JP2008191802A - Ncプログラム編集装置、ncプログラム編集制御プログラム及びncプログラム編集制御用記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 NCプログラムの編集時に、編集するメインプログラムの内容とこれに使用されるサブプログラムとの関連性、1つのサブプログラムとこれが使用されるメインプログラムとの関連性を表示できるようにすることである。
【解決手段】 NCプログラムメモリ34に記憶されている全てのNCプログラムのうちの選択された1つのNCプログラムのプログラム内容の先頭部分が左側表示領域36Aに表示され、このNCプログラムに使用されているサブプログラムの階層構造が右上表示領域36Cに表示され、この階層構造表示された複数のサブプログラムのうちから選択された1つの「サブプログラム301」のプログラム内容の先頭部分が、表示画面の右下表示領域36Dに表示される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、NC工作機械を制御する為の複数のNCプログラムを表示手段のディスプレイを介して編集可能なNCプログラム編集装置、NCプログラム編集制御プログラム及びNCプログラム編集制御用記録媒体に関する。
従来、各種の加工工具を択一的に装着した主軸を、X軸方向とY軸方向とZ軸方向とに夫々移動させながら非加工物に種々の加工を施す為に、NC制御装置に有するNCプログラムメモリに、複数のNCプログラムが記憶されている。更に、NC制御装置にNCプログラム編集機能が設けられ、NCプログラムメモリに記憶した複数のNCプログラムが編集可能になっている。即ち、既に作成してあるNCプログラムの極く一部を変更したり、或いはコメントだけを追加する等して、新規のNCプログラムを編集により作成できるようになっている。
そこで、このように、複数の作業者により加工制御の為の新規のNCプログラムがNCプログラムメモリに順々に記憶されると、NCプログラムメモリに記憶するNCプログラムが膨大な数になる。この場合、NCプログラムメモリには、同じNCプログラムが重複して記憶されていたり、一部だけが異なるほぼ同一のNCプログラムが数多く記憶されている場合が多い。そのため、作業者は、作業性を高める為に、NCプログラム編集機能により、NCプログラムを整理する必要がある。
例えば、特許文献1に記載のNC工作機械の表示装置は、基本表示モードにおいて指定したNCプログラムのプログラム内容を表示画面の左側表示領域に表示した状態で、表示モードをプログラム一覧表示モードに切換えると、右側表示領域に、NC装置に登録されている全てのメインプログラムの番号とコメントを表示する。そこで、使用サブプログラムキーの操作により、左側に表示しているメインプログラムで使用される全てのサブプログラムを右側表示領域にリスト表示する。更に、この表示状態で、BGOサーチキーの操作により、全てのサブプログラムのうちの1つのサブプログラムのプログラム内容を右側表示領域に表示するようになっている。
特許文献2に記載の数値制御装置のプログラム構成表示方式は、一覧キーの操作により、NCプログラム記憶メモリに記憶されている全てのメインプログラムのプログラム番号を表示画面全体にマトリックス状に表示する一方、そのうちの1つのメインプログラムが指定されると、そのプログラム番号と、そのメインプログラムから呼び出されている全てのサブプログラムのプログラム番号を階層表示するようにしてある。
特開2005−122597号公報(第6頁、図4〜図6) 特開平8−63218号公報(第3〜4頁、図3,図8)
前述したように、特許文献1に記載のNC工作機械の表示装置においては、左側表示領域に1つのNCプログラムのプログラム内容を表示した状態で、左側に表示しているメインプログラムで使用される全てのサブプログラムを右側表示領域にリスト表示するようになっているが、これら複数のサブプログラムはリスト表示であり、ツリー的な階層構造で表示されないので、サブプログラム同士の関連性を把握できず、左側のメインプログラムの全貌を把握しにくいという問題がある。
また、左側表示領域に1つのNCプログラムのプログラム内容を表示した状態で、これに含まれる所望の1つのサブプログラムのプログラム内容を右側表示領域に表示するようになっているが、複数のサブプログラムの内容を一度に表示できないので、この場合にも、左側のメインプログラムの全貌を把握しにくいという問題がある。
更に、特許文献2に記載の数値制御装置のプログラム構成表示方式においては、選択された1つのメインプログラム番号と、そのメインプログラムから呼び出されている全てのサブプログラムのプログラム番号の階層構造とが表示されるようになっているが、階層構造に表示されたサブプログラムのうちの任意のサブプログラムのプログラム内容を同時に表示できないので、選択したメインプログラムの全貌を把握しにくいという問題がある。
