JP2008199275A - 手ぶれ補正装置及びプログラム - Google Patents

手ぶれ補正装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008199275A
JP2008199275A JP2007032052A JP2007032052A JP2008199275A JP 2008199275 A JP2008199275 A JP 2008199275A JP 2007032052 A JP2007032052 A JP 2007032052A JP 2007032052 A JP2007032052 A JP 2007032052A JP 2008199275 A JP2008199275 A JP 2008199275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera shake
amount
imaging
image
shake correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007032052A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4876952B2 (ja
JP2008199275A5 (ja
Inventor
Toshihiro Osawa
俊弘 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2007032052A priority Critical patent/JP4876952B2/ja
Publication of JP2008199275A publication Critical patent/JP2008199275A/ja
Publication of JP2008199275A5 publication Critical patent/JP2008199275A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4876952B2 publication Critical patent/JP4876952B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】微小な手ぶれ補正を適正に行う。
【解決手段】撮像装置100であって、シャッターボタン3aにより指示された撮像部1による被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出する移動量検出部5と、検出された手ぶれ量に応じて手ぶれ補正量を決定する処理と、決定された前記手ぶれ補正量に基づいて、撮像素子1bを撮像レンズ群1aに対して光軸方向に略直交する方向に移動させて手ぶれを補正する処理と、手ぶれ発生前後の2つの画像データの差分に係る画像差分データを取得して、当該画像差分データに基づいて手ぶれ補正量を修正する処理とを行う手ぶれ補正制御部11とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体の撮像の際の手ぶれを補正する手ぶれ補正装置及びプログラムに関する。
近年、デジタルスチルカメラ等の撮像装置には、被写体の撮像の際の手ぶれを補正する処理を行う手ぶれ補正機構が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
この手ぶれ補正機構にあっては、角速度センサ等によりユーザの手ぶれを常時監視して、その手ぶれ度合いに応じて撮像素子や撮像レンズを高速移動させるためのアクチュエータの駆動量を決定する。
ところで、手ぶれ度合いに応じた撮像素子や撮像レンズの高速移動の度合いは、所定の比例定数により規定されている。
この比例定数は、予め光学系の焦点距離などの各定数や手ぶれ検出部の設置位置等を考慮して所定の調整作業に従って調整されて、固定値として設定される。
特開2002−116476号公報
しかしながら、上記特許文献1等のように、比例定数が固定値として設定されていると、経年劣化などにより手ぶれ補正機構の特性が変化した場合には、手ぶれ度合いと比例定数値とがずれてしまい、微小な手ぶれ補正ができなくなるといった問題がある。
そこで、本発明の課題は、微小な手ぶれ補正を適正に行うことができる手ぶれ補正装置及びプログラムを提供することである。
請求項1に記載の発明の手ぶれ補正装置は、
撮像レンズと、前記撮像レンズにより結像された被写体の光学像を光電変換して画像情報を出力する撮像素子とを有する撮像手段と、
前記撮像手段による被写体の撮像を指示する操作手段と、
前記操作手段により指示された前記撮像手段による被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出する手ぶれ量検出手段と、
前記手ぶれ量検出手段により検出された前記手ぶれ量に応じて手ぶれ補正量を決定する手ぶれ補正量決定手段と、
前記手ぶれ補正量決定手段により決定された前記手ぶれ補正量に基づいて、前記撮像レンズ及び前記撮像素子のうちの何れか一方を他方に対して光軸方向に略直交する方向に移動させて手ぶれを補正する手ぶれ補正手段と、
前記撮像手段による被写体の撮像時及び撮像後に前記撮像素子から出力された2つの画像情報の差分に係る画像差分情報を取得する画像差分情報取得手段と、
前記画像差分情報取得手段により取得された前記画像差分情報に基づいて、前記手ぶれ補正量決定手段により決定された前記手ぶれ補正量を修正する手ぶれ補正量修正手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、
撮像レンズと、前記撮像レンズにより結像された被写体の光学像を光電変換して画像情報を出力する撮像素子とを有する撮像手段と、
前記撮像手段による被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出する手ぶれ量検出手段と、
前記手ぶれ量検出手段により検出された前記手ぶれ量に応じて手ぶれ補正量を決定する手ぶれ補正量決定手段と、
