JP2002140144A - 情報処理装置、メニュー表示方法及びプログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置、メニュー表示方法及びプログラム格納媒体

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JP2002140144A
JP2002140144A JP2000337285A JP2000337285A JP2002140144A JP 2002140144 A JP2002140144 A JP 2002140144A JP 2000337285 A JP2000337285 A JP 2000337285A JP 2000337285 A JP2000337285 A JP 2000337285A JP 2002140144 A JP2002140144 A JP 2002140144A
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Masayoshi Iriko
真由 入交
Shinichi Iriya
真一 入矢
Makoto Imamura
誠 今村
Emi Arakawa
恵美 荒川
Osamu Sakurai
修 櫻井
Tetsuya Kono
徹也 河野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、複数種類のメニューに中から所望の
メニューを容易に選択できるようにする。 【解決手段】本発明は、複数種類のメニュー31〜35
を表示部9に表示する際、種類毎にメニュー31〜35
を色分けして表示することにより、ユーザに対して何の
種類のメニューであるかを色によって容易かつ直観的に
認識させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置、メニ
ュー表示方法及びプログラム格納媒体に関し、例えば携
帯電話機に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機においては液晶ディス
プレイでなる表示部に対して各種機能に対応した多数の
項目を羅列表示し、矢印キー等でユーザによって選択決
定された所望の項目に該当する処理を実行し、当該処理
結果を表示するようになされている。
【0003】この場合、携帯電話機においては、多数の
項目を一覧表示したのではユーザにとって見難くなるば
かりでなく所望の項目を探し出すことが困難にもなるの
で、多数の項目を機能毎あるいはモード毎に分類分けし
たメニューとして表示部に表示することが行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
携帯電話機においては、メニューをモード毎に分類分け
するようにしたことにより、ユーザは項目を選択する前
にまず所望のモードに対応したメニューを表示部に表示
する必要がある。
【0005】その際ユーザは、分類分けされたメニュー
が全て同一のフォーマットで構成されているので、自身
で選択したメニューのタイトルを読み取って、それが所
望のモードに対応したメニューであるか否かを確認しな
ければならない。
【0006】しかしながら携帯電話機においては、表示
部の面積が限られていることから、タイトルの文字が小
さく表示されており、これによりユーザにとっては所望
のモードに対応したメニューであるか否かを瞬時に判別
し得ず、使い勝手が悪いという問題があった。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、複数種類のメニューに中から所望のメニューを容易
に選択し得る使い勝手の優れた情報処理装置、メニュー
表示方法及びプログラム格納媒体を提案しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、複数種類のメニューを表示部に表
示する際、種類毎にメニューを色分けして表示すること
により、ユーザに対して何の種類のメニューであるかを
色によって容易かつ直観的に認識させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0010】(1)カメラ付ディジタル携帯電話機の構
成 図1において、1は全体として本発明の情報処理装置と
してのカメラ付ディジタル携帯電話機(以下、これを携
帯電話機と呼ぶ)を示し、中央のヒンジ部2を境に上側
筐体3と下側筐体4とに分けられており、当該ヒンジ部
2を介して折り畳み可能な状態に形成されている。
【0011】上側筐体3には、上端左部に送受信用のア
ンテナ5が引出し及び収納可能な状態に取り付けられる
とともに、上端中央部にほぼ180度の角度範囲で回動
自在なカメラ部6が設けられており、当該カメラ部6の
CCD(Charge Coupled Device) カメラ7を介して所望
の撮像対象を撮像し得るようになされている。
【0012】ところで、このカメラ部6はユーザによっ
てほぼ180度回動されて位置決めされた場合、図2に
示すように当該カメラ部6の背面側中央に設けられたス
ピーカ8が正面に位置することになり、これにより通常
の音声通話可能状態に切り換わるようになされている。
【0013】また上側筐体3には、その正面に例えば2
56色のカラー液晶ディスプレイでなる表示部9が設け
られており、当該表示部9に各種機能に対応したメニュ
ー、電波の受信状態、電池残量、発信履歴、着信履歴、
電子メール文、簡易ホームページ、カメラ部6のCCD
カメラ7で撮像した画像等のあらゆる情報を表示し得る
ようになされている。
【0014】一方、下側筐体4には、その表面下部にマ
イクロフォン10及びメモボタン11が設けられてお
り、当該マイクロフォン10によって通話時のユーザの
音声を集音し、メモボタン11の押下操作に応じて通話
時における相手の音声を録音し得るようになされてい
る。
【0015】また下側筐体4には、その表面中央に
「0」〜「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキ
ー、終話及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー
等の複数の操作キー12と、当該操作キー12の上部に
回動操作及び押下操作自在な回転押圧操作子(以下、ジ
ョグダイヤルと呼ぶ)13と、当該ジョグダイヤル13
の両隣に左方向又は右方向への移動を指示するための左
方向キー14及び右方向キー15とが設けられており、
操作キー12、ジョグダイヤル13又は左方向キー1
4、右方向キー15の操作によりメニューの項目選択、
発呼処理、電子メール文の作成やデータ通信等の種々の
処理を実行するようになされている。
【0016】例えば携帯電話機1は、表示部9に表示さ
れた電話帳リストにおける複数の電話番号の中からユー
ザ所望の電話番号をジョグダイヤル13の回動操作に応
じて選択し、当該ジョグダイヤル13の押下操作により
選択された電話番号を決定することにより、当該電話番
号を自動的に発呼するようになされている。
【0017】ここでジョグダイヤル13は、図3に示す
ように円柱形状でなる回転操作子13Aが下側筐体4の
表面から僅かに突出した状態に取り付けられており、例
えばユーザの親指で回転操作子13Aを容易に回動操作
及び押圧操作し得るようになされている。
【0018】このジョグダイヤル13は、回転操作子1
3Aが回転操作される度に内蔵のロータリエンコーダを
介して回転操作に連動したパルス信号を発生することに
より内部の回路に回転量を通知するとともに、回転操作
子13Aが押圧操作される度にプッシュスイッチ13B
を介して項目が決定されたことを内部の回路に通知する
ようになされている。
【0019】なお下側筐体4には、背面側に図示しない
バッテリパックが装着されており、操作キー12の操作
により電源が投入されると、当該バッテリパックから内
部の各回路ブロックに対して電力を供給して動作可能な
状態に起動するようになされている。
【0020】さらに下側筐体4には、当該下側筐体4の
左側面上部に着脱自在なメモリスティック(ソニー
(株)商標)17を挿着するためのメモリスティックス
ロット18が設けられており、メモボタン11の押下操
作に応じてメモリスティック17にに通話中の相手の音
声を記録したり、操作入力部16の操作に応じて電子メ
ール、簡易ホームページ、CCDカメラ7で撮像した画
像を記録し得るとともに、当該記録した種々のデータを
読み出し得るようになされている。
【0021】ここでメモリスティック17は、本願出願
人であるソニー株式会社によって開発されたフラッシュ
メモリカードの一種で、小型薄型形状のプラスチックケ
ース内に電気的に書換えや消去可能な不揮発性メモリで
あるEEPROM(Electrically Erasable and Program
mable Read Only Memory) でなるフラッシュメモリ素子
を格納したものであり、10ピン端子を介して画像や音
声、音楽等の各種データの書き込み及び読み出しが可能
となっている。
【0022】またメモリスティック17は、大容量化等
による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、使
用する機器で互換性を確保することができる独自のシリ
アルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S] 、最
大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現していると共
に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性をも確保し
ている。
【0023】従って携帯電話機1は、メモリスティック
17を着脱自在に装着して用いることが可能な構成とし
ていることにより、当該メモリスティック17を介して
他の電子機器との間でデータの共有化を図ることができ
るようになされている。
【0024】(2)カメラ付ディジタル携帯電話機の回
路構成 次に携帯電話機1の回路構成について図4を用いて説明
する。実際上、携帯電話機1においては、当該携帯電話
機1の各種機能を統括的に制御するCPU(Central Pr
ocrssing Unit )20に対して、バスBUSを介してR
AM(Randam Access Memory)21、ROM(Read Onl
y Memoly)22、表示部9、CCDカメラ7、送受信回
路部23、操作キー12とジョグダイヤル13と左方向
キー14及び右方向キー15とからなる操作入力部1
6、メモリスティックスロット18に挿着されたメモリ
スティック17(図1)とバスBUS間でデータの授受
を行うメモリスティックインターフェース24、及びパ
ーソナルコンピュータやPDA(Personal Data Assita
nt)等の外部機器に接続してデータ通信を行うための外
部インターフェース25が接続されるとともに、送受信
回路部23にマイクロフォン10、スピーカ8及びアン
テナ5が接続された構成を有する。
【0025】そして携帯電話機1においては、ROM2
2に基本プログラムや各種アプリケーションプログラム
が格納されており、CPU20がこれらの各種プログラ
ムを適宜読み出してRAM21上で実行することによ
り、各種機能を実現するようになされている。
【0026】例えば、CPU20は基本プログラムに従
い、操作キー12、ジョグダイヤル13、左方向キー1
4及び右方向キー15からなる操作入力部16を介して
入力された操作情報に応じて送受信回路部23を制御す
ることにより、発呼処理や終話処理等の各種通信処理を
実行する。
【0027】すなわち送受信回路部23は、CPU20
の制御によりアンテナ5を介して所定の制御信号を基地
局(図示せず)に送信して発呼処理を行い、また基地局
からの着信信号をアンテナ5を介して受信し、これに応
じてCPU20に対して着信通知を行う。
【0028】そして送受信回路部25は通話時におい
て、アンテナ5を介して受信した受信信号を増幅した後
復調して音声信号を生成し、これをスピーカ8を介して
出力すると共に、マイクロフォン10から入力される音
声信号を変調した後増幅して送信信号を生成し、これを
アンテナ5を介して送信するようになされている。
【0029】また、CPU20は画像処理プログラムに
従い、操作入力部16を介して入力された操作情報に応
