JP2008197757A - タッチパネル及びタッチパネルを備えた液晶表示装置 - Google Patents

タッチパネル及びタッチパネルを備えた液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】偏光子としても機能するタッチパネルを構成して、液晶表示パネルを薄くできるタッチパネルを得ることを目的としている。
【解決手段】本発明のタッチパネルは、透明基板、前記透明基板の表面に形成され、導電膜からなるワイヤ3が所定ピッチで平行配列されてなるワイヤグリッド11、前記ワイヤグリッド11上に形成された保護膜を備え、前記ワイヤ3の長手方向と直交する方向に所定幅の範囲にある複数の前記ワイヤ3により検出用ワイヤ群12を複数構成するタッチスクリーン1と、複数の前記検出用ワイヤ群の両端部と電気的に接続され、複数の前記検出用ワイヤ群12と指示体との間に形成される静電容量の検出結果に基づいて前記指示体のタッチ位置を算出する検出処理回路19とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネル及びタッチパネルを備えた液晶表示装置に関するものである。
指などの指示体によるタッチを検出してその位置座標を特定するタッチパネルは、優れたユーザーインタフェースの手段として注目されており、抵抗膜方式や静電容量方式などの種々の方式を用いたタッチパネルが製品化されている。
静電容量方式の一つとして、タッチセンサが内蔵されるタッチスクリーンの前面側を数mm厚程度のガラス板等の保護板で覆った場合でもタッチ検出が可能なPCT(Projected Capacitive Touchscreen)方式がある。この方式は、保護板を前面に配置できるので堅牢性に優れている点と、手袋装着時でもタッチ検出が可能な点と、可動部がないため長寿命である点などの利点を有している。
例えば下記特許文献1記載のPCT方式を用いたタッチパネルのタッチスクリーンの構成は、静電容量を検出するための検出導体として、薄い誘電膜に形成された第1シリーズの導電材料パターン(導体エレメント)と、絶縁膜を隔て形成された第2シリーズの誘電材料パターンを備えており、導体間には電気的接触はなく複数の交点を形成している。誘電性材料として最適な材料は、例えば銀などの金属材料である。また、表示上その可視性が問題となり、可視性を低くする場合には酸化インジウムが用いられる。また、導電材料パターンに変えて、10〜20μmの細い電線も使用できる。
特表平9−511086号公報(7頁19〜8頁4行、同頁23行〜9頁6行、図1、図2)
このようなタッチパネルにあっては、表示装置と組み合わせて使用する場合、タッチスクリーンを液晶表示パネルなどの表示パネルの表示面側に装着して使用することになるので、タッチスクリーンの保持機構が別途必要となり、そのため表示装置全体が厚くなってしまうという問題があった。
また、導電材料パターンや細い電線を用いる場合、たとえパターン幅や線径が小さくても表示装置を組み合わせて使用するときには、外光の反射等により視認されてしまい、表示に影響を与えるという問題点があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、金属の導電膜からなるワイヤを所定ピッチで平行に配列することにより偏光子としても機能するタッチパネルを構成して、液晶表示パネルを薄くできるタッチパネルを得ることを目的とする。
また、ワイヤが外光を反射することによる表示コントラスト低下を防止するタッチパネルを得ることを目的とする。
本発明のタッチパネルは、透明基板、前記透明基板の表面に形成され、導電膜からなるワイヤが所定ピッチで平行配列されてなるワイヤグリッド偏光子、前記ワイヤ上に形成された保護膜を備え、前記ワイヤの長手方向と直交する方向に所定幅の範囲にある複数の前記ワイヤにより検出用ワイヤ群を複数構成するタッチスクリーンと、複数の前記検出用ワイヤ群の両端部と電気的に接続され、複数の前記検出用ワイヤ群と指示体との間に形成される静電容量の検出結果に基づいて前記指示体のタッチ位置を算出する検出処理回路とを備える。
本発明によれば、金属の導電膜からなるワイヤを所定ピッチで平行に配列することによりワイヤグリッド偏光子を形成し、複数のワイヤにより検出用ワイヤ群を複数構成するとともに、複数の検出用ワイヤ群と指示体との間に形成される静電容量の検出結果に基づいて指示体のタッチ位置を算出するよう構成したので、偏光子としても機能するタッチパネルを構成することができる。これにより、液晶表示装置と組み合わせて使用する場合、従来液晶表示装置の液晶表示パネルに必要とされた前面側の偏光板を省くことが可能となる。よって、液晶表示パネル、さらに液晶表示パネルを用いた液晶表示装置を薄くすることができるとともに、製造工程数や部材を減らすことができ、コストを低減することができる。また、タッチスクリーンを液晶表示パネルと貼り付けて一体化することにより、従来必要であったタッチスクリーンの保持機構を無くすことができ、さらに液晶表示装置を薄くすることができる。
