JP2005064365A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
【0076】
簡単な構成で弾性材料の蓋部材の押し込み変形を防止できるようにする。
【解決手段】
【0077】
第1の開口部30aおよび該第1の開口部に連通する第2の開口部31が形成された機器本体25と、機器本体に第1の開口部を開閉するよう取り付けられた第1の蓋部材50と、機器本体に第2の開口部を開閉するよう取り付けられた、弾性材料により形成された第2の蓋部材40とを有する。第1の蓋部材は、閉じた状態で、閉じた状態の第2の蓋部材を受ける受け部53を有する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、蓋部材を有する電子機器に関するものである。
電池を電源として動作する電子機器には電池室が設けられ、該電池室には、電池の脱落やゴミ等の侵入を防止するため、開閉可能な蓋部材が設けられる(特許文献1参照)。
また、通常は電池が挿入される電池室に、電池の代えて外部電源供給用のカプラーを挿入し、外部電源により該電子機器を動作させる場合がある。この場合、機器本体には、電池室への電池又はカプラーの挿入口と、電池室に挿入されたカプラーから延びる電源ケーブルを電子機器外に延出させるための延出口とが形成される。挿入口と延出口は互いにその一部が連通しており、挿入口の蓋部材を閉じた状態でも電源ケーブルを上記延出口から機器外に延ばすことができる。
そして、この小さなケーブル延出口にも、ここから電池室内にゴミ等が入り込むのを防止するための蓋部材を設ける必要がある。但し、開閉機構を設けることによる構造の複雑化を避けるため、この蓋部材を弾性材料で形成し、弾性変形によって開き状態としたり閉じ状態としたりすることが考えられる。
特開平11−44908号公報(段落0020〜0021、図2等)
しかしながら、電池挿入口とケーブル挿入口のように2つの開口部が連通している場合において、それぞれの開口部に別々の蓋部材を設ける場合、特に小さい開口部の蓋部材をゴム等の弾性材料で形成する場合に、この蓋部材が、使用者の指で押される等、外力によって開口部内に押し込まれてしまうことを防止する必要がある。
本発明は、互いに連通する2つの開口部に対して別々の蓋部材を設け、かつ一方の蓋部材を弾性材料により形成した場合に、簡単な構成で該弾性材料の蓋部材の押し込み変形を防止できるようにした電子機器を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明では、第1の開口部および該第1の開口部に連通する第2の開口部が形成された機器本体と、機器本体に第1の開口部を開閉するよう取り付けられた第1の蓋部材と、機器本体に第2の開口部を開閉するよう取り付けられた、弾性材料により形成された第2の蓋部材とを有する。そして、第1の蓋部材は、閉じた状態で、閉じた状態の第2の蓋部材を受ける受け部を有する。
本発明によれば、互いに連通する第1および第2の開口部に対して別々の蓋部材を設け、かつ第2の開口部用の第2の蓋部材を弾性材料により形成した場合でも、簡単な構成で、該第2の蓋部材の開口部内への押し込みを抑制することができる。
特に本発明は、第1の開口部と第2の開口部とが機器本体における互いに異なる面に形成されている場合(すなわち、第1の蓋部材の閉じ方向と第2の蓋部材の閉じ方向とが異なる場合)に有用である。
また、閉じた状態の第2の蓋部材のうち、第2の開口部における第1の開口部との連通部分に沿う部分が上記受け部により受けられ、他の部分が機器本体により受けられるようにすることにより、第2の蓋部材の受け面積を増加させることができ、より効果的に第2の蓋部材の開口部内への押し込みを抑制することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1である一眼レフレックスカメラ(電子機器)の概略構成図である。図1において、1は撮影レンズである。なお、図では便宜上2枚のレンズ1a、1bで撮影レンズを示しているが、実際はより多くのレンズが設けられている。
2は主ミラーで、撮影レンズ1からの撮影光路に対して進退が可能である。この主ミラー2はハーフミラーにより形成されている。主ミラー2が撮影光路内に斜設された状態では、撮影レンズ1からの光束の一部は主ミラー2で反射して、後述するファインダー光学系に導かれる。
