JP2008195124A - 電動シートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な回路構成で電動モータの回生時に流れる回生電流を予測するとともに、コストダウンを実現することができる電動シートベルト装置を提供する。
【解決手段】Hブリッジ回路を構成するFET1〜4と、FET1〜4の各々に接続されたフライホイールダイオード5〜8と、シートベルト21を巻き取る電動モータ9と、電動モータ9に流れる電流を電流信号として出力するモータ電流検出回路12と、電流信号により電動モータ9の通電方向および通電電流量の制御信号を出力するMPU13と、制御信号によりFET1〜4をPWM駆動するFET駆動回路14とを備え、モータ電流検出回路12は、シャント抵抗器11の両端電圧に基づいて、バッテリ10からの駆動電力供給時に電動モータ9に流れる駆動電流を検出する駆動電流検出回路15と、駆動電流から、電動モータ9の回生時に流れる回生電流を予測する回生電流予測回路16とを含む。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両等に搭載されて乗員を座席に拘束する電動シートベルト装置に関し、特に、シートベルトを巻き取る電動モータの回生時に流れる回生電流を予測する技術に関する。
従来から、前方車両等の障害物との距離や、運転者によるブレーキの操作状態等の情報に基づいて車両の衝突可能性を予測し、必要に応じて電動モータでシートベルトを巻き取ることにより、運転者に衝突の危険性を警報したり、乗員を座席に拘束して衝突時の被害を軽減させたりする電動シートベルト装置が知られている。
このような電動シートベルト装置では、予測された車両の衝突可能性に応じて、シートベルトを巻き取る電動モータを駆動制御する必要がある。
電動モータを駆動制御する方法のひとつに、4個のスイッチング素子を含むHブリッジ回路において、PWM(Pulse Width Modulation)信号により電動モータを駆動するチョッパ制御がある。
以下、図4および図5を参照しながら、電動モータのチョッパ制御について説明する。
図4は、一般的なモータ駆動回路を示す構成図である。
図4において、このモータ駆動回路は、4個のFET(Field Effect Transistor)(スイッチング素子)1〜4から構成されるHブリッジ回路を備えている。
FET1およびFET2は、Hブリッジ回路の左側のハイサイドおよびローサイドにそれぞれ接続されている。また、FET3およびFET4は、Hブリッジ回路の右側のハイサイドおよびローサイドにそれぞれ接続されている。
また、このモータ駆動回路は、4個のFET1〜4の各々に接続されたフライホイールダイオード5〜8と、Hブリッジ回路のハイサイドとローサイドとの間に接続された電動モータ9と、電動モータ9に駆動電力を供給するバッテリ10(電源)と、Hブリッジ回路とグランドとの間に接続されたシャント抵抗器11と、シャント抵抗器11に接続された電流検出回路51と、電流検出回路51に接続されたMPU(Micro Processing Unit)(モータ制御手段)13と、MPU13に接続されたFET駆動回路(駆動手段)14とを備えている。
電流検出回路51は、シャント抵抗器11の両端電圧から電動モータ9に流れる電流を検出し、電流信号を出力する。
MPU13は、電流信号に基づいて、電動モータ9の通電方向および通電電流量を制御するための制御信号を出力する。
また、FET駆動回路14は、制御信号に基づいてPWM信号を出力し、FET1〜4をPWM駆動する。
このモータ駆動回路において、電動モータ9を正転駆動させる場合には、FET1をオンし、FET2、3をオフして、FET4をPWM信号によりオン−オフ制御(すなわち、PWM駆動)する。
このとき、FET4は、PWM信号の周期毎に所定時間オンされ、電動モータ9には、FET4がオン状態の場合のみバッテリ10から駆動電力が供給される。
ここで、ハイサイドのFET1をオン−オフ制御せず、オン状態に固定することにより、スイッチングに伴う発熱を防止している。
