JP2008193776A - 車両用の電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒューズの寿命を検出して、ヒューズが切断される前に交換して車両を安全に走行する。車両用の電源装置にすでに装備する回路を利用して、簡単な回路構成でヒューズの寿命を判定する。
【解決手段】車両用の電源装置は、充電できる電池5からなる車両を走行させる走行用バッテリ1と、この走行用バッテリ1と直列に接続しているヒューズ8とを備える。さらに、車両用の電源装置は、ヒューズ8の電気抵抗を検出してヒューズ8の寿命を判定するヒューズ8の寿命判定回路20を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両を走行させるモーターに電力を供給する走行用バッテリを備える車両用の電源装置に関し、とくに走行用バッテリと直列に接続しているヒューズの寿命を検出する寿命判定回路を備える車両用の電源装置に関する。
車両用の電源装置は、走行用バッテリと直列にヒューズを接続している。ヒューズは、走行用バッテリに過電流が流れると溶断されて、走行用バッテリを過電流から保護する。ハイブリッドカー等の車両に搭載される電源装置は、車両の走行状態によってモーターの消費電流が大幅に変動する。車両を急加速するときにモーターには極めて大きな電流が流れ、たとえば100A以上の大電流がヒューズに流れる。ただ、モーターには常に大電流が定常的に流れるのではない。モーターが走行のアシストをしない状態では走行用モーターには電流が流れない。このことから、ハイブリッドカー等の車両に搭載される電源装置は、負荷電流が大幅に変動する。ヒューズは、流れる電流によってジュール熱で発熱する。ジュール熱によるヒューズの発熱量は、電気抵抗と電流の2乗の積に比例する。このため、大電流が流れ、さらにこれが大幅に変動するヒューズは、大電流が流れるときに大きなジュール熱で高温に加熱される。電流が流れない状態では全く加熱されない。このように、加熱と非加熱とが繰り返され、さらに加熱するジュール熱も大きく変動することから、ヒューズは大きな熱的な歪みを受け、これによって劣化する。ヒューズが劣化して切断されることを検出する回路を備える車両用の電源装置は開発されている。(特許文献1及び2参照)特許文献1と2は、ヒューズの切断を検出する電源装置を記載している。
特開2003−169401号公報 特開2001−327001号公報
特許文献に記載される車両用の電源装置は、ヒューズの切断を検出できる。電動車両であるハイブリッドカーは、ヒューズが切断されるとモーターによる走行はできなくなる。この状態において、エンジンのみの走行も可能であるが、エンジンとモーターの両方で走行できるように設計されるハイブリッドカーは、モーターのアシストがない状態では、仮にエンジンのみで走行できるように制御しても、走行状態は著しく制限される。とくに車両をスムーズに加速できなくなる。ヒューズが切断されて走行できない車両、あるいは走行を著しく制限する車両は、ドライバーに著しい弊害を与える。
本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、ヒューズの寿命を検出して、ヒューズが切断される前に交換して車両を安全に走行できる車両用の電源装置を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、車両用の電源装置にすでに装備する回路を利用してヒューズの寿命を判定することにより、簡単な回路構成でヒューズの寿命を判定できる車両用の電源装置を提供することにある。
本発明の車両用の電源装置は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
車両用の電源装置は、充電できる電池5からなる車両を走行させる走行用バッテリ1と、この走行用バッテリ1と直列に接続しているヒューズ8とを備える。さらに、車両用の電源装置は、ヒューズ8の電気抵抗を検出してヒューズ8の寿命を判定するヒューズ8の寿命判定回路20を備える。
