JP2008199284A - 伝送システムにおける冗長切替システムおよび冗長切替方法 - Google Patents

伝送システムにおける冗長切替システムおよび冗長切替方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008199284A
JP2008199284A JP2007032205A JP2007032205A JP2008199284A JP 2008199284 A JP2008199284 A JP 2008199284A JP 2007032205 A JP2007032205 A JP 2007032205A JP 2007032205 A JP2007032205 A JP 2007032205A JP 2008199284 A JP2008199284 A JP 2008199284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
path
route
signal
redundant
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007032205A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Aono
義明 青野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2007032205A priority Critical patent/JP2008199284A/ja
Priority to US12/021,579 priority patent/US20080192625A1/en
Publication of JP2008199284A publication Critical patent/JP2008199284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/22Alternate routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/28Routing or path finding of packets in data switching networks using route fault recovery

Abstract

【課題】本発明の目的は、簡易な構成および制御によって、無瞬断での冗長構成を構築し続けることを可能とする伝送システムにおける冗長切替システムおよび冗長切替方法を提供することにある。
【解決手段】冗長切替システム100は、第1の信号を伝送する第1の経路10−1と、第1の経路10−1に対して無瞬断での切替を可能とし、第1の信号と同じ情報を備える第2の信号を伝送する第2の経路10−2とを備え、第1の経路10−1で障害が発生した場合、第2の経路10−2に無瞬断での切替を行うと共に、第2の経路10−2に対して無瞬断での切替が可能な第3の経路10−3を準備して備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、伝送システムにおける冗長切替システムおよび冗長切替方法に関し、特に、無瞬断での経路切り替えを行うための冗長切替システムおよび冗長切替方法に関する。
伝送システムにおいて、伝送を行っている経路で障害等が発生した場合、伝送品質に影響を与えないようにする提案がなされている。図7は、従来の伝送システムにおいて、無瞬断での切替を可能にした構成例を示す。以下、図7(a),(b),(c)を参照して説明する。図7(a)のように、従来の伝送システム300は、送信機304,305と、経路301,302と、受信機306,307と、セレクタ309とを備えている。図7(a)の例では、現用系が、送信機304、経路301、受信機306で構成されており、冗長系が、送信機305、経路302、受信機307で構成されている。現用系および冗長系には、2分岐された同じ情報を持つ信号1と信号2が伝送されている。それらの信号1,2は、送信機304,305で送信され、経路301,302で伝送され、受信機306,307でそれぞれ受信される。そして、信号1と信号2は、受信機306,307で位相が調整された後、セレクタ309で選択されて出力される。これにより、現用系から冗長系への無瞬断での切替が可能となっている。通常状態では、図7(a)のように、現用系の経路301を伝送している信号1が選択されて出力されている。ここで、図7(b)のように、現用系の経路301で障害が発生した場合は、現用系から冗長系に伝送が無瞬断で切り替えられる。よって、冗長系の経路302を伝送している信号2が選択されて出力される。
以上のように、従来の伝送システム300は、現用系として経路301、冗長系として経路302を備えており、これらの予め決められた二経路で無瞬断切替が行われている。そのため、図7(c)のように、両方の経路301,302で障害が発生した場合は、救済する方法が無い。
そこで、特許文献1に、通信網の構造の変化および通信サービス需要の変化に応じて、無瞬断でパスの再配置を行うことが提案されている。この提案では、通信網の構造の変化および通信サービス需要の変化に応じて、パスの最適な経路を新たに算出し、無瞬断で最適な経路へパス切替を行っている。
特開平7−95207号(特に、図2参照)
しかしながら、特許文献1のような提案では、通信網がメッシュ構造で構築されていなければ、パスを最適な経路に切り替えることができないという問題がある。また、無瞬断で切り替えを行った予備パスにおいても、すぐに経路で障害が発生した場合、対応できないという問題がある。さらに、特許文献1のような構成では、1つの制御装置で複数の通信ノードに対して、接続パスの切替を制御しなけらばならず、複雑な制御が求められるという問題がある。またさらに、システム上、数個の制御装置で通信ノードが制御されている場合、それらの制御装置間で相互に連携を取り合って、複数の通信ノードを制御しなければならず、より複雑な制御が求められるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成および制御によって、無瞬断での冗長構成を構築し続けることを可能とする伝送システムにおける冗長切替システムおよび冗長切替方法を提供することにある。
本発明に係る冗長切替システムは、伝送システムにおける冗長切替システムであって、無瞬断での冗長構成を構築し、無瞬断での切替が可能な2つの経路を備え、前記2つの経路のいずれかで障害が発生した場合、障害が発生しなかった経路に対して無瞬断での切替が可能な別の経路を準備し、前記障害が発生しなかった経路と前記別の経路とで、無瞬断での冗長構成を構築し直すことを特徴とする。