更に、特許文献1に記載のNC工作機械の表示装置及び特許文献2に記載の数値制御装置のプログラム構成表示方式においては、選択した1つのメインプログラムと、これに使用されている複数のサブプログラムとの関連性を表示するようにしてあるが、これら複数のサブプログラムと、これらのサブプログラムが使用されているメインプログラムとの関連性が分からないという問題がある。
本発明の目的は、NCプログラムの編集時に、編集するメインプログラムの内容とこれに使用されるサブプログラムとの関連性、1つのサブプログラムとこれが使用されるメインプログラムとの関連性を表示できるようにすることである。
請求項1のNCプログラム編集装置は、NC工作機械を制御する為の複数のNCプログラムを編集可能なNCプログラム編集装置において、複数のNCプログラムを記憶したプログラム記憶手段と、ディスプレイを有する表示手段及びこの表示手段を制御する表示制御手段と、プログラム記憶手段に記憶された複数のNCプログラムの中から何れか1つのメインプログラムを指定する第1指定手段と、第1指定手段で指定されたNCプログラム中に使用されている全てのサブプログラムの階層構造を作成する階層構造作成手段と、階層構造作成手段により作成されてディスプレイに表示された前記サブプログラムの階層構造から何れか1つのサブプログラムを指定する第2指定手段とを備え、表示制御手段は、第1指定手段で指定されたNCプログラムのプログラム内容と、階層構造作成手段により作成されたサブプログラムの階層構造と、第2指定手段で指定されたサブプログラムのプログラム内容とを表示する第1表示モードを有するものである。
表示制御手段は、第1表示モードが設定されると、第1指定手段で指定されたNCプログラムのプログラム内容の先頭部分と、階層構造作成手段により作成されたサブプログラムの階層構造と、第2指定手段で指定されたサブプログラムのプログラム内容の先頭部分とをディスプレイの表示画面に一度に表示する。
請求項2のNCプログラム編集装置は、請求項1において、前記表示制御手段は、サブプログラムの階層構造の表示と1つのサブプログラムのプログラム内容の表示に代えて、第2指定手段で指定されたサブプログラムを含む階層構造の複数のサブプログラムのプログラム内容を表示する第2表示モードを有するものである。
請求項3のNCプログラム編集装置は、請求項1において、前記プログラム記憶手段に記憶された複数のNCプログラムの中から、第2指定手段で指定された1つのサブプログラムを使用している全てのNCプログラムを検索する検索手段を備え、
表示制御手段は、サブプログラムのプログラム内容の表示に代えて、検索手段で検索された複数のNCプログラムを表示する第3表示モードを有するものである。
請求項4のNCプログラム編集制御プログラムは、NC工作機械を制御する為の複数のNCプログラムを記憶したプログラム記憶手段とディスプレイを含む表示手段とを有し且つプログラム記憶手段から複数のNCプログラムを読み込んで編集可能なNCプログラム編集装置のコンピュータに実行させるNCプログラム編集制御プログラムにおいて、プログラム記憶手段に記憶された複数のNCプログラムの中から何れか1つのメインプログラムを指定するプログラム指定ルーチンと、指定されたNCプログラム中に使用されている全てのサブプログラムの階層構造を作成して表示手段に表示させる階層構造作成ルーチンと、表示手段に表示されたサブプログラムの階層構造から何れか1つのサブプログラムを指定するサブプログラム指定ルーチンと、プログラム指定ルーチンにより指定されたNCプログラムのプログラム内容と、サブプログラムの階層構造と、サブプログラム指定ルーチンで指定されたサブプログラムのプログラム内容とを表示手段に表示させる表示制御ルーチンを有するものである。
NCプログラム編集制御プログラムは、プログラム指定ルーチンと、階層構造作成ルーチンと、サブプログラム指定ルーチンと、表示制御ルーチンとを有するので、このNCプログラム編集制御プログラムをNCプログラム編集装置のコンピュータに実行させることにより、請求項1と同様に作用する。
請求項5のNCプログラム編集制御用記録媒体は、請求項4に記載のNCプログラム編集制御プログラムを読出し可能に記録したので、このNCプログラム編集制御用記録媒体からNCプログラム編集制御プログラムを読出して、NCプログラム編集制御が実行される。
請求項1の発明によれば、NC工作機械を制御する為の複数のNCプログラムを編集可能なNCプログラム編集装置において、プログラム記憶手段と、表示制御手段と、第1指定手段と、階層構造作成手段と、第2指定手段とを備え、表示制御手段は第1表示モードを有するので、この第1表示モードにより、第1指定手段で指定されたNCプログラムのプログラム内容と、階層構造作成手段により作成されたサブプログラムの階層構造と、第2指定手段で指定されたサブプログラムのプログラム内容とをディスプレイの表示画面に一度に表示することができ、ユーザーは指定した1つのメインプログラムの全貌を容易に且つ正確に把握することができる。
請求項2の発明によれば、前記表示制御手段は、サブプログラムの階層構造の表示と1つのサブプログラムのプログラム内容の表示に代えて、第2指定手段で指定されたサブプログラムを含む階層構造の複数のサブプログラムのプログラム内容を表示する第2表示モードを有するので、この第2表示モードにより、第1指定手段で指定されたNCプログラムのプログラム内容と、複数のサブプログラムのプログラム内容をディスプレイの表示画面に一度に表示することができ、ユーザーは指定した1つのメインプログラムの全貌を容易に且つ正確に把握することができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3の発明によれば、前記プログラム記憶手段に記憶された複数のNCプログラムの中から、第2指定手段で指定された1つのサブプログラムを使用している全てのNCプログラムを検索する検索手段を備え、表示制御手段は、サブプログラムのプログラム内容の表示に代えて、検索手段で検索された複数のNCプログラムを表示する第3表示モードを有するので、この第3表示モードにより、第1指定手段で指定されたNCプログラムのプログラム内容と、このNCプログラムに使用されているサブプログラムが使用されているNCプログラムをディスプレイの表示画面に一度に表示することができ、ユーザーは指定した1つのメインプログラムの全貌を容易に且つ正確に把握することができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項4の発明によれば、NCプログラム編集制御プログラムはプログラム指定ルーチンと、階層構造作成ルーチンと、サブプログラム指定ルーチンと、表示制御ルーチンとを有するので、このNCプログラム編集制御プログラムをNCプログラム編集装置のコンピュータに実行させることにより、請求項1と同様の効果を奏することができる。
請求項5の発明によれば、請求項4に記載のNCプログラム編集制御プログラムを読出し可能に記録したので、このNCプログラム編集制御用記録媒体からNCプログラム編集制御プログラムを読出して、NCプログラム編集制御をNCプログラム編集装置のコンピュータに実行させることができ、請求項1と同様の効果を奏することができる。
本実施例のNCプログラム編集装置は、編集に供する1つのメインプログラムを選択すると、このメインプログラムのプログラム内容とこのメインプログラムに使用されているサブプログラム番号とサブプログラムの内容を一画面表示でき、しかも任意の1つのサブプログラムを選択すると、このサブプログラム番号とこのサブプログラムが使用されているメインプログラム番号リストを一画面表示できるようにしてある。
NC工作機械1は、図1に示すように、工作機械本体2と、この工作機械本体2の加工動作を制御するNC制御装置3等からなり、NC制御装置3に、NCプログラム編集装置4が設けられている。工作機械本体2には、図示しない主軸を回転させる主軸モータ21と、主軸をX方向に移動させるX軸モータ22と、主軸をY方向に移動させるY軸モータ23と、主軸を上下に移動させるZ軸モータ24と、複数の加工工具を変更可能なツールチェンジャー25等から構成されている。
次に、工作機械本体2を加工制御するNC制御装置3について説明する。
NC制御装置3は、CPU31とこのCPU31にデータバス等のコモンバス39を介して接続されたROM32とRAM33とNCプログラムメモリ34を有するマイクロコンピュータ及びモータ駆動回路38等からなり、工作機械本体2に設けられたキーボード35と、液晶ディスプレイ36とに接続されている。このモータ駆動回路38は工作機械本体2の各モータ21〜24とツールチェンジャー25を駆動可能になっている。
ROM32には、工作機械本体2を駆動制御する各種の制御プログラム、液晶ディスプレイ36に各種の表示情報を表示させる表示制御プログラム、後述する本願特有のNCプログラム編集制御の制御プログラムが記憶されている。それ故、ROM32が記録媒体に相当する。RAM33には、加工制御に必要な各種パラメータ、加工制御実行中の変数やフラグ等が一時的に記憶される。
NCプログラムメモリ34(プログラム記憶手段)には、加工制御の為の複数種類のNCプログラムがプログラム番号を対応付けて記憶されている。ここで、図示を省略するが、NC制御装置3には、RS232C等のモデムが設けられており、外部のパーソナルコンピュータ等に接続可能であり、このパーソナルコンピュータから各種のNCプログラムを受信可能になっている。
液晶ディスプレイ36の前面にタッチパネル37が貼着され、このタッチパネル37に複数のタッチキーが設けられている。ここで、キーボード35とタッチパネル37から第1指定手段及び第2指定手段が構成されている。また、液晶ディスプレイ36と表示制御プログラム等から表示制御手段が構成されている。
次に、NCプログラム編集制御について、図2〜図4に基づいて説明する。ここで、NCプログラム編集制御は、第1表示モードによるサブプログラム階層表示制御(図2参照)と、第2表示モードによる複数サブプログラム表示制御(図3参照)と、第3表示モードによるNCプログラムリスト表示制御(図4参照)からなっている。但し、図中の符号Si(i=11、12、13・・・)は各ステップである。
キーボード35に有する「NCプログラム編集」キーが操作されて、NCプログラム編集処理が指令されると、第1表示モードにより、サブプログラム階層構造表示制御が実行される。この制御が開始されると、先ず、NCプログラムメモリ34に記憶されている全てのNCプログラムのプログラム番号が読み込まれ、液晶ディスプレイ36の表示画面にリスト表示される(S11)。
次に、液晶ディスプレイ36に表示された複数のNCプログラムリストの中から、ユーザーによるブロックカーソル移動により、1つの指定NCプログラム番号を指定する指定処理が実行される(S12)。その結果、指定されたNCプログラムのプログラム内容が読み込まれ、左側表示領域に表示される(S13)。次に、このNCプログラム中に使用されているサブプログラムを検索する検索処理が実行される(S14)。
次に、この検索処理の結果、サブプログラムが使用されている場合に(S15:Yes)、画面の下側にタッチキーとして設けられた「階層構造」キーがユーザーにより操作されて、サブプログラムの階層構造表示を行なう場合には(S16:Yes)、サブプログラムの階層構造作成処理が実行される(S17)。この階層構造作成処理においては、S12で指定されたNCプログラム中に、コマンド「M98」により使用されている、つまり呼び出されているサブプログラムのプログラム番号の全てが読み込まれる。
次に、S17の検索処理により求められたサブプログラムの階層構造が表示画面に表示される(S18)。この階層構造表示状態で、ユーザーにより、プログラム内容を表示させたい1つのサブプログラムが選択されると(S19)、この選択されたサブプログラムのプログラム内容が所定のプログラム内容表示領域に表示され(S20)、この第1表示モードによる表示制御が終了する。
次に、この第1表示モードによるサブプログラム階層構造表示の作用について説明する。この表示制御が開始され、キーボード35に有するNCプログラム編集キーが操作されると、図5に示すように、NCプログラムメモリ34に記憶されている全てのNCプログラムのプログラム番号が液晶ディスプレイ36の表示画面にリスト表示される。
この表示画面の下側には、サブプログラムを階層構造にて表示する「階層構造」キー37aと、ブロックカーソルBKを上方に移動させる「カーソル上」キー37bと、ブロックカーソルBKを下方に移動させる「カーソル下」キー37c、実行キー37g等のタッチキーが表示されている。
そこで、ユーザーはカーソル上キー37b又はカーソル下キー37cを操作して、図5に示すように、1つのNCプログラム「NCプログラム100」をブロックカーソルBKで指定する。その結果、図6に示すように、表示画面の左側表示領域36Aに、指定された「NCプログラム100」のプログラム内容の先頭部分が表示される。次に、ユーザーが「階層構造」キー37aを操作すると、「NCプログラム100」中に使用されている全てのサブプログラムが検索され、これらサブプログラムのプログラム番号が階層構造で右上表示領域36Cに表示される。
この表示状態においては、図6に示すように、左側表示領域36Aがアクティブになっており、このNCプログラムを編集可能になっている。このとき、ユーザーが、ウインド切換えキー(W切換えキー)37fにより右上表示領域36Cをアクティブに切換えて、階層構造に表示された複数のサブプログラムのうちから、カーソル移動キー37b〜37eにより1つのサブプログラムの番号「301」を選択し、実行キー37gを操作する。その結果、図7に示すように、選択された「サブプログラム301」のプログラム内容の先頭部分が、表示画面の右下表示領域36Dに表示される。
このように、第1表示モードにより、指定されたNCプログラムのプログラム内容と、階層構造作成手段により作成されたサブプログラムの階層構造と、指定されたサブプログラムのプログラム内容とを液晶ディスプレイ36の表示画面に一度に表示することができ、ユーザーは指定した1つのメインプログラムの全貌を容易に且つ正確に把握することができる。
次に、第2表示モードにより実行される複数サブプログラム表示制御について、図3のフローチャートに基づいて説明する。この制御が開始されたときに、表示画面の右上表示領域36Cにサブプログラム階層構造が表示されている場合に(S21:Yes)、複数のサブプログラム表示を行なう場合には(S22:Yes)、階層構造で表示された複数のサブプログラムのうちから、プログラム内容を表示させるサブプログラムのプログラム番号が選択される(S23)。ここで、表示させる複数のサブプログラムがある場合には(S24:No)、S23とS24とが繰返して実行される。
そして、表示させたい全てのサブプログラム番号の選択が完了した場合には(S24:Yes)、選択された複数のサブプログラムのプログラム内容が右側表示領域に表示され(S25)、この制御を終了する。
次に、この第2表示モードによる複数サブプログラム表示の作用について説明する。第2表示モードによりこの表示制御が開始されたときに、図7に示すように、表示画面の右上表示領域36Cにサブプログラム階層構造が表示されている場合であって、この階層構造にて表示されている複数のサブプログラムの中から、カーソル移動キー37b〜37eにより、3つのサブプログラム番号「300」、「301」、「302」が選択されると、図8に示すように、3つのサブプログラムの先頭部分が右側表示領域36Bに同時に表示される。ここで、「NCPG」キー37hは、内容表示させるNCプログラムを変更する場合に使用する。
このように、第2表示モードにより、NCプログラムのプログラム内容と、複数のサブプログラムのプログラム内容を液晶ディスプレイ36の表示画面に一度に表示することができ、ユーザーは指定した1つのメインプログラムの全貌を容易に且つ正確に把握することができる。
次に、第3表示モードにより実行されるNCプログラムリスト表示制御について、図4のフローチャートに基づいて説明する。この制御が開始されたときに、表示画面の右上表示領域36Cにサブプログラム階層構造が表示されている場合に(S31:Yes)、NCプログラムリスト表示を行なう場合には(S32:Yes)、表示画面の右上表示領域36Cに表示されているサブプログラム階層構造のうちから1つのサブプログラムが選択される(S33)。
次に、NCプログラムメモリ34に記憶されている全てのNCプログラムについて、S33で選択されたサブプログラムが使用されているNCプログラムを検索する検索処理が実行される(S34)。次に、このように、検索によりNCプログラムが検出されると、これら検出されたNCプログラムが表示画面に表示される。
次に、第3表示モードによるNCプログラムリスト表示の作用について説明する。第3表示モードによりこの表示制御が開始されたときに、図7に示すように、表示画面の右上表示領域36Cにサブプログラム階層構造が表示され、且つこの右上表示領域36Cがアクティブになっている場合について説明する。
この場合、階層構造にて表示されている複数のサブプログラムの中から、カーソル移動キー37b〜37eにより1つのサブプログラム番号「301」が選択されると、図9に示すように、この「サブプログラム301」を使用している全てのNCプログラムが検索され、検索により検出された複数のNCプログラム「300、400、500、600」が表示画面の右下表示領域36Dにリスト表示される。
このように、第3表示モードにより、NCプログラムのプログラム内容と、このNCプログラムに使用されているサブプログラムが使用されているNCプログラムを液晶ディスプレイ36の表示画面に一度に表示することができ、ユーザーは指定した1つのメインプログラムの全貌を容易に且つ正確に把握することができる。
ここで、サブプログラム階層構造表示制御のS13とS18とS20(表示制御ルーチン)を実行するNC制御装置3が表示制御手段に相当する。サブプログラム階層構造表示制御のS12(プログラム指定ルーチン)を実行するNC制御装置3が第1指定手段に相当する。サブプログラム階層構造表示制御のS19(サブプログラム指定ルーチン)と複数サブプログラム表示制御のS23とNCプログラムリスト表示制御のS33を実行するNC制御装置3が第2指定手段に相当する。サブプログラム階層構造表示制御のS18(階層構造作成ルーチン)を実行するNC制御装置3が階層構造作成手段に相当する。NCプログラムリスト表示制御のS34を実行するNC制御装置3が検索手段に相当する。
また、NCプログラム編集制御の制御プログラムを記録する記録媒体は、ROM32に限定されるものではなく、フレキシブルディスク、CD−ROM、メモリスティック等の不揮発性メモリであってもよく、これらの不揮発性メモリにNCプログラム編集制御を読出し可能に記録するようにしてもよい。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更形態について説明する。
