JP2008191728A - 階層構造表示装置および階層構造表示プログラム - Google Patents

階層構造表示装置および階層構造表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】限られた表示領域であっても、表示を要求した階層のメニュー一覧と、その表示を要求した階層のメニュー一覧に至るまでの上位階層のメニュー一覧との全部を表示させることができる階層構造表示装置および階層構造標示プログラムを提供する。
【解決手段】ユーザーが要求した要求メニュー一覧が表示されると、既に表示されている表示済メニュー一覧の幅が当初よりも縮小して表示される。よって、限られた表示領域内であっても、要求メニュー一覧と、その要求メニュー一覧に至るまでの上位階層のメニュー一覧との全部を表示させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は表示印刷装置および階層構造表示プログラムに関し、特に、限られた表示領域であっても、現在選択すべき階層のメニュー一覧あるいは設定項目と、現在選択すべきメニュー一覧あるいは設定項目に至るまでの上位階層のメニュー一覧との全部を表示させることができる階層構造表示装置および階層構造表示プログラムに関するものである。
従来より、階層構造を構成する各階層に属する複数のメニューの名称を、表示手段の幅方向と交差する方向に並べたメニュー一覧として表示装置に表示させる技術が知られている。この技術に関連し、次の特許文献1には、各メニュー一覧を、最上位階層から順番に画面右から左に表示させる場合、表示を要求した階層のメニュー一覧と、それよりも1つ上位階層のメニュー一覧とを画面に表示させ、それよりも更に上位階層のメニュー一覧は、画面右から左にスクロールさせ、非表示とする技術が記載されている。
特表2002−514328号公報(第18頁第3段落、図5等)
しかしながら、上述した特許文献1に記載されている技術では、表示を要求した階層のメニュー一覧と、それよりも1つ上位階層のメニュー一覧とは、一見して確認することができるものの、それよりも更に上位階層のメニュー一覧は、非表示とされるので、表示を要求した階層のメニュー一覧に至るまでの上位階層のメニュー一覧の全部を同一画面上で確認することができないという問題点があった。そのため、例えば、階層構造内を進んでいく過程において、誤りがあったことに気づいた場合であっても、画面に表示されていない階層において誤りがあった場合には、どの階層において誤りがあったのかを即座に確認することができないという不都合があった。
一方、表示を要求した階層のメニュー一覧と、その表示を要求した階層のメニュー一覧に至るまでの上位階層のメニュー一覧との全部を表示させようとしても、表示領域の大きさに制約がある場合には、結局、表示可能な階層数を制限せざるを得ないという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、限られた表示領域であっても、表示を要求した階層のメニュー一覧と、その表示を要求した階層のメニュー一覧に至るまでの上位階層のメニュー一覧との全部を表示させることができる階層構造表示装置および階層構造標示プログラムを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の階層構造表示装置は、1以上の下位メニューあるいは設定項目からなるメニューを表示する手段であり、所定の幅を有する表示手段と、複数の前記メニューで構成される階層構造を記憶する階層構造記憶手段と、前記表示手段を制御する表示制御手段とを備えたものであって、前記メニューのうち、ユーザーによっていずれかの下位メニューあるいは設定項目が選択されたメニューである選択メニューを検出する検出手段を備え、前記表示制御手段は、前記選択メニューのうち最下位階層の選択メニューにおいて選択された下位メニューの名称あるいは設定項目を、その下位メニューの名称あるいは設定項目が前記表示手段の幅方向において完全に表示される第1の幅で表示させ、前記選択メニューが含まれる階層を、各階層毎にその階層に含まれるメニューの名称を前記表示手段の幅方向と交差する方向に並べることで前記表示手段に表示させるものであり、前記選択メニューが含まれる階層が複数あることを条件として、複数の階層を前記第1の幅よりも短い第2の幅のうちに、前記表示手段の幅方向に並べて表示させる。
請求項2記載の階層構造表示装置は、請求項1に記載の階層構造表示装置において、前記表示制御手段は、前記選択メニューの表示態様を他のメニューの表示態様と異なる態様で表示させる。
請求項3記載の階層構造表示装置は、請求項2に記載の階層構造表示装置において、前記表示制御手段は、前記表示制御手段は、前記選択メニューの表示態様として、色、文字の大きさ、文字の太さ、フォント、文字飾りのいずれかを、他のメニューの表示態様と異なる態様で表示させる。
請求項4記載の階層構造表示装置は、請求項3に記載の階層構造表示装置において、前記表示制御手段は、前記文字の大きさ又は文字の太さを、前記選択メニューが含まれる階層の数に応じて変化させて表示させる。
請求項5記載の階層構造表示装置は、請求項1から4のいずれかに記載の階層構造表示装置において、前記階層構造に含まれるメニュー毎に、そのメニューの内容を図形で示すアイコンを記憶するアイコン記憶手段を備え、前記表示制御手段は、前記選択メニューを示すアイコンを前記選択メニューに対応つけて表示させる。
請求項6記載の階層構造表示装置は、請求項1から5のいずれかに記載の階層構造表示装置において、前記表示制御手段は、前記選択メニューが含まれる階層のうち、最下位層の階層から所定階層分上位の階層までを表示させる。
請求項7記載の階層構造表示装置は、請求項6に記載の階層構造表示装置において、前記表示制御手段は、非表示とされた階層を再び表示させる。
請求項8記載の階層構造表示装置は、請求項1から7のいずれかに記載の階層構造表示装置において、前記表示制御手段は、前記第2の幅が、前記第2の幅のうちに並べられる複数の階層に含まれるメニュー全てについて、その名称を完全に表示するだけの幅がないことを条件として、選択メニューの名称は、その選択メニューが含まれる階層の表示幅から突出させて表示させ、選択メニュー以外のメニューの名称は、そのメニューが含まれる階層の表示幅に表示できる分だけ表示させる。
請求項9記載の階層構造表示装置は、請求項8に記載の階層構造表示装置において、前記表示制御手段は、前記選択メニューの名称が前記第2の幅に収まらない場合、その選択メニューを前記第1の幅で表示される領域に突出させて表示させる。
請求項10記載の階層構造表示装置は、請求項8又は9にに記載の階層構造表示装置において、前記表示制御手段は、突出させて表示させる複数の選択メニューが前記表示手段の幅方向において同一直線状となる場合、その複数の選択メニューのうち、最下位層に属する選択メニューだけを突出させて表示させる。
請求項11記載の階層構造表示装置は、請求項8又は9に記載の階層構造表示装置において、前記表示制御手段は、突出させて表示させる複数の選択メニューが前記表示手段の幅方向において同一直線状となる場合、その複数の選択メニューの表示位置を前記表示手段の幅方向と交差する方向にずらして表示させる。
請求項12記載の階層構造表示装置は、請求項1から11のいずれかに記載の階層構造表示装置において、前記表示制御手段は、前記選択メニューを前記表示手段の幅方向と交差する方向に回転させた状態で表示させる。
請求項13記載の階層構造表示装置は、請求項1から12のいずれかに記載の階層構造表示装置において、前記表示制御手段は、選択メニューを表示してから、その選択メニューと同じ階層に含まれる他のメニューが選択しなおされるまで、現在の表示状態を維持させる。
