JP3185156U - 獣害防護柵 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な構成で棒状部材を動物が通れない適当な間隔に定めて設置することができる獣害防護柵を提供する。
【解決手段】複数の棒状部材11と、この棒状部材11が取り付けられる孔が、動物が通れない約100mmの間隔で形成された支持部材12と、から獣害防護柵10を構成し、棒状部材11を孔に挿入することで動物が通れない約100mmの間隔で配置する。
【選択図】図1
【解決手段】複数の棒状部材11と、この棒状部材11が取り付けられる孔が、動物が通れない約100mmの間隔で形成された支持部材12と、から獣害防護柵10を構成し、棒状部材11を孔に挿入することで動物が通れない約100mmの間隔で配置する。
【選択図】図1
Description
本考案は、動物が田畑に侵入することを防いで農作物を保護する獣害防護柵に関するものである。
従来、田畑などにおいて農作物を食い荒らす、例えば猪やその子供である瓜坊、鹿などの野生動物から農作物を保護するため、田畑に防護柵が設置されている。この防護柵は例えば、田畑の周りに立てられた支柱間に網などが張り巡らされて形成されているものや、間を狭めて並列させた複数の棒によって形成されたものなどがある。
しかし、広大な田畑を防護柵で囲うことは難儀であり、また、適した間隔で棒が並列していなければ、棒の間を小動物に通り抜けられる。
本考案は、このような実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、簡便な構成で動物が通れない適当な間隔に定めて棒を設置することができる獣害防護柵の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る獣害防護柵は、複数の棒状部材と、前記棒状部材が取り付けられる取付部が、動物が通れない所定の間隔で形成された支持部材と、から構成され、前記棒状部材が前記取付部に取り付けられることで、動物が通れない所定の間隔で前記棒状部材の配置が定められることを特徴とする。
本考案に係る獣害防護柵は、前記動物が通れない所定の間隔が、約100mmであることを特徴とする。
本考案に係る獣害防護柵は、前記棒状部材の下部が、動物が掘り起こすことができない所定の深さまで埋設されたことを特徴とする。
本考案に係る獣害防護柵は、一部の前記棒状部材が、この棒状部材と隣接する他の前記棒状部材よりも長く形成された長手棒状部材であり、横長の線状部材が他の前記棒状部材の上方に配置されると共に前記長手棒状部材間に渡されて支持されたことによって、動物が乗り越えることができない所定の高さに横長の前記線状部材が備えられたことを特徴とする。
本考案に係る獣害防護柵は上記の構成である。この構成によれば、動物が通れない所定の間隔で支持部材に形成された取付部に棒状部材が取り付けられることで、棒状部材の間隔が必然的に定まる。したがって、簡便な構成で動物が通れない適当な間隔に定めて棒状部材を設置することができる。
本考案に係る獣害防護柵は動物が通れない所定の間隔が約100mmである。この構成によれば、瓜坊などの小動物の大きさよりも狭い間隔で棒状部材が設置される。したがって、簡便な構成で動物が通れない適当な間隔に定めて棒状部材を設置することができる。
本考案に係る獣害防護柵は、棒状部材の下部が、動物が掘り起こすことができない所定の深さまで埋設されている。したがって、動物が地面を掘り起こして獣害防護柵を潜り抜けることが棒状部材によって妨げられる。
本考案に係る獣害防護柵は、一部の棒状部材が、この棒状部材と隣接する他の棒状部材よりも長く形成された長手棒状部材であり、横長の線状部材が他の棒状部材の上方に配置されると共に長手棒状部材間に渡されて支持されたことによって、動物が乗り越えることができない所定の高さに横長の線状部材が備えられている。したがって、動物が棒状部材を乗り越えることが線状部材によって妨げられる。
以下、本考案の実施形態に係る獣害防護柵を図面に基づいて説明する。
図1および図3において、本考案の第一実施形態に係る獣害防護柵10は、地面1に立てられる複数の棒状部材11、この棒状部材11が取り付けられる取付部としての孔13が、動物が通れない所定の間隔14で形成された支持部材としての平板支持部材12、一部の棒状部材11(長手棒状部材16)間に渡されて支持された線状部材としての針金17、から構成されている。
図1において、一部の棒状部材11は、この棒状部材11と隣接する他の棒状部材11よりも長手に形成された長手棒状部材16である。棒状部材11は長さ(高さ)が動物の大きさに合わせて決められ、例えば約1400mmであり、長手棒状部材16の長さが例えば2000mmである。また、素材が例えば、鉄、ステンレス、プラスチックなどであり、形状が例えば、丸棒、異形棒などである。各部材11,16は地面に突き立てられる際に埋設される部分と露出する部分との境界に目印が付されていてもよい。
長手棒状部材16は、上端側に通線孔18が形成されている。通線孔18の数や間隔は任意であるが、例えば長手棒状部材16の上端側から200mm間隔で3箇所に形成されている。通線孔18は針金17が通される。
図3において、平板支持部材12は長手の平板状であり、孔13が所定の間隔14で形成されている。孔13は棒状部材11が挿入される大きさである。所定の間隔14は、瓜坊などの小動物が通れない間隔14である。平板支持部材12は、例えば厚みが約3.2mmから約0.5mm、幅が約50mmから約10mm、所定の間隔14が約100mmである。
図1において、獣害防護柵10は平板支持部材12が地面1に載置され、棒状部材11が平板支持部材12の孔13に挿入されると共に地面1に突き立てられている。棒状部材11はおおよそ10本ごとに他の棒状部材11よりも長手に形成されている。すなわち、長手棒状部材16はおおよそ10本の棒状部材11ごとに配置されている。各部材11,16は目印が地面1に合わせられ、下部が地中のうち、動物が掘り起こすことができない所定に深さまで埋設されている。ここで所定の深さは、動物が掘り起こすことができない深度であり、例えば約350mmである。