じてCCDカメラ7を制御して撮像処理を行う。そして
CPU20は、CCDカメラ7によって撮像された画像
データをRAM21に一旦記憶し、必要に応じて当該画
像データを表示部9に表示したり、メモリスティック1
7に格納したり、或いは送受信回路部23を介して送信
し得るようになされている。
【0030】(3)メニュー表示処理 ところで携帯電話機1においては、図5に示すようにR
OM22から読み出した基本プログラム27、デバイス
ドライバ28、表示プログラム29及びメニュー表示制
御プログラム26をRAM21上に展開し、主に当該メ
ニュー表示制御プログラム26に従って操作入力部16
の例えば左方向キー14、右方向キー15又はジョグダ
イヤル13の操作に応じた表示部9のメニュー表示処理
を行うようになされている。
【0031】すなわち携帯電話機1は、例えば左方向キ
ー14又は右方向キー15が押下操作された場合、ある
いはジョグダイヤル13が回転操作又は押圧操作された
場合、当該左方向キー14、右方向キー15又はジョグ
ダイヤル13の操作に応じた入力信号をデバイスドライ
バ28から基本プログラム27を介してメニュー表示制
御プログラム26に供給し、当該メニュー表示制御プロ
グラム26及び表示プログラム29に従って表示部9に
おけるメニュー表示処理を行う。
【0032】実際上、携帯電話機1は電源が投入される
と、図6に示すようにルーチンRT1の開始ステップか
ら入ってステップSP1に移る。ステップSP1におい
て携帯電話機1のCPU20は、図7に示すように、ま
ず表示部9に初期状態のメニュー画面30を表示し、次
のステップSP2に移る。
【0033】すなわちCPU20は、このメニュー画面
30において画面上端部に電波の受信状態、電子メー
ル、伝言メモ、キーロック、バッテリ残量等を示す複数
のアイコンを表示するとともに、画面中央に設定モード
に応じた設定メニュー31を表示する。
【0034】またCPU20は、設定メニュー31の背
後に、マイセレクトメニュー32、ツールメニュー3
3、電話帳メニュー34及びメモリスティックメニュー
35の側端部を当該設定メニュー31の両側からそれぞ
れはみ出すように表示することにより、残り4種類の各
メニュー32〜35が設定メニュー31の背後にあたか
も存在しているかのように疑似立体表示することがで
き、かくしてユーザに対してメニュー画面30を立体的
に見せる視覚効果を与えている。
【0035】但しCPU20は、設定メニュー31の背
後に配列した4種類の各メニュー32〜35における輝
度レベルを当該設定メニュー31の約半分程度にまでメ
ニュー全体に渡って低減するようになされており、かく
して背後に表示した4種類の各メニュー32〜35の存
在を暗に示すと共に最前列の設定メニュー31だけを目
立たせるようになされている。
【0036】また図8に示すように、設定メニュー31
の項目表示枠41には、当該項目表示枠41の上部に設
定モードであることを表す「設定」のタイトル文字が表
示されたモード表示領域42、当該設定モードにおいて
設定可能な8種類の項目を表示する項目表示領域43が
設けられており、当該項目表示領域43の中に「音設
定」項目44、「画面設定」項目45、「発着信設定」
項目46、「マナー」項目47、「セキュリティ」項目
48、「セットアップ」項目49、「MSユーティリテ
ィ」項目50及び「電源」項目51が縦一列に並べられ
ている。
【0037】本実施の形態の場合CPU20は、メニュ
ー画面30で最前列に設定メニュー31を表示した際、
初期状態として項目表示領域43の最上段に位置する
「音設定」項目44を当該「音設定」項目44よりも一
回り大きな矩形状でなる表示子(以下、これをカーソル
と呼ぶ)55によって選択した状態として表示するとと
もに、「音設定」項目44のタイトル文字を選択されて
いない他の項目よりも大きな文字サイズで表示すること
により、現在「音設定」項目44が選択されていること
をユーザに容易に認識させ得るようになされている。
【0038】この場合CPU20は、例えばカーソル5
5で選択された「音設定」項目44のタイトル文字を1
6ポイントで表示し、選択されていない他の項目のタイ
トル文字を14ポイントで表示することにより、「音設
定」項目44のタイトル文字を目立たせることができ
る。
【0039】またCPU20は、項目表示枠41を構成
している枠41Aの枠領域色及びモード表示領域42の
領域色を例えば赤色で表示し、項目表示領域43の各項
目における領域色(すなわち各項目44〜51のタイト
ル文字に対する背景色)を例えば黒色で表示するととも
に、それぞれのタイトル文字をモード表示領域42及び
項目表示領域43の領域色に対して比較的コントラスト
の強い白抜文字で表示するようになされている。
【0040】そしてCPU20は、カーソル55で「音
設定」項目44が選択された状態においては、カーソル
55の領域色を項目表示領域43の領域色である黒色か
ら赤色に変更して表示することにより、現在カーソル5
5で「音設定」項目44が選択されていることを赤色の
領域色でユーザに対して瞬時に認識させ得るようになさ
れている。
【0041】またCPU20は、項目表示領域43の領
域色である黒色に対してカーソル55の領域色をコント
ラストの強い赤色で表示したことにより、カーソル55
自身を一段と目立たせるようにもなされている。
【0042】さらにCPU20は、カーソル55で選択
された「音設定」項目44における白抜文字の輝度レベ
ルを最も高く(100 [%] )表示するようになされて
おり、これによりカーソル55の領域色(赤色)に対し
て白抜文字の白色を一段と際立たせることができ、かく
して「音設定」項目44がカーソル55で選択されてい
ることをユーザに対して容易に認識させ得ると共に「音
設定」項目44のタイトル文字の視認性をも一段と向上
させるようになされている。
【0043】因みにCPU20は、カーソル55で選択
された「音設定」項目44における白抜文字の輝度レベ
ルを100 [%] とすると、隣接する「画面設定」項目
45における白抜文字の輝度レベルを90 [%] 、その
隣の「発着信設定」項目46における白抜文字の輝度レ
ベルを70 [%] 、それ以降の「マナー」項目47〜
