JP4780330B2 - 低コヒーレンス光干渉計及びそれを用いた低コヒーレンス光干渉方法 - Google Patents

低コヒーレンス光干渉計及びそれを用いた低コヒーレンス光干渉方法 Download PDF

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Description

本発明は、光路差を検出することによって被検物の厚さを測定する低コヒーレンス光干渉計及びそれを用いた低コヒーレンス光干渉方法に関するものである。
従来、白色光源からの光に光路差を生成するための第1の光学系と、該第1の光学系からの光の光路差を検出するための第2の光学系と、を有し、該第2の光学系は光を2つに分岐する分岐手段と該分岐手段からの光によって生成された干渉縞を検出するための光検出装置を有することにより、可動ミラーのための移動装置及び変位測定装置を必要としない白色光干渉計がある。(特許文献1)。
このような従来の白色光干渉計の構造で薄膜等の膜厚を測定する場合について説明する。白色光干渉計100は、図5(a)に示すように、低コヒーレンス光源、例えば、白色光源101からの光をコリメートレンズ102で平行光線化し、平行光線化した光を第1のビームスプリッタ103によって反射し、第2のビームスプリッタ104で2つの光に分岐する。第1の光である物体光は、対物レンズ105で集光した後、サンプル106の表面106aで反射し、対物レンズ105で平行光線化され、第2のビームスプリッタ104に戻り、第2の光である参照光は、対物レンズ105と等価な等価レンズ107で集光され、鏡108で反射してから第2のビームスプリッタ104に戻る。その後、第1及び第2の光は、第1のビームスプリッタ103を通過して、CCDカメラ109に入射される。
そして、対物レンズ105による第1の光である物体光の焦点位置がサンプル106の表面106aに一致するように白色光干渉計100のステージ100aを配置すると共に、第2ビームスプリッタ104とサンプル106表面106aの間の光路長と、第2のビームスプリッタ104と鏡108との間の光路長とが同一となるように鏡108を配置させ、等価レンズ107の焦点位置が鏡108の表面に一致するよう配置することにより、CCDカメラ109において、干渉縞が検出される。
次に、図5(b)に示すように、白色光干渉計100のステージ100aを距離Aだけ移動させ、サンプル106の裏面106bに第1の光である物体光の焦点位置を一致させる。そして、光路上の条件を揃えるために、サンプル106と同一の屈折率をもち、ほぼ同一で既知の厚さをもつ光路補償板110を等価レンズ107と鏡108との間に挿入する。この状態で第2のビームスプリッタ104から鏡108までの距離が、距離B(図5(a)参照)から距離Cとなるように鏡108を移動させ、等価レンズ107の焦点位置が鏡108の表面に一致するように配置することにより、CCDカメラ109において、干渉縞が検出される。
そして、既知である光路補償板110の屈折率と厚さ及び干渉縞が検出された時点での鏡108の移動距離からサンプル106の厚さを得ることができる。
特開平8−52749号公報
しかしながら、このような従来の白色光干渉計100では、サンプル106の裏面106bに対する干渉縞を測定するためには、(1)表面側測定後に光路補償板110が抜き差し可能な構造及び(2)鏡108の位置を厳密に移動可能とする構造が必要となり、光路補償板110の挿入時や鏡108の移動時の微振動等が問題となっていた。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光路補償板の挿入可能な構造及び鏡の位置を移動する構造を必要とせず、干渉光学系を移動するだけで位置決めができ、迅速に精度よく面間隔を測定することができる低コヒーレンス光干渉計及びそれを用いた低コヒーレンス光干渉方法を提供することである。
