JP2008198854A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実にオン電流を向上させることができる半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】シリコン基板1の表面に、凹み部3が形成されている。シリコン基板1の表面は(001)面である。また、凹み部3の底面は(001)面であり、傾斜面の一方は(111)面であり、他方は(−1−11)面である。凹み部3の底面及び傾斜面上にゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜4が形成されている。シリコン絶縁膜4上にゲート電極11が形成されている。ゲート電極11は、凹み部3の底面の上方に位置するニッケルシリサイド膜8、及び傾斜面の上方に位置する不純物導入部10から構成されている。不純物導入部10は、ニッケルシリサイド膜にn型不純物が導入されて構成されている。従って、不純物導入部10の仕事関数は、ニッケルシリサイド膜8の仕事関数よりも小さくなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、オン電流の向上を図った半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、MOS型電界効果トランジスタ(MOSFET)について、オン電流を高く維持したまま微細化することが要請されている。そして、電界効果トランジスタに関し、ソース端におけるキャリアの注入初速度を向上させることによりオン電流が向上することが報告されている(非特許文献1)。また、pチャネルMOS型電界効果トランジスタに関し、移動方向を{110}面内の<110>方向にした場合に、正孔の移動度が最も高くなることが報告されている(非特許文献2)。
これらの報告を考慮すると、pチャネルMOS型電界効果トランジスタでは、ソース端における正孔の移動方向を{110}面内の<110>方向にすることにより、オン電流を向上させることができると考えられる。
しかしながら、現在の半導体装置の製造技術では、ソース端における正孔の移動方向を{111}面内の<110>方向にすることは非常に困難である。
特開2000−82813号公報 特開平5−315605号公報 特開平6−97431号公報 L. Kucci et al., IEDM Tech. Dig., p.617 (2005) H. Irie et al., IEDM Tech. Dig., p.225 (2004)
本発明は、確実にオン電流を向上させることができる半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本願発明者は、前記課題を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明に想到した。
本願発明に係る半導体装置には、平坦面、及びこれを挟みそのミラー指数が{111}である傾斜面を備えた凹み部が表面に形成されたシリコン基板と、前記平坦面及び傾斜面上に形成されたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、が設けられている。そして、前記シリコン基板の表面に、前記傾斜面まで延在するソース領域及びドレイン領域が形成されている。
本願発明に係る半導体装置の製造方法では、シリコン基板の表面に、平坦面、及びこれを挟みそのミラー指数が{111}である傾斜面を備えた凹み部を形成し、その後、前記平坦面及び傾斜面上にゲート絶縁膜を形成する。次に、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する。そして、前記シリコン基板の表面に、前記傾斜面まで延在するソース領域及びドレイン領域を形成する。
本発明によれば、ミラー指数が{111}の傾斜面がチャネルとして機能する凹み部に設けられているため、ソース端における注入初速度を向上させ、オン電流を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。
本実施形態では、図1に示すように、シリコン基板1の表面に、凹み部3が形成されている。シリコン基板1の表面のミラー指数は(001)面である。また、凹み部3の底面(平坦面)のミラー指数は(001)面であり、傾斜面の一方のミラー指数は(111)面であり、他方のミラー指数は(−1−11)面である。そして、凹み部3の底面及び傾斜面上にゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜4が形成されている。また、シリコン絶縁膜4上にはゲート電極11が形成されている。ゲート電極11は、凹み部3の底面の上方に位置するニッケルシリサイド膜8、及び傾斜面の上方に位置する不純物導入部10から構成されている。不純物導入部10は、ニッケルシリサイド膜にn型不純物が導入されて構成されている。n型不純物としては、Sb(アンチモン)、As(砒素)及びP(リン)等が挙げられる。従って、不純物導入部10の仕事関数は、ニッケルシリサイド膜8の仕事関数よりも小さくなっている。また、不純物導入部10の側方には、シリコン酸化物等から構成されたサイドウォール13が形成されている。
また、シリコン基板1のサイドウォール13直下の表面には、低濃度不純物拡散層12が形成されている。低濃度不純物拡散層12にはp型不純物が導入されている。また、低濃度不純物拡散層12は、凹み部3の傾斜面まで延在しており、その一部は平面視で不純物導入部10と重なり合っている。更に、平面視で、ゲート電極11との間で低濃度不純物拡散層12を挟むようにして、高濃度不純物拡散層14がシリコン基板1の表面に形成されている。高濃度不純物拡散層14にもp型不純物が導入されている。一対の低濃度不純物拡散層12及び高濃度不純物拡散層14の対からソース領域が構成され、もう一対の低濃度不純物拡散層12及び高濃度不純物拡散層14の対からドレイン領域が構成されている。
