JP2008192592A - 燃料電池用シール及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池用シールにおけるシール面圧のばらつきやセパレータ等の破損を防止する。
【解決手段】 フィルム、シート又は板状のワーク110Wを金型にセットして、このワーク110Wに、ゴム状弾性材料からなるガスケット120及びこのガスケット120のベース121からワーク110Wの表面を覆うように延びるゴム状弾性材料からなる薄膜130を一体に成形し、ワーク110Wをガスケット120から所定幅の位置で薄膜130ごと所定の平面形状に打ち抜くことによって、燃料電池用シールを得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池スタックの各燃料電池セルに形成される流路をシールするための燃料電池用シールを製造する方法に関するものである。
燃料電池は、基本的には電解質膜の両面に一対の電極層を設けたMEA(Membrane Electrode Assembly:膜−電極複合体)を含む発電体を、セパレータで挟持して燃料電池セルとし、更にこの燃料電池セルを多数積層した、スタック構造を有する。そして、酸化ガス(酸素)が各セパレータの一方の面に形成された酸化ガス流路から一方の触媒電極層に供給され、水素が各セパレータの他方の面に形成された燃料ガス流路から他方の触媒電極層に供給され、水の電気分解の逆反応である電気化学反応、すなわち水素と酸素から水を生成する反応によって、電力を発生するものである。
このため、各燃料電池セルには、燃料ガスや酸化ガス、上述の電気化学反応により生成された水や、余剰空気等の漏れを防止するための燃料電池用シールが設けられる。そしてこの種の燃料電池用シールとしては、例えばセパレータ間の発電体の外周部に取り付けられる合成樹脂フィルムからなる基枠に、両側のセパレータと密接されるガスケットを成形したものが知られている(例えば下記の特許文献参照)。
特許第3820883号
図8は、この種の燃料電池用シールを組み込んだ燃料電池セルの一部を示す断面図、図9は、従来の燃料電池用シールを示す平面図、図10は、従来の燃料電池用シールの一部を示す斜視図、図11は、従来の燃料電池用シールの製造方法を示す説明図である。
まず図8に示される燃料電池セルにおいて、参照符号20は高分子電解質膜(プロトン膜)21と、その両側に積層状態に設けた電極層又はガス拡散電極層22からなるMEAであり、このMEA20の両側にそれぞれセパレータ30が重ねられている。MEA20における高分子電解質膜21の外周部は電極層又はガス拡散電極層22の外周から張り出しており、その張り出し部分21aの両側にはそれぞれ燃料電池用シール10が配置されている。言い換えれば、燃料電池用シール10は、MEA20における高分子電解質膜21と電極層又はガス拡散電極層22との積層部分である発電領域の外周側に配置され、セパレータ30,30の外周部間で高分子電解質膜21の張り出し部分21aと共に挟持されている。
燃料電池用シール10は、図9に示されるような、MEAの発電領域と対応する窓部11aと、燃料電池の各マニホールドと対応する複数の通路孔11bが開設された合成樹脂フィルムからなる基枠11の表面に、図8及び図10に示されるように、ゴム状弾性材料からなるガスケット12を一体に成形したものであり、このガスケット12が、セパレータ30に形成されたシール用溝31の底面に密接されるようになっている。
そしてこの燃料電池用シール10は、合成樹脂フィルムからなる基枠11を、不図示の金型内に位置決め固定し、この基枠11と金型の内面との間に画成された、図11に破線で示されるガスケット成形用キャビティ40内に、液状の成形用ゴム材料を充填して架橋硬化させるといった方法で製造することができる。
この場合、成形用キャビティ40は細長い迷路のように延びるものであるため、その複数箇所に開設されたゲート41から、液状の成形用ゴム材料が充填されるようになっており、各ゲート41から矢印で示される成形用ゴム材料の流れが合流する位置には、残存エアや揮発ガスの混入による成形不良を防止するためのエアベント部42が形成されている。したがって、図8、図9及び図10に示されるように、このような方法で製造された燃料電池用シール10は、ガスケット12に、各エアベント部42と対応するバリ12aが形成されることになる。
