JP2006164261A - 改良型ユーザインターフェイスを有するデータ処理装置及びシステム - Google Patents

改良型ユーザインターフェイスを有するデータ処理装置及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】直観的で、学習し易いユーザインターフェイス(I/F)を提供する。
【解決手段】データ処理装置は、メニューシステム、ナビゲーションモジュール及びリベールプロセスを有するユーザI/F、並びに、ディスプレイと、方向制御器と、グラフィックユーザI/Fとを備える。メニューシステムは、第1の一次メニューアイテムをディスプレイに与え、各一次メニューアイテムはディスプレイ上に視覚フィールドを有する。ナビゲーションモジュールは、ユーザが方向制御器を使用してメニューシステムをナビゲートできるようにする。リベールプロセスは、ユーザが一次メニューアイテムの第1アイテムへナビゲートするのに応答して、一次メニューアイテムの第1アイテムに関連した第1の二次メニューアイテムを少なくとも1つの視覚フィールド内に表示する一方、第1の一次メニューアイテムの残りを表示し続ける。
【選択図】図1

Description

発明の分野
本発明は、データ処理装置及びこれを動作するためのユーザインターフェイスに係る。
背景
移動電話及び他の小型データ処理装置のためのユーザインターフェイスを設計する場合には、ディスプレイスクリーンの面積に限度があり、このような装置に受け容れることのできる制御器の数が制限され、しかも、素早く簡単で且つ直観的な装置操作が必要であることから、独特の課題が生じる。移動電話は、著しく多くの機能を与える(例えば、連絡先の管理、メッセージの作成及び送信、個人的電話設定、及びアラーム設定)。移動電話ユーザインターフェイスの設計は、ユーザがそれらの移動電話に含まれた機能及び情報をいかに容易にナビゲートできるかを実質的に決定する。
例えば、移動電話ユーザインターフェイスは、基本的な5方ロッカーユーザインターフェイス、即ちワシントン州レドモンドのマイクロソフトコーポレーションから入手できるウインドウズスマートホン(WINDOWS SMARTPHONE)、及びフィンランドのノキアから入手できるノキアシリーズ60(NOKIA SERIES 60)を含む。これらのユーザインターフェイスは、ユーザからの有用性に限度があって、希望の機能を見つけ難いことで悩まされている。更に、ユーザは、ボタンの機能に関して混乱に直面する。これらインターフェイスにおけるボタンの機能は、ボタンが押されるコンテクストに応じて著しく変化する。
更に、スマートホン及びシリーズ60(登録商標)は、ソフトキーの使用に大きく依存する。ソフトキーは、コンテクスト感知の多機能制御器で、通常、ディスプレイの真下に配置される。ソフトキーは、ユーザに付加的な機能を与えるが、スペースが重要なディスプレイ上の貴重なスクリーン面積を占有する。
概要
移動電話ユーザインターフェイス設計における1つの課題は、直観的で、学習し易く、一貫した予想可能な仕方で振舞い、且つディスプレイの限定されたスペースを最良に利用するユーザインターフェイスを提供することである。ユーザインターフェイスは、電話の固有の複雑さを管理するに充分な数の制御器を設ける一方、ユーザに一度にあまりに多くの制御器やオプションが使用できて、混乱を招くことがないよう確保することが必要である。従って、本発明の態様は、移動電話及び他の小型計算装置のユーザに、より直感的で且つ有用なユーザインターフェイスを提供することを目的とする。
1つの態様において、本発明は、ディスプレイと、方向制御器と、グラフィックユーザインターフェイスとを備えたデータ処理装置に係る。グラフィックユーザインターフェイスは、第1の複数の一次メニューアイテムをディスプレイに与えるためのメニューシステムを備えている。一次メニューアイテムには、ディスプレイ上で視覚フィールドが指定される。又、ユーザインターフェイスは、ユーザが方向制御器を使用してメニューシステムをナビゲートできるようにするためのナビゲーションモジュールも備えている。更に、ユーザインターフェイスは、複数の一次メニューアイテムの第1アイテムに関連した第1の複数の二次メニューアイテムを視覚フィールドの少なくとも1つに表示するためのリベール(露呈)プロセスも有している。ユーザインターフェイスは、ユーザが複数の一次メニューアイテムの第1アイテムへナビゲートするのに応答して二次メニューアイテムを表示する。同時に、ユーザインターフェイスは、第1の複数の一次メニューアイテムの残りを表示し続ける。種々の実施形態において、データ処理装置は、次の1つでよい。即ち、電話、移動電話、コードレス電話、パーソナルデジタルアシスタント、パルムトップコンピュータ、デジタルスチール又はビデオカメラ、メディアプレーヤ、テレビジョン、衛星テレビジョンターミナル、ケーブルテレビジョンターミナル、車内情報システム、車内娯楽システム、プリンタ、スキャナ、ファクシミリマシン、及びデータ記憶装置。
一実施形態では、二次メニューアイテムは、ナビゲーション的又は機能的ショートカットのようなショートカットアイテムである。又、二次メニューアイテムの表示は、データ処理の状態に依存してもよい。一実施形態では、この状態は、周辺又はネットワーク接続の有無を含む。
一実施形態において、データ処理装置のユーザインターフェイスは、メニューアイテムへの首尾良いナビゲーションをユーザに視覚的に指示するためのハイライトプロセスも備えている。この視覚指示は、メニューアイテムに対応する視覚フィールドをスケーリング及び/又は拡張すること、並びにテキスト及びグラフィックを含むコンテンツを視覚フィールド内でスケーリングすることの1つ以上を含んでもよい。二次メニューアイテムのハイライト処理に関して、データ処理装置のユーザインターフェイスは、一実施形態において、ダブルリベールプロセスを使用して二次メニューアイテムに関する付加的な情報を与える。
又、データ処理装置は、ハイライト処理された一次メニューアイテム又は二次メニューアイテムを選択するためのセレクト制御器及びセレクトプロセスを備えてもよい。一次メニューアイテム又は二次メニューアイテムを選択することで、機能の実行を開始してもよいし、又はメニューシステム内のナビゲーションへと導いてもよい。ある実施形態に含まれる別の特徴は、メニューアイテムの選択に応答してズームトランジションを与える。このズームトランジションは、選択をスケーリングすると共に、他のメニューアイテムを新たなメニューアイテムに少なくとも部分的に置き換える。別の実施形態では、データ処理装置は、デセレクト制御器及びデセレクトプロセスを有する。セレクト制御器は、メニューシステムのメニューアイテムの複数のレベルを経て下向きのナビゲーションを与え、一方、デセレクト制御器は、メニューアイテムの複数のレベルを経て上向きのナビゲーションを与える。更に別の実施形態では、セレクト制御器及びデセレクト制御器は、メニューシステムにおいて入手可能なコンテンツに対して各々ズームイン及びズームアウト機能を与える。
方向制御器は、一実施形態において、上下左右に対応するアクチュエータを伴う4方ロッカースイッチと、それらアクチュエータ間に位置されたセレクト制御器とを備えている。又、データ処理装置は、専用のデセレクト制御器を備えてもよい。データ処理装置は、セレクト制御器への機能的リンクを指示する染料、塗料、顔料又は地形学的特徴のような視覚指示を含んでもよい。別の実施形態では、セレクト及びデセレクト制御器が、データ処理装置上で互いに隣接配置され、更に、方向制御器を形成する複数の方向性スイッチが、実質的にセレクト及びデセレクト制御器の周囲に配置される。
