JP2008199335A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とをロックすることが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】このビデオカメラ(撮像装置)は、電池を収納する電池収納部の電池蓋13とメモリカード挿入部14の蓋15とを有する装置本体1と、装置本体1の起動時に駆動するレンズ保持部23と、レンズ保持部23に連動して移動する1つのロックピン16と、ロックピン16の移動により、電池蓋13とメモリカード挿入部14の蓋15とをロックする矢印G方向に回動されるロックレバー19とを備えている。
【選択図】図9

Description

この発明は、撮像装置に関し、特に、電池を収納する電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とを備えた撮像装置に関する。
従来、電池を収納する電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とを備えた撮像装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、電池収納部の電池蓋と、メモリ(記憶媒体)装填室のメモリ蓋と、撮像装置の作動部材と、電池蓋またはメモリ蓋をロックするロック部材とを備えた撮像装置が開示されている。この特許文献1に記載の撮像装置では、起動時に作動部材に連動して動くように設けられたロック部材が、電池蓋またはメモリ蓋のいずれか一方のみをロックするように構成されている。
特開2004−163608号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の撮像装置では、電池蓋またはメモリ蓋のいずれか一方のみをロックするように構成されているので、同時に両方の蓋をロックすることができないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋との両方をロックすることが可能な撮像装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の第1の局面による撮像装置は、電池を収納する電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とを有する装置本体と、装置本体の起動時に駆動する撮像機構とを備えた撮像装置において、撮像機構に連動して移動する1つのロック部材と、ロック部材の移動により、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とをロックする第1方向に回動される1つのロックレバーと、撮像機構とロック部材とを連動させる連動部材と、撮像機構に含まれるレンズを保持するレンズ保持部と、ロックレバーを第1方向とは反対の第2方向に回動するように付勢する第1バネ部材と、ロック部材がロックレバーと係合する位置まで移動するように付勢する第2バネ部材とをさらに備えている。また、連動部材は、レンズ保持部の移動を、ロック部材に伝達するように構成され、レンズ保持部は、装置本体の非起動時には、連動部材を介して、ロック部材を第2バネ部材の付勢力に抗して付勢方向と反対方向に移動することによって、ロック部材をロックレバーから離間させて、第1バネ部材の付勢力によりロックレバーを第2方向に回動させるとともに、装置本体の起動時には、第2バネ部材の付勢方向に移動することによって、ロック部材をロックレバーに係合させて、第1バネ部材の付勢力に抗してロックレバーを第1方向に回動させるように構成されている。
この第1の局面による撮像装置では、上記のように、撮像機構に連動して移動する1つのロック部材と、ロック部材の移動により、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とをロックする第1方向に回動されるロックレバーとを設けることによって、起動時にロック部材を移動させて、ロックレバーを第1方向に回動させることができるので、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋との両方をロックすることができる。
また、1つのロックレバーにより、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋との両方をロックするように構成することによって、電池収納部の蓋および記憶媒体挿入部の蓋それぞれに、ロックレバーを設ける必要がないので、部品点数の増加を抑制することができる。また、撮像機構に含まれるレンズを保持するレンズ保持部の移動をロック部材に伝達する連動部材を設けることによって、ロック部材をレンズ保持部に連動して移動させることができるので、レンズ保持部に連動してロックレバーを第1方向に回動させることができる。