)演出表示とに分けて〔ステップS72〕、以下に示す処理を行う。当該ステップS72で処理を分岐させる条件はパチンコ機12の種類や遊技状態等に応じて任意に設定できるが、例えばステップS70で受信した当該コマンドの内容に従う。具体的には、コマンドとして停止図柄を含めば変動表示に分岐させ、当該停止図柄を含まなければ演出表示に分岐させる。なお、変動表示と演出表示を並行するステップS80,S82については実施の形態2で説明する。
(1)変動表示を行うのは図5のステップS22でコマンドが送信された場合であり、図柄変動の変動パターンを抽選や順番等に従って決定し〔ステップS60〕、決定した変動パターンに従って図柄変動を液晶表示器22に表示し〔ステップS62〕、図柄表示処理を終える。ステップS60での図柄変動の決定方法は、図6のステップS36と同様に乱数を用いたり、ROM142等に記憶した抽選用テーブルを用いて実現する。特に変動時間が短いとき(例えば5秒間以下)は、部分変動にかかる変動パターンを決定してもよい。またステップS62で表示する部位は後述する変動領域76が該当する(図9(A),図11を参照)。
(2)演出表示を行うのは図7のステップS48でコマンドが送信された場合であり、装飾的な表示を行う演出パターンを抽選や順番等に従って決定し〔ステップS74〕、決定した演出パターンに従って液晶表示器22に演出を表示し〔ステップS76〕、図柄表示処理を終える。ステップS74での演出の決定方法は、上記ステップS60と同様である。図柄変動の前半部分に対応する部分変動にかかる演出パターンを決定してもよい。この場合には、上記ステップS60で関連する部分変動を決定できるように、当該決定した演出パターンをRAM144等に記憶しておくのが望ましい。またステップS76で表示する演出は例えばアニメーション等のような画像や映像などが該当し、表示する部位は後述する演出表示領域94および保留変動領域90が該当する(図10(A),図10(B)等を参照)。なおステップS76では、保留数が所定数(例えば10)に達したことを条件として、保留変動領域90における図柄変動の装飾的な表示を行う構成としてもよい。擬似的な図柄変動の表示に代えて、キャラクタ図柄を用いたアニメーション等によって遊技者が図柄変動を連想するような関連の演出を表示する構成としてもよい。
図5〜図8に示す各処理を実行して図柄変動の保留と消化を実現した表示例について、図9〜図12を参照しながら説明する。本表示例では、図柄変動を開始する時点と大当たり遊技を開始する時点とでいずれも保留数が4であることを前提に説明する。なお図示を分かり易くするために、大当たり遊技の各ラウンドで演出として表示する内容については図示および説明を省略する。
保留数が4のときに図柄変動が可能な時期に達すると、当該保留数は3に減り、液晶表示器22では図9(A)に示すように図柄変動を表示する(図5のステップS18,S20,S22を参照)。当該図9(A)の例に示す液晶表示器22の画面には、図柄変動等を表示する変動領域76や、各保留の状態等を表示する保留状態領域84等を有する。変動領域76では、左図柄群70を用いて左図柄変動C2を行い、中図柄群72を用いて中図柄変動C4を行い、右図柄群74を用いて右図柄変動C6を行う。左図柄群70,中図柄群72,右図柄群74は、例えば数字図柄(0から9まで)によって各図柄群を構成する。保留状態領域84では保留順に応じた番号を保留ごとに表示し、本例では1と2を表示する。そして抽選結果が大当たりのときは、例えば図9(B)に示すような左図柄70a,中図柄72a,右図柄74aからなる停止図柄を表示する。当該図9(B)の例では、停止図柄として図柄パターン[555]を表示している。図柄変動中に2個のパチンコ球が始動口24に入賞したので、保留状態領域84には4個分の番号を表示している(図5のステップS10,S14を参照)。
まず大当たり遊技における第1ラウンドでは、例えば図9(C)に示すような表示を行う(図7および図8のステップS74,S76を参照)。当該図9(C)の例に示す液晶表示器22の画面には上述した保留状態領域84のほかに、何ラウンド目なのかを報知するラウンド表示領域86、停止図柄の一部分(または全部)を報知する停止図柄領域80、ラウンド中にパチンコ球が大入賞口26内のVゾーンに入ってラウンド遊技を継続可能か否かを報知する継続表示領域88、ラウンド中に大入賞口26に入賞したパチンコ球の個数を表示する入賞数表示領域82、一以上の保留について図柄変動を装飾的に表示する保留変動領域90、現在の保留数を表示する保留数表示領域92、アニメーション等のような画像や映像などによって演出を表示する演出表示領域94等を有する。
