JP2008193400A - 圧電振動子及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パッケージ60は、圧電振動片1が固定される底部62と、少なくとも上端面66が金属から形成されて底部62を囲む枠壁部64と、を含み、底部62の上方に開口を有する。蓋100が、底部62及び枠壁部64とオーバーラップしてパッケージ60の開口を塞ぐ。蓋100は、枠体110を含む。蓋100は、枠体110の内側に取り付けられて上面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体120を含む。蓋100は、枠体110の上面とは面一であるが下面とは段差ができるように枠体110の外側に延びるフランジ130を含む。枠体110及びフランジ130は金属からなる。フランジ130が、枠壁部64に金属接合されてなる。
【選択図】図3
Description
圧電振動片と、
前記圧電振動片が固定される底部と、少なくとも上端面が金属から形成されて前記底部を囲む枠壁部と、を含み、前記底部の上方に開口を有するパッケージと、
前記底部及び前記枠壁部とオーバーラップして前記パッケージの前記開口を塞ぐ蓋と、
を有し、
前記蓋は、枠体を含み、
前記蓋は、前記枠体の内側に取り付けられて上面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて下面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも小さい幅を有するように形成された透明体と、からなるグループから選択されたいずれか1つの透明体を含み、
前記蓋は、前記枠体の上面とは面一であるが下面とは段差ができるように前記枠体の外側に延びるフランジと、前記上面及び前記下面の両方と段差が形成されるように前記枠体の外側に延びるフランジと、からなるグループから選択されたいずれか1つのフランジを含み、
前記枠体及び前記フランジは金属からなり、
前記フランジが、前記枠壁部に金属接合されてなる。本発明によれば、枠体が金属からなるので蓋の割れ・クラックを防止することができ、金属接合を適用するので小さな面積で蓋とパッケージを接合することができ、蓋が透明体を有するので封止後の光学的な認識が可能になる。
(2)本発明に係る圧電振動子は、
圧電振動片と、
前記圧電振動片が固定される底部と、少なくとも上端面が金属から形成されて前記底部を囲む枠壁部と、を含み、前記底部の上方に開口を有するパッケージと、
前記底部及び前記枠壁部とオーバーラップして前記パッケージの前記開口を塞ぐ蓋と、
を有し、
前記蓋は、枠体を含み、
前記蓋は、前記枠体の内側に取り付けられて上面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて下面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、からなるグループから選択されたいずれか1つの透明体を含み、
前記蓋は、前記枠体の下面とは面一であるが上面とは段差ができるように前記枠体の外側に延びるフランジを含み、
前記枠体及び前記フランジは金属からなり、
前記フランジが、前記枠壁部に金属接合されてなる。本発明によれば、枠体が金属からなるので蓋の割れ・クラックを防止することができ、金属接合を適用するので小さな面積で蓋とパッケージを接合することができ、蓋が透明体を有するので封止後の光学的な認識が可能になる。
(3)この圧電振動子において、
前記透明体の前記上面部は、前記枠体の前記上面と面一であってもよい。
(4)この圧電振動子において、
前記透明体の前記下面部は、前記枠体の前記下面と面一であってもよい。
(5)この圧電振動子において、
前記蓋の平面形状は、一対の平行辺及び前記一対の平行辺に直交する方向に延びる他の一対の平行辺からなる四辺を含み、
前記透明体は、前記蓋のいずれかの前記一対の平行辺の一方に対して他方よりも接近するように中心からずれて位置してもよい。
(6)この圧電振動子において、
前記圧電振動片は、基部と、前記基部から延びる一対の振動腕と、前記基部から延びる一対の支持腕と、を含み、
前記一対の支持腕が前記パッケージの前記底部に固定されていてもよい。
(7)本発明に係る圧電振動子の製造方法は、
底部と少なくとも上端面が金属から形成されて前記底部を囲む枠壁部とを含み前記底部の上方に開口を有するパッケージを用意して、前記底部に圧電振動片を固定する工程と、
前記底部及び前記枠壁部とオーバーラップするように蓋を配置し、溶接によって、前記枠壁部及び前記蓋を接合して、前記パッケージの前記開口を前記蓋によって塞ぐ工程と、
を含み、
前記蓋は、枠体を含み、
前記蓋は、前記枠体の内側に取り付けられて上面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて下面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも小さい幅を有するように形成された透明体と、からなるグループから選択されたいずれか1つの透明体を含み、