また、電動モータ9を逆転駆動させる場合には、FET3をオンし、FET1、4をオフして、FET2をPWM信号によりオン−オフ制御(すなわち、PWM駆動)する。
また、4個のFET1〜4の各々に接続されたフライホイールダイオード5〜8は、FETがオン状態からオフ状態に切り替わった際に、電動モータ9のコイル(図示せず)から発生する誘導電圧(逆起電圧)によって流れる電流を還流させる。
すなわち、例えばPWM信号によってFET4がオン状態からオフ状態に切り替わったとき、電動モータ9の慣性駆動により発生する誘導電圧に応じて流れる電流は、電動モータ9から、フライホイールダイオード7およびFET1を通って再び電動モータ9に戻る閉ループ回路を還流(回生)する。
ここで、この閉ループ回路に電流(以下、「回生電流」と称する)を回生させることにより、電力を有効に利用している。
このモータ駆動回路では、スイッチングに伴う発熱を防止するために、ハイサイドのFET1、3をオン状態に固定し、電力を有効に利用するために、閉ループ回路に回生電流を回生させている。
そこで、電動モータ9を正転駆動あるいは逆転駆動させる場合には、ハイサイドのFET1あるいはFET3をオン状態としたまま、ローサイドのFET4あるいはFET2をPWM駆動している。
そのため、このモータ駆動回路では、ローサイドのFET4あるいはFET2がオン状態の場合のみ、バッテリ10から電動モータ9に駆動電力が供給され、シャント抵抗器11に電流が流れて両端に電圧が発生する。
したがって、ローサイドのFET4あるいはFET2がオフ状態で、回生電流が上記の閉ループ回路を回生している場合(電動モータ9の回生時)には、シャント抵抗器11に電流が流れず両端に電圧が発生しない。
ここで、図4のモータ駆動回路について、FET4に与えられるPWM信号と、電流検出回路51から出力される電流信号と、電動モータ9の実電流との関係を図5に示す。
図5において、電動モータ9の回生時には、シャント抵抗器11の両端に電圧が発生しないので、実際には電動モータ9に回生電流(電動モータの実電流の実線参照)が流れているにもかかわらず、電流検出回路51から出力される電流信号が零となる。
すなわち、上記の一般的なモータ駆動回路では、電動モータ9の回生時に流れる回生電流を検出することができず、電流信号から得られる平均電流値が、電動モータ9の実電流の平均電流値と大きく異なるという問題点があった。
そこで、上記の問題点を解決するために、従来のハイサイド方式の電流検出回路は、電動モータの駆動を制御する制御手段からの指示信号に同期して、FETのオン時にシャント抵抗器の両端間から検出される両端電圧をサンプルし、かつFETのオフ時に両端電圧を保持するためのアナログスイッチを含むサンプルホールド回路と、指示信号に同期してアナログスイッチをスイッチングするためのスイッチ駆動信号を生成するスイッチ駆動信号生成回路とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
サンプルホールド回路は、指示信号に同期したアナログスイッチのオン動作により、Hブリッジ回路内のFETがオン期間中のシャント抵抗器の両端電圧をコンデンサにサンプルし、FETのオフ時においては、アナログスイッチのオフ動作により、コンデンサの両端間の電圧をホールド電圧として出力する。
これにより、電動モータの回生時に流れる回生電流を、直接検出することなく予測している。
特許第3154665号公報
従来のハイサイド方式の電流検出回路では、FETのオン時にシャント抵抗器の両端電圧をサンプルするサンプルホールド回路と、サンプルホールド回路のアナログスイッチをスイッチングするスイッチ駆動信号生成回路とにより電動モータの回生電流を予測している。
そのため、回路構成が複雑になるとともに、コストが高くなるという問題点があった。
ここで、図4に示した一般的なモータ駆動回路を、上記の電動シートベルト装置に適用した場合について説明する。