本例では、ラウンド表示領域86には第1ラウンドであることを示す「1R」を表示し、停止図柄領域80には停止図柄のうちの一図柄「5」を表示し、継続表示領域88には継続可能であることを示す文字「V」を表示し、入賞数表示領域82には現時点で「6」を表示する。また、『保留1個目を変動中!』というメッセージ96によって保留変動領域90には1番目の保留に対応する図柄変動を装飾的に表示し、保留状態領域84には当該装飾的表示に対応する保留の番号「1」の部位を点滅して表示する。ここで上述した各領域のうちで、変動領域76,演出表示領域94および保留変動領域90は第1表示部5に相当する。
同様にして大当たり遊技における第2ラウンドでは、上述した第1ラウンドで2個分の保留について装飾的な図柄変動を表示したことから、例えば図10(A)に示すように保留状態領域84には既表示に対応する保留の番号「1」「2」の表示形態(色彩や濃淡等)を装飾的表示前から変化させている。また同図によれば、第1ラウンドの遊技で新たに保留した数が4個増えたことから保留数表示領域92には保留数として「8」を表示し、これに対応して保留状態領域84には保留順に応じた番号を8個分表示している。さらに、『保留3個目を変動中!』というメッセージ96によって保留変動領域90には3番目の保留に対応する図柄変動を装飾的に表示し、保留状態領域84には当該装飾的表示に対応する保留の番号「3」の部位を点滅して表示する。このことは図10(B)に示す第5ラウンドの表示や、図10(C)に示す第10ラウンドの表示、あるいは他のラウンドの表示でも同様である。図10(B)の例では保留数が10個になり、10番目の保留に対応する図柄変動を保留変動領域90で装飾的に表示している。図10(C)の例では保留数が13個になり、保留状態領域84では5個分の保留を左シフトして表示するとともに、12番目の保留に対応する図柄変動を保留変動領域90で装飾的に表示している。
大当たり遊技を終えて通常の遊技状態に戻ると、保留の消化を行うべく図柄変動を表示する(図5のステップS18,S20,S22を参照)。この場合、当該大当たり遊技中に演出した保留であれば、すなわち保留変動領域90に装飾的に表示した保留であれば短い変動時間で図柄変動を行う(図6のステップS32,S34を参照)。図11に示す例では、保留に対応する図柄変動を変動領域76に表示しており、当該図柄変動は第2図柄まで停止した後(本例では図柄「7」のリーチ後)における中図柄変動C4から始めている。このとき、保留状態領域84には図柄変動に対応する保留の番号「1」の部位を点滅して表示する。
上述した図柄変動の表示過程をタイムチャートで示すと例えば図12のようになる。当該図12に示すタイムチャートは上から順番に、パチンコ機12の遊技状態,始動口センサ46の出力信号,保留数,液晶表示器22で表示する図柄変動,従来技術による保留数,従来技術による図柄変動にかかる時系列的な変化を示す(図面左側から右側へ移行する)。ただし上述した例では大当たり遊技を終了する時点で保留数が13になっているが{図10(C)を参照}、図示を簡単にするために大当たり遊技を終了する時点で保留数を6とする。
図12において、3個のパチンコ球が時刻t12,t16,t18に各々始動口24に入賞したのに伴って、始動口センサ46はそれぞれに信号を出力している。時刻t10に開始した図柄変動Z1にかかる抽選結果が大当たりになったので、時刻t14から時刻t22まで大当たり遊技を実現している。当該大当たり遊技を行なっている時刻t14から時刻t20までの間に、液晶表示器22の保留変動領域90では、6個の保留にかかる各図柄変動の一部分をそれぞれ演出Z2a,Z3a,Z4a,Z5a,Z6aで装飾的に表示している。そして大当たり遊技を終えた後の時刻t24からは液晶表示器22の変動領域76に、既に表示した演出Z2a,Z3a,Z4a,Z5a,Z6aにそれぞれ対応する図柄変動の未表示部分(すなわち図柄変動Z2b,Z3b,Z4b,Z5b,Z6b)を表示し、結果的には全ての消化を時刻t26に終えている。