前記蓋は、前記枠体の上面とは面一であるが下面とは段差ができるように前記枠体の外側に延びるフランジと、前記上面及び前記下面の両方と段差が形成されるように前記枠体の外側に延びるフランジと、からなるグループから選択されたいずれか1つのフランジを含み、
前記枠体及び前記フランジは金属からなり、
前記フランジを、前記枠壁部に溶接する。本発明によれば、枠体が金属からなるので蓋の割れ・クラックを防止することができ、溶接を適用するので小さな面積で蓋とパッケージを接合することができ、蓋が透明体を有するので封止後の光学的な認識が可能になる。
(8)本発明に係る圧電振動子の製造方法は、
底部と少なくとも上端面が金属から形成されて前記底部を囲む枠壁部とを含み前記底部の上方に開口を有するパッケージを用意して、前記底部に圧電振動片を固定する工程と、
前記底部及び前記枠壁部とオーバーラップするように蓋を配置し、溶接によって、前記枠壁部及び前記蓋を接合して、前記パッケージの前記開口を前記蓋によって塞ぐ工程と、
を含み、
前記蓋は、枠体を含み、
前記蓋は、前記枠体の内側に取り付けられて上面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて下面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、からなるグループから選択されたいずれか1つの透明体を含み、
前記蓋は、前記枠体の下面とは面一であるが上面とは段差ができるように前記枠体の外側に延びるフランジを含み、
前記枠体及び前記フランジは金属からなり、
前記フランジを、前記枠壁部に溶接する。本発明によれば、枠体が金属からなるので蓋の割れ・クラックを防止することができ、溶接を適用するので小さな面積で蓋とパッケージを接合することができ、蓋が透明体を有するので封止後の光学的な認識が可能になる。
(9)この圧電振動子の製造方法において、
前記フランジの溶接にシーム溶接を適用し、
前記蓋の平面形状は、一対の平行辺及び前記一対の平行辺に直交する方向に延びる他の一対の平行辺からなる四辺を含み、
前記透明体は、前記蓋のいずれかの前記一対の平行辺の一方に対して他方よりも接近するように中心からずれて位置し、
前記シーム溶接を、前記透明体に接近する前記辺から、前記透明体とは離れる前記辺の方向に進めて行ってもよい。
(10)この圧電振動子の製造方法において、
前記圧電振動片は、基部と、前記基部から延びる一対の振動腕と、前記基部から延びる一対の支持腕と、を含み、
前記一対の支持腕を前記パッケージの前記底部に固定してもよい。
図1(A)は、本発明の実施の形態に係る圧電振動子に含まれる圧電振動片(音叉型圧電振動片)を示す平面図である。なお、圧電振動片1の底面図は平面図と対称に表れるので記載を省略する。圧電振動片1は、水晶、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の圧電材料からなる。圧電振動片1は、基部10と、基部10から延びる一対の振動腕12と、を含む。
図3〜図5は、本発明の第1の実施の形態に係る圧電振動子の製造方法を説明する図である。本実施の形態では、上述した圧電振動片1を用意する。圧電振動片1の振動腕12には、錘としての金属膜58が形成されている。これに加えて、パッケージ60を用意する。パッケージ60は、底部62及びこれに接合された枠壁部64を含み、圧電振動片1を収納する封止空間を形成し、底部62の上方に開口を有する。パッケージ60は、その全体を金属で形成してもよいが、主としてセラミック等の非金属で形成する場合には枠壁部64の非金属部の上端面66をメッキなどによって金属にして、その上にシールリング80が設けられる。シールリング80は、溶融温度の比較的高いろう材(例えば銀ろう材)で構成される。シールリング80はメッキされた金属からなる上端面66に接合(固定)されている。底部62には、真空引きを行うための貫通穴68が形成されている。また、底部62が上下2層のセラミックで形成される場合、底部62の下層セラミックに貫通穴68が形成され、上層セラミックは枠壁部64との接合領域と、貫通穴68の一部を塞ぐ領域とを残した枠形状に形成されている。
図6(A)は、本発明の第1の実施の形態の変形例1に係る圧電振動子の蓋を示す図である。この変形例では、透明体121の厚み方向の中間部が、上面部及び下面部よりも大きい幅を有する。枠体111は、厚み方向の中間部の穴が、上面部及び下面部の穴よりも大きい。この変形例によれば、透明体121は、中間部の幅が大きいので、枠体111から抜けにくくなっている。また、透明体121の突出する部分(中間部)の上下両面が枠体111(その穴の内面)と接触しているので、枠体111と透明体121の接触面積が大きくなって強固に密着する。
図6(B)は、本発明の第1の実施の形態の変形例2に係る圧電振動子の蓋を示す図である。この変形例では、透明体122の下面部が、上面部及び中間部よりも大きい幅を有する。枠体112は、下面部の穴が、上面部及び中間部の穴よりも大きい。この変形例によれば、透明体122の幅方向に突出する部分とフランジ130が、蓋102の厚み方向に最もずれているので、溶接時にフランジ130に加えられる熱が透明体122に伝わりにくくなっている。