請求項14記載の階層構造表示プログラムは、1以上の下位メニューあるいは設定項目からなるメニューを表示する手段であり、所定の幅を有する表示手段と、複数の前記メニューで構成される階層構造を記憶する階層構造記憶手段とを備えた階層構造表示装置に対して、前記表示手段を制御させる表示制御ステップを備えたものであって、前記メニューのうち、ユーザーによっていずれかの下位メニューあるいは設定項目が選択されたメニューである選択メニューを検出させる検出ステップを備え、前記表示制御ステップは、前記選択メニューのうち最下位階層の選択メニューにおいて選択された下位メニューの名称あるいは設定項目を、その下位メニューの名称あるいは設定項目が前記表示手段の幅方向において完全に表示される第1の幅で表示させ、前記選択メニューが含まれる階層を、各階層毎にその階層に含まれるメニューの名称を前記表示手段の幅方向と交差する方向に並べることで前記表示手段に表示させるものであり、前記選択メニューが含まれる階層が複数あることを条件として、複数の階層を前記第1の幅よりも短い第2の幅のうちに、前記表示手段の幅方向に並べて表示させる。
請求項1記載の階層構造表示装置によれば、選択メニューを検出した場合、選択メニューのうち最下位階層の選択メニューにおいて選択された下位メニューの名称あるいは設定項目は、その下位メニューの名称あるいは設定項目が表示手段の幅方向において完全に表示される第1の幅で表示され、選択メニューが含まれる階層は、各階層毎にその階層に含まれるメニューの名称を表示手段の幅方向と交差する方向に並べることで表示される。そして、選択メニューが含まれる階層が複数あることを条件に、複数の階層は第1の幅よりも短い第2の幅のうちに、表示手段の幅方向に並べて表示される。
よって、限られた表示領域内であっても、下位メニューの名称あるいは設定項目全体と、その下位メニューの名称あるいは設定項目全体に至るまでの上位階層のメニューとの全部を表示させることができる。従って、下位メニューの名称あるいは設定項目全体に至るまでの上位階層のメニュー一覧の全部を同一画面上で確認することができるという効果がある。そのため、例えば、階層構造内を下位メニューの名称あるいは設定項目全体の表示を邪魔することなく進んでいく過程において、誤りがあったことに気づいた場合であっても、どの階層において誤りがあったのかを即座に確認することができる。また、下位メニューや設定項目の表示が見難いことにより選択や入力に支障をきたすことがない。
請求項2記載の階層構造表示装置によれば、請求項1に記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、選択メニューの表示態様は他のメニューの表示態様と異なる態様で表示される。よって、他のメニューのなかから選択メニューを特定し易く、一見して選択してきた過程を確認することができるという効果がある。
請求項3記載の階層構造表示装置によれば、請求項2に記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、選択メニューの表示態様は、色、文字の大きさ、文字の太さ、フォント、文字飾りのいずれかが、他のメニューの表示態様と異なる態様で表示される。よって、簡単な方法で選択メニューと、他のメニューとを区別させることができるという効果がある。
請求項4記載の階層構造表示装置によれば、請求項3に記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、文字の大きさ又は文字の太さは、選択メニューが含まれる階層の数に応じて変化して表示される。階層の数が多くなるにつれて、一つの階層当たりの幅が小さくなるものの、階層の数が多くなるにつれて、各メニュー名称の文字を小さしたり、文字の太さを細くしたりすることで、たとえ、階層数が多くなったとしても、各メニュー名称の文字を、より完全な状態で表示させることができるという効果がある。
請求項5記載の階層構造表示装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、選択メニューの内容を示すアイコンが、その選択メニューに対応つけて表示される。アイコンは、文字を確認する場合よりも早く、その内容を確認することができ、選択してきた過程をより早く確認することができるという効果がある。
請求項6記載の階層構造表示装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、選択メニューが含まれる階層のうち、最下位層の階層から所定階層分上位の階層までが表示される。よって最下位層の階層から少なくとも所定階層分上位の階層までを一見して確認することができる。
請求項7記載の階層構造表示装置によれば、請求項1から6のいずれかに記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、非表示とされた階層を再び表示させるので、たとえ非表示としたメニュー一覧を再び確認することができるという効果がある。
請求項8記載の階層構造表示装置によれば、請求項7に記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、第2の幅が、第2の幅のうちに並べられる複数の階層に含まれるメニュー全てについて、その名称を完全に表示するだけの幅がないことを条件に、選択メニューの名称は、その選択メニューが含まれる階層の表示幅から突出させて表示される。一方、選択メニュー以外のメニューの名称は、そのメニューが含まれる階層の表示幅に表示できる分だけ表示される。よって、選択メニューの名称については、表示装置の幅方向において完全に表示させることができる上、他のメニューの名称と明確に区別され選択メニューの名称を他のメニューの名称よりも確認し易く表示することができるという効果がある。
請求項9記載の階層構造表示装置によれば、請求項8に記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、選択メニューの名称が第2の幅に収まらない場合、その選択メニューは第1の幅で表示される領域から突出させて表示される。よって、第2の幅でメニュー一覧を表示したとしても、その第2の幅で表示するメニュー一覧に含まれる選択メニュー名称についてだけは、表示装置の幅方向において完全に表示させることができる。従って、選択メニューについて、他のメニューよりも確認し易く表示することができるという効果がある。
請求項10記載の階層構造表示装置によれば、請求項1から9のいずれかに記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、突出して表示される複数の選択メニューが表示手段の幅方向において同一直線状となる場合、その複数の選択メニューのうち、最下位層に属する選択メニューだけが突出して表示される。よって、一つだけ上位階層に属する選択メニューについては、確実に表示手段の幅方向において完全に表示させることができるという効果がある。
請求項11記載の階層構造表示装置によれば、請求項1から10のいずれかに記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、突出させて表示させる複数の選択メニューが表示手段の幅方向において同一直線状となる場合、その複数の選択メニューの表示位置は表示手段の幅方向と交差する方向にずれて表示される。よって、選択メニューについてだけは、表示装置の幅方向において完全に表示させることができる。従って、選択メニューについて、他のメニューよりも確認し易く表示することができ、一見して選択してきた過程を確認することができるという効果がある。
請求項12記載の階層構造表示装置によれば、請求項11に記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、選択メニューは表示手段の幅方向と交差する方向に回転させた状態で表示される。よって、他のメニューのなかから選択メニューを特定し易く、一見して選択してきた過程を確認することができるという効果がある。
