JP2008196226A - 格子フェンス - Google Patents
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Abstract
【課題】侵入者の乗り越えや小動物の侵入を確実に阻止でき、しかも、視界を妨げることがない格子フェンスを提供する。
【解決手段】支柱1間に胴縁を介して複数本の主縦格子5が互いに平行に配された格子フェンスにおいて、胴縁は、上段、中段および下段2、3および4からなり、主縦格子5の上端は、上段の胴縁2から上方に突出し、主縦格子5間においてその下半部の中段の胴縁3と下段の胴縁4との間には、補助縦格子6が配され、補助縦格子6の上端は、中段の胴縁3の上方に突出している。
【選択図】図1
【解決手段】支柱1間に胴縁を介して複数本の主縦格子5が互いに平行に配された格子フェンスにおいて、胴縁は、上段、中段および下段2、3および4からなり、主縦格子5の上端は、上段の胴縁2から上方に突出し、主縦格子5間においてその下半部の中段の胴縁3と下段の胴縁4との間には、補助縦格子6が配され、補助縦格子6の上端は、中段の胴縁3の上方に突出している。
【選択図】図1
Description
この発明は、格子フェンス、特に、侵入者の乗り越えや小動物の侵入を確実に阻止でき、しかも、視界を妨げることがない格子フェンスに関するものである。
従来、格子フェンスは、図4、図5および図6に示すように、支柱11間に固定された上段の胴縁12と下段の胴縁13との間に複数本の縦格子14を互いに平行に配したものから構成されている。以下、この格子フェンスを、従来格子フェンス1という。
しかし、このような従来格子フェンス1によれば、縦格子14間の間隔(約80mm)が広いので、縦格子14間の胴縁12、13に足を掛けて侵入者が容易にフェンスを乗り越えることができた。しかも、猫や小型犬等の小動物が縦格子14間から容易に侵入することができた。
そこで、図7、図8および図9に示すように、縦格子14を長くしたり(以下、この格子フェンスを従来格子フェンス2という)、図10および図11に示すように、縦格子14の上端をくの字状に折り曲げて忍び返し14Aを形成したものがあった(以下、この格子フェンスを従来格子フェンス3という)。
上記従来格子フェンス2、3によれば、フェンスが高くなったことによって、侵入者の乗り越えは阻止できるが、縦格子14が長くなった分、フェンスの強度が低下した。
そこで、フェンスの強度を高めるには、図12および図13に示すように、胴縁の数を増やせば良いが(以下、この格子フェンスを従来格子フェンス4という)。すなわち、上段の胴縁12と下段の胴縁13との間に中段の胴縁15を新たに追加することが考えられるが、このように、中段の胴縁15を加えると、フェンスの強度は向上するものの、この胴縁15に足が掛かるので、侵入者の乗り越えを阻止できないという問題が生じる。
上記問題を解決するには、縦格子14間の間隔を、足が掛からない程度の間隔に狭めれば良いが、このようにすると、侵入者の乗り越えや猫や小型犬等の小動物の侵入を阻止できるが、縦格子14の本数が著しく増加して、コスト高となり、しかも、縦格子14の間隔が狭まるので、視界が極めて悪くなって安全上好ましくないといった問題が生じる。
従って、この発明の目的は、侵入者の乗り越えや小動物の侵入を確実に阻止でき、しかも、視界を妨げることがない格子フェンスを提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、支柱間に胴縁を介して複数本の主縦格子が互いに平行に配された格子フェンスにおいて、前記胴縁は、上段、中段および下段からなり、前記主縦格子の上端は、前記上段の胴縁から上方に突出し、前記主縦格子間において、その下半部の前記中段の胴縁と前記下段の胴縁との間には、補助縦格子が配され、前記補助縦格子の上端は、前記中段の胴縁の上方に突出していることに特徴を有するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記主縦格子の上端は、フェンスの前面側または後面側にくの字状に折れ曲がっていることに特徴を有するものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記主縦格子と前記補助縦格子との間隔は、ほぼ30mmであることに特徴を有するものである。
請求項4記載の発明は、請求項1から3の何れか1つに記載の発明において、前記上段、中段および下段の胴縁の少なくとも1つには、鋸歯状の板材が取り付けられていることに特徴を有するものである。
この発明によれば、侵入者の乗り越えや小動物の侵入を確実に阻止でき、しかも、視界を妨げることがない格子フェンスを提供することができる。
この発明の格子フェンスの一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の格子フェンスを示す正面図、図2は、この発明の格子フェンスを示す側面図である。
図1および図2において、1は、支柱、2、3および4は、支柱1間に固定された胴縁であり、2は、上段の胴縁、3は、中段の胴縁、4は、下段の胴縁である。5は、上段の胴縁2と中段の胴縁3と下段の胴縁4との間に互いに平行に配された主縦格子である。主縦格子5の上端は、上段の胴縁2から上方に突出している。主縦格子5の上端をフェンスの前面側または後面側(図示の例は、後面側)にくの字状に折り曲げて忍び返し5Aを形成すれば、侵入者の乗り越え阻止効果が一層向上する。6は、主縦格子5間において、その下半部の中段の胴縁3と下段の胴縁4との間に配された補助縦格子である。補助縦格子6の上端は、中段の胴縁3の上方に突出している。
