JP2008194313A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来より小さいスペースに設置可能な回転直動変換機構を有する遊技機を提供する。
【解決手段】本発明のパチンコ遊技機10では、第1の扉51を直動するための回転直動変換機構80Xが、直動巻回ベルト85を必要な量だけリール81から延ばし、不要な部分はリール81に巻回する構成になっているので、従来のラックアンドピニオンによる回転直動変換機構に比べて小さいスペースに設置することができる。しかも、直動巻回ベルト85が、直線状に延びた状態で幅方向において円弧状に湾曲した板金で構成されているので座屈強度も高い。また、直動巻回ベルト85を板金で構成したことにより、樹脂で構成した場合に比べて信頼性が向上すると共に、薄肉化することができ、コンパクトになる。
【選択図】図13

Description

本発明は、回転駆動源の出力回転を直動部材の直動動作に変換するための回転直動変換機構を備えた遊技機に関する。
図18には、従来の遊技機に備えた回転直動変換機構5が示されている。この回転直動変換機構5は、遊技機に備えた表示画面の前方に備えた扉1,1を、モータ2にて直動させるために備えられ、各扉1に一体に設けたラック3と、モータ2の回転出力軸に取り付けられてラック3に噛合したピニオン4とからなる。また、ラック3を扉1から片持ち梁状に突出させることで、扉1の全長より長い直動ストロークを確保している(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−40413号公報(第3図〜第5図)
しかしながら、上述した従来の遊技機に備えた回転直動変換機構5では、扉1の直動スペースの延長上にラック3の片持ち梁部分用の直動スペースを加えて確保する必要があり、遊技機内に回転直動変換機構5を設置するための広いスペースが必要になっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来より小さいスペースに設置可能な回転直動変換機構を有する遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、回転駆動源と、その回転駆動源に対して直動可能に設けられた直動部材と、回転駆動源の出力回転を直動部材の直動動作に変換するための回転直動変換機構とを有した遊技機において、回転直動変換機構は、回転駆動源により回転駆動されるリールと、帯状をなし、一端部がリールに固定される一方、他端部が直動部材に固定され、リールを一方側に回転駆動したときに弾性変形してリールに巻回され、直動部材をリール側の始端位置へと引っ張って移動することが可能な直動巻回ベルトを備え、その直動巻回ベルトは、リールを他方側に回転駆動したときに、弾性復元してリールと直動部材との間で直線状に延びかつ直動部材から直動反力を受けた際にその直動反力に抗した突っ張り状態になって直動部材をリールから離れた側の終端位置へと押圧して移動することが可能な剛性を有するところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、直動巻回ベルトは、直線状に延びた状態で幅方向において円弧状に湾曲した構造をなし、かつ、その円弧状になった凹部を内側にして巻回可能であると共に、その巻回された状態で幅方向において平坦になるように弾性変形される板金で構成されたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、リールの外周面に対向配置され、リールに巻回された直動巻回ベルトの径方向の広がりを規制すると共に、直動巻回ベルトの巻回量が増すに従ってその直動巻回ベルトに押されてリールから離れる側に弾性変形するベルト押さえを備えたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機において、直動部材の直動方向に延び、その直動方向と直動巻回ベルトの幅方向とに直交した方向で直動部材の移動を規制するための直動ガイド部材を備えたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載の遊技機において、直動ガイド部材には、直動部材の直動方向に延びたガイド突条が突出形成され、直動部材には、直動巻回ベルトの幅方向に延び、ガイド突条に摺接可能な摺接突条が突出形成されたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の遊技機において、画像を表示可能な表示画面を有した表示装置と、表示画面の前方に配置され、表示画面を縁取り可能なフレーム部材とを備え、そのフレーム部材の一辺にリールを配置すると共に、直動部材を表示画面と平行な方向で直動するように配置したところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機において、直動部材の直動方向と平行に延びたレール部と、レール部に直動可能に係合したスライド部とを有して別体の2部品間を相対的に直動可能に連結し、スライド部がレール部の端部に当接することで2部品を直動可能範囲の両端部で位置決めする従動連結機構と、従動連結機構により直動部材に連結された従動部材とを備え、直動部材が、始端位置と終端位置との間を移動する途中で、スライド部がレール部に沿って移動した後、スライド部がレール部の端部に当接して、従動部材が直動部材と一体に移動するところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機において、水平方向を向いた表示画面を有する表示装置と、表示画面の前方に配置され、表示画面を四角形に縁取り可能であると共に、一辺にリールが回転可能に軸支されたフレーム部材と、表示画面と平行な板状をなしかつリールを備えた一辺とその対向辺との間を直動可能な直動部材としての直動プレートと、フレーム部材のうちリールを備えた一辺側で、直動プレートに複数重ねて配置可能な複数の従動プレートと、直動プレートの直動方向と平行に延びたレール部と、レール部に直動可能に係合したスライド部とを有して別体の2部品間を相対的に直動可能に連結し、スライド部がレール部の端部に当接することで2部品を直動可能な範囲の両端部で位置決めする従動連結機構とを備え、隣り合って重なった従動プレート同士をそれぞれ従動連結機構にて連結すると共に一端側の従動プレートを直動プレートに従動連結機構にて連結し、さらに、他端側の従動プレートをフレーム部材のうちリールを備えた一辺に従動連結機構にて連結することで、直動プレートがフレーム部材の一辺側の始端位置からその対向辺側の終端位置へと移動する過程で複数の従動プレートが徐々に相互にずれて展開されるように構成したところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項8に記載の遊技機において、フレーム部材の一辺には、始端位置に配置された直動プレートに複数の従動プレートを重ねた状態にして収容可能なプレート収容部が備えられたところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項8又は9に記載の遊技機において、リールは、フレーム部材の上辺に配置されると共に、直動プレートは上下方向に直動し、直動プレートが終端位置に配置されたときに、各従動プレートが、自重により従動連結機構における直動範囲の一端側に位置決めされ、直動プレートが始端位置に配置されたときに、各従動プレートが直動プレートを介して回転駆動源から受ける力により、従動連結機構における直動範囲の他端側に位置決めされるところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項10に記載の遊技機において、表示画面と平行かつ水平な方向に直動可能に設けられ、直動プレートの側方で表示画面の一部を覆うことが可能な横開閉扉と横開閉扉に一体に設けられて直動プレートの前側又は後側の領域で片持ち梁状に延びたラックと、フレーム部材に取り付けられたサブ回転駆動源と、サブ回転駆動源によって回転駆動され、ラックに噛合したピニオンとを備えたところに特徴を有する。