請求項13記載の階層構造表示装置によれば、請求項1から12のいずれかに記載の階層構造表示装置の奏する効果に加え、選択メニューを表示してから、その選択メニューと同じ階層に含まれる他のメニューが選択しなおされるまで、現在の表示状態が維持される。よって、階層構造を進んでいく過程において発生する選択の誤りを抑制することができるという効果がある。
請求項14記載の階層構造表示プログラムによれば、選択メニューを検出した場合、選択メニューのうち最下位階層の選択メニューにおいて選択された下位メニューの名称あるいは設定項目は、その下位メニューの名称あるいは設定項目が表示手段の幅方向において完全に表示される第1の幅で表示され、選択メニューが含まれる階層は、各階層毎にその階層に含まれるメニューの名称を表示手段の幅方向と交差する方向に並べることで表示される。そして、選択メニューが含まれる階層が複数あることを条件に、複数の階層は第1の幅よりも短い第2の幅のうちに、表示手段の幅方向に並べて表示される。
よって、限られた表示領域内であっても、限られた表示領域内であっても、下位メニューの名称あるいは設定項目全体と、その下位メニューの名称あるいは設定項目全体に至るまでの上位階層のメニューとの全部を表示させることができる。従って、下位メニューの名称あるいは設定項目全体に至るまでの上位階層のメニュー一覧の全部を同一画面上で確認することができるという効果がある。そのため、例えば、階層構造内を下位メニューの名称あるいは設定項目全体の表示を邪魔することなく進んでいく過程において、誤りがあったことに気づいた場合であっても、どの階層において誤りがあったのかを即座に確認することができる。また、下位メニューや設定項目の表示が見難いことにより選択や入力に支障をきたすことがない。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、複合機1の外観構成を示す斜視図である。複合機1は、下部に設けられたプリンタ2と、上部に設けられたスキャナ3と、スキャナ3の正面側に設けられた操作パネル4とを一体的に備えたMFD(Multi Function Device)であり、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を備えている。
その他にも、複合機1は、USBメモリ、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータ等の外部装置と接続されて外部装置から受け取ったデータを記録用紙に記録したりする機能、また、外部装置から受け取ったデータを操作パネル4上の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)41に表示する機能をも備えている。
複合機1には、これら各種の機能に関する設定等を行うための各メニューの名称が階層構造として記憶されており、複合機1は、この階層構造を構成する各メニューの名称を限られた表示領域としてのLCD41に、表示を要求した階層のメニュー一覧と、その表示を要求した階層のメニュー一覧に至るまでの上位階層のメニュー一覧との全部を表示させることができる本発明の階層構造表示装置である。
スキャナ3は、FBS(Flatbed Scanner)として機能する原稿読取台6と、原稿読取台6に対する原稿カバー8とを備える。原稿カバー8は、自動原稿搬送機構(ADF:Auto Document Feeder、以下「ADF」という。)7を備えている。原稿読取台6の上面にはプラテンガラスが配設されている。原稿読取台6の内部には、図示しない画像読取ユニットが内蔵されている。このように構成されたスキャナ3では、FBSあるいはADFを用いて原稿の画像読取りが行われる。
ADF7は、原稿トレイ9から原稿排出トレイ10へ原稿搬送路を通じて原稿Gを搬送するものである。ADF7による原稿Gの搬送過程において、原稿Gが原稿読取台6上の読取面を通過され、読取面の下方に待機する画像読取ユニットによって原稿Gの画像が読み取られる。このようなADF7による画像読取りは、原稿カバー8が原稿読取台6に対して閉じられた状態で行われる。
プリンタ2は、スキャナ3で読取られた画像データ或いは外部から入力された画像データに基づいて、記録用紙上に画像を記録する。プリンタ2は、所謂インクジェット方式の画像記録装置(インクジェット記録装置)である。上記インクジェット方式はプリンタ2による画像記録方式の単なる一例である。プリンタ2による画像記録方式として、電子写真方式や熱転写方式などの種々の画像記録方式を採用することができるのはもちろんである。
複合機1の正面側、換言すれば、プリンタ2の正面側には開口11が形成されており、その開口11の内部には、給紙トレイ14と、その給紙トレイ14の上段に排紙トレイ15とが内包されている。
また、複合機1の正面側には、操作パネル4が設けられている。操作パネル4は、プリンタ2やスキャナ3を操作するためのものであり、各種操作キー40(40a、40b、40c、40d、40e)とLCD41とが備えられている。
各種操作キー40(40a、40b、40c、40d)のうち、操作キー40aは、複合機1にメニュー画面(図4等参照)をLCD41に表示させるためのメニュー画面キー40aである。操作キー40bは、数字、記号等の入力をするテンキー40bである。操作キー40cは、LCD41に表示されるカーソルの移動を指示する方向キー40cである。操作キー40dは、例えば、カーソルが示す情報の選択を指示する選択キー40dである。操作キー40eは、メニュー画面の終了を指示する終了キー40eである。
LCD41は、矢印A方向を長手方向(幅方向)とする矩形状に形成されており、幅方向を横とした場合の縦横比は3対8で構成されている。より具体的には、縦横比が3対4である矩形状の独立した2つのLCDを矢印A方向に隣接させて一体的に構成されている。但し、図中では、この縮尺は無視して図示している。
複合機1に所定の指令が入力されると、その入力された情報に基づいて該複合機1の動作が制御部20(図2参照)によって制御される。なお、複合機1は、操作パネル4から入力された指令のほか、コンピュータからプリンタドライバやスキャナドライバ等を介して送信される指令に基づいて動作するように構成されている。
操作パネル4の下方であって上記開口11の上方には、接続パネル70が設けられている。この接続パネル70には、その左端側にUSB端子71が配設されている。USB端子71は、外部機器とUSB接続することにより該外部機器と本複合機1とを通信可能に接続するコネクタ端子である。
接続パネル70の右端側にはスロット部72が配設されている。スロット部72はメモリカード(カード型メモリ)を装填可能な複数のカードスロットが設けられている。カードスロットにメモリカードが装填され、該装填されたメモリカードから画像データが後述の制御部20により読み出されると、その読み出された画像データや該画像データに関する情報が制御部20(図2参照)によってLCD41に表示される。或いは、選択された任意の画像がプリンタ2において記録用紙に記録される。
図2を参照して、複合機1の動作を制御する制御部20の概略構成について説明する。図2は、複合機1の制御部20の概略構成を示すブロック図である。制御部20は、プリンタ2、スキャナ3及び操作パネル4を含む複合機1の動作を統括的に制御するものである。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)24を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス25を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)26に接続されている。
CPU21は、複合機1を総括的に制御する中央演算処理であり、ROM22に記憶されているプログラムに沿って動作する。ROM22には、複合機1の各種動作を制御するためのプログラムが格納されている。例えば、メニュー画面表示プログラム22aが、図3等に示すメニュー画面表示処理を実行させるためのプログラムとして記憶されている。RAM23は、CPU21が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記録する記憶領域又は作業領域として使用される。
