JP2008192023A - 入金管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】入金管理システムにおいて、振込依頼者(会員)が誤った氏名を入力しても振込依頼者を特定できなくなる不都合を低減する。会員を特定する時間を短縮すると共に、管理サーバへの負担を軽減する。
【解決手段】顧客の入金情報を管理する管理サーバと、顧客属性データベースと、顧客取引データベースとを有して構成されるシステムであって、入力された氏名が会員として顧客属性データベースに存在するか否かを照会し、会員として存在しなかった場合に、入力された苗字(又は名前)が同じである会員が顧客属性データベースに存在するか否かを照会し、存在する場合に、入力された氏名の名前(又は苗字)を変換した氏名で顧客属性データベースに存在するか否かを照会し、会員として一人だけ存在する場合に、その氏名で顧客取引データベースの入金情報を更新させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、消費者金融等の金融機関に対して振込依頼者(会員)がATMやネットバンキングを利用して入金した際の入金情報を管理する入金管理システムに関し、特に、入力された氏名に誤りがある場合でも振込依頼者(会員)を特定することが可能な入金管理システムに関する。
個人向けの融資を行なっている消費者金融等の金融業界では、振込依頼者(会員)が各金融機関のATMやネットバンキングを利用して振込先名義人(企業等)に送金している。この場合、振込依頼者を特定するために、ATM等の端末においてはタッチパネル等を用いて振込依頼者の氏名をカナ入力させることが行われている(特許文献1,2参照)。
特開平5−20345号公報 特開平6−52399号公報
しかしながら、個人情報保護により金融機関から振込先名義人(企業等)に送信されるデータで振込依頼者を特定できる情報は氏名のみであるため、タッチパネル等による氏名の入力を振込依頼者(会員)が誤った場合には、その振込依頼者(会員)を特定することができなくなる。その結果、振込依頼者(会員)が期日前に返済を行うために振込先名義人(企業等)へ送金しても、振込依頼者(会員)を特定することができないために振込先の顧客取引情報は更新されない状態となる(会員番号を特定して入金処理を完結させることができなくなる)。
このため、期日が過ぎた後に振込先名義人から期日が過ぎた旨の連絡が会員になされた場合に、会員から送金を行った旨の申し出がなされて始めて振込依頼者を特定することができるという問題があった。また、場合によっては、振込依頼者(会員)を特定できずに長期間が経過し、入金を雑収入処理しなければならなくなることもある。
このような氏名の誤入力に対して振込依頼者(会員)を特定するために、入力されたカナ氏名を、考えられ得るカナ氏名に変換した上で、顧客の氏名その他の属性情報を記録した顧客属性データベースを利用して繰り返し照会することも考えられるが、ともすれば膨大な回数の照会が必要となり、振込依頼者(会員)を特定するために膨大な時間を要し、オペレータのみならず入金処理や照会を行うために用いられる管理サーバへの負担も大きなものとなる。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、振込依頼者(会員)が誤った氏名を入力した場合でも振込依頼者(会員)を特定できなくなる不都合を大幅に低減することが可能になると共に、振込依頼者(会員)を特定する時間を短縮することができ、また、管理サーバへの負担を軽減することが可能な入金管理システムを提供することを主たる課題としている。
上記課題を達成するために、この発明に係る入金管理システムは、顧客の入金情報を管理する管理サーバと、顧客の氏名その他の属性情報が記録された顧客属性データベースと、会員の過去の入金情報を含む取引履歴が記録された顧客取引データベースとを有して構成されるシステムであって、前記管理サーバが、端末から入力された氏名その他の入金情報を通信ネットワークを介して受信する入金情報受信手段と、前記入力された氏名が会員として前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第1の会員照会手段と、前記第1の会員照会手段による照会の結果、前記入力された氏名が会員として存在しなかった場合に、入力された氏名の一部分が同じである会員が前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第2の会員照会手段と、前記第2の会員照会手段による照会の結果、前記入力された氏名の一部分が同じである会員が存在する場合に、入力された氏名の他の部分を変換する氏名構成要素変換手段と、前記入力された氏名の一部分と前記氏名構成要素変換手段により変換された前記入力された氏名の他の部分とを組み合わせて構成される変換された氏名が会員として前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第3の会員照会手段と、前記第3の会員照会手段による照会の結果、前記変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合に、その氏名で前記顧客取引データベースの入金情報を更新させる取引情報更新手段とを具備することを特徴としている。
したがって、振込依頼者が誤った氏名を入力した場合には、第1の会員照会手段による照会の結果、該当する会員が存在しないことになるが、入力された氏名が会員として存在しなかった場合に、入力された氏名の一部分が同じである会員が存在するか否かが第2の会員照会手段により照会され、その結果、入力された氏名の一部分が同じである会員が存在する場合に、入力された氏名の他の部分を氏名構成要素変換手段によって変換し、この変換された氏名の他の部分と前記入力された氏名の一部分とを組み合わせて構成される変換された氏名の会員が存在するか否かが第3の会員照会手段により照会され、その結果、変換された氏名で該当する会員が一人だけ存在する場合に、取引情報更新手段によりその氏名で顧客取引データベースの入金情報が更新されるので、振込依頼者を特定できなくなる不都合が低減される。