または、本発明に係る冗長切替システムは、伝送システムにおける冗長切替システムであって、第1の信号を伝送する第1の経路と、前記第1の経路に対して無瞬断での切替を可能とし、前記第1の信号と同じ情報を備える第2の信号を伝送する第2の経路とを備え、前記第1の経路で障害が発生した場合、前記第2の経路に無瞬断での切替を行うと共に、前記第2の経路に対して無瞬断での切替が可能な第3の経路を準備して備えることを特徴とする。
または、本発明に係る冗長切替システムは、伝送システムにおける冗長切替システムであって、第1の信号を送信する第1の送信手段と、前記第1の信号を伝送する第1の経路と、前記第1の信号を受信する第1の受信手段と、前記第1の信号と同じ情報を備える第2の信号を送信する第2の送信手段と、前記第2の信号を伝送する第2の経路と、前記第2の信号を受信する第2の受信手段と、前記第1の送信手段から前記第1の信号を前記第1の経路に転送し、前記第2の送信手段から前記第2の信号を前記第2の経路に転送する第1のクロスコネクト手段と、前記第1の経路から前記第1の信号を前記第1の受信手段に転送し、前記第2の経路から前記第2の信号を前記第2の受信手段に転送する第2のクロスコネクト手段とを備え、前記第1の経路で障害が発生した場合、前記第2の経路に対して無瞬断での切替が可能な第3の経路を準備して備え、前記第1のクロスコネクト手段で、前記第1の信号の転送先を、前記第1の経路から前記第3の経路へ変更し、前記第2のクロスコネクト手段で、前記第1の信号の転送元を、前記第1の経路から前記第3の経路へ変更することを特徴とする。
本発明に係る冗長切替方法は、伝送システムにおける冗長切替方法であって、無瞬断での切替が可能な2つの経路で、無瞬断での冗長構成を構築し、前記2つの経路のいずれかで障害が発生した場合、障害が発生しなかった経路に対して無瞬断での切替が可能な別の経路を準備し、前記障害が発生しなかった経路と前記別の経路とで、無瞬断での冗長構成を構築し直すことを特徴とする。
または、本発明に係る冗長切替方法は、伝送システムにおける冗長切替方法であって、第1の経路を介して第1の信号を伝送し、前記第1の経路に対して無瞬断での切替が可能な第2の経路を介して前記第1の信号と同じ情報を備える第2の信号を伝送し、前記第1の経路を介して受信される前記第1の信号と、前記第2の経路を介して受信される前記第2の信号とで、無瞬断での冗長性を保持し、前記第1の経路で障害が発生した場合、前記第2の経路に対して無瞬断での切替が可能な第3の経路を探索して準備し、前記第2の経路を介して前記第2の信号を伝送し、前記第2の経路に代えて前記第3の経路を介して前記第1の信号を伝送し、前記第2の経路から受信される前記第2の信号と、前記第3の経路から受信される前記第1の信号とで、無瞬断での冗長性を保持し直すことを特徴とする。
本発明に係る伝送システムにおける冗長切替システムおよび情報切替方法は、上述した構成および方法によって、無瞬断での冗長構成を構築し続けられる効果を有する。それは、冗長構成が構築された経路のいずれかで障害が発生した場合でも、障害が発生しなかった経路に対して無瞬断での切替が可能な別の経路を探索して準備し、障害が発生しなかった経路とその別の経路とで、冗長構成を構築し直すことで実現されている。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る伝送システムにおける冗長切替システムを示す構成図である。以下、図1を用いて、本実施例1の構成について詳細に説明する。本実施例1の冗長切替システム100は、送信機104,105と、経路10−1〜10−n(nは3以上の整数)と、受信機106,107と、クロスコネクト装置108,109とを備える。この冗長切替システム100は、外部装置としてのクライアント装置110とクライアント装置111の間で伝送を行っている。
送信機104,105は、クライアント装置110から分岐されて送信されてきた信号1,2を、それぞれ受信し、クロスコネクト装置108へ出力する。ここで、送信機104,105は、クライアント装置110から入力された信号1,2に、信号位相調整用のカウンター番号をそれぞれ付加し、クロスコネクト装置108へ出力する。これにより、送信機104,105から出力される信号1,2が、同じ位相に保たれることを可能にしている。そのカウンター番号は、OTN(ITU−T G.709で定義)またはSONET/SDHのオーバヘッドまたは、MPLSラベルの空き領域に挿入される。なお、各略語は、OTN:Optical Transport Network、SONET:Synchronous Optical Network、SDH:Synchronous Digital Hierarchy、ITU−T:International Telecommunications Union−Telecommunications Standardization Sectorである。なお、クライアント装置110にて既にカウンター番号が挿入されている場合は、送信機104,105でのカウンター番号の挿入は行わず、クライアント装置110にて挿入されたカウンター番号を使用する。クライアント装置110から送信機104,105への分岐は、各種構成および各種手段が採用可能であり、例えば、カプラや回路等で構成できる。
なお、分岐された信号1と信号2は、同じ情報を備えている。また、送信機104,105が光送信機である場合、送信機104,105から出力される信号1,2は、光信号である。なお、クライアント装置110から出力される信号1,2は、光信号でも電気信号でもかまわない。それらが電気信号である場合、送信機104,105は、電気光変換機能を有する。一方、それらが光信号である場合、送信機104,105は、必要に応じて、波長変換機能やビットレート変換機能などを有する。例えば、大容量伝送のために波長多重(WDM)伝送を行う場合は、送信機104,105は、各送信機に割り当てられた波長に変換を行う。また、信号位相調整用のカウンター番号やモニタ用のオーバーヘッドが付加された場合は、ここでビットレート上昇が起こる。そして、送信機104,105は、信号1,2をクロスコネクト装置108へ送信する。
クロスコネクト装置108は、入力された二つの信号1,2を、経路10−1〜10−nへ割り振って出力する。経路10−1〜10−nは、入力された信号1,2をそれぞれ伝送する。クロスコネクト装置109は、経路10−1〜10−nから受信した信号を、受信機106,107へ割り振って出力する。ここで、クロスコネクト装置108,109は、無瞬断での経路切替を行うため、送受信端で同期して経路を選択する必要がある。このクロスコネクト装置108,109による経路検索および経路設定は、手動設定または自動設定で行うことが可能である。手動設定は、装置監視システム115を用いて人手で設定することができる。また、自動設定は、GMPLS(Generalized MultiProtocol Label Switching)またはMPLS(MultiProtocol Label Switching)を用いることができる。なお、GMPLS、MPLSの機能については、当業者にとってよく知られているため、ここでは、その詳細な構成の説明は割愛する。クロスコネクト装置108,109は、扱う信号容量や種別により、光クロスコネクト装置と電気クロスコネクト装置の両方が考えられるが、本発明ではどちらの場合でも適用可能である。なお、経路10−1〜10−nで伝送されている信号1,2が光信号である場合、クロスコネクト装置108,109は光クロスコネクト装置であれば、信号1,2を一旦電気に変換しなくて済む。そのため、より高速な切替が可能となる。