請求項12の発明は、請求項11に記載の遊技機において、直動プレートを、フレーム部材の左右方向の中央に配置すると共に、横開閉扉を直動プレートに対して左右対称に配置したところに特徴を有する。
請求項13の発明は、請求項12に記載の遊技機において、直動プレートに設けられて左右両方向に延び、左右の直動プレートの後方に配置されて先端部がフレーム部材の両側部に対向した支持補助部材と、フレーム部材の両側部に設けられて上下方向に延び、支持補助部材の両端部に対して前後方向で移動を規制すると共に上下方向で摺動可能に係合した上下動補助ガイドとを設けたところに特徴を有する。
請求項14の発明は、請求項11乃至13の何れかに記載の遊技機において、左右方向に延びたレール部と、レール部に直動可能に係合したスライド部とを有して別体の2部品間を相対的に直動可能に連結し、スライド部がレール部の端部に当接することで2部品を直動可能範囲の両端部で位置決め可能な扉連結機構と、横開閉扉に扉連結機構にて連結された従動扉とを設け、横開閉扉がフレーム部材の側部に移動したときに横開閉扉に対して従動扉が重なり、横開閉扉がフレーム部材の中央側に移動したときに、横開閉扉に対して従動扉がずれて表示画面の一部を覆うように構成したところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の遊技機に備えた回転直動変換機構は、回転駆動源により回転駆動されるリールに直動巻回ベルトを巻回し、その直動巻回ベルトの端部を直動部材に固定した構造になっている。そして、リールを一方側に回転駆動すると直動巻回ベルトが弾性変形してリールに巻回され、直動部材が始端位置へと引っ張られて移動する。一方、リールを他方側に回転駆動すると直動巻回ベルトが弾性復元してリールと直動部材との間で直線状に延びかつ直動部材を終端位置へと押圧して移動することができる。このように、本発明の遊技機に備えた回転直動変換機構では、直動巻回ベルトが必要な量だけリールから延ばされて直動部材を押圧することができ、直動巻回ベルトのうち不要な部分はリールに巻回されるので、従来の回転直動変換機構に比べて小さいスペースに設置することができる。
[請求項2の発明]
直動巻回ベルトは、樹脂、ゴム、板金等の何れの材料で構成してもよい。また、請求項2のように、直動巻回ベルトを直線状に延びた状態で幅方向において円弧状に湾曲した板金で構成にすれば、座屈に対する強度が増す。また、直動巻回ベルトを板金で構成すれば、樹脂で構成した場合のようなクリープ変形もないので、信頼性が向上すると共に、薄肉化することができるので、リールに巻回した状態でコンパクトにすることができる。
[請求項3の発明]
請求項3の構成では、リールに巻回された直動巻回ベルトの径方向の広がりをベルト押さえによって規制することで、巻回された直動巻回ベルトをコンパクトな状態に保持することができる。
[請求項4の発明]
請求項4の構成によれば、直動ガイド部材の案内により直動部材の直動動作が安定する。
[請求項5の発明]
請求項5の構成では、直動ガイド部材と直動部材との間でガイド突条と摺接突条が摺接するので、摺接面積が抑えられ、摺接抵抗を低減することができる。
[請求項6の発明]
請求項6の構成によれば、表示画面に表示された画像と直動部材との動作を合わせて遊技者に見せることで演出効果を高めることができる。
[請求項7の発明]
請求項7の構成によれば、一つの回転駆動源で、直動部材と従動部材の動作の始動タイミングをずらした煩雑な動作を行わせることができる。
[請求項8の発明]
請求項8の構成によれば、表示画面の画像と直動プレートと複数の従動プレートの動作とを合わせて遊技者に見せると共に、直動プレート及び複数の従動プレートを徐々にずらして展開させることで、演出効果を高めることができる。
[請求項9の発明]
請求項9の構成によれば、フレーム部材の一辺に備えたプレート収容部に、直動プレートと複数の従動プレートとを重ねた状態にして収容することができる。
[請求項10の発明]
請求項10の構成によれば、各従動プレートが自重により従動連結機構における直動範囲の一端側に位置決めされるので、直動プレート及び従動プレートからなるプレート群を伸縮する動作が安定する。
[請求項11及び12の発明]
請求項11の構成によれば、表示画面の前方で直動プレートと横開閉扉とが異なる方向(そ上下方向と水平方向)で直動することで、演出効果が高まる。そして、その横開閉扉を直動させるためのラックが、横開閉扉に一体に設けられて直動プレートの前方又は後方の領域で延びているので、直動プレートの移動空間とラックの移動空間とを前後に並べて隣接配置することができコンパクトな構成にすることができる。さらに、請求項12の構成のように、直動プレートを、フレーム部材の左右方向の中央に配置すると共に、横開閉扉を直動プレートに対して左右対称に配置すれば、横開閉扉を2つにしてもコンパクトな構成にすることができる。
[請求項13の発明]
請求項13の構成によれば、直動プレートに備えた支持補助部材が、フレーム部材の両側部に設けた上下動補助ガイドに案内されて直動プレートの動作が安定する。しかも、支持補助部材は横開閉扉によって覆われているので、見た目にも優れる。
[請求項14の発明]
請求項14の構成によれば、一つのサブ回転駆動源で、横開閉扉と従動扉の動作の始動タイミングをずらした煩雑な動作を行わせることができる。
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機10に係る第1実施形態を、図1〜図17に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機10の遊技板11には、ガイドレール12で囲まれたほぼ円形の遊技領域R1が形成され、その遊技領域R1内に液晶表示画面34(本発明の「表示画面」に相当する)が備えられている。遊技領域R1のうち液晶表示画面34の下方領域のうち左右方向の中央部には、第1及び第2の始動入賞口14A,14B、大入賞口15及びアウト口16が上から順番に並べて設けられ、左右の両側部には、ガイドレール12に沿って一般入賞口20,21及びサイドランプ22がそれぞれ設けられている。また、第2の始動入賞口14Bの左隣には始動ゲート18Aが設けられ、第2の始動入賞口14Bの右隣には通常ゲート18Bが設けられている。さらに、液晶表示画面34の左側の流下領域には、風車19が設けられている。そして、遊技領域R1全体に亘って、図示しない複数の障害釘が起立している。