このようにして、pチャネル電界効果トランジスタが構成されている。更に、このpチャネル電界効果トランジスタを覆う層間絶縁膜15が形成されている。層間絶縁膜15には、高濃度不純物拡散層14まで達するコンタクトホールが形成されており、その内部にコンタクトプラグ16が埋め込まれている。なお、高濃度不純物拡散層14とコンタクトプラグ16との間に、シリサイド層が形成されていてもよい。また、層間絶縁膜15には、ゲート電極11まで達するコンタクトホールも形成されており、その内部にもコンタクトプラグ(図示せず)が形成されている。そして、層間絶縁膜15上に、コンタクトプラグ16等に接続される配線17が形成されている。更に、他の層間絶縁膜及び配線等が形成されている。
前述のように、電界効果トランジスタでは、ソース端におけるキャリアの注入初速度を向上させることにより、高いオン電流を得ることができる。但し、従来、キャリアの注入初速度が理論的には向上するであろうという技術はあるものの、実際に電界効果トランジスタを製造することができる技術は確立されていない。例えば、シリコン基板の{110}面を露出させ、その上にトランジスタを形成する技術は確立されていない。
これに対し、本実施形態では、凹み部3の傾斜面が{111}面となっている。{111}面における正孔の移動度は、{110}面内の<110>方向ほどではないが、{001}面における移動度よりも高い。このことは、非特許文献2のFig.3等から理解できる。そして、本実施形態では、凹み部3の傾斜面まで低濃度不純物拡散層12が延在している。つまり、本実施形態では、ソース端におけるシリコン基板1の面方位が{111}面となっているのである。このため、従来のpチャネル電界効果トランジスタよりも、ソース端における正孔の注入初速度が向上し、高いオン電流を得ることができる。更に、{111}面は、{001}面に対してアルカリ性溶液を用いた異方性エッチングを行うことにより、露出させることが可能であることが知られており、本実施形態に係る半導体装置を製造する工程に困難なものは含まれていない。
更に、本実施形態では、低濃度不純物拡散層12がエクステンション領域として作用するが、この上方に、チャネルの中心部の上方に位置するニッケルシリサイド膜8よりも仕事関数が小さい不純物導入部10が存在しているため、ゲート電極11がニッケルシリサイド膜8のみから構成されている場合よりも、ソース端における正孔濃度が高い。従って、{111}面における正孔の移動度と{001}面における移動度との差が顕著である。
また、本実施形態では、エクステンション領域として作用する低濃度不純物拡散層12が凹み部3を挟むようにして形成されているため、そのチャネル側の端部における接合が浅い。つまり、ソース領域及びドレイン領域における浅い接合の実現が容易である。更に、エクステンション領域のシート抵抗も低い。
次に、本実施形態に係る半導体装置を製造する方法について説明する。図2A乃至図2Nは、本発明の実施形態に係る半導体装置を製造する方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図2Aに示すように、表面のミラー指数が(001)で、表面の導電型がn型のリコン基板1上にシリコン酸化膜2を堆積法等により形成する。シリコン酸化膜2の厚さは、例えば2nm程度とする。
次に、図2Bに示すように、シリコン酸化膜2のうちで凹み部3を形成する予定の部分をエッチングにより除去する。
次いで、図2Cに示すように、シリコン酸化膜2をマスクとし、アルカリ性溶液を用いてシリコン基板1の表面の異方性エッチングを行うことにより、凹み部3を形成する。この結果、凹み部3の底面のミラー指数は(001)となり、傾斜面のミラー指数は(111)及び(−1−11)となる。凹み部3の深さは、例えば10〜20nm程度とする。
その後、図2Dに示すように、シリコン基板1上にゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜4を堆積法又は熱酸化法等により形成する。シリコン酸化膜4の厚さは、例えば2nm程度とする。
続いて、図2Eに示すように、凹み部3の内側のシリコン酸化膜4上に多結晶シリコン膜5を形成する。多結晶シリコン膜5の厚さは、例えば2nm程度とする。多結晶シリコン膜5は、例えば全面に多結晶シリコン膜を形成した後に、これをパターニングすることにより得ることができる。
次に、シリコン酸化膜4上にシリコン窒化膜6を形成し、シリコン窒化膜6のエッチングを行うことにより、図2Fに示すように、多結晶シリコン膜5の上面を露出させる。シリコン窒化膜6は、多結晶シリコン膜5よりも厚くする。
次いで、図2Gに示すように、多結晶シリコン膜5上にニッケル膜7を形成する。
その後、熱処理を行うことにより、多結晶シリコン膜5とニッケル膜7とを反応させて、図2Hに示すように、ニッケルシリサイド膜8を形成する。そして、シリコン窒化膜6及びその下のシリコン酸化膜4を除去する。なお、ニッケルシリサイド膜8の形成の前にシリコン窒化膜6を除去してもよい。また、シリコン酸化膜4は、多結晶シリコン膜5の形成時等に除去しておいてもよい。
続いて、図2Iに示すように、ニッケルシリサイド膜8のうちで不純物導入部10を形成する予定の部分のみを露出するシリコン窒化膜9を形成する。換言すると、シリコン基板1の露出部分及びニッケルシリサイド膜8の中心部を覆うシリコン窒化膜9を形成する。
次に、図2Jに示すように、シリコン窒化膜9をマスクとし、Sb、As及びP等のn型不純物をニッケルシリサイド膜8にイオン注入することにより、不純物導入部10を形成する。
次いで、図2Kに示すように、シリコン窒化膜9を除去する。また、熱処理を行うことにより、不純物導入部10に導入されているn型不純物を偏析させて、不純物導入部10の仕事関数をニッケルシリサイド膜8の仕事関数よりも小さくする。このような偏析の過程は、雪かき効果とよばれることもある。