本発明の請求項2の車両用の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路20が、ヒューズ8に流れる電流を検出する電流検出回路21と、ヒューズ8両端の電圧を検出する電圧検出回路22とを備え、ヒューズ8の電流と電圧から電気抵抗を検出する。
本発明の請求項3の車両用の電源装置は、請求項2の構成に加えて、電流検出回路21と電圧検出回路22とが同期して同一のタイミングで電流と電圧を検出する。
本発明の請求項4の車両用の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路20がヒューズ8両端の電圧を検出して、ヒューズ8の断線検出に併用している。
本発明の請求項5の車両用の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路20が、電圧検出回路22でヒューズ8両端の平均電圧を検出して電気抵抗を検出する。
本発明の請求項6の車両用の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路20がヒューズ8の使用時間をカウントするタイマー24を備える。
本発明の請求項7の車両用の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路20が、ヒューズ8に流れる電流を積算する電流積算回路を備える。
本発明の請求項8の車両用の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路20が、ヒューズ8に流れる電流の2乗を積算する電流積算回路を備える。
本発明の請求項9の車両用の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路20が、ヒューズ8の寿命判定結果を記憶するメモリ25を備える。
本発明の請求項10の車両用の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路20が、ヒューズ8の寿命判定結果に応じて走行用バッテリ1の電流を制限する電流制限回路を備える。
本発明の車両用の電源装置は、ヒューズの寿命を検出して、ヒューズが切断される前に交換して車両を安全に走行できる特徴がある。それは、本発明の電源装置が、ヒューズの電気抵抗を検出し、この電気抵抗でもってヒューズの寿命を判定するヒューズの寿命判定回路を備えるからである。ヒューズは、繰り返し熱歪みを受けると、経時的に電気抵抗が増加する特性を示す。たとえば、新しい状態における電気抵抗を数mΩとするヒューズは、熱歪みを受けて劣化すると電気抵抗が数倍に増加する。このため、ヒューズは電気抵抗を検出して寿命を正確に判定できる。本発明の電源装置は、寿命が尽きて切断される前にヒューズを交換できる。このため、過電流によらず、寿命でヒューズが切断されて、モーターでの走行が不能となるのを確実に防止できる。
さらに、本発明の車両用の電源装置は、すでに備える回路を利用してヒューズの寿命を判定することができるので、簡単な回路でヒューズの寿命を判定できる特徴もある。それは、車両用の電源装置は、走行用バッテリの電圧を検出する回路を備え、さらに走行用バッテリに流れる電流を検出する電流検出回路も備えるので、これらの回路を利用してヒューズの電気抵抗を検出できるからである。
また、本発明の請求項2の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路が、ヒューズに流れる電流検出回路と、ヒューズ両端の電圧を検出する電圧検出回路とを備え、ヒューズの電流と電圧から電気抵抗を検出するので、ヒューズの電気抵抗を安定して検出できる。とくに、本発明の請求項3の電源装置は、電流検出回路と電圧検出回路とが同期して同一のタイミングで電流と電圧を検出してヒューズの電気抵抗をするので、電気抵抗を正確に検出できる。とくに、走行用バッテリはヒューズに大電流が流れて、ヒューズの電圧が大きくなることから、ヒューズの電気抵抗を極めて正確に検出できる。