経路10−1〜経路10−nは、クロスコネクト装置108と109間を接続し、これらの間で信号を伝送する。図1の例では、経路10−1が現用経路として使用されており、経路10−2が冗長経路として使用されている。経路10−3は、経路10−1または経路10−2に障害が発生した場合に、クロスコネクト装置108および109により新たに準備される経路である。なお、経路10−3は、障害発生前に準備しておく必要はない。但し、経路10−3が障害発生前に準備されていても良く、その場合、障害発生時に、より迅速な無瞬断冗長構成が構築できる。なお、経路10−1〜10−nで伝送されている信号1,2が光信号である場合、経路10−1〜10−nは光ファイバで構成される。
受信機106,107は、信号1,2をそれぞれ受信し、それらの信号品質のモニタを行い、比較する。そして、受信機106,107は、信号品質の良い方の信号を、クライアント装置111へ出力する。ここで、受信機106,107で受信する信号は、経路距離差による伝送遅延差が発生するため、信号位相にズレが生じる。この信号位相にズレが存在する状態では、冗長切替時に信号のデータ欠落(ビット欠落)が起こってしまう。これを回避するため、受信機106,107では、送信機104,105で付加したカウンター番号から、到着までの位相差を検出する。そして、受信機106,107は、それらのカウンター番号が揃うように、受信機106,107内のメモリーで信号の位相調整を行う。信号の位相調整を行うことにより、冗長切替時にも信号のデータ欠落(ビット欠落)が無く、無瞬断切替が可能となる。このように、現用経路で障害が発生した場合、新たな経路10−3を検索し、経路10−3と生き残り経路との間でカウンター番号の比較を行い、位相調整を行っている。なお、経路10−1で障害が発生した場合、冗長切替先の経路10−2を生き残り経路と呼ぶ。その生き残り経路10−2の信号に影響を与えないために、メモリーによる位相調整は、新たな冗長切替用の経路10−3側のみで行い、生き残り経路の経路10−2側では行わない。それにより、クライアント装置111に送信される信号が、位相調整による影響を受けることがない。なお、受信機106,107における信号品質の比較は、各種構成および各種手段を採用することができる。例えば、それらの信号品質は、受信機106,107同士で通信し合って比較してもよいし、比較装置(図示せず)のようなもので、外部から監視するようにしてもよい。
なお、受信機106,107は、信号1,2が光信号である場合、光受信機である。受信機106,107からクライアント装置111への信号1,2は、光信号と電気信号のどちらの場合も考えられる。それらが電気信号である場合、受信機106,107は、光電気変換機能を有する。一方、それらが光信号である場合、受信機106,107は、必要に応じて、波長変換機能やビットレート変換機能などを有する。例えば、波長多重(WDM)伝送が行われている場合、受信機106,107は、ここでクライアント装置111用の波長に変換を行う。また、信号位相調整用のカウンター番号やモニタ用のオーバーヘッドが付加されている場合、必要に応じて、ここでそれらを除去することでビットレート減少が起こる。そして、受信機106,107は、信号1,2をクライアント装置111へ出力する。
なお、本実施例は、信号1,2が全て電気信号でも適用可能である。その場合、送信機104,105、クロスコネクト装置108,109、受信機106,107は、それぞれ電気的な装置となり、経路10−1〜10−nは同軸ケーブルなどで構成される。
以上のように、本実施例1において、無瞬断での切替は、経路間の位相を一致させることで実現している。伝送される信号が同位相で受信機からクライアント装置に出力されるため、無瞬断での切替が可能となる。なお、経路間に位相差が存在する場合は、冗長経路とする方の経路に遅延を与えることにより、位相差を無くすことができる。経路間の位相差が比較的小さい場合は、冗長経路側の受信機内のメモリで位相調整することで、経路間の位相を一致させることもできる。このように、現用経路および生き残り経路に対しては、位相調整を行わないため、伝送品質が保たれる。なお、遅延を与える方法は、各種手段を採用することができる。例えば、予め各経路に対して、位相調整回路等(図示せず)を設置しておくことで、各経路の位相を調節可能とし、遅延を与えることができる。
次に、本発明の実施例1に係る伝送システムにおける冗長切替システムの動作について、図2から図4を参照して説明する。図2は、通常の運用状態を示し、経路10−1と経路10−2の間で無瞬断で冗長切替が可能な冗長構成が構築されている様子を示す。ここで、初期状態では、現用経路として経路10−1が選択され、冗長経路として経路10−2が選択されている。図3は、経路10−1で伝送路障害が発生した時の状態を示し、無瞬断で経路10−1から経路10−2へパスの切替が行われている様子を示す。図4は、生き残り経路としての経路10−2に対する新たな冗長経路として経路10−3が探索されて準備され、経路10−2と経路10−3の間で無瞬断で冗長切替が可能な冗長構成が構築直されている様子を示す。なお、この実施例1では、説明を簡略化するため、経路10−3までの切替を示しているが、同様の動作により、さらに別の経路への切替も可能である。
図2のように、まず、クライアント装置110から出力された信号は、信号1と信号2に分岐され、送信機104と送信機105に出力される。送信機104と送信機105は、信号1と信号2にカウンター番号が付加されてない場合、それぞれにカウンター番号を付加する。そして、送信機104と送信機105は、クロスコネクト装置108に信号1と信号2をそれぞれ出力する。クロスコネクト装置108は、信号1と信号2を、経路10−1と経路10−2にそれぞれ割り振って出力する。経路10−1と経路10−2は、信号1と信号2をそれぞれ伝送し、クロスコネクト装置109に出力する。クロスコネクト装置109は、信号1と信号2を、受信機106と受信機107へそれぞれ割り振って出力する。受信機106と受信機107は、信号1と信号2をそれぞれ受信して、その一方をクライアント装置111へ出力する。ここでは、伝送路障害が発生する前、現用経路として経路10−1が選択されている。そのため、受信機106からの信号1がクライアント装置111に出力され、受信機107からの信号2は遮断されている。なお、現用経路の経路10−1に対して冗長経路となる経路10−2は、同じ位相となるように予め調整されている。具体的には、経路10−1と経路10−2は、同じ位相となるように選択されているが、信号1と信号2の位相を完全に一致させることは困難である。そこで、信号1と信号2は、受信機106と107で、それぞれのカウンター番号が比較され、位相が一致するように調整されている。このように、現用経路の経路10−1と冗長経路の経路10−2の間で、無瞬断冗長構成112が構築されている。