また、第2の会員照会手段により、氏名の一部分が同じである会員を抽出し(氏名の一部分が同じである会員の存在が確認された場合に、その氏名の一部分を固定し)、その中から氏名構成要素変換手段により変換された氏名の他の部分を含む会員が第3の会員照会手段により照会されるので、氏名の各文字を変換させて照会させる場合に比べて、照会回数を大幅に削減することが可能となる。
本発明にかかる入金管理システムは、顧客の入金情報を管理する管理サーバと、顧客の氏名その他の属性情報が記録された顧客属性データベースと、会員の過去の入金情報を含む取引履歴が記録された顧客取引データベースと、現存し得る氏名の一部分が記録された氏名構成要素データベースとを有して構成されるシステムであって、前記管理サーバが、端末から入力された氏名その他の入金情報を通信ネットワークを介して受信する入金情報受信手段と、前記入力された氏名が会員として前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第1の会員照会手段と、前記第1の会員照会手段による照会の結果、前記入力された氏名が会員として存在しなかった場合に、入力された氏名の一部分が同じである会員が前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第2の会員照会手段と、前記第2の会員照会手段による照会の結果、入力された氏名の一部分が同じである会員が存在しない場合に、入力された氏名の他の部分が同じである会員が前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第4の会員照会手段と、前記第4の会員照会手段による照会の結果、前記入力された氏名の他の部分が同じである会員が存在する場合に、前記入力された氏名の一部分を変換したものが前記氏名構成要素データベースに存在するか否かを照会する氏名構成要素照会手段と、前記氏名構成要素照会手段による照会の結果、変換された前記氏名の一部分のうち前記氏名構成要素データベースに存在するものについて、前記顧客属性データベースをもとに会員の氏名の一部分と同じであるものを更に選択する氏名構成要素選択手段と、前記氏名構成要素選択手段により選択された前記変換された氏名の一部分について変換後の文字が変換前の文字のキー配列上で隣接する周辺文字に該当するか否かを判定する周辺該当文字判定手段と、前記周辺該当文字判定手段により周辺文字に該当すると判定された場合に、前記変換された氏名の一部分と入力された前記氏名の他の部分とを組み合わせて構成される変換された氏名が会員として前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第5の会員照会手段と、前記第5の会員照会手段による照会の結果、前記変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合に、その氏名で前記顧客取引データベースの入金情報を更新させる取引情報更新手段とを具備するようにしてもよい。
したがって、振込依頼者が誤った氏名を入力した場合には、第1の会員照会手段による照会の結果、該当する会員が存在しないことになるが、入力された氏名が会員として存在しなかった場合に、入力された氏名の一部分が同じである会員が前記顧客属性データベースに存在するか否かが第2の会員照会手段により照会され、その結果、入力された氏名の一部分が同じである会員が存在しない場合に、第4の会員照会手段により、入力された氏名の他の部分が同じである会員が前記顧客属性データベースに存在するか否かが照会され、その結果、入力された氏名の他の部分が同じである会員が存在する場合に、氏名構成要素照会手段により、入力された氏名の一部分を変換したものが氏名構成要素データベースに存在するか否かが照会され、変換された氏名の一部分が氏名構成要素データベースに存在するものについて、氏名構成要素選択手段により顧客属性データベースをもとに会員の氏名の一部分と同じであるものが選択され、さらに、その選択された氏名の一部分について、周辺該当文字判定手段により変換後の文字が変換前の文字のキー配列上で隣接する周辺文字に該当するか否かが判定され、変換後の文字が変換前の文字のキー配列上で隣接する周辺文字に該当すると判定された場合に、変換された氏名の一部分と入力された氏名の他の部分とを組み合わせて構成される変換された氏名の会員が存在するか否かが第5の会員照会手段によって照会され、その結果、変換された氏名で該当する会員が一人だけ存在する場合に、取引情報更新手段によりその氏名で顧客取引データベースの入金情報が更新されるので、振込依頼者を特定できなくなる不都合が低減される。
また、第4の会員照会手段により、入力された氏名の他の部分が同じである会員を抽出し(氏名の他の部分が同じである会員の存在が確認された場合に、その氏名の他の部分を固定し)、その中から、入力された氏名の一部分が変換されて氏名構成要素データベースに存在するもので、且つ、会員の氏名の一部分と同じであるものが抽出され、さらに、変換された氏名の一部分について変換後の文字が変換前の文字のキー配列上で隣接する周辺文字に該当するものに絞られ、その上で変換された氏名の一部分と入力された氏名の他の部分とを組み合わせて構成される氏名の会員が照会されるので、氏名の各文字を変換させて照会させる場合に比べて、照会回数を大幅に削減することが可能となる。
ここで、入力された氏名の一部分は苗字とし、入力された氏名の他の部分は名前としてよい。これとは逆に、入力された氏名の一部分を名前とし、入力された氏名の他の部分を苗字とすることも可能である。