EEPROM24は、階層構造メモリ24aと、選択メニューメモリ24bと、モード設定メモリ24cと、アイコンメモリ24dと、表示態様メモリ24eとを備えている。
階層構造メモリ24aには、複合機1に搭載されている各種機能に関する設定等を行うための各メニューの名称が階層構造として記憶されている。
例えば、最上位階層を示す第0階層に含まれる第0番目から第2番目のメニューの名称A,B,Cとして、「0¥0.A」、「0¥1.B」、「0¥2.C」が記憶されている。また、「0¥0.A」の一つ下位の階層を示す第1階層に含まれる第0番目から第2番目のメニューの名称D,E,Fとして、「0¥0.A¥1¥0.D」、「0¥0.A¥1¥1.E」、「0¥0.A¥1¥2.F」が記憶されている。更に、その「0¥0.A¥1¥0.D」の一つ下位の階層を示す第2階層に含まれる第0番目から第2番目のメニューの名称G,H,Iとして、「0¥0.A¥1¥0.D¥2¥0.G」、「0¥0.A¥1¥0.D¥2¥1.H」、「0¥0.A¥1¥0.D¥2¥2.I」が記憶されている。
選択メニューメモリ24bには、各階層に含まれる複数のメニューの名称から、ユーザーによって選択された選択メニューが記憶されている。この選択メニューメモリ24bに記憶されている選択メニューに基づいて、各階層毎にユーザーが選択した選択メニューの名称を把握することができる。
例えば、第0階層からメニューの名称Aが選択された場合には「0¥0.A」が記憶され、第1階層のからメニューの名称Dが選択された場合には「0¥0.A¥1¥0.D」が記憶され、第2階層からメニューの名称Gが選択された場合には「0¥0.A¥1¥0.D¥2¥0.G」が記憶される。
モード設定メモリ24cには、メニュー画面からユーザーが選択したモードが記憶されている。本実施の形態では、後述するメニュー画面の表示態様は、第1モードから第9モードまで用意されており、メニュー画面からユーザーが所定のモードを選択した場合には、その選択したモードが記憶され、その選択したモードに沿ってメニュー画面が表示される。尚、各モードにおけるメニュー画面の表示内容については、後述する。
アイコンメモリ24dには、階層構造を構成する各メニューの名称毎に、そのメニューの名称の内容を示すアイコンが各メニューの名称と対応付けて記憶されている。このアイコンは、後述する第5モードが選択された場合に、選択メニューと対応つけて表示される。
表示態様メモリ24eには、後述する第4モード、第6モード、第7モードが選択された場合に、選択メニューの表示態様を、他のメニューの表示態様と異なる態様で表示させるための文字の大きさ、文字の太さ、色、フォント、文字飾り等が記憶されている。この表示態様メモリ24eに記憶されている表示態様は、ユーザーによって任意に設定可能に構成されている。
ASIC26は、CPU21からの指令に従い、プリンタ2、スキャナ3、操作パネル4、及びスロット部72などの動作制御を行なう(例えば、プリンタ2を駆動するモータやインクジェット記録ヘッド、スキャナ3のADF7を駆動するモータや画像読取ユニット等の動作を制御する)。プリンタ2、スキャナ3及びスロット部72などは、公知の構成であるので詳細な説明は省略する。
また、ASIC26には、複合機1に所望の指令を入力する操作キー40を制御するパネルゲートアレイ27(パネルGA27)、LCD41の画面表示を制御するLCDコントローラ28、コンピュータとパラレルケーブル又はUSBケーブルを介してデータの送受信を行なうためのパラレルインタフェース29(パラレルI/F29)、USB端子71、アンプ7を介してスピーカ74、時計専用のチップであるRTC(Real Time Clock )18が接続されている。尚、RTC18には、電源が切られている間も起動できるように電池18aが接続されている。
さらに、ASIC26には、NCU(Network Control Unit)31が接続され、そのNCUにはモデム32が接続されている。NCU31は回線制御を行うためのものであり、電話回線に接続されている。NCU31は、交換機から送信される呼出信号や各種信号を受信するものである。また、NCU31は操作キー40の操作に応じた発信時のダイヤル信号を交換機へ送信したり、電話回線の閉結時において、アナログ音声信号の送受信などのデータ通信を行うものである。
モデム32は、FAXデータや電子メールデータの変調および復調を実行するものである。また、モデム32は、伝送制御用の各種手順信号を送受信するものである。FAXデータは、このNCU31とモデム32とによってファクシミリ手順に沿って送受信される。
次に、図3を参照して、メニュー画面表示処理について説明する。図3はメニュー画面表示処理を示すフローチャートである。このメニュー画面表示処理は、メニュー画面をLCD41に表示させるための処理であり、メニュー画面表示キー40aが押下された場合に、CPU21がメニュー画面表示プログラム22aに従って実行する処理である。
この処理では、まず、初期設定が行われる(S301)。初期設定では、例えば、選択メニューメモリ24b、モード設定メモリ24cが初期化される。また、カーソルが初期設定位置に設定される。尚、本実施例では、第1モード〜第9モード9のうち、第1モードは、常時設定モードとして常に設定されているものとする。そして、階層構造メモリ24aに記憶されている階層構造から、最上位階層である第0階層のメニュー一覧をLCD41に表示する(S302)。このメニュー一覧は、例えば、図4(a)に示すように表示される。
図4(a)は、第0階層(最上位階層)のメニュー一覧M0を示す図である。尚、本実施の形態では、LCD41の表示領域の幅をW0、カーソルをKとして図示している。メニュー一覧M0は、図4(a)に示す通り、上方から順番に、初期設定を示す「0.Initial Setup」、基本設定を示す「1.General Setup」、ファクシミリを示す「2.Fax」、コピーを示す「3.Copy」、フォトキャプチャーを示す「4.Photo Capture」、印刷・リポートを示す「5.Print Reports」、機械情報を示す「6.Machine Info.」、スキャナを示す「7.Scan」の各文字が、LCD41の幅方向と直交する高さ方向に一列に並んで表示される。
また、その下方には、第1モード〜第9モードを示す「1〜9」までの数字がLCD41の幅方向に1列に並んで表示される。この「1〜9」のいずれかの数字上に、方向キー40cを操作してカーソルKを移動させ、選択キー40dを押下すると、そのモードに沿った表示にメニュー画面が切替わる。
再び、図3に戻って説明を続ける。上述したように、第0階層に含まれるメニュー一覧M0をLCD41に表示すると(S302)、方向キー40cが押下されたかを判断し(S303a)、押下されていれば(303a:Yes)、方向キー40cに従って、カーソルKを移動し(S303)、S304の処理に移行する。尚、方向キー40cが押下されていなければ(303a:No)、S303の処理はスキップし、S304の処理に移行する。
S304の処理では、選択キー40dが押下されたかを判断し(S304)、選択キー40dが押下されていない場合には(S304:No)、S312の処理に移行し、選択キーが押下されていれば(S304:Yes)、カーソルKが示す情報を取得する(S305)。そして、その取得した情報がモード選択であるかを判断する(S306)。モード選択でなければ(S306:No)、S307、S308の処理はスキップする。尚、第1モードだけは常時設定されているモードであり、少なくとも第1モードには設定されている。
こうして、モードが設定されると、次に、S305で取得した情報がメニュー選択かを判断する(S309)。メニュー選択であれば(S309:Yes)、その選択されたメニューの名称を選択メニューとして選択メニューメモリ24bに書込み、選択メニューメモリ24bを更新する(S310)。この選択メニューメモリ24bに記憶されている選択メニューによって、階層構造を進んでいってたとしてもユーザーが選択した選択メニューの名称を把握することができる。