これに対して従来技術によれば、大当たり遊技中も図柄変動Z2,Z3,Z4を表示するが、消化しきれなかった図柄変動Z5,Z6,Z7については大当たり遊技終了後も引き続き表示する。図12の例では各図柄変動Z2〜Z7を一定時間と仮定しているが、時刻t26の時点でも未だ消化を終えていない。したがって、本発明によれば消化期間の短縮を維持するか向上することができる。
上述した実施の形態1によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(a1)変動不能な時期に始動口24に入賞したパチンコ球を始動口センサ46が検出して図柄変動を保留をしたとき(時刻ta)から、当該保留を消化するべく図柄変動を開始するとき(時刻tb)までの間は大当たり遊技中に相当する。当該大当たり遊技中には、一以上の保留について図柄変動の一部分を保留変動領域90(第1表示部5)で装飾的に表示した。また大当たり遊技を終えた後には、当該図柄変動にかかる未表示部分を変動領域76(第1表示部5)で表示した{変動表示手段3;図6のステップS34、図7のステップS44,S46,S48,S52、図9〜図11を参照}。図10(A),図10(B),図10(C)にそれぞれ示すように、図示を省略する演出表示領域94ではアニメーション等のような画像や映像などによって演出を表示するとともに、保留変動領域90では装飾的に図柄変動の一部分を表示する。すなわち演出表示領域94と保留変動領域90を一体に演出表示する。このように表示しても、遊技者にとってはあたかも保留にかかる図柄変動を表示しているように見える。よって表示の制御を行うCPU140は装飾的な表示のみを行えばよいので、負荷が大きく軽減される。また図柄変動の一部分を消化に先立って表示するので、大当たり遊技後には未表示部分の図柄変動を表示すればよく、結果として消化期間の短縮を維持するか向上することができる。なお大当たり遊技を終えた後は、図柄変動にかかる未表示部分の一部を変動領域76で表示する形態としても、同様の効果を得ることができる。
(a2)大当たり遊技中には図柄変動の前半部分に対応する部分変動にかかる演出パターンを決定し、決定した当該演出パターンに従って保留変動領域90に図柄変動を装飾的に表示した(図8のステップS74を参照)。そして大当たり遊技を終えた後の通常の遊技で消化するときには、図柄変動の後半部分に対応する部分変動を表示した(図6のステップS34を参照)。前半部分と後半部分に対応する部分変動をどのように組み合わせるかで図柄変動の表示内容もまたランダムに変化してゆく。したがって、どのような表示になるかを見る楽しみを遊技者に与えることができる。
(a3)保留数が所定数に達したことを条件として(所定条件を満たすことを契機として)、保留変動領域90における図柄変動の装飾的な表示を行うように構成した(図8のステップS74,S76を参照)。また、キャラクタ図柄を用いたアニメーション等によって遊技者が図柄変動を連想するような関連の演出を表示する構成とした(図8のステップS74,S76を参照)。擬似的な図柄変動の表示やアニメーションの表示などによって保留変動領域90には当該図柄変動に関連する内容が表示されるので、これを見た遊技者は先行して図柄変動を行なっていることを推測できる。なお本例では所定条件として保留数が所定数に達したことを適用したが、パチンコ機12の種類や遊技状態等に応じて他の条件を適用しても同様の効果を得る。
〔実施の形態2〕
実施の形態2は上述した実施の形態1と同様にパチンコ機12に本発明を適用し、大当たり遊技中の演出表示と並行して図柄変動の一部を先立って表示する例である。当該実施の形態2は、図13〜図16と図8とを参照しながら説明する。なおパチンコ機12の構成等は実施の形態1と同様であり、図示および説明を簡単にするために実施の形態2では実施の形態1と異なる点について説明する。よって実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。また図1,図2との関係では、図13のステップS35、図14のステップS47は変動表示手段3に相当する。