更に別の実施形態では、データ処理装置は、マルチメディアプレーヤを備えている。ユーザインターフェイスは、このような実施形態では、多数のマルチメディアセグメントを各々有する1つ以上のマルチメディアワークとしてオーサリングすることができる。次いで、データ処理装置は、マルチメディアプレーヤを経てユーザインターフェイスを実行する。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を一例として説明する。
実施形態の説明
データ処理装置のユーザは、通常、ディスプレイスクリーン又はスピーカを経て可聴音又は視覚表示のような知覚出力を受け取ることによりハードウェア入力装置を通して装置と対話する。データ処理装置の内部では、入力装置から受け取った入力を変換し且つそれに応答して出力を発生するユーザインターフェイスにより対話が支配される。
[データ処理装置]
図1は、本発明の一実施形態によるユーザインターフェイス102を含むデータ処理装置100の概念的ブロック図である。この説明のための実施形態では、データ処理装置100は、移動電話である。データ処理装置100は、入力装置104と、出力装置106とを備えている。入力装置104は、ユーザから入力を受け取り、それをユーザインターフェイス102へ処理のために通過させる。出力装置106は、ユーザインターフェイス102から出力を受け取り、それをユーザに与える。
他の実施形態では、データ処理装置100は、例えば、電話、コードレス電話、パーソナルデジタルアシスタント、パルムトップコンピュータ、デジタルスチール又はビデオカメラ、メディアプレーヤ、テレビジョン、衛星テレビジョンターミナル、ケーブルテレビジョンターミナル、車内情報システム、車内娯楽システム、プリンタ、スキャナ、ファクシミリマシン、及びデータ記憶装置でよいが、これらに限定されない。移動電話データ処理装置100に関して以下に述べる特徴及び効果は、前記装置のいずれにおいても実現できる。
入力装置104は、ユーザがデータ処理装置100へ入力を与えることができるようにする。入力装置104は、出力装置106に見られるアイテム間でナビゲーションするための方向制御器108を備えている。方向制御器108は、上下左右にナビゲーションするための4つのアクチュエータを含む。又、入力装置104は、出力装置106で見ることのできるアイテムを選択するためのセレクト制御器110も備えている。更に、入力装置104は、既に選択されたアイテムを選択解除するためのデセレクト制御器112も備えている。
出力装置106は、ディスプレイ114である。ディスプレイ114は、カラー出力を与える液晶ディスプレイである。別の出力装置106は、グレースケール及び白黒プラズマディスプレイ、陰極線管、プロジェクションスクリーン、及び他の適当な動的視覚装置を含む。
図2の(A)は、本発明を例示する実施形態による移動電話データ処理装置200の上面図である。このデータ処理装置200は、ディスプレイ214を出力装置106として含む。ディスプレイ214は、カラー液晶ディスプレイである。入力装置104に関連して、データ処理装置200は、5方ロッカースイッチ203を備えている。5方ロッカースイッチ203の周辺アクチュエータ209a−209dは、方向制御器108として働く。5方ロッカースイッチ203の中央アクチュエータ210は、セレクト制御器110として働く。付加的なアクチュエータ212は、デセレクト制御器112として働く。セレクト制御器110とデセレクト制御器112との間の関係は、視覚指示207により示される。この視覚指示207は、制御器110と112とをリンクするグラフィック特徴である。別の実施形態では、視覚指示207は、データ処理装置200のトポグラフィック特徴のような物理的特徴である。
図2の(B)は、本発明を例示する別の実施形態によるデータ処理装置200’に対する別の入力装置104構成の上面図である。データ処理装置200’では、入力装置104は、方向制御器108として働く4つのアクチュエータ209a’−209d’を備えている。各アクチュエータ209a’−209d’は、上下左右の方向に対応する。データ処理装置200’は、4つのアクチュエータ209a−209dにより形成された一般的に円形の領域内に配置されたセレクト制御器210’及びデセレクト制御器212’を備えている。
図2の(C)は、データ処理装置200”に対する別の入力装置104構成の上面図である。データ処理装置200’と同様に、データ処理装置200”では、入力装置104は、方向制御器108として働く4つのアクチュエータ209a”−209d”を備えている。各アクチュエータ209a”−209d”は、上下左右の方向に対応する。データ処理装置200”は、4つのアクチュエータ209a”−209d”により形成された一般的に楕円形の領域内に配置されたセレクト制御器210”及びデセレクト制御器212”を備えている。
データ処理装置200のこれら制御器は、上述したスイッチ、キー又はボタン以外の手段により設けられてもよい。他の形式の方向制御器108(例えば、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン/スタイラス、4方ロッカースイッチ、等々)を使用して同等の機能を設けることができる。タッチスクリーン実施の場合に、セレクト及びデセレクト制御器110及び112は、スクリーンボタン上にバーチャルで設けられるか、或いはジェスチャーベースのコマンド、例えば、PCT特許公告WO01/79980号に開示されたように、インターフェイスコマンドにマップされた記号的スタイラスジェスチャーにより設けられる。
[ユーザインターフェイス]
図1に戻ると、データ処理装置100は、ユーザインターフェイス102を備えている。このユーザインターフェイスは、ユーザから入力を受け取り、入力を処理し、そして処理された入力に基づいて出力を表示する。ユーザインターフェイスは、メニューシステム120及びナビゲーションモジュール122を備えている。簡単に述べると、メニューシステム120は、出力装置に表示される出力を一部分決定し、一方、ナビゲーションモジュール122は、入力装置104を使用してこのような出力を制御する能力をユーザに与える。メニューシステム120及びナビゲーションモジュール122は、汎用又は特殊目的プロセッサにおいて動作するソフトウェアモジュールとして実施される。別の実施形態では、メニューシステム120、ナビゲーションモジュール122、又はその一部分は、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、プログラム可能なロジックアレー、又は他の適当なハードウェアフォーマットのような集積回路で実施される。
[メニューシステム]