[実施の形態1]
図1は本発明のタッチパネルにおけるタッチスクリーン1の構成を示す断面図であり、図2はその平面図である。以下構成について説明する。
タッチスクリーン1は、透明な樹脂製の透明基板(以下ベースフィルム2と記載)と、ベースフィルム2の表面に形成されている金属の導電膜からなるワイヤ3と、さらにワイヤ3上に形成されている樹脂からなる保護膜4とを備える。このワイヤ3は、長手方向と直交する方向に所定ピッチで平行配列してワイヤグリッド11を形成する。また、ワイヤ3と直交する方向に所定幅の範囲にある複数のワイヤ3により検出用ワイヤ群12を複数形成する。この検出用ワイヤ群12の両端部分は接続用配線13で共通に電気的に接続され、ワイヤ3が使用者の指などの指示体との間に形成される静電容量(キャパシタンス)を検出する。この検出用ワイヤ群12の本数やピンピッチとスペースは、タッチパネルのタッチ座標の要求分解能から適宜選択することができる。そして、接続用配線13は引出し用配線14を中継して端子15へ電気的に接続されている。
ここで、ワイヤグリッド11には入射光に対する偏光作用があることが知られており、所定の条件を満足するようにワイヤグリッド11を形成すれば、ワイヤグリッド11は偏光作用を有した偏光子となる。すなわち、図3を参照して、ワイヤグリッド11に自然光を入射させると、ワイヤ3の長手方向とは平行に振動する成分(図3中の1の矢印)を反射し、直交して振動する成分(図3中の2の矢印)を透過する。このように、タッチスクリーン1は、ワイヤ3の長手方向と直交する偏光軸を持った偏光板として機能する。なお、ワイヤグリッド11を偏光板として機能させるためには、可視光の波長の下限を400nmと考えると、ワイヤグリッド11の各ワイヤのピッチはそれよりも小さい必要がある。
次に、図4は本発明のタッチパネルにおける検出回路の全体構成を示したものであり、以下構成について説明する。
タッチスクリーン1の端子15にFPC17(Flexible Printed Circuit)の端子がACF(Anisotropic Conductive Film)などを用いることにより実装され、FPC17を介して検出用ワイヤ群12の両端部とコントローラ基板18とが電気的に接続されることによりタッチパネルとして機能する。コントローラ基板18では、検出用ワイヤ群12と指示体との間に形成される静電容量の検出結果に基づいて、指示体のタッチの検出やその座標の算出の処理を行う検出処理回路19が搭載されており、検出座標データを外部のコンピュータなどに出力する。
次に、図5は本発明のタッチパネルにおけるタッチ動作検出系の回路構成を示したものであり、以下構成について説明する。
なお、本実施の形態では検出用ワイヤ群12を例えば8系統(8本)として構成する。検出処理回路19は、発振回路21と第1のスイッチ回路(以下アナログ・マルチプレクサ回路20a,20b)を備えており、各検出用ワイヤ群12の一端は、8:1に切り替えるアナログ・マルチプレクサ回路20aに、また、他端は、8:1に切り替えるアナログ・マルチプレクサ回路20bに接続され、アナログ・マルチプレクサ回路20a,20bは発振回路21に接続される。ここで、アナログ・マルチプレクサ回路20a,20bは検出制御回路25からの指示により接続が選択され、検出用ワイヤ群12と発振回路21との接続を順次切り替える。発振回路21は計数回路23に接続されて、発振出力信号を所定の期間計数して発振周波数が検出される。次に、計数回路23はタッチ座標算出回路24に接続され、計数回路23の周波数検出結果の差分を計算する。また、発振回路21、計数回路23、タッチ座標算出回路24もそれぞれ検出制御回路25と接続されている。このように、発振回路21の発振周波数の変化を検出することにより、検出用ワイヤ群12と指示体との間に形成される静電容量を検出する構成となっており、検出用ワイヤ群12、アナログ・マルチプレクサ回路20a,20b、発振回路21で検出用の発振回路22を構成する。
次に、図6は本発明のタッチパネルにおける発振回路21の回路構成と検出用ワイヤ群12との接続を示す図であり、以下構成について説明する。