「電源」項目51における白抜文字の輝度レベルを50
[%] に低下させて表示するとともに、白抜文字を項目
表示枠41と同色の赤色に次第に近づくように色調を強
めるようになされている。
【0044】すなわちCPU20は、図9に示すように
色立体で示される空間座標において、カーソル55で選
択された「音設定」項目44から離れるに連れて、白抜
文字の空間座標における座標値をL1(Y1、CB1、
CR1)、L2(Y2、CB2、CR2)、L3(Y
3、CB3、CR3)、L4(Y4、CB4、CR4)
と遷移させるように白抜文字を表示制御することによ
り、当該白抜文字の輝度レベルを90 [%] 、70
[%] 、50 [%] と次第に低下させるとともに、白抜
文字を赤色に近づけるように色調を強めることができ
る。
【0045】これによりCPU20は、カーソル55で
選択された「音設定」項目44についてはカーソル55
の領域色(赤色)に対して白抜文字のコントラストをよ
り一層強めてその輪郭を明確に表示し得るとともに、他
の選択されていない項目よりも一段と認識し易く表示し
得、カーソル55で選択された「音設定」項目44に対
してユーザの注意を容易に引き付け得るようになされて
いる。
【0046】なおCPU20は、メニュー画面30(図
7)において設定メニュー31を赤色で表示するととも
に、マイセレクトメニュー32を青色、ツールメニュー
33をオレンジ色、電話帳メニュー34を黄色、メモリ
スティックメニュー35を緑色で表示するようになされ
ており、これにより各メニュー31〜35にそれぞれ対
応した色によって何のメニューであるかをユーザに対し
て直観的に認識させ得るようになされている。
【0047】ステップSP2においてCPU20は、メ
ニュー画面30で設定メニュー31を最前列に表示した
状態で、左方向キー14又は右方向キー15が押下され
たか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、こ
のことは左方向キー14又は右方向キー15のいずれも
押下されていないことを表しており、このきCPU20
は左方向キー14又は右方向キー15が押下されるまで
待ち受ける。
【0048】これに対してステップSP2で肯定結果が
得られると、このことは左方向キー14又は右方向キー
15のいずれかが押下操作されたことを表しており、こ
のきCPU20は次のサブルーチンSRT2に移る。
【0049】図10に示すようにCPU20は、サブル
ーチンSRT2の開始ステップからメニューの回転表示
処理手順に入って次のステップSP11に移る。
【0050】ステップSP11においてCPU20は、
左方向キー14又は右方向キー15の押下に対応したメ
ニュー回転方向を判断し、次のステップSP12に移
る。この場合CPU20は、例えば右方向キー15の押
下に対しては設定メニュー31(図7)の次にツールメ
ニュー33を最前列に表示するためのメニュー回転方向
であると判断し、左方向キー14の押下に対しては設定
メニュー31の次にマイセレクトメニュー32を最前列
に表示するためのメニュー回転方向であると判断するよ
うになされている。
【0051】因みに携帯電話機1では、右方向キー15
の押下に対して設定メニュー31の次にマイセレクトメ
ニュー32を最前列に表示するためのメニュー回転方向
であると判断し、左方向キー14の押下に対しては設定
メニュー31の次にツールメニュー33を最前列に表示
するためのメニュー回転方向であると判断するように設
定することも可能であり、ユーザの好みに合わせて設定
を変更し得るようになされている。
【0052】ステップSP12においてCPU20は、
例えば右方向キー15の押下に対応したメニュー回転方
向であると判断した場合、図11(A)に示すように最
前列に設定メニュー31を表示した初期状態から、図1
1(B)に示すように現在の設定メニュー31の各種項
目を消去し、項目表示枠41の水平方向におけるサイズ
を縮小するとともに当該設定メニュー31全体の輝度レ
ベルを初期状態の50%に低減し、次のステップSP1
3に移る。この場合CPU20は、設定メニュー31及
び背後の各メニュー32〜35についても僅かに回転移
動した状態で表示する。
【0053】ステップSP13においてCPU20は、
図11(C)に示すように、次に最前列に表示すべきツ
ールメニュー33の水平方向におけるサイズを拡大し始
め、次のステップSP14に移る。
【0054】この場合CPU20は、設定メニュー3
1、ツールメニュー33だけでなくマイセレクトメニュ
ー32、電話帳メニュー34、メモリスティックメニュ
ー35についても、ステップSP12のときよりもさら
に回転移動した状態で表示するようになされており、こ
の時点で電話帳メニュー34が完全に隠れて表示されな
くなる。
【0055】ステップSP14においてCPU20は、
各種メニュー31〜35を引き続き回転移動して表示す
ることにより、図11(D)に示すようにツールメニュ
ー33を設定メニュー31の上に重ねて表示するととも
に、ステップSP13の時点で隠れていた電話帳メニュ
ー34の側端部をメモリスティックメニュー35の背後
に表示し、次のステップSP15に移る。
【0056】ステップSP15においてCPU20は、
図11(E)に示すように次のツールメニュー33を中
央に表示するとともに水平方向におけるサイズを完全に
拡大し終えた後、当該ツールメニュー33に対応した各
種項目を表示して初期状態の輝度レベルに戻し、次ぎの
ルーチンRT1のステップSP3に移る。
【0057】このようにCPU20は、左方向キー14
又は右方向キー15の押下に応じたメニュー回転方向に
各種メニュー31〜35を回転して表示するようになさ
れており、図12(A)〜(E)に示すように例えば最
前列に設定メニュー31を表示した状態から、左方向キ
ー14又は右方向キー15の押下に応じて各種メニュー
31〜35を順次円環状に左右いずれの方向へも回転し
て表示することができる。
【0058】従ってCPU20は、例えば右方向キー1
5が連続して押下され続けた場合でも、各種メニュー3
1〜35を順次回転して表示することができるので、ユ
ーザは所望のメニューが最前列から行き過ぎてしまった
