JPH07319918A - 文書検索対象指示装置 - Google Patents

文書検索対象指示装置

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JPH07319918A
JPH07319918A JP6132505A JP13250594A JPH07319918A JP H07319918 A JPH07319918 A JP H07319918A JP 6132505 A JP6132505 A JP 6132505A JP 13250594 A JP13250594 A JP 13250594A JP H07319918 A JPH07319918 A JP H07319918A
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JP
Japan
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designating
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Pending
Application number
JP6132505A
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English (en)
Inventor
Hisashi Nakatsuyama
恒 中津山
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/422,586 priority patent/US5727195A/en
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/93Document management systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/953Organization of data
    • Y10S707/955Object-oriented
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 構成要素間の親子関係および祖孫関係に基
づいた検索対象の指示、検索結果として特定部分の取出
し指示、検索対象の同時複数指定ができる。 【構 成】 問合せエディタには、指示手段(図1の1
14)と接続条件指示手段(図1の116)とを設けた
ことにより構造化文書における文書構成要素間の親子関
係あるいは祖孫関係が指示される。検索手段(図1の1
4、15)は、上記指示手段(114)および接続条件
指示手段(116)の指示に基づいて検索条件を作成
し、その検索要件データべースに蓄積された文書データ
を検索する。また、問合せエディタは、さらに、取出対
象指示部(図1の115)を設けたことによって、構造
化された文書構成要素の特定部分や検索対象の同時複数
指示を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分割できる単位である
文書構成要素からなる構造化文書を管理対象とする文書
データベース管理システムにおいて、文書における検索
対象の指示を行なう文書検索対象指示装置に関するもの
である。特に、本発明でいう「文書」とは、文字列から
なるテキスト、あるいは文字列による見出しを付けた
図、表、グラフ、写真、画像等をいう。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータやワードプロセッサ
等の情報処理装置を用いて文書を作成することが日常化
している。そして、この作成された文書データを蓄積す
る電子ファイリング装置、あるいは電子ファイリング装
置内に蓄積された文書データを検索する文書データベー
ス管理システムが開発販売されている。特に、文書デー
タベース管理システムは、文書中において、分割できる
単位である章、節、段落、あるいは図、表、グラフ等を
文書構成要素として、これらの文書構成要素を検索する
ための情報としているので、検索された文書を再利用す
ることが促進される。
【0003】文書が木構造に階層化されて構成される構
造化文書において、文書は、章、節、段落等の複数の文
書構成要素からなる(構造化文書については、たとえ
ば、Jaques Andre,Richard Fu
ruta,Vincent Quint,”Struc
tured Documents”,Cambridg
e University Press,1989を参
照。)。構造化文書を管理対象としたデータべースから
なる文書データべース管理システムは、章、節、図など
の論理的なまとまりを容易に検索できるので、特に、そ
の効用が大きくなる。
【0004】また、文書を管理対象とする文書データベ
ース管理システムのほとんどは、検索のために問合せ言
語を用意している。たとえば、文書データべース管理シ
ステムの一つである「Maestro」は、SGML
(Standard Generalized Mar
kup Language;ISO8879、また、
「SGML」については、たとえば、Martin B
ryan著、「SGML入門」、アスキー出版局を参
照。)に似た構造を有する文書を管理対象とする管理シ
ステムで、関係データべース言語の一つであるSQLに
似た問合せ言語を用意している(「Maestro」に
ついては、たとえば、Ian Macleod,”A
Query Language for Retrie
ving Information from Hie
rarchic Text Structures”,
The Computer Journal,1991
参照。)。
【0005】問合せ言語は、プログラミング言語である
ので、これを用いて詳細に検索対象を指定することが可
能である。しかしながら、初心者や日常的にデータベー
スを扱わないユーザに取って、問合せ言語は、難解で使
い難いものである。このため、汎用のオブジェクト指向
データベース管理システムや関係データベース管理シス
テムによっては、問合せエディタをシステムまたはアプ
リケーションとして備えている。ユーザは、この問合せ
エディタを起動することによって、問合せエディタがデ
ィスプレイ上の画面に表示され、検索対象をこのグラフ
ィカルユーザインターフェースを用いて図式的に指定す
ることができる。たとえば、オブジェクト指向データベ
ース管理システムとして、市販されている「Objec
tivity/DB」(Objectivity In
c.)や「UniSQL」(UniSQL Inc.)