前記手ぶれ補正量決定手段により決定された前記手ぶれ補正量に基づいて、前記撮像レンズ及び前記撮像素子のうちの何れか一方を他方に対して光軸方向に略直交する方向に移動させて手ぶれを補正する手ぶれ補正手段と、
前記手ぶれ量検出手段による前記手ぶれ量の検出回数を取得する検出回数取得手段と、
前記検出回数取得手段により取得された前記検出回数に基づいて、前記手ぶれ量検出手段により検出された前記手ぶれ量を調整する手ぶれ量調整手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の手ぶれ補正装置において、
前記手ぶれ量調整手段は、前記手ぶれ量検出手段により検出された複数の前記手ぶれ量の積算値を前記検出回数取得手段により取得された前記検出回数により除算して手ぶれ量の平均値を算出することを特徴としている。
請求項4に記載の発明のプログラムは、
撮像レンズと、前記撮像レンズにより結像された被写体の光学像を光電変換して画像情報を出力する撮像素子とを有する撮像手段と、前記撮像手段による被写体の撮像を指示する操作手段とを備える手ぶれ補正装置に、
前記操作手段により指示された前記撮像手段による被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出する機能と、
検出された前記手ぶれ量に応じて手ぶれ補正量を決定する機能と、
決定された前記手ぶれ補正量に基づいて、前記撮像レンズ及び前記撮像素子のうちの何れか一方を他方に対して光軸方向に略直交する方向に移動させて手ぶれを補正する機能と、
前記撮像手段による被写体の撮像時及び撮像後に前記撮像素子から出力された2つの画像情報の差分に係る画像差分情報を取得する機能と、
取得された前記画像差分情報に基づいて、決定された前記手ぶれ補正量を修正する機能と、
を実現することを特徴としている。
請求項5に記載の発明のプログラムは、
撮像レンズと、前記撮像レンズにより結像された被写体の光学像を光電変換して画像情報を出力する撮像素子とを有する撮像手段を備える手ぶれ補正装置に、
前記撮像手段による被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出する機能と、
前記手ぶれ量の検出回数を取得する機能と、
取得された前記検出回数に基づいて、検出された前記手ぶれ量を調整する機能と、
調整された前記手ぶれ量に応じて手ぶれ補正量を決定する機能と、
決定された前記手ぶれ補正量に基づいて、前記撮像レンズ及び前記撮像素子のうちの何れか一方を他方に対して光軸方向に略直交する方向に移動させて手ぶれを補正する機能と、
を実現することを特徴としている。
本発明によれば、微小な手ぶれ補正を適正に行うことができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した実施形態1の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
実施形態1の撮像装置(手ぶれ補正装置)100は、例えば、被写体の撮像の際の手ぶれを補正する手ぶれ補正量を画像差分データに基づいて補正するものである。
具体的には、撮像装置100は、例えば、図1に示すように、撮像部1と、表示部2、操作部3と、記録媒体4と、移動量検出部5と、アクチュエータドライバ6と、アクチュエータ7と、位置検出部8と、電源部9と、メモリ10と、手ぶれ補正制御部11と、主制御部12等を備えて構成されている。
撮像部1は、撮像レンズ群1aと、撮像素子1b等を備えている。
撮像レンズ群1aは、フォーカス機能及びズーム機能を有し、複数の撮像レンズ群1aから構成されている。
撮像素子1bは、撮像レンズ群1aにより結像された被写体像を二次元の画像信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等から構成されている。
なお、撮像素子1bから出力される画像信号は、図示しない画像信号処理部により所定の画像処理が施された後、主制御部12に対して出力される。
表示部2は、撮像部1により撮像された画像を表示するものである。即ち、表示部2は、主制御部12から適宜出力される画像データに基づいて所定の画像を表示する。
操作部3は、当該撮像装置100の所定操作を行うためのものであり、例えば、シャッターボタン3a等を備えている。
シャッターボタン3aは、操作手段として、撮像部1による被写体の撮像を指示するものである。具体的には、シャッターボタン3aは、例えば、半押し操作と全押し操作との2段階の押圧操作が可能に構成され、半押し操作された段階で主制御部12の制御下でAF等が制御され、全押し操作された段階で撮像部1による本画像(記録画像)の撮像が指示される。
なお、シャッターボタン3aの所定操作に基づいて出力される操作信号は、図示しない入力回路を介して主制御部12に入力される。
記録媒体4は、例えば、カード型の不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)やハードディスク等により構成され、撮像部1により撮像された本画像の画像データを複数記憶する。
移動量検出部5は、例えば、角速度センサ等により構成され、手ぶれ量検出手段として、撮像部1による被写体の撮像の際の手ぶれ量(手ぶれの移動量)を検出する。そして、移動量検出部5は、検出した手ぶれの移動量を電圧値の可変データとして、手ぶれ補正制御部11に出力する。
アクチュエータドライバ6は、アクチュエータ7を駆動させるものであり、手ぶれ補正制御部11から出力された制御信号に従ってアクチュエータ7を駆動させる。
アクチュエータ7は、撮像素子1bをXY方向に駆動させるものである。
また、アクチュエータ7は、例えば、図2に示すように、ステージ13、固定用バネ14、保持用バネ15、X軸ガイドシャフト16、Y軸ガイドシャフト17等とともに撮像素子駆動機構50を構成している。
ステージ13は、撮像素子1bを搭載するものである。
固定用バネ14は、その弾性力でステージ13を所定位置に固定するものである。また、固定用バネ14は、例えば、ステージ13の右側及び下側に設けられ、右側の固定用バネ14は、Y軸方向に並んで2つ設けられて右側のY軸ガイドシャフト17を所定方向(例えば、図2中、奥側)に付勢し、また、下側の固定用バネ14は、X軸方向に並んで2つ設けられてX軸ガイドシャフト16を所定方向(例えば、図2中、奥側)に付勢する。