そして、選択メニューが属する階層よりも一つ下位である階層のメニュー一覧を、LCD41の幅方向において、その選択メニューが属するメニュー一覧に並べて表示し、メニュー画面を更新する(S311)。例えば、第0階層に含まれるメニュー一覧M0のうち、いずれかのメニューの名称が選択された場合には、その選択されたメニューの名称を選択メニューメモリ24bに記憶し、その選択メニューの1つ下位である第1階層のメニュー一覧を、LCD41の幅方向において、第0階層のメニュー一覧に並べて表示する。
次に、終了キー40eが押下されたかを判断し(S312)、終了キー40eが押下されていない場合には(S312:No)、再び、S303aの処理に移行し、上述した処理を繰り返し、終了キー40eが押下された場合には(S312:Yes)、本処理を終了する。
ここで、第1モードだけが設定されている場合におけるメニュー画面の遷移について、図4(a)乃至図4(d)を参照して説明する。図4(a)に示す第0階層(最上位階層)のメニュー一覧M0からユーザーが方向キー40cを操作し、「3.Copy」の欄にカーソルKを移動させ、選択キー40dを押下すると、図4(b)に示す通り、第0階層よりも一つ下位の第1階層のメニュー一覧M1が、LCD41の幅方向において、第0階層(最上位階層)のメニュー一覧M0に並べて表示される。
第1階層のメニュー一覧M1には、上方から順番に、画質を示す「0.Quality」、拡大/縮小を示す「1.Enlarge/Reduce」、頁のレイアウトを示す「2.Page Layout」、記録媒体の種類を示す「3.Paper Type」、記録媒体のサイズを示す「4.Paper Size」、スタック/ソートを示す「5.Stack/Sort」、明るさを示す「6.Brightness」、濃度を示す「7.Contrast」、赤の色調節を示す「8.Color Adjust Red」、緑の色調節を示す「9.Color Adjust Green」、青の色調節を示す「10.Color Adjust Blue」の文字がLCD41の高さ方向に1列で表示される。
また、第0階層のメニュー一覧M0と、第1階層のメニュー一覧M1との幅(LCD41の幅方向の幅(以下、同様))は、LCD41の幅W0を略2等分した幅W1の範囲で表示され、第0階層のメニュー一覧M0と、第1階層のメニュー一覧M1との各メニューが幅方向に全部表示されることになる。
次に、図4(b)に示す第1階層のメニュー一覧M1からユーザーが方向キー40cを操作し、「1.Enlarge/Reduce」の欄にカーソルKを移動させ、選択キー40dを押下すると、図4(c)に示す通り、第1階層よりも一つ下位の第2階層のメニュー一覧M2が、LCD41の幅方向において、第1階層のメニュー一覧M1に並べて表示される。
第2階層のメニュー一覧M1には、縮小/拡大率を示す数字が、上方から順番に、「0.50%」、「1.69%(A4→A5)」、「2.78%(LGL → LTR)」、「3.83%(LGL→A4)」、「4.93%(A4 →LTR)」、「5.97%(LTR→A4)」、「6.100%」、「7.104%(EXE→LTR)」、「8.142%(A5→A4)」、「9.186%(4"x6"→LTR)」、「10.198%(4"x6"→A4)」、「11.200%」、「12.Custom(25-400%)」とLCD41の高さ方向に1列で表示される。
また、第2階層のメニュー一覧M2の幅は、LCD41の表示領域の幅W0を略2等分した幅W1の範囲内で表示され、第2階層のメニュー一覧M2の各メニューの名称が幅向に全部表示されることになる。一方、第0階層のメニュー一覧M0と、第1階層のメニュー一覧M1との幅は、幅W1を略1/2に縮小した幅W2の範囲で表示される。
次に、図4(c)に示す第2階層のメニュー一覧M2からユーザーが方向キー40cを操作し、「12.Custom (25-400%)」の欄にカーソルKを移動させ、選択キー40dを押下すると、図4(d)に示す通り、第2階層よりも一つ下位の第3階層のメニュー一覧M3が、LCD41の幅方向において、第2階層のメニュー一覧M2に並べて表示される。
この第3階層のメニュー一覧M3には、上方から順番に、「Custom(25-400%)」、「Ratio=100」の文字がLCD41の高さ方向に1列で表示される。また、第3階層のメニュー一覧M3の幅は、LCD41の表示領域の幅W0を略2等分した幅W1の範囲内で表示され、第3階層のメニュー一覧M3の各メニューの名称が幅向に全部表示されることになる。一方、第0階層のメニュー一覧M0と、第1階層のメニュー一覧M1と、第2階層のメニュー一覧M2との幅は、幅W1を略1/3に縮小した幅W3の範囲で表示される。
このように、常時設定されている第1モードでは、ユーザーが要求した要求メニュー一覧が表示されると、既に表示されている表示済メニュー一覧の幅が当初よりも縮小して表示される。よって、限られた表示領域内であっても、要求メニュー一覧と、その要求メニュー一覧に至るまでの上位階層のメニュー一覧との全部を表示させることができる。従って、要求メニュー一覧に至るまでの上位階層のメニュー一覧の全部を同一画面上で確認することができる。
再び、図3に戻り、説明を続ける。上述した説明では、第1モードだけが設定されている場合について説明したが、次に、S306の処理において、第1〜第9モードのいずれかのモードが選択された場合(S306:Yes)について説明する。
S306の処理において、モード選択がされたと判断した場合には(S306:Yes)、選択されたモードをモード設定メモリ24cに書き込み、選択されたモードに設定をする(S307)。次に、メニュー画面を、設定したモードに適合した表示になるように切替える。
その後は、上述したのと同様に、S309からの処理を繰り返す。ここで、S311の処理において、選択されたメニューの名称が属する階層の一つ下位階層のメニュー一覧を表示する場合には、S309において選択されたメニューの名称を、設定されているモードに沿った態様で表示する。
ここで、図5乃至図13を参照して、第2〜第9モードが設定された場合について説明する。尚、メニュー画面は、現在、図4(d)に示す状態になっているものとする。即ち、モード設定メモリ24cには、第1モードだけが設定されており、選択メニューメモリ24bには、選択メニューとして、第0階層で選択した「3.Copy」、第1階層で選択した「1.Enlarge/Reduce」、第2階層で選択した「12.Custom(25-400%)」が記憶されている。
まず、図5を参照して、第2モードに設定する場合について説明する。ユーザが図4(d)に示す状態から、第2モードを設定する場合、図5(a)に示す通り、方向キー40cを操作してカーソルKを「2」の欄に移動させ、選択キー40dを押下する。すると、第2モードに設定され、図5(b)に示す通り、第2階層のメニュー一覧M2の「12.Custom (25-400%)」が、第3階層のメニュー一覧M3の表示領域に突出して表示される。
即ち、第2階層のメニュー一覧M2の幅W3は、第2階層のメニュー一覧M2に含まれる各メニューの名称が幅方向に全部表示可能な幅W1又はW2よりも縮小された結果、第2階層のメニュー一覧M2の「12.Custom(25-400%)」が、第2階層のメニュー一覧M2の幅W3の範囲内に収まらなくなった。そこで、第2階層のメニュー一覧M2の「12.Custom(25-400%)」を、第2階層のメニュー一覧M2と第3階層のメニュー一覧M3との境界線Lを超えて、第3階層のメニュー一覧M3の表示領域に突出して表示させる。
このように、第2モードでは、各階層のメニュー一覧の幅を縮小した結果、各階層の選択メニューが、幅方向において各階層の表示領域には収まらない場合には、その選択メニューを、隣接する表示領域に突出して表示させるのである。