本発明の低コヒーレンス光干渉計は、上記課題を解決するものであって、コヒーレンス長が短い低コヒーレンス光源と、前記低コヒーレンス光源と被検物との光路中に光路に沿って移動可能な干渉光学系と、光束の光強度を電気信号に変換する光電変換手段と、前記低コヒーレンス光源からの光束を前記干渉光学系側へ導くと共に、前記干渉光学系側からの光束を前記低コヒーレンス光源とは別の方向の前記光電変換手段側へ導く光束分岐手段と、を備えた低コヒーレンス光干渉計において、前記干渉光学系は、第1光束分割合成手段、第2光束分割合成手段、光路補償光束分割合成手段、第1対物レンズ、第2対物レンズ、第3対物レンズ、第1参照鏡、第2参照鏡及び光路補償手段を備え、前記低コヒーレンス光源から射出された光束は、前記光束分岐手段を経て前記第1光束分割合成手段に入射し、第1参照光路と測定光路に分割され、前記第1参照光路の光束は、前記第2光束分割合成手段に対応する前記光路補償光束分割合成手段に入射し、その後、前記第1対物レンズに入射し集光され、前記第1対物レンズの後側焦点に配置された前記第1参照鏡で反射し、前記第1参照鏡側から前記第1対物レンズに入射し平行光とされ、その後、前記光路補償光束分割合成手段を経て前記第1光束分割合成手段に入射し、前記第1光束分割合成手段により前記測定光路に分割された光束は、前記第2光束分割合成手段に入射し、前記第2参照光路と前記測定光路に分割され、前記第2参照光路の光束は、前記第2対物レンズに入射し集光され、前記第2対物レンズの後側焦点に配置された前記第2参照鏡で反射し、前記第2参照鏡側から前記第2対物レンズに入射し平行光とされ、前記第2光束分割合成手段に入射し、前記第1参照光路中の前記第1対物レンズと第1参照鏡の間又は前記第2参照光路中の前記第2対物レンズと第2参照鏡の間には、光路補償手段が配置され、前記第2光束分割合成手段により前記測定光路に分割された光束は、前記第3対物レンズに入射し集光され、前記第3対物レンズの後側焦点に配置された前記被検物の第1面又は第2面で反射し、前記被検物側から前記第3対物レンズに入射し平行光とされ、前記第2光束分割合成手段に入射し、前記第2光束分割合成手段で、前記第2参照光路の光束と前記測定光路の光束とが合成され、前記第1光束分割合成手段で、前記第1参照光路の光束と前記測定光路の光束とが合成され、合成された光束は、前記光束分岐手段を経て前記光電変換手段に入射することを特徴とする。
また、本発明の低コヒーレンス光干渉計を用いた低コヒーレンス光干渉方法は、前記干渉光学系を前記被検物の第1面に焦点位置を一致させ、前記光電変換手段で干渉縞が測定されるように配置し、その後、前記干渉光学系を前記被検物の第2面に焦点位置を一致させ、前記光電変換手段で干渉縞が測定されるように移動し、その移動距離から前記被検物の表面から裏面までの距離を測定することを特徴とする。
本発明によれば、光路補償板の抜き差し可能な構造及び鏡の位置を移動する構造を必要とせず、干渉光学系を移動するだけで位置決めができ、迅速に精度よく面間隔を測定することができる。
以下、図面を参照にして本発明の物体厚測定装置の実施形態を説明する。図1は、本実施形態の低コヒーレンス光干渉計としての白色光干渉計1を示す。
本実施形態の白色光干渉計1は、低コヒーレンス光源の一例としての白色光源11からの光束を平行光線化する平行光線化手段10を有し、平行光線化した光束を光束分岐手段の一例としての光束分岐ビームスプリッタ20で反射し、白色光源11と被検物の一例としてのサンプル60との間の光路中の光路に沿って移動可能な干渉光学系2で第1参照光路30、第2参照光路40及び測定光路50に光束を分岐する。その後分岐した光をそれぞれ反射させ、光束分岐ビームスプリッタ20を通過して、光電変換手段の一例としてのCCDカメラ70に入射させる。