保持用バネ15は、その復元力でステージ13を略中央位置に保持するものである。また、保持用バネ15は、例えば、ステージ13の左側のY軸ガイドシャフト17及びX軸ガイドシャフト16の各々に2つずつ取り付けられて全部で4つ設けられている。
X軸ガイドシャフト16は、ステージ13を支持してX軸方向(例えば、水平方向)への移動を案内するものであり、ステージ13の下側に設けられている。
Y軸ガイドシャフト17は、ステージ13を支持してY軸方向(例えば、垂直方向)への移動を案内するものであり、ステージ13の左右に2つ設けられている。
アクチュエータ7は、例えば、マグネットやコイル(図示略)等から構成され、X軸アクチュエータ7x及びY軸アクチュエータ7yを備えている。
X軸アクチュエータ7xは、アクチュエータドライバ6から印加される所定量の電圧に応じてステージ13を、Y軸ガイドシャフト17、右側のY軸ガイドシャフト17を付勢する固定用バネ14並びに左側のY軸ガイドシャフト17に取り付けられた2つの保持用バネ15とともにX軸方向に移動させる。
Y軸アクチュエータ7yは、アクチュエータドライバ6から印加される所定量の電圧に応じてステージ13をY軸方向に移動させる。
これにより、アクチュエータ7は、撮像素子(一方)1bを当該撮像装置100の所定位置に取り付けられた撮像レンズ群(他方)1aに対して光軸方向に略直交するXY方向に移動させる。
位置検出部8は、例えば、ホールセンサ等により構成され、アクチュエータ7の駆動による移動する撮像素子1bのX軸方向及びY軸方向の各位置を検出する。
電源部9は、当該撮像装置100を構成する各部に電源を供給するものである。
手ぶれ補正制御部11は、図示しないCPU等を備えて構成され、メモリ10に記憶された各種処理プログラムに従って手ぶれ補正処理の実行を制御する。
主制御部12は、図示しないCPU等を備えて構成され、メモリ10に記憶された各種処理プログラムに従って当該撮像装置100の各部の動作を制御するものである。
メモリ10は、例えば、作業用メモリやプログラムメモリ等を備えて構成されている。
作業用メモリは、主制御部12や手ぶれ補正制御部11のCPUによって処理されるデータ等を一時記憶する。
プログラムメモリは、主制御部12や手ぶれ補正制御部11の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶するものであり、具体的には、手ぶれ補正量決定プログラム10a、手ぶれ補正プログラム10b、画像差分情報取得プログラム10c、手ぶれ補正量修正プログラム10d等を記憶している。
手ぶれ補正量決定プログラム10aは、手ぶれ補正制御部11を手ぶれ補正量決定手段として機能させるものである。即ち、手ぶれ補正量決定プログラム10aは、移動量検出部5により検出された手ぶれ量に応じて手ぶれ補正量を決定する手ぶれ補正量決定処理に係る機能を手ぶれ補正制御部11のCPUに実現させるためのプログラムである。
具体的には、移動量検出部5から出力された電圧値の可変データが手ぶれ補正制御部11のCPUに入力されると、当該CPUは手ぶれ補正量決定プログラム10aを実行して、手ぶれ量を1024階調の補正値として算出した後、算出した補正値からアクチュエータ7の駆動に必要な電流値と通電時間を算出(決定)して取得する。
手ぶれ補正プログラム10bは、手ぶれ補正量決定処理にて決定された手ぶれ補正量(電流値と通電時間)に基づいて、撮像素子1bを撮像レンズ群1aに対してXY方向(光軸方向に略直交する方向)に移動させて手ぶれを補正する処理に係る機能をCPUに実現させるためのプログラムである。
即ち、手ぶれ補正制御部11のCPUは、手ぶれ補正プログラム10bを実行して、手ぶれ補正量決定処理にて算出されたアクチュエータ7の駆動に必要な電流値と通電時間に基づいてアクチュエータドライバ6に対する制御信号を決定して、アクチュエータドライバ6に出力する。アクチュエータドライバ6は、CPUから出力され入力された制御信号に応じてアクチュエータ7の駆動を制御して、位置検出部8により撮像素子1bの位置を検出しながら当該撮像素子1bを搭載するステージ13をXY方向に移動させる(図3参照)。
ここで、手ぶれ補正制御部11及び撮像素子駆動機構50は、手ぶれ補正手段を構成している。
画像差分情報取得プログラム10cは、主制御部12のCPUを画像差分情報取得手段として機能させるものである。即ち、画像差分情報取得プログラム10cは、撮像部1による被写体の撮像時及び撮像後に撮像素子1bから出力された2つの画像データの差分に係る画像差分データを取得する画像差分情報取得処理に係る機能をCPUに実現させるためのプログラムである。
具体的には、シャッターボタン3aのユーザによる全押し操作に基づいて、主制御部12のCPUは画像差分情報取得プログラム10cを実行して、全押し操作時に撮像素子1bから出力された画像データと全押し操作解除直前に撮像素子1bから出力された画像データを、手ぶれ発生前後に撮像された被写体に係る画像データとして、手ぶれ発生前の画像データに係る撮影可能画素領域Rのうち、「有効画素領域Rb」内の画像と手ぶれ発生後の画像データに係る「有効画素領域Ra」内の画像とを比較して、XY方向それぞれに手ぶれ量(距離)を算出する。これにより、例えば、図4に示すように、差分データX及び差分データYが算出される。
手ぶれ補正量修正プログラム10dは、手ぶれ補正制御部11のCPUを手ぶれ補正量修正手段として機能させるものである。即ち、手ぶれ補正量修正プログラム10dは、画像差分情報取得処理にて算出された差分データX及び差分データY(画像差分データ)に基づいて、手ぶれ補正量決定処理にて決定された手ぶれ補正量を修正する手ぶれ補正量修正処理に係る機能をCPUに実現させるためのプログラムである。
ここで、手ぶれ補正量修正処理にあっては、例えば、PID制御方式が適用されている。即ち、CPUによる手ぶれ補正量修正プログラム10dの実行に基づいて、メモリ10の補正量修正テーブルTを参照して、画像差分情報取得処理にて算出された差分データX及び差分データYと各々対応するPID制御ゲインの「比例ゲインKp」、「積分ゲインTi」及び「微分ゲインTd」の各設定値を取得する。例えば、X軸方向の差分データXが11[μm]の手ぶれ量であった場合、「比例ゲインKp」:1.7、「積分ゲインTi」:1.2、「微分ゲインTd」:保持(設定値を継続する)となる。