では、それぞれオブジェクトクエリブラウザ、クエリウ
インドウと呼ばれる問合せエディタを用意し、ユーザの
便宜を図っている。
【0006】これらの問合せエディタにおいては、問合
せエディタが表示された画面上で、まず検索対象となる
オブジェクトが属するクラスを指定し、オブジェクトの
属性に関する条件をグラフィカルに指示するようになっ
ている。属性のドメイン(型)が基本データ型でない場
合には、サブクエリを指示するエディタを起動して条件
を指定する。検索結果は、指定されたクラスのインスタ
ンスのうち、条件を満たすオブジェクトである。文書デ
ータベース管理システムの一つである「MULTOS」
(商標名)のように、問合せエディタを備えたものが存
在する(MULTOSについては、たとえば、Cost
antino Thanos,“Multimedia
Office Filing−The MULTOS
Approach”,North−Holland,
1990を参照。)。上記「MULTOS」の問合せエ
ディタでは、検索対象を木構造で指示する。木構造の各
ノードは、タイプのみを指定する。リーフには、内容に
関する条件を指定する。リンクは、一種類で、両端のノ
ードが親子の関係にあることを示す。検索結果は、条件
を満たすような部分構造を有する文書である。
【0007】図15は従来例における問合せエディタを
備えた文書データべース管理システムを説明するための
概略ブロック構成図である。図15において、文書デー
タべース管理システムは、蓄積されたデータべースの中
から所望のデータを検索するための問合せエディタ15
1と、データべースに格納されている文書における構成
要素に関する定義を管理しているスキーマ管理部152
と、当該スキーマ定義を記憶しているスキーマ記憶部1
53と、前記問合せエディタ151によって指定された
検索条件に基づいて検索式を生成する検索式生成部15
4と、当該検索式生成部154によって生成された検索
式を評価し、評価された検索式に基づいて検索を実行す
る検索式評価部155と、構造化文書を格納しているデ
ータべース156と、検索条件を指定する問合せエディ
タ151や検索結果を表示するための制御を行なう表示
制御部157と、当該表示制御部157の制御によって
上記問合せエディタ151や検索結果を表示する表示部
158とから構成される。
【0008】問合せエディタ151は、スキーマによっ
て、文書のデータ構造がどのようになっているか、たと
えば、基本データ型の場合、文字列型かあるいは整数値
型か等を探索するドメイン探索部1511と、文書の作
成者あるいは作成日等の属性名を指示する属性名指示部
1512と、検索条件を指示する条件指示部1513
と、属性名指示部1512によって指示された属性名、
および条件指示部1513によって指示された検索条件
を保持する検索条件保持部1514とから構成される。
【0009】図16は従来例における問合せエディタの
処理を説明するためのフローチャートである。図17は
従来例における問合せエディタでノードの中に関する検
索条件の指定を説明するための図である。図17におい
て、問合せエディタ171は、たとえば、あるノード
「見出し」における検索条件を指定する際のもので、検
索する文書の属性を表示する属性名表示フィールド17
2と、文書の検索条件である、たとえば作成者名を記述
する検索条件記述フィールド173と、属性の型を表示
するドメイン表示フィールド174と、検索の実行ある
いは取消の指示を実行する検索実行フィールド175と
から構成されている。このような問合せエディタ171
は、ユーザによって起動され、図17に示すように表示
部158上にグラフィカルに表示される。ユーザは、表
示部158上にグラフィカルに表示された問合せエディ
タ171を用いて、たとえば、文書のルートを検索する
ためにクエリを指定する(ステップ161)。
【0010】次に、ユーザは、問合せエディタ171の
属性名指示部1512において、検索すべき文書の属性
名として、たとえば、作成者を指定する(ステップ16
2)。その後、ドメイン探索部1511は、指定された
属性のドメインが基本データ型であるか否かを調べる。
ドメイン探索部1511は、ドメインが基本データ型で
ある場合、ドメイン表示フィールド174に型名(属性
「作成者」では、「文字列型」)を表示する(ステップ
163)。ドメイン探索部1511によって、文書デー
タの定義しているドメインとして「文字列型」であるこ
とが表示された場合、ユーザは、属性値に関する条件を
所定位置に文字列によって指定する(ステップ16
4)。たとえば、検索条件が作成者名である場合、検索
条件記述フィールド173に作成者名である「中津山
恒」を文字列によって記述する。ドメイン探索部151
1によって、文書データの定義しているドメインが基本
データ型でないと判断された場合、ユーザは、サブクエ
リの指定を行なう(ステップ165)。
【0011】問合せエディタ171は、属性値に関する
条件が指定されたか、あるいはサブクエリの指定した
後、検索条件の指定が終了したか否かを調べる(ステッ
プ166)。問合せエディタ171は、検索条件の指定
が終了したと判断した場合、検索条件の指定を終了し、
検索条件の指定が終了していないと判断した場合、前記
指定されたサブクエリに基づいてステップ162に処理
を戻し、前記処理を繰り返す。上記のようにして指定さ
れた検索条件は、一旦検索条件保持部1514によって
保持された後、検索式生成部154に与えられる。そし
て、検索式生成部154は、前記検索条件に合った検索
式を自動的に生成する。問合せエディタ171は、検索
条件の指定が全て終了したと判断した場合、問合せエデ
ィタ171における検索条件を指定する処理を終了させ
る。
【0012】次に、ユーザの図17における検索実行フ
ィールド175をクリックすることによって、検索式評
価部155は、検索式生成部154によって生成された
検索式を評価し、データべース156からその検索条件
に合った文書を検索する。表示制御部157は、問合せ
エディタ171および検索結果を表示するための制御を
行なって、表示部158に表示させる。以上のような検
索は、図16に示されたフローチャートからも判るよう
に、構造化文書における下位の構成要素についてクエリ
を順次開くため、検索結果として、ルートが返されて来
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】汎用の文書データベー
ス管理システムが持つ問合せエディタは、あるクラスの
オブジェクト(ノード)の属性に関する条件によって、
検索対象が指定される。また、上記問合せエディタは、
あるクラスに属するオブジェクトの属性のドメインが基
本データ型である場合、図17に示すように、そのドメ
インを表わすクラスの属性に関する条件が指定される。
しかし、図17に示す検索条件の指定方法では、検索条
件として指定できるノード間の関係が親子関係に限定さ
れる。したがって、汎用のデータベース管理システムを
用いて文書を管理した場合には、たとえば、子孫のどれ
かが指定された条件を満たすもの、といった祖孫関係
(先祖と子孫の関係)に基づく検索条件を問合せエディ
タを用いて指定することができないという問題を有し
た。
【0014】祖孫関係に基づく条件指定が必要であるこ
とを、以下に示すSGML(Standard Gen
eralized Markup Language;
ISO8879)の文書タイプを用いて説明する。 <!DOCTYPE 記事[ <!ELEMENT 記事 − O(節+)> <!ELEMENT 節 − O(見出し,(段落|図
|表)+,節*)> <!ELEMENT 見出し − O(#PCDAT
A)> <!ELEMENT 段落 − O(#PCDATA)
> <!ELEMENT 図 − O(見出し,図形内容)
> <!ELEMENT 表 − O(見出し,表内容)> <!ELEMENT 図形内容 − OEMPTY> <!ELEMENT 表内容 − OEMPTY> <!ATTLIST (図形内容|表内容)file
ENTITY #IMPLIED> ]>
【0015】第1列は、文書のタイプが「記事」である
ことを表している。第2列は、文書タイプ「記事」がひ
とつ以上の「節」が繰り返されていることを表してい
る。第3列は、「節」がひとつの「見出し」と、「段
落」、「図」、「表」の並びを持っており、これらを任
意に選択できることを表している。「節」が、さらに複
数の「節」をもってもよい。すなわち、「節」という要
素の定義は、再帰的であり、この文書タイプから、任意
の深さの文書インスタンスを生成できる。第4列は、
「見出し」の下位にデータがあることを表している。第
5列は、「段落」の下位にデータがあることを表してい
る。第6列は、「図」の下位に見出しと図形内容がある
ことを表している。第7列は、「表」の下位に見出しと
表内容があることを表している。第8列は、「図形内
容」の下位に何もないことを表している。第9列は、
「表内容」の下位に何もないことを表している。第10
列は、「図形内容」と「表内容」とが外部エンティティ
への参照によって表現されることを表している。
【0016】図18は「記事」のインスタンス例を説明
するための図である。図19は「記事」のインスタンス
のレイアウトを説明するための図である。 <記事> <節> <見出し>1 はじめに</見出し> <段落>1節の第一段落です。</段落> <節> <見出し>1.1 背景</見出し> <段落>1.1節の第一段落です。</段落> <段落>1.2節の第二段落です。</段落> <節> <見出し>1.1.1 準備</見出し> <段落>1.1.1節の内容です。</段落> <図> <見出し>データベース管理システム</見出し> <図形内容 file=DBMS> </図> <表> <見出し>データベース管理システム一覧</見出し> <表内容 file=System> </表> </節> </節> </節> </記事>
【0017】上記「記事」を木構造に表したものが図1
8に示されている。また、上記「記事」は、文書として
図19に示されるようにレイアウトされている。すなわ
ち、図18における「節 1.」から「節1.1.1」
の図までが図19に示す第1頁に、図18における「節
1.1.1」の表が図19に示す第2頁に収容されてい
る。この例から判るように、たとえば「段落」の深さ
(ルートからの距離)は、一意ではないので、検索時に
「段落」の深さを指定することに、ほとんど意味がない
ばかりか、不必要に検索範囲を狭めることになるので有
害である。従来の問合せエディタは、ディスプレイ上に
おいて、グラフィカルユーザインタフェースによって指
定するため、親子関係だけであり、祖孫関係を指定する
ことができない。
【0018】第二の問題は、従来の問合せエディタにお
いて、検索結果として取り出す部分の指定ができないこ
とである。前述のように、従来の問合せエディタでは、
あるクラスの属性に基づいてしか検索条件を指定できな
い。また、検索結果は、このクラスのインスタンスに限
られる。たとえば、上述の文書タイプを対象として、
「見出し」が“はじめに”である「節」の中にある「段
落」のうち、“データべース”という文字列を含むもの
を検索せよ、という問合せを考えてみる。検索結果とし
てユーザが要求しているのは、「段落」である。汎用の
データベース管理システムの問合せエディタでは、求め
る「段落」の深さが判っていれば、それを含む「節」を
検索することができる。しかし、今求めているのは、
「段落」であるから、ユーザは、検索結果を調べ、検索
条件に合致する「段落」を探さなければならない。前記
MULTOSの検索結果は、常に文書であり、特定の部
分を取り出すことができない。そのため、前記MULT
OSの問合せエディタにも特定の部分を指定する機能は
存在しない。
【0019】第三の問題は、従来の問合せエディタにお
いて、始めにクラスを指定して検索するので、異なる複
数のクラスに属するインスタンスを同時に検索対象とし
て指定できないことである。たとえば、上記の文書タイ
プを対象として、「見出し」に“データベース”という
文字列を含む「表」あるいは「図」を検索せよ、という
問合せを考えてみる。従来の問合せエディタでは、「見
出し」に“データベース”という文字列を含む「表」
と、「見出し」に“データベース”という文字列を含む
「図」とを別々に検索し、それらの結果の和集合をとる
必要があった。
【0020】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、文書構成要素に関する条件と、構成要素間
の親子関係および祖孫関係に基づいて、検索対象を指示
することができる文書検索対象指示装置を提供すること
を目的とする。また、本発明は、検索結果として特定部
分を取り出すための指示を行なうことができる文書検索
対象指示装置を提供することを目的とする。さらに、本
発明は、検索対象を同時に複数指定することができる文
書検索対象指示装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)本発明の文書検索対象指示装置は、文書構
成要素からなる構造化文書を管理対象とする文書データ
ベース管理システムであって、上記構造化文書における
文書構成要素に関する条件を指示する指示手段(図1の
114)と、上記文書構成要素間の親子関係あるいは祖
孫関係を指示する接続条件指示手段(図1の116)
と、上記指示手段(114)および接続条件指示手段
(116)の指示に基づいて検索条件を作成し、その検
索条件によってデータべース(図1の16)に蓄積され
た文書データを検索する検索手段(図1の14、15)
とから構成される。
【0022】(第2発明)本発明の文書検索対象指示装
置は、構造化文書における文書構成要素の特定部分を検
索結果として取り出すように指示する取出対象指示手段
(図1の115)を備えている。
【0023】
【作 用】
(第1発明)第1発明の問合せエディタには、ノード指
示手段と接続条件指示手段とが新たに付加されている。
そして、前記指示手段では、構造化文書における文書構
成要素に関する条件が指示される。また、接続条件指示
手段では、上記文書構成要素間の親子関係あるいは祖孫
関係が指示される。検索手段は、上記指示手段および接
続条件指示手段の指示と、予め決められた文書データ構
造に関する定義に基づいた検索条件とによって、検索式
が自動的に生成され、この検索式に基づいて、データべ
ースから検索条件に合った文書データを検索する。すな
わち、第1発明は、階層化された文書における文書構成
要素のノードを指示すると共に、構成要素間の親子関係
および祖孫関係を任意に指示することができるようにな
っているため、構造化された文書構成要素の上位下位関
係を把握し易くなった。
【0024】(第2発明)第2発明は、取出対象指示手
段によって、構造化された文書構成要素の特定部分を検
索結果として取り出すように指示することができるた
め、ルートから検索する必要がない。また、親子関係お
よび祖孫関係を把握した検索が可能である。
【0025】
【実 施 例】図1は本発明の一実施例で、問合せエデ
ィタを備えた文書データべース管理システムを説明する
ための概略ブロック構成図である。図1において、文書
データべース管理システムは、蓄積されたデータべース
の中から所望のデータを検索するための問合せエディタ
11と、データべースに格納されている文書データの構
造に関する定義を管理しているスキーマ管理部12と、
当該スキーマ定義を記憶しているスキーマ記憶部13
と、前記問合せエディタ11によって指示された検索条
件に基づいて検索式を自動的に生成する検索式生成部1
4と、当該検索式生成部14によって生成された検索式
を評価し、評価された検索式に基づいて検索を実行する
検索式評価部15と、構造化文書を格納しているデータ
べース16と、問合せエディタ11や検索結果を表示す
るための制御を行なう表示制御部17と、当該表示制御
部17の制御によって上記問合せエディタ11や検索結
果を表示する表示部18とから構成される。
【0026】問合せエディタ11は、スキーマによっ
て、文書データ構造がどのようになっているか、たとえ
ば、基本データ型であれば、文字列型かあるいは整数値
型か等を探索するドメイン探索部111と、文書の作成
者あるいは作成日等の属性名を指示する属性名指示部1
12と、検索条件を指示する条件指示部113と、構造
化された文書構成要素のノードを指示するノード指示部
114と、構造化された文書構成要素の特定部分あるい
は特定の複数の部分を取り出し対象として指示する取出
対象指示部115と、構造化された文書構成要素の親子
関係あるいは祖孫関係を表す接続条件を指示する接続条
件指示部116と、前記属性名指示部112によって指
示された属性名、条件指示部113によって指示された
検索条件、ノード指示部114によって指示されたノー
ド、取出対象指示部115によって指示された特定部
分、複数の部分、または親子あるいは祖孫関係の接続条
件指示部116によって指示された接続条件を保持する
検索条件保持部117とから構成される。
【0027】図2は本発明の実施例で、検索対象指示方
法に基づく問合せエディタの起動によって表示部上に表
示された検索用画面の概観図である。図2において、問
合せエディタ21は、検索の実行、あるいは取消を行な
う検索実行フィールド22と、表示部18上に表示され
ているスキーマ名(文書タイプ名)を文字列で記述する
スキーマ名記述フィールド23と、構造化された文書構
成要素を文字列で記述し、その親子あるいは祖孫関係等
をリンクで接続するための文書構成要素記述フィールド
24とから構成される。本実施例の問合せエディタ21
は、起動した直後に、図2に示すように、表示部18上
にウインドウとして表示される。
【0028】図3は本発明の実施例で、問合せエディタ
に文書構成要素とその関係をリンクで接続した状態を説
明するための図である。図3において、ユーザは、問合
せエディタ21のウインドウに文字列によって、構造化
された文書構成要素を記述し、たとえば、それぞれを実
線によって囲む。その後、ユーザは、各文書構成要素の
親子あるいは祖孫関係をリンクによって接続する。実線
で表されるリンクは、たとえば、親子関係を、破線で表
されるリンクは、祖孫関係をそれぞれ意味している。そ
して、問合せエディタ21は、図3に示す表示部18上
のウインドウにおいて、検索対象を、たとえば、二重線
で囲むことによって、グラフィカルに指定することがで
きる。ノードのラベルは、文書構成要素のタイプ名を表
している。構成要素の文書タイプが指定されない場合、
ノードは、ラベルを持たない。
【0029】たとえば、図3に示すように、ユーザは、
文書タイプとして「記事」をスキーマ名記述フィールド
23に記述する。また、ユーザは、文書構成要素記述フ
ィールド24に、「記事」という文書における下位の文
書構成要素をノードとして指定した後、たとえば、
「節」と「見出し」を実線で示すリンクで接続して親子
関係を、「節」と「段落」を破線で示すリンクで接続し
て祖孫関係をそれぞれ持たせる。図3に示すように、親
子関係と祖孫関係は、「節」を頂点とする文書の部分木
が検索結果となる。親子関係と祖孫関係とをそれぞれ実
線と破線で表現することは、必然ではなく、両者が区別
できるように図示すればよい。実線(あるいは破線)で
結ばれた二つのノードのどちらが親(祖先)でどちらが
子(子孫)であるかは、表示上の上下関係によって定ま
る。
【0030】図4は本発明の実施例で、問合せエディタ
でノードに関する検索条件の指定を説明するための図で
ある。図4において、ノードの中の検索条件を指定する
問合せエディタ41は、ポップアップウインドウによっ
て指定する。そして、上記問合せエディタ41は、検索
条件の完了、取消を実行する検索条件実行フィールド4
2と、検索内容を記述する検索内容記述フィールド43
と、検索する文書の属性を表示する属性名表示フィール
ド44と、文書の検索条件である、たとえば作成者名を
記述する検索条件記述フィールド45と、属性が文字列
型であるかあるいは整数値型であるか否かを知るための
ドメインを表示するドメイン表示フィールド46とから
構成されている。図4に示すようなこのウインドウは、
図3に示すウインドウのサブウインドウ(ウインドウを
構成する部品)としてもよい。
【0031】図4において、ユーザは、検索内容記述フ
ィールド43に検索条件である“データべース”を記述
する。これは、指定する文書構成要素内に、“データべ
ース”という記載があるか否かを検索するための条件を
指定したことを表している。次に、ユーザは、属性名表
示フィールド44に表示されている文書の属性の一つで
ある「作成者」を指定する。そして、ユーザは、ドメイ
ン表示フィールド46の「作成者」を見て、ドメインが
文字列型であることを知る。そこで、ユーザは、検索条
件記述フィールド45に文書の作成者である、たとえ
ば、「中津山恒」を記述する。ユーザは、全ての検索条
件を記述した後、検索条件実行フィールド42をクリッ
クすることで、検索条件を終了すると共に、検索条件が
図1に示す検索条件保持部117に保持される。
【0032】図5は本発明の実施例で、問合せエディタ
によって取り出す対象を指定する際の説明図である。図
5において、ユーザは、文書構成要素記述フィールド2
4に、構造化された文書構成要素を記述すると共に、取
り出す対象となるノードを二重線で囲むようにして指定
する。図5に示す例では、「図」を頂点とする文書の部
分木が検索結果となる。取り出す対象を二重線で囲むこ
とは、必然ではなく、他のノードと区別できるように図
示すればよい。図5は、「見出し」に“データベース”
という文字列を含む章にあり、“データベース管理シス
テム”という見出しをもつ「図」を検索せよ、というよ
うな検索条件を指定している。
【0033】図6は本発明の実施例で、問合せエディタ
によって複数の検索対象を同時に指定する例を説明する
ための図である。図7は本発明の実施例で、問合せエデ
ィタによって複数の検索対象を同時に指定する他の例を
説明するための図である。図8は本発明の実施例で、問
合せエディタによって複数の検索対象と取り出し対象を
併せて指定する例を説明するための図である。図6に示
すように、ユーザは、複数の文書構成要素を並列に文書
構成要素記述フィールド24に記述する。
【0034】図7において、複数の検索対象を同時に指
定する場合、たとえば、「図」と「表」を二重線で囲む
ことによって同時に指定することができる。すなわち、
図7に示すものは、複数の検索対象を同時に指定し、か
つ取り出す対象も指定している。取り出す対象を同一の
部分木に複数指定しても構わない。検索結果として得ら
れた木どうしに包含関係があってはまずい場合、先祖の
方を優先して取り出すように解釈する。図8に示すよう
に、複数の検索対象の指定は、複数の文書構成要素をO
Rで示す特別のノードを導入して表現することができ
る。図7で示す検索条件と、図8で示す検索条件とは、
等価であり、「見出し」に“データベース”という文字
列を含む章のうち「表」あるいは「図」を持つものを検
索せよ、といった検索条件を指定している。このよう
に、複数の検索対象を同時に指示することができるた
め、複数の検索対象を別々に検索した後、これらの結果
の和集合をとる必要がない。
【0035】図9は本発明の実施例で、検索対象をメニ
ュー方式で指示する例を説明するための図である。図1
0は本発明の実施例で、検索対象をツールパレットによ
って指示する例を説明するための図である。ユーザは、
表示部18上に図9に示すようなポップアップメニュー
(ここでは階層的メニュー)を呼び出し、検索対象を指
示する際に、カーソルでノードを選択すると、文書構成
要素記述フィールド24が表示され、このフィールドに
検索対象となる文書構成要素をカーソルで指示する。ま
た、文書構成要素の接続関係は、カーソルでリンクを選
択し、そのリンクが親子あるいは祖孫関係を指示する。
また、ユーザは、図10に示すように、表示部18上に
ツールパレットを呼び出し、ノードを取り出すための
枠、特定のノードを指示する二重線枠、親子関係、祖孫
関係を表すリンク等が選択できる。
【0036】図11は本発明の実施例で、検索対象の指
定方法を説明するためのフローチャートである。ユーザ
は、問合せエディタを起動すると、図2に示すウインド
ウが表示される。ユーザは、図2に示す文書構成要素記
述フィールド24に構造化されている文書のノードを検
索用に追加するか否かを調べる(ステップ1101)。
ノードを追加する場合、図1に示すノード指示部114
によってノードを追加する(ステップ1102)。追加
されたノードは、図1に示す検索条件保持部117に保
持される。ステップ1101において、ノードを追加し
ない場合、ユーザは、リンクを追加するか否かを調べる
(ステップ1103)。リンクを追加する場合、図1に
示す接続条件指示部116によって行なわれ、そのリン
クは、図1に示す検索条件保持部117に格納される
(ステップ1104)。リンクを追加するに当たって、
図示された構造が木としての条件を満たすか否かが調べ
られる。すなわち、どのノードの親(あるいは先祖)も
たかだか一つであること、リンクの両端のノード間に表
示上の上下関係があること、を検査する。
【0037】リンクを追加しない場合、ノード内の条件
あるいは取り出す対象の指定は、図1に示す属性名指示
部112、ドメイン探索部111、条件指示部113に
よって行なわれる。属性が指定されると、ドメイン探索
部111は、データべース管理システムのスキーマ管理
部12を介して、その属性のドメインを調べ、そのドメ
インに応じたユーザインタフェース、たとえば、図4に
示すウインドウを起動して、属性に関する条件指定を行
なう(ステップ1105)。
【0038】属性に関する条件もまた、図1に示す検索
条件保持部117に格納される。取り出す対象の指定
は、図1に示す取出対象指示部115によって行なわれ
る。そして、上記指定された情報は、図1に示す検索条
件保持部117に格納される。ユーザは、検索条件の指
示が全て終了したか否かを調べる。検索条件の指示が終
了していない場合、ステップ1101に戻り上記と同様
な処理を繰り返し、検索条件の指定が終了した場合、処
理を終了させる(ステップ1106)。検索条件の指定
が終了したとき、親を持たないノードは、ルートとして
扱われる。また、図9に示すメニュー91、あるいは図
10に示すツールパレット101を用いる場合、上記メ
ニュー91を選択した時点で、あるいはツールパレット
101を選択した時点で、図11に示すフローチャート
と同様な処理が行なわれる。
【0039】次に、検索条件保持部117に保持されて
いる指定済の検索条件は、図1に示す検索式生成部14
により、文書データべース管理システムの検索式に変換
される。その後、検索式評価部15は、上記検索式に基
づいて検索を実行する。ここで、検索式の一例を説明す
る。文書データべース管理システムの問合せ言語は、以
下、バッカス記法(BNF)で示すような構文であると
する。この構文において、図8に示すORノードは、表
現しない。type,return,has,cont
ainsは、予約語である。εは空文字列である。re
turnは、それに続いて指定されるタイプを頂点とす
る部分木を取り出すことを指示する。has,cont
ainsは、続く条件が、それぞれ、子供、子孫に関す
ることを示す。 <検索式>::=ε|<ノード条件><接続条件
>‘;’<検索式> <ノード条件>::= ■type’<取出指定><タ
イプ名><属性条件> <取出指定>::=ε|‘↑’ <属性条件>::=ε|<属性名>=<属性値指定> <接続条件>::=ε |<接続関係><ノード条件> |<接続関係><ノード条件><接続条件> <接続関係>::=‘has’|‘contains’ 接続関係が曖昧になる場合には、適宜丸括弧( )でく
くることにする。また、属性条件は、簡単のため等式だ
けとする。
【0040】上記構文にしたがうと、図5に示す検索式
は、以下のようになる。 type節 has(type 見出し) contains(type↑図(has 見出
し)); また、図7に示す検索式は、以下のようになる。 type節 has(type 見出し) has(type↑図(has 見出し)); type節 has(type 見出し) has(type↑表(has 見出し)); 「↑」は、次に記載されたものが取り出しの対象とな
る。「;」は、文の終了を表す。
【0041】図12は本発明の実施例で、問合せエディ
タで指定された検索条件から、問合せ言語で表現した検
索式への変換のフローチャートである。図13は図12
におけるノードのサブルーチンを説明するためのフロー
チャートである。図14は図13におけるリンクのサブ
ルーチンを説明するためのフローチャートである。問合
せエディタで指定された検索条件の各木について、左深
さ優先でたどりながら、ノードとリンクについて処理を
行なう。まず、検索式生成部14は、問合せ言語で表現
した検索式への変換で未処理の木があるか否かを調べる
(ステップ121)。検索式生成部14は、未処理の木
があると判断した場合、木の一つを選択し、そのノード
を選択する(ステップ122)。検索式生成部14は、
未処理の木がないと判断した場合、処理を終了させる。
【0042】ステップ122で選択されたノードは、手
続き「ノード」と呼ばれ、後述するサブルーチンによっ
て処理される(ステップ123)。検索式生成部14
は、上記手続き「ノード」の処理が終了したら、検索式
の最後に‘;’を出力する(ステップ124)。検索式
生成部14は、未処理の木がある限りステップ121に
戻り同様な処理を繰り返す。検索式生成部14は、図1
3に示す手続き「ノード」において、予約語‘typ
e’を出力する(ステップ131)。検索式生成部14
は、予約語‘type’に続いて、そのタイプ名、たと
えば、「章」、「節」等の文書構成要素名を出力する
(ステップ132)。検索式生成部14は、未処理の属
性条件があるか否かを調べる(ステップ133)。検索
式生成部14は、未処理の属性条件があると判断した場
合、未処理の属性条件がなくなるまで、順次一つ選択
し、その属性に関する条件を出力する(ステップ13
4)。
【0043】検索式生成部14は、未処理の属性条件が
ないと判断した場合、未処理のリンクがあるか否かを調
べる(ステップ135)。検索式生成部14は、未処理
のリンクがないと判断した場合、手続き「ノード」の処
理を元に復帰させる。検索式生成部14は、未処理のリ
ンクがあると判断した場合、未処理のリンクがなくなる
まで、順次一つ選択する。選択された「リンク」は、手
続き「リンク」と呼ばれ、後述するサブルーチンによっ
て処理される(ステップ136)。検索式生成部14
は、手続き「リンク」において、‘(’を出力する(1
41)。すなわち、上記括弧は、祖孫関係を判別するた
めのものとなる。検索式生成部14は、「リンク」が子
供を表すリンクであるか否かを調べる(ステップ14
2)。
【0044】検索式生成部14は、「リンク」が子供を
表すものであると判断した場合、予約語‘has’を出
力する(ステップ143)。検索式生成部14は、「リ
ンク」が子供を表すものではなく、子孫を表すリンクで
あると判断した場合、予約語‘contains’を出
力する(ステップ144)。次に、検索式生成部14
は、リンク先のノードを選択する(ステップ145)。
検索式生成部14は、「ノード」を呼び出す(ステップ
146)。すなわち、検索式生成部14は、処理のある
限り、図13に示す前述の処理を繰り返す。検索式生成
部14は、手続き「ノード」が終了した場合、‘)’を
出力して、手続き「リンク」の処理を元に復帰させる
(ステップ147)。
【0045】以上のようにして生成された検索式は、図
1に示す検索式評価部15によって評価され、検索条件
にあった文書データがデータべース16から検索され、
表示部18に表示される。本実施例において、兄弟関係
の順序は、関知しないが、表示されるノードの位置関係
により、兄弟関係が示されるものとすることができる。
また、本実施例において、祖先を上、子孫を下に表示す
るようにしたが、方向が一貫していればこれに限定され
ない。たとえば、祖先を左、子孫を右に表示するように
することもできる。本実施例において、指定された検索
条件は、文書データベース管理システムの検索式に変換