この状態で、図3のように、経路10−1で伝送路障害114が発生した場合、受信機106の出力が遮断される。そこで、経路10−1から経路10−2へ無瞬断での切替が行われ、受信機107からの信号2がクライアント装置111に出力される。このように、現用系から冗長系への無瞬断での切替が行われる。
次に、この状態で、無瞬断冗長構成を再度構築するために、クロスコネクト装置108と109は、経路10−2に対して冗長経路となる経路検索を行う。そして、図4のように、クロスコネクト装置108,109は、経路10−2と同じ位相を有する新たな経路10−3を準備する。ここで、経路間に位相差が存在する場合は、経路10−3に遅延が与えられて、経路間が同じ位相になるように調整してもよい。経路10−3側に遅延を与えることで、生き残り経路(経路10−2)で伝送されている信号2は、遅延付加による影響を受けない。但し、その位相差が受信機内のメモリの範囲で調整可能な範囲であれば、位相調整は受信機内で行ってもよい。その位相調整は、受信機106内のメモリでだけ行われ、受信機107内のメモリでは行われない。それにより、生き残り経路(経路10−2)で伝送されている信号2は、位相調整による影響を受けない。以上により、新たな無瞬断冗長構成113が、経路10−2と経路10−3の間に構築される。但し、経路10−3を経路10−2に対して、同じ位相に調整することが困難な場合は、さらに、別の経路(10−4〜10−n)を検索して、無瞬断冗長構成を再度構築する必要がある。この補助機能として、装置監視システム115やクロスコネクト装置等が、予め経路10−1〜10−nの位相情報(または遅延情報)を取得して保管しておくようにしてもよい。そして、障害発生時に、装置監視システム115等が、保管した遅延情報を参照し、位相調整が可能な経路を選択するようにする。それにより、障害発生時に、冗長経路の経路選択が容易になる。
なお、クロスコネクト装置108と109が、新たな経路10−3を選択し、位相調整するトリガーは、上述したように手動設定または、GMPLSまたはMPLSの自動的な経路検索と経路設定が考えられる。受信機106,107は、このトリガーを元に、新しい経路10−3の認識および位相調整を行う。
さらに、図3における伝送路障害114の発生から、図4における無瞬断冗長構成113の構築までの動作を、図5に示すタイムチャートを使用して説明する。まず、経路10−1で伝送路障害114が発生する(ステップS1)。受信機106にて伝送路障害114が検出される(ステップS2)。受信機106からの出力が遮断され、同時に受信機107からの出力が開始される(ステップS3)。次に、手動設定または自動設定により、経路10−3の検索および設定が行われる(ステップS4)。クロスコネクト装置108が、送信機104の出力を経路10−3へ変更し、それに合わせて、クロスコネクト装置109が、受信機106への入力を経路10−3へ変更する(ステップS5)。受信機106が、受信機107のカウンター番号を参照し、受信機106内のメモリーを調整し、受信機107との信号位相を合わせる(ステップS6)。それにより、無瞬断冗長構成113が新たに構築される(ステップS7)。
ステップS1において、伝送路障害114は、信号断、ビットエラー、フレームエラーなど、各種の障害が考えられる。なお、ステップS2において、受信機107は伝送路障害を検出していなくてもよい。それは、経路10−1で発生した伝送路障害114は、通常、経路10−2へは波及しないためである。
ステップS3において、受信機106と受信機107でのカウンター番号は予め揃えられており、信号1と信号2の信号位相は同期されている。この状態で、クライアント装置111へ受け渡す信号を、信号1から信号2へ切り替えることにより、無瞬断切替が実現されている。また、この切替は、ステップS2で伝送路障害114が検出されたカウンター番号よりも、早いカウンター番号に戻って行われる。これにより、送られてきた情報を損なうことなく切替が可能である。
ステップS5において、新たな冗長経路(経路10−3)の設定は、クロスコネクト装置108と109で必ずしも同時に行われなくても良い。ステップS6において、メモリーによる信号の位相調整は、受信機106側のみで行う。それにより、生き残り経路(経路10−2)の信号2に、影響を与えることがない。
以上、経路10−3までの冗長経路を準備する動作について説明してきたが、更に経路10−2にも障害が発生した場合、同様の動作により、第4の経路を冗長経路として準備する。この時点で、経路10−1の伝送路障害114が復旧していれば、経路10−1も第4の経路として再利用可能である。さらに、引き続き障害が発生した場合でも、同様な動作により、新たな無瞬断冗長構成を構築し続けることが可能である。例えば、現用経路が経路10−1から経路10−3に、そして冗長経路が経路10−2から経路10−4に切り替えられているとする。そこで、さらに経路10−3でも障害が発生した場合、次に経路10−5を、同様の動作により、新たな冗長経路として準備することができる。
また、図2の運用状態で、経路10−1側でなく、経路10−2側で障害が発生する場合も、考えられる。その場合も、無瞬断冗長構成112が構築できなくなるため、経路10−1に障害が発生した場合と同様の動作により、冗長構成を構築し直すことができる。具体的には、受信機107にて障害が検出されると、生き残り経路としての経路10−1と同じ位相を有する経路10−3が検索される。そして、クロスコネクト装置108が、送信機105の出力を経路10−3へ変更し、クロスコネクト装置109が、受信機107への入力を経路10−3へ変更する。最後に、受信機107が、受信機106との信号位相を合わせる。
このようにして、本実施例1に係る伝送システムにおける冗長切替システム100は、経路に障害が発生した場合、新たな無瞬断切替が可能な経路を検索し設定することで、無瞬断冗長構成を構築し続けることを可能としている。