また、振込依頼者をより正確に特定するために、上述した構成に加えて、前記顧客取引データベースを、会員の過去の入金情報と入金した金融機関とを含む取引履歴が記録されたデータベースとし、前記管理サーバに、前記第3の会員照会手段による照会の結果、前記変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合、又は、前記第5の会員照会手段による照会の結果、前記変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合に、今回の入金時に利用した金融機関と前記変換された氏名の会員が前回の入金時に利用した金融機関とが同じであるか否かを判定する金融機関判定手段をさらに設け、前記取引情報更新手段は、前記金融機関判定手段により今回の入金時に利用した金融機関と前回の入金時に利用した金融機関とが同じであると判定されたことを付加的条件として前記顧客取引データベースの入金情報を更新させるようにしてもよい。
以上述べたように、請求項1に係る発明によれば、振込依頼者が氏名を誤入力した場合に、入力された氏名の一部分が同じである会員が抽出され、入力された氏名の他の部分が変換されて、この変換された氏名の他の部分と入力された氏名の一部分とを組み合わせて構成される変換された氏名の会員が存在するか否かが照会され、その結果、変換された氏名で該当する会員が一人だけ存在する場合に、その氏名で顧客取引データベースの入金情報を更新させるようにしたので、振込依頼者を特定できなくなる不都合を大幅に低減させることが可能となる。即ち、氏名の誤入力があっても振込依頼者を特定することが可能となるため、送金したにも拘わらず、返済を行っていないとして扱われる不都合が低減される。
また、入力された氏名の一部分が同じである会員を抽出した上で、その中から入力された氏名の他の部分が変換されて会員の有無が検索されるので、照会回数を削減することが可能となり、振込依頼者を特定する時間を短縮できると共に、管理サーバの負担を軽減することが可能となる。
請求項2に係る発明によれば、振込依頼者が氏名を誤入力した場合に、入力された氏名の一部分が同じである会員が存在するか否かが照会され、存在しない場合に、入力された氏名の他の部分が同じである会員が存在するか否かが照会され、その結果、入力された氏名の他の部分が同じである会員が存在する場合に、入力された氏名の一部分が変換され、その変換されたものの中から氏名構成要素データベースや顧客属性データベースを利用して絞り込まれると共に、氏名の入力時の文字キーの押し間違いを反映させて更に絞り込まれ、その上でこの絞り込まれた氏名の一部分と入力された氏名の他の部分とを組み合わせて構成される変換された氏名の会員が存在するか否かが照会され、その結果、変換された氏名で該当する会員が一人だけ存在する場合に、その氏名で顧客取引データベースの入金情報を更新させるようにしたので、氏名を誤入力した場合でも振込依頼者を特定できなくなる不都合を大幅に低減させることが可能となる。
また、入力された氏名の他の部分が同じである会員を抽出した上で、その中から入力された氏名の一部分が変換されて振込依頼者である可能性がある会員を絞り込むので、照会回数を削減することが可能となり、振込依頼者を特定する時間を短縮できると共に、管理サーバの負担を軽減することが可能となる。
さらに、会員の過去の入金情報と入金した金融機関とを含む取引履歴が記録された顧客取引データベースを用い、変換された氏名が会員として1人だけ存在する場合に、今回の入金が前回と同じ金融機関からの入金であるか否かを判定し、同じ金融機関からの入金であると判定した上で取引情報を更新するようにすれば、振込依頼者が氏名を誤入力しても振込依頼者をより正確に特定することが可能となる。
尚、振込依頼者を特定する手法として、1つの銀行口座に仮想的な複数の振込専用口座(仮想口座)を設け、振込依頼者が氏名を誤入力した場合でも仮想口座の番号によって振込依頼者と金額とを照合できるようにすることも考えられるが(特許第3029421号参照)、氏名を誤入力した場合に、仮想口座の番号が正しいとは限らず、調査が必要となる。したがって、本発明は、このようなシステムを利用した場合でも、振込依頼者が氏名を誤入力した場合に、個人を特定する手段として有効である。
以下、本発明の自動契約システムの実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1において、1は、各金融機関(各金融機関の所有するサーバ)3に専用回線等で接続され、顧客が入金手続きを行うために利用する店舗などに設置されたATM端末であり、2は、各金融機関3と通信ネットワーク4を介して接続され、ネットバンキングの諸手続きを行うために利用される例えば顧客が所有するパソコンなどの顧客端末である。
各金融機関3は、インターネット等の通信ネットワーク5を介して振込先名義人(企業等)が所有する管理サーバ6に接続され、この管理サーバ6との間で種々の情報の授受を行なうことにより、入金処理に関する諸手続きを行なう。7は、管理サーバ6に接続されたオペレータ端末であり、管理サーバ6からの種々の処理結果に対して対応する作業等を行なうためのものである。
ATM端末1は、各種情報を入力する入力部8と、入力情報を表示したり利用者の操作を誘導したりするための表示部9とを有し、入力部8と表示部9は、例えば、表示部9上に入力部8が重なるように実装されたタッチパネル式ディスプレイによって構成され、入力部8は、カナ文字が入力できるよう、例えば、図2に示されるように、文字キーや制御キー等が所定の順序で配列されている。
この例においては、タッチボタン式のカナ文字キーを50音のア行からナ行を左側に行ごとに並べ、ハ行からワ行までを右側に行ごとに並べ、補足記号キー(濁点「゛」、半濁点「゜」)や制御キー(「一字戻る」、「終了」)を右端にレイアウトしている。
また、顧客が所有する顧客端末2は、各種情報を入力する入力部が、例えば、図3に示されるようなJIS配列等の一般的なキー配列を備えたキーボード10によって構成されている。