その後、ゲート電極11をマスクとし、B(ボロン)等のp型不純物をシリコン基板1にイオン注入することにより、図2Lに示すように、低濃度不純物拡散層12を形成する。低濃度不純物拡散層12における不純物濃度は、例えば5×1018cm-3〜1019cm-3程度とする。
続いて、図2Mに示すように、ゲート電極11の側方にサイドウォール13を形成する。更に、ゲート電極11及びサイドウォール13をマスクとし、B(ボロン)等のp型不純物をシリコン基板1にイオン注入することにより、高濃度不純物拡散層14を形成する。一対の低濃度不純物拡散層12及び高濃度不純物拡散層14の対からソース領域が構成され、もう一対の低濃度不純物拡散層12及び高濃度不純物拡散層14の対からドレイン領域が構成される。このようにして、pチャネル電界効果トランジスタが作製される。
次に、図2Lに示すように、pチャネル電界効果トランジスタを覆う層間絶縁膜15を形成し、この層間絶縁膜15に、高濃度不純物拡散層14まで到達するコンタクトホール及びゲート電極11まで到達するコンタクトホールを形成する。次いで、高濃度不純物拡散層14まで到達するコンタクトホール内に、タングステン等からなるコンタクトプラグ16を埋め込み、高濃度不純物拡散層14まで到達するコンタクトホール内に、タングステン等からなるコンタクトプラグ16を埋め込み、ゲート電極11まで到達するコンタクトホール内にもタングステン等からなるコンタクトプラグ(図示せず)を埋め込む。
その後、更に上層の層間絶縁膜及び配線等を形成する。このようにして、半導体装置が完成する。
次に、本願発明者が行ったオン電流の変化に関するシミュレーションの内容及び結果について説明する。図3は、シミュレーションにおいて基準とした電界効果トランジスタの構造を示す断面図であり、図4A乃至図4Dは、夫々シミュレーションの対象とした電界効果トランジスタの構造を示す断面図である。
このシミュレーションでは、図4A乃至図4Dに示す4種類の電界効果トランジスタにおけるオン電流を図3に示す電界効果トランジスタのオン電流と比較した。基準構造の電界効果トランジスタでは、図3に示すように、平面視でのソース21及びドレイン22とゲート23との重なり長を5nmとした。また、ソース21とドレイン22との間隔(チャネルの長さ)を30nmとした。また、ソース21、ドレイン22及びチャネルにおける正孔の移動度をいずれも300cm2-1-1とした。
一方、構造Aの電界効果トランジスタでは、図4Aに示すように、ソース21aの位置及び構造をソース21と同一としながら、ソース21aにおける正孔の移動度を400cm2-1-1とした。
構造Bの電界効果トランジスタでは、図4Bに示すように、ソース21bのチャネルから離間する側の端部の位置をソース21よりもチャネル寄りにしながら、ソース21bにおける正孔の移動度を400cm2-1-1とした。
構造Cの電界効果トランジスタでは、図4Cに示すように、ソース21cのチャネルから離間する側の端部の位置をソース21よりもチャネル寄りにすると共に、チャネル側の端部の位置をゲート電極23の端部に整合させながら、ソース21cにおける正孔の移動度を400cm2-1-1とした。
構造Cの電界効果トランジスタでは、図4Dに示すように、ソース21dのチャネルから離間する側の端部の位置をゲート電極23の端部に整合させながら、ソース21dにおける正孔の移動度を400cm2-1-1とした。
そして、構造A、B、C及びDの各電界効果トランジスタにおけるオン電流を算出し、基準構造の電界効果トランジスタにおけるオン電流と比較した。この結果を図5に示す。図5に示すように、構造A及びBの電界効果トランジスタにおいて、オン電流の向上率が特に顕著なものとなった。上述の実施形態では、構造A又はBと同様の構造が採用されているため、このシミュレーションの結果からもオン電流が向上するといえる。
なお、上述の実施形態に、所謂歪シリコン技術を組み合わせてもよい。例えば、ソース領域及びドレイン領域にSiGe層を埋め込んでもよい。また、窒化膜キャップを形成してもよい。
また、特許文献1には、凹み部の傾斜面と平坦面とのなす角の大きさを45度とすることが記載されているが、実際にこのような傾斜面を形成することは極めて困難である。
特許文献2には、ゲート電極内の仕事関数を異ならせることが記載されているが、仕事関数を異ならせるだけでは、十分にキャリアの移動度を向上させたり、オン電流を向上させたりすることはできない。
特許文献3には、傾斜面のミラー指数を(111)とすることが記載されているが、チャネルがソース領域及びドレイン領域よりも高い位置にあるため、ソース領域及びドレイン領域の形成が困難である。また、浅い接合の形成も困難である。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
平坦面、及びこれを挟みそのミラー指数が{111}である傾斜面を備えた凹み部が表面に形成されたシリコン基板と、
前記平坦面及び傾斜面上に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
前記シリコン基板の表面に形成され、前記傾斜面まで延在するソース領域及びドレイン領域と、
を有することを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記ソース領域及びドレイン領域の導電型がp型であることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記平坦面のミラー指数が{001}であることを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記ゲート電極の前記傾斜面の上方の部分の仕事関数が前記平坦面の上方の部分の仕事関数よりも小さいことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記5)