1)液晶ディスプレイ36が大型の場合、表示画面を左側表示領域と中央表示領域と右側表示領域に3分割し、指定したNCプログラムのプログラム内容を左側表示領域に表示し、サブプログラム階層構造を中央表示領域に表示し、選択したサブプログラムのプログラム内容を右側表示領域に表示するようにしてもよい。
2)ウインド切換えキー37fでアクティブ状態に切換えられた表示画面は、点滅表示してもよく、他の表示色と異なる色で表示するようにしてもよい。
本発明の実施例に係るNC工作機械の構成図である。 サブプログラム階層構造表示制御(第1表示モード)のフローチャートである。 複数サブプログラム表示制御(第2表示モード)のフローチャートである。 NCプログラムリスト表示制御(第3表示モード)のフローチャートである。 NCプログラムリストの表示例の図である。 第1表示モードによる表示例の図である。 右上表示領域をアクティブにした図6相当図である。 第2表示モードによる表示例の図である。 第3表示モードによる表示例の図である。
符号の説明
1 NC工作機械
2 工作機械本体
3 NC制御装置
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 NCプログラムメモリ
35 キーボード
36 液晶ディスプレイ
37 タッチパネル

Claims (5)

  1. NC工作機械を制御する為の複数のNCプログラムを編集可能なNCプログラム編集装置において、
    前記複数のNCプログラムを記憶したプログラム記憶手段と、
    ディスプレイを有する表示手段及びこの表示手段を制御する表示制御手段と、
    前記プログラム記憶手段に記憶された複数のNCプログラムの中から何れか1つのメインプログラムを指定する第1指定手段と、
    前記第1指定手段で指定されたNCプログラム中に使用されている全てのサブプログラムの階層構造を作成する階層構造作成手段と、
    前記階層構造作成手段により作成されてディスプレイに表示された前記サブプログラムの階層構造から何れか1つのサブプログラムを指定する第2指定手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記第1指定手段で指定されたNCプログラムのプログラム内容と、前記階層構造作成手段により作成された前記サブプログラムの階層構造と、前記第2指定手段で指定されたサブプログラムのプログラム内容とを表示する第1表示モードを有することを特徴とするNCプログラム編集装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記サブプログラムの階層構造の表示と1つのサブプログラムのプログラム内容の表示に代えて、前記第2指定手段で指定されたサブプログラムを含む前記階層構造の複数のサブプログラムのプログラム内容を表示する第2表示モードを有することを特徴とする請求項1に記載のNCプログラム編集装置。
  3. 前記プログラム記憶手段に記憶された複数のNCプログラムの中から、前記第2指定手段で指定された1つのサブプログラムを使用している全てのNCプログラムを検索する検索手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記サブプログラムのプログラム内容の表示に代えて、前記検索手段で検索された複数のNCプログラムを表示する第3表示モードを有することを特徴とする請求項1に記載のNCプログラム編集装置。
  4. NC工作機械を制御する為の複数のNCプログラムを記憶したプログラム記憶手段とディスプレイを含む表示手段とを有し且つ前記プログラム記憶手段から複数のNCプログラムを読み込んで編集可能なNCプログラム編集装置のコンピュータに実行させるNCプログラム編集制御プログラムにおいて、
    前記プログラム記憶手段に記憶された複数のNCプログラムの中から何れか1つのメインプログラムを指定するプログラム指定ルーチンと、
    前記指定されたNCプログラム中に使用されている全てのサブプログラムの階層構造を作成して前記表示手段に表示させる階層構造作成ルーチンと、
    前記表示手段に表示された前記サブプログラムの階層構造から何れか1つのサブプログラムを指定するサブプログラム指定ルーチンと、
    前記プログラム指定ルーチンにより指定されたNCプログラムのプログラム内容と、前記サブプログラムの階層構造と、前記サブプログラム指定ルーチンで指定されたサブプログラムのプログラム内容とを前記表示手段に表示させる表示制御ルーチンを有することを特徴とするNCプログラム編集制御プログラム。
  5. 請求項4に記載のNCプログラム編集制御プログラムを読出し可能に記録したNCプログラム編集制御用記録媒体。
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