JP3140999U - 害獣通行阻止用フェンス - Google Patents

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芳徳 北川
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株式会社トーアミ
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Abstract

【解決手段】害獣が通過出来ない網目の大きさとしたフェンスFの下辺を、設置すべき傾斜面Aと平行にする。このフェンスFの下辺から下方に向けて、傾斜面Aに差し込むための線材3,3を、フェンスFの幅方向において害獣が通過出来ない間隔で複数本配置する。
【効果】フェンスFの下辺から下方に向けて突出している線材3,3を、傾斜面Aの土中に突き刺すだけで、フェンスFの下辺と傾斜面Aとの間に余分な隙間が生じないように、傾斜面AにフェンスFを容易に設置することができ、害獣Bの侵入を防止できる。複数本の線材3,3が傾斜面Aに突き刺されているので、害獣Bがその付近の土を掘ったとしても土中に埋もれていた線材3,3が柵のようにそこに現われ出るから、その付近の孔からの害獣Bの侵入を防止できる。
【選択図】図3

Description

本考案は、法面などの傾斜面に設置しやすくするために工夫された害獣通行阻止用のフェンスに関するものである。
害獣の通行を阻止するために設置されるフェンスとして、鉄線(鋼線)を交差させたものが提案され(例えば、特許文献1,2参照)、実際に商品化もされている。
登録実用新案第3072153号公報
特開2001−336315号公報
これらは、フェンスがいずれも方形状で、しかも、フェンスを支柱で支える形式のものであるから、法面など水平でない傾斜面に設置するのが面倒であった。特に、フェンス下辺と傾斜面との間に余分な隙間ができないようにするためには、傾斜面に沿って方形状のフェンスを傾けて設置する必要があり、傾けて設置したフェンスを支柱で支えなければならないから、それだけ設置が面倒であった。本考案は、この欠点を解消することを第一の目的とする。
また、従来のフェンスによれば、フェンス下辺付近の土を掘られると、その付近の孔から害獣に容易に侵入され、田畑を荒らされるなど通行阻止用としての目的を達成することができない。本考案は、この欠点を解消することを第二の目的とする。
第一の目的を達成するために、本考案では、害獣が通過出来ない網目の大きさとしたフェンス下辺を、設置すべき傾斜面と平行にするとともに、フェンス下辺から下方に向けて、傾斜面に差し込むための線材を突出させてある。
フェンスの下辺と傾斜面とが平行になるようにフェンスを傾斜面に設置してやれば、フェンスの下辺と傾斜面との間に余分な隙間が生じないから、害獣の侵入を防止できるのみならず、フェンス下辺から下方に向けて突出している線材を、傾斜面の土中に突き刺すだけで、傾斜面にフェンスを容易に設置することができる。
第二の目的を達成するためには、傾斜面に差し込むための線材を、フェンスの幅方向において害獣が通過出来ない間隔で複数本配置することが望ましい。
この場合には、フェンス下辺から下方に向けて突出している複数本の線材を傾斜面に突き刺すことができるので、害獣がその付近の土を掘ったとしても土中に埋もれていた線材が柵のようにそこに現われ出るから、その付近の孔からの害獣の侵入を防止できる。
傾斜面に差し込むための複数本の線材の突き出し長さを、順次異ならしめておくのが良い。
このようにした場合には、設置すべき傾斜面の傾きが急であろうが緩やかであろうが、異なる傾きに応じて突き出し長さの異なる線材の土中への突き刺し量を変えることにより、多種多様な傾斜面にフェンスを自在に設置することができる。
傾斜面に差し込むための線材は、害獣が通過出来ない網目の大きさとしたフェンスの列方向の線材そのものを延長したものであることが望ましい。
この場合には、フェンス下辺から列方向の線材とは異なる線材を別途突出させなくても、延長された列方向の線材そのものを傾斜面に差し込むための線材として利用できるから、極めて都合が良いのみならず、製造工程も複雑にならない。
請求項1記載の考案によれば、フェンスの下辺と傾斜面とが平行になるようにフェンスを傾斜面に設置してやれば、フェンスの下辺と傾斜面との間に余分な隙間が生じないから、害獣の侵入を防止できるのみならず、フェンス下辺から下方に向けて突出している線材を、傾斜面の土中に突き刺すだけで、傾斜面にフェンスを容易に設置することができる。
請求項2記載の考案によれば、フェンス下辺から下方に向けて突出している複数本の線材を傾斜面に突き刺すことができるので、害獣がその付近の土を掘ったとしても土中に埋もれていた線材が棚のようにそこに現われ出るから、その付近の孔からの害獣の侵入を防止できる。
請求項3記載の考案によれば、設置すべき傾斜面の傾きが急であろうが緩やかであろうが、異なる傾きに応じて突き出し長さの異なる線材の土中への突き刺し量を変えることにより、多種多様な傾斜面にフェンスを自在に設置することができる。