本実施例1に係る伝送システムにおける冗長切替システムは、無瞬断での切替可能な経路を常に用意することで、無瞬断冗長構成が構築し続けられる効果を有している。また、本実施例1は、経路選択にクロスコネクト装置を用いているため、簡易な構成で実現できる効果を有している。また、本実施例1は、クロスコネクト装置の経路切替を自動設定で行った場合、無瞬断冗長構成の構築を自動で行うことを可能とする効果を有する。さらに、本実施例1は、経路や受信機などで信号の位相調整を行っているため、経路切替時にデータの欠落を起こさず、無瞬断での経路切替を可能とする効果を有する。さらに、本実施例1は、その位相調整を、生き残り経路で行わず、新たに設ける冗長切替経路のみで行うため、クライアント装置に送信されている信号に影響を与えない効果を有する。
図6は、本発明の実施例1に係る伝送システムにおける冗長切替システムの変形例を示す構成図である。この変形例に係る冗長切替システム200は、上述した冗長切替システム100と異なる点として、さらにセレクタ215を備えている。なお、図1と同じ構成部品については、同じ符合を付し、その説明は割愛する。
セレクタ215は、受信機206と受信機207から、同位相の信号1と信号2を受信し、より品質の良い信号を選択して、クライアント装置111へ送信する。実施例1では、受信機106,107が、信号品質の良い方の信号をクライアント装置111へ出力していたが、この変形例では、セレクタ215が信号品質の良い方の信号をクライアント装置111へ出力する点で異なっている。そのため、受信機206,207は、互いに通信し合って信号品質を比較する機能は必要ない。なお、この変形例では、実施例1と同様の効果が得られる。
本技術は、各種伝送システムに広く適用することができ、例えば、WDM(Wavelength Division Multiplexing),SONET,SDH,MPLS網等における無瞬断切替システムおよび無瞬断切替方法にも適用することができる。
本発明の実施例1に係る伝送システムにおける冗長切替システムを示す構成図である。 図1において、通常の運用状態を示す模式図である。 図1において、現用経路に伝送路障害が発生した時の状態を示す模式図である。 図1において、新たな冗長構成が構築された状態を示す模式図である。 本発明の実施例1に係る伝送システムにおける冗長切替システムの動作を表すタイムチャートである。 本発明の実施例1に係る伝送システムにおける冗長切替システムの変形例を示す構成図である。 (a)は従来の伝送システムにおいて、無瞬断での切替を可能にした構成例を示す構成図で、(b)は現用経路に障害が発生した場合を示す模式図で、(c)は冗長経路にも障害が発生した場合を示す模式図である。
符号の説明
100 冗長切替システム
10−1〜10−n 経路
104 送信機
105 送信機
106 受信機
107 受信機
108 クロスコネクト装置
109 クロスコネクト装置
110 クライアント装置
111 クライアント装置
112 無瞬断冗長構成
113 無瞬断冗長構成
114 伝送路障害
115 装置監視システム
200 冗長切替システム
206 受信機
207 受信機
215 セレクタ

Claims (34)

  1. 伝送システムにおける冗長切替システムであって、
    無瞬断での冗長構成を構築し、無瞬断での切替が可能な2つの経路を備え、
    前記2つの経路のいずれかで障害が発生した場合、
    障害が発生しなかった経路に対して無瞬断での切替が可能な別の経路を準備し、
    前記障害が発生しなかった経路と前記別の経路とで、無瞬断での冗長構成を構築し直すことを特徴とする冗長切替システム。
  2. 前記冗長切替システムにおいて、更にいずれかの経路で障害が発生した場合、障害が発生しなかった経路に対して無瞬断での切替が可能な更に別の経路を準備し、
    前記障害が発生しなかった経路と前記更に別の経路とで、無瞬断での冗長構成を構築し続けることを特徴とする請求項1に記載の冗長切替システム。
  3. 伝送システムにおける冗長切替システムであって、
    第1の信号を伝送する第1の経路と、
    前記第1の経路に対して無瞬断での切替を可能とし、前記第1の信号と同じ情報を備える第2の信号を伝送する第2の経路と
    を備え、
    前記第1の経路で障害が発生した場合、前記第2の経路に無瞬断での切替を行うと共に、前記第2の経路に対して無瞬断での切替が可能な第3の経路を準備して備えることを特徴とする冗長切替システム。
  4. 前記冗長切替システムにおいて、クロスコネクト手段をさらに備え、
    前記第1の経路で障害が発生した場合、前記クロスコネクト手段で、前記第1の経路から前記第2の経路に切替を行うと共に、前記第3の経路を切替可能に準備することを特徴とする請求項3に記載の冗長切替システム。
  5. 前記クロスコネクト手段は、いずれかの経路に障害が発生した場合でも、前記第1の信号を伝送する経路および前記第2の信号を伝送する経路を準備して、無瞬断での冗長構成を構築することを特徴とする請求項4に記載の冗長切替システム。
  6. 前記第1の経路と前記第2の経路と前記第3の経路の中から、前記第1の信号を伝送する経路と前記第2の信号を伝送する経路とをそれぞれ選択する送信側の第1のクロスコネクト手段と、受信側の第2のクロスコネクト手段とを備えることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の冗長切替システム。
  7. 伝送システムにおける冗長切替システムであって、
    第1の信号を送信する第1の送信手段と、
    前記第1の信号を伝送する第1の経路と、
    前記第1の信号を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の信号と同じ情報を備える第2の信号を送信する第2の送信手段と、
    前記第2の信号を伝送する第2の経路と、
    前記第2の信号を受信する第2の受信手段と、
    前記第1の送信手段から前記第1の信号を前記第1の経路に転送し、前記第2の送信手段から前記第2の信号を前記第2の経路に転送する第1のクロスコネクト手段と、
    前記第1の経路から前記第1の信号を前記第1の受信手段に転送し、前記第2の経路から前記第2の信号を前記第2の受信手段に転送する第2のクロスコネクト手段とを備え、
    前記第1の経路で障害が発生した場合、
    前記第2の経路に対して無瞬断での切替が可能な第3の経路を準備して備え、
    前記第1のクロスコネクト手段で、前記第1の信号の転送先を、前記第1の経路から前記第3の経路へ変更し、
    前記第2のクロスコネクト手段で、前記第1の信号の転送元を、前記第1の経路から前記第3の経路へ変更する
    ことを特徴とする冗長切替システム。
  8. 前記クロスコネクト手段は、光クロスコネクト手段であることを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の冗長切替システム。