平行光線化手段10は、白色光源11、集光レンズ12、ピンホール13、コリメートレンズ14、光線制限手段15を有し、白色光源11からの光は集光レンズ12で集光され、ピンホール13で点光源化される。その後、コリメートレンズ14で平行光線化され、光線制限手段15で光線枠を制限される。
次に、平行光線化手段10からの光は、光束分岐ビームスプリッタ20によって反射され、干渉光学系2に入射する。干渉光学系2における光束は、第1参照光路30、第2参照光路40及び測定光路50に分けられる。そして、第1参照光路30には、第1光束分割合成手段の一例としての第1ビームスプリッタ31、光路補償光束分割合成手段の一例としての光路補償ビームスプリッタ32、第1対物レンズ33及び第1参照鏡34を有し、第2参照光路40には、第2光束分割合成手段の一例としての第2ビームスプリッタ41、第2対物レンズ42、光路補償手段の一例としての光路補償板43及び第2参照鏡44を有する。
ここで、第2ビームスプリッタ41と光路補償ビームスプリッタ32とは、同一構成で、第1ビームスプリッタ31からの光路上の距離も同一に設定されるとよい。
また第1対物レンズ33及び第2対物レンズ42は、第3対物レンズ51と同一構成で、光路補償ビームスプリッタ32と第1対物レンズ33との距離及び第2ビームスプリッタ41と第2対物レンズ42との距離は、第2ビームスプリッタ41と第3対物レンズ51との光路上の距離に等しく設定されるとよい。さらに、第1対物レンズ33と第1参照鏡34表面との間の距離は、第3対物レンズ51の焦点距離に等しい。
また、光路補償手段の一例としての光路補償板43は、サンプル60と同一の屈折率をもち、ほぼ同一厚さで既知の厚さをもつ。
干渉光学系2に入射した光束は、まず、第1ビームスプリッタ31で第1参照光路30と測定光路50の2つの光束に分割される。測定光路50の光束は、第2ビームスプリッタ41で、さらに第2参照光路40に分岐される。
第1ビームスプリッタ31で測定光路50の光束と分割された第1参照光路30の光束は、第2ビームスプリッタ41と対応し、同一構成の光路補償ビームスプリッタ32に入射し、その後、第3対物レンズ51と対応し、同一構成の第1対物レンズ33に入射し集光されて、第1対物レンズ33の後側焦点に配置された第1参照鏡34表面で反射される。反射後、第1対物レンズ33に入射し平行光とされ、光路補償ビームスプリッタ32、第1ビームスプリッタ31、光束分岐ビームスプリッタ20を経て、CCDカメラ70に入射される。
第2ビームスプリッタ41で測定光路50の光束と分割された第2参照光路40の光束は、第3対物レンズ51と対応し、同一構成の第2対物レンズ42で集光され、サンプル60と同一の屈折率をもち、ほぼ同一で既知の厚さをもつ光路補償板43を通過し、第2対物レンズの後側焦点に配置された第2参照鏡44表面で反射される。反射後、光路補償板43を通過し、第2対物レンズ42で平行光とされ、第2ビームスプリッタ41、第1ビームスプリッタ31、光束分岐ビームスプリッタ20を経て、CCDカメラ70に入射される。
測定光路50の光束は、第3対物レンズ51で集光され、第3対物レンズ51の後側焦点に配置されたサンプル60の第1面としての表面60a又は第2面としての裏面60bで反射される。反射後、測定光路50の光束は、第3対物レンズ51、第2ビームスプリッタ41、第1ビームスプリッタ31、光束分岐ビームスプリッタ20を経て、CCDカメラ70に入射される。
したがって、各光束は、第2ビームスプリッタ41において、第2参照光路40の光束と、測定光路50の光束とが合成され、第1ビームスプリッタ31において、第1参照光路30の光束と、測定光路50の光束とが合成され、光束分岐ビームスプリッタ20を経て、CCDカメラ70に入射される。
このような白色光干渉計1の作動について説明する。まず、干渉光学系2を、第3対物レンズ51の焦点位置がサンプル60の表面60aに一致するように光路に沿って移動させる。第1参照光路30の第1対物レンズ33と第1参照鏡34表面との間の距離は、あらかじめ第3対物レンズ51の焦点距離と同一となるように設定されているので、サンプル60表面60aで反射する測定光路50の光束と第1参照鏡34の表面で反射する第1参照光路30の光束とは、光路長差がなくなり、CCDカメラ70で干渉縞を測定することができる。
