JP2008196901A - 光波干渉測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成簡易でアライメント調整を容易に行うことができ、かつ平行平面ガラス等の被検体を測定するのに適した光波干渉測定装置を得る。
【解決手段】照明用光束を出力する照射部1と被検体7との間に、第1のハーフミラー2と第2のハーフミラー3を互いに略平行に配置し、被検体7の表面71からの被検光と、照射部1から出力され第1のハーフミラー2を透過した照明用光束のうち、第2の光束分離基準平面31、第1の光束分離基準平面21、および第2の光束分離基準平面31で順次反射され、さらに第1のハーフミラー2を透過して照射部1に戻る参照光との光路長合わせを、第1および第2のハーフミラー2、3間の距離を調整することにより行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、低可干渉光を用いて、平行平面ガラス等の被検体を測定する光波干渉測定装置に関する。
従来、レーザ光源等の可干渉性の良い光源を搭載したフィゾー型干渉計は、基準面と被検面との間に使用光源の可干渉距離に応じた間隔を空けることが可能となり、ワークスペースが十分にとれるため、使い易い干渉計として広く用いられている。しかし、平行平面ガラスのように被検面(表面)と略平行な裏面を有する被検体を測定解析する場合、使用光源の可干渉距離が長いために、基準面と被検面からの光干渉とともに、基準面と裏面および被検面と裏面からの光干渉が各々生じてしまう。通常、基準面と被検面からの光干渉によって生じる干渉縞以外の干渉縞はノイズとなり、被検面の形状を高精度で測定することが困難となってしまう。
このようなフィゾー型干渉計における問題点を解決する技術として、本願出願人は、下記特許文献1に記載されているようなパスマッチ経路型干渉計を既に開示している。このパスマッチ経路型干渉計によれば、可干渉距離の短い照明用光束の一部を迂回させるパスマッチ経路部を設けて、迂回しないで直進した照明用光束の被検面からの反射光と、迂回した照明用光束の基準面からの反射光による場合以外は光干渉が生じないようにしているため、極めて簡易な構成でノイズのない明瞭な干渉縞画像を得ることが可能となる。
特開平9−21606号公報
しかし、これまでのパスマッチ経路型干渉計では、上記光路長調整部が2つのハーフプリズムと2つの全反射ミラーを組み合わせて複雑に構成されているため、アライメント調整が難しいという一面がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、構成簡易でアライメント調整を容易に行うことができ、かつ平行平面ガラス等の被検体を測定するのに適した光波干渉測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明では、照明用光束を出力する照射部と被検体との間に2つのハーフミラーを互いに略平行に配置し、被検体側からの被検光と参照光との光路長合わせを、2つのハーフミラー間の距離を調整することにより行うようにしている。
すなわち、本発明に係る光波干渉測定装置は、可干渉距離が短い低可干渉光を出力する光源部を備えた光波干渉測定装置であって、
前記光源部からの前記低可干渉光を平面波からなる照明用光束に変換して被検体に照射する照射部と、
前記照射部から出力された前記照明用光束の光路上に配置され、該照明用光束の一部を透過しその余を反射する第1の光束分離基準平面を有する第1のハーフミラーと、
前記照明用光束の一部を透過しその余を反射する第2の光束分離基準平面を有し、前記照射部から出力された前記照明用光束の光路上において、前記第2の光束分離基準平面が前記第1の光束分離基準平面と略平行となるように、前記第1のハーフミラーと前記被検体との間に配置される第2のハーフミラーと、
前記照射部から出力され前記第1のハーフミラーおよび前記第2のハーフミラーを透過して前記被検体に照射された前記照明用光束のうち、前記被検体側から反射され前記第2のハーフミラーおよび前記第1のハーフミラーを透過する被検光の光路長が、前記照射部から出力され前記第1のハーフミラーを透過した前記照明用光束のうち、前記第2の光束分離基準平面、前記第1の光束分離基準平面、および前記第2の光束分離基準平面で順次反射され、さらに前記第1のハーフミラーを透過する参照光の光路長と略一致するように、前記第1のハーフミラーと前記第2のハーフミラーとの間の相対的な距離を調整する光路長調整部と、
前記被検光と前記参照光との干渉により得られる干渉縞画像を撮像する干渉縞撮像部と、を備えてなることを特徴とする。