ファインダー光学系は、ピント板6、ペンタプリズム7および接眼レンズ8を有する。主ミラー2で反射した光束は、まずピント板6上で結像する。そしてピント板6を透過した光束は、ペンタプリズム7および接眼レンズ8を介して撮影者の眼(図示せず)に導かれる。これにより、撮影レンズ1を通して被写体象を観察することができる。
また、主ミラー2を透過した光束は、主ミラー2の背面に取り付けられたサブミラー3によって反射され、後述する焦点検出ユニット10に導かれる。
一方、主ミラー2およびサブミラー3が撮影光路外に待避すると、撮影レンズ1からの光束は、シャッタ4および撮像素子5の方向に直進する。
撮像素子5は、CCDやCMOSセンサ等により構成されており、開口したシャッタ4を透過した光束(被写体像)を光電変換する。撮像素子5からの出力信号は、不図示の画像処理回路で各種処理が施されて画像信号とされ、不図示の記録媒体(半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等)に記録される。
焦点検出ユニット10は、サブミラー3で反射された光束を取り込んで、位相差検出方式により撮影レンズ1の焦点状態(デフォーカス量)を示す焦点検出信号を生成する。そして、不図示のカメラコントローラ(CPU等)は、焦点検出信号に基づいて合焦を得るために必要なフォーカスレンズの駆動量を演算し、該演算結果を撮影レンズ1内の不図示のレンズコントローラ(CPU等)に送信する。レンズコントローラは受信した駆動量分、フォーカスレンズ(例えば、1b)を駆動する。これにより、合焦が得られる。
図2〜図5には、本実施例のカメラにおける電池室周辺の外観構成を示している。また、図6には、電池室周辺の断面を示している。
本実施例のカメラでは、撮影者が手でつかむグリップ部内に電池室30を設けており、電池蓋(第1の蓋部材)50は、該グリップ部の底面に形成された電池挿入用の開口部(電池挿入口)を開閉する。
20はグリップ部を一体的に有した、カメラ本体の前面を覆うフロントカバーである。フロントカバー20におけるグリップ部の底面には、後述する電池挿入口の外周を覆うU字形状の開口部20aが形成されている。
フロントカバー20によって前面が覆われたカメラ本体25のグリップ部内には、電池室30が設けられている。電池室30内には、図3に示す非充電式の1次電池若しくは充電式の2次電池である電池80、又は図4に示す外部電源(AC電源)と接続される電源ケーブル91を有するDCカプラー90のいずれかを収納可能である。また、電池室30の底面には、フロントカバー20に設けられた開口部20aに沿う形状の開口部(以下、開口部20aとともに電池挿入口という)30aが形成されている。
40はゴム等の、少なくとも所要の剛性を持ったプラスチック製の電池蓋50に比べて弾性変形し易い(剛性が低い)弾性材料からなるケーブル蓋(第2の蓋部材)である。図2および図6においては、ケーブル蓋40は、カメラ本体25およびフロントカバー20におけるグリップ部の側面(撮影レンズ側の側面)に形成されて、その下端が電池挿入口30a,20aに連通する開口部(以下、ケーブル延出口という)31,21を覆うように配置されている。
このケーブル蓋40の上部には、図6に示すように、電池室30の内方に向かうように突出する抜け止め部41が一体的に形成されている。この抜け止め部41は、フロントカバー20におけるケーブル延出口21の上面近くを通って、カメラ本体25のうち電池室30の壁面を構成する部分に形成された孔部25a内に挿入されている。抜け止め部41の先端はL字形状に上方に曲がっており、このL字部分の高さ(断面積)をフロントカバー20におけるケーブル延出口21の上面とカメラ本体25の孔部25aの下面との間の隙間26の高さ(断面積)より大きくすることで、図3に示すようにケーブル蓋40を開いた時に、L字部分の表側の面47がフロントカバー20の裏面20bと突き当たり、ケーブル蓋40はカメラ本体から脱落しない。
また、ケーブル蓋40を閉じた状態では、ケーブル蓋40の裏面のうち、図3および図4に示す上端部42および両側端部43,44(すなわち、ケーブル延出口21における電池挿入口20aと連通する部分以外の部分に沿った外周部)が、フロントカバー20におけるケーブル延出口21の周りに設けられた受け面22〜24に当接する。
なお、受け面22〜24は、フロントカバー20の外観面よりもケーブル蓋40の厚み分奥まった位置に設けられている。これにより、閉じた状態のケーブル蓋40がフロントカバー20の外観面に対して段差を生じないようになっている。