遊技板11は前側を前面枠10Zにて覆われ、その前面枠10Zに形成されたガラス窓10Wを通して遊技領域R1が前方に臨んでいる。前面枠10Zのうちガラス窓10Wの上方には左右に1対のスピーカ25,25が設けられ、ガラス窓10Wより下方には、上皿27A及び下皿27Bが上下2段にして設けられている。そして、下皿27Bの右端部に備えた操作ノブ28を回動操作すると、上皿27Aに収容された遊技球が遊技領域R1に向けて弾き出される。なお、上皿27Aに備えたボタン29を押すと上皿27Aに収容されている遊技球が下皿27Bへと移動する。
次に所要の各部位についてさらに詳説する。一般入賞口20,21は、所謂、ポケット構造をなし、遊技球が丁度1つ入球可能な大きさで上方に開口している。そして、各一般入賞口20,21に入った遊技球は、遊技板11に設けた図示しない貫通孔を通って、遊技板11の裏側に回収される。そして、これら各一般入賞口20,21に遊技球の1球の入賞を検出する度に、例えば、4個の賞球が上皿27Aに払い出される。
始動ゲート18Aは、遊技球が通過可能な門形構造をなし、通過した遊技球は始動ゲート18Aに内蔵されたゲートスイッチ(図示せず)によって検出される。この検出信号に基づいて、液晶表示画面34の下端部に備えた普通図柄表示部34Dの図柄が変動表示される。その普通図柄表示部34Dは、「0」〜「9」までの数字からなる数字図柄が所定期間に亘って変動表示された後、所定の数字図柄が停止表示される。なお、通常ゲート18Bは、ゲートスイッチを有さず、遊技球が単に通過可能な門形構造になっている。
第1及び第2の始動入賞口14A,14Bは、上下に並べて配置されている。各始動入賞口14A,14Bは、共に遊技板11から突出した部材の上面に開口を備えた、所謂、ポケット構造をなしている。そして、各始動入賞口14A,14Bに入った遊技球は、遊技板11に設けた図示しない貫通孔を通って、遊技板11の裏側に回収される。
上側に配置された第1の始動入賞口14Aは、遊技球が1つだけ入る開口幅を有している。一方、下側に配置された第2の始動入賞口14Bは、第1の始動入賞口14Aの真下に配置され、その開口の左右両側には可動翼片14C,14Cが備えられている。これら両可動翼片14C,14Cは、常には起立状態になっており、両可動翼片14C,14Cに挟まれた第2の始動入賞口14Bの開口幅は、遊技球が1つだけ入る大きさとなっている。そして、普通図柄表示部34Dで停止表示された数字図柄が奇数になると、遊技板11の裏に設けた普通電動役物ソレノイド(図示せず)が駆動されて、可動翼片14C,14Cが所定期間(例えば、0.4秒間)に亘って横に倒される。すると、第2の始動入賞口14Bの上方空間が側方に開放し、第1の始動入賞口14Aの両脇を通過した遊技球が可動翼片14Cに受け止められて第2の始動入賞口14Bに案内されるようになる。また、第1及び第2の各始動入賞口14A,14B内に遊技球の1球の入賞を検出する度に、例えば、4個の賞球が上皿27Aに払い出されると共に、遊技の当否判定が行われ、その当否判定の結果が、液晶表示画面34に表示される。
液晶表示画面34には、通常、3つの左、中、右の特別図柄13A,13B,13Cが横並びに表示されている。これら各特別図柄13A,13B,13Cは、例えば、「0」〜「11」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄13A,13B,13Cごと、所定の種類のものが停止表示されている。そして、始動入賞口14A,14Bに遊技球が入賞して当否判定が行われたときに、これら3つの特別図柄13A,13B,13Cが、上下方向にスクロール表示され、所定時間後に、例えば、左、中、右の順で各特別図柄13A,13B,13Cが停止表示される。このとき、遊技の当否判定の結果が「大当たり」であれば、例えば、全ての特別図柄13A,13B,13Cが同じ図柄、即ち、ぞろ目になる。
また、液晶表示画面34において特別図柄13A,13B,13Cが変動表示又は「大当たり状態」の最中に始動入賞口14A,14Bに入賞した場合、その入賞球は保留球として最大で4個まで記憶され、その保留記憶数(保留球数)が、液晶表示画面34の下端部に備えた保留数表示部34Eに表示される。そして、特別図柄13A,13B,13Cが停止表示又は「大当たり状態」が終了すると、その保留記憶数が1つ減らされて再び、特別図柄13A,13B,13Cが変動表示してから停止表示されて、遊技の当否判定結果が表示される。
なお、前面枠10Zの左下隅に備えた遊技ボタン27Cを押圧すると、液晶表示画面34で変動表示されている特別図柄13A,13B,13C以外の画像(例えば、キャラクタ画像)を、遊技者の任意のタイミングで停止させることができる。
大入賞口15は、横長矩形に形成されて、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。パチンコ遊技機10が「大当たり状態」になると、遊技板11の裏に設けた図示しない大入賞口ソレノイドが駆動され、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能となる。
ここで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が30秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したかの何れかの条件が先に満たされた場合に終了する。また、「大当たり状態」は、最大で、例えば15ラウンドまで継続される。
大入賞口15の内部には、継続入賞口と計数入賞口とが設けられている。より詳細には、可動扉15Tが開いたときには、継続入賞口は開放しており、継続入賞口に入賞後、ソレノイドが駆動されて、継続入賞口が閉鎖される一方、計数入賞口は開放されたままとなる。そして、継続入賞口内に設けた大入賞口第1スイッチ(図示せず)が遊技球の入賞を検出すると、前述した終了条件を満たしてラウンドが終了した後で、連続して次のラウンドが実行される。また、計数入賞口内に設けた大入賞口第2スイッチ(図示せず)が遊技球の入賞を検出すると、継続入賞口への入賞球とあわせて、大入賞口15への入賞球がカウントされ、これらが前記したように計10個に達したか否かがチェックされる。なお、大入賞口15に遊技球が入賞すると、その度に、例えば、15個の遊技球が上皿27Aに払い出される。