ときでも、左方向キー14を押下せずに一巡するまで右
方向キー15を連続して押下し続けても良く、ユーザに
対して操作方法を任意に選択させることができる。
【0059】ステップSP3においてCPU20は、上
述のような左方向キー14又は右方向キー15の押下に
応じて例えばメニュー画面30の最前列に設定メニュー
31を表示した状態で、ユーザによってジョグダイヤル
13が回転操作されたか否かを判定する。ここでは、ジ
ョグダイヤル13の回転操作によってカーソル55が例
えば「音設定項目」項目44から次の「画面設定」項目
45へ移動する際のピッチを1ステップとして以下説明
する。
【0060】因みにジョグダイヤル13においては、回
動操作において所定回転角度毎に軽い引っ掛かり(以
下、これを回転クリックと呼ぶ)を生じるようになされ
ており、当該回転クリックによってジョグダイヤル13
の回転操作量をユーザに対して触感を通じて認識させる
ようになされている。
【0061】この場合ステップSP3で否定結果が得ら
れると、このことはジョグダイヤル13が回転クリック
分だけ回転操作されることなく初期状態の「音設定」項
目44が選択されたままの状態であることを表してお
り、このときCPU20はジョグダイヤル13が回転操
作されるまで待ち受ける。
【0062】これに対してステップSP3で肯定結果が
得られると、このことはカーソル55を「音設定項目」
項目44から次の「画面設定」項目45以降の項目ヘス
テップ移動する命令が与えられたことを表しており、こ
のときCPU20は次のサブルーチンSRT3に移る。
【0063】図13に示すようにCPU20は、サブル
ーチンSRT3の開始ステップから項目移動処理手順に
入って次のステップSP21に移る。
【0064】ステップSP21においてCPU20は、
まず図14(A)に示すように設定ニュー31において
カーソル55で初期状態の「音設定」項目44が選択さ
れている状態では、「音設定」の白抜文字を図9に示し
た色立体における空間座標の座標値L1(Y1、CB
1、CR1)に対応した100%の輝度レベルで、かつ
16ポイントの文字サイズで表示するとともに、選択さ
れていない次の「画面設定」項目45の白抜文字を座標
値L2(Y2、CB2、CR2)に対応した90%の輝
度レベルでかつ14ポイントの文字サイズで表示してお
り、この状態から図14(B)に示すようにジョグダイ
ヤル13の回転操作方向に向かってカーソル55を1/
3ステップ分だけ移動し、次のステップSP22に移
る。
【0065】因みにCPU20は、選択されていない
「画面設定」項目45については通常当該項目45の領
域を3分割した際の中央領域内に収まるように白抜文字
を14ポイントで表示するようになされており、当然選
択されていない他の全ての項目について同様に表示して
いる。
【0066】ステップSP22においてCPU20は、
カーソル55を1/3ステップ分だけ移動することによ
って、当該カーソル55が「音設定」項目44の2/3
に相当する部分領域44Aと、次の「画面設定」項目4
5の1/3に相当する部分領域45Aとに対してフォー
カスが当たっている状態へ遷移することになるので、
「音設定」項目44の白抜文字を16ポイントから14
ポイントに変更するとともに、色立体における空間座標
の座標値L4(Y4、CB4、CR4)に対応した輝度
レベル(50%)及び色調で「音設定」項目44の白抜
文字を表示する。
【0067】同時にCPU20は、次の「画面設定」項
目45の白抜文字を14ポイントの文字サイズのまま色
立体における空間座標の座標値L4(Y4、CB4、C
R4)に対応した輝度レベル(50%)及び色調で表示
し、次のステップSP23に移る。
【0068】ステップSP23においてCPU20は、
カーソル55が次の「画面設定」項目45にだけフォー
カスが当たっている状態に完全に移動し終えたか否かを
判定する。ここで否定結果が得られると、このことはカ
ーソル55が次の「画面設定」項目45に一致するまで
には完全に移動し終えていないことを表しており、この
ときCPU20は再度ステップSP21に戻って上述の
処理を繰り返す。
【0069】この場合CPU20は、図14(B)に示
した設定メニュー31の表示状態からカーソル55をさ
らに1/3ステップ分だけ続けて移動し、図14(C)
に示すような設定メニュー31の表示状態に移行する。
このときの図14(C)に示した「音設定」項目44及
び「画面設定」項目45に関する表示状態は、図14
(B)に示した設定メニュー31の表示状態と同様の輝
度レベル及び色調となる。
【0070】これに対して、ステップSP23で肯定結
果が得られると、このことはカーソル55が移動して次
の「画面設定」項目45に完全に一致した状態へ遷移し
たことを表しており、このときCPU20は次のステッ
プSP24に移る。
【0071】ステップSP24においてCPU20は、
図14(D)に示すようにカーソル55が次の「画面設
定」項目45に完全に一致した状態へ遷移したので、当
該「画面設定」項目45の白抜文字を色立体における空
間座標の座標値L1(Y1、CB1、CR1)に対応し
た100%の輝度レベルでかつ16ポイントの文字サイ
ズに変更して表示する。
【0072】このとき同時にCPU20は、現在選択さ
れていない1段階前における「音設定」項目44及び1
段階次の「発着信設定」項目46の白抜文字を14ポイ
ントの文字サイズのまま座標値L2(Y2、CB2、C
R2)に対応した90%の輝度レベル及び色調に変更し
て表示し、「マナー」項目47の白抜文字を座標値L3
(Y3、CB3、CR3)に対応した70%の輝度レベ
ル及び色調に変更して表示するとともに、「セキュリテ
ィ」項目48以降の白抜文字を座標値L4(Y4、CB
4、CR4)に対応した50%の輝度レベル及び色調に
変更して表示し、ルーチンRT1のステップSP4に移
る。
【0073】すなわちCPU20は、図15に示すよう
に設定メニュー31において「音設定」項目44〜「電
源」項目51の輝度レベルを実線の輝度レベル制御パタ
ーンP1に従って表示制御し、カーソル55の移動と共
に例えば「セットアップ」項目49が選択された場合に
は破線の輝度レベルパターンP2に従って表示制御する