前記ゲート電極は、ニッケルシリサイド膜を有することを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記6)
シリコン基板の表面に、平坦面、及びこれを挟みそのミラー指数が{111}である傾斜面を備えた凹み部を形成する工程と、
前記平坦面及び傾斜面上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
前記シリコン基板の表面に、前記傾斜面まで延在するソース領域及びドレイン領域を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記7)
前記ソース領域及びドレイン領域の導電型をp型とすることを特徴とする付記6に記載の半導体装置の製造方法。
(付記8)
前記平坦面のミラー指数を{001}とすることを特徴とする付記6又は7に記載の半導体装置の製造方法。
(付記9)
前記ゲート電極の前記傾斜面の上方の部分の仕事関数を前記平坦面の上方の部分の仕事関数よりも小さくする工程を有することを特徴とする付記6乃至8のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
(付記10)
前記ゲート電極を形成する工程は、ニッケルシリサイド膜を形成する工程を有することを特徴とする付記6乃至9のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
本発明の実施形態に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Aに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Bに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Cに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Dに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Eに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Fに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Gに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Hに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Iに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Jに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Kに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Lに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図2Mに引き続き、半導体装置の製造方法を示す断面図である。 シミュレーションにおいて基準とした電界効果トランジスタの構造を示す断面図である。 電界効果トランジスタの構造Aを示す断面図である。 電界効果トランジスタの構造Bを示す断面図である。 電界効果トランジスタの構造Cを示す断面図である。 電界効果トランジスタの構造Dを示す断面図である。 シミュレーションの結果を示すグラフである。
符号の説明
1:シリコン基板
3:凹み部
4:シリコン酸化膜
8:ニッケルシリサイド膜
10:不純物導入部
11:ゲート電極

Claims (6)

  1. 平坦面、及びこれを挟みそのミラー指数が{111}である傾斜面を備えた凹み部が表面に形成されたシリコン基板と、
    前記平坦面及び傾斜面上に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記シリコン基板の表面に形成され、前記傾斜面まで延在するソース領域及びドレイン領域と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記平坦面のミラー指数が{001}であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ゲート電極の前記傾斜面の上方の部分の仕事関数が前記平坦面の上方の部分の仕事関数よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. シリコン基板の表面に、平坦面、及びこれを挟みそのミラー指数が{111}である傾斜面を備えた凹み部を形成する工程と、
    前記平坦面及び傾斜面上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記シリコン基板の表面に、前記傾斜面まで延在するソース領域及びドレイン領域を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記平坦面のミラー指数を{001}とすることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記ゲート電極の前記傾斜面の上方の部分の仕事関数を前記平坦面の上方の部分の仕事関数よりも小さくする工程を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013031938A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Hitachi Plant Mechanics Co Ltd シート状物の延伸機

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