ところが、エアベント部42に形成されたバリ12aは、セパレータ30に形成されたシール用溝31内には収まらず、したがって図8のように、このバリ12aはセパレータ30の溝肩間に介在することになる。このため、バリ12aが形成された部分では、このバリ12aがセパレータ30と圧接することによる応力が発生するのに対し、ガスケット12におけるその他の部分(バリ12aが存在しない部分)ではこのような応力が発生しないため、基枠11やセパレータ30などに、不均一な応力分布に起因する微小な歪が生じる。しかも、ガスケット12は、積層される全ての燃料電池用シール10において同一形状であり、バリ12aの形成位置も同じであるから、多数の燃料電池セルを積層したスタック状態では、バリ12aが積層方向へ多数並んで圧縮されることになる。したがって、その応力による面歪が大きくなって、ガスケット12のシール面圧にもムラを生じてシール性が悪化したり、極端な場合は、セパレータ30やMEA20に破損を来すおそれがある。
またこのため、ガスケット12の成形後に、バリ12aの除去工程が必要となるが、バリ12aは合成樹脂フィルムからなる基枠11に強固に付着しているため、その除去作業に膨大な時間と労力を費やしていた。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであって、その技術的課題とするところは、燃料電池用シールにおけるシール面圧のばらつきやセパレータ等の破損を防止することにある。
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、請求項1の発明に係る燃料電池用シールは、フィルム状、シート状又は板状の基枠に、ゴム状弾性材料からなるガスケットと、このガスケットのベースから前記基枠の表面を覆うように延びるゴム状弾性材料からなる薄膜が一体に設けられたものである。
この構成において、ガスケットは、例えばセパレータに形成されたシール用溝の底面に所要のつぶし代をもって密接され、ガスケットのベースから基枠の表面を覆うように延びる薄膜は、その全面がセパレータにおける前記シール用溝と隣接する面に密接されるものである。
また、請求項2の発明に係る燃料電池用シールの製造方法は、請求項1に記載の燃料電池用シールを製造するための方法であって、フィルム状、シート状又は板状のワークを金型にセットして、このワークに、ゴム状弾性材料からなるガスケット及びこのガスケットのベースから前記ワークの表面を覆うように延びるゴム状弾性材料からなる薄膜を一体に成形する工程と、前記ワークを前記ガスケットから所定幅の位置で前記薄膜ごと所定の平面形状に打ち抜く工程と、からなるものである。
すなわち、この製造方法において、ガスケットのベースから延びる薄膜を成形する部分は、ガスケットを、基枠となるワークに一体成形する過程で、液状の成形用ゴム材料が合流する位置に残存エアや揮発ガスの混入による成形不良を防止するためのエアベントを兼ねるものである。そして、ガスケット及び薄膜の成形後、前記ワークを、これに被着された薄膜ごと打ち抜くことによって、燃料電池用シールの基枠としての平面形状が得られる。
請求項1の発明に係る燃料電池用シールによれば、ガスケットのベースから延びるゴム状弾性材料からなる薄膜が、基枠の表面を覆うように設けられているので、スタックとして積層されたときに、この薄膜がセパレータと密接することによるセパレータの歪や、これに起因するガスケットのシール面圧のムラの発生を抑えることができる。しかも、薄膜自体も、セパレータとの密接によってシール機能を発揮するので、シール性を向上することができる。
請求項2の発明に係る燃料電池用シールの製造方法によれば、従来のようなバリ除去工程が不要となり、請求項1の発明に係る燃料電池用シールを容易に製造することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る燃料電池用シールの製造方法において、基枠にガスケット及び薄膜を成形する工程を示す断面図、図2は、ガスケット及び薄膜が成形されたワークを示す平面図、図3は、ガスケット及び薄膜が成形されたワークの一部を示す断面図である。
まず図1において、参照符号110Wは、電気絶縁性に優れ、かつガスケット成形時の熱に耐え得る例えばPI(ポリイミド)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の合成樹脂フィルムからなるワークであって、後述する打ち抜き工程によって、燃料電池用シールの基枠となるものである。
参照符号200は、ワーク110Wにガスケット及びこれに連続した薄膜を成形するための金型で、下型210と上型220からなる。下型210の内面(上面)における所定位置には、ワーク110Wがセットされるようになっており、上型220の内面(下面)には、図示の型締め状態(下型210と上型220との密接衝合状態)において、セットされたワーク110Wとの間に画成されるガスケット成形用キャビティ221と、その両側に位置する薄膜成形用キャビティ222と、このキャビティ221,222へ液状の成形用ゴム材料を充填するためのゲート223と、ワーク110Wを下型210との間で挟持するための押さえ部224が形成されている。
