JP2008196317A - 電動コンプレッサ - Google Patents

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JP2008196317A
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Masahiro Nakagawa
昌宏 仲川
Hiromasa Shimaguchi
博匡 島口
Yoshitake Ueshima
義武 上嶋
Hiromi Ishida
博巳 石田
Yoshinobu Maemura
好信 前村
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】駆動性能の検査を容易に行うことができる電動コンプレッサを提供する。
【解決手段】 電動コンプレッサ10は、流体を圧縮する圧縮機20と、駆動軸33を介して圧縮機20を回転駆動する電動機30と、圧縮機20と、電動機30とを収容するハウジング11とを有する。この場合、ハウジング11は、電動機30の駆動軸30と位置的に対応して、内外を貫通する貫通孔12aが形成されており、駆動軸33は、貫通孔12aを介してハウジング11を貫通してハウジング外部に端部33bを突出させている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動コンプレッサに関する。
従来より、自動車の空調装置などの冷凍サイクルにおいて、導入された冷媒を圧縮し、高圧化して排出する電動コンプレッサが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図2は、従来例としての電動コンプレッサ1を模式的に示す断面図である。同図に示すように、電動コンプレッサ1は、圧縮機2と、電動モータ3と、インバータ4とを主体に構成されている。インバータ4に制御されて電動モータ3が駆動すると、電動モータ3の駆動軸3aが回転し、この駆動軸3aと一体的に連結された圧縮機2のロータ2aが回転する。これにより、圧縮機2において、導入された冷媒が圧縮され、高圧化された上で外部に排出される。
特開2003−254244号公報
ところで、従来の構成の電動コンプレッサでは、圧縮機や、電動モータおよびその駆動軸がハウジング内に収容されている。そのため、電動コンプレッサを車両へ組み付けるライン段階では、モータトルクや回転数を検査して、電動コンプレッサの性能を検査することが難しいという不都合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、駆動性能の検査を容易に行うことができる電動コンプレッサを提供することである。
かかる課題を解決するために、本発明は、圧縮機と、電動機と、ハウジングとを有する電動コンプレッサを提供する。ここで、圧縮機は、流体を圧縮し、電動機は、駆動軸を介して圧縮機を回転駆動し、ハウジングは、圧縮機と、電動機とを収容する。この場合、ハウジングは、電動機の駆動軸と位置的に対応して、内外を貫通する貫通孔が形成されており、駆動軸は、貫通孔を介してハウジングを貫通してハウジング外部に端部を突出させている。
また、本発明において、ハウジングは、このハウジングの一部を内側に陥没させた凹部を有し、この凹部の底面に貫通孔が形成されており、駆動軸は、ハウジング外部に突出させた端部の先端が、凹部の窪み領域に収まるように設定されている。
さらに、本発明において、凹部は、窪み領域の側面形状が、駆動軸の端部の外径よりも大きな内径を備えた円筒形状を有する。
本発明によれば、外部に突出させた駆動軸の端部に対して、モータトルクやモータ回転数を測定するための測定用シャフトを嵌合させることが可能となる。そのため、ライン組み付け段階において、モータトルクやモータ回転数の測定を行うことで、電動コンプレッサの駆動性能の検査を容易に行うことができ、また、不良な電動コンプレッサを早期に発見することができる。
また、本発明によれば、駆動軸の端部を外部に突出させた場合であっても、電動コンプレッサの全長が大型化するといった事態を抑制することができる。このため、車両への組み付け性が悪くなるといった事態を抑制することができる。
さらに、本発明によれば、測定用シャフトを、駆動軸に嵌合させることが可能となり、測定性能を妨げる虞がない。