よって、第2階層のメニュー一覧M2の幅を縮小したとしても、その縮小したメニュー一覧M2に含まれる選択メニューとしての「12.Custom(25-400%)」だけは、LCD41の幅方向において完全に表示させることができる。従って、選択メニュー(「12.Custom(25-400%)」)については、全部が表示されない他のメニュー(例えば、第2階層のメニュー一覧M2のなかの「7.104%(EXE→LTR)」、「8.142%(A5→A4)」、「9.186%(4"x6"→LTR)」、「10.198% (4"x6"→A4)」、「11.200%」)よりも確認し易く表示することができる。
次に、図5(c)を参照して、第2モードが設定されている場合において、突出して表示させる複数の選択メニューがLCD41の幅方向において同一直線状となる場合について説明する。図5(c)は、第x階層のメニュー一覧Mxと、その第x階層のメニュー一覧Mxよりも一つ下位の階層y階層のメニュー一覧yとを示している。
ここで、メニュー一覧Mxの第1番目のメニューの名称「1.XXXXXXX」と、その「1.XXXXXXX」と同一直線状に並ぶメニュー一覧Myの第1番目のメニューの名称「1.YYYYYYYY」とが共に、選択メニューとして選択された場合、メニュー一覧Mxの「1.XXXXXXX」は、メニュー一覧Myの領域には突出して表示されず、第x階層よりも下位階層であるメニュー一覧Myの「1.YYYYYYYY」だげが、隣の表示領域に突出して表示される。よって、現在要求したメニュー一覧に対して一つだけ上位階層に属する選択メニュー(「1.YYYYYYYY」)については、確実にLCD41の幅方向において完全に表示させることができる。
次に、図5(d)を参照して、図5(c)で説明したのとは、別の方法で、第2モードが設定されている場合において、突出して表示させる複数の選択メニューがLCD41の幅方向において同一直線状となる場合について説明する。
上述したのと同様に、メニュー一覧Mxの「1.XXXXXXX」と、その「1.XXXXXXX」と同一直線状に並ぶメニュー一覧Myの「1.YYYYYYYY」とが共に、選択メニューとして選択されたとする。
この場合、図5(c)に示す通り、メニュー一覧Mxの「1.XXXXXXX」は、メニュー一覧Myの領域に突出して表示される。一方、第x階層よりも下位階層であるメニュー一覧Myの「1.YYYYYYYY」は、メニュー一覧Myの高さ方向において、「1.YYYYYYYY」の下方に表示されている「2.DDD」と、その位置が入れ替えて表示される。よって、選択メニュー(「1.XXXXXXX」および「1.YYYYYYYY」)についてだけは、LCD41の幅方向において完全に表示させることができる。従って、選択メニューについて、他のメニューよりも確認し易く表示することができ、一見して選択してきた過程を確認することができる。
次に、図6を参照して、第2モードが設定されている状態において、別のメニューの名称を選択する場合について説明する。尚、図6では、現在、図5(b)に示すメニュー画面が表示されているものとする。
ユーザは、図5(b)に示す状態から方向キー40cを操作して、所望するメニューの名称の位置にカーソルKを移動させる。図6(a)は、カーソルKを第3階層のメニュー一覧M3の「Ratio=100」に移動させた状態を示している。図6(b)は、図6(a)に示す状態から、更に、カーソルKを第0階層のメニュー一覧M0の「4.Photo Capture」に移動させた状態を示している。
このように、メニュー画面の表示内容および各メニュー一覧の幅は、カーソルKを移動させただけでは、図5(b)に示す状態から変化することがないので、階層構造を進んでいく過程において発生する選択の誤りを抑制することができる。
一方、図6(b)に示すように、カーソルKを第0階層のメニュー一覧M0の「4.Photo Capture」に移動させた後、選択キー40dを押下した場合には、メニュー画面の表示は図6(c)に示す通りに、切替えられる。
即ち、第0階層の「3.Copy」に関する下位階層である第1階層〜第3階層の各メニュー一覧M1〜M3は消去され、第0階層の「4.Photo Capture」の一つだけ下位である第1階層M1のメニュー一覧M1が、LCD41の幅方向において、第0階層のメニュー一覧M0と並んで幅W1で表示される。
また、この場合、選択メニューとして、選択メニューメモリ24bに記憶されていた第0階層の「3.Copy」、第1階層の「1.Enlarge/Reduce」、第2階層の「12.Custom (25-400%)」は消去され、第0階層で選択した「4.Photo Capture」が新たに記憶されることになる。
その後は、図4で説明したの同様に、階層構造内をユーザーの指示に従って表示させていくことになるが、第2モードに設定されているので、選択メニューメモリ24bに記憶されている選択メニューは、その選択メニューが表示されているメニュー一覧の幅に収まらない場合には、隣に表示されるメニュー一覧の表示領域に突出して表示されることになる。
次に、図7を参照して、第3モードが選択された場合について説明する。ユーザが図4(d)に示す状態から、第3モードを選択する場合、図7(a)に示す通り、方向キー40cを操作してカーソルKを「3」の欄に移動させ、選択キー40dを押下する。すると、第3モードに設定され、図7(b)に示す通り、第0階層の選択メニューである「3.Copy」、第1階層の選択メニューである「1.Enlarge/Reduce」、第2階層の選択メニューである「12.Custom (25-400%)」が、LCD41の高さ方向に沿って表示される。換言すれば、他のメニューの名称が表示される方向とは回転された状態で表示される。よって、この第3モードによれば、他のメニューの名称のなかから選択メニューを特定し易く、一見して選択してきた過程を確認することができる。
その後は、図4で説明したの同様に、階層構造内をユーザーの指示に従って表示させていくことになるが、この第3モードのまま、例えば、第2階層における「12.Custom (25-400%)」の選択を取りやめ、別の選択肢を選択した場合は、「12.Custom (25-400%)」が回転された表示ではなくなり、選択された選択肢が回転された表示となることになる。
次に、図8を参照して、第4モードが選択された場合について説明する。ユーザが図4(d)に示す状態から、第4モードを選択する場合、図8(a)に示す通り、方向キー40cを操作してカーソルKを「4」の欄に移動させ、選択キー40dを押下する。すると、第4モードに設定され、図8(b)に示す通り、第0階層の選択メニュー「3.Copy」、第1階層の選択メニュー「1.Enlarge/Reduce」、第2階層の選択メニュー「12.Custom (25-400%)」が、枠に囲まれて表示される。よって、この第3モードによれば、他のメニューのなかから選択メニューを特定し易く、一見して選択してきた過程を確認することができる。
その後は、図4で説明したの同様に、階層構造内をユーザーの指示に従って表示させていくことになるが、この第4モードのまま、例えば、第2階層における「12.Custom (25-400%)」の選択を取りやめ、別の選択肢を選択した場合は、「12.Custom (25-400%)」が枠で囲まれた表示ではなくなり、選択された選択肢が枠で囲まれた表示となることになる。
尚、この第4モードでは、表示態様メモリ24eに記憶されている表示態様に沿って選択メニューを表示させるものであり、選択メニューの表示態様が、他のメニューの表示態様と異なれば、選択メニューを枠で囲むように表示する表示態様に限らない。例えば、選択メニューの色、フォント、他の文字飾り、背景色のいずれかの表示態様を他のメニューと異なるように表示させても良い。