そして、X軸方向及びY軸方向の各々について、「比例ゲインKp」、「積分ゲインTi」及び「微分ゲインTd」の各設定値から下記式(1)に従って操作量mを演算して、その値を補正値とする。
Figure 2008199275
ここで、eは、現在の偏差を表している。
補正量修正テーブルTは、例えば、図5(a)及び図5(b)に示すように、X軸方向の差分データX及びY軸方向の差分データY毎に設定されている。
X軸方向の差分データXにあっては、例えば、図5(a)に示すように、差分データX[μm]が5よりも小さい値の場合、「比例ゲインKp」:保持、「積分ゲインTi」:保持、「微分ゲインTd」:保持となり、5以上で10よりも小さい値の場合、「比例ゲインKp」:1.5、「積分ゲインTi」:保持、「微分ゲインTd」:保持となり、10以上で15よりも小さい値の場合、「比例ゲインKp」:1.7、「積分ゲインTi」:1.2、「微分ゲインTd」:保持となり、15以上で20よりも小さい値の場合、「比例ゲインKp」:2、「積分ゲインTi」:1.8、「微分ゲインTd」:保持となり、20以上の値の場合、「比例ゲインKp」、「積分ゲインTi」、「微分ゲインTd」はデフォルト値となる。
Y軸方向の差分データYにあっては、例えば、図5(b)に示すように、差分データY[μm]が5よりも小さい値の場合、「比例ゲインKp」:保持、「積分ゲインTi」:保持、「微分ゲインTd」:保持となり、5以上で10よりも小さい値の場合、「比例ゲインKp」:1.7、「積分ゲインTi」:1.1、「微分ゲインTd」:保持となり、10以上で15よりも小さい値の場合、「比例ゲインKp」:1.9、「積分ゲインTi」:1.4、「微分ゲインTd」:保持となり、15以上で20よりも小さい値の場合、「比例ゲインKp」:2.2、「積分ゲインTi」:2、「微分ゲインTd」:1.5となり、20以上の値の場合、「比例ゲインKp」、「積分ゲインTi」、「微分ゲインTd」はデフォルト値となる。
次に、手ぶれ補正処理について、図6〜図8を参照して詳細に説明する。
ここで、図6は、手ぶれ補正処理に係る動作の一例を示すシーケンスチャートである。また、図7は、手ぶれ補正処理におけるメイン補正処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図8は、手ぶれ補正処理におけるゲイン設定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、先ず、撮像装置100のシャッターボタン3aがユーザにより半押し操作(「ON操作」)されると(ステップS1)、主制御部12のCPUは、手ぶれ補正制御部11に対して、手ぶれ補正開始コマンドを出力する(ステップS2)。
手ぶれ補正制御部11にあっては、主制御部12から出力された手ぶれ補正開始コマンドが入力されると、当該手ぶれ補正制御部11のCPUは、メイン補正処理(手ぶれ補正制御処理)を開始する(ステップS3)。
以下に、メイン補正処理について図7を参照して説明する。
メイン補正処理が開始され(ステップS31)、移動量検出部5が、撮像部1による被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出すると(ステップS32)、手ぶれの移動量を電圧値の可変データとして手ぶれ補正制御部11に出力する。
手ぶれ補正制御部11にあっては、移動量検出部5から出力された電圧値の可変データが入力されると、CPUは、メモリ10から手ぶれ補正量決定プログラム10aを読み出して実行して、手ぶれ量(電圧値の可変データ)を1024階調の補正値として算出した後(ステップS33)、算出した補正値からアクチュエータ7の駆動に必要な電流値と通電時間を算出する手ぶれ補正量決定処理を実行する(ステップS34)。
その後、CPUは、メモリ10から手ぶれ補正プログラム10bを読み出して実行して、手ぶれ補正量決定処理にて算出された電流値と通電時間に基づいてアクチュエータドライバ6に対する制御信号を決定して、アクチュエータドライバ6に出力する。アクチュエータドライバ6は、CPUから出力され入力された制御信号に応じてアクチュエータ7の駆動を制御して撮像素子1bを搭載するステージ13をXY方向に移動させる(ステップS35)。
このとき、位置検出部8は、アクチュエータ7の駆動による移動する撮像素子1bのX軸方向及びY軸方向の各位置を検出する(ステップS36)。
そして、CPUは、メモリ10から読み出した所定の判定プログラム(図示略)の実行に基づいて、手ぶれ補正後の予想移動位置と撮像素子1bの移動した位置に係る位置差分データを算出して、撮像素子1bが予想移動位置に移動したか否かを判定する(ステップS37)。ここで、撮像素子1bが予想移動位置に移動していないと判定されると(ステップS37;NO)、CPUは、算出された位置差分データを手ぶれの補正値として設定して(ステップS38)、ステップS34に移行する。
一方、ステップS37にて、撮像素子1bが予想移動位置に移動したと判定されると(ステップS37;YES)、CPUは、主制御部12から出力される手ぶれ補正終了コマンドが入力されるまで(ステップS39;未入力)、ステップS32に移行して、それ以降の処理の実行を制御する。
なお、ステップS39にて、主制御部12から出力された手ぶれ補正終了コマンドが入力されると(ステップS39;入力)、CPUは、アクチュエータ7に対する通電を停止させるようにアクチュエータドライバ6に対する制御信号を決定して出力する(ステップS40)。
これにより、メイン補正処理を終了する。
また、メイン補正処理の手ぶれ補正制御中に、シャッターボタン3aがユーザにより全押し操作されると(ステップS4)、主制御部12のCPUは、撮像部1を制御して、1枚目の画像を撮影して、撮像素子1bから出力された画像データを本画像として記録媒体4に記録させる(ステップS5)。そして、CPUは、撮像部1を制御して、ユーザによるシャッターボタン3aのOFF操作(全押し操作解除)直前の画像(2枚目)を取得する(ステップS6)。