また、ロックレバーを第1方向とは反対の第2方向に回動するように付勢する第1バネ部材と、ロック部材がロックレバーと係合する位置まで移動するように付勢する第2バネ部材とを備え、レンズ保持部を、装置本体の非起動時には、ロック部材を第2バネ部材の付勢力に抗して付勢方向と反対方向に移動することにより、ロック部材をロックレバーから離間させて、第1バネ部材の付勢力により、ロックレバーを第2方向に回動させるように構成することによって、非起動時には、レンズ保持部に連動してロックレバーを第2方向に回動させることができるので、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とをロックしないようにすることができる。また、レンズ保持部を、装置本体の起動時には、第2バネ部材の付勢方向にロック部材を移動することにより、ロック部材をロックレバーに係合させ、第1バネ部材の付勢力に抗してロックレバーを第1方向に回動させるように構成することによって、起動時には、レンズ保持部に連動してロックレバーを第1方向に回動させることができるので、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とをロックすることができる。
この発明の第2の局面による撮像装置は、電池を収納する電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とを有する装置本体と、装置本体の起動時に駆動する撮像機構と、撮像機構に連動して移動する1つのロック部材と、ロック部材の移動により、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とをロックする第1方向に回動されるロックレバーとを備えている。
この第2の局面による撮像装置では、上記のように、撮像機構に連動して移動する1つのロック部材と、ロック部材の移動により、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とをロックする第1方向に回動されるロックレバーとを設けることによって、起動時にロック部材を移動させて、ロックレバーを第1方向に回動させることができるので、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋との両方をロックすることができる。
上記第2の局面による撮像装置において、好ましくは、1つのロックレバーにより、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋との両方がロックされる。このように構成すれば、電池収納部の蓋および記憶媒体挿入部の蓋それぞれに、ロックレバーを設ける必要がないので、部品点数の増加を抑制することができる。
上記第2の局面による撮像装置において、好ましくは、撮像機構とロック部材とを連動させる連動部材と、撮像機構に含まれるレンズを保持するレンズ保持部とをさらに備え、連動部材は、レンズ保持部の移動をロック部材に伝達するように構成されている。このように構成すれば、ロック部材をレンズ保持部に連動して移動させることができるので、レンズ保持部に連動してロックレバーを第1方向に回動させることができる。
この場合、好ましくは、ロックレバーを第1方向とは反対の第2方向に回動するように付勢する第1バネ部材と、ロック部材がロックレバーと係合する位置まで移動するように付勢する第2バネ部材とを備えている。また、レンズ保持部は、装置本体の非起動時には、連動部材を介して、ロック部材を第2バネ部材の付勢力に抗して付勢方向と反対方向に移動することにより、ロック部材をロックレバーから離間させて、第1バネ部材の付勢力により、ロックレバーを第2方向に回動させるように構成されている。このように構成すれば、非起動時には、レンズ保持部に連動してロックレバーを第2方向に回動させることができるので、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とをロックしないようにすることができる。また、レンズ保持部は、装置本体の起動時には、第2バネ部材の付勢方向にロック部材を移動することにより、ロック部材をロックレバーに係合させ、第1バネ部材の付勢力に抗してロックレバーを第1方向に回動させるように構成されている。このように構成すれば、起動時には、レンズ保持部に連動してロックレバーを第1方向に回動させることができるので、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とをロックすることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるビデオカメラの全体構成を示す斜視図である。図2は、図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラを別方向から見た場合の斜視図である。図3〜図13は、図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラの詳細を示した図である。図1〜図13を参照して、本発明の一実施形態によるビデオカメラの構成について説明する。なお、本実施形態では、本発明の撮像装置の一例として、ビデオカメラに本発明を適用した場合について説明する。