ことにより、カーソル55で選択された選択項目を常時
最も高い輝度レベルで表示するとともに、当該選択項目
から次第に離れるに連れて非選択項目の輝度レベルを低
下させて表示するようになされている。
【0074】ルーチンRT1のステップSP4において
CPU20は、カーソル55で例えば「音設定」項目4
4が選択された状態においてジョグダイヤル13が押圧
操作されたか否かを判定する。ここで否定結果が得られ
ると、このことはジョグダイヤル13が押圧操作されて
おらず、このときCPU20は再度上述のステップSP
2以降の処理を繰り返す。
【0075】これに対してステップSP4で肯定結果が
得られると、このことはジョグダイヤル13の押圧操作
によって「音設定」項目44が決定されたことを表して
おり、このときCPU20は次のステップSP5に移
る。
【0076】ステップSP5においてCPU20は、図
16(A)及び(B)に示すように「音設定」項目44
に対応した音設定に関する下位階層の音設定画面38を
設定メニュー31に代えて表示し、次のステップSP6
に移ってメニューの項目選択処理手順を終了する。
【0077】このときCPU20は、音設定画面38の
領域色を上位階層の設定メニュー31と同一の赤色で表
示するようになされており、これにより当該音設定画面
38で音設定に関する選択操作を行っているユーザに対
して自分自身が設定モードにおける設定メニュー31の
下位階層で操作していることを直観的に認識させ得るよ
うになされている。
【0078】(4)動作及び効果 以上の構成において、携帯電話機1のCPU20はメニ
ュー表示制御プログラム26に従って、各種メニュー3
1〜35をそれぞれ専用の色で色分けすることにより、
最前列に表示している各種メニュー31〜35のモード
をユーザに対して色で直観的に認識させることができ
る。
【0079】またCPU20は、それぞれ専用の色で色
分けされたマイセレクトメニュー32、ツールメニュー
33、電話帳メニュー34及びメモリスティックメニュ
ー35の側端部を最前列に表示した設定メニュー31の
両側からそれぞれはみ出すように表示したことにより、
現在選択されている最前列の設定メニュー31以外にも
残り4種類の各種メニュー32〜35が存在すること
を、色分けされた表現豊かな疑似立体表示を介してユー
ザに瞬時に認識させることもできる。
【0080】さらにCPU20は、左方向キー14又は
右方向キー15の押下によって選択された例えば設定メ
ニュー31のうち、ジョグダイヤル13の回転操作及び
押圧操作によって選択決定された「音設定」項目44に
対応する下位階層の音設定画面38を当該設定メニュー
31と同一の赤色で表示することにより、下位階層の音
設定画面38を視認しているユーザに対して自身が現在
何のモードで操作しているかを忘れさせることがなくな
り、わざわざ上位階層に戻って確認するような手間を確
実に防止することができる。
【0081】さらに加えてCPU20は、各種メニュー
31〜35をそれぞれ専用色で色分けしたことにより、
左方向キー14又は右方向キー15によって各種メニュ
ー31〜35を順次回転させて表示したときに、最前列
に表示したメニューの色が順次変化するのでユーザによ
る左方向キー14又は右方向キー15の操作が確実に反
映されたことを一目で認識させることができるととも
に、色によってメニューの種類を瞬時に認識することが
できるのでメニュー誤認識による誤操作を確実に防止す
ることができる。
【0082】またCPU20は、例えば設定メニュー3
1で選択可能な各種項目44〜51を表示するととも
に、その背後に4種類のメニュー32〜35の存在を示
すようにしたことにより、ユーザに対して設定メニュー
31以外にも選択可能な各種項目が全体でどれ位存在す
るのかを瞬時に判断させることができる。
【0083】そしてCPU20は、ユーザによる左方向
キー14又は右方向キー15の押下に応じたユーザ所望
の設定メニュー31を最前列に回転表示した以降、ジョ
グダイヤル13の回転操作及び押圧操作だけで瞬時に所
望の項目を選択決定することが可能であり、表示部9に
各種項目に対応するアイコンが縦横に渡って複数配列さ
れている場合に左方向キー14及び右方向キー15を複
数回分押下しなければならないことと比べれば、格段に
効率よく項目の選択操作を実行することができる。
【0084】以上の構成によれば、CPU20はモード
毎に対応した各種メニュー31〜35を表示部9に表示
する際、各種メニュー31〜35毎にそれぞれ専用色で
色分けして表示することにより、ユーザに対して何のメ
ニューであるかを色によって容易かつ直観的に認識させ
ることができ、視認性が高く一段と使い勝手の優れたグ
ラフィカルユーザインターフェースを提供することがで
きる。
【0085】(5)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、制御手段としてのC
PU20が例えば設定メニュー31で選択された「音設
定」項目44に対応した一段下位の下位階層の音設定画
面38を当該設定メニュー31と同色で表示するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、音
設定画面38のさらに下位階層の画面があった場合に当
該画面も同色で表示するようにしても良く、要はどれだ
け下位階層の画面であっても上位階層と同色で表示する
ようにすれば良い。この場合にも、上述の実施の形態と
同様の効果を得ることができる。
【0086】また上述の実施の形態においては、全部で
5種類の各種メニュー31〜35を疑似立体表示するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、表示部9の表示領域に応じて7種類又は9種類等の
ように複数種類の各種メニューを疑似立体表示するよう
にしても良い。
【0087】さらに上述の実施の形態においては、CP
U20がカーソル55を用いて選択された選択項目を対
象として輝度レベルを制御するようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、カーソル55を用い
ることなくジョグダイヤル13の回転操作量に応じて選
択した選択項目自体の輝度レベルを直接制御するように