本実施の形態ではオペアンプ回路30を使用して発振回路21を構成する。なお、図6ではアナログ・マルチプレクサ20a,20bでいずれかの検出用ワイヤ群12が選択された状態を示しており、図中でアナログ・マルチプレクサ20a,20b回路は省略している。オペアンプ回路30の比反転入力端と基準電圧Vrefとの間には抵抗Raが、また出力端との間にはRbがそれぞれ接続される。また、反転入力端と基準電圧Vrefとの間には静電容量C1が、また出力端との間にはR1がそれぞれ接続される。このようにオペアンプ30を使用して、いわゆる弛張発振回路が構成される。この発振回路21は正負の出力飽和電圧から抵抗R1及び容量C1からなる帰還路35により充放電が行われることにより発振する。そして出力端子33から出力信号が出力される。
また、発振回路21は、2:1に接続を切り替える第2のスイッチ回路(以下アナログ・マルチプレクサ回路31a,31bと記載)を備えており、このアナログ・マルチプレクサ回路31a,31bは、検出用ワイヤ群12を電気的に接続するための接続端子31aおよび接続端子31bと、オペアンプ回路30の反転入力端および出力端とに接続されている。そして、端子34から出力される検出制御回路25の指示によりアナログ・マルチプレクサ回路31a,31bの接続が切り替えられると、接続端子32a,32bとオペアンプ回路30の反転入力端と出力端との接続が切り替えられる。
このような発振回路21の接続端子32aは、アナログ・マルチプレクサ回路20aで接続を選択することにより、タッチスクリーン1の端子を介して、いずれかの検出用ワイヤ群12の一部が選択されて接続される。発振回路21の接続端子32bも同様に、アナログ・マルチプレクサ回路20bで接続を選択することにより、いずれかの検出用ワイヤ群12の他端が選択されて接続される。すなわち、選択された検出用ワイヤ群12は検出用帰還路35の一部を構成することにより、これを含んだ検出用発振回路22が形成されることになる。
このような構成にすることで、使用者の指がタッチスクリーン1にタッチすることにより、検出用ワイヤ群12に近接して静電容量Ctが発生すると、検出用帰還路35の伝達特性は変化し、静電容量Ctが発生しないときよりも検出用発振回路22の発振周波数は低下する。そして、この発振周波数変化の特性をタッチ位置の検出に用いることができる。
ここで、検出用発振回路22の出力信号の発振周波数は、後段の計数回路23により所定時間、検出用発振回路22の出力信号を計数することにより検出用発振回路22の発振周波数を検出する。
なお、本実施の形態ではワイヤ3や引き出し配線14、及びその他の回路配線の寄生静電容量やアナログ・マルチプレクサ回路20a,20bの入出力端からみた静電容量は簡単のため省略している。実際には、これらの静電容量を考慮して、抵抗値などの各回路パラメータを選定する必要があるが、本実施の形態の本質に影響を及ぼすものではない。
次に、タッチ座標を検出する動作について説明する。
まず、発振回路21のアナログ・マルチプレクサ回路31a,31bの接続を図中の1側に切り替え、アナログ・マルチプレクサ回路20a及び20bを切り替えながら、8本の検出用ワイヤ群12のなかから検出対称となるワイヤ群12を選択して(例えば、図5中W1→W2→・・・→W7→W8)、順次発振回路21と接続を切り替える。このとき、検出用ワイヤ群12の一端(図中T1)がオペアンプ回路30の反転入力端と、また他端(図中T2)がオペアンプ回路30の出力端とそれぞれ接続される(この接続関係を以下接続関係1と記載)。
同様に、発振回路21のアナログ・マルチプレクサ回路31a,31bの接続を図中の2側に切り替え、アナログ・マルチプレクサ回路20a及び20bを切り替えながら、8本の検出用ワイヤ群12のなかから検出対称となるワイヤ群12を選択して、順次発振回路21と接続を切り替える。このとき、検出用ワイヤ群12の一端(図中T2)がオペアンプ回路30の反転入力端と、また他端(図中T1)がオペアンプ回路30の出力端とそれぞれ接続される(この接続関係を以下接続関係2と記載)。
このような発振回路21と接続する検出用ワイヤ群12の選択動作、及びオペアンプ回路30の反転入力端及び出力端と検出用ワイヤ群との接続関係1,2の切り替え動作と連動して、計数回路23は検出用発振回路22の発振出力信号を所定の期間にわたり計数することによって発振周波数を検出する。そして、その計数値を検出結果としてタッチ座標算出回路24に送る。
次に、タッチ座標検出回路24では、計数回路23から出力された各検出ワイヤ群12が接続されたときの周波数検出結果を保持しておき、それぞれの検出ワイヤ群12の接続関係1および2に対して、前回検出された周波数検出結果と今回検出された周波数検出結果との差分を算出する。以上のように図6における検出用発振回路22の回路構成により各検出用ワイヤ群12が接続されたときの発振周波数の変化を検出している。