  9. 前記冗長切替システムにおいて、前記第3の経路を準備して備える際に、前記第2の経路に影響を与えることなく行うことを特徴とする請求項3乃至請求項8のいずれかに記載の冗長切替システム。
  10. 前記冗長切替システムにおいて、
    前記第1の経路でなく、前記第2の経路で障害が発生した場合、
    前記第1の経路に対して無瞬断での切替が可能な第3の経路を探索して備え、
    前記第1のクロスコネクト手段で、前記第2の信号の転送先を、前記第2の経路から前記第3の経路へ変更し、
    前記第2のクロスコネクト手段で、前記第2の信号の転送元を、前記第2の経路から前記第3の経路へ変更する
    ことを特徴とする請求項7に記載の冗長切替システム。
  11. 前記冗長切替システムにおいて、
    前記第1の経路で障害が発生した場合で、さらに前記第2の経路でも障害が発生した場合、
    前記第3の経路に対して無瞬断での切替が可能な第4の経路を探索して備え、
    前記第1のクロスコネクト手段で、前記第2の信号の転送先を、前記第2の経路から前記第4の経路へ変更し、
    前記第2のクロスコネクト手段で、前記第2の信号の転送元を、前記第2の経路から前記第4の経路へ変更する
    ことを特徴とする請求項7に記載の冗長切替システム。
  12. 前記無瞬断での切替は、互いの経路における位相を合わせることで実現することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の冗長切替システム。
  13. 前記位相合わせは、新たな冗長経路となる側の経路における位相を合わせることを特徴とする請求項12記載の冗長切替システム。
  14. 前記位相合わせは、前記信号1と前記信号2に付加されたそれぞれのカウンター番号が比較されて、これらが揃うように調整されることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の冗長切替システム。
  15. 前記冗長切替システムにおいて、監視手段をさらに備え、
    前記監視手段が、予め各経路の位相情報を取得して保管し、
    いずれかの経路で障害が発生した時に、前記監視手段が、保管した前記位相情報を参照して、新たな冗長経路となる経路を選択して準備することを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の冗長切替システム。
  16. 前記切替は、自動設定で行われることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれかに記載の冗長切替システム。
  17. 前記自動設定は、Generalized MultiProtocol Label SwitchingおよびMultiProtocol Label Switchingのうち少なくとも1つで行われていることを特徴とする請求項16記載の冗長切替システム。
  18. 前記冗長切替システムにおいて、光伝送が行われていることを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれかに記載の冗長切替システム。
  19. 伝送システムにおける冗長切替方法であって、
    無瞬断での切替が可能な2つの経路で、無瞬断での冗長構成を構築し、
    前記2つの経路のいずれかで障害が発生した場合、
    障害が発生しなかった経路に対して無瞬断での切替が可能な別の経路を準備し、
    前記障害が発生しなかった経路と前記別の経路とで、無瞬断での冗長構成を構築し直すことを特徴とする冗長切替方法。
  20. 前記冗長切替方法において、更にいずれかの経路で障害が発生した場合、障害が発生しなかった経路に対して無瞬断での切替が可能な更に別の経路を準備し、
    前記障害が発生しなかった経路と前記更に別の経路とで、無瞬断での冗長構成を構築し続けることを特徴とする請求項19記載の冗長切替方法。
  21. 伝送システムにおける冗長切替方法であって、
    第1の経路を介して第1の信号を伝送し、
    前記第1の経路に対して無瞬断での切替が可能な第2の経路を介して前記第1の信号と同じ情報を備える第2の信号を伝送し、
    前記第1の経路を介して受信される前記第1の信号と、前記第2の経路を介して受信される前記第2の信号とで、無瞬断での冗長性を保持し、
    前記第1の経路で障害が発生した場合、
    前記第2の経路に対して無瞬断での切替が可能な第3の経路を探索して準備し、
    前記第2の経路を介して前記第2の信号を伝送し、
    前記第2の経路に代えて前記第3の経路を介して前記第1の信号を伝送し、
    前記第2の経路から受信される前記第2の信号と、前記第3の経路から受信される前記第1の信号とで、無瞬断での冗長性を保持し直す
    ことを特徴とする冗長切替方法。
  22. 前記冗長切替方法において、前記第3の経路を準備する際に、前記第2の経路に影響を与えることなく行うことを特徴とする請求項21に記載の冗長切替方法。
  23. 前記冗長切替方法であって、
    前記第1の経路でなく、前記第2の経路で障害が発生した場合、
    前記第1の経路に対して無瞬断での切替が可能な第3の経路を探索して準備し、
    前記第1の経路を介して前記第1の信号を伝送し、
    前記第2の経路に代えて前記第3の経路を介して前記第2の信号を伝送し、
    前記第1の経路を介して受信される前記第1の信号と、前記第3の経路を介して受信される前記第2の信号とで、無瞬断での冗長性を保持し直す
    ことを特徴とする請求項21に記載の冗長切替方法。
  24. 前記冗長切替方法であって、
    前記第1の経路で障害が発生した場合で、さらに前記第2の経路でも障害が発生した場合、さらに、
    前記第3の経路に対して無瞬断での切替が可能な第4の経路を探索して準備し、
    前記第3の経路を介して前記第1の信号を伝送し、
    前記第2の経路に代えて前記第4の経路を介して前記第2の信号を伝送し、
    前記第3の経路から受信される前記第1の信号と、前記第4の経路から受信される前記第2の信号とで、無瞬断での冗長性を保持し直す
    ことを特徴とする請求項21に記載の冗長切替方法。
  25. 前記冗長切替方法において、経路の切替および経路の準備は、クロスコネクト技術で経路が選択されて行われることを特徴とする請求項19乃至請求項24のいずれかに記載の冗長切替方法。
  26. 前記クロスコネクト技術は、いずれかの経路で障害が発生した場合でも、前記第1の信号を伝送する経路および前記第2の信号を伝送する経路を準備して、無瞬断での冗長性を保持することを特徴とする請求項25に記載の冗長切替方法。
  27. 前記クロスコネクト技術に、光クロスコネクト技術が用いられていることを特徴とする請求項25または請求項26に記載の冗長切替方法。