より詳細には、メニューシステム120は、メニュー124と、ハイライトプロセス126と、リベールプロセス128とを含む。図3は、本発明を例示する実施形態によりメニューシステム120に含まれるメニュー324の概念的ブロック図である。メニュー324は、複数の一次メニューアイテム360a−360h(集合的に一次メニューアイテム360)と、複数の二次メニューアイテム362a−362m(集合的に二次メニューアイテム362)とを備えている。メニュー124は、メニューアイテム360及び362をメニューレベル364a−364d(集合的にメニューレベル364)へと編成する。メニューアイテム360及び362は、一般に、他のメニューレベル364や、実行可能なプログラム又はアプリケーションや、或いはテキスト、イメージ、オーディオ、ビデオ及びマルチメディアデータを含むデータへのエントリーポイントを形成する。メニューは、グラフィック及び/又はテキストデータ、例えば、アイコン及びテキストラベルを、メニューアイテム360及び362に関連付けて、それに対応するメニューアイテム360及び362を視覚表示する。
メニューレベル364は、一般に、例えば、ツリー及びブランチを伴うハイアラーキー構造である。しかしながら、ハイアラーキーは、厳密でなくてもよい。メニュー324のメニューレベル364は、重畳してもよく、又、個々のメニューアイテム360及び362は、多数のメニューレベル364に配置させることができる。あるメニューアイテム360及び362は、メニュー324を通る多数の経路によりアクセスすることができる(「経路」とは、所与のメニューアイテム360又は362に到達するためにユーザにより選択される一連のメニューアイテム360及び362を指す)。メニューレベル364のコンテンツ(即ち、どのメニューアイテム360及び362にアクセスできるか)は、コンテクスト感知である(他の実施形態では必要でないが)。例えば、メニュー324は、データ処理装置100が周辺装置の取り付けを検出するのに応答して、付加的なメニューアイテム360及び362及び/又はメニューレベル364をアクセス可能にする。同様に、メニュー324は、データ処理装置100の使用のコンテクストに基づいてメニューアイテム360又は362或いはメニューレベル364をディスエイブルする。例えば、メニュー324は、低接続環境において、即ちデータ処理装置100のオン電力が低いときに、通信機能をディスエイブルする。
メニューレベル364は、1つ以上の一次メニューアイテム360を含む。例えば、メニュー324の最上位メニューレベル364aは、「連絡先」及び「メッセージ」と各々示された一次メニューアイテム360a及び360bを含む。第1メニューレベル364において一次メニュー360を選択すると、別のメニューレベル364へ通じる。例えば、連絡先一次メニューアイテム360aを選択すると、第2の連絡先メニューレベル364bへと通じる。
一次メニューアイテム360は、1つ以上の二次メニューアイテム362に関連付けられる。例えば、「メッセージ」と示された一次メニューアイテム360bは、「新たなメッセージ」及び「メニュー」と各々示された二次メニューアイテム362d及び362eに関連付けられる。二次メニューアイテム362は、ナビゲーション的及び/又は機能的ショートカットを与える。
ナビゲーション的ショートカットは、メニュー324内の他のメニューレベル364及び/又はメニューアイテム360及び362にリンクする。ナビゲーション的ショートカットは、二次メニューアイテム362に関連した一次メニューアイテム360を含むメニュー320ハイアラーキーのブランチ内においてメニューレベル364並びにメニューアイテム360及び362にリンクする。又、ナビゲーション的ショートカットは、メニュー320ハイアラーキーの他のブランチにおいてメニューレベル364又はメニューアイテム360及び362にリンクしてもよい。従って、ナビゲーション的ショートカットは、メニュー324の長い横断を回避するために加速経路を与える。ショートカットターゲットがメニューツリー及びブランチ構造体のリーフであるときには、ナビゲーション的ショートカットは、データ処理装置100における機能の実行を開始する。例えば、「新たなメッセージ」と示され且つ「メッセージ」一次メニューアイテム360b内に配置された二次メニューアイテム362dを選択すると、新たなメッセージを発生する機能が開始される。これは、メニューレベル364aからメッセージメニューレベル364d及びそれ以上にわたり便利なショートカット対別のナビゲーションをユーザに与える。
機能的ショートカットは、機能的ショートカットがアクチベートされるところの一次メニューアイテム360に関連している。機能的ショートカットを使用すると、単一のメニューアイテム360内でユーザが多数の機能にアクセスできるようになり、従って、ソフトキー又はオプションボタンを使用する必要性が回避される。機能的ショートカットは、例えば、「メニュー」と示され且つ「メッセージ」一次メニューアイテム360bに関連付けされた二次メニューアイテム362eである。これは、「メッセージメニュー」メニューレベル364cにリンクし、このメニューレベルは、「メッセージ」メニューアイテム360bの動作に関連した「新たなメッセージ」及び「ビューフォルダー」のようなユーザオプションのエンリッチセットへのアクセスを与える。ショートカットと一次メニューアイテムとの関連性は、メニュー320の設計者又は著者により予め定義される。それに加えて、又はそれとは別に、ユーザは、メニュー120の個人的使用を反映するように関連性をカスタマイズすることができる。
図4の(A)〜(D)は、ディスプレイ414にメニューシステム120の出力を表示するデータ処理装置400の上面図である。図4の(A)に例示する出力は、「連絡先(Contacts)」、「メッセージ(Messages)」、「カレンダー(Calendar)」、「カメラ(Camera)」、「ファイルブラウザ(FileBrowser)」、及び「設定(Settings)」と各々示された6個の一次メニューアイテム460a−460fを含む。メニューシステム120は、各一次メニューアイテム460a−460fに、一次メニューアイテムが表示される対応視覚フィールド465a−465fを指定する。視覚フィールド465は、例えば、1つの一次メニューアイテム460を互いに区別する長方形又は他の幾何学的形状に配列されたピクセルのコレクションである。
図4の(A)において、各一次メニューアイテム460a−460fには、一般的に長方形の視覚フィールド465が、垂直列において互いに上下に指定される。各視覚フィールド465a−465fは、その関連一次メニューアイテム460a−460fに対応するアイコンと、テキストラベルとを含む。更に、「連絡先」と示された視覚フィールド465a(図3の一次メニューアイテム360aに対応する)は、他の視覚フィールド465b−465eより大きい。又、視覚フィールド465aは、3つの二次メニューアイテム462a−462cも含む。
[ハイライトプロセス]
一次メニューアイテム460aの大きな視覚フィールド465aは、一次メニューアイテム460aがアクティブであることを指示する。セレクト制御器110をトリガーする作用は、以下に詳細に説明するように、どのメニューアイテム460及び462がアクティブであるかによって支配される。大きな視覚フィールド465aは、どのメニューアイテム460及び462(1つ又は複数)が所与の時間にアクティブであるかをユーザに指示するためにハイライトプロセス126により発生される多数の視覚キューの1つである。ハイライトプロセスにより発生される他の視覚キューは、視覚フィールド465の色を変えたり、一次メニューアイテム460に対応するアイコンをアニメ化したり、他のインアクティブなメニューアイテムの視覚フィールド465に対して視覚フィールド465のzオーダーを変更したりすることを含むが、これらに限定されない。他の視覚キューを使用して、アクティブなメニューアイテム460及び462を更に強調してもよく、これは、視覚フィールド465の後方に陰影を与えたり(zオーダーを使用することで、この陰影は3D側面をもつように見える)、透明板を使用して最上位コンテンツ層を通してその下のコンテンツを部分的に見えるようにしたりすることを含む。