さて、遊技領域R1内に液晶表示画面34を設けるために、図3に示すように遊技板11には画像表示窓11Wが貫通形成されている。その画像表示窓11Wには、前面側から装飾枠23が嵌合固定され、画像表示窓11Wの後方側に本発明の「表示装置」に相当する液晶モジュール33(詳細には、TFT−LCDモジュール)が配置されている。液晶モジュール33は、全体が平板状になっており、その横長矩形の前面の略全体が液晶表示画面34になっている。また、液晶モジュール33は、その前面を除いた全体が箱形カバー32によって覆われている。そして、その液晶モジュール33の液晶表示画面34が装飾枠23を通して前方に臨んでおり、これにより、図1に示すように装飾枠23に縁取られた液晶表示画面34が遊技領域R1内に設けられている。
ここで、本実施形態のパチンコ遊技機10では、遊技板11と液晶モジュール33との間に扉ユニット40が設けられている。そして、扉ユニット40に備えた第1〜第3の扉51〜53が、遊技の進行状況に応じて図2に示すように液晶表示画面34を前方から覆うことができる。
扉ユニット40は、横長矩形の枠形状をなしたフレーム部材35を備え、そのフレーム部材35は、図5に示すように、枠形ベース41と枠形カバー42とを組み付けてなる。そして、枠形ベース41の後面側に第1の扉51が組み付けられる一方、枠形ベース41の前面側に第2及び第3の扉52,53が組み付けられ、枠形カバー42が枠形ベース41の後方と周囲とを覆っている。
図3に示すように枠形カバー42のうち枠形ベース41の周囲を覆う囲壁42Cの前端部は、第2及び第3の扉52,53より前方に位置し、その囲壁42Cから側方に張り出した固定壁42Bが遊技板11の後面に固定されている。また、フレーム部材35の後面からは複数の固定支柱42Kが突出しており、それら固定支柱42Kの先端に箱形カバー32が固定されて、フレーム部材35の内側開口35Aに液晶表示画面34が後方から宛がわれている。
図4に示すように第2及び第3の扉52,53は、フレーム部材35に対して左右対称に配置され、共に横開閉扉55と従動扉56とを備えてなる。これら第2及び第3の扉52,53は、横開閉扉55及び従動扉56の前面に刻印された模様以外は全て左右対称形状になっているので、以下、第2及び第3の扉52,53を併せて説明する。
即ち、横開閉扉55及び従動扉56は、共に枠形ベース41の上辺41Uと下辺41Dとの間で延びた帯板状をなし、横開閉扉55の方が従動扉56より若干幅広になっている。また、枠形ベース41の両側辺41S,41Sの前面は、横開閉扉55と略同一幅の矩形平坦面になっている。そして、各側辺41S,41Sの前側に第2及び第3の扉52,53に備えた各従動扉56,56が重ねられ、それら各従動扉56,56の前側にそれぞれ横開閉扉55,55が重ねられている。
各従動扉56は、枠形ベース41に対して左右方向に直動可能に係合されている。具体的には、図5に示すように各従動扉56の上下方向に両端部には、それぞれ横並びに1対のスライド突部56A,56A(図5では従動扉56の両端部の1つずつのスライド突部56Aのみが見えている)が備えられている。これに対して、枠形ベース41の上辺41U及び下辺41Dには、左右方向の両端部にガイド溝44A,44Aが形成されている。そして、横並びになった1対ずつのスライド突部56Aを各ガイド溝44Aに挿入し、枠形ベース41の後面側から各スライド突部56Aに抜け止め部材44Zが嵌合固定されている。これにより、各従動扉56が左右に直動可能となっている。
また、図7に示すように従動扉56が開放端側(枠形ベース41の側方端部側)に移動すると、スライド突部56Aがガイド溝44Aの一端部に当接して位置決めされると共に、従動扉56全体が側辺41Sの前面に重ねられた状態になる。一方、図8に示すように、従動扉56が閉鎖端側に移動すると、スライド突部56Aがガイド溝44Aの他端部に当接して位置決めされると共に、従動扉56の一側縁部のみが側辺41Sに重なり、その側辺41Sから従動扉56が内側開口41A側に張り出した状態になる。
横開閉扉55も、枠形ベース41に対して左右方向に直動可能に係合されている。具体的には、図5に示すように横開閉扉55の下端部からはスライド突片55Tが下方に向けて突出している。また、横開閉扉55の上端寄り位置には上下方向に延びた帯板部55Xが備えられ、その帯板部55Xの上端部にラック60Aが一体に設けられている。これに対し、枠形ベース41の下縁部には、1対のガイド突条61,61が前方に突出形成されている。ガイド突条61,61は、枠形ベース41の左右方向における両端部から中央寄り位置まで延びている。そして、ガイド突条61には、上面開放のガイド溝44Bが長手方向に延びており、そこに横開閉扉55のスライド突片55Tが受容されている。
また、枠形ベース41の上端寄り位置には、枠形ベース41とは別部品の上端支持壁部材62が組み付けられている。上端支持壁部材62は左右方向の全体に亘って延び、枠形ベース41の前面から張り出しかつ枠形カバー42の前面と面一状態になって固定され、横開閉扉55及び従動扉56の上方を覆っている。また、上端支持壁部材62には、ガイド溝44B,44Bと上下方向で対向する位置に、それらガイド溝44Bと同様に左右方向に延びた1対のスリット62S,62Sが形成されている。そして、そのスリット62Sに横開閉扉55の帯板部55Xが挿通され、スリット62Sの上方にラック60Aが配置されている。これらにより、横開閉扉55が左右に直動可能になっている。
そして、横開閉扉55が開放端側(枠形ベース41の側方端部側)に移動すると、図6に示すように、スライド突片55T、帯板部55X、又は、ラック60Aの何れかが枠形ベース41の所定箇所に当接して位置決めされると共に、このとき従動扉56も開放端側の端部に移動し、横開閉扉55全体が側辺41S全体の前面に重ねられる。即ち、横開閉扉55と側辺41Sとの間に従動扉56が収納された状態になる。一方、横開閉扉55が閉鎖端側に移動すると。図8に示すように、スライド突片55T、帯板部55X、又は、ラック60Aの何れかが枠形ベース41の別の所定箇所に当接して位置決めされると共に、このとき従動扉56も閉鎖端側の端部に移動し、その従動扉56に対し、横開閉扉55が更に中央側に張り出した状態になる。
なお、従動扉56は、組み付けを考慮して、帯板部55Xにおける上下方向の中間部で上下の2部品に分割可能となっており、ビスによってそれら2部品が結合されている。また、ラック60Aは、横開閉扉55から枠形ベース41における左右方向の中央に向けて片持ち梁状に延びている。
上記の如く、従動扉56と横開閉扉55とが連動して開放端側と閉鎖端側に移動するように、横開閉扉55と従動扉56とは、本発明に係る扉連結機構57によって連結されている。その扉連結機構57は、横開閉扉55に備えたガイド溝55B(本発明の「扉連結機構」における「レール部」に相当する)と従動扉56に備えた係合突部56B(本発明の「扉連結機構」における「スライド部」に相当する)とからなる。具体的には、図5に示すように横開閉扉55のうちスライド突片55Tと帯板部55Xとの間における上下方向の両端部には、ガイド溝55B,55Bが形成されている。各係合突部56Bは横開閉扉55を前後に貫通し、左右方向に延びている。
これに対応して従動扉56には、上下方向の両端部から係合突部56B,56Bが前方に突出している。これら係合突部56B,56Bは、従動扉56の前面のうち内側開口41Aの中央側の側縁部に配置されると共に突片構造をなし、その板厚方向が左右方向を向いている。そして、各係合突部56Bが各ガイド溝55Bに後面側から突入している。これにより従動扉56と横開閉扉55とが連動可能になっている。