請求項4記載の考案によれば、フェンス下辺から列方向の線材とは異なる線材を別途突出させなくても、延長された列方向の線材そのものを傾斜面に差し込むための線材として利用できるから、極めて都合が良いのみならず、製造工程も複雑にならない。
本考案を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本考案によるフェンスFは、図1〜図3に示すように、列方向の線材1,1と行方向の線材2,2とを交差させ、各交点を溶接により固定した網体で構成されている。線材1,2は通常の鋼線を用いることができ、網目の大きさは猪、鹿、イタチなどの害獣Bが通過出来ない大きさとする。猪、鹿、イタチなどの害獣Bの大きさに応じて、網目の大きさを適宜変更することができる。また、法面など設置すべき傾斜面Aの広さに応じて、フェンスFの大きさを変えることができる。そして、フェンスFの下辺を、設置すべき傾斜面Aと平行にするとともに、フェンスFの下辺から下方に向けて、傾斜面Aに差し込むための線材3を突出させる。
図3に示すように、フェンスFの下辺と傾斜面Aとが平行になるようにこのフェンスFを傾斜面Aに設置してやれば、フェンスFの下辺と傾斜面Aとの間に余分な隙間が生じないから、害獣Bの侵入を防止できるのみならず、フェンスFの下辺から下方に向けて突出している線材3を、傾斜面Aの土中に突き刺すだけで、傾斜面AにフェンスFを容易に設置することができる。
フェンスFの下辺は設置すべき傾斜面Aと少なくとも平行になっておれば良く、上辺も下辺と平行になっている方が体裁も良い。フェンスFを構成する多数の線材1,1、2,2の交差角度は自由である。多数の線材1,1、2,2の交差角度は直角でも菱形でも良く、また、その他特殊な形状になるように交差させても良い。ここには、フェンスFの下辺となる最下位の行方向の線材2とそれより上方に位置する行方向の線材2,2とを、いずれも平行になるように配置し、これら行方向の線材2,2と交差する列方向の線材1,1を平行の鉛直方向に配置した場合が例示されている。
図1、図2に示すように、ここには、傾斜面Aに差し込むための線材3を、フェンスFの幅方向において害獣Bが通過出来ない間隔で複数本配置した場合が例示されている。 このフェンスFによれば、フェンスFの下辺から下方に向けて突出している複数本の線材3,3を傾斜面Aに突き刺すことができるので、害獣Bがその付近の土を掘ったとしても土中に埋もれていた線材3,3が棚のようにそこに現われ出るから、その付近の孔からの害獣Bの侵入を防止できる。
図1には、傾斜面Aに差し込むための複数本の線材3,3の突き出し長さが同じである場合を示し、図2には、この突き出し長さを順次異ならしめた場合を示す。
突き出し長さを順次異ならしめた図2に示すフェンスFによれば、設置すべき傾斜面Aの傾きが急であろうが緩やかであろうが、異なる傾きに応じて突き出し長さの異なる線材3,3の土中への突き刺し量を変えることにより、多種多様な傾斜面AにフェンスFを自在に設置することができる。
また、ここには、傾斜面Aに差し込むための線材3,3を、害獣Bが通過出来ない網目の大きさとしたフェンスFの列方向の線材1,1そのものを延長したものである場合が例示されている。
このフェンスFによれば、フェンスFの下辺から列方向の線材1,1とは異なる線材を別途突出させなくても、延長された列方向の線材1,1そのものを傾斜面Aに差し込むための線材3,3として利用できるから、極めて都合が良いのみならず、製造工程も複雑にならない。
なお、複数本の線材3,3を傾斜面Aに突き刺すことにより設置されたフェンスFを、図3に示すように支柱Pでさらに支えてやれば、フェンスFをより強固に設置できるので、より倒れにくくすることができる。
本考案による害獣通行阻止用フェンスの一例を示す正面図である。 図1に示す害獣通行阻止用フェンスの別の例を示す正面図である。 使用状態の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1…線材、2…線材、F…フェンス、A…傾斜面、B…害獣。

Claims (4)

  1. 害獣が通過出来ない網目の大きさとしたフェンス下辺を、設置すべき傾斜面と平行にするとともに、フェンス下辺から下方に向けて、傾斜面に差し込むための線材を突出させたことを特徴とする害獣通行阻止用フェンス。
  2. 傾斜面に差し込むための線材は、フェンスの幅方向において害獣が通過出来ない間隔で複数本配置されていることを特徴とする請求項1記載の害獣通行阻止用フェンス。
  3. 傾斜面に差し込むための複数本の線材の突き出し長さを、順次異ならしめたことを特徴とする請求項2記載の害獣通行阻止用フェンス。
  4. 傾斜面に差し込むための線材は、害獣が通過出来ない網目の大きさとしたフェンスの列方向の線材そのものを延長したものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の害獣通行阻止用フェンス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147425A (ja) * 2009-12-25 2011-08-04 Toami Corp 獣害防止フェンス

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