次に、図9を参照して、第5モードが選択された場合について説明する。ユーザが図4(d)に示す状態から、第5モードを選択する場合、図9(a)に示す通り、方向キー40cを操作してカーソルKを「5」の欄に移動させ、選択キー40dを押下する。すると、第5モードに設定され、図9(b)に示す通り、第0階層の選択メニュー「3.Copy」を示すアイコンC1、第1階層の選択メニュー「1.Enlarge/Reduce」を示すアイコンC2、第2階層の選択メニュー「12.Custom (25-400%)」を示すアイコンC3が、各メニュー一覧M0〜M2の表示領域内に表示される。よって、この第5モードによれば、アイコンは、文字を確認する場合よりも早く、その内容を確認することができ、選択してきた過程をより早く確認することができる。
その後は、図4で説明したの同様に、階層構造内をユーザーの指示に従って表示させていくことになるが、この第5モードのまま、例えば、第2階層における「12.Custom (25-400%)」の選択を取りやめ、別の選択肢を選択した場合は、「12.Custom (25-400%)」を示すアイコンの表示はなくなり、選択された選択肢を示すアイコンが表示されることになる。
次に、図10を参照して、第6モードが選択された場合について説明する。ユーザが図4(d)に示す状態から、第6モードを選択する場合、図10(a)に示す通り、方向キー40cを操作してカーソルKを「6」の欄に移動させ、選択キー40dを押下する。すると、第6モードに設定され、図10(b)に示す通り、第0階層の選択メニュー「3.Copy」、第1階層の選択メニュー「1.Enlarge/Reduce」、第2階層の選択メニュー「12.Custom (25-400%)」が、それぞれ、他のメニューの名称よりも大きな文字で表示される。よって、第6モードによれば、他のメニューの名称のなかから選択メニューを特定し易く、一見して選択してきた過程を確認することができる。
その後は、図4で説明したの同様に、階層構造内をユーザーの指示に従って表示させていくことになるが、この第6モードのまま、例えば、第2階層における「12.Custom (25-400%)」の選択を取りやめ、別の選択肢を選択した場合は、「12.Custom (25-400%)」の文字の大きさは通常の大きさになり、選択された選択肢の大きさが大きくなることになる。
次に、図11を参照して、第7モードが選択された場合について説明する。ユーザが図4(d)に示す状態から、第7モードを選択する場合、図11(a)に示す通り、方向キー40cを操作してカーソルKを「7」の欄に移動させ、選択キー40dを押下する。すると、第7モードに設定され、図11(b)に示す通り、第0階層の選択メニュー「3.Copy」、第1階層の選択メニュー「1.Enlarge/Reduce」、第2階層の選択メニュー「12.Custom (25-400%)」の各々が、各メニュー一覧の幅W3の範囲内に収まるように、各メニューの名称の文字サイズを小さくして表示される。即ち、LCD41に表示される各メニュー一覧の数に応じて、各メニュー一覧の各メニューの名称を表示させる。
このように、第7モードによれば、既に表示されている表示済メニュー一覧の数が多くなるにつれて、一の表示済メニュー一覧の幅が小さくなるものの、表示済メニュー一覧の数が多くなるにつれて、表示済メニュー一覧に含まれる各メニューの名称の文字を小さくすることで、たとえ、表示済メニュー一覧の数が多くなったとしても、表示済メニュー一覧に含まれる各メニューの名称の文字を、より完全な状態で表示させることができる。
その後は、図4で説明したの同様に、階層構造内をユーザーの指示に従って表示させていくことになるが、この第7モードのまま、例えば、第1階層における「1.Enlarge/Reduce」の選択を取りやめ、別の選択肢を選択した場合は、第2階層の表示がなく、各メニュー一覧の幅はW2となり、各メニューの名称の文字もW2の範囲内に収まる範囲で拡大されることになる。
次に、図12を参照して、第8モードが選択された場合について説明する。ユーザが図4(d)に示す状態から、第8モードを選択する場合、図12(a)に示す通り、方向キー40cを操作してカーソルKを「8」の欄に移動させ、選択キー40dを押下する。すると、第8モードに設定され、図12(b)に示す通り、第0階層のメニュー一覧M0がLCD41の画面上から非表示とされる。そして、第1階層のメニュー一覧M1の幅と、第2階層のメニュー一覧M2の幅とがW3からW2に拡大される。
また、再度、カーソルKの位置が「8」に位置する状態で、選択キー40dを押下すると、図12(c)に示す通り、第1階層のメニュー一覧M1がLCD41の画面上から非表示とされる。そして、第2階層のメニュー一覧M2の幅とW2からW1に拡大される。
このように、第8モードによれば、第0階層のメニュー一覧M0を非表示とすることで、第0階層のメニュー一覧M0が表示されている場合には、幅W3で表示する必要があった第1階層のメニュー一覧M1と、第2階層のメニュー一覧M2との幅を、幅W3よりも広い幅W2の範囲内で表示させることができるので、縮小した結果、確認しずらい上位階層のメニューを確認し易くすることができる。
M0、M1を再表示させたい場合には、このままカーソルKの位置が「8」に位置する状態で、選択キー40dを押下するか、一旦他のモードに抜け、それから第8モードを選択しなおせばよい。
その後は、図4で説明したの同様に、階層構造内をユーザーの指示に従って表示させていくことになるが、この第8モードのまま、階層をたどっていった場合、選択キー40dが押下されない限りは、表示される第n階層の数は変化しない。
次に、図13を参照して、第9モードが選択された場合について説明する。この第9モードは、基本的には第8モードと同様の表示形態を取るモードであるが、その表示形態において、スクロールして画面上から非表示とするメニュー一覧を切り替えることができるモードである。
ユーザが図4(d)に示す状態から、第9モードを選択する場合、図13(a)に示す通り、方向キー40cを操作してカーソルKを「9」の欄に移動させ、選択キー40dを押下する。すると、第9モードに設定され、図13(b)に示す通り、第0階層のメニュー一覧M2がLCD41の画面上から非表示とされる。そして、第1階層のメニュー一覧M1の幅と、第2階層のメニュー一覧M2の幅とがW3からW2に拡大される。
また、再度、カーソルKの位置が「9」に位置する状態で、選択キー40dを押下すると、図13(c)に示す通り、第2階層のメニュー一覧M2がLCD41の画面上から非表示とされる。そして、第0階層のメニュー一覧M0が再びW2の幅で表示される。
M2を再表示させたい場合には、このままカーソルKの位置が「9」に位置する状態で、選択キー40dを押下するか、一旦他のモードに抜け、それから第9モードを選択しなおせばよい。
第9モードを選択する方法は、他にもある。
例えば、第8モードで図12(b)に示す状態から、第9モードを選択する場合、図13(b)に示す通り、ユーザーがカーソルKの位置を方向キー40cを操作し、「9」の欄に移動させ、選択キー40dを押下する。すると、第9モードに設定され、図13(c)に示す通り、第2階層のメニュー一覧M2がLCD41の画面上から非表示とされる。そして、第0階層のメニュー一覧M0が再びW2の幅で表示される。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
上述した実施の形態では、第1モードだけを常時設定モードとする場合について説明したが、第1モードと、第2〜第9モードのいずれかのモードとを1組としたモードを常時設定のモードとして構成しても良い。かかる場合には、モード選択をする必要がなく、ユーザーが選択してきた選択メニューの過程を一見して確認することができる。
また、上述した実施の形態では、その第5モードにおいて、アイコンを対応する各メニュー一覧の中に表示させる場合について説明したが、かかるアイコンを表示させる位置については、かかる位置に限定されるものではない。例えば、画面の上方に表示装置の幅方向に沿って一列に表示させても良く、また、選択メニューの表示に代えて、アイコンだけを表示させるように構成しても良い。
