JP2008197558A - オーディオデータ配信システム及び管理装置 - Google Patents

オーディオデータ配信システム及び管理装置 Download PDF

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清久 杉井
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Abstract

【課題】簡易な構成で、どのスピーカでどの音を放音するかを利用者が自由に設定することのできる技術を提供する。
【解決手段】サーバ装置40のスピーカアドレス管理テーブルには、スピーカ装置10のそれぞれに割り当てられたIPアドレスとスピーカ装置10の設置位置との対応関係が記憶されている。管理者の操作に応じて、コンピュータ装置50は、時間帯、曲/ジャンル、及び店舗内位置の対応関係を示すリクエストデータをサーバ装置40に送信する。サーバ装置40は、リクエストデータを受信すると、受信したリクエストデータに基づいてコンテンツ配信管理テーブルの内容を更新し、その内容に基づいて、時間帯と配信先のアドレスに対応するオーディオデータをそれぞれのスピーカ装置10へストリーミング配信する。スピーカ装置10は、ストリーミング配信されてくるオーディオデータを受信し、受信したオーディオデータに応じて放音する。
【選択図】図1

Description

本発明は、オーディオデータを配信する技術に関する。
飲食店や服飾店等の店舗では、有線放送によってバックグラウンドミュージック(以下「BGM」という)を流すのが一般的である。しかしながら、BGM再生に有線放送を利用するためには、有線放送の受信機器を設置する手間やコストが必要であるため、導入が容易でないという問題があった。また、有線放送では、どの曲を何時に演奏するかなどのスケジュールは全く放送局側にゆだねられているから、利用者の好みでBGMを流すことが困難であった。
そこで、特許文献1には、有線放送のように放送局側が作成したプログラムではなく、利用者が自ら作成したプログラムに基づいてBGMを演奏することができるBGM端末装置が提案されている。この装置によれば、利用者が自ら作成したプログラムに基づいてBGMを流すことができる。
特開平9−247105号公報
ところで、飲食店や服飾店等の店舗では、店舗の広さ等に応じた複数のスピーカを設置しているのが一般的である。この場合、設置された複数のスピーカからそれぞれ異なる音を放音させるには、放音させる音の種類の数だけ楽曲データ再生装置(例えば、有線放送の受信機器やCDプレーヤ等)を設置する必要があり、構成が複雑になるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、どのスピーカでどの音を放音するかを利用者が自由に設定することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の好適な態様であるオーディオデータ配信システムは、オーディオデータを複数記憶するオーディオデータ記憶手段と、管理装置と、それぞれにアドレスが割り当てられた複数のスピーカ装置とが、通信可能に接続されたオーディオデータ配信システムであって、前記管理装置は、前記アドレス、時刻及び前記オーディオデータの対応関係を示すリクエストデータを取得するリクエストデータ取得手段と、前記リクエストデータ取得手段により取得されたリクエストデータに基づいて、時刻に対応するオーディオデータを前記オーディオデータ記憶手段から順次読み出し、読み出したオーディオデータを、該リクエストデータの示すアドレスへストリーミング配信するストリーミング配信手段とを備え、前記スピーカ装置は、前記管理装置からストリーミング配信されるオーディオデータのうち自装置のアドレスに対応するものを受信するオーディオデータ受信手段と、受信したオーディオデータに応じて放音する放音手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の好適な態様である管理装置は、オーディオデータを複数記憶するオーディオデータ記憶手段と、それぞれにアドレスが割り当てられた複数のスピーカ装置との間で通信を行う通信手段と、前記アドレス、時刻及び前記オーディオデータの対応関係を示すリクエストデータを取得するリクエストデータ取得手段と、前記リクエストデータ取得手段により取得されたリクエストデータに基づいて、時刻に対応するオーディオデータを前記オーディオデータ記憶手段から順次読み出し、読み出したオーディオデータを、該リクエストデータの示すアドレスへ、前記通信手段を介してストリーミング配信するストリーミング配信手段と、前記ストリーミング配信手段によってストリーミング配信されるオーディオデータを特定する管理情報を前記アドレス毎に記憶する管理情報記憶手段と前記管理情報記憶手段に記憶された管理情報を出力する管理情報出力手段とを具備することを特徴とする。
上述の態様において、オーディオデータを受信するオーディオデータ受信手段と、前記オーディオデータ受信手段により受信されたオーディオデータを、前記オーディオデータ記憶手段に記憶するオーディオデータ記憶制御手段とを具備してもよい。
また、上述の態様において、前記オーディオデータ記憶手段は、1又は複数のチャネルで構成されたオーディオデータを複数記憶し、前記アドレスと前記チャネルの種別との対応関係を記憶するチャネル種別記憶手段を備え、前記ストリーミング配信手段は、前記リクエストデータ取得手段により取得されたリクエストデータと前記チャネル種別記憶手段に記憶された対応関係とに基づいて、該リクエストデータに含まれるアドレス及び時刻に対応するチャネルのオーディオデータを前記オーディオデータ記憶手段から順次読み出し、読み出したオーディオデータを、それぞれのリクエストデータの示すアドレスへ、前記通信手段を介してストリーミング配信してもよい。