しても良い。
【0088】さらに上述の実施の形態においては、カー
ソル55の領域色である赤色に対してコントラストが強
くなるように白抜文字で選択項目のタイトル文字を表示
するようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、カーソル55の領域色に応じてコントラストが
強くなるような他の種々の色を組み合わせて選択項目を
表示するようにしても良い。
【0089】さらに上述の実施の形態においては、図1
5に示したように設定メニュー31における選択項目及
び非選択項目の輝度レベルを輝度レベル制御パターンP
1、P2に基づいて各項目単位で表示するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、図17に
示すように選択項目及び非選択項目の輝度レベルを輝度
レベル制御パターンP3、P4に基づいて各項目内のラ
イン毎にアナログ的に変化させて表示するようにしても
良い。この場合CPU20は、設定メニュー31におい
て選択項目から離れるに連れて一段と滑らかにグラデー
ション表示することが可能となる。
【0090】さらに上述の実施の形態においては、操作
手段としてのジョグダイヤル13を用いてカーソル55
の移動を行うようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、左方向キー14及び右方向キー15
や、他の種々の操作手段を用いるようにしても良い。
【0091】さらに上述の実施の形態においては、カー
ソル55で項目間を移動する際、3ステップに分けて移
動することによりあたかも滑らかにカーソル55が動い
てるように表示するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、4ステップや8ステップ等の他
のステップ数に分けて移動するようにしても良い。
【0092】さらに上述の実施の形態においては、各種
メニュー31〜35を擬似立体表示して円環状に回転さ
せるようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、円環状以外の他の種々の回転形式で回転させる
ようにしても良い。
【0093】さらに上述の実施の形態においては、CP
U20がROM22に予め格納されたメニュー表示制御
プログラム26をRAM21上に展開し、当該メニュー
表示制御プログラム26に従って各種メニュー31〜3
5を色分表示するとともに回転表示するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、メニュー表
示制御プログラム26が格納されたプログラム格納媒体
を携帯電話機1にインストールすることにより各種メニ
ュー31〜35を色分表示するとともに回転表示するよ
うにしても良い。
【0094】このように上述した一連の処理を実行する
ためのメニュー表示制御プログラム26を携帯電話機1
にインストールして実行可能な状態にするためのプログ
ラム格納媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)
ディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Mem
ory )、DVD(Digital Versatile Disc)等のパッケ
ージメディアのみならず、メニュー表示制御プログラム
26が一時的もしくは永続的に格納される半導体メモリ
や磁気ディスク等で実現しても良い。またこれらプログ
ラム格納媒体にメニュー表示制御プログラム26を格納
する手段としては、ローカルエリアネットワークやイン
ターネット、ディジタル衛星放送等の有線及び無線通信
媒体を利用してもよく、ルータやモデム等の各種通信イ
ンターフェースを介して格納するようにしても良い。
【0095】さらに上述の実施の形態においては、本発
明を携帯電話機1に適用するようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、パーソナルコンピュー
タ、PDA(Personal Digital Assistant)等の他の種
々の情報処理装置に適用するようにしても良い。
【0096】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数種類
のメニューを表示部に表示する際、種類毎にメニューを
色分けして表示することにより、ユーザに対して何の種
類のメニューであるかを色によって容易かつ直観的に認
識させることができ、かくして複数種類のメニューに中
から所望のメニューを容易に選択し得る使い勝手の優れ
た情報処理装置、項目表示方法及びプログラム格納媒体
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるカメラ付ディジ
タル携帯電話機の外観構成を示す略線図である。
【図2】カメラ部を回動したときの上側筐体を示す略線
図である。
【図3】ジョグダイヤルの断面構造を示す略線的断面図
である。
【図4】カメラ付ディジタル携帯電話機の回路構成を示
すブロック図である。
【図5】基本プログラムとアプリケーションプログラム
を示す略線図である。
【図6】メニューの項目選択処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】メニュー画面を示す略線図である。
【図8】設定メニューを示す略線図である。
【図9】色立体を示す略線図である。
【図10】メニューの回転表示処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図11】メニュー回転表示例を示す略線図である。
【図12】メニュー回転表示順序の説明に供する略線図
である。
【図13】項目移動処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図14】3ステップによるカーソルの移動に伴う項目
表示の説明に供する略線図である。
【図15】輝度レベルの遷移を示す略線図である。
【図16】下位階層メニューの表示の説明に供する略線
図である。
【図17】他の実施の形態における輝度レベルの遷移を