図4の(B)は、本発明の一実施形態によるデータ処理装置400’を例示する第2の上面図である。この第2の図において、「メッセージ」と示された第2の一次メニューアイテム460b’は、アクティブであり、従って、ハイライトプロセス126によりハイライト処理される。図4の(A)における一次メニューアイテム460aの視覚フィールド465aと同様に、一次メニューアイテム460b’の視覚フィールド465b’も、残りの視覚フィールド465a’及び465c’−465f’より大きい。視覚フィールド465b’のスケーリングは、図4の(A)に見られるインアクティブな、ひいては、スケーリングもハイライト処理もされていない視覚フィールド465bに比して最も顕著である。
図4の(C)は、二次メニューアイテム462がアクティブであるときに二次メニューアイテム462がハイライトプロセス126によりハイライト処理もされることを示している。図4の(C)においては、「メッセージ」一次メニューアイテム460b”及び「新たなメッセージ」二次メニューアイテム462d’の両方がアクティブである。二次メニューアイテム462d’のアクティブな状態は、二次メニューアイテム462d’を取り巻く一次メニューアイテム460b”の視覚フィールド465b”の一部分の色をハイライトプロセス126で変えることによりユーザに指示される。一次メニューアイテム460をハイライト処理するのと同様に、ハイライトプロセス126は、二次メニューアイテム462のスケーリング、アニメ化、そのzオーダーの変更等を行って、二次メニューアイテム462のアクティブな状態を指示することもできる。
一実施形態では、データ処理装置100は、メニューシステム120の、全部でなくても、ほとんどのメニューレベル364間の移動及びハイライト処理に同様の視覚キューを使用する。一貫性があることは、著しい使い易さをもたらすと共に、ユーザインターフェイスの動作をユーザに直観的なものとすることができる。しかしながら、本発明の範囲から逸脱せずに、異なる視覚キューを種々のメニューアイテム360及び362と共に、且つ種々のメニューレベル364において、使用することができる。
[リベールプロセス]
一般に、リベールプロセスは、アクティブなメニューアイテムに関連した付加的な情報を表示する。例えば、図4の(A)のデータ処理装置400は、一次メニューアイテム460aがアクティブであるので、二次メニューアイテム462a−462cを表示する。これとは対照的に、データ処理装置400’は、一次メニューアイテム460b’がアクティブであるので、二次メニューアイテム462d−462eを表示する。リベール技術を使用して、アクティブな一次メニューアイテム460に対しスクリーンに少なくとも4つの二次メニューアイテム462を得ることができる。しかしながら、二次メニューアイテム462は、アクティブなメニューアイテムに対してリベールプロセス128で表示できる付加的な情報の1つのクラスに過ぎない。
図4の(D)は、例えば、本発明を例示する実施形態によるデータ処理装置400”’の第4の上面図であり、アクティブなメニューアイテムに対してリベールプロセス128により表示する他の形態のデータを示している。データ処理装置400”’は、データ処理装置400”’にセーブされる個々のメッセージに対応する6個の一次メニューアイテム460a”’−460f”’を表示する。第1の一次メニューアイテム460a”’は、アクティブである。一次メニューアイテム460a”’に対応する視覚フィールド465a”’は、視覚フィールド465a及び465b’が関連二次メニューアイテム462a−462c、462d及び462eを含むのと同様に、3つの二次メニューアイテム462g−462iを含む。又、視覚フィールド465a”’は、一次メニューアイテム460a”’に対応するメッセージの抜粋466も含む。一次メニューアイテム460b”’−460f”’に対応する視覚フィールド465b”’−465f”’は、それらに関連したメッセージの抜粋466を含まない。
更に、二次メニューアイテム462のアクチベーションに応答して、リベールプロセス128は、二次メニューアイテム462に関連した付加的な情報を表示する。例えば、図4の(C)において、二次メニューアイテム462d’は、アクティブであり、ハイライト処理される。二次メニューアイテム462d’を表わすアイコンの下では、二次メニューアイテム462d’の機能をユーザに通知するためにリベールプロセス128によりテキストラベル「新たなメッセージ」が表示される。二次メニューアイテム462がアクティブでない限り表示されない二次メニューアイテム462に関連した情報の表示は、「ダブルリベール(double reveal)」プロセスと称される。
リベール及びダブルリベールプロセスは、初心者のユーザ及び専門家の両方に対して使い易さを与えるように結合される。アクティブなメニューアイテムを選択する前にメニューアイテムの機能をユーザに通知するために各動作のテキスト記述をディスプレイ414へマップしてもよい。これについて、この技術は、ソフトキーマッピングと同様の属性を与えるが、付加的な物理的キーの必要性や、それに関連したスクリーンスペースの浪費を伴うことはない。より詳細には、アイテムがアクティブであるときに必要に応じて機能が露出され、そして機能のテキスト記述は、オンデマンドで露出される。これと対照的に、ソフトキー方法では、永久的表示位置にキーマッピングが固定される。
リベール技術により与えられる大きな範囲のショートカットは、著しく有用な利益を得ることができる。より詳細には、多くのユーザは、データ処理装置100の使用可能な機能の小さなサブセットのみを規則的に使用する。これらの規則的に使用される機能をメニューシステム120の種々のレベルに入念に配することで、ハイアラーキーメニューレベルの上下のナビゲーションの量を劇的に減少できると共に、特定の目的で通常使用される全体的な機能を、1つ又は幾つかの一次メニューアイテム360又は460に対応する精通したフィールドへと結合するように働くことができる。
[ナビゲーションモジュール]
図1に戻ると、ナビゲーションモジュール122は、ユーザがメニューシステム120と対話する能力を与える。ナビゲーションモジュール122は、方向制御器108、セレクト制御器110及びデセレクト制御器112に各々応答する方向プロセス130、セレクトプロセス132及びデセレクトプロセス134を含む。一般に、方向プロセス130は、どの一次メニューアイテム360及び/又は二次メニューアイテム362がアクティブであるかを変更する。セレクトプロセス130及びデセレクトプロセス132は、アクティブなメニューレベルを変更し、又、セレクトプロセス130は、データ処理装置100における機能の開始も制御する。
[方向ナビゲーション]