された後、実行される。検索式は、たとえば、Maes
troの問合せ言語のようなもので表現すればよい。検
索の実行は、Ian Macleod,“A Quer
y Language for Retrieving
Information from Hierarc
hic Text Structures”,The
Computer Journal,1990にあるよ
うな方法で行なえばよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、問合せエディタに指示
手段、接続条件指示手段を設けたため、従来の問合せエ
ディタでは記述することのできなかった、祖孫関係に基
づく検索条件の指定が容易にできるようになった。ま
た、親子関係および祖孫関係は、任意に接続条件指示手
段で指示することによって容易に把握できるため、検索
条件の指定が簡単でしかも速くできる。本発明によれ
ば、問合せエディタに取出対象指示手段を設けたため、
従来の問合せエディタでは記述することのできなかっ
た、検索結果として取り出す対象の指定、複数の検索対
象の同時指定ができるようになり、従来の問合せエディ
タに比して検索条件の記述力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例で、問合せエディタを備え
た文書データべース管理システムを説明するための概略
ブロック構成図である。
【図2】 本発明の実施例で、検索対象指示方法に基づ
く問合せエディタの起動によって表示部上に表示された
検索用画面の概観図である。
【図3】 本発明の実施例で、問合せエディタに文書構
成要素とその関係をリンクで接続した状態を説明するた
めの図である。
【図4】 本発明の実施例で、問合せエディタでノード
に関する検索条件の指定を説明するための図である。
【図5】 本発明の実施例で、問合せエディタによって
取り出す対象を指定する際の説明図である。
【図6】 本発明の実施例で、問合せエディタによって
複数の検索対象を同時に指定する例を説明するための図
である。
【図7】 本発明の実施例で、問合せエディタによって
複数の検索対象を同時に指定する他の例を説明するため
の図である。
【図8】 本発明の実施例で、問合せエディタによって
複数の検索対象と取り出し対象を併せて指定する例を説
明するための図である。
【図9】 本発明の実施例で、検索対象をメニュー方式
で指示する例を説明するための図である。
【図10】 本発明の実施例で、検索対象をツールパレ
ットによって指示する例を説明するための図である。
【図11】 本発明の実施例で、検索対象の指定方法を
説明するためのフローチャートである。
【図12】 本発明の実施例で、問合せエディタで指定
された検索条件から、問合せ言語で表現した検索式への
変換のフローチャートである。
【図13】 図12におけるノードのサブルーチンを説
明するためのフローチャートである。
【図14】 図13におけるリンクのサブルーチンを説
明するためのフローチャートである。
【図15】 従来例における問合せエディタを備えた文
書データべース管理システムを説明するための概略ブロ
ック構成図である。
【図16】 従来例における問合せエディタの処理を説
明するためのフローチャートである。
【図17】 従来例における問合せエディタでノードの
中に関する検索条件の指定を説明するための図である。
【図18】 「記事」のインスタンス例を説明するため
の図である。
【図19】 「記事」のインスタンスのレイアウトを説
明するための図である。
【符号の説明】
11・・・問合せエディタ 12・・・スキーマ管理部 13・・・スキーマ記憶部 14・・・検索式生成部 15・・・検索式評価部 16・・・データべース 17・・・表示制御部 18・・・表示部 111・・・ドメイン探索部 112・・・属性名指示部 113・・・条件指示部 114・・・ノード指示部 115・・・取出対象指示部 116・・・接続条件指示部 117・・・検索条件保持部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書構成要素からなる構造化文書を管理
    対象とする文書データベース管理システムにおける文書
    検索対象指示装置において、 上記構造化文書における文書構成要素に関する条件を指
    示する指示手段と、 上記文書構成要素間の親子関係あるいは祖孫関係を指示
    する接続条件指示手段と、 上記指示手段および接続条件指示手段の指示に基づいて
    検索条件を作成し、その検索条件によってデータべース
    に蓄積された文書データを検索する検索手段と、 を有することを特徴とする文書検索対象指示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書検索対象指示装置に
    おいて、 構造化文書における文書構成要素の特定部分を検索結果
    として取り出すように指示する取出対象指示手段を備え
    ていることを特徴とする文書検索対象指示装置。
JP6132505A 1994-05-24 1994-05-24 文書検索対象指示装置 Pending JPH07319918A (ja)

Priority Applications (2)

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