次に、ユーザによるシャッターボタン3aの操作が解除(OFF操作)されると、主制御部12のCPUは、手ぶれ補正制御部11に対して、手ぶれ補正終了コマンドを出力する(ステップS7)。
手ぶれ補正制御部11にあっては、主制御部12から出力された手ぶれ補正終了コマンドが入力されると(図7参照)、手ぶれ補正制御部11のCPUは、メイン補正処理を終了させる(ステップS8)。
その後、主制御部12のCPUは、メモリ10から画像差分情報取得プログラム10cを読み出して実行して、撮像部1による被写体の撮像時及び撮像後に撮像素子1bから出力された1枚目及び2枚目の画像に係る画像データを比較して、差分データX及び差分データY(画像差分データ)を算出した後、手ぶれ補正制御部11に対して、画像差分データを含む画像差分データ通知コマンドを出力する(ステップS9)。
手ぶれ補正制御部11にあっては、主制御部12から出力された画像差分データ通知コマンドが入力されると、当該手ぶれ補正制御部11のCPUは、ゲイン設定処理を実行する(ステップS10)。
以下に、ゲイン設定処理について図8を参照して説明する。
ゲイン設定処理にあっては、手ぶれ補正制御部11のCPUは、メモリ10から手ぶれ補正量修正プログラム10dを読み出して実行して、先ず、画像差分データ通知コマンドに含まれる画像差分データを取得する(ステップS101)。続けて、CPUは、画像差分データ(差分データX及び差分データY)を補正量修正テーブルTのPID制御ゲインの設定値と比較して(ステップS102)、差分データX及び差分データYと各々対応する「比例ゲインKp」、「積分ゲインTi」及び「微分ゲインTd」の各設定値を取得する(ステップS103)。その後、CPUは、取得した設定値をPID制御演算式のゲイン値に設定する(ステップS104)。
次に、CPUは、メモリ10から読み出した所定の判定プログラム(図示略)を実行して、画像差分データの値が所定の基準値を超えたか否かを判定する(ステップS105)。ここで、画像差分データの値が所定の基準を超えていないと判定されると(ステップS105;NO)、CPUは、主制御部12に対して、正常終了通知コマンドを出力する(ステップS106)。一方、ステップS105にて、画像差分データの値が所定の基準を超えた、即ち、手ぶれ補正機構が故障して予想以上の画像差分データになったと判定されると(ステップS105;YES)、CPUは、主制御部12に対して、故障中通知コマンドを送信する(ステップS107)。
これにより、ゲイン設定処理を終了する。
以上のようにして、手ぶれ補正前後に係る画像差分データに基づいてPID制御演算式の「比例ゲインKp」、「積分ゲインTi」及び「微分ゲインTd」を設定して、その後の撮像に活用することができる。
従って、実施形態1の撮像装置100によれば、手ぶれ発生前後の2つの画像データの差分に係る画像差分データに基づいて、移動量検出部5による手ぶれ量の検出結果に従って決定された手ぶれ補正量を修正することができる。つまり、画像差分データを手ぶれ補正処理にフィードバックして手ぶれ補正量を修正することができ、微小な手ぶれ補正を適正に行うことができる。
なお、上記実施形態1では、ゲイン設定処理にて設定されたPID制御ゲインを次の本画像の撮像処理における手ぶれ補正処理に適用するようにしたが、これに限られるものではなく、当該PID制御ゲインの設定に用いられた撮像中の本画像に反映させるようにしても良い。
[実施形態2]
図9は、実施形態2の撮像装置200の概略構成を示すブロック図である。また、図10は、撮像装置200によるゲイン調整処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
実施形態2の撮像装置200は、PID制御ゲインを移動量検出部5による手ぶれ量の検出回数に応じて調整するゲイン調整処理を行うものである。
なお、実施形態2の撮像装置200、ゲイン調整処理を行う以外の点では、実施形態1におけるものと略同様であり、その詳細な説明については省略するものとする。
即ち、撮像装置200は、例えば、図9に示すように、カウンタ18を備え、このカウンタ18は、検出回数取得手段として、移動量検出部5による手ぶれ量の検出回数を計数するものである。また、カウンタ18は、計数された検出回数を手ぶれ補正制御部11に対して出力する。
また、撮像装置200のメモリ210には、手ぶれ量調整プログラム10eが記録されている。
手ぶれ量調整プログラム10eは、手ぶれ補正制御部11のCPUを手ぶれ量調整手段として機能させるものである。即ち、手ぶれ量調整プログラム10eは、カウンタ18により取得された手ぶれ量の検出回数に基づいて、移動量検出部5により検出された手ぶれ量を調整する手ぶれ量調整処理に係る機能をCPUに実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPUによる手ぶれ量調整プログラム10eの実行に基づいて、移動量検出部5により検出された複数の電圧値の可変データの積算値をカウンタ18により取得された検出回数により除算して手ぶれ量の平均値を算出する。
なお、移動量検出部5により検出された複数の電圧値の可変データの積算値は、例えば、メモリ210の所定領域に記録される。
次に、ゲイン調整処理について図10を参照して説明する。
手ぶれ補正処理のメイン補正処理(図7参照)のステップS32にて、移動量検出部5により手ぶれ量が検出されて、移動量検出部5から出力された電圧値の可変データが手ぶれ補正制御部11に入力されると、当該手ぶれ補正制御部11のCPUは、ゲイン調整処理を実行する。
ゲイン調整処理にあっては、CPUは、手ぶれの移動量(角速度センサの出力)を電圧値の可変データとして取得した後(ステップS201)、メモリ210の所定領域に記録させる(ステップS202)。