上述したように、図4の(A)〜(D)は、ユーザにより入力されてナビゲーションモジュール122により解釈される複数のナビゲーション命令を示す。上述したように、方向プロセスは、どのメニューアイテム(1つ又は複数)360、362、460及び462がアクティブであるかを変更する。図4の(A)のデータ処理装置400は、方向制御器408を備えている。この方向制御器408は、上下左右に各々対応する4つのアクチュエータ409a、409b、409c及び409dを備えている。方向プロセス130は、上アクチュエータ409a又は下アクチュエータ409bがトリガーされると、アクティブな一次メニューアイテム460を変更する命令として解釈する。例えば、図4の(A)において、ユーザが下アクチュエータ409bをトリガーすると、方向プロセス130は、一次メニューアイテム460aをデアクチベートし且つ460bをアクチベートして、図4の(B)の表示を得るように、メニューシステム120に命令する。同様に、図4の(B)において、ユーザが上アクチュエータ409aをトリガーすべき場合には、方向プロセス130は、一次メニューアイテム460b’をデアクチベートし且つ一次メニューアイテム460a’をアクチベートして、図4の(A)の表示を得るように、メニューシステムに命令する。
左右のアクチュエータ409c及び409dは、二次メニューアイテム362及び462のアクチベーション及びデアクチベーションを制御する。例えば、図4の(B)において、一次メニューアイテム460b’がハイライト処理され、2つの二次メニューアイテム462d及び462eを露呈させる。この状態から、ユーザが方向制御器408の右アクチュエータ409dをトリガーすべき場合に、方向プロセス130は、図4の(C)に示すように、二次メニューアイテム462dをアクチベートするようにメニューシステム120に命令する。ユーザが右アクチュエータ409dを再びトリガーすべき場合には、図4の(C)に示された第2の二次メニューアイテム462e’がアクチベート及びハイライト処理され、そしてその二次メニューアイテム462e’に関連した付加的な情報が表示される。そうではなくて、ユーザが左アクチュエータ409cを押した場合には、二次メニューアイテム462d’がデアクチベートされると共に、データ処理装置400”が図4の(B)に示す状態に復帰する。
[セレクト及びデセレクト]
二次メニューアイテム462及び362がアクティブでないときには、セレクトプロセス132及びデセレクトプロセス134は、メニューシステム120のメニューレベル364間のナビゲーションを許すように機能する。セレクトプロセスは、ユーザがセレクト制御器110をトリガーする(「セレクティング」と称される)のに応答して、メニューレベル364を下るようにナビゲートし、一方、デセレクトプロセス134は、メニューレベル364を戻るようにナビゲートする。
例えば、図4の(B)及び(C)を参照すれば、図4の(B)において、「メッセージ」一次メニューアイテム460b’はアクティブである。データ処理装置400’がこの状態にある間にユーザがセレクト制御器410をトリガーする場合には、セレクトプロセス132は、メニュー124の「メッセージ」メニューブランチにおいてメニューレベル364を下ってナビゲートするようにメニューシステム120に命令する。このナビゲーションにより、図4の(D)のディスプレイ414”’に示された表示が生じる。メニュー124の「メッセージ」メニューブランチの第2メニューレベル364は、個々のメッセージに対応する一次メニューアイテム460a”−460f”を含む。データ処理装置400”’が図4の(D)に示す状態にあるときにユーザがデセレクト制御器412をトリガーする場合には、デセレクトプロセスは、1つのメニューレベル364をバックアップするようにメニューシステム120に命令し、図4の(B)のデータ処理装置400’出力を生じさせる。
又、セレクト及びデセレクトプロセス132及び134は、二次メニューアイテム362及び462の選択及び選択解除に応答してデータ処理装置100’を制御する。二次メニューアイテム362の選択に応答するか又は462の選択に応答するかは、二次メニューアイテムが機能的ショートカットであるか又はナビゲーション的ショートカットであるかに依存する。
図5の(A)〜(E)は、本発明を例示する実施形態によるデータ処理装置500のディスプレイ514の上面図である。ディスプレイ514は、二次メニューアイテム562へのナビゲーション及びその選択を示す。図5の(A)に示すスタートスクリーン(例えば、データ処理装置500が電源オンされたときに表示される)から、セレクト制御器110を初めて押すと、第1メニューレベル564a(図5の(B))が露呈され、「連絡先」と示された最上部の一次メニューアイテム560aがハイライト処理されて、その付加的な情報を表示する。セレクト制御器110を再び押すと、メニュー124の「連絡先」ブランチの次のメニューレベル364へナビゲートされる。第2のメニューレベル564bは、個々の連絡先をリストする。連絡先リストメニューレベルを最初に表示するときには、連絡先リスト内の第1連絡先に対応する最上位メニューアイテム560a’がアクティブであり、ハイライト処理される(図5の(C))。ハイライト処理された一次メニューアイテム560a’は、連絡先の移動電話及び家庭用電話の番号、連絡先のeメールアドレス、及びメニューリンクに各々対応する4つの二次メニューアイテム562a−562dを含む。
二次メニューアイテム562a−562dのいずれもアクティブでない間に、方向制御器508の右アクチュエータ509dを押すと、図5の(D)に示すように、連絡先の移動電話番号に対応する第1の二次メニューアイテム562aがアクチベートされる。この段階で、即ち移動電話二次メニューアイテム562a”がアクティブである間に、セレクト制御器110を再び押すと、図5の(E)のディスプレイ514に示すように、この連絡先の移動電話番号への電話コールがアクチベートされる。図5の(D)のスクリーンから、デセレクト制御器110を繰り返し押すと、図5の(A)のスタートスクリーンへとメニュー経路を上に戻るようにナビゲートする。
図6の(A)〜(C)は、機能的ショートカット二次メニューアイテム662の選択を示すデータ処理装置600の上面図である。データ処理装置600のディスプレイ614は、「メッセージ」一次メニューアイテム660bの「メニュー」二次メニューアイテムアイコン662bがアクティブであり、ハイライト処理されたことを示している。ユーザがこの筋書きにおいてセレクト制御器610を押すのに応答して、セレクトプロセス132は、二次メニューアイテム662bをアクチベートするようにメニューシステムに命令する。二次メニューアイテム662bは機能的ショートカットに対応しているので、メニューシステムは、二次メニューアイテム662bがリンクするメニューレベル364、即ち図6の(B)に示すメニューレベル664bを表示する。この更に別のメニューレベル664bは、選択されたメニューアイコン662bを含む以前のディスプレイ614のメッセージ視覚フィールド665bのエリアの拡大又はズームされた表示に重畳して表示される。図6の(B)のメニューレベル664bは、この場合も、方向制御器608の上下のアクチュエータ609a及び609bと、セレクト制御器610とを使用してアクチベート及び選択することのできる水平の視覚フィールド665a’−665c’の列を含む。デセレクト制御器612を押すと、ディスプレイ614は、図6の(C)に見られる以前のレベルへ復帰し、これは図6の(A)と同じである。