図13に示す消化処理は表示しようとする図柄変動が大当たり遊技中に装飾的に演出した保留にかかる図柄変動であれば(ステップS32のYES)、後半部分の変動時間(あるいは図柄変動の後半部分に対応する部分変動の変動パターン)を抽選や順番等に従って決定する点で〔ステップS35〕、図6に示す手続きと異なる。すなわち前半部分と後半部分とに対応する部分変動で構成する図柄変動について、ステップS35では後半部分の変動時間等を決定する。
図14に示す大当たり処理は未演出数を特定すると(ステップS44)、前半部分の変動時間(あるいは前半部分の図柄変動にかかる変動パターン)を抽選や順番等に従って決定する点で〔ステップS47〕、図7に示す手続きと異なる。すなわち当該ステップS47と上述したステップS35とで決定した部分変動をそれぞれ表示することによって、一連の図柄変動を完成させる。
図8の図柄表示処理では、ステップS72の分岐処理によって(3)変動表示と演出表示とを並行して行う場合には、以下のように処理する。すなわち、ステップS60で決定した変動パターンやステップS74で決定した演出パターンと同様にして当該変動パターンおよび演出パターンを決定し〔ステップS80〕、決定したこれらの変動パターンおよび演出パターンに従って演出と図柄変動とを液晶表示器22に並行して表示し〔ステップS82〕、部分変動を停止して表示した停止図柄については対応する保留の保留状態領域84に表示したうえで〔ステップS84〕、図柄表示処理を終える。
図5,図13,図14,図8に示す各処理を実行して図柄変動の保留と消化を実現した表示例について、図15〜図17を参照しながら説明する。本表示例は実施の形態1と同様の条件で図示し、大当たり遊技に達するまでの過程については実施の形態1と同様であるので説明を省略する。なお保留変動領域90には、演出表示領域94に表示する演出と並行して一以上の保留について図柄変動を表示する点で実施の形態1と異なる。
まず大当たり遊技における第1ラウンドでは、例えば図15(A)に示すような表示を行う(図14および図8のステップS80,S82,S84を参照)。当該図15(A)の例に示す液晶表示器22の画面には、演出表示領域94に表示する大当たり遊技の演出と並行して、図柄変動の前半部分に対応する部分変動を保留変動領域90に表示するとともに、当該部分変動に対応する保留の番号(本例では「1」の部位)を保留状態領域84に点滅して表示する。
そして、図15(B)に示すように保留変動領域90に表示する部分変動を停止すると、その停止図柄を図15(C)に示すように保留状態領域84に表示する。本例では停止図柄としての図柄パターン[7↓7](↓は変動中であることを意味する)を、1番目の保留に対応した部位84aに表示している。当該図15(C)に示す例では、2番目の保留に対応して図柄変動の前半部分に対応する部分変動を保留変動領域90に表示し、当該部分変動に対応する保留の番号(本例では「2」の部位)を保留状態領域84に点滅して表示している。
このことは図16(A)に示す第3ラウンドの表示や、図16(B)に示す第15ラウンド(最終ラウンド)の表示、あるいは他のラウンドの表示でも同様である。図16(A)の例では保留数が10個になり、5番目の保留に対応する部分変動を保留変動領域90で表示し、1番目から4番目の各保留に対応する部分変動の停止図柄をそれぞれ保留状態領域84の該当部位に表示している。本例から明らかなように部分変動の停止図柄は必ずしも第2図柄を停止した時点の図柄に限らず、未だ左図柄変動C2,中図柄変動C4,右図柄変動C6のいずれも停止していない図柄、または第1図柄を停止した図柄のいずれであってもよい。
図16(B)の例では保留数が17個になり、保留状態領域84では12個分の保留を左シフトして表示するとともに、17番目の保留に対応する図柄変動を保留変動領域90で表示し、13番目から16番目の各保留に対応する部分変動の停止図柄をそれぞれ保留状態領域84の該当部位に表示している。なお部分変動の停止図柄を表示する形態以外では、例えば13番目の保留に対応する部位84bのように番号「13」を表示してもよく、同様に15番目の保留に対応する部位84cのように図柄「???」を表示してもよい。こうすれば、停止図柄が何であったのかを推測する楽しみを遊技者に与えることができる。
大当たり遊技を終えて通常の遊技状態に戻ると、例えば図17に示すように1番目の保留に対応する後半部分の図柄変動に対応する部分変動を変動領域76に表示し、当該部分変動は保留状態領域84に表示されていた停止図柄{図15(C)を参照}から、すなわち左図柄70aと右図柄74aがともに図柄「7」で停止したリーチ後の中図柄変動C4から始めている。