ケーブル蓋40の裏面における上記外周部42〜44の内側には突起形状の圧入部46が設けられており、この圧入部46の外周はケーブル延出口21の内周よりも若干大きく形成されている。ケーブル蓋40を閉じた状態で、圧入部46がケーブル延出口21の内面間に嵌め込まれることにより、ケーブル蓋40にある程度の開き力が加わらない限り、ケーブル蓋40は閉じた状態を維持する。これにより、ケーブル延出口21,31からの電池室30内へのゴミ等の侵入を防ぐことができる。
電池蓋50にはヒンジ部60が設けられており、図3および図4に示すように、このヒンジ部60がフロントカバー20の底面に取り付けられたヒンジ軸54に回動可能に取り付けられている。これにより、電池蓋50は、電池挿入口20a,30aを開閉するように回動する。電池蓋50のヒンジ部60側とは反対側である先端部の裏面には、図3および図4に示すようにロック爪53が突出・待避可能に設けられている。このロック爪53は、不図示のバネによって突出方向に付勢されている。電池蓋50が閉じた状態でこのロック爪53がフロントカバー20に設けられた不図示の係合部に係合することにより、電池蓋50が閉じ状態にロック保持される。
電池蓋50の表面側には、図2に示すようにロック解除つまみ52が設けられており、このロック解除つまみ52をスライドさせることによってロック爪53を待避移動させることができ、電池蓋50を開くことが可能となる。
さらに、図2に示すように、電池蓋50におけるヒンジ取付け部の近く(前側)には、電池挿入口20a,30aとケーブル延出口21,31との連通部分を覆うための延出部57が形成されている。
そして、この延出部57の裏面(すなわち、電池蓋50を閉じた状態で外観に露出しない部分)には、図6に示すように、突起部(受け部)55が一体形成されている。突起部55は、電池蓋50が閉じた状態では上方に延び、その側面である受け面51は、閉じた状態のケーブル蓋40の裏面のうち下端部45(すなわち、ケーブル延出口21における電池挿入口20aと連通する部分に沿った外周部)の当接を受ける。
このように、弾性変形し易いケーブル蓋40が、閉じた状態で、その裏面の上端部42および両側端部43,44がフロントカバー20の受け面22〜24に当接し、かつ下端部45が電池蓋50に形成された受け面51と当接することにより、撮影者がグリップ部を握った場合に指でケーブル蓋40を押すなどし、外力がケーブル蓋40に作用した場合においても、ケーブル蓋40がケーブル延出口21,31内に押し込まれる(落ち込む)のを防ぐことが可能となる。
図3は電池室30に電池80を収納した例を、図4にはDCカプラー90を収納して使用する例を示している。電池80およびDCカプラー90は、カメラ本体25内に設けられた不図示のDCDCコンバータを含む電源制御回路に電気的に接続されており、電源制御回路およびカメラコントローラは、電池80およびDCカプラー90の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果に基づいてDCDCコンバータを制御して必要な電圧を必要な期間、カメラの各部に供給する。
DCカプラー90は、電源ケーブル91を介して不図示のAC/DCコンバータに接続されており、AC/DCコンバータはAC電源に接続される。これにより、交流電圧が直流電圧に変換されてカメラの各部に必要な電圧が供給される。
図3に示すように、電池室30に電池80を収納する場合、まずロック解除つまみ52をスライド操作してロック爪53のロックを解除して電池蓋50をヒンジ軸54を中心に回転させて開ける。
そして、電池80を電池室30に挿入する。電池80が電池室30内に完全に入ると、電池の脱落を防止する脱落防止爪70が不図示のバネの付勢力によって電池80の底面に係合する。この状態で電池蓋50をヒンジ軸54を中心に回転させて閉じる。電池蓋50が閉じると、ロック爪53がフロントカバー20の不図示の係合部に係合して、電池蓋50がロックされ、電池80の電池室30への収納が完了する。
電池30を電池室30から取り出す場合は、電池蓋50を開けた後、脱落防止爪70を付勢力に抗して指で押して電池80との係合を外すことにより、電池室30の天井面に設けられた不図示のイジェクトバネの付勢力によって電池80が電池室30から押し出される。これにより、電池80を取り出すことができる。
一方、図4に示すように、電池室30にDCカプラー90を収納する場合は、電池蓋50を開けて、DCカプラー90を電池室30に挿入する。DCカプラー90が電池室30内に完全に入ると、脱落防止爪70がDCカプラー90の底面に引っ掛かる。また、このときケーブル蓋40を開ける。そして、DCカプラー90の電源ケーブル91をケーブル延出口21,31を通してカメラの外に出す。