1つの特徴によれば、ナビゲーションモジュール122とメニューシステム120との結合プロセスは、ユーザインターフェイスの3つの基本的動作、即ち機能的ハイアラーキーのレベルを上下にナビゲートすること、付加的なオプションを与えることによりレベル内のポイントにおける機能をエンリッチすること、及び機能的ハイアラーキーの1つの特定のポイントから特定の異なるポイントへ移動するために加速経路を選択的に設けること(ナビゲーション的ショートカット)、を取り扱うための従来の設計で得られなかったある程度のコヒレンス性を与える。
第2の状態の一例として、ユーザが、受け取った全テキストメッセージのリストを見るためにハイアラーキーを下った場合には、特定のメッセージを選択すると(例えば、もう1つレベルを下げてナビゲーションすると)、そのメッセージが表示される。しかしながら、ユーザは、そのメッセージを選択する(見る)ことを望まず、それを削除するか又はセーブするか或いは送信者の詳細を得ることを望むことがある。この筋書きは、ハイアラーキーレベルの厳密な上昇/下降により与えられるものよりリッチな振舞いを必要とする。第3の状態は、例えば、最上位レベルメニューへ復帰するために低いメニューレベルで与えられる「家庭用」オプションである。
ここに例示する実施形態によれば、本発明は、既存の設計より簡単で、より一貫性があり、より予想可能で、それ故、より直観性がある解決策において、これら3つのユーザインターフェイス動作を結合する。これが得られるのは、例えば、メニューシステムのいずれのポイントでも、4つの方向ボタンを使用したスクリーン上の「地理的」ナビゲーション、即ち上下又は横断によるだけで、考えられる全てのユーザアクションにアクセスできるからである。これに対して、従来の設計では、例えば、エンリッチ機能を与えるソフトキーを選択するか又は専用の「オプション」ボタンを押すために、ユーザが簡単な方向制御器から離れねばならなかった。本発明の1つの構成では、方向制御器のみを使用する地理的ナビゲーションは、各オプションへのアクセスを与える。というのは、エンリッチ機能及びナビゲーション的ショートカットを、4方アクチュエータのナビゲーション的到達範囲内の二次メニューアイテム362として露呈できるからである。
使用中に、ユーザインターフェイス102のナビゲーションは、4つの方向制御器を使用してスクリーンの2D平面全体に敷設されたオプションの格子を横断することに匹敵する。セレクト/デセレクト制御器110及び112は、この概念的「平面」に対して垂直の方向にナビゲートして、1つの選択格子をハイアラーキーにおける次の上位又は下位の平面に置き換えると考えることができる。それ故、ユーザインターフェイス102のナビゲーションは、完全に一貫した予想可能な仕方で使用される6つのアクチュエータ、即ち4つの方向アクチュエータ+セレクト及びデセレクトアクチュエータ、の範囲内に完全に含ませることができる。従来の設計は、このレベルのコヒレンス及び一貫性を得ることができない。というのは、メニュー内の予想できない且つ任意のポイントでユーザが1つのナビゲーションモードから別の(例えば、ソフトキーアクチベーション)モードへ離れる必要があり、従って、インターフェイスを複雑にすると共に、ユーザが学習し使用するのを困難にするからである。
[視覚効果]
データ処理装置100及びユーザインターフェイス102の幾つかの特徴は、以下に述べる視覚効果の1つ以上を使用することにより増強される。
図7から10は、本発明を例示する実施形態によるグラフィックズーム技術を示す。ハイライト処理のメニューアイテム360又は362が選択されると、現在の表示を次のメニューレベル364の表示に単に置き換えるのではなく、現在メニューレベル364から次のメニューレベル364へのトランジションが、アニメ化されたズームトランジションシーケンスにより与えられる。
データ処理装置100は、少なくとも2つの形式のズームトランジション、即ちズームトランジション形式1及びズームトランジション形式2を使用する。これら両方のズームトランジション形式について以下に詳細に説明する。一実施形態において、ズームトランジション形式1は、主メニューレベル364(例えば、一次メニューアイテム360の選択から生じる)(図7のように)又はメニューレベル364間のトランジションから、データ/コンテンツトランジション(例えば、最下位メニューレベル364から関連コンテンツへズームするとき)に対して使用される。これに対して、ズームトランジション形式2は、二次メニューアイテム362アイコンの選択に続くトランジションを表示するのに使用される(図6、10及び11の(B)のように)。
図7の(A)は、一次メニューアイテム760a−760f(例えば、図4の(A)のものに対応する水平視覚フィールド765a−765f)の列を備えた概念的初期スクリーン表示を示す。第2の一次メニューアイテムは、図中の陰影で示すようにハイライト処理される(760b)。このハイライト処理のメニューアイテム760bを選択すると、アニメ化されたズームトランジションシーケンスが開始される。このトランジションシーケンスは、選択されたメニューアイテム760bを拡大して、それが初期スクリーンの隣接メニューアイテム760a及び760cを部分的に覆い隠す(即ち、選択されたアイテム760bの視覚フィールド765により占有されるスクリーンエリアが次第に拡張する)ようにすることで開始される。これは、拡大されたアイテム760b’を示す図7の(B)に示されている。
この段階では、拡張された視覚フィールド765b’のコンテンツは、選択されたメニューアイテム760bのコンテンツの拡大表示である。視覚フィールド765b’が拡張し続けると、選択されたメニューアイテム760bの拡大表示は、次のメニューレベル764’のコンテンツの表示と置き換えられる。特に、拡張された視覚フィールド765b’のコンテンツは、図7の(C)に示すように、減少スケールで最初に表示された新たな一次メニューアイテム760g−760lの列と置き換えられる。この新たな一次メニューアイテム760g−760lの列は、図7の(D)に示すように新たなメニューレベル764’の最終スクリーン表示が示されるまで拡張し、図7の(D)は、第1の新たな一次メニューアイテム760g’がハイライト処理されたメニューアイテム760g’−760l’の新たな列を示している。
図4の(A)〜(B)及び図7の実施形態において、新たなメニューレベル364の表示は、スクリーンエリアを効果的に埋める。ズームトランジション形式2において、新たなメニューレベル364の表示は、スクリーンを埋めず、以前のメニューレベル364(図5の(B)に見られる)から選択されたメニューアイテム362の拡大表示に重畳されて示されている。
形式2のズームトランジションの一例が、図5の(A)と(B)との間のトランジションに対応して図8の(A)〜(C)に示されている。図8の(A)は、一次メニューアイテム860a−860fの列を含む初期表示スクリーンを示す。ハイライト処理された一次メニューアイテム860cは、2つの二次メニューアイテム862a及び862bを含む。二次メニューアイテム862aは、ハイライト処理され、更に別の関連情報(テキストストリング)を露呈する。選択されたアイテムに隣接する一次メニューアイテム860b及び860dは、テキスト「より上」及び「より下」により指示される。