また、上述の態様において、前記管理情報記憶手段に記憶された管理情報に基づいて、前記オーディオデータに対する使用料を算出する使用料算出手段と前記使用料算出手段が算出した使用料を示す情報を出力する使用料情報出力手段とを具備してもよい。
また、上述の態様において、前記ストリーミング配信手段によってストリーミング配信された回数を、前記オーディオデータ毎にカウントするカウント手段と、前記カウント手段によりカウントされた回数を示す回数情報を出力する回数情報出力手段とを具備してもよい。
また、上述の態様において、前記リクエストデータを記憶するリクエストデータ記憶手段と、前記通信手段を介して前記リクエストデータを受信し、受信したリクエストデータで前記リクエストデータ記憶手段に記憶されたリクエストデータを更新するリクエストデータ更新手段とを備え、前記取得手段は、前記リクエストデータ記憶手段に記憶されたリクエストデータを読み出してもよい。
また、上述の態様において、前記オーディオデータ記憶手段は、1又は複数のチャネルで構成されたオーディオデータを記憶し、前記スピーカ装置が設置された空間の形状を示す空間情報を記憶する空間情報記憶手段と、前記スピーカ装置が設置された空間における該スピーカ装置の設置位置及び設置方向の少なくともいずれか一方を示すスピーカ設置態様情報を取得するスピーカ設置態様情報取得手段と、前記スピーカ設置態様情報取得手段によって取得されたスピーカ設置態様情報と前記空間情報記憶手段に記憶された空間情報とに基づいて、該空間情報の示す空間に設置されたスピーカ装置のそれぞれに供給するチャネルの種別を特定するチャネル特定手段とを備え、前記リクエストデータ取得手段は、前記空間、時刻及び前記オーディオデータの対応関係を示すリクエストデータを取得し、前記ストリーミング手段は、前記リクエストデータ取得手段により取得されたリクエストデータと、前記チャネル種別特定手段により特定された各スピーカ装置に供給するチャネルの種別とに基づいて、前記オーディオデータを構成するチャネルから、各スピーカ装置のそれぞれに供給するチャネルを特定し、特定したチャネルのオーディオデータをそれぞれのスピーカ装置へストリーミング配信してもよい。
本発明によれば、簡易な構成で、どのスピーカでどの音を放音するかを利用者が自由に設定することができる。
<A:実施形態の構成>
まず、図1を参照して、本発明に係るオーディオデータ配信システムについて説明する。図において、店舗100,100,…は、例えば飲食店や服飾店などであり、全国各地に開設されている。店舗100,100,…には、それぞれスピーカ装置10,10,…と、PLC専用アダプタ30とが設置されている。なお、図1においては、図面が煩雑になるのを防ぐため、ひとつの店舗100についてのみスピーカ装置10,10,…とPLC専用アダプタ30とが図示されているが、他の店舗100にも同様にスピーカ装置10,10,…とPLC専用アダプタ30とが設置されている。PLC専用アダプタ30とスピーカ装置10とは電力線1で接続されている。スピーカ装置10は、供給されるオーディオデータに応じて放音する機能を有する装置である。PLC専用アダプタ30は、電力線1を介してPLC(Power Line Communications)方式でデータを伝送するためのアダプタである。PLC専用アダプタ30は、ネットワーク2を介して受信されるデータを示す信号を商用電力に重畳させることによって、電力線1を介してスピーカ装置10に送信する。また、PLC専用アダプタ30は、電力線1を介して送信されてくる電力に重畳された信号を抽出し、この信号をネットワーク2を介してサーバ装置40に送信する。サーバ装置40は、店舗100にバックグラウンドミュージック(以下「BGM」)等の楽音を提供するための管理装置である。サーバ装置40とPLC専用アダプタ30とは、インターネットや専用回線等のネットワーク2を介して通信可能に接続されており、サーバ装置40は、ネットワーク2、PLC専用アダプタ30及び電力線1を介して、スピーカ装置10のそれぞれにオーディオデータを供給する。コンピュータ装置50は、店舗100にどのような楽音を流すかを要求するための装置であり、例えばパーソナルコンピュータである。なお、コンピュータ装置50は、店舗100内に設置されていてもよく、また、店舗100を統括する管理施設に設置されていてもよく、コンピュータ装置50の設置位置は任意である。
次に、店舗100内におけるスピーカ装置10,10,…の設置態様の一例について、図2を参照しつつ説明する。図2において、店舗100は、売場X,売場Y,などの複数の売場を備えており、各売場に1又は複数のスピーカ装置10が設置されている。スピーカ装置10,10,…は、電力を供給する給電レール200に取り付けられており、この給電レール200から供給される電力によりスピーカ装置10,10,…の各部が駆動される。また、スピーカ装置10のそれぞれにはIPアドレスが割り当てられている。スピーカ装置10は、PLC(Power Line Communications)方式で供給されるオーディオデータを受信する機能を有しており、電力線1を介して受信されるオーディオデータに基づいて放音する。