図1は、本発明の実施形態にかかる電動コンプレッサ10を模式的に示す断面図である。本実施形態の電動コンプレッサ10は、例えば、自動車の空調装置の冷凍サイクルに適用可能であり、この冷凍サイクルでは、導入された冷媒を圧縮して高温高圧な冷媒を排出する。
電動コンプレッサ10は、圧縮機20と、電動モータ(電動機)30と、インバータ40とを主体に構成されている。電動コンプレッサ10のハウジング11は、第1から第3のハウジング11a〜11cで構成されており、これらが互いに結合されることで、密閉された内部空間内に圧縮機20および電動モータ30とを収容している。ハウジング11内の空間は、圧縮機20により区画されており、圧縮機20を挟んで、一方側(図中右側)に冷媒の吸入室が設けられ、他方側(図中左側)に冷媒の吐出室が設けられる。冷媒の吸入室には、電動モータ30が配置されている。
本実施形態において、圧縮機20は、ロータリー式の圧縮機であり、シリンダブロック22と、ロータ23と、ベーン(図示せず)と、一対のサイドブロック25,26とを主体に構成されている。シリンダブロック22は、内周が滑らかな非円形状に形成されたシリンダ室21を有しており、ロータ23は、このシリンダ室21内に回転自在に収納されている。ベーンは、ロータ23の外周から所定間隔をもって出没自在に配置されており、その先端がシリンダ室21の内周に摺接している。一対のサイドブロック25,26は、シリンダ室21の軸方向両側を閉塞しており、ロータ23は一対のサイドブロック25,26にそれぞれ摺接している。
電動モータ30は、ステータ31と、ロータ32と、駆動軸33とを主体に構成されており、圧縮機20を回転駆動する機能を担っている。ステータ31は、円筒形状を有しており、第1のハウジング11aの内周面に固定されている。ステータ31には、コイルが巻回されたコイル巻回部(図示せず)が周方向に沿って等間隔に設けられている。ロータ32は、ステータ31内に回転自在に収納されており、ステータ31のコイル巻回部への通電にともない励磁することで回転する。駆動軸33は、ロータ32の中心部に挿通されており、回転方向に係止されており、両サイドに配置された一対のベアリング34,35によって回転自在に軸支されている。この駆動軸33は、一方の端部(図中左側)33aに形成された凹部に、圧縮機20のロータ23が嵌合されており、ロータ23と一体的に連結されている。
ここで、本実施形態の特徴の一つとして、駆動軸33は、他方の端部(図中右側)33b、すなわち、圧縮機20と対向する側の端部33bが、ハウジング11(具体的には、第1のハウジング11a)を貫通して、ハウジング外部へ露出されている。
具体的には、第1のハウジング11aには、駆動軸33の端部33bと位置的に対応して開口部11dが形成されている。この開口部11dは、駆動軸33の端部33bの外径よりも大きな内径を備えた円筒形状に設定されており、ハウジング11の内外を貫通している。
開口部11dには、その開口領域を塞ぐように、ハウジング内側からプレート12が配設されている。このプレート12は、ハウジング11の一部として機能しており、このプレート12を含む領域を局部的に捉えた場合、ハウジング11は、プレート12を底面、開口部11dを側面とする凹形状となっている。換言すれば、ハウジング11は、その一部を内側に陥没させた凹部を備えている。凹部の底面を構成するプレート12には、駆動軸33と対応した位置に貫通孔12aが形成されている。この貫通孔12aは、駆動軸33の端部33bと形状的・位置的に対応して形成されている。
駆動軸33は、プレート12の貫通孔12aを介してハウジング11を貫通してハウジング外部に端部33bを突出させている。この際、駆動軸33の端部33bは、図1に示すように、その先端が、ハウジング11の最外周のアウトラインと同一線上、または、これよりも内側に位置するような関係となっている。換言すれば、駆動軸33は、ハウジング外部に突出させた端部の先端が、凹部の窪み領域に収まるように設定されている。
インバータ40は、スイッチング素子等を有するインバータ回路を備える回路基板で構成されており、電動モータ30の駆動制御を行う。本実施形態では、インバータ40は第3のハウジング11cを介して圧縮機20と対向する側に配設されており、
このような構成を有する電動コンプレッサ10において、電動モータ30のロータ32の回転に応じて駆動軸33が回転すると、圧縮機20のロータ23が回転する。圧縮機20のロータ23が回転すると、ベーンの出没にともないシリンダ室21における周方向の容積が変化する。これにより、吸入室からシリンダ室21に吸入された低圧冷媒が圧縮され、この圧縮された高圧冷媒が吐出室に吐出されるようになっている。吐出室に吐出された高圧冷媒は外部(導出配管)に吐出される。