次に、CPUは、カウンタ18から出力された移動量検出部5による手ぶれ量の検出回数を取得すると、メモリ210から読み出された所定の判定プログラム(図示略)を実行して、手ぶれ量の検出回数(移動量検出部5からの出力値)を基準回数以上取得したか否かを判定する(ステップS203)。ここで、出力値が基準回数以上取得されたと判定されると(ステップS203;YES)、CPUは、メモリ210から手ぶれ量調整プログラム10eを読み出して実行して、メモリ210から電圧値の可変データの積算値を取得して、当該積算値をカウンタ18により計数された手ぶれ量の検出回数により除算して手ぶれ量の平均値を算出する。そして、CPUは、平均化された出力値(電圧値の可変データ)から現在使用しているPID制御ゲインの「比例ゲインKp」、「積分ゲインTi」及び「微分ゲインTd」を補正する(ステップS204)。その後、CPUは、補正したPID制御ゲインの値をPID制御演算式の新ゲイン値に設定する(ステップS205)。
これにより、ゲイン調整処理を終了する。
その後、メイン補正処理に移行して、新ゲイン値を設定したPID制御演算式を使用して手ぶれ補正値を求め、アクチュエータ7の駆動に必要な電流値と通電時間を算出する処理を実行する。
なお、ステップS203にて、移動量検出部5からの出力値が基準回数以上取得されていないと判定されると(ステップS203;NO)、CPUは、ゲイン調整処理を終了した後、ステップS201にて移動量検出部5により検出された新ゲイン値を設定したPID制御演算式を使用して、手ぶれ量に応じて手ぶれ補正値を算出する。
以上のように、実施形態2の撮像装置200によれば、移動量検出部5による手ぶれ量の検出回数に基づいて手ぶれ量を調整して、調整後の手ぶれ量に応じて手ぶれ補正量を決定することができる。具体的には、移動量検出部5により検出された電圧値の可変データの積算値をカウンタ18により計数された手ぶれ量の検出回数により除算して手ぶれ量の平均値を算出して、当該平均値から現在のPID制御ゲインを補正して設定することができる。従って、ユーザの撮像の際の特徴を学習していって手ぶれ補正量を調整することができ、微小な手ぶれ補正を適正に行うことができる。
なお、上記実施形態2では、画像差分情報取得プログラム10cや手ぶれ補正量修正プログラム10dを実行して画像差分データの取得や手ぶれ補正量の修正等を行うようにしたが、これに限られるものではなく、画像差分データの取得や手ぶれ補正量の修正を行うか否かは適宜任意に変更することができる。
また、上記実施形態2では、特定の一ユーザを対象としてPID制御ゲインを設定するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、複数のユーザを対象として各人に対してPID制御ゲインを設定するようにしても良い。これにより、各ユーザ毎の手ぶれ補正量の精度を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態1及び2では、撮像レンズ群1aを固定して撮像素子1bをXY方向に移動させるようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、撮像素子1bを固定して撮像レンズ群1aを移動させるようにしても良い。
加えて、上記実施形態では、手ぶれ補正量決定手段、手ぶれ補正手段、手ぶれ補正量修正手段及び手ぶれ量調整手段としての機能を、手ぶれ補正制御部11のCPUによって、また、画像差分情報取得手段としての機能を、主制御部12のCPUによって、所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、例えば、各種機能を実現するためのロジック回路等から構成しても良い。
本発明を適用した実施形態1の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置を構成する撮像素子駆動機構を示す斜視図である。 図1の撮像装置による手ぶれ補正処理に係る構成を説明するためのブロック図である。 図3の手ぶれ補正処理に係る画像差分データを説明するための図である。 図3の手ぶれ補正処理に係る補正量修正テーブルを示す図である。 図3の手ぶれ補正処理に係る動作の一例を示すシーケンスチャートである。 図3の手ぶれ補正処理のメイン補正処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図3の手ぶれ補正処理のゲイン設定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 本発明を適用した実施形態2の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図9の撮像装置によるゲイン調整処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100、200 撮像装置(手ぶれ補正装置)
1 撮像部(撮像手段)
1a 撮像レンズ群
1b 撮像素子
3a シャッターボタン(操作手段)
5 移動量検出部(手ぶれ量検出手段)
7 アクチュエータ
11 手ぶれ補正制御部(手ぶれ補正量決定手段、手ぶれ補正手段、手ぶれ補正量修正手段、手ぶれ量調整手段)
12 主制御部(画像差分情報取得手段)
18 カウンタ(検出回数取得手段)
50 撮像素子駆動機構

Claims (5)

  1. 撮像レンズと、前記撮像レンズにより結像された被写体の光学像を光電変換して画像情報を出力する撮像素子とを有する撮像手段と、
    前記撮像手段による被写体の撮像を指示する操作手段と、
    前記操作手段により指示された前記撮像手段による被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出する手ぶれ量検出手段と、
    前記手ぶれ量検出手段により検出された前記手ぶれ量に応じて手ぶれ補正量を決定する手ぶれ補正量決定手段と、
    前記手ぶれ補正量決定手段により決定された前記手ぶれ補正量に基づいて、前記撮像レンズ及び前記撮像素子のうちの何れか一方を他方に対して光軸方向に略直交する方向に移動させて手ぶれを補正する手ぶれ補正手段と、
    前記撮像手段による被写体の撮像時及び撮像後に前記撮像素子から出力された2つの画像情報の差分に係る画像差分情報を取得する画像差分情報取得手段と、