前記照明用光束に対して、前記第1の光束分離基準平面の透過率をt、反射率をr、前記第2の光束分離基準平面の透過率をt、反射率をr、前記被検体の被検面の反射率をrとするとき、下式(1)を満足するように構成されていることが好ましい。
・r・r≒t・r・t …… (1)
ただし、r=1−t、r=1−tとする。
その場合、さらに、下式(2)、(3)を満足するように構成されていることが好ましい。
≒0.5 …… (2)
≒r …… (3)
本発明に係る光波干渉測定装置によれば、照射部と被検体との間に第1および第2のハーフミラーを互いに略平行に配置しており、被検光と参照光との光路長合わせを、第1および第2のハーフミラー間の距離を調整することにより行うようにしているので、構成が簡易であり、かつアライメント調整も容易に行うことが可能となる。
また、平行平面ガラスのように被検面と略平行な裏面を有する被検体に対しても、被検光と参照光との光路長合わせを行うことにより、裏面からの反射光が測定ノイズとなることを防止できるので、高精度な測定を行うことが可能となる。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る光波干渉測定装置の概略構成図であり、図2は被検光と参照光との光路長合わせの一例を示す図である。
図1に示す光波干渉測定装置は、平行平面ガラスやプラスチック板、石英板等の透明平行平面板からなる被検体7の面形状や厚みむら、内部屈折率分布等を測定するものであり、照射部1と、第1および第2のハーフミラー2,3と、光路長調整部4と、撮像部5と、画像解析制御部6とを備えてなる。
上記照射部1は、発光ダイオード(LED)やスーパー・ルミネッセント・ダイオード(SLD)、ハロゲンランプまたは高圧水銀ランプ等の低可干渉性の光源部11から出力された可干渉距離が短い(例えば、可干渉距離が1μm)低可干渉光を、平面波からなる照明用光束に変換して被検体7に照射するものであり、コリメータレンズ12、ビーム径拡大用の収束レンズ13、ビームスプリッタ14、および照明用光束を出力するコリメータレンズ15を備えてなる。
上記第1のハーフミラー2は、上記照射部1から出力された照明用光束の一部を透過しその余を反射する第1の光束分離基準平面21(図中左側の面)を有してなり、該照明用光束の光路上に配置されている。なお、第1の光束分離基準平面21とは、照明用光束の波面形状に影響を及ぼさない程度に高精度に平滑に形成された面をいう。
上記第2のハーフミラー3は、上記照明用光束の一部を透過しその余を反射する第2の光束分離基準平面31(図中左側の面)を有してなり、上記照射部1から出力された照明用光束の光路上において、第2の光束分離基準平面31が上記第1の光束分離基準平面21と略平行となるように、第1のハーフミラー2と被検体7との間に配置されている。なお、第2の光束分離基準平面31とは、照明用光束の波面形状に影響を及ぼさない程度に高精度に平滑に形成された面をいう。
上記光路長調整部4は、上記第1のハーフミラー2に設置されたパルスステージ等からなり、第2のハーフミラー3に対して第1のハーフミラー2の位置を光軸方向に移動させることにより、被検光と参照光との光路長合わせを行うように構成されている。
すなわち、図2に示すように本実施形態では、上記照射部1から出力され第1のハーフミラー2および第2のハーフミラー3を透過して被検体7に照射された照明用光束のうち、被検体7の表面71(本実施形態では、該表面71を被検面としている)から反射され第2のハーフミラー3および第1のハーフミラー2を透過して照射部1に戻る光を被検光とする一方、照射部1から出力され第1のハーフミラー2を透過した照明用光束のうち、第2の光束分離基準平面31、第1の光束分離基準平面21、および第2の光束分離基準平面31で順次反射され、さらに第1のハーフミラー2を透過して照射部1に戻る光を参照光としている。そして、光路長調整部4は、被検光の光路長と参照光の光路長との差が、照明用光束の可干渉距離以下となるように光路長合わせを行い、被検光と参照光とが互いに干渉するようにする。
なお、本実施形態では、被検光と参照光との干渉により得られる干渉縞画像のコントラストを向上させるため、課題を解決するための手段の欄に記載された式(1)〜(3)(以下に再掲)を満足するように構成されている。
・r・r≒t・r・t …… (1)
≒0.5 …… (2)
≒r …… (3)
ここで、tおよびrは、第1の光束分離基準平面21の透過率および反射率、tおよびrは、第2の光束分離基準平面31の透過率および反射率、rは被検体7の表面71(被検面)の反射率を示し、r=1−t、r=1−tとしている。また、第1のハーフミラー2の内部および裏面22の透過率と、第2のハーフミラー3の内部および裏面32の透過率は、共に1としている。