第2及び第3の扉52,53の駆動源として1つずつの横開閉用モータ63(本発明の「サブ回転駆動源」に相当する)が備えられている。各横開閉用モータ63は回転出力軸を下方に向けた状態で、ラック60Aの上方を覆う上面壁41Jに取り付けられている。また、横開閉用モータ63の回転出力軸は、上面壁41Jに貫通形成された貫通孔41Hに挿通され、その回転出力軸に固定されたピニオン60Bがラック60Aに噛合している。そして、これらラック60Aとピニオン60Bとからなるラックアンドピニオン機構60によって横開閉扉55の直動動作に変換される。
上記構成により、横開閉用モータ63によって横開閉扉55が駆動される。そして、横開閉扉55が一方に移動すると、途中までは、従動扉56が静止した状態になって係合突部56Bがガイド溝55B内を相対的に移動する。そして、係合突部56Bがガイド溝55Bの一端部に当接してからさらに横開閉扉55が一方に移動することで、横開閉扉55の始動タイミングから遅れて従動扉56が始動し、横開閉扉55と共に一方に移動する。ガイド溝55Bを他方に移動する場合も同様である。
詳細には、図6に示すように、横開閉扉55及び従動扉56が内側開口41Aの外方に退避した開放状態で横開閉用モータ63を一方に回転させると、従動扉56が静止した状態で横開閉扉55のみが閉鎖端側に移動し、図7に示すように横開閉扉55と従動扉56とが互いに左右方向でずれた展開状態になる。そして、さらに横開閉用モータ63を一方に回転させると、横開閉扉55と従動扉56とが展開状態を維持して共に閉鎖端側に移動する。そして、図8に示すように、従動扉56が枠形ベース41の側辺41Sの内縁部から内側開口41Aの中央に向けて張り出し、さらにその従動扉56から横開閉扉55が内側開口41Aの中央に向けて張り出した閉鎖状態になる。このようにして第2の扉52が全閉状態になると、液晶表示画面34のうち左特別図柄13Aを上下にスクロール表示する左側領域34A(図1参照)全体が第2の扉52によって前方から覆われる。また、第3の扉53が全閉状態になると、液晶表示画面34のうち右特別図柄13Cを上下にスクロール表示する右側領域34C(図1参照)全体が第3の扉53によって前方から覆われる。
また、上記した全閉状態で横開閉用モータ63を他方側に回転させると、従動扉56が静止した状態で横開閉扉55のみが開放側に移動し、図示しないが、横開閉扉55全体と従動扉56全体が前後方向で重なった折畳状態になる。そして、さらに横開閉用モータ63を一方に回転させると、横開閉扉55と従動扉56とが折畳状態を維持して共に開放端側に移動する。そして、図6に示すように、開放状態に戻る。
第2及び第3の扉52,53の構成に関する説明は以上である。次に第1の扉51の構成に関する説明を行う。第1の扉51は、図8に示すように、第2及び第3の扉52,53の間に挟まれた枠形ベース41の中央に配置されている。そして、第1の扉51は、一つの直動プレート71(本発明の「直動部材」、「直動プレート」の両方に相当する)に複数の従動プレート72(本発明の「従動部材」、「従動プレート」の両方に相当する)を連結してなり、上下方向に伸縮可能(開閉可能)な構造をなしている。
具体的には、図11及び図12に示すように直動プレート71は、プレート本体71Aにガイドプレート71B(本発明の「直動ガイド部材」、「支持補助部材」に相当する)を固定してなる。プレート本体71Aは、横長矩形の板状をなし、ガイドプレート71Bはそのプレート本体71Aより薄肉細長の帯板状になっている。そして、プレート本体71Aの後側にガイドプレート71Bが重ねられた状態に固定され、ガイドプレート71Bがプレート本体71Aから両側方に延びている。また、図13に示すようにガイドプレート71Bの後面には1対のガイド突条71C,71Cが突出形成されている。これらガイド突条71C,71Cは平行になって左右方向に延びている。
図9に示すように、フレーム部材35には、ガイドプレート71Bの両端部と係合可能な1対のガイド溝46,46(本発明の「上下動補助ガイド」に相当する。図9には、一方のガイド溝46のみが示されている)が形成されている。具体的には、フレーム部材35のうち枠形ベース41の内側縁部と枠形カバー42の内側縁部とを前後方向に対向させ、それらの間の隙間がガイド溝46になっている。また、各ガイド溝46の下端部は、枠形ベース41の下辺41Dから上方に離れた位置に配置される一方、ガイド溝46の上端部は枠形ベース41の上辺41Uまで延び、さらに枠形ベース41の上辺41Uと枠形カバー42の上辺とに挟まれた空間に連通している。また、ガイド溝46のうちガイドプレート71Bの後面と対向する部分からは摺接突条46Aが突出形成されて上下方向に延び、枠形ベース41の上辺41Uと枠形カバー42とに挟まれた空間まで連続している。そして、ガイドプレート71Bとガイド溝46との案内により直動プレート71がフレーム部材35に対して上下方向に直動可能になっている。これにより、直動プレート71が前後方向への移動を規制された状態で上下動する。また、ガイド溝46とガイドプレート71Bとの間で摺接突条46Aとガイド突条71Cとを摺接させることで、それらガイド溝46とガイドプレート71Bとの間の摺接面積が抑えられ、摺接抵抗を低減することができる。
図12に示すように複数の従動プレート72は、直動プレート71のプレート本体71Aと略同一の横長矩形の板状になし、プレート本体71Aの前側に重ねて配置されている。そして、本発明に係る従動連結機構73X(図14参照)によって隣り合った従動プレート72同士がそれぞれ連結されると共に、最も直動プレート71側に配置された従動プレート72と直動プレート71との間も同じ従動連結機構73Xによって連結されている。
図14に示すように、従動連結機構73Xは、互いに前後で重ねられた従動プレート72,72同士又は従動プレート72と直動プレート71(図12参照)とのうち前側の従動プレート72の後面に形成された1対のレール部73A,73Aと、後側の従動プレート72又は直動プレート71の前面に形成された1対のスライド部73B,73Bとからなる。そのレール部73Aは、前側の従動プレート72の後面における両側縁部に沿って上下方向に延びた溝構造になっている。また、レール部73Aは、開口幅より奥側が幅広になっている。
一方、スライド部73Bは、図12に示すように、後側の従動プレート72又は直動プレート71の前面における左右両側縁部の上端部に配置され、円柱脚部73Cの先端にそれより大径の係合円板73Dを備えた形状になっている。そして、各スライド部73Bの係合円板73Dがレール部73Aの奥部に受容され、これにより、レール部73Aに対してスライド部73Bが直動可能かつ抜け止め状態に係合している。より詳細には、図15に示すように従動プレート72は、ポリカーボネート(PC)樹脂製の装飾プレート72Aの後面側にポリアセタール(POM)樹脂製(ジュラコン)の機構プレート72Bをビス止めしてなり、これにより、レール部73Aの開口幅より奥側が幅広の構造を実現している。また、機構プレート72Bには、レール部73Aと平行に退避用スリット72Sが形成されている。そして、レール部73Aの開口縁を構成する壁部72Hを退避用スリット72S側に変形させてレール部73Aの開口幅を広げることで、スライド部73Bの係合円板73Dをレール部73Aの奥部に押し込むことができるようになっている。また、図12に示したスライド部73Bのうち円柱脚部73Cは従動プレート72に一体成形されている。そして、雄ネジの一端に円板を有した図示しない金属ネジが円柱脚部73Cの中心にねじ込まれ、その金属ネジの円板が係合円板73Dになっている。