ここで、周波数の変化について説明する。指などの指示体により検出ワイヤ群12との間に静電容量Ctが発生した場合、選択された検出ワイヤ群12の抵抗値Rwと静電容量CtのRC時定数に依存して発振回路21を構成するオペアンプ回路30の帰還路35の伝達特性に変化が生じる。このため、発振周波数は低下する。
そして、前回と今回の周波数検出結果の差分が例えば接続関係1及び2の双方ともにある所定値以下となったときに、指示体によるタッチにより形成される静電容量Ctにより発振周波数に低下が生じたとして、選択された検出用ワイヤ群12の近傍にタッチが発生したと判定する。
以上のようにして、指などの指示体によるタッチにより形成される静電容量を簡単な構成で検出できる。また、その検出結果に基づいて、指示体のタッチの有無に加え、タッチが有る場合にどの検出用ワイヤ群12の近傍であるか、すなわち検出用ワイヤ群12の長手方向とは略直交方向(図4中のx方向)の概略タッチ位置を判定することが出来る。
さらに、検出用ワイヤ群12のタッチによる静電容量Ctの形成箇所(図中A部)に応じて、形成箇所Aとオペアンプ回路30の反転入力端側および出力端側の抵抗値Rw1およびRw2が異なることとなる。これは、検出用検出用発振回路22の発振周波数に影響する帰還路35の伝達特性が、静電容量Ctの形成箇所により異なることを意味している。
すなわち、上記のようにして近傍でタッチが発生したと判定された検出用ワイヤ群12を用いて、検出用ワイヤ群12とオペアンプ回路30との接続関係1,2において、検出された発振周波数の大小関係をみれば、検出用ワイヤ群12の略長手方向(図4中のy方向)のタッチ位置を判定することができる。
さらに、隣接する検出用ワイヤ群12の検出結果を補間処理すれば、ワイヤ3の略長手方向と略直交方向のタッチ位置をより正確に算出することができる。
このように、指などの指示体によるタッチで検出用ワイヤ群12との間に形成された静電容量を発振回路21の発振周波数変化として検出するため、発振回路21の後段はデジタル回路で構成することができ、後段にはA/Dコンバータなどのアナログ回路が不要とできるので、回路構成が簡単になる。また、検出感度を上げるためには、計数回路23の計数時間を長くすれば良く、A/Dコンバータにより感度を上げる場合よりも対応が容易である。
なお、本実施の形態では、検出用ワイヤ群12が接続されない状態でも抵抗などの素子を接続することで発振回路21を構成した。これはアナログ・マルチプレクサ回路20a,20b,31a,31bの切り替えタイミングによっては、いずれの検出用ワイヤ群12もが接続されない可能性があり、その際に発振周波数が大きくずれてしまい、検出用ワイヤ群12が再度接続された状態に復帰したときに発振周波数の制定に時間がかかるのを防ぐためである。また、アナログ・マルチプレクサ回路20a,20bにより接続される検出用ワイヤ群12の切り替えの過渡時に発振周波数ずれが小さく問題とならない場合には、検出用ワイヤ群12が接続されたときだけ検出用発振回路22が構成されるようにしても良い。
タッチスクリーン1のワイヤグリッド11を構成するワイヤ3としては、導電性は良好であるが反射率の高い金属材料(例えばアルミニウム、銀、銅など)からなる場合には、外光(周囲光)の偏光軸と直交する振動成分を反射してしまい、表示コントラストを低下させる可能性がある。よって、反射率の低い酸化クロム等の金属を使用することによって、ワイヤ3による外光の反射を低く抑えることができ、コントラスト低下を防止することができる。
なお、ワイヤグリッド11の形成方法は、例えば、加熱蒸着にて金属材料をベースフィルム2上に蒸着した後、その上にフォトレジストを形成し、レーザーを用いた二光束干渉露光にてフォトレジスト上に干渉縞パターンを形成する。フォトレジストを現像後、金属膜をエッチングすることで、不要な金属膜を除去してワイヤグリッド11を得る。
また、本実施の形態では樹脂製のベースフィルム2を用いたが、ガラス基板など他の透明基板を用いても良い。
また、検出用ワイヤ群12を含む検出用発振回路22をオペアンプ回路30により構成したが、インバータ回路などその他の形式のアンプ回路を使用しても同様に構成することが可能である。
以上のように、本実施の形態によれば、偏光子としても機能するタッチスクリーン1及びそれを用いたタッチパネルを構成することができる。これにより、例えば液晶表示装置と組み合わせて使用する場合、従来必要であった液晶表示パネルの前面側の偏光板を省くことが可能となり、液晶表示パネル、さらに、その液晶表示パネルを用いた液晶表示装置を薄くすることができる。さらに、製造工程数や部材を減らしてコストを削減することができる。