次に、スピーカ装置10の構成の一例について、図3を参照しつつ説明する。図3は、スピーカ装置10の構成の一例を示すブロック図である。なお、スピーカ装置10の各部には給電レール200からの電力が供給されるが、図3においては、図面が煩雑になるのを防ぐため、給電ラインは省略している。図において、アドレス検出部11は、電力線1を介して送信されてくる電力に重畳されたデータ(信号)を抽出し、抽出したデータの宛先アドレスを検出する。データバッファ12は、電力線1を介して伝送されてくるデータを一時的に記憶するための記憶手段である。アドレス検出部11は、電力線1を介して伝送されてくるオーディオデータの宛先アドレスが自装置に割り当てられたIPアドレス(ID)と一致するか否かを判定し、一致するデータをデータバッファ12に出力する。D/A(Digital / Analog)変換器13は、データバッファ12に格納されたデジタルデータをアナログ信号に変換する。オーディオ信号再生部14は、D/A変換器13から出力されるアナログ信号を増幅し、スピーカ15に供給することによってスピーカ15を駆動する。スピーカ15は、オーディオ信号再生部14から供給されるアナログ信号に応じて放音する放音手段である。
なお、この実施形態では、スピーカ装置10のIDとしてIPアドレスを用いるが、IDとして用いられる識別情報はIPアドレスに限らず、スピーカ装置10を識別するものであればどのようなものであってもよい。
次に、サーバ装置40の構成について、図4を参照しつつ説明する。図4は、サーバ装置40の構成を示すブロック図である。図において、制御部41は、CPUやROM、RAMを備え、ROM又は記憶部42に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、バスBUSを介してサーバ装置40の各部を制御する。記憶部42は、制御部41によって実行されるコンピュータプログラムやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばハードディスク装置である。表示部43は、液晶ディスプレイなどを備え、制御部41の制御の下で、サーバ装置40を操作するためのメニュー画面等を表示する。操作部44は、利用者による操作に応じた操作信号を制御部41に出力する。通信部45は、例えばモデム等を備える通信手段であり、スピーカ装置10との間でネットワーク2、PLC専用アダプタ30及び電力線1を介して通信を行う。
記憶部42は、図示のように、コンテンツデータベース記憶領域421と、スピーカアドレス管理テーブル記憶領域422とコンテンツ配信管理テーブル423とを有している。コンテンツデータベース記憶領域421には、楽曲等の音声を表すオーディオデータが複数記憶されている。なお、以下の説明では、説明の便宜上、コンテンツデータベース記憶領域421に記憶されたオーディオデータを「コンテンツ」と称して説明する。それぞれのコンテンツには、コンテンツを識別するコンテンツIDが付与されているとともに、コンテンツのジャンルを識別するジャンル識別情報が付与されている。なお、本明細書にいう「音声」には、人間が発声した音声や楽器の演奏音といった種々の音響が含まれる。サーバ装置40の制御部41は、コンテンツデータベース記憶領域421に記憶されたコンテンツ(オーディオデータ)を、各店舗100内に設置されたスピーカ装置10にストリーミング配信する。
次に、記憶部42のスピーカアドレス管理テーブル記憶領域422には、スピーカ装置10のIPアドレスを管理するためのスピーカアドレス管理テーブルが記憶されている。図5は、スピーカアドレス管理テーブルの内容の一例を示す図である。図示のように、このテーブルは、「スピーカIPアドレス」と「契約店舗」と「店舗内位置」との各項目が互いに関連付けられたレコードが複数記憶されている。これらの項目のうち、「スピーカIPアドレス」の項目には、スピーカ装置10のそれぞれに割り当てられたIPアドレスが記憶されている。「契約店舗」の項目には、そのスピーカ装置10を管理する契約店舗の名称を示すデータが記憶されている。「店舗内位置」の項目には、そのスピーカ装置10が設置された店舗100の名称を示すデータとその店舗100内におけるそのスピーカ装置10の設置位置を示すデータが記憶されている。店舗100の管理者は、その店舗100内に設置されたスピーカ装置10のそれぞれについて、割り当てられたIPアドレス、契約店舗、店舗内設置位置を示すデータを、例えばコンピュータ装置50等を用いてサーバ装置40へ登録するための操作を行う。この場合、コンピュータ装置50は、操作された内容に応じたデータをサーバ装置40へ送信し、サーバ装置40は、コンピュータ装置50から受信したデータをこのスピーカアドレス管理テーブルに登録する。
コンテンツ配信管理テーブル423には、各スピーカ装置10へのコンテンツの配信状況を管理するためのコンテンツ配信管理テーブルが記憶されている。図6は、コンテンツ配信管理テーブルの内容の一例を示す図である。この記憶領域には、「時間帯」と「店舗内位置」との各項目が互いに関連付けられたテーブルが、店舗毎に複数記憶されている。これらの項目のうち、「時間帯」の項目には、時間帯を示す情報が記憶される。「店舗内位置」の項目には、コンテンツの配信先となるスピーカ装置10の店舗100内における設置位置を示す情報が記憶される。サーバ装置40は、このテーブルの内容に基づいて、各スピーカ装置10へコンテンツを配信する。
次に、コンピュータ装置50の構成について説明する。コンピュータ装置50は、制御部、記憶部、表示部、操作部、通信部等を備え、操作された内容に応じたデータをサーバ装置40に送信する機能を備える。なお、コンピュータ装置50の各部の構成は、サーバ装置40のそれと同様であり、ここではその詳細な説明を省略する。
<B:動作>
次に、この実施形態の動作について説明する。
<B−1:コンテンツ配信管理テーブル登録動作>