また、本発明の請求項4の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路がヒューズ両端の電圧を検出してヒューズの断線検出に併用されるので、ヒューズの寿命判定に加えて、ヒューズが切断されたことも検出できる。
さらに、本発明の請求項5の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路が、電圧検出回路でもって、ヒューズ両端の平均電圧を検出して電気抵抗を検出するので、大幅に電流が変動する状態で、ヒューズの特定の時間に電流を検出する必要がなく、いいかえると、電流と電圧を正確にタイミングを合わせて検出する必要がなく、簡単な回路でヒューズの電気抵抗を検出できる。
さらにまた、本発明の請求項6の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路がヒューズの使用時間をカウントするタイマーを備えるので、ヒューズの寿命を電気抵抗に加えて、ヒューズの使用時間からも検出して、切断される前に交換できる。とくに、本発明の請求項7の電源装置は、寿命判定回路が、ヒューズに流れる電流を積算する電流積算回路を備え、この電流積算回路でもって、ヒューズに流れる電流の積算値からもヒューズの寿命を判定するので、電気抵抗に加えて、流れる電流の積算値からも寿命を判定して、より正確に寿命を判定できる。さらにまた、本発明の請求項8の電源装置は、寿命判定回路が、ヒューズに流れる電流の2乗を積算する電流積算回路を備えるので、この電流積算回路でもって、ヒューズに流れる電流の2乗、すなわちヒューズの消費電力の積算値、言い換えると発生するジュール熱の積算値で寿命を判定するので、さらに正確にヒューズの寿命を判定できる。
また、本発明の請求項9の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路が、ヒューズの寿命判定結果を記憶するメモリを備えるので、ヒューズが寿命と判定されると、この判定結果をいつでも車両側に出力できる特徴がある。
さらに本発明の請求項10の電源装置は、請求項1の構成に加えて、寿命判定回路が、ヒューズの寿命判定結果に応じて走行用バッテリの電流を制限する電流制限回路を備えるので、ヒューズの寿命が末期に近づくにしたがって、電流を制限することで、ヒューズの寿命を長くして、突然にヒューズが切断されるのを防止できる特徴がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための車両用の電源装置を例示するものであって、本発明は車両用の電源装置を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1に示す車両用の電源装置は、ハイブリッドカー、燃料電池車、電気自動車等の車両に搭載されて、負荷10として接続されるモーター11を駆動して車両を走行させる。走行用バッテリ1の負荷10となるモーター11は、インバータ12を介して走行用バッテリ1に接続される。インバータ12は、走行用バッテリ1の直流を3相の交流に変換して、モーター11への供給電力をコントロールする。
この図の電源装置は、走行用バッテリ1と、この走行用バッテリ1と直列に接続しているヒューズ8の寿命を検出する寿命判定回路20と、この走行用バッテリ1の出力側に接続されて、負荷10への電力供給をオンオフに切り換えるコンタクタ2と、このコンタクタ2をオンに切り換える前に、負荷10のコンデンサ13をプリチャージするプリチャージ回路3と、このプリチャージ回路3とコンタクタ2をオンオフに制御する制御回路4とを備える。
走行用バッテリ1は、インバータ12を介して車両を走行させるモーター11を駆動する。モーター11に大電力を供給できるように、走行用バッテリ1は多数の充電できる電池5を直列に接続して出力電圧を高くしている。電池5は、ニッケル水素電池やリチウムイオン二次電池が使用される。電池をニッケル水素電池とする走行用バッテリは、複数の電池を直列に接続して電池モジュールとし、さらに複数の電池モジュールを直列に接続して出力電圧を高くしている。電池をリチウムイオン二次電池とする走行用バッテリは、複数の電池を直列に接続して出力電圧を高くしている。走行用バッテリは、電池をニッケル水素電池やリチウムイオン二次電池に特定しない。走行用バッテリの電池には、ニッケルカドミウム電池などの充電できる全ての電池を使用できる。