また、検出用ワイヤ群を含む検出用発振回路22の発振周波数を検出して、静電容量を検出するように構成したので、簡単な構成でタッチパネルを実現できる。
さらに、検出用発振回路22を構成するオペアンプの反転入力端と出力端と検出用ワイヤ群12の一端および他端との接続関係を切り替えて、そのときの検出用発振回路22の発振周波数の大小関係により検出用ワイヤ群12の長手方向に略平行方向のタッチ位置を精度良く検出することができる。
[実施の形態2]
本実施の形態では、実施の形態1におけるタッチスクリーン1を液晶表示パネルに貼り付けることにより一体化した構成の液晶表示装置に関するものである。
図7は実施の形態2による液晶表示装置の断面構成を示す図であり、液晶表示装置は、タッチスクリーン1と液晶表示パネル40とバックライト47とからなる。
液晶表示パネル40は、ガラス基板上にカラーフィルタ、ブラックマトリクス、透明電極、配向膜が形成されたカラーフィルタ基板42と、ガラス基板上にスイッチング素子であるTFTが形成されたTFTアレイ基板44と、それらの間に狭持されたTN液晶からなる液晶層43を含んでいる。TFTアレイ基板44の後面側には粘着層45により偏光板46が粘着されている。
また、液晶表示パネル40の背面側には光源であるバックライト47が配置されており、液晶表示パネル40の前面には、実施の形態1で説明した偏光機能を有するタッチスクリーン1が粘着層41によりカラーフィルタ基板42に粘着されている。
TFTアレイ基板44には外部のドライバ回路(図示せず)から、表示する画像に応じた信号が入力され、それに応じて画素毎に形成されたTFTによるスイッチング素子を介して液晶層43の印加電圧を制御して、その液晶分子配列方向を変化させる。バックライト47からの入射光は偏光板46を通過して直線偏光となり、液晶層43を通過することにより表示する画像信号に応じて振動方向が曲げられてカラーフィルタ基板42に生成されたカラーフィルタを通過することにより三原色に分離され、偏光機能を有するタッチスクリーン1を通過する。このようにして、画像信号に応じてバックライト47からの光の透過率を制御することで、液晶表示装置は所望の表示を行う。広く好まれて使用されるノーマリブラック型の場合、後面側の偏光板46の偏光軸と、偏光子として機能するワイヤグリッド11の偏光軸を直交させておけばよい。また、タッチスクリーン1を含むタッチパネルは、実施の形態1と同様に、使用者の指などによるタッチを検出してタッチ座標を算出して、その結果を出力する。
なお、STN液晶はどのTN液晶以外の液晶を用いても、本実施の形態と同様に液晶表示装置を構成することが可能である。
以上のように本実施の形態によれば、偏光機能を有するタッチスクリーン1が液晶表パネルの前面側に貼り付けられているので、本来カラーフィルタ基板42に粘着される偏光板を使用しなくてもよく、液晶表示パネル40、ひいては液晶表示装置全体を薄くすることができる。
また、タッチスクリーン1を液晶表示パネル40と貼り付けて一体化して構成したので、従来必要であったタッチスクリーン1の保持機構を無くすことができ、装置全体を薄くすることが可能となる。
さらに、タッチスクリーン1と液晶表示パネル40とが一体化して構成されるので、タッチスクリーン1と液晶表示パネル40との間隙にゴミ等が混入することによって生じる表示への悪影響を防止することができる。
[実施の形態3]
実施の形態2において、タッチスクリーン1のワイヤグリッド11を構成するワイヤ13が反射率の高い金属材料からなる場合には、外光(周囲光)の偏光軸とは直交する振動成分は反射してしまい、表示コントラストを低下させてしまう。
本実施の形態はこのような外光反射を防止するように構成したものである。
図8は実施の形態3による液晶表示装置の断面構成を示す図である。実施の形態2で説明した液晶表示装置のタッチスクリーン1の前面側に、タッチスクリーン1のワイヤ3による外光反射を防止するため偏光板50を粘着層51によりタッチスクリーン1に貼り付けた構成である。偏光板50の偏光軸が、タッチスクリーン1のワイヤグリッド11の偏光軸と平行となるように配置される。
実施の形態1で説明したように、ワイヤグリッド11で構成する偏光子は、その偏光軸と直交方向(ワイヤ3の長手方向)の振動成分を反射する(図9(a)中S波として記載)。この反射光により表示コントラストが低下する。
一方、本実施の形態においては、ワイヤグリッド11の前面に偏光板50が配置され、ワイヤグリッド11と偏光板50の偏光軸が平行となるようにしているので、図9(b)に示すように、ワイヤグリッド11で反射されるS波成分は偏光板50を通過しない。このため、ワイヤグリッド11での外光の反射が起こることがなくなり、表示コントラストの低下を防止することができる。