この状態で、電池蓋50を閉じると、電源ケーブル91がケーブル延出口21,31から延出した状態のまま電池蓋50がロックされ、電池室30へのDCカプラー90の収納が完了する。この状態を図5に示す。ケーブル蓋40は弾性材料からなっているため、電源ケーブル91をケーブル延出口21,31を通して延出させた状態では、ケーブル蓋40は弾性変形して開いた状態に保たれる。ケーブル蓋40がその弾性により柔軟に変形することで、これに接する電源ケーブル91の皮膜等が傷つくおそれはない。
DCカプラー90を電池室30から取り出す場合は、電池蓋50を開けた後、脱落防止爪70を付勢力に抗して指で押してDCカプラー90との係合を外すことにより、上述したイジェクトバネの付勢力によってDCカプラー90が電池室30から押し出される。これにより、DCカプラー90を取り出すことができる。そして、ケーブル蓋40を指で押してケーブル延出口21,31を閉じる。
なお、本実施例では、一眼レフカメラについて説明したが、本発明は、レンズ一体型カメラにも適用することができる。また、本実施例では、デジタルスチルカメラについて説明したが、フィルムカメラやビデオカメラにも適用することができる。
図7には、本発明の実施例2であるモバイル端末機器(電子機器)の概略構成を示している。
100はモバイル端末機器の本体である。このモバイル端末機器は、電池或いは外部電源により動作して、本体100内に設けられたメモリ又は装着された記録媒体に格納されたデータの管理等を行う機能を有する。
110〜114は操作ボタンであり、これらを操作することにより、決定、変更、送り、戻りなどの動作を行う。
120は液晶ディスプレイであり、モバイル端末機器内に記録された各種情報を表示する表示素子である。
130は電池蓋(第1の蓋部材)である。この電池蓋130は、ローレット部132に指を掛けて図中の矢印方向にスライドさせることにより電池室170の電池挿入口(第1の開口部)170aを開き、逆方向にスライドさせることにより電池挿入口170aを閉じる。図7は閉じた状態を示している。
140は電池挿入口170aに連通したアンテナ延出口(第2の開口部)101を覆うためのアンテナ蓋(第2の蓋部材)である。このアンテナ蓋140は、ゴム等の、少なくとも電池蓋130よりも弾性変形し易い(剛性が低い)弾性材料からなる。アンテナ蓋140には抜け止め部141が設けられており、本体100に対して抜けないように差し込まれている。これにより、アンテナ蓋140は弾性変形によって図中の矢印方向に開閉する。
また、アンテナ蓋140の裏面には、突起形状の圧入部142が形成されており、この圧入部142がアンテナ延出口101の内周に圧入されることにより、ある程度の開き力が加わらない限りアンテナ蓋140が閉じた状態に維持される。
さらに、電池蓋130の先端裏面には突起部(受け部)131が一体形成されており、電池蓋130が閉じた状態で、閉じた状態のアンテナ蓋140の裏面のうちアンテナ延出口101と電池挿入口170aとの連通部分に沿った外周部が、突起部131の受け面131aに当接することにより、アンテナ蓋140がアンテナ延出口101内に押し込まれるのを防止している。なお、アンテナ蓋140の裏面のうちアンテナ延出口101と電池挿入口170aとの連通部分以外の部分に沿った外周部を、本体100におけるアンテナ延出口101の周りに設けられた受け面に当接させるようにすれば、アンテナ蓋140がアンテナ延出口101内に押し込まれるのをより効果的に防止することができる。
このように構成されたモバイル端末機器の電池室170に、図8に示すように電池(充電式又は非充電式)160を装着する場合には、電池蓋130を開けて電池室170内に電池挿入口170aを通じて図中の矢印方向に電池160を挿入する。そして、電池蓋130を閉める。
一方、モバイル端末機器に、図8および図9に示すように、アンテナ151を備えた送受信ユニット150を装着することもできる。この場合、電池蓋130を開けて電池室170内に電池挿入口170aを通じて図中の矢印方向に送受信ユニット150を挿入する。この際、アンテナ蓋140を開けて、送受信ユニット150から延びるアンテナ150を、アンテナ延出口101を通じて本体100の外部に延出させる。これにより、電池蓋130を閉じても、アンテナ150を本体100の外部に延出させることができる。
図示はしないが、電池室170内には、送受信ユニット150に設けられた接点と電気的に接続される接点が設けられている。このため、送受信ユニット150を電池室170内に挿入することにより、モバイル端末機器は、該送受信ユニット150を通じてインターネット、LAN等の通信回線を介してコンピュータ等の外部機器に対して無線で通信を行うことができる。