走行用バッテリ1は、モーター11に大電力を供給できるように、たとえば、出力電圧を200〜400Vと高くしている。ただし、電源装置は、走行用バッテリの出力側にDC/DCコンバータ(図示せず)を接続して、走行用バッテリの電圧を昇圧して、負荷に電力を供給することもできる。この電源装置は、直列に接続する電池の個数を少なくして、走行用バッテリの出力電圧を低くできる。したがって、走行用バッテリ1は、たとえば出力電圧を150〜400Vとすることができる。
寿命判定回路20は、ヒューズ8の電気抵抗を検出して寿命を判定する。ヒューズ8の電気抵抗が、劣化するにしたがって大きくなるからである。ヒューズ8の電気抵抗は、定格電流によって変化し、定格電流の大きいヒューズ8は電気抵抗が小さくなる傾向がある。たとえば、走行用バッテリに直列接続されるヒューズであって、電気抵抗を5mΩとするヒューズは、劣化して電気抵抗が15mΩと数倍にも増加する。したがって、ヒューズ8の電気抵抗を検出して、劣化した状態、すなわち寿命を判定する。ヒューズ8の電気抵抗(R)は、ヒューズ8に流れる電流(I)と電圧(E)から、以下の式で演算できる。
R=E/I
寿命判定回路20は、ヒューズ8の電気抵抗を検出するために、ヒューズ8に流れる電流、すなわち走行用バッテリ1に流れる電流を検出する電流検出回路21と、ヒューズ8の両端に誘導される電圧を検出する電圧検出回路22とを備える。車両用の電源装置は、走行用バッテリ1の充放電を制御するために、走行用バッテリ1を構成する電池5の電圧を検出する電圧検出回路22と、電池5の電流を検出する電流検出回路21を備えている。
電圧検出回路22は、複数の電池5を直列に接続している電池モジュールの電圧を検出し、あるいは各々の電池電圧を検出する。走行用バッテリの電池をニッケル水素電池とする電源装置は、電圧検出回路でもって、電池モジュールの電圧を検出する。電池をリチウムイオン二次電池とする電源装置は、電圧検出回路でもって、各々の電池電圧を検出する。
さらに、電圧検出回路22は、ヒューズ8両端の電圧を検出して、ヒューズ8が切断されたかどうかを検出する。この電源装置は、ヒューズ8の両端の電圧を検出する電圧検出回路22を備える。電圧検出回路22は、多数の電池モジュールや電池電圧を検出し、さらにヒューズ8両端の電圧を検出するので、入力側にマルチプレクサ23を接続している。マルチプレクサ23は、経時的に入力を切り換えて複数点の電圧を検出する。この回路構成の電圧検出回路22は、マルチプレクサ23で切り換えて複数点の電圧を検出するので、多数点の電圧を検出しながら回路構成を簡単にできる。
電流検出回路21は、電池5の残容量を検出するために、走行用バッテリ1に流れる電流を電流センサ9で検出する。車両用の電源装置は、電池5の残容量を検出して、電池5を充放電する電流をコントロールするので、電流検出回路21を備えている。走行用バッテリ1の電流はヒューズ8の電流であるから、ヒューズ8の電流を検出する電流検出回路21はすでに装備される。電流検出回路21で検出される走行用バッテリ1の電流を積算して残容量が演算される。車両用の電源装置は、電池5の残容量が50%付近とする所定の範囲となるように、電池5の充放電の電流をコントロールする。種々の走行状態で電池5の充放電を許容しながら、走行用バッテリ1の劣化をできるかぎり少なくするためである。電池5の残容量は、充電電流の積算値で増加し、また、放電電流の積算値で減少するので、充電電流と放電電流の積算値で演算できる。電流の積算値で演算される残容量は、充放電を繰り返して誤差が累積する。この誤差を補正し、さらに電池5の過充電と過放電を防止するために、電圧検出回路22でもって、電池モジュールの電圧を検出し、あるいは各々の電池電圧を検出している。