本発明の実施の形態1にかかるタッチパネルにおけるタッチスクリーンの構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかるタッチパネルにおけるタッチスクリーンの構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態1にかかるタッチパネルにおけるワイヤグリッド偏光子に入射する光の状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかるタッチパネルにおける検出回路の全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるタッチパネルにおけるタッチ動作検出系の回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるタッチパネルにおける発振回路の回路構成と検出用ワイヤ群との接続を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる液晶表示装置の断面構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる液晶表示装置の断面構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態3による液晶表示装置の外光反射の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 タッチスクリーン、2 ベースフィルム、3 ワイヤ、4 保護層、11 ワイヤグリッド、12 検出用ワイヤ群、13 接続用配線、14 引出し用配線、15,34 端子、17 FPC、18 コントローラ基板、19 検出処理回路、20a,20b,30a,30b アナログ・マルチプレクサ回路、21 発振回路、22 検出用発振回路、23 計数回路、24 タッチ座標算出回路、25 検出制御回路、30 オペアンプ回路、32a,32b 接続端子、33 出力端子、35 帰還路、40 液晶表示パネル、41,45,51 粘着層、42 カラーフィルタ基板、43 液晶層、44 TFTアレイ基板、46,50 偏光板、47 バックライト。

Claims (7)

  1. 透明基板、
    前記透明基板の表面に形成され、導電膜からなるワイヤが所定ピッチで平行配列されてなるワイヤグリッド偏光子、
    前記ワイヤ上に形成された保護膜、を備え、
    前記ワイヤの長手方向と直交する方向に所定幅の範囲にある複数の前記ワイヤにより検出用ワイヤ群を複数構成するタッチスクリーンと、
    複数の前記検出用ワイヤ群の両端部と電気的に接続され、前記検出用ワイヤ群と指示体との間に形成される静電容量の検出結果に基づいて前記指示体のタッチ位置を算出する検出処理回路と、を備えるタッチパネル。
  2. 前記検出処理回路は、
    発振回路と、
    複数の前記検出用ワイヤ群の各々と前記発振回路との接続を順次切り替える第1のスイッチ回路と、を備え、
    前記発振回路の発振周波数の変化を検出することにより、前記静電容量を検出することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
  3. 前記第1のスイッチ回路により選択された前記検出用ワイヤ群は、
    前記発振回路の帰還路の一部を構成することを特徴とする請求項2記載のタッチパネル。
  4. 前記発振回路は、
    前記第1のスイッチ回路により選択された前記検出用ワイヤ群の一端及び他端と前記発振回路の帰還路の入出力との関係を切り替える第2のスイッチ回路を備え、
    前記第2のスイッチ回路を切り替えて検出された前記発振回路の発振周波数の大小関係から、前記検出用ワイヤ群を構成するワイヤの長手方向と略平行方向のタッチ位置を検出することを特徴とする請求項3記載のタッチパネル。
  5. 前記タッチスクリーンの前面に配置された偏光板をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
  6. 前記ワイヤを形成する導電膜は、光の反射率の低い導電性材料からなることを特徴とする請求項1記載のタッチパネル。
  7. 液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルの前面に粘着される請求項1から6のいずれかに記載のタッチパネルと、を備える液晶表示装置。
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