このように本実施形態によれば、圧縮機20を回転駆動させる電動モータ30の駆動軸33が、ハウジング11を貫通して、その端部33bが外部に突出している。そのため、外部に突出させた駆動軸33の端部33bに対して、モータトルクやモータ回転数を測定するための測定用シャフトを嵌合させることが可能となる。そのため、ライン組み付け段階において、モータトルクやモータ回転数の測定を行うことで、電動コンプレッサ10の駆動性能の検査を容易に行うことができ、また、不良な電動コンプレッサ10を早期に発見することができる。
また、本実施形態によれば、ハウジング11は、その一部を凹形状に陥没させた凹部を備えており、この凹部の底面(プレート12)から駆動軸33の端部33bを突出させている。この場合、駆動軸33は、その端部33bの先端が、凹部の窪み領域に収まるように全長が設定されている。そのため、駆動軸33の端部33bを外部に突出させた場合であっても、電動コンプレッサ10の全長が大型化するといった事態を抑制することができる。このため、車両への組み付け性が悪くなるといった事態を抑制することができる。
また、ハウジング11の凹部は、窪み領域の側面形状が、駆動軸33の端部33bの外径よりも大きな内径を備えた円筒形状を有している。そのため、ハウジング外部に突出した駆動軸33の端部33bと、凹部の側面、すなわち開口部11dとの間にはクリアランスが確保される。そのため、測定用シャフトを、駆動軸33に嵌合させることが可能となり、測定性能を妨げる虞がない。
また、従来では、ロータに着磁する際、ステータを回転させならば行わなければならなかったが、本実施形態では、電動モータ30における駆動軸33の端部33bをハウジング外部に突出させたことで、駆動軸33とともにロータ32を回転させることでこれが可能となる。
本発明の実施形態にかかる電動コンプレッサ10を模式的に示す断面図 従来例としての電動コンプレッサ1を模式的に示す断面図
符号の説明
10 電動コンプレッサ
11 ハウジング
11d 開口部
12 プレート
12a 貫通孔
20 圧縮機
21 シリンダ室
22 シリンダブロック
23 ロータ
25 サイドブロック
26 サイドブロック
30 電動モータ
31 ステータ
32 ロータ
33 駆動軸
33a 端部
33b 端部
34 ベアリング
35 ベアリング
40 インバータ

Claims (3)

  1. 電動コンプレッサにおいて、
    流体を圧縮する圧縮機(20)と、
    駆動軸(33)を介して前記圧縮機(20)を回転駆動する電動機(30)と、
    前記圧縮機(20)と、前記電動機(30)とを収容するハウジング(11)とを有し、
    前記ハウジング(11)は、前記電動機(30)の駆動軸(30)と位置的に対応して、内外を貫通する貫通孔(12a)が形成されており、
    前記駆動軸(33)は、前記貫通孔(12a)を介して前記ハウジング(11)を貫通し、ハウジング外部に端部(33b)を突出させていることを特徴とする電動コンプレッサ。
  2. 前記ハウジング(11)は、当該ハウジング(11)の一部を内側に陥没させた凹部を有し、当該凹部の底面(12)に前記貫通孔(12a)が形成されており、
    前記駆動軸(33)は、ハウジング外部に突出させた端部(33b)の先端が、前記凹部の窪み領域に収まるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載された電動コンプレッサ。
  3. 前記凹部は、窪み領域の側面形状が、前記駆動軸(33)の端部(33b)の外径よりも大きな内径を備えた円筒形状を有することを特徴とする請求項2に記載された電動コンプレッサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010144607A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Sanden Corp 駆動回路一体型電動圧縮機
JP2012137087A (ja) * 2010-12-22 2012-07-19 Nuovo Pignone Spa 圧縮機性能の相似試験

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