ハイライト処理された二次メニューアイテム862aを選択すると、形式2のズームトランジションシーケンスが開始される。図10に示すように、この場合、ズームトランジションシーケンスは、選択された二次メニューアイテム862a’と共に現在メニューレベル864aの隣接エリアの表示を拡張させる。このシーケンス中のある段階において、新たなメニューレベル864bの表示が、現在メニューレベル864aの拡張表示に重畳されて、それと共に拡張される。図10の(C)は、新たなメニューレベル864bの一次メニューアイテム860a’−860d’が、以前のメニューレベル864aの一次メニューアイテム860cの拡張表示の背景に対して示された最終的なスクリーンを示す。
図9の(A)及び(B)は、ハイライト処理及びリベール技術も組み込んだ実施形態において形式2ズームトランジションの最初と最後のスクリーンを例示するものである。図9の(A)において、現在メニューレベル964aの「メッセージ」一次メニューアイテム960aは、ハイライト処理されて、2つの二次メニューアイテム962a及び962bを露呈し、その右側の「メニュー」二次メニューアイテム962bがハイライト処理される。これは、次いで、記述テキスト「メニュー」の更に別の露呈を与える。
「メニュー」二次メニューアイテム962bを選択すると、図9の(B)のスクリーンで終わる形式2ズームトランジションが開始される。「新たなメッセージ」と示された一次メニューアイテム960a’がハイライト処理された状態で次のメニューレベル964bが表示される。又、次のメニューレベル964bは、図9の(A)の初期表示の選択された二次メニューアイテム962bアイコン及びその隣接部分の拡大表示に各々重畳された「ビューフォルダー(View Folder)」及び「メッセージング設定(Messaging Settings)」と示された一次メニューアイテム960b’及び960c’も備えている。テキスト「メッセージ」及び「メニュー」の部分が図9の(B)に見られることに注意されたい。
ズームトランジションを使用すると、メニュー124のハイアラーキーを通るナビゲーションの認知される視覚論理が改善され、メニュー124のハイアラーキー内における現在表示スクリーンの位置についての優れた感覚をユーザに与える。異なる形式のメニュー動作に対して異なる形式のズームトランジションを使用すると(例えば、主レベルトランジションに対して形式1、ショートカットトランジションに対して形式2)、メニュー124の位置についてのこの感覚が更に改善される。
ズームトランジションシーケンスに使用される中間スクリーンの数は、シーケンスの時間巾と同様に変化し得る。通常、シーケンスは、毎秒5から25フレームのレートでアニメ化される。シーケンスの時間巾は、認知し得る視覚ズーム効果を与えるに充分なほど長くなければならないが、電話の通常動作を受け容れられないほど遅延させる長さであってはならない。一般に、シーケンスの時間巾は、約1/8秒から1秒の範囲でよい。ユーザがシーケンスの時間巾を所定の範囲内で選択できるようにし、及び/又はその効果をスイッチオフできるようにするファシリティが設けられてもよい。ズームトランジションシーケンス内で、拡張視覚フィールドのコンテンツを、拡張現在メニューアイテムコンテンツから、新たなメニューレベルコンテンツへスイッチすることは、種々の良く知られた「映画的」編集トランジション、例えば、カット、フェード、ディゾルブ及びワイプのいずれかを使用して遂行することができる。
ハイアラーキーを通して上に「戻る」ようにナビゲートするときには、上述したズーム「イン」トランジションを単に逆転して、両方向に同じ視覚論理を与えることができる。この意味で、セレクト制御器110は、メニューシステム120を通して「ズームイン」するように働き、そしてデセレクト制御器112は、「ズームアウト」するように働き、従って、視覚ズームがメニュー120のハイアラーキーを通るナビゲーションの方向を反映するようにする。
ズームトランジションは、一実施形態では、一般に、選択されたアイテムの物理的スクリーン位置の視覚的中心にある。図9の(A)と(B)では、ズームは、選択された二次メニューアイテム962bの中心にある。メニューアイテムが水平フィールドの左側端に代表的アイコンを含むような一次メニューアイテムのメニューレベルトランジションの場合には(図4の(A)のような)、ズームがこのようなアイコンの中心でよい。
図10の(A)及び(B)は、コンテンツトランジションに対するメニューレベルの形態の形式1ズームトランジションの更に別の実施形態を示す。この実施形態では、形式1ズームトランジションは、メッセージメニュー1092からテキストメッセージ1090をオープンするモジュールに適用される。図10の(A)は、第1の一次メニューアイテム1060aがハイライト処理されて、メッセージコンテンツの抜粋1094及び3つの二次メニューアイテム1062a−1062cショートカットアイコン(いずれもハイライト処理されていない)を露呈するようなメッセージメニュー1094を示している。セレクト制御器110を押すと、図10の(B)のスクリーンで終わる形式1ズームトランジションが開始される。
この場合に、ズームトランジションは、図10の(A)の左上において封筒アイコン1096の視覚的中心にある。図10の(B)は、図10の(B)の場合と同じ二次メニューアイテム1062a’−1062c’に加えて更に別の「ズーム」二次メニューアイテム1062dをもつ完全なメッセージ1090を示している。図10の(B)の左側二次メニューアイテム1062dは、メッセージ1090がオープンされたときに既にハイライト処理され、記述テキスト「ズーム」を露呈していることに注意されたい。これは、メニューハイアラーキーの最下位レベルが二次メニューアイテム1062を予め「ダブルリベール」状態でどのように表示するか示す。これは、特に、メニュー124ハイアラーキーの最下位レベルに対して意味があるが、必要とされない。というのは、セレクト制御器110の使用は、一般に、更に低レベルのメニューレベル364を招くことがないからである。又、この原理は、高レベルのメニューレベル364にも適用できる。
図11の(A)と(B)は、形式2ズームトランジションを使用して図10の(A)に示す「メニュー」ショートカットアイコン1162c(1062c)へズームインし及びそこからズームバックする効果を示す。これらのズームは、ハイライト処理された「メニュー」二次メニューアイテム1162cショートカットを中心とする。図11の(B)に露呈されたメニューレベルは、図11の(A)のメニュー(図11の(A)のレベルより上のメニューレベル364においてメッセージアイテムからアクセスされた)に対する同じオプション(+付加的なオプション)の幾つかを含む。
図11の(B)のメニューは、全てのメッセージに対して一般的なオプションを示し、一方、図11の(A)のメニューは、特定メッセージに特有のオプションを示す。これは、データ処理装置100のユーザインターフェイスが、一般に一貫した視覚論理を維持し且つ最小数の制御ボタンを使用しながら、コンテクスト感知のメニューオプションをいかに与えることができるかの更に別の実施形態である。
図12の(A)〜(D)は、ズーム可能なユーザインターフェイス102の一実施形態において、ズーミングの使用を、装置100で実行されるアプリケーションの振舞い、又は装置100で見られるドキュメントへいかに拡張するかを示す。例えば、ブラウザアプリケーション又は見られるドキュメントがハイパーリンク1298を含んでもよい。ハイパーリンク1298をクリックすると、ハイパーリンクターゲット1299が、リンク1298により占有されたページ位置からズームアウトさせる。視覚的に、この振舞いは、上述したメニューレベル等間のズーミングに類似している。