まず、コンテンツ配信管理テーブルの登録動作について説明する。店舗100の管理者は、コンピュータ装置50の操作部を操作して、どのスピーカ装置10にどのような楽曲を流すのかを要求するためのデータ(以下「リクエストデータ」)を、サーバ装置40に送信するための操作を行う。
図7は、リクエストデータの内容の一例を示す図である。図示のように、リクエストデータは、「時間帯」と「曲名・ジャンル」と「店舗内位置」との各項目が互いに関連付けて構成されている。これらの項目のうち、「時間帯」の項目には、例えば「10:00〜12:00」,「18:00〜18:05」といった、コンテンツを配信する時間帯を示す情報が格納される。「曲名・ジャンル」の項目には、例えば「開店の曲」,「昼の客層向け」といった、コンテンツの曲名を示す情報や、コンテンツのジャンルを示す情報が格納される。「店舗内位置」の項目には、例えば「全店舗全グループ」,「A店 X売場 スピーカ」といった、配信先となるスピーカ装置10の設置位置を示すデータが格納される。なお、リクエストデータのデータ構造はこれに限定されるものではなく、要するに、スピーカ装置10,時間帯及びコンテンツの対応関係を示すものであればよい。
コンピュータ装置50の操作部は、店舗100の管理者によって操作された内容に応じた操作信号を制御部に出力する。コンピュータ装置50の制御部は、操作部から供給される信号に応じて、リクエストデータを生成し、生成したリクエストデータを通信部45を介してサーバ装置40に送信する。
サーバ装置40は、コンピュータ装置50からリクエストデータを受信すると、受信したリクエストデータの内容に基づいて、コンテンツ配信管理テーブルの内容を更新する。各店舗100の管理者が、コンピュータ装置50を操作してリクエストデータを送信することによって、サーバ装置40のコンテンツ配信管理テーブルには、各店舗100に設置されたスピーカ装置10のそれぞれに配信するコンテンツを示すデータが格納される。
<B−2:コンテンツ登録動作>
次に、このシステムのコンテンツ登録動作について説明する。この実施形態では、店舗100の管理者は、店舗100で流したい曲(例えば、「開店の曲」や、「閉店の曲」等)を、コンピュータ装置50を用いてコンテンツデータベースに登録することができる。管理者は、コンピュータ装置50の操作部を操作して、コンテンツの登録を要求するための操作を行う。操作部は、操作された内容に応じた操作信号を制御部へ出力する。制御部は、操作部から供給される操作信号に応じて、コンテンツをサーバ装置40へ送信する。
サーバ装置40は、コンピュータ装置50からコンテンツを受信すると、受信したコンテンツにコンテンツIDを付与するとともに、コンテンツデータベース記憶領域421に受信したコンテンツを登録する。
<B−3:コンテンツ配信動作>
次に、このシステムのコンテンツ配信動作について説明する。サーバ装置40は、コンテンツ配信管理テーブルの内容に基づいて、スピーカ装置10のそれぞれにコンテンツを配信する。すなわち、サーバ装置40は、コンピュータ装置50から受信したリクエストデータの内容に基づいて、それぞれの時間帯に対応するコンテンツを、コンテンツデータベース記憶領域421から読み出し、読み出したコンテンツを、リクエストデータによって指定されたIPアドレスへストリーミング配信する。具体的には、例えば、配信管理テーブルの内容が図6に示すものである場合には、「A店X売場」のスピーカ装置10に対しては、「10:00〜11:00」の時間帯には「楽曲01」のコンテンツが配信され、「11:00〜11:10」の時間帯においては「楽曲02」のコンテンツが配信され、…といったように、それぞれの時間帯において、それぞれリクエストデータによって指示されたジャンルのコンテンツまたは指示されたコンテンツが、それぞれのスピーカ装置10に配信される。このとき、コンテンツが指定されている場合には、サーバ装置40の制御部41は、指定されたコンテンツをコンテンツデータベースから検索し、検索されたコンテンツをストリーミング配信する。一方、ジャンルが指定されている場合には、制御部41は、指定されたジャンルのジャンル識別情報を有するコンテンツを検索し、検索されたコンテンツをストリーミング配信する。
また、サーバ装置40は、コンテンツ配信管理テーブルに記憶されたデータ(管理情報)を、例えば表示部43に表示する。なお、データの出力先は、表示部43に限らず、例えば、コンピュータ装置50等であってもよく、出力先は任意である。
次に、サーバ装置40から配信されたコンテンツを受信するスピーカ装置10の動作について説明する。スピーカ装置10は、給電レール200によって供給される電力により、その各部が駆動される。スピーカ装置10のアドレス検出部11は、給電レール200を介して伝送されてくるデータの宛先アドレスを検出し、宛先アドレスが自装置に割り当てられたIPアドレスであるデータを、データバッファ12に供給する。このようにして、スピーカ装置10は、サーバ装置40からストリーミング配信されてくるコンテンツを受信する。データバッファ12は、供給されるデータを所定量蓄積し、D/A変換器13に供給する。D/A変換器13は、供給されるデータをデジタルデータからアナログ信号に変換し、オーディオ信号再生部14に供給する。オーディオ信号再生部14は、オーディオ信号を所定量増幅させ、スピーカ15に供給する。スピーカ15は、供給されるオーディオ信号に応じて放音する。これにより、スピーカ装置10からは、サーバ装置40からそのスピーカ装置10に対して配信されたコンテンツの示す音が放音される。
このようにこの実施形態では、IPアドレスが割り当てられたスピーカ装置のそれぞれへ、放音させたいコンテンツをそれぞれダイレクトに配信するから、例えば店舗の1階と2階とで異なるBGMを流すといったように、店舗毎に、更には店舗内の売場毎等、それぞれの空間(店舗、売場、等)で適したオーディオを流すことができる。このとき、店舗100には、スピーカ装置10を設置するのみでよく、有線放送の受信機を設置するなどといった複雑な構成は必要なく、簡易な構成で実現できる。また、それぞれのスピーカから放音させるための楽曲データ装置(CDプレーヤ等)を複数設ける必要がなく、構成が複雑になるのを防ぐことができる。
また、この実施形態では、どのスピーカ装置10からどのような音を放音するかを、店舗100の管理者がリクエストデータを送信することによって自由に設定することができる。放音するコンテンツを変更するためには、店舗100の管理者は、リクエストデータの内容を変更してサーバ装置40に登録するのみでよく、管理者は、煩雑な操作を行うことなく、どのスピーカ装置10からどのような音を放音するかを自由に変更することができる。具体的には、例えば、10:00〜11:00の時間帯において、A店のX売場では「楽曲01」のオーディオデータを流す一方、A店のY売場では「楽曲02」のオーディオデータを流す、といったように、それぞれの売場でそれぞれに適したBGMを流すことができる。更に、この実施形態によれば、例えば、A店のX売場に3台のスピーカ装置10が設置されている場合に、1台のスピーカ装置10ではBGMを流す一方、他方のスピーカ装置10では商品の案内情報を流す、といったように、同一の売場に設置されたスピーカ装置10のそれぞれで、異なるオーディオデータを流すことも可能である。
また、この実施形態では、店舗100の管理者が、各店舗100で流したい曲(コンテンツ)をコンテンツデータベースに登録することができるから、コンテンツデータベースに予め記憶されたコンテンツに限らず、管理者が所望する曲(コンテンツ)を、所望の時間帯に、所望する売場で、流すことができる。具体的には、例えば、閉店の時間帯になると、サーバ装置40が、ストリーミング配信する曲を自動的に「閉店の曲」に切り換える。これにより、店舗100では、閉店の時間帯に、自動的に「閉店の曲」を流すことができる。
また、店舗100のそれぞれで閉店時間が異なることが多いが、この実施形態によれば、それぞれの閉店時間やその時間に応じた曲をサーバ装置40で一括して管理することができるから、店舗100毎に、店舗100の従業員が流す曲を切り換えるという煩雑な作業を行う必要がない。
<C:変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)上述した実施形態では、サーバ装置40のコンテンツデータベース記憶領域421にコンテンツが記憶されている構成とした。これに代えて、コンテンツを記憶するコンテンツデータベースと、サーバ装置40とが通信可能に接続されている構成であってもよい。この場合は、サーバ装置40が、スピーカ装置10に供給するコンテンツをコンテンツデータベースから取得し、取得したコンテンツをスピーカ装置10へ配信すればよい。
(2)上述した実施形態では、サーバ装置40は、コンピュータ装置50から送信されてくるリクエストデータを受信することによってリクエストデータを取得したが、リクエストデータを取得する態様はこれに限定されるものではなく、例えば、サーバ装置40の操作部44をユーザが操作することによってリクエストデータを入力してもよい。この場合は、操作部44は、操作された内容に応じた操作信号を制御部41へ出力し、制御部41は、操作部44から供給される操作信号に応じて、リクエストデータを取得する。要するに、制御部41にリクエストデータが入力される態様であればどのようなものであってもよい。
また、上述した実施形態では、リクエストデータは、「時間帯」と「曲名・ジャンル」と「店舗内位置」との各項目が互いに関連付けられて構成されていたが、これに代えて、例えば、1台のスピーカ装置10のみが設置されている店舗100の場合には、「時間帯」と「店舗」との各項目が互いに関連付けられて構成されたリクエストデータを用いてもよい。要は、テーブルを1又は複数参照することによって配信先となるスピーカ装置10が特定されるものであればよい。
(3)上述した実施形態では、サーバ装置40とスピーカ装置10とが、ネットワーク2、PLC専用アダプタ30及び電力線1を介して通信可能に接続されている構成としたが、これに代えて、サーバ装置40とスピーカ装置10とが電力線を介して通信可能に接続されている構成としてもよい。この場合は、サーバ装置40がオーディオデータをPLC方式で電力線を介してスピーカ装置10に送信し、サーバ装置40から送信されてくるオーディオデータをスピーカ装置10が受信する。この場合は、サーバ装置40とスピーカ装置10とが電力線を介して直接データ伝送を行うから、PLC専用アダプタ30は必要ない。このように、サーバ装置40とスピーカ装置10とは、電力線で通信可能に接続されていてもよく、また、インターネット等のネットワークで接続されていてもよく、要するに、サーバ装置40とスピーカ装置10とが通信可能に接続されていればよい。
(4)上述した実施形態において、コンテンツデータベースに、1又は複数のチャネルで構成されたオーディオデータ(コンテンツ)を記憶し、スピーカ装置10のそれぞれに異なるチャネルのオーディオデータを配信する構成としてもよい。