寿命判定回路20は、電圧検出回路22でヒューズ8両端の電圧を検出し、さらに電流検出回路21でヒューズ8の電流を検出して、前述の式からヒューズ8の電気抵抗(R)を演算する。車両用の電源装置は、ヒューズ8に流れる電流が車両の走行状態によって変動する。寿命判定回路20は、電圧検出回路22と電流検出回路21でもって、互いに同期して同一のタイミングで電流と電圧を検出して、ヒューズ8の電気抵抗を演算する。この寿命判定回路20は、ヒューズ8の電気抵抗を正確に検出できる。ただし、電圧検出回路22と電流検出回路21とは必ずしも完全に一致するタイミングで電圧と電流を検出する必要はない。走行用バッテリ1の電流変化が、負荷10と並列に接続している大容量のコンデンサ13で平滑化されるからである。たとえば、ヒューズ8に流れる電流の変化が10%となるタイミングのずれで電圧と電流を検出しても、ヒューズ8の電気抵抗の誤差は10%となり、充分に実用できる範囲となるからである。車両の走行状態で変動するヒューズ8に流れる電流の変動は、負荷10に接続されるコンデンサ13の静電容量により少なくなる。したがって、ヒューズ8の電流変動は、車両により一定ではないが、ヒューズ8の電気抵抗から寿命を判定する寿命判定回路20にあっては、たとえば、電圧と電流を検出するタイミングのずれを0.5秒以内として、充分にヒューズ8の寿命を判定できる。
さらに、寿命判定回路20は、電圧検出回路22で検出するヒューズ8両端の平均電圧を検出して電気抵抗を検出し、この電気抵抗からヒューズ8の寿命を判定することもできる。車両用の電源装置は、走行用バッテリ1がモーター11に供給する電流をコントロールすることから、平均電流は所定の電流値となる。平均電流が所定の電流値となることから、平均電圧を検出してヒューズ8の電気抵抗を検出することができる。この寿命判定回路20は、ヒューズ8の平均電流と平均電圧を検出し、平均電圧/平均電流でヒューズ8の電気抵抗を検出できる。さらに、寿命判定回路20は、平均電流が一定の範囲に制御されると仮定して、平均電流を検出することなく、平均電圧のみを検出してヒューズ8の電気抵抗を検出して寿命を判定できる。この寿命判定回路20は、ヒューズ8の電流を検出しないので、最も簡単な回路でヒューズ8の寿命を判定できる。ただ、ヒューズ8の電圧は電気抵抗の関数となるので、ヒューズ8の電圧を検出することは、間接的にヒューズ8の電気抵抗を測定することになるので、この明細書において、ヒューズの電気抵抗を検出するとは、ヒューズの電気抵抗で特定される電圧を検出して電気抵抗を検出する広い意味に使用する。たとえば、電気抵抗を5mΩとするヒューズと、電気抵抗が15mΩとなるヒューズでは、平均電圧が3倍になるので、平均電圧からヒューズの寿命を判定できる。
さらに、ヒューズ8は、使用時間が経過するにしたがって劣化する。したがって、寿命判定回路20にタイマー24を設け、このタイマー24でもって、ヒューズ8が使用された時間をカウントして、ヒューズ8の寿命を判定することもできる。タイマー24に記憶するヒューズ8の寿命時間は、たとえば10年とすることができる。この寿命判定回路20は、ヒューズ8の使用時間をカウントして、使用時間が寿命時間に達すると、ヒューズが寿命に達したと判定する。この電源装置は、ヒューズ8の電気抵抗と使用時間の両方で寿命を正確に判定する。
また、寿命判定回路20は、ヒューズ8に流れる電流を電流積算回路(図示せず)で積算してヒューズ8の寿命を判定することもできる。この寿命判定回路20は、ヒューズ8に流れる電流の積算値で寿命を判定するので、ヒューズ8の使用時間をカウントするタイマー24よりもさらに正確にヒューズ8の寿命を判定できる。さらに、電流積算回路は、ヒューズ8に流れる電流の2乗を積算して、ヒューズ8の寿命をより正確に判定できる。ヒューズ8のジュール熱による発熱が、電流の2乗に比例することから、電流の2乗の積算値は、ヒューズ8を劣化させるジュール熱の積算値となり、より正確にヒューズ8の寿命を判定できる。
