JP2008195571A - 基板の分断装置 - Google Patents

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Akira Shirai
明 白井
Iwao Kawai
岩男 川合
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Abstract

【課題】分断面にチッピングのない基板の分断装置を提供する。
【解決手段】表面の製品サイズの線上にカッターにより切断線がスライブされた一次加工ずみ液晶パネルなどの基板Aをテーブル21のクッションマット22上に載置し、二次加工位置の上記切断線の直上に位置する折割部材Cを昇降手段D、D´によって降送しながら、上記折割部材により衝撃を加えて上記切断線に分断ニューを浸透させる基板の分断装置において、上記折割部材と基板との圧力作用接触点を、前記折割部材の一端から他端に逐次移動して押し割るように上記昇降手段を運転する。
【選択図】図1

Description

この発明は、液晶パネルなどの基板の分断装置に関する。
液晶パネルは、二枚の板ガラスを貼り合わせて形成してある。
この液晶パネルを製品サイズに分断するには、液晶パネルのA面(片面)にカッターで切断線を入れた(スライブした)のち、この液晶パネルを180度反転(裏返)して、上側になったB面(もう片面)の切断線上の直上部分を折割部材としてのロールやバー材で衝撃を加えて板ガラスに分断を浸透させる(特許文献1)。
なお、B面の分断も上述のようにB面にカッターで切断線を入れた(スライブした)のち、この液晶パネルを180度反転(裏返し)して、上側になったA面の切断線上の直上部分を折割部材としてのロールやバー材で衝撃を加えて板ガラスに分断を浸透させる。
なお、液晶パネルを載置するテーブル上には、クッションシートやテーブルマットが敷設されて、衝撃を吸収するようにしてある(特許文献2及び3)。
特開2001−10834公報 特開平6−279042号公報 特開平10−330125号公報
ところで、特許文献1の分断方式によると、ニューを浸透させる折割部材による加圧は、切断線の全長に折割部材の加圧部位全長を同時接触させて加圧をかけるようになっている。
すると、切断線の全長におよんで強い衝撃力が作用することになる。
この場合、基板の厚みが厚い場合、不良品(チッピングによる)の発生が少ない。
しかしながら、最近は、特に基板の薄板化が進み、薄い基板を上述のような方式で分断すると、分断面にチッピングが発生し、このチッピングによって分断エッヂ強度が低下する問題が発生した。
そこで、この発明は、薄板化した基板の分断にともない分断面にチッピングが発生しないようにした基板の分断装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、表面の製品サイズの線上にカッターにより切断線がスライブされた一次加工ずみ液晶パネルなどの基板をテーブルのクッションマット上に載置し、二次加工位置の上記切断線の直上に位置する折割部材を昇降手段によって降送しながら、上記折割部材により衝撃を加えて上記切断線に分断ニューを浸透させる基板の分断装置において、上記折割部材と基板との圧力作用接触点を、前記折割部材の一端から他端に逐次移動して押し割るように上記昇降手段を運転する。
すると、分断面にチッピングの発生がなく、その結果、破断強度が低下する問題をなくすることができる。
以上のように、この発明の基板の分離装置によれば、昇降手段の運転により折割部材を降送しながら基板の表面にまず折割部材の一端側を押し付けて切断線に分断のニューを浸透させ、この状態から折割部材の他端側を降送して、切断線の分断ニューを一端から他端迄に向け逐次浸透させるようにして分断するので、ニューの浸透の逐次移動により押し割ることになる。
このため、切断線の全長を同時加圧した際の強い衝撃力により発生したチッピングが回避され、切断面のチッピングによる分断エッジの強度低下がなく、厚みの薄い基板の分断を良好に行うことができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明実施形態では、図1から図6に示すように、表面の製品サイズの線上に製品サイズの切断線aの一次加工ずみ基板Aを、上記切断線aにニューを浸透させて分断するもので、上記の基板Aは、例えば図示のように二枚の板ガラス11,11を貼り合わせて形成され、一次加工の切断線aは、基板AのA面製品サイズの線上にカッターにより切断線を入れたのち、この基板Aを反転させて送り出したのち、停止時に二次加工の分断装置の切断線上の直上に位置する折割部材により切断線aを加圧して切断線aにニューを浸透させるもので、基板AのB面にもニューの浸透させた切断線の一致する線上にカッターにより切断線を入れたのち、この基板Aを反転させて送り出したのち、停止時に二次加工の分断装置の切断線の直上に位置する分断装置の折割部により切断線aを加圧して、切断線aにニューを浸透させる加工を施すことにあり、この作業を、例えば特開2001−10834号公報(特許文献1)に示す方式により行う。