詳しくは、ガスケット成形用キャビティ221は、ワーク110W側のベース成形部221aと、その上側のシールリップ成形部221bからなり、薄膜成形用キャビティ222は、ベース成形部221aの延長方向全域からその幅方向両側へ向けて、ワーク110Wの表面との間に数十μm程度の微小隙間をなすように形成されている。また、ゲート223は、ガスケット成形用キャビティ221の延長方向に適当な間隔で設けられ、ベース成形部221aに開口している。
すなわち、図1に示されるように金型200にワーク110Wをセットして型締めし、ゲート223から液状の成形用ゴム材料を充填して、このゴム材料を架橋硬化させることによって、図2及び図3に示されるように、ワーク110Wに、ゴム状弾性材料からなるガスケット120及びこのガスケット120のベース121から両側へワーク110Wの表面を覆うように延びるゴム状弾性材料からなる薄膜130が一体に成形される。この場合、液状の成形用ゴム材料としては、合成樹脂フィルムからなるワーク110Wに対して接着性のあるものが好適に用いられる。
詳しくは、図3に示される断面において、ガスケット120は、図1に示されるベース成形部221aと対応して成形されワーク110Wの表面に接着された帯状のベース121と、その上面から山形に突出し、図1に示されるシールリップ成形部221bと対応するシールリップ122からなる。また薄膜130は、ガスケット成形用キャビティ221から成形用ゴム材料の一部が薄膜成形用キャビティ222内へ押し出されることによって、ベース121の延長方向全域からその幅方向両側へ向けて、数十μm程度の肉厚で成形される。また、複数のゲート223から充填された成形用ゴム材料は、薄膜成形用キャビティ222内へ押し出されて合流し、合流部の残存空気などによる気泡もここへ押し出されるので、従薄膜成形用キャビティ222は、従来技術におけるエアベントとしての機能を有するものである。
図2及び図3において、参照符号110a,110bは、図1に示される上型220の押さえ部224が密接されることによって、ワーク110Wの表面に薄膜130が成形されなかった領域であり、参照符号101aは、発電領域用の窓部を開設すべき領域であり、参照符号102aは、通路孔を開設すべき領域であり、参照符号103aは、製造される燃料電池用シールの外周縁となるべき領域である。すなわち、この図2からわかるように、薄膜130は、発電領域用の窓部を開設すべき領域101aと通路孔を開設すべき領域102aの内側、及び燃料電池用シールの外周縁となるべき領域103aより外側に達するように成形される。
次に図4は、燃料電池用シールの一部を示す断面図、図5は、燃料電池用シールの一部を示す斜視図、図6は、燃料電池用シールを示す平面図である。
すなわち、上述の成形工程によって得られたワーク110Wとガスケット120及び薄膜130との一体成形物は、不図示の抜き型によって、ワーク110Wをガスケット120から所定幅の位置、すなわち図2及び図3に一点鎖線で示される部分(領域101a,102a,103a)で薄膜130ごと打ち抜かれる。そしてこの打ち抜き工程によって、電気絶縁性に優れた合成樹脂フィルムからなる基枠110に、ゴム状弾性材料からなるガスケット120と、このガスケット120のベース121から基枠110の表面を覆うように延びるゴム状弾性材料からなる薄膜130が一体に設けられ、図6に示されるような発電領域用の窓部101と複数の通路孔102と外周縁103を有する燃料電池用シール100が得られる。
次に図7は、上述の方法によって製造された本発明の燃料電池用シール100を組み込んだ燃料電池セルの一部を示す断面図である。この図7において、参照符号20は高分子電解質膜21と、その両側に積層状態に設けた電極層又はガス拡散電極層22からなるMEAであり、このMEA20の両側にそれぞれセパレータ30が重ねられている。
MEA20における高分子電解質膜21の外周部は電極層又はガス拡散電極層22の外周から張り出しており、その張り出し部分21aの両側にはそれぞれ本発明の燃料電池用シール100が配置されている。すなわち、燃料電池用シール100は、MEA20における高分子電解質膜21と電極層又はガス拡散電極層22との積層部分である発電領域の外周側に配置され、前記発電領域は、燃料電池用シール100に開設された窓部101に嵌め込まれている。
セパレータ30,30には、燃料電池用シール100におけるガスケット120の延長形状と対応して延びるシール用溝31と、MEA20における発電領域と対応する領域に形成された多数の流路溝32が形成されている。そして、燃料電池用シール100は、合成樹脂フィルムからなる基枠110がMEA20における高分子電解質膜21の張り出し部分21aに密接状態で配置されると共に、ガスケット120が前記シール用溝31に収容され、シールリップ122が適宜圧縮された状態で前記シール用溝31の底面に密接される。