図の電源装置は、寿命判定回路20に、ヒューズ8の寿命判定結果を記憶するメモリ25を設けている。メモリ25は、EEPROM又はフラッシュメモリ25である。この電源装置は、寿命判定回路20への電力供給が遮断された状態で、メモリ25がヒューズ8の寿命情報、たとえば、ヒューズ8の寿命が尽きたことを記憶する。したがって、この電源装置は、寿命判定回路20の電力供給が遮断されてもヒューズ8の寿命判定結果が記憶され、また、この寿命判定結果をいつでも車両側に出力できる。
さらに、寿命判定回路20は、ヒューズ8の電気抵抗値の増加、言い換えるとヒューズ8の劣化状態で、走行用バッテリ1の電流を制限する電流制限回路(図示せず)を備える。この寿命判定回路20は、ヒューズ8の電気抵抗が大きくなって、寿命が尽きる前に、ヒューズ8に流れる電流、言い換えると走行用バッテリ1の電流を制限して、ヒューズ8の寿命を長くする。
図の電源装置は、走行用バッテリ1でヒューズ8に流す電流でもってヒューズ8の電気抵抗を検出する。図2の電源装置は、走行用バッテリ1以外の専用電池26、たとえば、ヒューズ8の電気抵抗を検出するために専用に設けた電池、あるいは車両に搭載されるカーバッテリーを使用して、ヒューズ8に電流を流して電気抵抗を検出することができる。専用電池26でヒューズ8の電気抵抗を検出する電源装置は、電流制限抵抗27を直列に接続して、ヒューズ8に流れる電流を所定の電流値として、電気抵抗を検出する。この電源装置は、走行用バッテリ1の電流に関係なくヒューズ8の電気抵抗を検出できるので、たとえば、車両を走行させるためにイグニッションスイッチ14をオンに切り換えた後、専用電池26でヒューズ8の電気抵抗を検出して、ヒューズ8の寿命を判定できる。すなわち、イグニッションスイッチ14をオンにして車両を走行させる前に、ヒューズ8の寿命を判定できる。このため、ヒューズ8が切断されないことを確認して車両を走行できる。
さらに、図1に示すように、コンタクタ2の溶着を防止するために、コンデンサ13をプリチャージするプリチャージ回路3を備える電源装置は、コンデンサ13の充電電流でヒューズ8の電気抵抗を検出することができる。このことを実現する寿命判定回路20は、プリチャージスイッチ7をオンに切り換えて、コンデンサ13を充電するタイミングでヒューズ8の電流を検出し、この電流に同期してヒューズ8両端の電圧を検出して、電圧と電流からヒューズ8の電気抵抗を検出する。
走行用バッテリに接続される負荷10は、インバータ12の出力側にモーター11を接続している。負荷10であるインバータ12は、並列に大容量のコンデンサ13を並列に接続している。このコンデンサ13は、コンタクタ2をオンに切り換える状態で、走行用バッテリ1と両方から負荷10のインバータ12に電力を供給する。とくに、コンデンサ13からは、負荷10のインバータ12に瞬間的に大電力を供給する。走行用バッテリ1に並列にコンデンサ13を接続することで、負荷10に供給できる瞬間電力を大きくしている。コンデンサ13から負荷10のインバータ12に供給できる瞬間最大電力は、静電容量に比例するので、このコンデンサ13は、たとえば4000〜6000μFと極めて大きい静電容量としている。放電状態にある大容量のコンデンサ13が、出力電圧の高い走行用バッテリ1に接続されると、瞬間的に極めて大きいチャージ電流が流れる。コンデンサ13のインピーダンスが極めて小さいからである。
プリチャージ回路3は、イグニッションスイッチ14から入力されるオン信号で、コンタクタ2をオンに切り換えるに先だって、負荷10のコンデンサ13をプリチャージする。プリチャージ回路3は、コンデンサ13の充電電流を制限しながらコンデンサ13をプリチャージする。プリチャージ回路3は、プリチャージ抵抗6にプリチャージスイッチ7を直列に接続している。プリチャージ抵抗6は、負荷10のコンデンサ13のプリチャージ電流を制限する。プリチャージ回路3は、プリチャージ抵抗6の電気抵抗を大きくしてプリチャージ電流を小さくできる。たとえば、プリチャージ抵抗6は、10Ω、30Wのセメント抵抗である。このプリチャージ抵抗6は、出力電圧400Vの走行用バッテリ1がコンデンサ13を充電するピークの充電電流を40Aに制限する。