  28. 前記無瞬断での切替は、互いの経路における位相を合わせることで実現することを特徴とする請求項19乃至請求項27のいずれかに記載の冗長切替方法。
  29. 前記位相合わせは、新たな冗長経路となる側の経路における位相を合わせることを特徴とする請求項28に記載の冗長切替方法。
  30. 前記位相合わせは、前記信号1と前記信号2に付加されたそれぞれのカウンター番号が比較されて、これらが揃うように調整されることを特徴とする請求項28または請求項29に記載の冗長切替方法。
  31. 前記冗長切替方法において、
    予め各経路の位相情報を取得して保管し、
    いずれかの経路で障害が発生した時に、保管した前記位相情報を参照して、新たな冗長経路となる経路を選択して準備することを特徴とする請求項19乃至請求項30のいずれかに記載の冗長切替方法。
  32. 前記切替は、自動設定で行われることを特徴とする請求項19乃至請求項31のいずれかに記載の冗長切替方法。
  33. 前記自動設定は、Generalized MultiProtocol Label SwitchingおよびMultiProtocol Label Switchingのうち少なくとも1つで行われていることを特徴とする請求項32に記載の冗長切替方法。
  34. 前記冗長切替方法において、光伝送技術が用いられていることを特徴とする請求項19乃至請求項33のいずれかに記載の冗長切替方法。
JP2007032205A 2007-02-13 2007-02-13 伝送システムにおける冗長切替システムおよび冗長切替方法 Pending JP2008199284A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007032205A JP2008199284A (ja) 2007-02-13 2007-02-13 伝送システムにおける冗長切替システムおよび冗長切替方法
US12/021,579 US20080192625A1 (en) 2007-02-13 2008-01-29 Redundant switching system, redundant switching method and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007032205A JP2008199284A (ja) 2007-02-13 2007-02-13 伝送システムにおける冗長切替システムおよび冗長切替方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008199284A true JP2008199284A (ja) 2008-08-28

Family

ID=39685706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007032205A Pending JP2008199284A (ja) 2007-02-13 2007-02-13 伝送システムにおける冗長切替システムおよび冗長切替方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20080192625A1 (ja)
JP (1) JP2008199284A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9716650B2 (en) 2013-07-19 2017-07-25 Fujitsu Limited Communication system and transfer apparatus
KR20190114748A (ko) * 2018-03-29 2019-10-10 현대자동차주식회사 차량 네트워크에서 백업 경로를 설정하는 방법 및 장치

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MA38876B1 (fr) * 2013-08-30 2018-05-31 Nec Corp Appareil d’émission optique,appareil de réception optique,appareil de communication optique,système de communication optique,et procédés de commande d'appareil d’émission optique,d'appareil de réception optique,et de système de communication optique;
WO2017071729A1 (en) 2015-10-26 2017-05-04 Abb Schweiz Ag Methods, nodes and system for establishing independent network paths

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0368228A (ja) * 1989-08-07 1991-03-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無瞬断切り替え方法
JPH1093480A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Nec Eng Ltd 伝送路切替装置
JPH10126398A (ja) * 1996-10-17 1998-05-15 Nec Eng Ltd 位相合わせ回路
JPH10154972A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Nec Corp 無瞬断切替方式
JP2002124919A (ja) * 2000-10-18 2002-04-26 Oki Electric Ind Co Ltd 光パス交換装置
JP2003124971A (ja) * 2001-10-16 2003-04-25 Hitachi Ltd MPLSFastReroute機能付き通信装置、及びこれを用いた通信網及び通信方法
JP2003324404A (ja) * 2002-03-01 2003-11-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無瞬断切替システム及び伝送装置
JP2005012306A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Mitsubishi Electric Corp ノード装置