なお、図15に示すように、各従動プレート72の後面における下縁部と、従動プレート72及び直動プレート71の前面における上縁部とには、それぞれ1対のローラ72V,72Wが設けられている。そして、これらローラ72V,72Wによって隣り合った従動プレート72,72同士、及び、従動プレート72と直動プレート71とが、スムーズに擦れ違うことができる。
図9に示すように、枠形ベース41の上辺41Uにおける左右方向の中央部には、プレート収納部45が備えられている。プレート収納部45は、下方と後方とに開放しており、後方の開放部が枠形カバー42によって覆われている。また、プレート収納部45の前面壁45Fは、枠形ベース41の上辺41U全体に対して前方に段付き状に膨出している。その前面壁45Fに、第1の扉51のうち直動プレート71から最も離れた側の従動プレート72が後面側から重ねられて従動連結機構73Yにて連結されている。これにより、第1の扉51は、直動プレート71及び従動プレート72群を重ねた状態にしてプレート収納部45に収容される。
具体的には、従動連結機構73Yは、図4に示すように前面壁45Fに貫通形成された1対のレール部73H,73Hと、従動プレート72の前面に形成された1対のスライド部73J,73Jとからなる。レール部73H,73Hは、平行になって前面壁45Fの上端寄り位置から下端寄り位置まで延びている。一方、スライド部73J,73Jは従動プレート72の上端寄り位置に配置されている。そして、スライド部73J,73Jがレール部73H,73Hに挿通され、前面壁45Fの前面に配置された抜け止め板73Pの両端部がそれらスライド部73J,73Jにビス止めされている。これにより、レール部73Hに対してスライド部73Jが直動可能かつ抜け止め状態に係合している。
図9に示すように第1の扉51の駆動源である縦開閉用モータ80(本発明の「回転駆動源」に相当する)は、フレーム部材35の上辺に取り付けられている。そして、その縦開閉用モータ80と第1の扉51における直動プレート71との間が、図11に示した本発明に係る回転直動変換機構80Xによって連結されている。
具体的には、図9に示すように、縦開閉用モータ80は、枠形ベース41の回転軸を左右方向に向けた状態にして枠形ベース41の上辺41Uの上方に配置されている。また、その枠形ベース41の回転出力軸には、リール81が固定されている。このリール81は、図16に示すように円筒体81Aの両端部から円板81B,81Bを張りだしたボビン形状をなしている。そして、直動巻回ベルト85の一端部がリール81に固定される一方、直動巻回ベルト85の他端部が直動プレート71に固定され、これらリール81と直動巻回ベルト85から回転直動変換機構80Xが構成されている。
直動巻回ベルト85は、例えば、バネ合金製の板金であって、直線状に延びた状態で幅方向において円弧状(図16の断面S1参照)に湾曲した構造になっている。なお、本実施形態の直動巻回ベルト85は、長さを測るためのメジャーに用いられている金属帯材と同じである。
直動巻回ベルト85の一端部はリール81(詳細には、円筒体81A)の外周面に接線方向を向けた状態にして固定されている。そして、直動巻回ベルト85は、凹部を内側にしてリール81に巻回される。また、直動巻回ベルト85は、リール81に巻回されると、幅方向において平坦(図16の断面S2参照)になるように弾性変形される。ここで、直動巻回ベルト85の弾性復元力により巻回された直動巻回ベルト85が径方向に広がるように弾発力が作用する。そこで、リール81の周囲がベルト押さえ82に覆われている。そのベルト押さえ82は、円環体の一部を切り欠いた形状をなし、径方向に弾性変形可能になっている。そして、ベルト押さえ82は、切り欠き部分を後方斜め下側に向けた状態にしてフレーム部材35に取り付けられ、リール81の外周面を外側から覆っている。これにより、直動巻回ベルト85の拡径を規制している。また、ベルト押さえ82は、直動巻回ベルト85の巻回量が増すに従ってその直動巻回ベルト85に押されてリール81から離れる側に弾性変形し、直動巻回ベルト85に過剰な負荷が掛からないようになっている。
直動巻回ベルト85は、ベルト押さえ82の切り欠き部分を通して、リール81の後方部から外周面の接線方向下方に向かって引き延ばされている。また、枠形ベース41のうちプレート収納部45(図9参照)の上面壁(図示せず)には、図示しないベルト挿通孔が形成され、直動巻回ベルト85はそのベルト挿通孔を通って直動プレート71へと延びている。その直動巻回ベルト85の先端部は、図12に示すように直動プレート71におけるプレート本体71Aとガイドプレート71Bとの間に挟んだ状態にして固定されている。
そして、縦開閉用モータ80によりリール81を一方に回転駆動して直動巻回ベルト85を巻き取ると、直動プレート71が上端位置(本発明の「終端位置」に相当する)に移動してプレート収納部45内に収納され(図6参照)、縦開閉用モータ80によりリール81を他方に回転駆動して直動巻回ベルト85をリール81から延ばすと、ガイドプレート71Bとガイド溝46の下端部とが当接する下端位置(本発明の「終端位置」に相当する)まで移動する(図9参照)。
ここで、直動プレート71が上下動すると、それに従動して従動プレート72群も上下動する。また、各従動プレート72が自重により下方に付勢されているので、上記した従動連結機構73X(図14参照)のスライド部73Bは、レール部73Aにおける下端部に当接して位置決めされると共に、従動連結機構73Y(図9参照)のスライド部73Jは、レール部73Hのにおける下端部に当接して位置決めされている。そして、図9に示すように隣り合った従動プレート72同士、従動プレート72とプレート収納部45、従動プレート72と直動プレート71とがそれぞれずれた状態に保持され、第1の扉51が、枠形ベース41の上辺41Uから枠形ベース41の下辺41D寄り位置まで延びた状態になる。これにより図2に示すように液晶表示画面34のうち中特別図柄13Bを上下にスクロール表示する中領域34Bの一部が第1の扉51によって前方から覆われた全閉状態になる。