プリチャージ回路3は、コンタクタ2の接点に並列に接続される。図の電源装置は、プラス側とマイナス側の両方にコンタクタ2を設けて、プラス側のコンタクタ2Aの接点と並列にプリチャージ回路3を接続している。この電源装置は、マイナス側のコンタクタ2Bをオンとし、プラス側のコンタクタ2Aをオフとする状態で、プリチャージ回路3でコンデンサ13をプリチャージする。プリチャージ回路3でコンデンサ13がプリチャージされると、プラス側のコンタクタ2Aをオフからオンに切り換えて、プリチャージ回路3のプリチャージスイッチ7をオフに切り換える。
プリチャージ回路3は、プリチャージスイッチ7をオンにして、コンデンサ13をプリチャージする。プリチャージスイッチ7は、リレー等の機械的な接点を有するスイッチである。ただ、プリチャージスイッチは、トランジスターやFET等の半導体スイッチング素子も使用できる。半導体スイッチング素子のプリチャージスイッチは、接点のような劣化がないので寿命を長くできる。また非常に短時間で高速にオンオフに切り換えできるので、コンデンサをオンオフに切り換えながらプリチャージすることができる。
プリチャージ回路3でコンデンサ13がプリチャージされた後、プリチャージ回路3と並列に制御しているプラス側のコンタクタ2Aをオンに切り換えて、走行用バッテリ1から負荷10に電力を供給できる状態、すなわち走行用バッテリ1でモーター11を駆動して車両を走行できる状態とする。
本発明の一実施例にかかる車両用の電源装置の概略構成図である。 本発明の他の実施例にかかる車両用の電源装置の概略構成図である。
符号の説明
1…走行用バッテリ
2…コンタクタ 2A…プラス側のコンタクタ
2B…マイナス側のコンタクタ
3…プリチャージ回路
4…制御回路
5…電池
6…プリチャージ抵抗
7…プリチャージスイッチ
8…ヒューズ
9…電流センサ
10…負荷
11…モーター
12…インバータ
13…コンデンサ
14…イグニッションスイッチ
20…寿命判定回路
21…電流検出回路
22…電圧検出回路
23…マルチプレクサ
24…タイマー
25…メモリ
26…専用電池
27…電流制限抵抗

Claims (10)

  1. 充電できる電池(5)からなる車両を走行させる走行用バッテリ(1)と、この走行用バッテリ(1)と直列に接続しているヒューズ(8)とを備える車両用の電源装置であって、
    ヒューズ(8)の電気抵抗を検出してヒューズ(8)の寿命を判定するヒューズ(8)の寿命判定回路(20)を備えることを特徴とする車両用の電源装置。
  2. 寿命判定回路(20)が、ヒューズ(8)に流れる電流を検出する電流検出回路(21)と、ヒューズ(8)両端の電圧を検出する電圧検出回路(22)とを備え、ヒューズ(8)の電流と電圧から電気抵抗を検出する請求項1に記載される車両用の電源装置。
  3. 電流検出回路(21)と電圧検出回路(22)とが同期して同一のタイミングで電流と電圧を検出する請求項2に記載される車両用の電源装置。
  4. 寿命判定回路(20)がヒューズ(8)両端の電圧を検出してヒューズ(8)の断線検出に併用される請求項1に記載される車両用の電源装置。
  5. 寿命判定回路(20)が、電圧検出回路(22)でヒューズ(8)両端の平均電圧を検出して電気抵抗を検出する請求項1に記載される車両用の電源装置。
  6. 寿命判定回路(20)がヒューズ(8)の使用時間をカウントするタイマー(24)を備える請求項1に記載される車両用の電源装置。
  7. 寿命判定回路(20)が、ヒューズ(8)に流れる電流を積算する電流積算回路を備える請求項1に記載される車両用の電源装置。
  8. 寿命判定回路(20)が、ヒューズ(8)に流れる電流の自乗を積算する電流積算回路を備える請求項1に記載される車両用の電源装置。
  9. 寿命判定回路(20)が、ヒューズ(8)の寿命判定結果を記憶するメモリ(25)を備える請求項1に記載される車両用の電源装置。
  10. 寿命判定回路(20)が、ヒューズ(8)の寿命判定結果に応じて走行用バッテリ(1)の電流を制限する電流制限回路を備える請求項1に記載される車両用の電源装置。
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