    前記画像差分情報取得手段により取得された前記画像差分情報に基づいて、前記手ぶれ補正量決定手段により決定された前記手ぶれ補正量を修正する手ぶれ補正量修正手段と、
    を備えることを特徴とする手ぶれ補正装置。
  2. 撮像レンズと、前記撮像レンズにより結像された被写体の光学像を光電変換して画像情報を出力する撮像素子とを有する撮像手段と、
    前記撮像手段による被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出する手ぶれ量検出手段と、
    前記手ぶれ量検出手段により検出された前記手ぶれ量に応じて手ぶれ補正量を決定する手ぶれ補正量決定手段と、
    前記手ぶれ補正量決定手段により決定された前記手ぶれ補正量に基づいて、前記撮像レンズ及び前記撮像素子のうちの何れか一方を他方に対して光軸方向に略直交する方向に移動させて手ぶれを補正する手ぶれ補正手段と、
    前記手ぶれ量検出手段による前記手ぶれ量の検出回数を取得する検出回数取得手段と、
    前記検出回数取得手段により取得された前記検出回数に基づいて、前記手ぶれ量検出手段により検出された前記手ぶれ量を調整する手ぶれ量調整手段と、
    を備えることを特徴とする手ぶれ補正装置。
  3. 前記手ぶれ量調整手段は、前記手ぶれ量検出手段により検出された複数の前記手ぶれ量の積算値を前記検出回数取得手段により取得された前記検出回数により除算して手ぶれ量の平均値を算出することを特徴とする請求項2に記載の手ぶれ補正装置。
  4. 撮像レンズと、前記撮像レンズにより結像された被写体の光学像を光電変換して画像情報を出力する撮像素子とを有する撮像手段と、前記撮像手段による被写体の撮像を指示する操作手段とを備える手ぶれ補正装置に、
    前記操作手段により指示された前記撮像手段による被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出する機能と、
    検出された前記手ぶれ量に応じて手ぶれ補正量を決定する機能と、
    決定された前記手ぶれ補正量に基づいて、前記撮像レンズ及び前記撮像素子のうちの何れか一方を他方に対して光軸方向に略直交する方向に移動させて手ぶれを補正する機能と、
    前記撮像手段による被写体の撮像時及び撮像後に前記撮像素子から出力された2つの画像情報の差分に係る画像差分情報を取得する機能と、
    取得された前記画像差分情報に基づいて、決定された前記手ぶれ補正量を修正する機能と、
    を実現することを特徴とするプログラム。
  5. 撮像レンズと、前記撮像レンズにより結像された被写体の光学像を光電変換して画像情報を出力する撮像素子とを有する撮像手段を備える手ぶれ補正装置に、
    前記撮像手段による被写体の撮像の際の手ぶれ量を検出する機能と、
    前記手ぶれ量の検出回数を取得する機能と、
    取得された前記検出回数に基づいて、検出された前記手ぶれ量を調整する機能と、
    調整された前記手ぶれ量に応じて手ぶれ補正量を決定する機能と、
    決定された前記手ぶれ補正量に基づいて、前記撮像レンズ及び前記撮像素子のうちの何れか一方を他方に対して光軸方向に略直交する方向に移動させて手ぶれを補正する機能と、
    を実現することを特徴とするプログラム。
JP2007032052A 2007-02-13 2007-02-13 手ぶれ補正装置及びプログラム Expired - Fee Related JP4876952B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007032052A JP4876952B2 (ja) 2007-02-13 2007-02-13 手ぶれ補正装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007032052A JP4876952B2 (ja) 2007-02-13 2007-02-13 手ぶれ補正装置及びプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008199275A true JP2008199275A (ja) 2008-08-28
JP2008199275A5 JP2008199275A5 (ja) 2010-03-25
JP4876952B2 JP4876952B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=39757836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007032052A Expired - Fee Related JP4876952B2 (ja) 2007-02-13 2007-02-13 手ぶれ補正装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4876952B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114631056A (zh) * 2019-10-29 2022-06-14 富士胶片株式会社 摄像支援装置、摄像支援系统、摄像系统、摄像支援方法及程序

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05313059A (ja) * 1992-05-11 1993-11-26 Nikon Corp 自動焦点調節装置
JPH0946574A (ja) * 1995-07-26 1997-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像動き補正装置
JP2001273035A (ja) * 2000-03-28 2001-10-05 Minolta Co Ltd 形状記憶合金を含むアクチュエータを用いた制御装置のサーボ制御調整方法
JP2002116476A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Ricoh Co Ltd 手振れ補正機能付き撮像装置