本発明の一実施形態によるビデオカメラの装置本体1は、図1および図2に示すように、樹脂製の筐体2と、光学レンズ3(図1参照)が内部に収納された鏡筒4と、ストロボ5(図1参照)と、内蔵マイク6(図1参照)と、図示しないビデオテープが着脱可能に装着されるビデオカセット部7と、映像を録画する際に使用される録画/再生ボタン8と、静止画像を録画する際に使用されるフォトボタン9と、装置本体1を起動するための電源ボタン10(図2参照)と、ファインダ11(図2参照)と、録画時の映像を画面表示可能な液晶モニタ12(図2参照)とを備えた構造を有する。
また、筐体2には、底部に電池収納部の電池蓋13(図2参照)と、後方側(矢印B方向側)にメモリカード挿入部14(図5参照)の蓋15(図2参照)とが設けられている。なお、電池蓋13は、本発明の「蓋」の一例であり、メモリカード挿入部14は、本発明の「記憶媒体挿入部」の一例である。また、図3および図4に示すように、筐体2の内側には、装置本体1の前後方向(矢印A方向および矢印B方向)に移動可能な円柱状のロックピン16と、ロックピン16を保持する筒状のピンケース17と、ロックピン16を後方向(矢印B方向)に付勢する圧縮コイルバネ18と、ロックピン16の移動によって回動されるロックレバー19と、ロックレバー19に一方端が取り付けられた引張りコイルバネ20とが設けられている。なお、ロックピン16は、本発明の「ロック部材」の一例である。また、圧縮コイルバネ18は、本発明の「第2バネ部材」の一例であり、引張りコイルバネ20は、本発明の「第1バネ部材」の一例である。また、筐体2には、ロックレバー19に取り付けられた引張りコイルバネ20の一方端部と反対側の端部が取り付けられるフック部21とが設けられている。また、筐体2には、図5および図7に示すように、メモリカード挿入部14の蓋15を取り付けるための2つの取付部22が設けられている。また、図7に示すように、2つの取付部22は、それぞれ細長状の穴22aを有している。
また、光学レンズ3は、3つのレンズ3a、3bおよび3cを含んでおり、前方側(矢印A方向側)から2番目に配置されたレンズ3bおよび3番目のレンズ3cには、それぞれレンズ3bを保持するレンズ保持部23およびレンズ3cを保持するレンズ保持部24が取り付けられている。また、レンズ保持部23およびレンズ保持部24には、モータ25によって回転されるネジを有したレンズ駆動軸(ボールネジ)26に螺合されるネジ部(図示せず)が設けられており、レンズ駆動軸26が回転駆動することによって、レンズ保持部23は、前後方向(矢印A方向および矢印B方向)に移動可能なように構成されている。なお、モータ25およびレンズ駆動軸26は、本発明の「撮像機構」の一例である。また、レンズ保持部23には、レンズ保持部23とロックピン16とを連動させる連動部材27の一方端が取り付けられている。連動部材27の他方端は、ロックピン16に取り付けられている。この連動部材27は、レンズ保持部23の移動を、ロックピン16に伝達するように構成されている。また、装置本体1の起動時には、レンズ保持部23は、圧縮コイルバネ18の付勢方向(矢印B方向側)に移動し、非起動時には、レンズ保持部23は、連動部材27を介して、ロックピン16を圧縮コイルバネ18の付勢力に抗して付勢方向と反対方向(矢印A方向)に移動するように構成されている。
また、複数の光学レンズ3が収納された鏡筒4の前部は、図2および図3に示すように、筐体2の前方側(矢印A方向側)に突出するように構成されている。また、ストロボ5は、撮像時に補助光として発光する機能を有している。また、内蔵マイク6は、撮像時(録画時)に被写体周辺の音を収集する機能を有している。また、録画/再生ボタン8は、ユーザが撮像時に押圧することによって、撮像した映像をビデオテープ(図示せず)に録画する動作を開始するとともに、録画終了時には、ビデオテープへの録画を停止する機能を有している。また、フォトボタン9は、ユーザが撮像時に押圧することにより、押圧された際に撮像されていた映像を静止画像としてメモリカード挿入部14に装着されたメモリカード(図示せず)へ録画する機能を有する。また、電源ボタン10は、装置本体1の非起動時には、押圧されることによって装置本体1を起動させ、装置本体1の起動時には、押圧されることによって装置本体1の起動を終了するように構成されている。また、ファインダ11および筐体2から開閉可能に設けられる液晶モニタ12は、ユーザがファインダ11および液晶モニタ12のいずれか、またはその両方を通して被写体を見ながら、撮像範囲を決定することが可能なように構成されている。
ここで、本実施形態では、図6に示すように、電池蓋13の内面には、L字形状のロック部13aが設けられている。また、電池蓋13の矢印E方向側の一方端部には、電池蓋13を回動可能に筐体2に取り付けるための取付部13bが設けられている。また、電池蓋13の矢印F方向側の他方端部には、電池蓋13を閉めた際に不用意に開いてしまわないように筐体2に設けられた係合部28(図9参照)と係合する係合部13cが設けられている。これにより、図5に示すように、電池蓋13は、取付部13bを中心に回動し、開閉することが可能なように構成されている。
また、図7に示すように、メモリカード挿入部14の蓋15は、内面に設けられた突起部15aと、筐体2に設けられた2つの取付部22の穴22aに挿入される軸部15bを含む取付部15cとを有している。これにより、軸部15bが細長状の穴22aの矢印F方向側の端部に位置する場合には、図5に示すように、蓋15は軸部15bを中心として回動可能であるが、軸部15bが細長状の穴22aの矢印E方向側に位置する場合には、取付部15cが筐体2に接触して回動することが制限される。つまり、蓋15は、矢印F方向にスライドし、軸部15bを細長状の穴22aの矢印F方向側の端部に移動しなければ開閉できないように構成されている。
また、図8および図10に示すように、ロックピン16は、連動部材27によって、レンズ保持部23と連動して移動するとともに、圧縮コイルバネ18の付勢力によって、ロックレバー19と係合する位置まで移動するように構成されている。また、円柱状のロックピン16の先端部は、先端に向かって徐々に直径が小さくなるテーパ形状に形成されている。
また、図9、図11および図12に示すように、ロックレバー19は、電池蓋13のロック部13aと接触し、電池蓋13が回動しないようにロックする電池蓋ロック部19aと、メモリカード挿入部14の蓋15の突起部15aと接触し、蓋15がスライドしないようにロックするスライドロック部19bと、ロックピン16と係合するストッパー部19cと、引張りコイルバネ20の他方端を取り付ける取付孔19dとを有している。また、図13に示すように、ロックレバー19は、2枚のワッシャ40を介してボルト50によって、筐体2に設けられたボス部29に回動可能に取り付けられている。また、ボルト50は、先端部のみネジ部を有する。そして、ボルト50のロックレバー19と接触する中央部は、ロックレバー19がスムーズに回動可能なようにネジ部を含まないように構成されている。また、ストッパー部19cの上部は、ロックピン16のテーパ形状の先端部に沿うように形成された傾斜部19eが設けられている。これにより、ロックピン16が、スムーズにロックレバー19のストッパー部19cと係合することが可能である。
また、引張りコイルバネ20は、ロックレバー19をボルト50を中心に、図11に示す矢印H方向に回動するように付勢するように構成されている。
また、本実施形態では、装置本体1の起動時には、図8に示すように、レンズ保持部23は、圧縮コイルバネ18の付勢方向(矢印B方向)に移動することによって、ロックピン16は、圧縮コイルバネ18の付勢力により、テーパ形状の先端部がストッパー部19cの傾斜部19eに沿って後方向(矢印B方向)に移動され、ストッパー部19cを下方(矢印D方向)に押し下げて、ストッパー部19cと係合されるように構成されている。この際、ロックレバー19は、図9に示すように、ロックピン16の移動によって、ストッパー部19cが押し下げられるので、引張りコイルバネ20の付勢力に抗して矢印G方向に回動される。すなわち、装置本体1の起動時には、レンズ保持部23は、圧縮コイルバネ18の付勢方向(矢印B方向)に移動することによって、ロックピン16をストッパー部19cに係合させ、ロックレバー19を矢印G方向に回動させるように構成されている。これにより、電池蓋13のロック部13aがロックレバー19の電池蓋ロック部19aに接触するため、電池蓋13が取付部13bを中心に回動するのを制限し、突起部15aがロックレバー19のスライドロック部19bに接触するため、メモリカード挿入部14の蓋15が、矢印F方向にスライドするのを制限することが可能である。つまり、電池蓋13と蓋15とは、ロックレバー19が矢印G方向に回動されることによって、ロックされるように構成されている。
また、装置本体1が非起動時には、図10に示すように、レンズ保持部23は、連動部材27を介して、前方向(矢印A方向)に移動することによって、ロックピン16を、圧縮コイルバネ18の付勢力に抗して付勢方向と反対方向(矢印A方向)に移動することによって、ロックピン16は、ストッパー部19cから離間されるように構成されている。この際、図11に示すように、ロックレバー19は、引張りコイルバネ20の付勢力により矢印H方向に回動される。これにより、電池蓋ロック部19aは、電池蓋13のロック部13aから離間する方向に移動され、スライドロック部19bは、メモリカード挿入部14の蓋15の突起部15aから離間する方向に移動されるので、電池蓋13は回動し、メモリカード挿入部14の蓋15はスライドすることが可能である。
次に、図1、図4、図5および図7〜図12を参照して、本発明の一実施形態によるビデオカメラの起動時および終了時(非起動時)の動作について説明する。
まず、ビデオカメラの装置本体1は、電源ボタン10が押圧されることによって、起動される。装置本体1が起動されると、モータ25によりレンズ駆動軸26が回転され、レンズ保持部23は、後方向(矢印B方向)に移動される。そして、ロックピン16は、圧縮コイルバネ18の付勢力によって後方向(矢印B方向)に移動され、ロックレバー19のストッパー部19cを下方(矢印D方向)に押し下げて、ストッパー部19cと係合される。この際、図9に示すように、ロックレバー19は、引張りコイルバネ20の付勢力に抗して矢印G方向に回動される。これにより、電池蓋13のロック部13aが電池蓋ロック部19aに接触するため、電池蓋13が取付部13bを中心に回動するのが制限されるので、開閉がロックされる。また、突起部15aがスライドロック部19bに接触するため、メモリカード挿入部14の蓋15が矢印F方向にスライドするのが制限されるので、開閉がロックされる。