電動シートベルト装置において、車両の座席に設けられたシートベルト(図示せず)は、ぜんまい機構(リトラクタ)によって引き込まれ、座席に着座した乗員、あるいはチャイルドシート等を固定している。
したがって、車両の衝突可能性に応じて電動モータ9がシートベルトを巻き取る場合であっても、電動モータ9は、ほぼ回転しない状態になっている。
続いて、この状態で、MPU13からの制御信号によってFET1〜4がPWM駆動され、電動モータ9が正転駆動している場合を考える。
PWM信号によってFET4がオン状態からオフ状態に切り替わったとき、電動モータ9の慣性駆動により発生する逆起電圧の大きさは、電動モータ9の回転数に比例する。
そのため、電動モータ9がほぼ回転しない状態では、逆起電力をほぼ零とみなすことができる。
したがって、電動モータ9の回生電流は、図5の一点鎖線のようになり、また、電動モータ9のインダクタンスLを電動モータ9の電機子抵抗Raで除算して得られる電気的時定数(L/Ra)のみで表される1次遅れ要素となる。
すなわち、図4のモータ駆動回路を適用した電動シートベルト装置においては、電動モータ9の回生電流を容易に予測することができる。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、簡素な回路構成で電動モータの回生時に流れる回生電流を予測するとともに、コストダウンを実現することができる電動シートベルト装置を提供することにある。
この発明に係る電動シートベルト装置は、車両の座席に設けられて乗員を座席に拘束するシートベルトを備えた電動シートベルト装置であって、Hブリッジ回路を構成する複数のスイッチング素子と、複数のスイッチング素子の各々に接続されたフライホイールダイオードと、Hブリッジ回路に接続されてシートベルトを巻き取る電動モータと、電動モータに駆動電力を供給する電源と、Hブリッジ回路に接続されたシャント抵抗器と、電動モータに流れる電流を検出し、電流信号を出力するモータ電流検出手段と、電流信号に基づいて、電動モータの通電方向および通電電流量を制御するための制御信号を出力するモータ制御手段と、制御信号に基づいて、複数のスイッチング素子をPWM駆動する駆動手段とを備え、モータ電流検出手段は、シャント抵抗器の両端電圧に基づいて、電源からの駆動電力供給時に電動モータに流れる駆動電流を検出する駆動電流検出手段と、駆動電流に基づいて、電動モータの回生時に流れる回生電流を予測し、電流信号として出力する回生電流予測手段とを含むものである。
この発明の電動シートベルト装置によれば、シートベルトを巻き取る電動モータに流れる電流を検出するモータ電流検出手段は、シャント抵抗器の両端電圧に基づいて、電源からの駆動電力供給時に電動モータに流れる駆動電流を検出する駆動電流検出手段と、駆動電流に基づいて、電動モータの回生時に流れる回生電流を予測する回生電流予測手段とを含むので、簡素な回路構成で電動モータの回生時に流れる回生電流を予測するとともに、コストダウンを実現することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係る電動シートベルト装置を示す構成図である。
図1において、この電動シートベルト装置は、電動モータ9に流れる電流を検出し、電流信号を出力するモータ電流検出回路12(モータ電流検出手段)を備えている。
また、電動モータ9は、車両の座席に設けられたシートベルト21を巻き取る。
モータ電流検出回路12は、駆動電流検出回路15(駆動電流検出手段)と、回生電流予測回路16(回生電流予測手段)とを含んでいる。
駆動電流検出回路15は、シャント抵抗器11の両端に電圧が発生している場合(ローサイドのFET4あるいはFET2がオン状態であって、バッテリ10から電動モータ9に駆動電力が供給されている場合、以下、「バッテリ10からの駆動電力供給時」と称する)に、シャント抵抗器11の両端電圧に基づいて、電動モータ9に流れる駆動電流を検出する。なお、電動モータ9の回生時には、駆動電流は零となる。