また、第1および第2のハーフミラー2,3の照明用光束に対する各屈折率をn,n、第1および第2のハーフミラー2の各厚みをD,D、第1のハーフミラー2と第2のハーフミラー3との間の距離をL、第2のハーフミラー3と被検体7との間の距離をLとするとき、上記光路長調整部4による光路長合わせが終了した時点で、下式(4)が成立している。
・D+L≒n・D+L …… (4)
また、この光路長調整部4は、フリンジスキャン測定を行う際に上記第1のハーフミラー2を光軸方向に微動し得るように構成されている。
上記撮像部5は、コリメータレンズ51、ビームスプリッタ52、干渉縞撮像部5A、およびアライメントスポット撮像部5Bを備えてなる。上記干渉縞撮像部5Aは、上記被検光と上記参照光との干渉により得られる干渉縞画像を撮像するものであり、結像レンズ53と、CCDやCMOS等の撮像素子55を有してなる撮像カメラ54とからなる。一方、上記アライメントスポット撮像部5Bは、上記第1および第2のハーフミラー2,3のアライメント調整を行う際に、上記第1の光束分離基準平面21や上記第2の光束分離基準平面31からの各反射光により形成される各スポット像を撮像するものであり、結像レンズ56と、CCDやCMOS等の撮像素子58を有してなる撮像カメラ57とからなる。
上記画像解析制御部6は、上記撮像カメラ54,57からの画像信号に基づき各種解析を行うコンピュータ61と、該コンピュータ61による解析結果や画像を表示する表示装置62と、キーボードやマウス等からなる入力装置63とからなり、上記撮像カメラ54により撮像された干渉縞画像に基づき、被検体7の表面71の形状を測定解析するように構成されている。
また、この画像解析制御部6は、上記撮像カメラ57により撮像されたスポット像に基づき、上記第1および第2のハーフミラー2,3にそれぞれ設けられた各2軸傾きステージ(図示略)の駆動を制御して、上記第1および第2のハーフミラー2,3のアライメント調整を行うように構成されている。さらに、この画像解析制御部6は、上記光路長調整部4の駆動を制御して、上述の被検光と参照光との光路長合わせを行うように構成されている。
以下、本実施形態に係る光波干渉測定装置の作用について説明する。
測定に先立って、上記第1および第2のハーフミラー2,3のアライメント調整を行う。このアライメント調整は、第1のハーフミラー2に関しては、まず、第1の光束分離基準平面21から反射された光により形成されるスポット像を上記撮像カメラ57により撮像し、このスポット像の画像平面上での位置を上記コンピュータ61により求める。次に、スポット像が画像平面の中心位置(光軸位置)に移動するように図示せぬ2軸傾きステージを用いて第1のハーフミラー2の傾きを調整し、第1の光束分離基準平面21が光軸に対して垂直となるようにする。第2のハーフミラー3に関しては、同様に、まず、第2の光束分離基準平面31から反射された光により形成されるスポット像を上記撮像カメラ57により撮像し、このスポット像の画像平面上での位置を上記コンピュータ61により求める。次に、スポット像が画像平面の中心位置(光軸位置)に移動するように図示せぬ2軸傾きステージを用いて第2のハーフミラー3の傾きを調整し、第2の光束分離基準平面31が光軸に対して垂直となるようにする。
このアライメント調整後、被検光と参照光との光路長合わせを行う。この光量長合わせは、上記第1および第2のハーフミラー2,3が上式(4)を満足するような配置となるように、上記光路長調整部4を用いて、第1および第2のハーフミラー2,3間の距離を調整することにより行われる。
この光量長合わせにより、第1および第2のハーフミラー2,3を順次透過して被検体7に照射された照明用光束のうち、被検体7の表面71から反射され第2および第1のハーフミラー3,2を順次透過して照射部1に戻る被検光と、第1のハーフミラー2を透過した照明用光束のうち、第2の光束分離基準平面31、第1の光束分離基準平面21、および第2の光束分離基準平面31で順次反射され、さらに第1のハーフミラー2を透過して照射部1に戻る光を参照光とが互いに干渉するようになり、被検体7の表面71の形状情報を担持した干渉光が得られる。
この干渉光を、ビームスプリッタ14を介して干渉縞撮像部5Aにおいて取込み、その干渉縞画像を撮像カメラ54によって撮像する。さらに、この干渉縞画像を画像解析制御部6において解析することにより、被検体7の表面71の形状情報を求める。
このように本実施形態の光波干渉測定装置によれば、照射部1と被検体7との間に第1および第2のハーフミラー2,3を互いに略平行に配置しており、被検光と参照光との光路長合わせを、第1および第2のハーフミラー2,3間の距離を調整することにより行うようにしている。このため、上掲の特許文献2に記載された従来のパスマッチ経路型干渉計に比べて構成が簡易であり、かつアライメント調整も容易に行うことが可能となっている。