次に、電源ボタン10が起動時に押圧されることによって、装置本体1の動作が終了される。装置本体1の動作が終了されると、モータ25によりレンズ駆動軸26が回転されることによりレンズ保持部23が移動され、連動部材27を介して、ロックピン16は圧縮コイルバネ18の付勢力に抗して付勢方向と反対方向(矢印A方向)に移動される。この際、図11に示すように、ロックレバー19は、引張りコイルバネ20の付勢力により矢印H方向に回動される。これにより、電池蓋ロック部19aは、電池蓋13のロック部13aから離間する方向に移動され、スライドロック部19bは、メモリカード挿入部14の蓋15の突起部15aから離間する方向に移動されるので、電池蓋13は回動可能とされ、メモリカード挿入部14の蓋15はスライド可能とされる。
本実施形態では、上記のように、レンズ保持部23に連動して移動する1つのロックピン16と、ロックピン16の移動により、電池収納部の電池蓋13とメモリカード挿入部14の蓋15とをロックする図9に示す矢印G方向に回動されるロックレバー19とを設けることによって、起動時にロックピン16を移動させて、ロックレバー19を矢印G方向に回動させることができるので、電池蓋13とメモリカード挿入部14の蓋15との両方をロックすることができる。
また、本実施形態では、1つのロックレバー19により、電池蓋13とメモリカード挿入部14の蓋15との両方をロックするように構成することによって、電池蓋13およびメモリカード挿入部14の蓋15それぞれに、ロックレバー19を設ける必要がないので、部品点数の増加を抑制することができる。
また、本実施形態では、レンズ3bを保持するレンズ保持部23の移動をロックピン16に伝達する連動部材27を設けることによって、ロックピン16をレンズ保持部23に連動して移動させることができるので、レンズ保持部23に連動してロックレバー19を図9に示す矢印G方向に回動させることができる。
また、本実施形態では、ロックレバー19を図11に示す矢印H方向に回動するように付勢する引張りコイルバネ20と、ロックピン16がロックレバー19と係合する位置まで移動するように付勢する圧縮コイルバネ18とを備え、レンズ保持部23を、装置本体1の非起動時には、ロックピン16を圧縮コイルバネ18の付勢力に抗して付勢方向と反対方向(図10の矢印A方向)に移動することにより、ロックピン16をロックレバー19から離間させて、引張りコイルバネ20の付勢力により、ロックレバー19を図11の矢印H方向に回動させるように構成することによって、非起動時には、レンズ保持部23に連動してロックレバー19を矢印H方向に回動させることができるので、電池蓋13とメモリカード挿入部14の蓋15とをロックしないようにすることができる。また、レンズ保持部23を、装置本体1の起動時には、圧縮コイルバネ18の付勢方向(図8の矢印B方向)にロックピン16を移動することにより、ロックピン16をロックレバー19に係合させ、引張りコイルバネ20の付勢力に抗してロックレバー19を図9に示す矢印G方向に回動させるように構成することによって、起動時には、レンズ保持部23に連動してロックレバー19を矢印G方向に回動させることができるので、電池蓋13とメモリカード挿入部14の蓋15とをロックすることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、撮像装置の一例としてビデオカメラを示したが、本発明はこれに限らず、電池蓋と記憶媒体挿入部の蓋とを備えた撮像装置であれば、ビデオカメラ以外の他の撮像装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、ロック部材を移動させる撮像機構の一例としてレンズ保持部を示したが、本発明はこれに限らず、起動時に駆動する撮像機構であれば、他の撮像機構を用いてもよい。
また、上記実施形態では、ロックレバーとして、1つのロックレバーを用いる一例を示したが、本発明はこれに限らず、複数のロックレバーを用いて、電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とをロックしてもよい。
また、上記実施形態では、連動部材をロック部材と別体とする一例を示したが、本発明はこれに限らず、連動部材をロック部材と一体的に形成してもよい。