次に、図2に示すように、干渉光学系2を、第3対物レンズ51の焦点位置がサンプル60の裏面60bに一致するように光路に沿って移動させ、CCDカメラ70で干渉縞が測定できることを確認する。
この時、光路補償板43の厚さは、既知の値であり、この値と干渉光学系2の移動距離からサンプル60の厚さを演算し、測定することができる。
例えば、光路補償板43の厚さをd、サンプル60の厚さをD、サンプル60の厚さDと光路補償板43の厚さdとの差をΔ(=D−d)、距離Δだけ焦点を移動させるための干渉光学系2の移動距離をδ及び光路補償板43とサンプル60の屈折率をnとする。
まず、光路補償板43の厚さdだけ焦点位置を移動させるための干渉光学系2の移動距離L1は、
1=d/n ・・・(1)
となる。そして、サンプル60の厚さDと光路補償板43の厚さdとの差Δ(=nδ)だけ焦点を移動させるための干渉光学系2の移動距離は、
2=δ ・・・(2)
となる。そして、干渉光学系2の図1の状態から図2の状態への移動距離Lは、
L=L1+L2=d/n+δ ・・・(3)
となる。したがって、サンプル60の厚さDは、
D=nL=n(d/n+δ)=d+nδ ・・・(4)
で求められる。
なお、演算でなく、あらかじめ屈折率及び移動距離とサンプル60の厚さとの関係をまとめたテーブル等により求めてもよい。
このように、本実施形態の低コヒーレンス光干渉計1は、鏡の位置を移動する構造及び鏡の位置を移動して光路補償板を抜き差し可能な構造を必要とせず、干渉光学系2を移動するだけで位置決めができ、迅速に精度よくサンプル60の厚さを測定することができる。
図3は、本実施形態の低コヒーレンス光干渉計1のサンプル60として屈折率の異なる二層をもつサンプル80を適用した場合を示す。ただし、二層のうちの一層は既知の厚さをもつ。
この場合にも、まず、干渉光学系2を、対物レンズ51の焦点位置がサンプル80の表面80aに一致するように光路に沿って移動させる。第1参照光路30の第1対物レンズ33と第1参照鏡34表面との間の距離は、あらかじめ第3対物レンズ51の焦点距離と同一となるように設定されているので、サンプル80表面80aで反射する測定光と第1参照光路30の第1参照鏡34の表面で反射する参照光とは、光路長差がなくなり、CCDカメラ70で干渉縞を測定することができる。
次に、図4に示すように、干渉光学系2を、第3対物レンズ51の焦点位置がサンプル80の裏面80bに一致するように光路に沿って移動させ、CCDカメラ70で干渉縞が測定できることを確認する。
この時、第2参照光路40の第2対物レンズ42と第2参照鏡44表面との間の距離及び光路補償板83の厚さは、既知の値である。また、光路補償板83は、サンプル80と同じ屈折率をもった二層構造で、ほぼ同様の厚さを有する。そして、第2対物レンズ42と第2参照鏡44表面との間の距離及び光路補償板83の厚さと干渉光学系2の移動距離からサンプル80の厚さを測定することができる。
このように、本実施形態の低コヒーレンス光干渉計1は、複数層のサンプル80を適用することも可能である。
なお、本実施形態では、光路補償板43を第2参照光路40に配置したが、第1参照光路30の対物レンズ33と第1参照鏡34の間に配置してもよい。その際、第1参照光路30は、サンプル60,80の裏面60b,80bと対応し、第2参照光路40は、サンプル60,80の表面60a,80aと対応することになる。
本実施形態の物体厚測定装置によるサンプルの表面測定時を示す図である。 本実施形態の物体厚測定装置によるサンプルの裏面測定時を示す図である。 本実施形態の物体厚測定装置による二層サンプルの表面測定時を示す図である。 本実施形態の物体厚測定装置による二層サンプルの裏面測定時を示す図である。 従来の技術を示す図である。