図6(C)は、本発明の第1の実施の形態の変形例3に係る圧電振動子の蓋を示す図である。この変形例では、透明体123の厚み方向の中間部が、上面部及び下面部よりも小さい幅を有する。枠体113は、中間部の穴が、上面部及び下面部の穴よりも小さい。この変形例によれば、透明体123は、中間部の幅が小さいので、枠体113から抜けにくくなっている。また、透明体123の括れる部分(中間部)の上下両面が枠体113(その穴の内面)と接触しているので、枠体113と透明体123の接触面積が大きくなって強固に密着する。
図7(A)は、本発明の第2の実施の形態に係る圧電振動子の蓋を示す図である。本実施の形態では、フランジ230が、枠体210の上面及び下面の両方と段差が形成されるように延びる。すなわち、フランジ230は、枠体210の厚み方向の中間部から延びる。本実施の形態でも、蓋200の下面に段差があるので、枠体210をパッケージ60の内側に配置して蓋200の位置決めを行うことができる。また、フランジ230の上下面の両方から枠体210が厚み方向に突出するので、枠体210が上下面両方を補強しており、シーム接合時にフランジ230に力を加えても撓み難くなっている。撓み難いことにより、透明体220が外れることを防止できる。
図7(B)は、本発明の第2の実施の形態の変形例1に係る圧電振動子の蓋を示す図である。この変形例では、透明体221の厚み方向の中間部が、上面部及び下面部よりも大きい幅を有する。この形状の効果及びこの形状から当然に導き出される構成は、第1の実施の形態の変形例1で説明した通りである。
図7(C)は、本発明の第2の実施の形態の変形例2に係る圧電振動子の蓋を示す図である。この変形例では、透明体222の下面部が、上面部及び中間部よりも大きい幅を有する。この形状の効果及びこの形状から当然に導き出される構成は、第1の実施の形態の第1の変形例2で説明した通りである。
図7(D)は、本発明の第2の実施の形態の変形例3に係る圧電振動子の蓋を示す図である。この変形例では、透明体223の厚み方向の中間部が、上面部及び下面部よりも小さい幅を有する。この形状の効果及びこの形状から当然に導き出される構成は、第1の実施の形態の第1の変形例3で説明した通りである。
図8(A)は、本発明の第3の実施の形態に係る圧電振動子の蓋を示す図である。本実施の形態では、フランジ330が、枠体310の下面とは面一であるが上面とは段差ができるように延びる。すなわち、フランジ330は、枠体310の厚み方向の下面部から延びる。
図8(B)は、本発明の第3の実施の形態の変形例1に係る圧電振動子の蓋を示す図である。この変形例では、透明体321の厚み方向の中間部が、上面部及び下面部よりも大きい幅を有する。この形状の効果及びこの形状から当然に導き出される構成は、第1の実施の形態の変形例1で説明した通りである。
図8(C)は、本発明の第3の実施の形態の変形例2に係る圧電振動子の蓋を示す図である。この変形例では、透明体322の下面部が、上面部及び中間部よりも大きい幅を有する。この形状の効果及びこの形状から当然に導き出される構成は、第1の実施の形態の第1の変形例2で説明した通りである。
Claims (10)
- 圧電振動片と、
前記圧電振動片が固定される底部と、少なくとも上端面が金属から形成されて前記底部を囲む枠壁部と、を含み、前記底部の上方に開口を有するパッケージと、
前記底部及び前記枠壁部とオーバーラップして前記パッケージの前記開口を塞ぐ蓋と、
を有し、
前記蓋は、枠体を含み、
前記蓋は、前記枠体の内側に取り付けられて上面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて下面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも小さい幅を有するように形成された透明体と、からなるグループから選択されたいずれか1つの透明体を含み、
前記蓋は、前記枠体の上面とは面一であるが下面とは段差ができるように前記枠体の外側に延びるフランジと、前記上面及び前記下面の両方と段差が形成されるように前記枠体の外側に延びるフランジと、からなるグループから選択されたいずれか1つのフランジを含み、
前記枠体及び前記フランジは金属からなり、
前記フランジが、前記枠壁部に金属接合されてなる圧電振動子。 - 圧電振動片と、
前記圧電振動片が固定される底部と、少なくとも上端面が金属から形成されて前記底部を囲む枠壁部と、を含み、前記底部の上方に開口を有するパッケージと、
前記底部及び前記枠壁部とオーバーラップして前記パッケージの前記開口を塞ぐ蓋と、
を有し、
前記蓋は、枠体を含み、
前記蓋は、前記枠体の内側に取り付けられて上面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて下面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、からなるグループから選択されたいずれか1つの透明体を含み、