示す略線図である。
【符号の説明】
1……カメラ付ディジタル携帯電話機、2……ヒンジ
部、3……上側筐体、4……下側筐体、6……カメラ
部、7……CCDカメラ、9……表示部、13……ジョ
グダイヤル、14……左方向キー、15……右方向キ
ー、20……CPU、21……RAM、22……RO
M、26…… メニュー制御プログラム、27……基本
プログラム、28……デバイスドライバ、29……表示
プログラム、30……メニュー画面、31……設定メニ
ュー、32……マイセレクトメニュー、33……ツール
メニュー、34……電話帳メニュー、35……メモリス
ティックメニュー、38……音設定画面、41……項目
表示枠、42……モード表示領域、43……項目表示領
域、55……カーソル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 H04M 1/02 C 1/21 1/21 Z 1/247 1/247 1/725 1/725 (72)発明者 今村 誠 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 荒川 恵美 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 櫻井 修 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 河野 徹也 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5C006 AA21 BB11 BC16 EC08 5C080 AA10 BB05 CC03 EE01 EE02 JJ01 JJ02 JJ05 JJ06 JJ07 KK47 5E501 AB03 BA03 BA09 CA02 CB03 CB14 CB20 FA05 FA25 FA43 FB03 FB24 FB28 FB32 FB45 5K023 AA07 BB11 DD08 EE05 EE07 GG05 GG06 HH07 HH10 5K027 AA11 BB01 CC08 DD11 DD14 FF22 FF25 HH26 MM17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メニューの中から決定された項目に対応す
    る所定の処理を実行する情報処理装置において、 複数種類の上記メニューを表示部に表示するメニュー表
    示手段と、 上記表示部に上記メニューを表示する際、上記種類毎に
    上記メニューを色分けして表示する制御手段とを具える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記メニューの中から決
    定された上記項目に対する下位階層メニューが存在する
    場合には当該下位階層メニューに対しても当該メニュー
    と同色で表示することを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】上記メニュー表示手段は、複数種類の上記
    メニューを上記表示部に表示する際、選択された選択メ
    ニューを最前列に表示するとともに、選択されていない
    複数の非選択メニューを上記選択メニューの背後に位置
    するように立体的に表示し、 上記制御手段は、所定の操作手段の操作に対応して上記
    非選択メニューを上記背後から上記最前列に位置するよ
    うに上記メニューを全体的に回転して表示することを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】複数種類のメニューを表示部に表示するメ
    ニュー表示ステップと、 上記メニュー表示ステップで上記表示部に上記メニュー
    を表示する際、上記種類毎に上記メニューを色分けして
    表示する制御ステップとを具えることを特徴とする項目
    表示方法。
  5. 【請求項5】上記制御ステップは、上記メニューの中か
    ら決定された上記項目に対する下位階層メニューが存在
    する場合には当該下位階層メニューに対しても当該メニ
    ューと同色で表示することを特徴とする請求項4に記載
    の項目表示方法。
  6. 【請求項6】上記メニュー表示ステップは、複数種類の
    上記メニューを上記表示部に表示する際、選択された選
    択メニューを最前列に表示するとともに、選択されてい
    ない複数の非選択メニューを上記選択メニューの背後に
    位置するように立体的に表示し、 上記制御ステップは、所定の操作手段の操作に対応して
    上記非選択メニューを上記背後から上記最前列に位置す
    るように上記メニューを全体的に回転して表示すること
    を特徴とする請求項4に記載の項目表示方法。
  7. 【請求項7】複数種類のメニューを表示部に表示するメ
    ニュー表示ステップと、 上記メニュー表示ステップで上記表示部に上記メニュー
    を表示する際、上記種類毎に上記メニューを色分けして
    表示する制御ステップとを具えることを特徴とするプロ
    グラムを情報処理装置に実行させるプログラム格納媒
    体。
  8. 【請求項8】上記制御ステップは、上記メニューの中か
    ら決定された上記項目に対する下位階層メニューが存在
    する場合には当該下位階層メニューに対しても当該メニ
    ューと同色で表示することを特徴とする請求項7に記載
    のプログラム格納媒体。
  9. 【請求項9】上記メニュー表示ステップは、複数種類の
    上記メニューを上記表示部に表示する際、選択された選
    択メニューを最前列に表示するとともに、選択されてい
    ない複数の非選択メニューを上記選択メニューの背後に
    位置するように立体的に表示し、 上記制御ステップは、所定の操作手段の操作に対応して
    上記非選択メニューを上記背後から上記最前列に位置す
    るように上記メニューを全体的に回転して表示すること
    を特徴とする請求項7に記載のプログラム格納媒体。
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