本形態における図柄変動の表示過程は、例えば図12に示すタイムチャートと同様になる。ただし、大当たり遊技中には演出Z2a,Z3a,Z4a,Z5a,Z6aに代えて前半部分の図柄変動に対応する部分変動を表示し、大当たり遊技後には図柄変動Z2b,Z3b,Z4b,Z5b,Z6bに代えて後半部分の図柄変動に対応する部分変動を表示することになる。
上述した実施の形態2によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(b1)変動不能な時期に始動口24に入賞したパチンコ球を始動口センサ46が検出して図柄変動を保留をしたとき(時刻ta)から、当該保留を消化するべく図柄変動を開始するとき(時刻tb)までの間に、大当たり遊技の演出表示と並行して各保留にかかる図柄変動の前半部分に対応する部分変動を保留変動領域90に表示した。また大当たり遊技を終えた後には、当該図柄変動にかかる未表示部分を変動領域76(第1表示部5)で表示した{変動表示手段3;図13のステップS35、図14のステップS44,S47,S48,S52、図15〜図17を参照}。従来技術のように各図柄変動の全部を先立って表示する形態と比べてみると、図柄変動の前半部分に対応する部分変動だけを並行して表示を制御すればよいので、CPU140の負荷を軽減させることができる。また図柄変動の前半部分に対応する部分変動を消化に先立って表示するので、大当たり遊技後には図柄変動の後半部分に対応する部分変動を表示すればよく、結果として消化期間の短縮を維持するか向上することができる。
(b2)その他の要件,構成,作用,作動結果等については実施の形態1と同様であるので、当該実施の形態1と同様の効果を得ることができる{上述した(a2),(a3)を参照}。
〔他の実施の形態〕
上述したパチンコ機12(遊技機)において、他の部分の構造,形状,大きさ,材質,配置および動作条件等については、上記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(c1)実施の形態1,2では、パチンコ機12に本発明を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の他の遊技機(例えばアレンジボール機,雀球遊技機,テレビゲーム機等)であって図柄変動を保留可能に構成したものにも同様に本発明を適用することができる。当該他の遊技機でも、消化期間の短縮を維持するか向上しながらも、表示制御を行うCPUへの負荷を軽減させることができる。
(c2)実施の形態1では、図柄変動を装飾的に表示する保留変動領域90と、大当たり遊技の演出を表示する演出表示領域94とを別個の領域で表示した{図9〜図11を参照}。この形態に代えて、図柄変動を装飾的に表示する領域と、大当たり遊技の演出を表示する領域とを一の領域としてもよい。この場合でも、CPU140は図8のステップS74で決定した演出パターンに従って液晶表示器22に表示すればよい。したがって、実施の形態1と同様の効果を得る。
(c3)実施の形態2では、大当たり遊技中に図柄変動の前半部分に対応する一の部分変動を表示し、大当たり遊技後に図柄変動の後半部分に対応する一の部分変動を表示した{図13のステップS35、図14のステップS47、図15〜図17を参照}。この形態に代えて、大当たり遊技中と大当たり遊技後のいずれか一方または双方には、二以上の部分変動を抽選や順番等に従って組み合わせて表示するように構成してもよい。この場合にはどの部分変動を組み合わせるかによって図柄変動の表示内容もまたランダムに変化してゆくので、どのような表示になるかを見る楽しみを遊技者に与えることができる。
(c4)実施の形態2では、第1表示部5および第2表示部6として液晶表示器22を適用した{図15〜図17を参照}。この形態に代えて、第1表示部5と第2表示部6とを別体の表示器を適用してもよい。当該表示器としては図柄を表示可能なものであって、例えば液晶表示器22と同等の液晶表示器や、多数のLEDの格子状に配置したLED表示器、CRT、プラズマ表示器などが該当する。このように別体の表示器で表示すれば、個々の表示で注目する内容が明確になるので見易くなる。