前記蓋は、前記枠体の下面とは面一であるが上面とは段差ができるように前記枠体の外側に延びるフランジを含み、
前記枠体及び前記フランジは金属からなり、
前記フランジが、前記枠壁部に金属接合されてなる圧電振動子。 - 請求項1又は2に記載された圧電振動子において、
前記透明体の前記上面部は、前記枠体の前記上面と面一である圧電振動子。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載された圧電振動子において、
前記透明体の前記下面部は、前記枠体の前記下面と面一である圧電振動子。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載された圧電振動子において、
前記蓋の平面形状は、一対の平行辺及び前記一対の平行辺に直交する方向に延びる他の一対の平行辺からなる四辺を含み、
前記透明体は、前記蓋のいずれかの前記一対の平行辺の一方に対して他方よりも接近するように中心からずれて位置している圧電振動子。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載された圧電振動子において、
前記圧電振動片は、基部と、前記基部から延びる一対の振動腕と、前記基部から延びる一対の支持腕と、を含み、
前記一対の支持腕が前記パッケージの前記底部に固定されてなる圧電振動子。 - 底部と少なくとも上端面が金属から形成されて前記底部を囲む枠壁部とを含み前記底部の上方に開口を有するパッケージを用意して、前記底部に圧電振動片を固定する工程と、
前記底部及び前記枠壁部とオーバーラップするように蓋を配置し、溶接によって、前記枠壁部及び前記蓋を接合して、前記パッケージの前記開口を前記蓋によって塞ぐ工程と、
を含み、
前記蓋は、枠体を含み、
前記蓋は、前記枠体の内側に取り付けられて上面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて下面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも小さい幅を有するように形成された透明体と、からなるグループから選択されたいずれか1つの透明体を含み、
前記蓋は、前記枠体の上面とは面一であるが下面とは段差ができるように前記枠体の外側に延びるフランジと、前記上面及び前記下面の両方と段差が形成されるように前記枠体の外側に延びるフランジと、からなるグループから選択されたいずれか1つのフランジを含み、
前記枠体及び前記フランジは金属からなり、
前記フランジを、前記枠壁部に溶接する圧電振動子の製造方法。 - 底部と少なくとも上端面が金属から形成されて前記底部を囲む枠壁部とを含み前記底部の上方に開口を有するパッケージを用意して、前記底部に圧電振動片を固定する工程と、
前記底部及び前記枠壁部とオーバーラップするように蓋を配置し、溶接によって、前記枠壁部及び前記蓋を接合して、前記パッケージの前記開口を前記蓋によって塞ぐ工程と、
を含み、
前記蓋は、枠体を含み、
前記蓋は、前記枠体の内側に取り付けられて上面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて下面部が厚み方向の他の部分よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、前記枠体の内側に取り付けられて厚み方向の中間部が前記上面部及び前記下面部よりも大きい幅を有するように形成された透明体と、からなるグループから選択されたいずれか1つの透明体を含み、
前記蓋は、前記枠体の下面とは面一であるが上面とは段差ができるように前記枠体の外側に延びるフランジを含み、
前記枠体及び前記フランジは金属からなり、
前記フランジを、前記枠壁部に溶接する圧電振動子の製造方法。 - 請求項7又は8に記載された圧電振動子の製造方法において、
前記フランジの溶接にシーム溶接を適用し、
前記蓋の平面形状は、一対の平行辺及び前記一対の平行辺に直交する方向に延びる他の一対の平行辺からなる四辺を含み、
前記透明体は、前記蓋のいずれかの前記一対の平行辺の一方に対して他方よりも接近するように中心からずれて位置し、
前記シーム溶接を、前記透明体に接近する前記辺から、前記透明体とは離れる前記辺の方向に進めて行う圧電振動子の製造方法。 - 請求項7から9のいずれか1項に記載された圧電振動子の製造方法において、
前記圧電振動片は、基部と、前記基部から延びる一対の振動腕と、前記基部から延びる一対の支持腕と、を含み、
前記一対の支持腕を前記パッケージの前記底部に固定する圧電振動子の製造方法。
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CN112335179A (zh) * | 2018-07-30 | 2021-02-05 | 京瓷株式会社 | 复合基板 |
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