第1の扉51が全閉状態で、縦開閉用モータ80にてリール81を一方に回転駆動すると、直動巻回ベルト85がリール81に巻き取とられて直動プレート71が上昇する。このとき、全ての従動プレート72が静止した状態なり、直動プレート71と下端側の従動プレート72との間の従動連結機構73Xにおいて、スライド部73Bがレール部73A内を移動する。そして、図10(A)に示すように、同図の下端側の直動プレート71と直動プレート71とが完全に重なった状態になる。このとき、直動プレート71と従動プレート72との間の従動連結機構73Xにおけるスライド部73Bがレール部73Aの上端部に当接する。この状態でさらに直動プレート71をさらに上昇すると、図10(B)に示すように下端側の従動プレート72と直動プレート71とが一体になって上昇し、やがて下端側2つの従動プレート72,72と直動プレート71とが完全に重なった状態になる(図示せず)。この状態からさらに直動プレート71を上昇させると、下端側2つの従動プレート72,72と直動プレート71とが一体になって上昇し、3つの従動プレート72全てと直動プレート71とが完全に重なった状態になり、さらに上昇してプレート収納部45内に第1の扉51が収納される。
第1の扉51がプレート収納部45に収納された状態で縦開閉用モータ80にてリール81を他方に回転駆動すると、上記動作と逆の動作を行い、従動プレート72群と直動プレート71とが徐々に展開されて行き、図9に示した閉鎖状態に戻る。ここで、直動プレート71を下方に移動する際に、例えば、従動連結機構73X,73Yに引っ掛かりが生じた場合に、リール81と直動プレート71との間で直動巻回ベルト85が突っ張り状態になる。これに対し、直動巻回ベルト85は、直前状態で幅方向において円弧状をなし、座屈強度が高くなっているので、従動連結機構73X,73Y等の引っ掛かりに抗して直動プレート71を押し下げることができる。
本実施形態の構成に関する説明は以上である。次に、上記構成からなる本実施形態の作用・効果を説明する。パチンコ遊技機10の操作ノブ28を操作して遊技を行うと、遊技開始当初は、例えば、第1〜第3の扉51〜53(図2参照)が全開状態になって、図1に示すように、液晶表示画面34全体が視認可能になっている。
遊技中に遊技球が始動入賞口14A,14Bに入賞して遊技の当否判定が行われると、液晶表示画面34において左、中、右の特別図柄13A,13B,13Cが上下方向に変動表示(スクロール)される。そして、左右の特別図柄13A,13Cが停止し、中特別図柄13Bのみがスクロールした状態になる。このとき、左右の特別図柄13A,13Cが同じ図柄になってリーチ状態になると、当否判定結果が当たりになることに対する期待感が膨らむ。ここで、本実施形態のパチンコ遊技機10では、リーチ状態で、例えば、図17(A)に示すように、第2及び第3の扉52,53のみを閉じて左右の特別図柄13A,13Cを隠し、液晶表示画面34の中央部をクローズアップする演出を行う。そして、例えば、液晶表示画面34の中央部にハズレ図柄90を変動表示してから、第1の扉51が下方に徐々に下方に伸ばして閉じて行く。このとき、図17(B)に示すように第1の扉51によってハズレ図柄90が押し潰されるように液晶表示画面34の画像と第1の扉51とを協調させた演出も行う。
ここで、当否判定の結果がハズレであった場合には、図2に示すように第1〜第3の扉51〜53が全閉した状態に保持される。一方、当否判定の結果が当たりであった場合には、例えば、ハズレ図柄90が突然破裂するように消え、図17(C)に示すように、第1〜第3の扉51〜53が一気に全開して、当たり図柄91が表示される。そして、図1に示した可動扉15Tが開き、大当たり遊技に移行する。また、上記以外にも第1〜第3の扉51〜53が種々の開閉動作を行って遊技を演出する。
このように、本実施形態のパチンコ遊技機10では、第1〜第3の扉51〜53の動作と液晶表示画面34の画像を合わせて遊技者に見せることで、演出効果を高めることができる。そして、第1の扉51を直動するための回転直動変換機構80Xが、直動巻回ベルト85を必要な量だけリール81から延ばし、不要な部分はリール81に巻回する構成になっているので、従来のラックアンドピニオンによる回転直動変換機構に比べて小さいスペースに設置することができる。しかも、直動巻回ベルト85が、直線状に延びた状態で幅方向において円弧状に湾曲した板金で構成されているので、座屈強度も高い。また、直動巻回ベルト85を板金で構成したことにより、樹脂で構成した場合に比べて信頼性が向上すると共に、薄肉化することができ、コンパクトになる。また、リール81に巻回された直動巻回ベルト85の径方向の広がりをベルト押さえ82によって規制しているので、この点によってもコンパクトにすることができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態お直動巻回ベルト85は金属製であったが、直動巻回ベルトは、樹脂、ゴム等で構成してもよい。
(2)前記実施形態では、直動巻回ベルト85が上下方向に延びて第1の扉51を上下動させる構成であったが、直動巻回ベルト85を水平方向に延ばして直動部材を水平方向に直動させる構成にしてもよい。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図 遊技板の正面図 遊技板と扉ユニットと液晶モジュールの分解斜視図 扉ユニットの分解斜視図 扉ユニットの分解斜視図 扉ユニットの各扉を全開した状態の斜視図 扉ユニットにおける第2と第3の扉を半開きにした状態の斜視図 扉ユニットの各扉を全閉した状態の斜視図 扉ユニットの第1の扉を全閉した状態の斜視図 扉ユニットの第1の扉を半開きにした状態の斜視図 第1の扉の斜視図 第1の扉の分解斜視図 第1の扉の後方側から見た斜視図 従動プレートの斜視図 従動プレートの分解斜視図 回転直動変換機構の分解斜視図 各扉を開閉動作を示した正面図 従来の回転直動変換機構の斜視図
符号の説明
10 パチンコ遊技機
33 液晶モジュール(表示装置)
34 液晶表示画面(表示画面)
35 フレーム部材
44A,44B,46,55B ガイド溝
45 プレート収納部
46A 摺接突条
55 横開閉扉
55T スライド突片
56 従動扉
56A スライド突部
57 扉連結機構
60 ラックアンドピニオン機構
60A ラック
60B ピニオン
61,71C ガイド突条
62 上端支持壁部材
63 横開閉用モータ(サブ回転駆動源)
71 直動プレート(直動部材)
71B ガイドプレート(直動ガイド部材,支持補助部材)
72 従動プレート(従動部材)
73A,73H レール部
73B,73J スライド部
73X,73Y 従動連結機構
80 縦開閉用モータ(回転駆動源)
80X 回転直動変換機構
81 リール
82 ベルト押さえ
85 直動巻回ベルト

Claims (14)

  1. 回転駆動源と、その回転駆動源に対して直動可能に設けられた直動部材と、
    前記回転駆動源の出力回転を前記直動部材の直動動作に変換するための回転直動変換機構とを有した遊技機において、
    前記回転直動変換機構は、前記回転駆動源により回転駆動されるリールと、
    帯状をなし、一端部が前記リールに固定される一方、他端部が前記直動部材に固定され、前記リールを一方側に回転駆動したときに弾性変形して前記リールに巻回され、前記直動部材を前記リール側の始端位置へと引っ張って移動することが可能な直動巻回ベルトを備え、