棒状部材11は長手方向の複数個所に取り付けられた平板支持部材12によって支持されている。平板支持部材12は、例えば棒状部材11の下部、中部、上部などに配置され、固定具2で棒状部材11に固定されている。固定具2は例えば針金、ビニール紐、結束バンドなどである。
長手棒状部材16の通線孔18は針金17が通されている。針金17は、通線孔18を通って他の棒状部材11の上方に配置されると共に長手棒状部材16間に渡され、動物が乗り越えることができない所定の高さに支持されている。ここで、動物が乗り越えることができない所定の高さは、例えば約1650mmである。
以上が第一実施形態に係る獣害防護柵10である。
図2および図4において、本考案の第二実施形態に係る獣害防護柵20は、支持部材が針金で形成された針金支持部材15である。針金支持部材15の孔13は針金が環状に曲げられたことで形成され、棒状部材11の回りの大きさに合わせて編み上げられる。針金は1本から、または複数本が縒り合されて形成されている。なお、他の構成は第一実施形態に係る獣害防護柵10と同じである。
次に、上記した実施例の効果を説明する。
上記したとおり各実施形態によれば、平板支持部材12および針金支持部材15は孔13が、動物が通れない所定の間隔14で形成されている。所定の間隔14は、瓜坊などの小動物が通れない間隔14であり、約100mmである。この構成によれば、約100mm間隔で各支持部材12,15に形成された孔13に棒状部材11が取り付けられることで、棒状部材11の間隔14が必然的に定まる。したがって、簡便な構成で棒状部材11を適当な間隔14に定めることができる。
本実施形態によれば、棒状部材11は目印が地面1に合わせられ、下部が地中のうち、動物が掘り起こすことができない所定の深さまで埋設されている。所定の深さは、動物が掘り起こすことができない深度であり、例えば約350mmである。この構成により、動物によって地面1が掘り起こされた場合であっても、下部が所定の深さまで埋設された棒状部材11によって動物が潜り抜けることを防ぐことができる。
本実施形態によれば、長手棒状部材16は上端側に通線孔18が、例えば長手棒状部材16の上端側から200mm間隔で3箇所に形成されている。通線孔18に通された針金17は、他の棒状部材11の上方に配置されると共に長手棒状部材16間に渡され、動物が超えることができない所定の高さに支持されている。所定の高さは、例えば約1650mmである。この構成により、鹿などが棒状部材11を乗り越えようとした場合であっても、針金17によって鹿などが棒状部材11を乗り越えることを防ぐことができる。
以上、本考案の実施形態を詳述したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではない。そして本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 地面
2 固定具
10、20 獣害防護柵
11 棒状部材
12 平板支持部材(支持部材)
13 孔(取付部)
14 間隔
15 針金支持部材(支持部材)
16 長手棒状部材
17 針金(線状部材)
18 通線孔
2 固定具
10、20 獣害防護柵
11 棒状部材
12 平板支持部材(支持部材)
13 孔(取付部)
14 間隔
15 針金支持部材(支持部材)
16 長手棒状部材
17 針金(線状部材)
18 通線孔
Claims (4)
- 複数の棒状部材と、
前記棒状部材が取り付けられる取付部が、動物が通れない所定の間隔で形成された支持部材と、
から構成され、
前記棒状部材が前記取付部に取り付けられることで、前記動物が通れない所定の間隔で前記棒状部材の配置が定められる、
ことを特徴とする獣害防護柵。 - 前記動物が通れない所定の間隔が、約100mmである、
ことを特徴とする請求項1に記載の獣害防護柵。 - 前記棒状部材の下部が、動物が掘り起こすことができない所定の深さまで埋設された、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の獣害防護柵。 - 一部の前記棒状部材が、この棒状部材と隣接する他の前記棒状部材よりも長手に形成された長手棒状部材であり、横長の線状部材が他の前記棒状部材の上方に配置されると共に前記長手棒状部材間に渡されて支持されたことによって、動物が乗り越えることができない所定の高さに横長の前記線状部材が備えられた、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の獣害防護柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013002871U JP3185156U (ja) | 2013-05-23 | 2013-05-23 | 獣害防護柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013002871U JP3185156U (ja) | 2013-05-23 | 2013-05-23 | 獣害防護柵 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3185156U true JP3185156U (ja) | 2013-08-01 |
Family
ID=50428956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013002871U Expired - Fee Related JP3185156U (ja) | 2013-05-23 | 2013-05-23 | 獣害防護柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3185156U (ja) |
-
2013
- 2013-05-23 JP JP2013002871U patent/JP3185156U/ja not_active Expired - Fee Related
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