JP2005027144A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 Hitachi Communication Technologies Ltd 信号切替装置およびそれを用いた伝送システム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0368228A (ja) * 1989-08-07 1991-03-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無瞬断切り替え方法
JPH1093480A (ja) * 1996-09-13 1998-04-10 Nec Eng Ltd 伝送路切替装置
JPH10126398A (ja) * 1996-10-17 1998-05-15 Nec Eng Ltd 位相合わせ回路
JPH10154972A (ja) * 1996-11-25 1998-06-09 Nec Corp 無瞬断切替方式
JP2002124919A (ja) * 2000-10-18 2002-04-26 Oki Electric Ind Co Ltd 光パス交換装置
JP2003124971A (ja) * 2001-10-16 2003-04-25 Hitachi Ltd MPLSFastReroute機能付き通信装置、及びこれを用いた通信網及び通信方法
JP2003324404A (ja) * 2002-03-01 2003-11-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無瞬断切替システム及び伝送装置
JP2005012306A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Mitsubishi Electric Corp ノード装置
JP2005027144A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 Hitachi Communication Technologies Ltd 信号切替装置およびそれを用いた伝送システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9716650B2 (en) 2013-07-19 2017-07-25 Fujitsu Limited Communication system and transfer apparatus
KR20190114748A (ko) * 2018-03-29 2019-10-10 현대자동차주식회사 차량 네트워크에서 백업 경로를 설정하는 방법 및 장치
KR102610921B1 (ko) * 2018-03-29 2023-12-05 현대자동차주식회사 차량 네트워크에서 백업 경로를 설정하는 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US20080192625A1 (en) 2008-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8693880B2 (en) Wavelength path communication node apparatus, wavelength path communication control method, and recording medium
US7174096B2 (en) Method and system for providing protection in an optical communication network
US8693864B2 (en) Optical network system, optical redundant switching apparatus, and WDM apparatus
US20040161232A1 (en) Protection switching architecture and method of use
WO2009081449A1 (ja) 波長分割多重装置及び光信号の分散補償方法
US8290373B2 (en) Wavelength division multiplexer and regenerative repeating method in wavelength division multiplexing network
JP2010193184A (ja) 光リングネットワークシステム及び光伝送装置
US8279762B2 (en) Interface switching method and device
CN102907022B (zh) 带有恢复路径的光网络节点
JP2008199284A (ja) 伝送システムにおける冗長切替システムおよび冗長切替方法
US8861956B2 (en) Apparatus and method for switching paths in a wavelength-multiplexing network
JP2010213009A (ja) 光伝送装置、光伝送装置を備えた光伝送システム、及び光伝送装置の制御方法
JP5482102B2 (ja) 信号伝送方法、伝送装置
JP2002185485A (ja) 光リングネットワークシステム、光ノード装置および光リングネットワークシステム冗長化方法
JP5730737B2 (ja) マルチリング網におけるパス設定方法及びパス切替方法
JP2005295464A (ja) 光伝送システム
JP2009232224A (ja) 光信号分割伝送システム、光送信機、光受信機及び光信号分割伝送方法
JP4679090B2 (ja) 送端切替方法およびセット予備端局装置
JP3716840B2 (ja) 無瞬断切替システム及び伝送装置
JP2009159481A (ja) 光切替方法および光切替システム
JP4432618B2 (ja) 光通信装置
JPH0774729A (ja) 光送受信装置
KR20080087375A (ko) 파장가변 레이저를 이용한 보호절체기능을 가진 파장분할다중화 장치
JP2001352309A (ja) Wdmシステム
JP2010130152A (ja) 伝送システム、伝送装置および伝送システムの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080616

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20090513

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100115

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20110705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120306