管理サーバ6は、CPU,ROM,RAM等を有する情報処理装置であり、メモリに保持された所定のプログラムにより、受信した入金情報を利用して入金管理処理などを行なうもので、通信ネットワークを介して各金融機関との間でデータの通信処理を行なうルータなどによって構成される通信制御部11と、この通信制御部11を制御するマイクロプロセッサやプログラム等を記憶した記憶部などにより構成される制御部12とを有している。
また、管理サーバ6は、顧客の氏名その他の属性情報が記録された顧客属性データベース13と、現存する苗字が記録された苗字データベース14と、顧客の過去の入金情報と入金した金融機関とを含む取引履歴が記録された顧客取引データベース15とを備える。
管理サーバ6の制御部12は、インストールしたソフトウェアにより、同図に示されるように、
・ 端末(ATM端末1、顧客端末2)から入力された氏名その他の入金情報を通信ネットワークを介して受信する入金情報受信処理と、
・ 入力された氏名が会員として顧客属性データベース13に存在するか否かを照会する第1の会員照会処理と、
・ 第1の会員照会処理による照会の結果、入力された氏名が会員として存在しなかった場合に、入力された苗字が同じである会員が顧客属性データベース13に存在するか否かを照会する第2の会員照会処理と、
・ 第2の会員照会処理による照会の結果、入力された苗字が同じである会員が存在する場合に、入力された名前を変換する氏名構成要素変換処理と、
・ 入力された苗字と氏名構成要素変換処理により変換された名前とを組み合わせて構成される変換された氏名が会員として顧客属性データベース13に存在するか否かを照会する第3の会員照会処理と、
・ 第2の会員照会処理による照会の結果、入力された苗字が同じである会員が存在しない場合に、入力された名前が同じである会員が顧客属性データベース13に存在するか否かを照会する第4の会員照会処理と、
・ 第4の会員照会処理による照会の結果、入力された名前が同じである会員が存在する場合に、入力された苗字を変換したものが苗字データベース14に存在するか否かを照会する氏名構成要素照会処理と、
・ 氏名構成要素照会処理による照会の結果、変換された苗字のうち苗字データベース14に存在するものについて、顧客属性データベース13をもとに会員の苗字と同じであるものを更に選択する氏名構成要素選択処理と、
・ 氏名構成要素選択処理により選択された変換された苗字について変換後の文字が変換前の文字のキー配列上で隣接する周辺文字に該当するか否かを判定する周辺該当文字判定処理と、
・ 周辺該当文字判定処理により周辺文字に該当すると判定された場合に、その変換された苗字と入力された名前とを組み合わせて構成される変換された氏名が会員として顧客属性データベース13に存在するか否かを照会する第5の会員照会処理と、
・ 第3の会員照会処理による照会の結果、変換された氏名が会員として存在する場合に、今回の入金時に利用した金融機関と前記変換された氏名の会員が前回の入金時に利用した金融機関とが同じであるか否かを判定し、また、第5の会員照会処理による照会の結果、変換された氏名が会員として存在する場合に、今回の入金時に利用した金融機関と変換された氏名の会員が前回の入金時に利用した金融機関とが同じであるか否かを判定する金融機関判定処理と、
・ 第3の会員照会処理による照会の結果、変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合、又は、第5の会員照会処理による照会の結果、変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合に、その会員の取引情報を更新させる取引情報更新処理と
を行う機能を有する。
図4及び図5に、本システムの動作処理例がフローチャートして示され、以下、このフローチャートに基づき入金管理システムの動作処理例を説明する。ここで示される動作処理例は、振込依頼者がATM端末1を利用して振込手続きをした場合に関し、入金処理がリアル処理されない場合である。
先ず、振込依頼者(会員)が各金融機関のATM端末1を利用して送金先の情報(振込先口座番号や振込先名義人)を入力し(ステップS01)、また、自身の氏名(依頼人氏名)をカナ入力する(ステップS02)。そして、送金先への振り込み処理(送金先への入金)を行う(ステップS03)。
その後、振込先名義人(企業)が所有する管理サーバ6が所定のタイミングで各金融機関3に振込情報(入金情報)を要求し(ステップS04)、これを受けて、各金融機関3は、振込先名義人(企業)が所有する管理サーバ6に対して振込情報データ(入金情報データ)を送信する(ステップS05)。
管理サーバ6は、金融機関3から送信された振込情報を受信し(ステップS06)、振込依頼者が端末を介して入力したカナ氏名を照会キーとして顧客属性データベース13を利用して入力した氏名が会員として存在するか否かの照会を行う(ステップS07)。
この照会の結果を受けて、振込依頼者が入力した氏名と同じ氏名の会員が存在するか否かが判定され(ステップS08)、存在すると判定された場合には、振込依頼者によって入力された氏名が適切であったと判定し、振込情報に基づきその振込依頼者(会員)の顧客取引情報を更新する(顧客取引データベース15の入金情報を更新し、入金に伴う処理を完結させる)(ステップS09)。
これに対して、ステップS08において、入力された氏名が会員として存在しないと判定された場合には、入力されたカナ氏名のうち、苗字を照会キーとして顧客属性データベース13を利用して入力した苗字と同じ苗字の会員が存在するか否かの照会を行う(ステップS10)。
この照会結果を受けて、振込依頼者が入力した苗字と同じ苗字の会員が存在するか否かが判定され(ステップS11)、存在しないと判定された場合には、