この場合、好ましくは、図5に示されるように、基枠110におけるガスケット120及び薄膜130と反対側の面にはアクリル系またはシリコーン系の粘着剤111を塗布しておき、この粘着剤111の層の表面に、粘着剤111から容易に剥がすことのできる剥離フィルム112を貼着した構成とすることが考えられる。このような構成とすれば、剥離フィルム112を剥がすことによって、図7に示される高分子電解質膜21の張り出し部分21aに、粘着剤111の粘着作用によって燃料電池用シール100を密着固定することができる。
またこの場合、粘着剤111の塗布及び剥離フィルム112の貼着は、図1に示される金型200による成形工程に移行する前に、ワーク110Wに対して行う。したがってこの場合、ワーク110Wへのガスケット120及び薄膜130の成形は粘着剤111の塗布面と反対側の面に対して行われ、その後、発電領域用の窓部101及び複数の通路孔102と外周縁103の打ち抜き工程では、粘着剤111の層及び剥離フィルム112ごと打ち抜かれることになる。
また、ガスケット120のベース121から基枠110の表面を覆うように延びる薄膜130は、その全面が、セパレータ30におけるシール用溝31と隣接する面に密接されている。このため、積層圧力によって薄膜130が厚さ方向の圧縮力を受けても、それに対する応力は、ガスケット120の延長方向全域でほぼ均一に発生することになるので、部分的な応力集中により、セパレータ30や基枠110が変形してシール面圧が大きくばらついたり、セパレータ30やMEA20が破損するのを有効に防止することができる。しかもこの薄膜130も、セパレータ30との密接によってシール機能を発揮するので、燃料電池用シール100による密封性が向上する。
またこのため、薄膜130は、先に説明した燃料電池用シール100の製造過程で、従来のバリのように基枠110(ワーク110W)から除去する必要はなく、余分な領域に形成された薄膜130は、発電領域用の窓部101及び複数の通路孔102と外周縁103の打ち抜き工程において除去されるので、製造コストの上昇を来さない。
本発明に係る燃料電池用シールの製造方法において、基枠にガスケット及び薄膜を成形する工程を示す断面図である。 本発明に係る燃料電池用シールの製造方法において、ガスケット及び薄膜が成形されたワークを示す平面図である。 本発明に係る燃料電池用シールの製造方法において、ガスケット及び薄膜が成形されたワークの一部を示す断面図である。 本発明に係る燃料電池用シールの一部を示す断面図である。 本発明に係る燃料電池用シールの一部を示す斜視図である。 本発明に係る燃料電池用シールを示す平面図である。 本発明に係る燃料電池用シールを組み込んだ燃料電池セルの一部を示す断面図である。 従来の燃料電池用シールを組み込んだ燃料電池セルの一部を示す断面図である。 従来の燃料電池用シールを示す平面図である。 従来の燃料電池用シールの一部を示す斜視図である。 従来の燃料電池用シールの製造方法を示す説明図である。
符号の説明
30 セパレータ
31 シール用溝
100 燃料電池用シール
101 窓部
101a 窓部を開設すべき領域
102 通路孔
102a 通路孔を開設すべき領域
110 基枠
110W ワーク
120 ガスケット
121 ベース
122 シールリップ
130 薄膜
200 金型
210 下型
220 上型
221 ガスケット成形用キャビティ
222 薄膜成形用キャビティ
223 ゲート
224 押さえ部

Claims (2)

  1. フィルム状、シート状又は板状の基枠(110)に、ゴム状弾性材料からなるガスケット(120)と、このガスケット(120)のベース(121)から前記基枠(110)の表面を覆うように延びるゴム状弾性材料からなる薄膜(130)が一体に設けられたことを特徴とする燃料電池用シール。
  2. 請求項1に記載の燃料電池用シールを製造するための方法であって、フィルム状、シート状又は板状のワーク(110W)を金型(200)にセットして、このワーク(110W)に、ゴム状弾性材料からなるガスケット(120)及びこのガスケット(120)のベース(121)から前記ワーク(110W)の表面を覆うように延びるゴム状弾性材料からなる薄膜(130)を一体に成形する工程と、前記ワーク(110W)を前記ガスケット(120)から所定幅の位置で前記薄膜(130)ごと所定の平面形状に打ち抜く工程と、からなることを特徴とする燃料電池用シールの製造方法。
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