アンテナ150をアンテナ延出口101から延出させた状態では、図9に示すように、アンテナ蓋140はアンテナ150に押されて弾性変形し、開いた状態を維持する。アンテナ蓋140がその弾性により柔軟に変形することで、これに接するアンテナ150が傷つくおそれはない。
なお、本実施例では、モバイル端末機器の電池室に送受信ユニットを装着する場合について説明したが、モバイル端末機器における着脱式外部メモリの収容室に送受信ユニットを装着し、送受信ユニットのアンテナを第2の開口部であるアンテナ延出口から延出させるようにしてもよい。
また、本発明は上記実施例に限らず、例えば、パーソナルコンピュータにおいて、USBコネクタ等を接続するための第1の開口部を開閉する第1の蓋部材と、該コネクタから延びるケーブルを外部に延出させるための第2の開口部を開閉する第2の蓋部材とを有するような場合にも適用することができる。
また、上記各実施例から以下の特徴も導くことができる。
1.開閉可能に固定された第1の蓋部材と、弾性を有する材料により形成され、第1の蓋部材の近傍において、周囲を固定されて閉じた第1の状態と一端を固定されて開いた第2の状態とをとり得る第2の蓋部材とを有し、第1の状態にある第2の蓋部材の開閉方向における受け面となる突起を第1の蓋部材に設けた。
2.第2の蓋部材の周囲には、第2の蓋部材に対応する位置に、第1の蓋部材側に開いた外装開口部を備えた外装部材を有する。
3.第2の蓋部材は、外装開口部よりも大きく、第1の状態において、外装開口部の外側で外装部材と当接している。
4.外装部材の内側には、独立した電源を有する一次電池もしくは二次電池、及び外部電源と接続するケーブルを有するカプラーのいずれかを収納可能な内装部材を有している。
5.内装部材は、外装開口部と対応する位置に第1の蓋部材側に開いた内装開口部を備えている。
6.外装開口部および内装開口部は、カプラーのケーブルを内装部材から外部に出すための開口窓である。
7.第2の蓋部材は、第1および第2の状態において、外装部材と内装部材とで形成された隙間に挟まれることにより、一端を固定されている。
8.第2の蓋部材は、第1の状態において、外装開口部と圧接することにより、周囲を固定されている。
9.第2の蓋部材は、上記隙間よりも断面積の大きい抜け止め部を有する。
10.第1の蓋部材および第2の蓋部材は、外観の一部を構成する。
11.上記突起は、第1の蓋部材の非外観面に設けられている。
12.上記突起は、第1の蓋部材に一体的に形成されている。
ここで、上記1〜3および8によれば、外装部材と第2の蓋部材との隙間をなくして、外装開口部から機器内部へのゴミの侵入を防ぐとともに、第2の蓋部材を大型化することなく、第2の蓋部材を閉じた状態で使用者が不用意に触るなど外力により第2の蓋部材が押し込まれるのを防止することが可能となる。また、第2の蓋部材を全周で受ける構成となっているため、係り量を増やして第2の蓋部材を大型化する必要がない。
また、4〜6によれば、独立した電源を有する一次電池もしくは二次電池、及び外部電源と接続するケーブルを有するカプラーのいずれかを収納して使用可能であり、さらに、開口窓よりケーブルを外部に出すことにより、ケーブルを有するカプラーを収納した状態で第1の蓋部材を閉じることが可能となる。
また、第2の蓋部材は弾性を有する材料からなるため、ケーブルが第1の蓋部材と第2の蓋部材で挟まれてケーブル表面の皮膜が傷つくのを防止することが可能となる。
また、7および9によれば、第2の蓋部材の一端が固定されていることにより、第2の蓋部材が開閉自在に第1の状態及び第2の状態をとることが可能となる。また、第2の蓋部材を開いた第1の状態において、使用者が第2の蓋部材をさらに引っ張ろうとしても、抜け止め部が外装部材の非外観面で引っ掛かることにより、第2の蓋部材が外装部材から脱落すること防止できる。
また、10および11によれば、第2の蓋部材を外観に使用した場合においても、第2の蓋部材を閉じた第1の状態で第2の蓋部材と外装部材との外観面の段差を少なくし、滑らかな外観面を形成することができる。また、第2の蓋部材を大型化する必要がないため、見栄えも損なうことなく、外観面に第2の蓋部材を設けることができる。さらに、突起形状を第1の蓋部材の非外観面に設けることにより、第1の蓋部材を閉じた状態では、外観面に余分な形状を露出させることなく、使用者が不用意に触るなど外力により第2の蓋部材が落ち込むのを防ぐことが可能となる。