また、上述した実施の形態では、複合機1について説明したが、本発明の階層構造表示装置としては、かかる複合機1に限定されるものではなく、階層構造を表示させる必要性がある装置であれば、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、ビデオ、DVD、MD等のプレイヤー、テレビジョン等であっても良い。但し、特に、本発明は、階層構造を表示する表示装置が小さいものに有効である。
複合機の外観斜視図である。 複合機の電気的構成を示すブロック図である。 メニュー画面表示処理を示すフローチャートである。 第1モードにおけるメニュー画面の遷移を説明するための図である。 第2モードを説明するためのメニュー画面を示す図である。 第2モードにおいてメニュー画面の遷移を説明するための図である。 第3モードを説明するためのメニュー画面を示す図である。 第4モードを説明するためのメニュー画面を示す図である。 第5モードを説明するためのメニュー画面を示す図である。 第6モードを説明するためのメニュー画面を示す図である。 第7モードを説明するためのメニュー画面を示す図である。 第8モードを説明するためのメニュー画面を示す図である。 第9モードを説明するためのメニュー画面を示す図である。
符号の説明
1 複合機(階層構造表示装置)
22a 表示制御手段
24a 階層構造メモリ(階層構造記憶手段)
24c アイコンメモリ(アイコン記憶手段)
41 LCD(表示手段)
S305 表示制御手段の一部(表示制御ステップの一部)
S306 検出手段(検出ステップ)
S308 表示制御手段の一部(表示制御ステップの一部)

Claims (14)

  1. 1以上の下位メニューあるいは設定項目からなるメニューを表示する手段であり、所定の幅を有する表示手段と、複数の前記メニューで構成される階層構造を記憶する階層構造記憶手段と、前記表示手段を制御する表示制御手段とを備えた階層構造表示装置において、
    前記メニューのうち、ユーザーによっていずれかの下位メニューあるいは設定項目が選択されたメニューである選択メニューを検出する検出手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記選択メニューのうち最下位階層の選択メニューにおいて選択された下位メニューの名称あるいは設定項目を、その下位メニューの名称あるいは設定項目が前記表示手段の幅方向において完全に表示される第1の幅で表示させ、前記選択メニューが含まれる階層を、各階層毎にその階層に含まれるメニューの名称を前記表示手段の幅方向と交差する方向に並べることで前記表示手段に表示させるものであり、前記選択メニューが含まれる階層が複数あることを条件として、複数の階層を前記第1の幅よりも短い第2の幅のうちに、前記表示手段の幅方向に並べて表示させることを特徴とする階層構造表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記選択メニューの表示態様を他のメニューの表示態様と異なる態様で表示させることを特徴とする請求項1に記載の階層構造表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記選択メニューの表示態様として、色、文字の大きさ、文字の太さ、フォント、文字飾りのいずれかを、他のメニューの表示態様と異なる態様で表示させることを特徴とする請求項2に記載の階層構造表示装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記文字の大きさ又は文字の太さを、前記選択メニューが含まれる階層の数に応じて変化させて表示させることを特徴とする請求項3に記載の階層構造表示装置。
  5. 前記階層構造に含まれるメニュー毎に、そのメニューの内容を図形で示すアイコンを記憶するアイコン記憶手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記選択メニューを示すアイコンを前記選択メニューに対応つけて表示させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の階層構造表示装置
  6. 前記表示制御手段は、前記選択メニューが含まれる階層のうち、最下位層の階層から所定階層分上位の階層までを表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の階層構造表示装置。
  7. 前記表示制御手段は、非表示とされた階層を再び表示させることを特徴とする請求項6に記載の階層構造表示装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記第2の幅が、前記第2の幅のうちに並べられる複数の階層に含まれるメニュー全てについて、その名称を完全に表示するだけの幅がないことを条件として、選択メニューの名称は、その選択メニューが含まれる階層の表示幅から突出させて表示させ、選択メニュー以外のメニューの名称は、そのメニューが含まれる階層の表示幅に表示できる分だけ表示することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の階層構造表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記選択メニューの名称が前記第2の幅に収まらない場合、その選択メニューを前記第1の幅で表示される領域に突出させて表示させることを特徴とする請求項8に記載の階層構造表示装置。
  10. 前記表示制御手段は、突出させて表示させる複数の選択メニューが前記表示手段の幅方向において同一直線状となる場合、その複数の選択メニューのうち、最下位層に属する選択メニューだけを突出させて表示させることを特徴とする請求項8又は9に記載の階層構造表示装置。
  11. 前記表示制御手段は、突出させて表示させる複数の選択メニューが前記表示手段の幅方向において同一直線状となる場合、その複数の選択メニューの表示位置を前記表示手段の幅方向と交差する方向にずらして表示させることを特徴とする請求項8又は9に記載の階層構造表示装置。
  12. 前記表示制御手段は、前記選択メニューを前記表示手段の幅方向と交差する方向に回転させた状態で表示させることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の階層構造表示装置。
  13. 前記表示制御手段は、選択メニューを表示してから、その選択メニューと同じ階層に含まれる他のメニューが選択しなおされるまで、現在の表示状態を維持させることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の階層構造表示装置。
  14. 1以上の下位メニューあるいは設定項目からなるメニューを表示する手段であり、所定の幅を有する表示手段と、複数の前記メニューで構成される階層構造を記憶する階層構造記憶手段とを備えた階層構造表示装置に対して、前記表示手段を制御させる表示制御ステップを備えた階層構造表示プログラムにおいて、
    前記メニューのうち、ユーザーによっていずれかの下位メニューあるいは設定項目が選択されたメニューである選択メニューを検出させる検出ステップを備え、
    前記表示制御ステップは、前記選択メニューのうち最下位階層の選択メニューにおいて選択された下位メニューの名称あるいは設定項目を、その下位メニューの名称あるいは設定項目が前記表示手段の幅方向において完全に表示される第1の幅で表示させ、前記選択メニューが含まれる階層を、各階層毎にその階層に含まれるメニューの名称を前記表示手段の幅方向と交差する方向に並べることで前記表示手段に表示させるものであり、前記選択メニューが含まれる階層が複数あることを条件として、複数の階層を前記第1の幅よりも短い第2の幅のうちに、前記表示手段の幅方向に並べて表示させることを特徴とする階層構造表示プログラム。
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