次に、この発明の上記二次加工の分断装置を説明する。
基板Aは、テーブル21上のクッションマット22上に載置する。
上記のテーブル21は、図1に示すように、二条の平行するレール23に座台25の下面両側のスライダ24をスライド自在に係合すると共に、座台25上の旋回台43にテーブル21を据え付けて(この旋回台43は、数値制御により90度旋回させて、縦横の切断線aの向きをかえる)テーブル21を旋回させるようにしてある。
そして、台座25の下面に取付けてある雌ネジ26にねじ込んだ雄ネジ27の両端を軸受(図示省略)によりフリーに回転するように軸承すると共に、雄ネジ27の一端に接続してあるモーター(図示省略)の数値制御により運転して、テーブル21を間歇走行させて、後述の分断装置Bの折割部材Cの直下に切断線aが到達するようにテーブル21上の基板Aをおくる。
なお、テーブル21上の基板Aは、吸引方式などの保持手段(図示省略)により保持させる。
上記の分断装置Bは、図1、2に示すように左右のベース28に左右の昇降手段D、D´としてのそれぞれ数値制御により運転する第1モーター29、第2モーター30を据え付けて、この第1モーター29及び第2モーター30の出力軸に連なって上方に向く雄ネジ31、32を水平材33の両端に保持してある雌ネジ34、35にねじ込んで構成する。
その際、上記一方の雌ネジ34は、水平材33の一端側の透孔40に水平なピン36を貫通させて回動自在に保持させてあり、他方の雌ネジ35は、雌ネジ35の両側から突出するピン37を水平材33の両側の水平な長孔38に貫通させて、水平材33がピン36を支点として揺動するようにしてある。
そして、水平材33の下面両端部には、折割部材Cとしてのバー材39が設けてある。
なお、上記の昇降手段D、D´を図示の構成にかえて降下ストロークを設定することができるシリンダやカムなどを使用し、又折割部材Cをバー材39にかえてロールを使用することもできる。
図中42は、水平材33の昇降ガイド軸である。
上記のように構成すると、左右の昇降手段D、D´の第1モーター29及び第2モーター30を運転して水平材33を降送する。
降送にともない図5に示すように、基板Aの上面切断線aの直上一端にバー材39の一端側が当接して基板Aの上面に加圧力を作用させるので、図4に示すように切断線aの分断ニューを図4に示すように浸透する。
この状況下で第1モーター29の運転を停止する。このとき、第2モーター30の運転を続行する。
すると、水平材33と共にバー材39が停止し一端側を支点として他端側が逐次降送することになるので、切断線aの直上の基板Aの上面を逐次接触点の移動するバー材39により接触点の移動方向線に沿って移動しながら加圧することになる。
このため、切断線aのニューの浸透が押し割ることになって、切断線aの全長を一端から他端に向けて逐次ニューを浸透させながら分断する。
すると、切断線の全長に一度に加圧力(衝撃)を作用させた場合のようなチッピングが回避されて、分断エッジの強度低下がない特有な効果がある。
なお、第1モーター29及び第2モーター30にサーボモーターを使用して、数値制御の運転により折割部材Cの押し込み量を自由に調整(各切断線のラインに応じて設定)することができる。
例えば、耳部の場合、深く押し込まないと分断できない。すなわち、耳端の他の部分(場合)は、余り深く押し込まなくても充分に割れる(分断でき)、この押し込み量が耳端によっても変わるので、その都度カッターライン毎に押し込み深さを変える必要がある。
勿論、折割部材Cは、水平で基板に押し当てても分断できる。
この発明の実施形態を示す正面図。 同上の一部切欠平面図。 ニューの浸透の工程を示す縦断拡大側面図。 同縦断拡大側面図。 同拡大正面図。 ニューを浸透させた拡大正面図。
符号の説明
A 基板
a 切断線
11 板ガラス
21 テーブル
22 クッションマット
23 レール
24 スライダ
25 座台
26 雌ネジ
27 雄ネジ
28 ベース
29 第1モーター
30 第2モーター
31,32 雄ネジ
33 水平材
34,35 雌ネジ
36,37 ピン
38 長孔
39 バー材
40 透孔
B 分断装置
C 折割部材
D,D´昇降手段

Claims (1)

  1. 表面の製品サイズの線上にカッターにより切断線がスライブされた一次加工ずみ液晶パネルなどの基板をテーブルのクッションマット上に載置し、二次加工位置の上記切断線の直上に位置する折割部材を昇降手段によって降送しながら、上記折割部材により衝撃を加えて上記切断線に分断ニューを浸透させる基板の分断装置において、上記折割部材と基板との圧力作用接触点を、前記折割部材の一端から他端に逐次移動して押し割るように上記昇降手段を運転するようにしたことを特徴とする基板の分断装置。
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