この具体例について以下に説明する。なお、この変形例におけるサーバ装置(以下「サーバ装置40A」という)と上述した実施形態で示したサーバ装置40とが異なる点は、コンテンツデータベースに記憶されたコンテンツ(オーディオデータ)の構成が異なる点と、スピーカアドレス管理テーブルの内容が異なる点と、オーディオデータの配信処理の内容が異なる点であり、他の構成要素や処理は上述した実施形態のそれとほぼ同様である。そのため、以下の説明においては、上述した実施形態と異なる点について説明し、同様の構成や処理についてはその説明を省略する。
サーバ装置40Aのコンテンツデータベースには、2チャネルや5.1チャネル等の複数のチャネル毎のオーディオデータで構成されたオーディオデータが複数記憶されている。また、サーバ装置40Aのスピーカアドレス管理テーブルには、図8に示すように、「スピーカIPアドレス」と「契約店舗」と「店舗内位置」とに加えて、「チャネル種別」の項目が互いに関連付けて記憶されている。「チャネル種別」の項目には、例えば「センタスピーカ用チャネル」など、チャネルの種別を示す種別情報が記憶されている。他の項目は、上述した実施形態と同様の内容であり、ここではその説明を省略する。図8に示すように、このテーブルは、スピーカIPアドレスとチャネルの種別との対応関係を記憶するテーブルである。店舗100の管理者は、それぞれの店舗100に設置されたスピーカ装置10のそれぞれに配信するオーディオデータのチャネルを特定し、特定した内容を、コンピュータ装置50等を用いてサーバ装置40Aのスピーカアドレス管理テーブルに登録する。
図9(a)は、店舗100におけるスピーカ装置10の設置態様の一例を示す図である。図9(a)において、店舗100には、複数のスピーカ装置10A,10B,…が設置されている。この場合、一例としては、管理者は、スピーカ装置10Aがフロントスピーカ(L)、スピーカ装置10Dがフロントスピーカ(R)、スピーカ装置10Bがセンタスピーカ、スピーカ装置10Eがリアスピーカ(L)、…となるようにそれぞれのスピーカ装置10にチャネルを割り当ててもよい。
サーバ装置40Aの制御部(以下「制御部41A」)は、コンピュータ装置50から受信されるリクエストデータとスピーカアドレス管理テーブルに記憶されたアドレスとチャネルの種別との対応関係に基いて、そのリクエストデータに含まれるアドレス及び時間帯に対応するチャネルのオーディオデータを、コンテンツデータベースから順次読み出し、読み出したオーディオデータを、それぞれのリクエストデータの示すアドレスへ、通信部を介してストリーミング配信する。
従来の装置では、店舗内でサラウンド音響を発生させるためには、一つのCDプレーヤなどの装置に接続された複数のスピーカ装置を、空間の適した位置に配置させる必要があり、配線などの設備が複雑になるという問題があった。これに対しこの態様においては、サーバ装置40からチャネル毎のオーディオデータをダイレクトに供給するから、店舗100内にはスピーカ装置10,10,…のみを配置するだけでよく、簡易な構成とすることができる。
また、従来の装置では、例えば、図9において、正面の方向を、図中A方向(図9(a)参照)から、B方向(図9(b)参照)に変更するためには、フロントスピーカやリアスピーカなどの全てのスピーカの設置位置を変更したり、又は配線を変更したりする必要があった。このように、従来の装置では、サラウンド効果の音響の方向を変更するためには、スピーカの設置位置等を変更する必要があり、その作業は煩雑であった。これに対し、この変形例においては、例えば、上述のように、正面方向を図9のA方向からB方向に変更する場合には、スピーカアドレス管理テーブルの内容を変更するのみでよく、煩雑な作業は必要ない。この変形例によれば、スピーカアドレス管理テーブルの内容を変更するという簡単な操作を行うだけで、サラウンド効果の方向を所望の態様に変更することが可能である。
なお、上述の例においては、スピーカ装置10のIPアドレスとチャネルの種別とを対応付けてスピーカアドレス管理テーブルに記憶する構成としたが、これに限らず、リクエストデータに、スピーカ装置とチャネル種別との対応関係を示すデータを含める構成としてもよい。
(5)更に、上述の態様において、サーバ装置の制御部が、スピーカの設置位置を示す情報に基づいて、空間に設置されたスピーカ装置10のそれぞれに供給するオーディオデータのチャネルの種別を判定してもよい。具体的な構成を以下に示す。
コンテンツデータベースには、1又は複数のチャネルで構成されたオーディオデータを記憶しておく。また、サーバ装置40Aの記憶部(以下「記憶部42A」)に、スピーカ装置10が設置された空間の形状を示す空間情報を記憶しておく。なお、この空間は、店舗のフロア全体であってもよく、また、店舗の一角に設けられた売場や部屋であってもよい。サーバ装置40Aの制御部41Aは、スピーカ装置10が設置された空間における該スピーカ装置の設置位置及び設置方向少なくともいずれか一方を示すスピーカ設置態様情報を取得する。また、このとき、制御部41Aが、空間の正面方向を示す正面方向情報や、空間における聴取位置を示す聴取位置情報を取得してもよい。スピーカ設置態様情報や正面方向情報等の取得の態様は、例えば、サーバ装置40の管理者が操作部44を操作することによって入力されるようにしてもよく、また、コンピュータ装置50から設置態様情報等をサーバ装置40が受信してもよく、要するに、サーバ装置40の制御部41に設置態様情報等が入力される態様であればどのようなものであってもよい。