本発明の一実施形態によるビデオカメラの全体構成を示す斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラを別方向から見た場合の斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラの矢印E方向側から見た図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラの矢印B方向側から見た図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラの矢印B方向側から見た図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラの電池蓋を示した斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラのメモリカード挿入部の蓋を示した斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラの起動時を示した図である。 図8の100−100線に沿った断面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラの非起動時を示した図である。 図10の200−200線に沿った断面図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラの非起動時を示した図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるビデオカメラのロックレバーを取り付けるネジ周辺を示した図である。
符号の説明
1 装置本体
13 電池蓋(蓋)
14 メモリカード挿入部(記憶媒体挿入部)
16 ロックピン(ロック部材)
18 圧縮コイルバネ(第2バネ部材)
19 ロックレバー
20 引張りコイルバネ(第1バネ部材)
23,24 レンズ保持部
25 モータ(撮像機構)
26 レンズ駆動軸(撮像機構)
27 連動部材

Claims (5)

  1. 電池を収納する電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とを有する装置本体と、前記装置本体の起動時に駆動する撮像機構とを備えた撮像装置において、
    前記撮像機構に連動して移動する1つのロック部材と、
    前記ロック部材の移動により、前記電池収納部の蓋と前記記憶媒体挿入部の蓋とをロックする第1方向に回動される1つのロックレバーと、
    前記撮像機構と前記ロック部材とを連動させる連動部材と、
    前記撮像機構に含まれるレンズを保持するレンズ保持部と、
    前記ロックレバーを前記第1方向とは反対の第2方向に回動するように付勢する第1バネ部材と、
    前記ロック部材が前記ロックレバーと係合する位置まで移動するように付勢する第2バネ部材とをさらに備え、
    前記連動部材は、前記レンズ保持部の移動を、前記ロック部材に伝達するように構成され、
    前記レンズ保持部は、前記装置本体の非起動時には、前記連動部材を介して、前記ロック部材を前記第2バネ部材の付勢力に抗して付勢方向と反対方向に移動することによって、前記ロック部材を前記ロックレバーから離間させて、前記第1バネ部材の付勢力により前記ロックレバーを前記第2方向に回動させるとともに、前記装置本体の起動時には、前記第2バネ部材の付勢方向に移動することによって、前記ロック部材を前記ロックレバーに係合させて、前記第1バネ部材の付勢力に抗して前記ロックレバーを前記第1方向に回動させるように構成されている、撮像装置。
  2. 電池を収納する電池収納部の蓋と記憶媒体挿入部の蓋とを有する装置本体と、
    前記装置本体の起動時に駆動する撮像機構と、
    前記撮像機構に連動して移動する1つのロック部材と、
    前記ロック部材の移動により、前記電池収納部の蓋と前記記憶媒体挿入部の蓋とをロックする第1方向に回動されるロックレバーとを備えた、撮像装置。
  3. 1つの前記ロックレバーにより、前記電池収納部の蓋と前記記憶媒体挿入部の蓋との両方がロックされる、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像機構と前記ロック部材とを連動させる連動部材と、
    前記撮像機構に含まれるレンズを保持するレンズ保持部とをさらに備え、
    前記連動部材は、前記レンズ保持部の移動を、前記ロック部材に伝達するように構成されている、請求項2または3に記載の撮像装置。
  5. 前記ロックレバーを前記第1方向とは反対の第2方向に回動するように付勢する第1バネ部材と、
    前記ロック部材が前記ロックレバーと係合する位置まで移動するように付勢する第2バネ部材とをさらに備え、
    前記レンズ保持部は、前記装置本体の非起動時には、前記連動部材を介して、前記ロック部材を前記第2バネ部材の付勢力に抗して付勢方向と反対方向に移動することによって、前記ロック部材を前記ロックレバーから離間させて、前記第1バネ部材の付勢力により前記ロックレバーを前記第2方向に回動させるとともに、前記装置本体の起動時には、前記第2バネ部材の付勢方向に移動することによって、前記ロック部材を前記ロックレバーに係合させ、前記第1バネ部材の付勢力に抗して前記ロックレバーを前記第1方向に回動させるように構成されている、請求項4に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013050800A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Casio Comput Co Ltd カメラユニット装置及びプログラム

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