また、12によれば、突起形状を第1の蓋部材と一体的に成形することにより、第1の蓋部材を閉じた状態では、部品を新たに追加することなく、既存の部品を用いて、使用者が不用意に触るなど、外力により第2の蓋部材が落ち込むのを防ぐことが可能となる。
本発明の実施例1であるカメラの概略構成図。 実施例1のカメラの外観斜視図。 実施例1のカメラにおいて電池を装着する様子を示す斜視図。 実施例1のカメラにおいてDCカプラーを装着する様子を示す斜視図。 実施例1のカメラにおいてDCカプラーを装着し、電池蓋を閉じた状態を示す斜視図。 実施例1のカメラにおける電池蓋およびケーブル蓋の周辺を示す断面図。 本発明の実施例2であるモバイル端末機器の概略構成を示す正面図。 実施例2のモバイル端末機器において電池および送受信ユニットを装着する様子を示す正面図。 実施例2のモバイル端末機器において送受信ユニットを装着し、電池蓋を閉じた状態を示す正面図。
符号の説明
20 フロントカバー
25 カメラ本体
30 電池室
40 ケーブル蓋
50 電池蓋
70 脱落防止爪
80 電池
90 DCカプラー
100 モバイル端末機器
110〜114 操作部材
120 液晶ディスプレイパネル
130 電池蓋
140 アンテナ蓋
150 送受信ユニット
160 電池
170 電池室

Claims (7)

  1. 第1の開口部および該第1の開口部に連通する第2の開口部が形成された機器本体と、
    前記機器本体に前記第1の開口部を開閉するよう取り付けられた第1の蓋部材と、
    前記機器本体に前記第2の開口部を開閉するよう取り付けられた、弾性材料により形成された第2の蓋部材とを有し、
    前記第1の蓋部材は、閉じた状態で、閉じた状態の前記第2の蓋部材を受ける受け部を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1の開口部と前記第2の開口部とが前記機器本体における互いに異なる面に形成されており、
    前記受け部は、前記第1の蓋部材の閉じ方向とは異なる前記第2の蓋部材の閉じ方向において、該第2の蓋部材を受けることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 閉じた状態の前記第2の蓋部材のうち、前記第2の開口部における前記第1の開口部との連通部分に沿う部分は前記受け部により受けられ、他の部分は前記機器本体により受けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記第1の開口部は、前記機器本体内に挿入される挿入部材の挿入口であり、前記第2の開口部は、前記挿入部材から前記機器本体外に延出する延出部材の延出口であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記第1の開口部は電池室の挿入口であり、前記第2の開口部は、前記電池室に挿入された、外部電源供給のためのカプラーから延びる電源ケーブルの延出口であることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第1の開口部は、着脱式記録媒体の収容室の挿入口であり、前記第2の開口部は、前記収容室に挿入された通信機器から延びるアンテナであることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  7. 前記第2の開口部は、前記機器本体における使用者が持つグリップ部に形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の電子機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009086130A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Casio Comput Co Ltd 電池駆動電子機器
JP2010170780A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Yazaki Corp ヒューズユニット用保護カバー
US9591779B2 (en) 2011-12-21 2017-03-07 Canon Kabushiki Kaisha Electronic apparatus capable of accommodating therein member including cable

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