また、被検光と参照光との光路長合わせを行うことにより、被検体7の裏面72からの反射光が測定ノイズとなることを防止できるので、被検体7の表面71の形状測定を高精度に行うことが可能となっている。
なお、上記実施形態では、被検体7の表面71の形状を測定する場合を説明しているが、被検体7の裏面72の形状や被検体7の厚みむら、被検体7の内部屈折率分布等を測定することも可能である。このような測定手法は、例えば、特開2005−274236号公報に開示されている。
また、上記実施形態では、第1の光束分離基準平面21を第1のハーフミラー2の照射部1側の面に設定し、第2の光束分離基準平面31を第2のハーフミラー3の照射部1側の面に設定しているが、第1の光束分離基準平面を第1のハーフミラー2の被検体7側の面(裏面22)に設定することや、第2の光束分離基準平面31を第2のハーフミラー3の被検体7側の面(裏面32)に設定することも可能である。
さらに、上記実施形態では、第1のハーフミラー2に光路長調整部4を設けているが、第2のハーフミラー3に光路長調整部4を設けるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る光波干渉測定装置の概略構成図 被検光と参照光との光路長合わせの一例を示す図
符号の説明
1 照射部
2 第1のハーフミラー
3 第2のハーフミラー
4 光路長調整部
5 撮像部
5A 干渉縞撮像部
5B アライメントスポット撮像部
6 画像解析制御部
7 被検体
11 光源部
12,15,51 コリメータレンズ
13 収束レンズ
14,52 ビームスプリッタ
21 第1の光束分離基準平面
22 (第1のハーフミラーの)裏面
31 第2の光束分離基準平面
32 (第2のハーフミラーの)裏面
53,56 結像レンズ
54,57 撮像カメラ
55,58 撮像素子
61 コンピュータ
62 表示装置
63 入力装置
71 (被検体の)表面(被検面)
72 (被検体の)裏面
第1のハーフミラーの屈折率
第2のハーフミラーの屈折率
第1のハーフミラーの厚み
第2のハーフミラーの厚み
第1のハーフミラーと第2のハーフミラーとの距離
第2のハーフミラーと被検体との距離

Claims (3)

  1. 可干渉距離が短い低可干渉光を出力する光源部を備えた光波干渉測定装置であって、
    前記光源部からの前記低可干渉光を平面波からなる照明用光束に変換して被検体に照射する照射部と、
    前記照射部から出力された前記照明用光束の光路上に配置され、該照明用光束の一部を透過しその余を反射する第1の光束分離基準平面を有する第1のハーフミラーと、
    前記照明用光束の一部を透過しその余を反射する第2の光束分離基準平面を有し、前記照射部から出力された前記照明用光束の光路上において、前記第2の光束分離基準平面が前記第1の光束分離基準平面と略平行となるように、前記第1のハーフミラーと前記被検体との間に配置される第2のハーフミラーと、
    前記照射部から出力され前記第1のハーフミラーおよび前記第2のハーフミラーを透過して前記被検体に照射された前記照明用光束のうち、前記被検体側から反射され前記第2のハーフミラーおよび前記第1のハーフミラーを透過する被検光の光路長が、前記照射部から出力され前記第1のハーフミラーを透過した前記照明用光束のうち、前記第2の光束分離基準平面、前記第1の光束分離基準平面、および前記第2の光束分離基準平面で順次反射され、さらに前記第1のハーフミラーを透過する参照光の光路長と略一致するように、前記第1のハーフミラーと前記第2のハーフミラーとの間の相対的な距離を調整する光路長調整部と、
    前記被検光と前記参照光との干渉により得られる干渉縞画像を撮像する干渉縞撮像部と、
    を備えてなることを特徴とする光波干渉測定装置。
  2. 前記照明用光束に対して、前記第1の光束分離基準平面の透過率をt、反射率をr、前記第2の光束分離基準平面の透過率をt、反射率をr、前記被検体の被検面の反射率をrとするとき、下式(1)を満足するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の光波干渉測定装置。
    ・r・r≒t・r・t …… (1)
    ただし、r=1−t、r=1−tとする。
  3. 下式(2)、(3)を満足するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の光波干渉測定装置。
    ≒0.5 …… (2)
    ≒r …… (3)
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