スピーカ設置態様情報を取得すると、制御部41Aは、スピーカ設置態様情報と空間情報とに基づいて、該空間情報の示す空間に設置されたスピーカ装置のそれぞれに供給するチャネルの種別を特定する。このとき、制御部41Aは、スピーカ設置態様情報、空間情報、正面方向情報及び聴取位置情報に基づいて、チャネルの種別を特定してもよい。この特定処理は、空間における各スピーカ装置の相対的な位置関係に基づいて、センタスピーカ、フロントスピーカ(R)、フロントスピーカ(L)等を割り当ててもよい。制御部41は、取得したリクエストデータと、特定された各スピーカ装置10に供給するチャネルの種別とに基づいて、コンテンツを構成するチャネルから、各スピーカ装置のそれぞれに供給するチャネルを特定し、特定したチャネルのオーディオデータをそれぞれのスピーカ装置へストリーミング配信する。この態様によれば、空間におけるスピーカ装置10の設置態様に応じた空間にサラウンド効果を演出することができる。
(6)上述した実施形態において、サーバ装置40が、コンテンツ配信管理テーブルに記憶された管理情報又は送信実績に基づいて、コンテンツに対する使用料を算出してもよい。具体的には、例えば、サーバ装置40は、予め定められた日時(例えば、月末、週末、等)になったことを検知すると、配信管理テーブルに記憶された管理情報又は送信ログに基づいて、コンテンツに対する使用料を算出する。サーバ装置40は、算出した使用料を示すデータを、例えばコンピュータ装置50へ出力する。コンピュータ装置50の管理者は、サーバ装置40から送信されてくる使用料情報を確認することで、コンテンツの使用料を確認することができる。すなわち、この態様によれば、サーバ装置40が、コンテンツの配信処理とともに使用料の算出処理を行うから、システムの利用者は、コンテンツの使用料をそれぞれ算出する必要がなく、煩雑な作業を行う必要がない。
なお、コンテンツの使用料の算出方法については、チャネル単位でオーディオデータを配信する場合には、チャネル単位で使用料を算出してもよく、また、コンテンツ(曲)単位で使用料を算出してもよい。また、同一のコンテンツを配信する複数のスピーカ装置を1スピーカ群として、スピーカ群単位で課金する構成としてもよい。また、課金の態様が異なるテーブルを複数設ける構成とし、複数の課金体系からいずれかを選択して課金処理を行う構成としてもよい。
また、サーバ装置40が、コンテンツの送信実績やコンテンツの使用料を、顧客毎に集計してもよい。具体的には、例えば、上述の実施形態で図5に示した「契約店舗」毎に、配信したコンテンツの使用料を算出してもよい。なお、コンテンツの送信実績やコンテンツの使用料の集計処理は、契約店舗を単位として行ってもよく、また、例えば、スピーカ単位で行ってもよい。
(7)上述した実施形態において、サーバ装置40の制御部41が、ストリーミング配信された回数を、コンテンツ毎に集計し、集計結果を示すデータを出力してもよい。具体的には、例えば、集計結果を示すデータを、コンテンツの作成者に、電子メール等によって送信することによって、集計結果をコンテンツの作成者に報知してもよい。この態様によれば、コンテンツの作成者は、コンテンツの配信回数を把握することで、自身が作成したコンテンツの人気の程度を把握することができる。
(8)上述した実施形態では、IPプロトコルを用いてオーディオデータをスピーカ装置10に伝送したが、用いられるプロトコルはIPプロトコルに限らず、専用のプロトコルであってもよく、オーディオデータを伝送可能なプロトコルであればどのようなものであってもよい。
(9)上述した実施形態では、サーバ装置40が、同実施形態のサーバ装置40に係る機能の総てを実現するようになっていた。これに対し、通信ネットワークで接続された2以上の装置が上記機能を分担するようにし、それら複数の装置を備えるシステムが同実施形態のサーバ装置を実現してもよい。例えば、コンテンツを配信する機能等を備える専用のサーバ装置と、コンテンツの使用料を算出する専用の課金装置とが、通信ネットワーク等により通信可能に接続されたシステムとして構成されていてもよい。
(10)上述したサーバ装置40の制御部41によって実行されるプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、RAM、ROM等の記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネットのようなネットワーク経由でサーバ装置40にダウンロードさせることも可能である。
システムの構成の一例を示すブロック図である。 店舗100におけるスピーカ装置10の設置の態様の一例を示す図である。 スピーカ装置10の構成の一例を示す図である。 サーバ装置40の構成の一例を示す図である。 スピーカアドレス管理テーブルの内容の一例を示す図である。 コンテンツ配信管理テーブルの内容の一例を示す図である。 リクエストデータの内容の一例を示す図である。 スピーカアドレス管理テーブルの内容の一例を示す図である。 店舗100におけるスピーカ装置10の設置の態様の一例を示す図である。
符号の説明
1…電力線、2…ネットワーク、10…スピーカ装置、11…アドレス検出部、12…データバッファ、13…D/A変換器、14…オーディオ信号再生部、15…スピーカ、30…PLC専用アダプタ、40…サーバ装置、41…制御部、42…記憶部、43…表示部、44…操作部、45…通信部、50…コンピュータ装置、100…店舗、200…給電レール、421…コンテンツデータベース記憶領域、422…スピーカアドレス管理テーブル記憶領域、423…コンテンツ配信管理テーブル記憶領域。

Claims (8)

  1. オーディオデータを複数記憶するオーディオデータ記憶手段と、管理装置と、それぞれにアドレスが割り当てられた複数のスピーカ装置とが、通信可能に接続されたオーディオデータ配信システムであって、
    前記管理装置は、
    前記アドレス、時刻及び前記オーディオデータの対応関係を示すリクエストデータを取得するリクエストデータ取得手段と、