回生電流予測回路16は、シートベルト21を巻き取る電動モータ9がほぼ回転しない状態であることから、駆動電流検出回路15で検出された駆動電流に基づいて、電動モータ9の回生時に流れる回生電流を予測し、電流信号として出力する。
その他の構成は、前述した図4と同様なので、詳述を省略する。
図2は、図1の回生電流予測回路16を詳細に示す回路図である。
図2において、回生電流予測回路16は、駆動電流検出回路15からの駆動電流が非反転入力端子に入力されるオペアンプ17と、オペアンプ17の出力端子にアノードが接続されたダイオード18と、オペアンプ17の非反転入力端子とダイオード18のカソードとの間に接続された抵抗19と、ダイオード18のカソードとグランドとの間に接続されたコンデンサ20とを有している。
回生電流予測回路16は、バッテリ10からの駆動電力供給時には、駆動電流検出回路15からの駆動電流をそのまま電流信号として出力するとともに、コンデンサ20を充電する。
また、回生電流予測回路16は、電動モータ9の回生時には一次遅れ系となり、抵抗19の抵抗値Rとコンデンサ20の静電容量Cとを互いに乗算して得られる電気的時定数(RC)で、コンデンサ20に蓄積された電荷を放電し、電流信号を出力する。
ここで、回生電流予測回路16の電気的時定数(RC)は、電動モータ9の電気的時定数(L/Ra)と等しい値になるように設定されている。
すなわち、回生電流予測回路16の電気的時定数(RC)によるA点(図2参照)での電流信号の波形が、電動モータ9の実電流の波形と一致するように、抵抗19の抵抗値Rとコンデンサ20の静電容量Cとが設定されている。
以下、上記構成の電動シートベルト装置の動作について説明する。
まず、前方車両等の障害物との距離や、運転者によるブレーキの操作状態等の情報に基づいて車両の衝突が予測された場合に、MPU13は、モータ電流検出回路12からの電流信号に基づいて、電動モータ9の通電方向および通電電流量を制御するための制御信号を出力する。
FET駆動回路14は、制御信号に基づいてPWM信号を出力し、FET1〜4をPWM駆動する。
例えば、シートベルト21を巻き取る場合には、FET1をオンし、FET2、3をオフして、FET4をPWM信号によりオン−オフ制御(PWM駆動)することにより、電動モータ9を正転駆動させる。
また、シートベルト21は、一度巻き取られると機構的にロック状態となるので、再度シートベルト21を巻き取る場合には、ロック状態を解除する必要がある。
シートベルト21のロック状態を解除する場合には、FET3をオンし、FET1、4をオフして、FET2をPWM信号によりオン−オフ制御(PWM駆動)することにより、電動モータ9を逆転駆動させる。
駆動電流検出回路15は、前述のように、バッテリ10からの駆動電力供給時に、シャント抵抗器11の両端電圧に基づいて、電動モータ9に流れる駆動電流を検出する。
また、回生電流予測回路16は、バッテリ10からの駆動電力供給時には、駆動電流検出回路15からの駆動電流をそのまま電流信号として出力し、電動モータ9の回生時には、駆動電流検出回路15からの駆動電流に基づいて、電動モータ9の回生電流を予測し、電流信号として出力する。
ここで、図1の電動シートベルト装置について、FET4に与えられるPWM信号と、モータ電流検出回路12から出力される電流信号と、電動モータ9の実電流との関係を図3に示す。
図3において、電流信号は、バッテリ10からの駆動電力供給時(電流の立ち上がり時)には、シャント抵抗器11の両端電圧に基づいて駆動電流検出回路15で検出された駆動電流となり、電動モータ9の回生時(電流の立ち下がり時)には、駆動電流検出回路15からの駆動電流に基づいて回生電流予測回路16で予測された電動モータ9の回生電流となる。
この発明の実施の形態1に係る電動シートベルト装置によれば、シートベルト21を巻き取る電動モータ9に流れる電流を検出するモータ電流検出回路12は、駆動電流検出回路15と、回生電流予測回路16とを含んでいる。
駆動電流検出回路15は、シャント抵抗器11の両端電圧に基づいて、バッテリ10からの駆動電力供給時に電動モータ9に流れる駆動電流を検出する。