    その直動巻回ベルトは、前記リールを他方側に回転駆動したときに、弾性復元して前記リールと前記直動部材との間で直線状に延びかつ前記直動部材から直動反力を受けた際にその直動反力に抗した突っ張り状態になって前記直動部材を前記リールから離れた側の終端位置へと押圧して移動することが可能な剛性を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記直動巻回ベルトは、直線状に延びた状態で幅方向において円弧状に湾曲した構造をなし、かつ、その円弧状になった凹部を内側にして巻回可能であると共に、その巻回された状態で幅方向において平坦になるように弾性変形される板金で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記リールの外周面に対向配置され、前記リールに巻回された前記直動巻回ベルトの径方向の広がりを規制すると共に、前記直動巻回ベルトの巻回量が増すに従ってその直動巻回ベルトに押されて前記リールから離れる側に弾性変形するベルト押さえを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記直動部材の直動方向に延び、その直動方向と前記直動巻回ベルトの幅方向とに直交した方向で前記直動部材の移動を規制するための直動ガイド部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記直動ガイド部材には、前記直動部材の直動方向に延びたガイド突条が突出形成され、
    前記直動部材には、前記直動巻回ベルトの幅方向に延び、前記ガイド突条に摺接可能な摺接突条が突出形成されたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
  6. 画像を表示可能な表示画面を有した表示装置と、
    前記表示画面の前方に配置され、前記表示画面を縁取り可能なフレーム部材とを備え、そのフレーム部材の一辺に前記リールを配置すると共に、前記直動部材を前記表示画面と平行な方向で直動するように配置したことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の遊技機。
  7. 前記直動部材の直動方向と平行に延びたレール部と、前記レール部に直動可能に係合したスライド部とを有して別体の2部品間を相対的に直動可能に連結し、前記スライド部が前記レール部の端部に当接することで前記2部品を直動可能範囲の両端部で位置決めする従動連結機構と、
    前記従動連結機構により前記直動部材に連結された従動部材とを備え、
    前記直動部材が、前記始端位置と前記終端位置との間を移動する途中で、前記スライド部が前記レール部に沿って移動した後、前記スライド部が前記レール部の端部に当接して、前記従動部材が前記直動部材と一体に移動することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機。
  8. 水平方向を向いた表示画面を有する表示装置と、
    前記表示画面の前方に配置され、前記表示画面を四角形に縁取り可能であると共に、一辺に前記リールが回転可能に軸支されたフレーム部材と、
    前記表示画面と平行な板状をなしかつ前記リールを備えた一辺とその対向辺との間を直動可能な前記直動部材としての直動プレートと、
    前記フレーム部材のうち前記リールを備えた一辺側で、前記直動プレートに複数重ねて配置可能な複数の従動プレートと、
    前記直動プレートの直動方向と平行に延びたレール部と、前記レール部に直動可能に係合したスライド部とを有して別体の2部品間を相対的に直動可能に連結し、前記スライド部が前記レール部の端部に当接することで前記2部品を直動可能な範囲の両端部で位置決めする従動連結機構とを備え、
    隣り合って重なった前記従動プレート同士をそれぞれ前記従動連結機構にて連結すると共に一端側の前記従動プレートを前記直動プレートに前記従動連結機構にて連結し、さらに、他端側の前記従動プレートを前記フレーム部材のうち前記リールを備えた一辺に前記従動連結機構にて連結することで、前記直動プレートが前記フレーム部材の一辺側の前記始端位置からその対向辺側の前記終端位置へと移動する過程で前記複数の従動プレートが徐々に相互にずれて展開されるように構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  9. 前記フレーム部材の一辺には、前記始端位置に配置された前記直動プレートに前記複数の従動プレートを重ねた状態にして収容可能なプレート収容部が備えられたことを特徴とする請求項8に記載の遊技機。
  10. 前記リールは、前記フレーム部材の上辺に配置されると共に、前記直動プレートは上下方向に直動し、
    前記直動プレートが前記終端位置に配置されたときに、前記各従動プレートが、自重により前記従動連結機構における直動範囲の一端側に位置決めされ、
    前記直動プレートが前記始端位置に配置されたときに、前記各従動プレートが前記直動プレートを介して前記回転駆動源から受ける力により、前記従動連結機構における直動範囲の他端側に位置決めされることを特徴とする請求項8又は9に記載の遊技機。
  11. 前記表示画面と平行かつ水平な方向に直動可能に設けられ、前記直動プレートの側方で前記表示画面の一部を覆うことが可能な横開閉扉と
    前記横開閉扉に一体に設けられて前記直動プレートの前側又は後側の領域で片持ち梁状に延びたラックと、
    前記フレーム部材に取り付けられたサブ回転駆動源と、
    前記サブ回転駆動源によって回転駆動され、前記ラックに噛合したピニオンとを備えたことを特徴とする請求項10に記載の遊技機。
  12. 前記直動プレートを、前記フレーム部材の左右方向の中央に配置すると共に、前記横開閉扉を前記直動プレートに対して左右対称に配置したことを特徴とする請求項11に記載の遊技機。
  13. 前記直動プレートに設けられて左右両方向に延び、左右の前記直動プレートの後方に配置されて先端部が前記フレーム部材の両側部に対向した支持補助部材と、
    前記フレーム部材の両側部に設けられて上下方向に延び、前記支持補助部材の両端部に対して前後方向で移動を規制すると共に上下方向で摺動可能に係合した上下動補助ガイドとを設けたことを特徴とする請求項12に記載の遊技機。
  14. 左右方向に延びたレール部と、前記レール部に直動可能に係合したスライド部とを有して別体の2部品間を相対的に直動可能に連結し、前記スライド部が前記レール部の端部に当接することで前記2部品を直動可能範囲の両端部で位置決め可能な扉連結機構と、
    前記横開閉扉に前記扉連結機構にて連結された従動扉とを設け、
    前記横開閉扉が前記フレーム部材の側部に移動したときに前記横開閉扉に対して前記従動扉が重なり、前記横開閉扉が前記フレーム部材の中央側に移動したときに、前記横開閉扉に対して前記従動扉がずれて前記表示画面の一部を覆うように構成したことを特徴とする請求項11乃至13の何れかに記載の遊技機。
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