後述する名前の部分を固定して会員を特定する処理へ進む。
これに対して、ステップS11において入力された苗字と同じ苗字の会員が存在すると判定された場合には、入力された氏名のうち、名前を変換する(ステップS12)。この変換の手法は、入力しようとする文字と隣接している文字を押し間違える場合が往々にしてあることから、例えば、入力された名前のそれぞれの文字を、入力部8のキー配列上で隣接する周辺文字に変換する処理を行う。
例えば、「トツキヨタロウ」と入力された場合、名前である「タ」、「ロ」、「ウ」のそれぞれの文字について、キー配列上の隣接する文字(以下、周辺該当文字という)に変換し、例えば、「タ」の場合であれば、図2に示されるように、周辺該当文字としての「サ」、「シ」、「チ」、「ニ」、「ナ」に順次変換する。
また、カナ氏名の文字の変換は、入力された氏名の文字に濁点または半濁点の付加又は除去が可能な文字が含まれている場合に、その文字を濁点又は半濁点を付加又は除去した文字に変換するようにしてもよい。
尚、以上は、ATM端末から氏名を入力する場合についてであるが、ネットバンキングを利用するために、図3で示される顧客端末2のキーボード10から氏名が入力される場合において、氏名の入力がローマ字入力である場合には、文字キーが左右の文字キーにずれた場合、例えば、押した文字キーが「N」と「M」との間で誤った場合や、「G」、「H」、「J」の間で誤った場合等のほか、入力された氏名の少なくとも1つの母音字を押し間違えた場合、例えば、母音字の「U」、「I」、「O」を押し間違えた場合等が想定される。ここで、母音時の中でも「A」、「E」は、文字キーの配列上、左右に母音字が存在せず、仮に隣接するキーを押し間違えても、カナにならないので、除外することが可能である。
管理サーバ6は、このような変換法則を採用して入力された名前のそれぞれの文字について変換を行い、この変換された名前と入力された苗字とからなる氏名の組み合わせ(入力された苗字+変換された名前)で構成される変換された氏名を照会キーとして、変換した氏名が会員として顧客属性データベースに存在するか否かの照会を行う(ステップS13)。
管理サーバ6は、この照会の結果、入力された氏名と変換された名前とからなる氏名の会員が存在しているか否かを判定し(ステップS14)、存在していないと判定された場合には、氏名の文字を変換しても会員を特定することができない場合であるので、オペレータへ通知し(ステップS15)、人的な処理によって振込依頼者を特定する作業へ移行する。
これに対して、変換された氏名が会員として存在すると判定された場合には、名前のみを変換した氏名と同じ氏名の会員が複数存在するか否かを判定し(ステップS16)、複数存在すると判定された場合には、オペレータに通知し(ステップS17)、人的な処理によっていずれの会員が振込依頼者であるのかを特定する作業へ移行する。
また、変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合(名前のみを変換した氏名と同じ氏名の会員が一人だけしか存在しない場合)には、顧客取引データベース15を利用して、今回利用した金融機関と変換された氏名の会員が前回利用した金融機関とが同じであるか否か、すなわち、前回と同じ金融機関からの振込みであるか否かを判定する(ステップS18)。
同じ人物であれば、通常、同じ金融機関を利用する傾向にあることから、前回と同じ金融機関からの振込みであると判定された場合には、振込依頼者と変換された氏名の会員とが同一人物であることがより確かとなるので、この場合には、振込情報に基づき変換された氏名の会員の顧客取引情報を更新する(顧客取引データベース15の入金情報を更新する)(ステップS09)。
これに対して、ステップS18において、前回と同じ金融機関からの振込みでないと判定された場合には、念のため、オペレータへ通知し(ステップS19)、振込依頼者と変換された氏名の会員とが同一人であることの裏づけをとるために、人的な処理によって振込依頼者を確認する作業へ移行する。
以上の処理に対して、ステップS11において、振込依頼者が入力した苗字と同じ苗字の会員が存在しないと判定された場合には、入力されたカナ氏名のうち、名前を照会キーとして顧客属性データベース13を利用して入力した名前と同じ名前の会員が存在するか否かの照会を行う(ステップS20)。
この照会結果を受けて、振込依頼者が入力した名前と同じ名前の会員が存在するか否かが判定され(ステップS21)、存在しないと判定された場合には、
苗字も名前も一致する会員がいない場合であるので、オペレータへ通知し(ステップS22)、人的な処理によって振込依頼者を特定する作業へ移行する。
これに対して、入力された名前と同じ名前の会員が存在すると判定された場合には、入力された氏名のうち苗字のみを変換し(ステップS23)、変換後の苗字が現存するものであるかについて、苗字データベース14を照会する(ステップS24)。
具体的な手法としては、苗字の特性を活用して変換を行うもので、入力された苗字の文字を部分的に変換したものが苗字データベース14に存在するか否かを照会する。
例えば、入力された氏名が「タリタタロウ」である場合、「タロウ」という名前の会員はいるが、「タリタ」という苗字の会員がいない場合、「タリタ」について、以下のように変換して照会する。
・ 1文字目の「タ」が誤入力と仮定して、1文字目を変換した「○リタ」とし、「○リタ」が存在するか否かについて苗字データベース14を照会し、「○リタ」で存在する苗字を苗字データベース14の中からピックアップする。
(ii) 2文字目の「リ」が誤入力と仮定して、2文字目を変換した「タ○タ」とし、「タ○タ」が存在するか否かについて苗字データベース14を照会し、「タ○タ」で存在する苗字を苗字データベース14の中からピックアップする。
(iii)3文字目の「タ」が誤入力と仮定して、3文字目を変換した「タリ○」と変換し、「タリ○」が存在するか否かについて苗字データベース14を照会し、「タリ○」で存在する苗字を苗字データベースの中からピックアップする。
このような苗字データベース14の照会結果を受けて、変換後の苗字が存在するか否かが判定され(ステップS25)、存在しないと判定された場合には、振込依頼者を特定できない場合であるので、オペレータへ通知し(ステップS26)、人的な処理によって振込依頼者を特定する等の作業へ移行する。
これに対してステップS24による照会の結果、変換後の苗字が存在すると判定された場合には、変換後の苗字について、同じ苗字の会員が存在するものを顧客属性データベース13を用いて選択する。即ち、苗字データベース14からピックアップされた苗字の中から、さらに会員と同じ苗字であるものを選択する(ステップS27)。
その後、選択された変換後の苗字について、変換後の文字が変換前の文字のキー配列上で隣接する周辺文字に該当するか否かを判定し(周辺該当文字であるか否かを判定し)(ステップS28)、周辺該当文字に該当しないと判定された場合には、別の理由による誤入力の可能性があるので、オペレータへ通知し(ステップS29)、人的な処理によって振込依頼者を特定する等の作業へ移行する。
したがって、入力された苗字が「タリタ」であり、ステップS24の上述した手法で苗字データベース14を紹介した結果、上述した(1)からは、「オリタ」、「ナリタ」、「モリタ」、「クリタ」、「ハリタ」が抽出され、(2)からは、「タカタ」、「タカダ」、「タキタ」が抽出され、(3)からは、抽出された苗字がない場合において、ステップS27において顧客属性データベースをもとに同じ苗字の会員を存在するものを選択した結果、(1)からは「ナリタ」、「モリタ」、「クリタ」が選択され、(2)からは「タカダ」、「タキタ」が選択された場合、ステップS28において、(1)からは変換後の1文字目が変換前の文字である「タ」の周辺該当文字、即ち、「サ」、「シ」、「チ」、「ニ」、「ナ」であるものが抽出され、(2)からは変換後の2文字目が変換前の文字である「リ」の周辺該当文字、即ち、「ヤ」、「ユ」、「ル」、「ヲ」、「ワ」、「ラ」であるものが抽出される。したがって、(1)からは「ナリタ」のみが抽出され、(2)からは該当する苗字がないことになる。
そして、変換された苗字の変換後の文字が変換前の文字の周辺該当文字であると判定された場合には、その変換後の苗字と入力された名前とを組み合わせて構成される変換された氏名が会員として存在するか否かを顧客属性データベース13を利用して照会する(ステップS30)。
そして、この照会の結果、変換された氏名(変換された苗字と入力された名前とを組み合わせて構成される氏名)と同じ氏名の会員が複数存在するか否かが判定され(ステップS31)、複数存在すると判定された場合には、オペレータへ通知し(ステップS32)、いずれの会員が振込依頼者であるのかを特定する等の作業へ移行する。
これに対して、変換された氏名(変換された苗字と入力された名前とを組み合わせて構成される氏名)と同じ氏名の会員が1人だけであると判定された場合には、顧客取引データベース15を利用して、今回利用した金融機関と変換された氏名の会員が前回利用した金融機関とが同じであるか否か、すなわち、前回と同じ金融機関からの振込みであるか否かを判定する(ステップS33)。
そして、前回と同じ金融機関からの振込みであると判定された場合には、変換された氏名の会員が振込依頼者と同一人物であることがより確かとなるので、この場合には、振込情報に基づき変換された氏名で顧客取引情報を更新する(顧客取引データベース15の入金情報を更新する)(ステップS34)。
これに対して、前回と同じ金融機関からの振込みでないと判定された場合には、念のため、オペレータへ通知し(ステップS35)、振込依頼者と変換された氏名の会員とが同一人物であることの裏づけをとるために、人的な処理によって振込依頼者を確認する作業へ移行する。
したがって、上述の構成によれば、振込依頼者の入力された氏名が正しければ、その振込依頼者の顧客取引情報(入金情報)は更新されるが、振込依頼者が誤った氏名を入力した場合には、入力されたカナ氏名のうち、苗字が同じ会員が存在するか否かが照会され、存在しない場合には、入力されたカナ氏名のうち、名前が同じ会員が存在するか否かが照会され、入力された苗字または名前によって振込依頼を行った可能性のある会員が絞り込まれる。
そして、苗字が同じ会員が存在する場合には、入力された名前を所定のルールに基づき変換し、この変換された名前と入力された苗字とからなる変換された氏名の会員が存在するか否かが照会され、その結果、変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合に、その会員が振込依頼者であると看做して、その会員の氏名で顧客取引データベース15の入金情報を更新させる。
また、苗字は異なるが名前が同じ会員が存在する場合には、入力された苗字を所定のルールに基づき変換した上で苗字データベースに存在するか否かが照会され、存在しない又はありえない苗字を省く。そして、その中から、さらに会員として存在する苗字を選択し、さらに、選択された苗字の変換後の文字が変換前の文字の周辺該当文字であるか否かを判定して対象となる苗字をさらに絞込む。そして、その絞り込んだ苗字と入力された名前とからなる氏名が会員として一人だけ存在する場合に、その会員が振込依頼者であると看做して、その会員の氏名で顧客取引データベース15の入金情報を更新させる。
よって、上述の構成によれば、振込依頼者が氏名を誤入力した場合でも、入力された苗字又は名前が適宜変換されて会員を特定できるので、振込依頼者(会員)を特定できなくなる不都合が低減される。即ち、氏名の誤入力があっても振込依頼者を特定することが可能となるため、送金したにも拘わらず、返済を行っていないとして扱われる不都合が低減される。
また、上述の構成によれば、入力された苗字又は名前を固定して会員を徐々に絞り込むので、氏名の各文字を変換させて顧客属性データベースを照会する場合に比べて、照会回数を大幅に削減でき、振込依頼者を効率よく特定することが可能となるので、振込依頼者を特定する時間を短縮できると共に、管理サーバ6の負担を軽減することが可能となる。
さらに、会員の過去の入金情報と入金した金融機関とを含む取引履歴が記録された顧客取引データベース15を用いて、変換された氏名が会員として1人だけ存在する場合に、今回の入金が前回と同じ金融機関からの入金であるか否かを判定した上で今回の入金が前回と同じ金融機関からの入金であると判定した場合に取引情報を更新させるようにしているので、振込依頼者をより正確に特定することが可能となる。
尚、上述の構成において、ステップS18やステップS33の判定は、変換された氏名の会員が振込依頼者であることを裏付けるために利用されるものであり、振込依頼者が変換された氏名の会員であるか否かをより正確に確認するための補助的情報として利用することが好ましいが、このステップによる判定処理がなされる段階では、変換された氏名の会員が1人だけに絞られた場合であるので、振込依頼者と変換された氏名の会員とが同一人物であると看做してもほぼ間違いことから、省略することも可能である。
以上の構成は、各金融機関3と振込先名義人(企業)が所有する管理サーバ6との間で振込情報(入金情報)の授受がリアル処理されない場合の例であるが、各金融機関と振込先名義人(企業)が所有する管理サーバ6との間で振込情報の授受がリアル処理される場合には、図6及び図7に示されるフローチャートのように行われる。
以下、異なる点について説明すると、先ず、会員が各金融機関3のATM端末1を利用して、会員が送金先の情報(振込先口座番号や振込先名義人)を入力し(ステップS01)、また、自身の氏名(依頼人氏名)をカナ入力し(ステップS02)、その後、送金先への振り込み(送金先への入金)を行うと(ステップS03)、これを受けて、各金融機関3は、振込先名義人(企業)へ振込情報データ(入金情報データ)を送信する(ステップS40)。
管理サーバ6は、金融機関3から送信された振込情報を受信すると(ステップS06)、前記ステップS07以下の処理を実行する。
また、リアル処理においては、ステップS07以降の処理が行われる場合に、顧客が端末を操作している状態にあるので、管理サーバ6は、前述の構成でのオペレータへの移行ステップの代わりに、各金融機関を介して顧客が操作している端末に対して氏名の再入力を要求する(顧客が操作している端末の操作画面に再入力を促すメッセージを表示する)ステップ(ステップS41)を設ける。
端末を操作している会員は、この要求を受けて自身の氏名を再入力し、その情報を所定の操作により送信する(ステップS42)。
管理サーバ6は、これを受けてステップS07以降の処理を行い、振込依頼者(会員)が特定できた場合には、特定された会員の顧客取引情報を更新し(ステップS09、ステップ34)、その後、各金融機関に対して振込依頼者が特定されて振込処理が終了した旨の通知を行う(ステップS43、ステップS44)。
尚、他の構成は、前述のリアル処理でない構成例と同様であるので、同一箇所に同一符号を付して説明を省略する。
したがって、上述の構成によれば、振込依頼者が特定されるまで、顧客への氏名の再入力が要求されるので、オペレータを介さずに入金処理を完結させることが可能となり、前記構成例と同様の作用効果が得られる他に、オペレータの負担を大幅に軽減することが可能となる。
尚、上述の構成においては、入力された苗字を固定して名前を変換させて会員を特定する処理を、入力された氏名を固定して苗字を変換させて会員を特定する処理より優先して行うようにしているが、この順序を逆にするようにしてもよい。また、入力された苗字を固定して氏名を変換させるやり方と、入力された氏名を固定して苗字を変換させるやり方を異ならせているが、いずれか一方のやり方を共通に用いるようにしてもよい。
さらに、上述の構成において、例えば、ステップS14において、名前のみを変換した氏名と同じ氏名の会員が存在しない場合にオペレータに通知、又は、顧客に対して氏名の再入力を要求するようにしているが、この場合にステップS20以降の処理を行うようにする等、運用の変更に伴い処理のやり方を適宜変更するようにしてもよい。
図1は、入金管理システムの構成例を示す図である。 図2は、ATMの入力画面の例を示す図である。 図3は、顧客端末で用いるキーボードのキー配列を示す図である。 図4は、本発明に係る入金管理システムの動作処理例を示すフローチャートであり、各金融機関と管理サーバ(振込先名義人)との間で入金手続きがリアル処理されない場合の例を示し、入力された苗字と同じ苗字の会員の存在を利用して振込依頼者を特定するまでの処理例を示す。 図5は、図4の動作処理例の続きを表すフローチャートであり、入力された名前と同じ名前の会員の存在を利用して振込依頼者を特定するまでの処理例を示す。 図6は、本発明に係る入金管理システムの動作処理例を示すフローチャートであり、各金融機関と管理サーバ(振込先名義人)との間での入金手続きがリアル処理される場合の例を示し、入力された苗字と同じ苗字の会員の存在を利用して振込依頼者を特定するまでの処理例を示す。 図7は、図6の動作処理例の続きを表すフローチャートであり、入力された名前と同じ名前の会員の存在を利用して振込依頼者を特定するまでの処理例を示す。
符号の説明
1 ATM端末
2 顧客端末
3 金融機関
4,5 通信ネットワーク
6 管理サーバ
13 顧客属性データベース
14 苗字データベース
15 顧客取引データベース

Claims (5)

  1. 顧客の入金情報を管理する管理サーバと、顧客の氏名その他の属性情報が記録された顧客属性データベースと、会員の過去の入金情報を含む取引履歴が記録された顧客取引データベースとを有して構成される入金管理システムであって、
    前記管理サーバが、
    端末から入力された氏名その他の入金情報を通信ネットワークを介して受信する入金情報受信手段と、
    前記入力された氏名が会員として前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第1の会員照会手段と、
    前記第1の会員照会手段による照会の結果、前記入力された氏名が会員として存在しなかった場合に、入力された氏名の一部分が同じである会員が前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第2の会員照会手段と、
    前記第2の会員照会手段による照会の結果、前記入力された氏名の一部分が同じである会員が存在する場合に、入力された氏名の他の部分を変換する氏名構成要素変換手段と、
    前記入力された氏名の一部分と前記氏名構成要素変換手段により変換された前記入力された氏名の他の部分とを組み合わせて構成される変換された氏名が会員として前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第3の会員照会手段と、
    前記第3の会員照会手段による照会の結果、前記変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合に、その氏名で前記顧客取引データベースの入金情報を更新させる取引情報更新手段と
    を具備することを特徴とする入金管理システム。
  2. 顧客の入金情報を管理する管理サーバと、顧客の氏名その他の属性情報が記録された顧客属性データベースと、会員の過去の入金情報を含む取引履歴が記録された顧客取引データベースと、現存し得る氏名の一部分が記録された氏名構成要素データベースとを有して構成される入金管理システムであって、
    前記管理サーバが、
    端末から入力された氏名その他の入金情報を通信ネットワークを介して受信する入金情報受信手段と、
    前記入力された氏名が会員として前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第1の会員照会手段と、
    前記第1の会員照会手段による照会の結果、前記入力された氏名が会員として存在しなかった場合に、入力された氏名の一部分が同じである会員が前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第2の会員照会手段と、
    前記第2の会員照会手段による照会の結果、入力された氏名の一部分が同じである会員が存在しない場合に、入力された氏名の他の部分が同じである会員が前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第4の会員照会手段と、
    前記第4の会員照会手段による照会の結果、前記入力された氏名の他の部分が同じである会員が存在する場合に、前記入力された氏名の一部分を変換したものが前記氏名構成要素データベースに存在するか否かを照会する氏名構成要素照会手段と、
    前記氏名構成要素照会手段による照会の結果、変換された前記氏名の一部分のうち前記氏名構成要素データベースに存在するものについて、前記顧客属性データベースをもとに会員の氏名の一部分と同じであるものを更に選択する氏名構成要素選択手段と、
    前記氏名構成要素選択手段により選択された前記変換された氏名の一部分について変換後の文字が変換前の文字のキー配列上で隣接する周辺文字に該当するか否かを判定する周辺該当文字判定手段と、
    前記周辺該当文字判定手段により周辺文字に該当すると判定された場合に、前記変換された氏名の一部分と入力された前記氏名の他の部分とを組み合わせて構成される変換された氏名が会員として前記顧客属性データベースに存在するか否かを照会する第5の会員照会手段と、
    前記第5の会員照会手段による照会の結果、前記変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合に、その氏名で前記顧客取引データベースの入金情報を更新させる取引情報更新手段と
    を具備することを特徴とする入金管理システム。
  3. 前記入力された氏名の一部分は苗字であり、前記入力された氏名の他の部分は名前であることを特徴とする請求項1又は2記載の入金管理システム。
  4. 前記顧客取引データベースは、顧客の過去の入金時に利用した金融機関の情報を含み、
    前記管理サーバは、前記第3の会員照会手段による照会の結果、前記変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合に、今回の入金時に利用した金融機関と前記変換された氏名の会員が前回の入金時に利用した金融機関とが同じであるか否かを判定する金融機関判定手段をさらに備え、
    前記取引情報更新手段は、前記金融機関判定手段により今回の入金時に利用した金融機関と前回の入金時に利用した金融機関とが同じであると判定されたことを付加的条件として前記顧客取引データベースの入金情報を更新させることを特徴とする請求項1記載の入金管理システム。
  5. 前記顧客取引データベースは、顧客の過去の入金時に利用した金融機関の情報を含み、
    前記管理サーバは、前記第5の会員照会手段による照会の結果、前記変換された氏名が会員として一人だけ存在する場合に、今回の入金時に利用した金融機関と前記変換された氏名の会員が前回の入金時に利用した金融機関とが同じであるか否かを判定する金融機関判定手段をさらに備え、
    前記取引情報更新手段は、前記金融機関判定手段により今回の入金時に利用した金融機関と前回の入金時に利用した金融機関とが同じであると判定されたことを付加的条件として前記顧客取引データベースの入金情報を更新させることを特徴とする請求項2記載の入金管理システム。
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