(c5)実施の形態1,2では、特別図柄および特別保留数について本発明を適用した{図9〜図12等を参照}。この形態に代えて、普通図柄および普通保留数についても同様に本発明を適用してもよい。遊技者は普通図柄の図柄変動にかかる保留が増えた場合でも、当該保留の消化期間の短縮を維持するか向上しながらも、表示制御を行うCPUへの負荷を軽減させることができる。
(c6)実施の形態1,2では、メイン制御基板120側のほうで未演出数を決定したが{図7,図14のステップS52}、実際に演出した数(以下「既演出数」と呼ぶ。)または未演出数を図柄制御基板130側のほうで決定してメイン制御基板120側に送る構成としてもよい。どの演出を表示し、どの演出を表示していないのかは図柄制御基板130が把握している。メイン制御基板120から送信されたラウンド終了の信号を受けると、図柄制御基板130も今回のラウンドを終えたことが分かる。このとき既演出数または未演出数をメイン制御基板120に通知すれば、上記ステップS52の未演出数を確実に調整できる。
本発明の第1構成例を模式的に示す図である。 本発明の第2構成例を模式的に示す図である。 パチンコ機の外観を示す正面図である。 基板と装置とを構成した接続例を示すブロック図である。 始動口処理の手続きを示すフローチャートである。 消化処理の手続きを示すフローチャートである。 大当たり処理の手続きを示すフローチャートである。 図柄表示処理の手続きを示すフローチャートである。 液晶表示器の表示例を示す図である。 液晶表示器の表示例を示す図である。 液晶表示器の表示例を示す図である。 図柄変動の表示例を示すタイムチャートである。 消化処理の手続きを示すフローチャートである。 大当たり処理の手続きを示すフローチャートである。 液晶表示器の表示例を示す図である。 液晶表示器の表示例を示す図である。 液晶表示器の表示例を示す図である。
符号の説明
1 検出器
2 保留制御部
3 変動表示手段
4 図柄変動
5 第1表示部
6 第2表示部
12 パチンコ機(遊技機)
22 液晶表示器(第1表示部,第2表示部)
46 始動口センサ(検出器)
54 ゲートセンサ(検出器)
120 メイン制御基板(保留制御部,変動表示手段)
122,140 CPU
124,142 ROM(記憶部)
126,144 RAM(記憶部)
130 図柄制御基板(変動表示手段)
132 音声制御基板
C2 左図柄変動(図柄変動)
C4 中図柄変動(図柄変動)
C6 右図柄変動(図柄変動)

Claims (4)

  1. 検出器が遊技球を検出したことを契機として第1表示部で図柄変動を開始し、図柄変動を開始不能な期間中に前記検出器が遊技球を検出すると図柄変動を保留し、実行中の図柄変動を終えると保留していた図柄変動を消化するように構成した遊技機において、
    一以上の保留について、保留してから消化以前までの間に図柄変動の一部分を前記第1表示部で装飾的に表示し、当該図柄変動にかかる未表示部分の全部または一部は消化のときに前記第1表示部で表示する変動表示手段を有する遊技機。
  2. 検出器が遊技球を検出したことを契機として第1表示部で図柄変動を開始し、図柄変動を開始不能な期間中に前記検出器が遊技球を検出すると図柄変動を保留し、実行中の図柄変動を終えると保留していた図柄変動を消化するように構成した遊技機において、
    図柄変動を表示可能な一以上の表示領域を備えた第2表示部と、
    一以上の保留について、保留してから消化以前までの間に各保留にかかる図柄変動の一部分を対応する前記表示領域で表示し、当該図柄変動にかかる未表示部分の全部または一部は消化のときに前記第1表示部で表示する変動表示手段とを有する遊技機。
  3. 請求項1または2に記載した遊技機において、
    一の保留にかかる図柄変動を二以上の部分変動によって構成する場合には、変動表示手段は保留してから消化以前までの間には一以上の前記部分変動を表示し、消化のときには未表示の前記部分変動の全部または一部を表示する遊技機。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載した遊技機において、
    変動表示手段は、所定条件を満たすことを契機として、保留してから消化以前までの間には図柄変動の一部分に関連する内容を表示する遊技機。
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