    前記リクエストデータ取得手段により取得されたリクエストデータに基づいて、時刻に対応するオーディオデータを前記オーディオデータ記憶手段から順次読み出し、読み出したオーディオデータを、該リクエストデータの示すアドレスへストリーミング配信するストリーミング配信手段と
    を備え、
    前記スピーカ装置は、
    前記管理装置からストリーミング配信されるオーディオデータのうち自装置のアドレスに対応するものを受信するオーディオデータ受信手段と、
    受信したオーディオデータに応じて放音する放音手段と
    を有することを特徴とするオーディオデータ配信システム。
  2. オーディオデータを複数記憶するオーディオデータ記憶手段と、
    それぞれにアドレスが割り当てられた複数のスピーカ装置との間で通信を行う通信手段と、
    前記アドレス、時刻及び前記オーディオデータの対応関係を示すリクエストデータを取得するリクエストデータ取得手段と、
    前記リクエストデータ取得手段により取得されたリクエストデータに基づいて、時刻に対応するオーディオデータを前記オーディオデータ記憶手段から順次読み出し、読み出したオーディオデータを、該リクエストデータの示すアドレスへ、前記通信手段を介してストリーミング配信するストリーミング配信手段と、
    前記ストリーミング配信手段によってストリーミング配信されるオーディオデータを特定する管理情報を前記アドレス毎に記憶する管理情報記憶手段と
    前記管理情報記憶手段に記憶された管理情報を出力する管理情報出力手段と
    を具備することを特徴とする管理装置。
  3. 請求項2に記載の管理装置において、
    オーディオデータを受信するオーディオデータ受信手段と、
    前記オーディオデータ受信手段により受信されたオーディオデータを、前記オーディオデータ記憶手段に記憶するオーディオデータ記憶制御手段と
    を具備することを特徴とする管理装置。
  4. 請求項2に記載の管理装置において、
    前記オーディオデータ記憶手段は、1又は複数のチャネルで構成されたオーディオデータを複数記憶し、
    前記アドレスと前記チャネルの種別との対応関係を記憶するチャネル種別記憶手段を備え、
    前記ストリーミング配信手段は、前記リクエストデータ取得手段により取得されたリクエストデータと前記チャネル種別記憶手段に記憶された対応関係とに基づいて、該リクエストデータに含まれるアドレス及び時刻に対応するチャネルのオーディオデータを前記オーディオデータ記憶手段から順次読み出し、読み出したオーディオデータを、それぞれのリクエストデータの示すアドレスへ、前記通信手段を介してストリーミング配信する
    ことを特徴とする管理装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の管理装置であって、
    前記管理情報記憶手段に記憶された管理情報に基づいて、前記オーディオデータに対する使用料を算出する使用料算出手段と
    前記使用料算出手段が算出した使用料を示す情報を出力する使用料情報出力手段と
    を具備することを特徴とする管理装置。
  6. 請求項2乃至5のいずれかに記載の管理装置であって、
    前記ストリーミング配信手段によってストリーミング配信された回数を、前記オーディオデータ毎にカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段によりカウントされた回数を示す回数情報を出力する回数情報出力手段と
    を具備することを特徴とする管理装置。
  7. 請求項2乃至6のいずれかに記載の管理装置であって、
    前記リクエストデータを記憶するリクエストデータ記憶手段と、
    前記通信手段を介して前記リクエストデータを受信し、受信したリクエストデータで前記リクエストデータ記憶手段に記憶されたリクエストデータを更新するリクエストデータ更新手段とを備え、
    前記取得手段は、前記リクエストデータ記憶手段に記憶されたリクエストデータを読み出す
    ことを特徴とする管理装置。
  8. 請求項2に記載の管理装置であって、
    前記オーディオデータ記憶手段は、1又は複数のチャネルで構成されたオーディオデータを記憶し、
    前記スピーカ装置が設置された空間の形状を示す空間情報を記憶する空間情報記憶手段と、
    前記スピーカ装置が設置された空間における該スピーカ装置の設置位置及び設置方向の少なくともいずれか一方を示すスピーカ設置態様情報を取得するスピーカ設置態様情報取得手段と、
    前記スピーカ設置態様情報取得手段によって取得されたスピーカ設置態様情報と前記空間情報記憶手段に記憶された空間情報とに基づいて、該空間情報の示す空間に設置されたスピーカ装置のそれぞれに供給するチャネルの種別を特定するチャネル特定手段と
    を備え、
    前記リクエストデータ取得手段は、前記空間、時刻及び前記オーディオデータの対応関係を示すリクエストデータを取得し、
    前記ストリーミング手段は、前記リクエストデータ取得手段により取得されたリクエストデータと、前記チャネル種別特定手段により特定された各スピーカ装置に供給するチャネルの種別とに基づいて、前記オーディオデータを構成するチャネルから、各スピーカ装置のそれぞれに供給するチャネルを特定し、特定したチャネルのオーディオデータをそれぞれのスピーカ装置へストリーミング配信する
    ことを特徴とする管理装置。
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