JP2004239962A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Nikon Corp ブレ補正カメラシステム、ブレ補正カメラ、画像回復装置及びブレ補正プログラム
JP2006343639A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Fujifilm Holdings Corp デジタルカメラ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05313059A (ja) * 1992-05-11 1993-11-26 Nikon Corp 自動焦点調節装置
JPH0946574A (ja) * 1995-07-26 1997-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像動き補正装置
JP2001273035A (ja) * 2000-03-28 2001-10-05 Minolta Co Ltd 形状記憶合金を含むアクチュエータを用いた制御装置のサーボ制御調整方法
JP2002116476A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Ricoh Co Ltd 手振れ補正機能付き撮像装置
JP2004239962A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Nikon Corp ブレ補正カメラシステム、ブレ補正カメラ、画像回復装置及びブレ補正プログラム
JP2006343639A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Fujifilm Holdings Corp デジタルカメラ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114631056A (zh) * 2019-10-29 2022-06-14 富士胶片株式会社 摄像支援装置、摄像支援系统、摄像系统、摄像支援方法及程序
US11895403B2 (en) 2019-10-29 2024-02-06 Fujifilm Corporation Imaging support device that performs registration control for setting a detected subject image position, imaging support system, imaging system, imaging support method, and program

Also Published As

Publication number Publication date
JP4876952B2 (ja) 2012-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10244170B2 (en) Image-shake correction apparatus and control method thereof
KR101799597B1 (ko) 교환 렌즈, 교환 렌즈의 제어 방법 및 컴퓨터로 판독가능한 기록 매체
JP6506517B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法、及び撮像装置
KR101728590B1 (ko) 촬상 장치 및 그 제어 방법
US7907205B2 (en) Optical apparatus with unit for correcting blur of captured image caused by displacement of optical apparatus in optical-axis direction
JP6080505B2 (ja) 像振れ補正装置およびその制御方法
JP6749791B2 (ja) 撮像装置及び自動焦点調節方法
WO2010004764A1 (ja) 撮像装置
JP2009086186A (ja) 撮像装置及びプログラム
JP6454869B2 (ja) 撮像装置
JP6500238B2 (ja) 撮像装置、撮像方法及び撮像プログラム
JP2009008858A (ja) ブレ補正装置及び撮像装置
US9563068B2 (en) Image shake correction device, control method thereof, and image pickup apparatus
JP5932410B2 (ja) 撮像装置
JP6818473B2 (ja) ブレ補正装置およびその制御方法、撮像装置
JP6548211B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2008197209A (ja) カメラ
JP4876952B2 (ja) 手ぶれ補正装置及びプログラム
JP6373145B2 (ja) 撮像装置および電子補正方法
JP2012013778A (ja) 撮像装置
JP6702100B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP2016066007A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2014092756A (ja) 像振れ補正装置およびそれを備えた光学機器、撮像装置および像振れ補正装置の制御方法
JP2004252486A (ja) 撮像装置における像ぶれ補正装置
JP2008257033A (ja) カメラ、レンズ鏡筒、カメラの製造方法、およびレンズ鏡筒の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100204

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110912

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4876952

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees