JP2005284390A - 通信網を用いた決済方法および決済システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者側の残高不足による決済不可の場合に、利用者側にとって有用な通信網を用いた決済方法および決済システムを提供する。
【解決手段】ネットバンク24は、利用者端末25側から通信網23を介して、決済口座を含む決済依頼情報データxを受信する。利用者側の別口座の残高および財産の評価額が上記決済口座の残高不足分を補充し得る範囲内において、ホストコンピュータ30には、上記残高および評価額を含む利用者情報データを保存するデータサーバ32と、上記決済口座側から決済が可能なように、別の利用者口座の残高および有価証券等を含む財産の有無を確認して上記残高不足分を補充するに必要額以上あるか否かの判定をなすCPU34と、決済依頼情報データxを上記ホストコンピュータ30が入力することにより、利用者端末22側へ決済完了報告データyを送信する入出力装置31とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、銀行や証券会社等の現金や有価証券を取扱う複数の金融機関を利用して、決済処理が行なえるようにした決済方法および決済システムに係るもので、特にネットバンクを利用して一元的に決済処理することのできる通信網を用いた決済方法および決済システムに関する。
従来、通信網として、例えばインタネット網を利用して金融機関における決済を行なうようにした決済システムが知られている。
この通信網を用いた決済システムは、複数の金融機関にて口座を開設している利用者が、自らの決済口座から決済する場合において、この決済口座の決済額が不足する場合には、利用者側にて別の銀行の利用者口座の状況を確認した上で、改めて決済処理をしなければならないという不便があった。
そこで、複数の金融機関の残高状況等の状況を一元的に管理し、確認作業を容易にするために、通信網を用いた決済システムが考えられている。
すなわち、この種の通信網を用いた決済システムとして、特開2003−281458号公報([特許文献1]参照)に開示されている。
この特許文献1によれば、図3に示すように、通信網を用いた決済システム1として、利用者端末(PC)2と、利用者が口座を開設している銀行3,4〜nと、クレジット契約しているクレジット会社5と、利用契約をしている消費者金融会社6とを、それぞれインタネット網7を介して、口座統合管理手段8を設けた構成のものである。
この口座統合管理手段8は、複数口座統合管理サーバ9を備え、ID台帳10および資産台帳11が機能するように設けられている。
このID台帳11は、利用者側から入力されるID番号とID台帳10記載のID番号とを比較照合した結果、一致した場合に、ログインがOKとなっている。
資産台帳10は、上記ログインがOKである場合に、利用者が開設している全ての銀行口座内容を調べることができるようになっている。
そして、利用者が開設している全ての銀行口座の内、決済可能な利用者口座があれば、利用者より銀行側へ決済口座への入金を依頼することができる。
他方、決済可能な口座がない場合には、クレジット会社および消費者金融会社の少なくとも一方へ、決済口座への入金を依頼することができる。
従って、通信網を用いた決済システム1の利用者が、例えば決済対象の利用者口座にて残高が不足する場合に、利用者側にて開設した口座における残高の確認をおこなうことができると共に、残高不足による決済不可の場合には、クレジット会社5および消費者金融会社6の少なくとも一方にて、決済を可能にしたものである。
特開2003−281458号公報(第4頁左欄の第20行〜第5頁左欄の第32行および図1)
しかしながら、従来の通信網を用いた決済システム1によれば、利用者側の残高不足による決済不可の場合には、クレジット会社5および消費者金融会社6の少なくとも一方にて対応させていることから、借り入れ金利負担が大きなものとなり、得策ではなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、利用者側の残高不足による決済不可の場合には、利用者側の別の銀行口座の残高の他に、利用者名義の株式等有価証券等の銀行外財産を残高相当に扱われるようにして、上記決済が容易且簡便に処理される通信網を用いた決済方法および決済システムを提供することを主な目的とする。
また、本発明の他の目的は、利用者が、利用者開設口座からの決済事務処理を、ネットバンクを介して行なわせるようにし、より一層利用者にとって至便な通信網を用いた決済方法および決済システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、銀行口座を有する利用者側の利用者認証が可能なように、ネットバンク側にて、上記利用者側のログインID,パスワード等の利用者情報データを登録するステップと、通信網を介してネットバンク側へ決済口座からの決済依頼を受けるステップと、ネットバンク側が上記決済依頼を受けることにより、上記決済口座の決済必要額を確認するステップと、上記決済口座にて決済必要額が不足する場合に、別の利用者口座の残高および有価証券等の財産の評価額の情報を有する利用者情報データを取得するステップと、上記利用者情報データから取得した残高および有価証券を含む財産の評価額に基づいて、上記決済必要額の決済が可能な場合には、上記残高および評価額の範囲内で、上記決済口座へ入金し、この決済口座から決済がなされるステップとを具備する通信網を用いた決済方法を提供する。
上記目的を達成するために、本発明によれば、金融機関側に通信網を介して通信接続する利用者端末を介して、利用者認証を行なうネットバンクを備え、このネットバンクは、利用者端末側から通信網を介して、決済口座を含む決済依頼情報データを受信することにより、上記決済口座側から決済が可能なように、別の利用者口座の残高および有価証券を含む財産の有無を確認すると共に、残高および財産の少なくとも一方を有し、この残高および財産の評価額の少なくとも一方が評価額以上を有する場合には、上記残高および評価額の範囲内において、上記決済口座側へ入金がなされるようしたホストコンピュータを備え、このホストコンピュータには、上記残高および評価額を含む利用者情報データを保存するデータサーバと、上記利用者側からの決済依頼情報データを入力することにより、上記残高および評価額が決済必要額以上あるか否かの判定をなすCPUと、上記利用者側からの決済依頼情報データを入力すると共に決済結果情報を利用者側へ通信網を介して利用者端末側へ決済完了報告データを送信する入出力装置とを備えたことを特徴とする通信網を用いた決済システムを提供する。
利用者側の残高不足による決済不可の場合には、利用者側の別口座の預金残高の他に、利用者名義の株式等有価証券等の銀行外財産を、残高として取り扱われ、決済口座への入金を可能にしたから、いわゆる借り入れ金利負担のない、利用者にとって有益な通信網を用いた決済方法および決済システムを提供することができる。
また、利用者が利用者開設口座からの決済事務処理を、利用者の端末操作のみによらず、ネットバンクを介して事務処理がなされるようにしたから、利用者にとって至便な通信網を用いた決済方法および決済システムを提供することができる。
本発明にかかる通信網を用いた決済システムの実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の通信網を用いた決済システム20の概要を示す図である。
図1に示す通信網を用いた決済システム20は、利用者が口座開設した銀行等金融機関21と、この銀行等金融機関21と利用者情報のやり取りが行なえるようにした利用者(法人を含む)側に備えた利用者端末22と、銀行等金融機関21,この利用者端末22側を通信網、例えばインタネット網23を介して通信接続すると共に、銀行等金融機関21側をインタネット網23を介して通信接続するネットバンク24とから構成される。
銀行等金融機関21は、利用者側が口座開設した銀行群25と、利用者側が口座開設した証券会社群26と、利用者側が契約した生命保険・損害保険会社(以下、生・保会社という。)群27とから構成される。
それぞれの銀行群25,証券会社群26および生・保会社群27は、ネットバンク24側から利用者情報データのデータ取得依頼信号dを受信することにより、利用者口座の残高や有価証券等の財産の時価相場による評価額(残高相当額)の情報データを含むが評価額データ信号eをネットバンク24側へ送信するようになっている。
銀行群25は、利用者側にて口座を有する、例えばA1銀行25a,A2銀行25b〜An銀行25nとから構成される。
利用者側は、各銀行の各口座にそれぞれ現金預金、MMC等の現金の預託をしている。この現金の預託段階で一定の残高を有する口座や、ゼロまたは貸越状態にある口座も含まれる。利用者側は、例えばA1銀行25aで開設した複数の口座の内、決済(引き落とし処理)を行なう指定口座の残高が不足している場合に、この不足分以上の残高を有している場合には、この別の口座側から上記指定口座側へ上記不足額が自動的に入金されるようになっている。
証券会社群26は、利用者側にて口座を有する、例えばB1証券会社26a,B2証券会社26b〜Bn証券会社26nとから構成される。利用者側は、これらの証券会社26a〜26nの各口座にそれぞれ現金預金、株券、国債や社債等の有価証券を預託している。この株券や有価証券は、価値が相場変動するものが含まれており、証券会社群26側は、この株券や有価証券の時価相場を現金相当と見做し、この現金相当額を残高扱い額として前以て取り扱われるようになっている。
従って、証券会社群26側から、銀行群25側への入金処置が可能になるものである。例えば、利用者側の上記A1銀行25aの開設口座の中で、上記不足額以上の残高のある利用者口座がなかった場合には、証券会社26a〜26nの各口座の中で、上記不足額以上の残高がある利用者口座がある場合には、この口座からA1銀行25aの上記特定口座側へ、上記不足額が自動的に入金されるようになる。
また、上記不足額以上の残高のある利用者口座がなかった場合や、株券等の有価証券を預託した証券会社による時価評価額が、上記不足額に満たなかった場合には決済が行なわれない。そして、この決済の実行、不実行にかかわらず、ネットバンク24側から決済不成立データ信号z1または決済成立データ信号z2が利用者側へ送信されるようになっている。
生・保会社群27は、利用者側が契約した複数の、例えばC1生・保会社27a,C2生・保会社27b〜Cn生・保会社27nとから構成される。利用者側は、各生・保会社27a〜27nとの契約により、例えば貯蓄型生・損保保険での現在残高、現時点で解約した場合の解約金等が残高扱い額として前以て取り扱われるようになっている。
利用者側の上記A1銀行25aの利用者口座の中で、上記不足額以上の残高のある利用者口座がなかった場合、すなわち、銀行群25の利用者口座の中に入金可能利用者口座がなかった場合には、生・保会社群27側における利用者の預託金や保険契約金相当額の合計額から、入金必要額がA1銀行25aの上記特定口座側へ自動的に入金されるようになっている。
また、上記不足額以上の残高扱い額がなかった場合には決済が行なわれない。そして、この決済の実行、不実行にかかわらず、ネットバンク24側から決済不成立データ信号z1または決済成立データ信号z2が利用者側へ送信されるようになっている。
なお、利用者側のA1銀行25aの残高不足の決済口座側への入金にあたり、証券会社群26や生・保会社群27側の利用者口座または有価証券等の財産の評価額から入金可能にしたが、証券会社群26側のみとか、証券会社群26側に決済可能口座の財産がなかつた場合には、生・保会社群27側の解約金を含む保険契約金当の財産にて対応させるように証券会社群26側を優先させるように予め定めておくことができる。
利用者端末22は、利用者側にて通信網を用いた決済システム20を始動させるにあたり、利用者がインタネット網23へ接続操作し、ネットバンク24との間で利用者情報データのやり取りを行なう操作部22aと、この操作部22aにより入力する利用者情報データのやり取りの状況を画面表示する表示画面22bを備えている。
ネットバンク24側への接続にあたっては、利用者側のログインID,パスワードおよび住所、氏名等の利用者側情報データを端末入力操作して、予めネットバンク24側へ登録する処置を取る。その上で、利用者端末22側から決済処理の操作を行なうことができる。すなわち、利用者端末22の操作部22aを操作することにより、決済依頼情報データxがネットバンク24側へ送信される。ネットバンク24側からは、決済完了の知らせが決済完了報告データyにより返信されるようになっている。
決済依頼情報データxには、利用者指定決済方法等の決済条件が含まれる。この決済条件には、例えば決済金額、決済口座名への入金可能口座(有価証券等)の範囲を指定する等利用者側にて指定可能事項である。
更に、ネットバンク24は、利用者側にて口座開設した複数の銀行等金融機関21や銀行外の利用者口座の残高状況、更には有価証券等の、例えば時価相場に基く価額を残高相当に取り扱われる額(以下、評価額という。)を含む利用者情報をデータ保存している。
この保存される利用者情報データは、具体的には、口座番号、残高および入出金履歴等の口座情報データや現金預金、株券、国債や社債等の有価証券、更には貯蓄型生・損保保険での現在残高、現時点で解約した場合の解約金等の現金相当額の閲覧や、利用者側からの決済処理依頼の内容等利用者側から指定可能な情報データである。
そして、このような利用者情報データに基き、決済処理を行なうためにホストコンピュータ30が備えられる。ホストコンピュータ30は、利用者端末22側からインタネット網23を介して決済依頼される時に添付される決済条件を含む決済依頼情報データxを受信する一方、決済結果内容を含む決済完了報告データyを利用者側へ送信する入出力装置31と、この入出力装置31にて入出力した情報データが保存されるデータサーバ32と、このデータサーバ32に保存される利用者開設口座情報データa1an,b1bnおよび保険契約情報データc1〜cnの各情報データを演算処理するCPU34と、これらの利用者開設口座情報データa1an,b1bnおよび保険契約情報データc1〜cnの生データやデータ処理後の画像データが利用者側にて確認することができる表示装置33とを備えている。
入出力装置31は、利用者側から指定された決済条件(複数の決済条件から選択する)、決済指定口座および決済必要額に対応した残高を有する別口座や有価証券の有無事項について、銀行等金融機関21側へデータ取得依頼信号dを送信するようになっている。
更に、ホストコンピュータ30は、決済にあたり、利用者情報データを基に、利用者側から入金可能口座の範囲、例えば銀行群25の範囲指定を受けた場合、銀行群25内に有する利用者の複数の入金可能口座の残高情報データを分析し、決済口座側へ入金可能口座の有無と決済必要額以上の残高の有無を演算処理する。
この演算処理された結果、すなわち、入金可能口座名と決済必要額(必要額以上であってもよい)を算定すると同時に、入金可能口座側から決済口座側へ入金処理がなされるようになっている。入金処理がなされた後、この入金処理の結果を決済完了報告データyにより利用者側へインタネット網23を介して報告されるようになっている。
このように決済依頼情報データxに含まれる、利用者側の多様な決済条件は、ホストコンピュータ30側において、この決済条件にて対応可能なように、予めCPU34側にプログラミングされる。
ネットバンク24は、利用者側から決済依頼を受けたことにより、その決済条件に応じて利用者が口座開設した銀行群25,証券会社群26および保険契約した生・保会社群27のそれぞれの各銀行25a〜25n,各証券会社26a〜26nおよび各生・保会社27a〜27nに備えられるデータサーバ(図示せず)から、それぞれ利用者開設口座情報データa1an,b1bnおよび保険契約情報データc1〜cnを受信することができるようになっている。ネットバンク24は、この利用者開設口座情報データa1an,b1bnおよび保険契約情報データc1〜cnの全てを受信可能になっており、ホストコンピュータ30側にて、利用者側から指定された所望の決済手続条件に従った演算処理がなされる。
この決済手続条件として、銀行群25の中の決済口座を有する、例えばA1銀行25aの決済口座への入金が可能な複数の口座や有価証券を有する場合には、どの銀行や証券会社側からのみの入金、あるいは生・保会社27a〜27nのみとするとかの優先順位を予め決めておくことができる。
一方、このような決済手続きの過程は、ネットバンク24側にて全て開示されることになるので、利用者側としては、所要のセキュリティ施策を取る必要がある。
例えば、ログインIDやパスワードを定期的に、または、決済時等必要時の都度更新させるようにすることができる。
また、利用者側の住所、氏名等の利用者情報データの変更にあたっては、利用者端末22側から都度操作して行なうことができる。この際、利用者が複数の口座を所有している場合は、一度の操作で全ての口座に対する変更処理がなされるようになっている。
次に、通信網を用いた決済システム20の作用について図2を参照して説明する。
利用者側にて利用者端末22を操作し、ネットバンク24側へ決済依頼情報データxを送信して、決済処理を依頼をする。
利用者端末22の操作にあたっては、先ずログインIDとパスワードを入力してネットバンク24に接続した後、決済条件を設定した決済依頼情報データxを添付してネットバンク24側へ送信する<ステップ1>。
ネットバンク24側にて、決済依頼情報データxを受信し、入力されたログインIDとパスワードを基にデータサーバ32に保存する利用者情報データ(図示せず)と比較照合すると共に、決済口座および入金対応口座の範囲等の決済条件を確認する<ステップ2>。
ネットバンク24側にて利用者認証がなされると、ホストコンピュータ30に保存される利用者側の口座情報データを確認し、この利用者口座を認証する<ステップ3a>。
また、利用者認証(利用者口座認証)ができなかった場合には、ネットバンク24側から利用者側へ拒否通知する<ステップ3b>。
利用者認証ができた場合には、利用者側の全ての利用者口座の残高および有価証券の評価額を含む利用者情報データを取得するために、データ取得依頼信号dにより銀行等金融機関21側へ送信する一方、銀行等金融機関21側から決済必要額以上の残高の有無を確認する<ステップ4>。
決済必要額以上の残高のある利用者口座、すなわち、入金可能口座により決済口座側へ入金する<ステップ5a>。
銀行等金融機関21側から、現金預託の額および有価証券の、例えば時価相場による評価額が算定された評価額データを評価額データ信号eにより、ネットバンク24側へ返信する<ステップ5b>。
利用者側から指定された決済条件に照らして、銀行等金融機関21側から受信した評価額データ信合eを基に演算処理し、決済条件に適合した別の利用者口座または有価証券から決済必要額以上の残高および評価額が存在するか否かを判定する<ステップ6>。
この算定して得られた額が、入金必要額を越えていない場合には、決済が不成立となり、ネットバンク24側から、決済が不成立であったことを決済不成立データ信号z1により利用者側へ送信する<ステップ7a>。
この判定の結果、決済必要額が存在すると判定した場合には、決済を行い、ネットバンク24側から、決済が成立したことを決済成立データ信号z2により利用者側へ報告する<ステップ7b>。
そして、ネットバンク24側は、決済が完了した時に、決済完了報告データyを利用者側へ送信(報告)する<ステップ8>。
以上の<ステップ1>〜<ステップ8>のステップを踏むことにより、利用者側の残高不足による決済不可の場合には、利用者側の別口座の預金残高の他に、利用者名義の株式等有価証券等の評価額を基に決済処理を行なうことができる。
従って、利用者側の残高不足による決済不可の場合には、利用者側の別の銀行口座の残高の他に、利用者側の都合により利用者名義の株式等有価証券等の銀行外財産を残高相当に扱われるようにしたから、上記決済が容易且簡便に処理される通信網を用いた決済方法および決済システムを得ることができる。
また、利用者をして利用者開設口座からの決済事務処理を、利用者の端末操作のみによらなく、ネットバンクにて事務処理がなされるようにしたからには、利用者にとって特段の決済処理作業を行なう必要がなく、便利なものとすることができる。
なお、本発明の通信網を用いた決済システム20によれば、利用者側定口座における決済処理を、ネットバンク24側にて行なうようにしたが、その手続き処理の一部を必要により利用者端末22側にて行なうようにすることも可能である。例えば、利用者をして、第三者への守秘義務やセキュリティの関係からデータ処理の一部、例えば入金可能口座の範囲指定等の利用者側指定事項を利用者端末22側にて行なうようにすることも可能である。
また、利用者側の秘密保持の見地から、利用者側とネットバンク24側との間で、守秘義務契約を締結することができ、ネットバンク24側として、必要により所要のセキュリティ施策を取ることもできる。
本発明に係る通信網を用いた決済システムの実施形態の構成を示す概要図。 利用者側システムを開始させてから終了するまでの、利用者端末とネットバンク間におけるデータのやり取りのフローを示す図。 従来の通信網を用いた決済システムの概要を示す図。
符号の説明
20 通信網を用いた決済システム
21 銀行等金融機関
22 利用者端末(PC)
22a 操作部
22b 表示画面
23 インタネット網(通信網)
24 ネットバンク
25 銀行群
25a A1銀行
25b A2銀行
25n An銀行
26 証券会社群
26a B1証券会社
26b B2証券会社
26n Bn証券会社
27 生・保会社群(生命・損害保険会社群)
27a B1生・保会社
27b B2生・保会社
27n Bn生・保会社
30 ホストコンピュータ(HC:Host Computer)
31 入出力装置
32 データサーバ
33 表示装置
34 CPU(Control Power Unit)
a1〜an,b1〜bn 利用者開設口座情報データ
c1〜cn 保険契約情報データ
d データ取得依頼信号
e 評価額データ信号
x 決済依頼情報データ
y 決済完了報告データ
z1 決済不成立データ信号
z2 決済成立データ信号

Claims (6)

  1. 銀行口座を有する利用者側の利用者認証が可能なように、通信網を用いたネットバンク側のコンピュータが、上記利用者側のログインID,パスワード等の利用者情報データを登録するステップと、
    上記コンピュータが、利用者側端末から決済依頼情報データを受信するステップと、
    上記コンピュータが上記決済依頼を受けることにより、上記決済口座の決済必要額を確認するステップと、
    上記決済口座にて決済必要額が不足する場合に、別の利用者口座の残高および有価証券を含む財産の評価額の情報を有する利用者情報データを上記コンピュータが取得するステップと、
    上記利用者情報データに含まれる残高および有価証券等の財産の評価額に基づいて、上記コンピュータが演算処理した結果、上記決済必要額の決済が可能な場合には、上記コンピュータが上記残高および評価額の範囲内で、上記決済口座へ入金するステップとを具備する通信網を用いた決済方法。
  2. 上記利用者側決済口座へ入金するにあたり、証券会社側へ預託する利用者側有価証券を含む財産の評価額の範囲内にて入金可能にすることを特徴とする請求項1記載の通信網を用いた決済方法。
  3. 上記利用者側決済口座へ入金するにあたり、利用者側にて生命保険会社および損害保険会社側へ預託する預託金額および保険契約金にて入金可能にすることを特徴とする請求項1記載の通信網を用いた決済方法。
  4. 金融機関側に通信網を介して通信接続する利用者端末を介して、利用者認証を行なうネットバンクを備え、
    このネットバンクは、利用者端末側から通信網を介して、決済口座を含む決済依頼情報データを受信することにより、利用者側の別口座の残高および財産の評価額が上記決済口座の残高不足分を補充し得る範囲内において、上記決済口座側へ入金がなされるようしたホストコンピュータを備え、
    このホストコンピュータには、上記残高および評価額を含む利用者情報データを保存するデータサーバと、
    上記決済依頼情報データを入力することにより、上記決済口座側から決済が可能なように、別の利用者口座の残高および有価証券を含む財産の有無を確認して上記残高不足分を補充するに必要額以上あるか否かの判定をなすCPUと、
    上記決済依頼情報データを上記ホストコンピュータ側が入力することにより、利用者端末側へ決済完了報告データを送信する入出力装置とを備えたことを特徴とする通信網を用いた決済システム。
  5. 上記別の利用者口座または有価証券を含む財産の評価額情報を含む評価額データ信号は、証券会社側へ預託する現金または有価証券の評価額を含む評価額データ信号であることを特徴とする請求項4記載の通信網を用いた決済システム。
  6. 上記別の利用者口座または有価証券を含む財産の評価額情報を含む評価額データ信号は、生命保険会社および損害保険会社側へ預託する預託金額または保険契約金等の財産の評価額を含む評価額データ信号であることを特徴とする請求項4記載の通信網を用いた決済システム。
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