また、回生電流予測回路16は、シートベルト21を巻き取る電動モータ9がほぼ回転しない状態であることから、駆動電流検出回路15で検出された駆動電流に基づいて、電動モータ9の回生時に流れる回生電流を予測する。
そのため、簡素な回路構成で電動モータ9の回生時に流れる回生電流を予測するとともに、コストダウンを実現することができる。
また、回生電流予測回路16にダイオード18を設けることにより、簡素な回路構成でバッテリ10からの駆動電力供給時と、電動モータ9の回生時とを容易に模擬することができる。
また、電動モータ9の電気的時定数(L/Ra)を、回生電流予測回路16の電気的時定数(RC)で模擬することにより、簡素な回路構成で回生電流を予測することができる。
この発明の実施の形態1に係る電動シートベルト装置を示す構成図である。 図1の回生電流予測回路16を詳細に示す回路図である。 図1の電動シートベルト装置について、FETに与えられるPWM信号と、モータ電流検出回路から出力される電流信号と、電動モータの実電流との関係を示す説明図である。 一般的なモータ駆動回路を示す構成図である。 図4のモータ駆動回路について、FETに与えられるPWM信号と、電流検出回路から出力される電流信号と、電動モータの実電流との関係を示す説明図である。
符号の説明
1〜4 FET(スイッチング素子)、5〜8 フライホイールダイオード、9 電動モータ、10 バッテリ(電源)、11 シャント抵抗器、12 モータ電流検出回路(モータ電流検出手段)、13 MPU(モータ制御手段)、14 FET駆動回路(駆動手段)、15 駆動電流検出回路(駆動電流検出手段)、16 回生電流予測回路(回生電流予測手段)、17 オペアンプ、18 ダイオード、19 抵抗、20 コンデンサ、21 シートベルト。

Claims (2)

  1. 車両の座席に設けられて乗員を前記座席に拘束するシートベルトを備えた電動シートベルト装置であって、
    Hブリッジ回路を構成する複数のスイッチング素子と、
    前記複数のスイッチング素子の各々に接続されたフライホイールダイオードと、
    前記Hブリッジ回路に接続されて前記シートベルトを巻き取る電動モータと、
    前記電動モータに駆動電力を供給する電源と、
    前記Hブリッジ回路に接続されたシャント抵抗器と、
    前記電動モータに流れる電流を検出し、電流信号を出力するモータ電流検出手段と、
    前記電流信号に基づいて、前記電動モータの通電方向および通電電流量を制御するための制御信号を出力するモータ制御手段と、
    前記制御信号に基づいて、前記複数のスイッチング素子をPWM駆動する駆動手段とを備え、
    前記モータ電流検出手段は、
    前記シャント抵抗器の両端電圧に基づいて、前記電源からの駆動電力供給時に前記電動モータに流れる駆動電流を検出する駆動電流検出手段と、
    前記駆動電流に基づいて、前記電動モータの回生時に流れる回生電流を予測し、前記電流信号として出力する回生電流予測手段と
    を含むことを特徴とする電動シートベルト装置。
  2. 前記回生電流予測手段は、
    前記駆動電流検出手段からの前記駆動電流が非反転入力端子に入力されるオペアンプと、
    前記オペアンプの出力端子にアノードが接続されたダイオードと、
    前記非反転入力端子と前記ダイオードのカソードとの間に接続された抵抗と、
    前記ダイオードのカソードとグランドとの間に接続されたコンデンサとを有し、
    前記抵抗の抵抗値と前記コンデンサの静電容量とを互いに乗算して得られる電気的時定数は、前記電動モータの電気的時定数と等しい値に設定され、
    前記電源からの駆動電力供給時には、前記駆動電流を前記電流信号として出力するとともに、前記電動モータの回生時には、前記駆動電流に基づいて、前記電動モータの回生電流を予測し、前記電流信号として出力することを特徴とする請求項1に記載の電動シートベルト装置。
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