主縦格子5の間隔は、約80mmであり、その間に補助縦格子6が配されているので、主縦格子5の下半部における主縦格子5と補助縦格子6との間隔、すなわち、格子間隔は、約30mmである。この結果、猫や小型犬等の小動物の侵入を確実に阻止できる。しかも、補助縦格子6の上端は、中段の胴縁3の上方に突出しているので、中段の胴縁3に足を掛けることができない。この結果、侵入者のフェンスの乗り越えを確実に阻止することができる。さらに、主縦格子5の上半部の間隔は広いので、視界が妨げられる恐れはない。
また、図3に示すような鋸歯状の板材7を、上段、中段および下段の胴縁2、3および4の少なくとも1つの上面に取り付ければ、侵入者の乗り越え阻止効果がさらに高まる。
なお、補助縦格子6に変えて、溶接金網等で主縦格子5の下半部の間隔を狭めても良い。
以上のように、この発明によれば、以下のような効果がもたらされる。
(1)主縦格子5を長くすることによるフェンスの強度低下を中段の胴縁3を追加することによって補うことができる。
(2)主縦格子5の下半部間に補助縦格子6を設け、格子間隔を狭めることによって、猫や小型犬等の小動物の侵入を確実に阻止できる。
(3)補助縦格子6により格子間隔を狭めると共に、補助縦格子6の上端を中段の胴縁3から突出させることによって、中段の胴縁3に足を掛けてのフェンスの乗り越えを確実に阻止することができる。
(4)補助縦格子6を主縦格子5の全長ではなく、必要とされる主縦格子5の下半部間にのみ設けることによって、その分、コスト低減が図れると共に、視界が妨げられる恐れはない。
1:支柱
2:上段の胴縁
3:中段の胴縁
4:下段の胴縁
5:主縦格子
5A:忍び返し
11:支柱
12:上段の胴縁
13:下段の胴縁
14:縦格子
14A:忍び返し
15:中段の胴縁
2:上段の胴縁
3:中段の胴縁
4:下段の胴縁
5:主縦格子
5A:忍び返し
11:支柱
12:上段の胴縁
13:下段の胴縁
14:縦格子
14A:忍び返し
15:中段の胴縁
Claims (4)
- 支柱間に胴縁を介して複数本の主縦格子が互いに平行に配された格子フェンスにおいて、
前記胴縁は、上段、中段および下段からなり、前記主縦格子の上端は、前記上段の胴縁から上方に突出し、前記主縦格子間において、その下半部の前記中段の胴縁と前記下段の胴縁との間には、補助縦格子が配され、前記補助縦格子の上端は、前記中段の胴縁の上方に突出していることを特徴とする格子フェンス。 - 前記主縦格子の上端は、フェンスの前面側または後面側にくの字状に折れ曲がっていることを特徴とする、請求項1記載の格子フェンス。
- 前記主縦格子と前記補助縦格子との間隔は、ほぼ30mmであることを特徴とする、請求項1または2記載の格子フェンス。
- 前記上段、中段および下段の胴縁の少なくとも1つには、鋸歯状の板材が取り付けられていることを特徴とする、請求項1から3の何れか1つに記載の格子フェンス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007033346A JP2008196226A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | 格子フェンス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007033346A JP2008196226A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | 格子フェンス |
Publications (1)
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Family
ID=39755418
Family Applications (1)
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JP2007033346A Pending JP2008196226A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | 格子フェンス |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008196226A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160208515A1 (en) * | 2015-01-15 | 2016-07-21 | Charles Larsen | Apparatus and related methods for modifying fence |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5199445A (ja) * | 1975-02-28 | 1976-09-02 | Hitachi Ltd | Nisenshikizennijutsushinhoshiki |
JPS5671849A (en) * | 1979-11-16 | 1981-06-15 | Canon Inc | Cassette type video tape recorder |
JPS60164563A (ja) * | 1984-02-01 | 1985-08-27 | 石川島播磨重工業株式会社 | コンクリ−ト壁の斫り工法 |
-
2007
- 2007-02-14 JP JP2007033346A patent/JP2008196226A/ja active Pending
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