符号の説明
1…低コヒーレンス光干渉計
2…干渉光学系
10…平行光線化手段
11…白色光源(低コヒーレンス光源)
12…集光レンズ
13…ピンホール
14…コリメートレンズ
15…光線制限手段
20…光束分岐ビームスプリッタ(光束分岐手段)
30…第1参照光路
31…第1ビームスプリッタ(第1光束分割合成手段)
32…光路補償ビームスプリッタ(光路補償光束分割合成手段)
33…第1対物レンズ
34…第1参照鏡
40…第2参照光路
41…第2ビームスプリッタ(第2光束分割合成手段)
42…第2対物レンズ
43…光路補償板
44…第2参照鏡
50…測定光路
51…第3対物レンズ
60,80…サンプル(被検物)
70…CCDカメラ(光電変換手段)

Claims (2)

  1. コヒーレンス長が短い低コヒーレンス光源と、前記低コヒーレンス光源と被検物との光路中に光路に沿って移動可能な干渉光学系と、光束の光強度を電気信号に変換する光電変換手段と、前記低コヒーレンス光源からの光束を前記干渉光学系側へ導くと共に、前記干渉光学系側からの光束を前記低コヒーレンス光源とは別の方向の前記光電変換手段側へ導く光束分岐手段と、を備えた低コヒーレンス光干渉計において、
    前記干渉光学系は、第1光束分割合成手段、第2光束分割合成手段、光路補償光束分割合成手段、第1対物レンズ、第2対物レンズ、第3対物レンズ、第1参照鏡、第2参照鏡及び光路補償手段を備え、
    前記低コヒーレンス光源から射出された光束は、前記光束分岐手段を経て前記第1光束分割合成手段に入射し、第1参照光路と測定光路に分割され、前記第1参照光路の光束は、前記第2光束分割合成手段に対応する前記光路補償光束分割合成手段に入射し、その後、前記第1対物レンズに入射し集光され、前記第1対物レンズの後側焦点に配置された前記第1参照鏡で反射し、前記第1参照鏡側から前記第1対物レンズに入射し平行光とされ、その後、前記光路補償光束分割合成手段を経て前記第1光束分割合成手段に入射し、
    前記第1光束分割合成手段により前記測定光路に分割された光束は、前記第2光束分割合成手段に入射し、前記第2参照光路と前記測定光路に分割され、前記第2参照光路の光束は、前記第2対物レンズに入射し集光され、前記第2対物レンズの後側焦点に配置された前記第2参照鏡で反射し、前記第2参照鏡側から前記第2対物レンズに入射し平行光とされ、前記第2光束分割合成手段に入射し、
    前記第1参照光路中の前記第1対物レンズと第1参照鏡の間又は前記第2参照光路中の前記第2対物レンズと第2参照鏡の間には、光路補償手段が配置され、
    前記第2光束分割合成手段により前記測定光路に分割された光束は、前記第3対物レンズに入射し集光され、前記第3対物レンズの後側焦点に配置された前記被検物の第1面又は第2面で反射し、前記被検物側から前記第3対物レンズに入射し平行光とされ、前記第2光束分割合成手段に入射し、
    前記第2光束分割合成手段で、前記第2参照光路の光束と前記測定光路の光束とが合成され、
    前記第1光束分割合成手段で、前記第1参照光路の光束と前記測定光路の光束とが合成され、
    合成された光束は、前記光束分岐手段を経て前記光電変換手段に入射することを特徴とする低コヒーレンス光干渉計。
  2. 前記干渉光学系を前記被検物の第1面に焦点位置を一致させ、前記光電変換手段で干渉縞が測定されるように配置し、その後、前記干渉光学系を前記被検物の第2面に焦点位置を一致させ、前記光電変換手段で干渉縞が測定されるように移動し、その移動距離から前記被検物の第1面から第2面までの距離を測定することを特徴とする請求項1に記載の低コヒーレンス光干渉計を用いた低コヒーレンス光干渉方法。


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