メニューシステム120を経てアプリケーションへ至る視覚ズームと、メニューシステム120を経てアクセスされたデータとを使用することで、4方の方向制御器、セレクト及びデセレクト制御器108、110及び112のみを使用して、システムナビゲーションとコンテンツとの間にシームレスなトランジションが与えられる。ズームイン/アウトコマンドは、一般に、セレクト/デセレクト制御器110及び112を使用して入力され、このようなボタンの動作は、コンテクスト的に適当であれば自動的に、或いは、例えば、適宜に二次メニューアイテム等として表示できるズームアイコン等へ最初にナビゲートすることにより、ズームコマンドとして解釈される。
メニューシステム120を経てデータコンテントへ至りそして戻るズームメタファーの継続性が図13の(A)〜(D)に示されている。使用可能なメッセージ1390a−1390fのリストを示すメニューレベル1364が図13の(A)に示されており、最上位のメッセージ1390aがハイライト処理されている。セレクト制御器1310を押すと、図13の(B)へのトランジションが生じ、ここでは、選択されたメッセージ1390aの全テキストが表示される。図10の(B)を参照して既に述べた第1「ズーム」二次メニューアイテム1362aのダブルリベールと共に、二次メニューアイテム1362a−1362dのセットも与えられる。この点においてセレクト制御器1310を押すと、メッセージ1390a’のテキストコンテンツが、図13の(C)に示すように、ズームインされる。この段階において、ユーザは、方向制御器108を使用して、表示されたテキストをスクロールし及びその周りでパンすることができる。
この実施形態では、セレクト制御器1310を使用すると、インターフェイスを介してズーミングするという一貫した感覚がユーザに与えられる。特に、図13の(A)から(B)へのトランジションでは、セレクト制御器1310は、より深いメニューレベルへのズームを生じさせ、一方、図13の(B)から(C)へのトランジションでは、同じセレクト制御器1310で、それ以上低いメニューレベルがないときにコンテンツへユーザズームさせる。ズームメタファーは、デセレクト制御器1312を使用してコンテンツからズームアウトすることで更に強化される。これは、デセレクト制御器1312を押すことにより図13の(C)から到達する図13の(D)に示されている。図13の(D)は、図13の(B)と同等である。その結果、逆ズームがメニュー120ハイアラーキーを上がって戻るように続き(ユーザがデセレクト制御器1312を再び押した場合)、図13の(A)の状態へ復帰する。
図14の(A)及び(B)、並びに図15の(B)、(B)及び(C)は、本発明を例示する実施形態に基づきデータ処理装置100により使用されるzオーダーハイライト効果を示している。図14の(A)において、「メッセージ」一次メニューアイテム1460bがハイライト処理される。これを示すために、「連絡先」と示された隣接する一次メニューアイテム1460aの一部分の最上部に物理的に座るように見える。連絡先一次メニューアイテム1460aは、一部分覆い隠されているが、目に見えるように保たれ、方向制御器108の使用によりアクチベートすることができる。図14の(B)は、同じリスト上で現在ハイライト処理された連絡先一次メニューアイテム1460a’を示す。これは、ハイライト処理された一次メニューアイテム1460a’がここで最上位にとなる状態で、「メッセージ」フィールド1460b’を低いzオーダー位置へ復帰させる。
アクティブなメニューアイテムをハイライト処理するようにメニューアイテムのzオーダーを再配列するのに加えて、ハイライトプロセス126は、ハイライト処理を強調するようにアクティブなメニューアイテムの視覚フィールドのスケーリングも行う。ハイライト処理されたメニューアイテムの視覚フィールドは、非ハイライト処理のメニューアイテムの視覚フィールドに対してスケールアップされる。このスケーリングは、ハイライト処理された視覚フィールド内でテキスト、フォント、及びグラフィック(即ち、グラフィック及びテキストオブジェクト)をスケーリングすることを含んでもよい。更に、非ハイライト処理の視覚フィールドは、表示上のスケール及び位置について静止したままであり、使用中にメニューに対して一貫した安定な見掛けを与える。ユーザがメニューレベルを下がってナビゲートするときには、各一次メニューアイテムの視覚フィールドがハイライト処理されて順次前方に送られる一方、他のフィールドは位置及び見掛けが固定されたままである(が、他の実施形態では、非ハイライト処理の一次メニューアイテムは、位置がシフトしてもよい)。又、この技術を使用して、テキストメッセージ1590a−1590cのリスト内のアイテムの次々のハイライト処理を示す図15の(A)〜(C)に示すように、ハイライト処理されたフィールドに関連した部分的コンテンツを表示することもできる。
又、zオーダー技術は、「リベール」技術と共に使用されてもよい。z方向を使用することによりスクリーン上により多くのスペースを形成する能力は、ハイライト処理されたフィールドにショートカットアイコン及び他の付加的な情報を露呈するために有益である。zオーダーハイライト処理は、少なくとも一次メニューアイテムに適用され、そして露呈された二次メニューアイテム等へ拡張することができる。zオーダー技術は、アプリケーション及びドキュメント内のハイパーリンクのようなユーザ選択可能なアイテムへ拡張することができる。
上述したデータ処理装置100の特徴に加えて、以下の別々の実施形態の1つ以上又はその組み合せにおいて付加的な機能を得ることができる。
[第1の別の実施形態]
図1に戻ると、上述した例示のための実施形態において、メニューシステム120は、ディスプレイ114に表示される出力を発生するに充分な情報を含む。別の実施形態では、メニューシステムは、一度に1つのメニューレベル364を表示するのに必要な出力を発生するに充分な情報を記憶できる状態マシンを含む。このような別の実施形態では、メニューシステム120は、1つ以上の基礎的なアプリケーション180及びデータソース182と通信する。例えば、アプリケーションは、「連絡先」データベースアプリケーション180及び「メッセージング」アプリケーション180を含むことができる。データソース182は、データ処理装置100それ自体のデータテーブル、又はリモート記憶装置に記憶されたデータを含んでもよい。ナビゲーションモジュール122からセレクト命令を受け取ると、メニューシステムは、適切な結果を学習するために適切なアプリケーション180及び/又はデータソース182に問合せする。例えば、「連絡先」一次メニューアイテムがアクティブであるときにユーザがセレクト制御器をトリガーする場合には、メニューシステムは、「連絡先」アプリケーション180に問合せをし、連絡先のリストを、一次メニューアイテムとして使用すべく検索すると共に、キャッシュ一次メニューアイテムに対して関連二次メニューアイテムのリストを検索する。同様に、特定の連絡先電話番号二次メニューアイテムがアクティブであり且つユーザがセレクト制御器をトリガーする場合には、メニューシステムは、アクティブな二次メニューアイテムに関連した電話番号をダイヤルするように連絡先アプリケーション180に命令する。
デセレクト制御器112及びデセレクトモジュール134は、セレクト制御器110及びモジュールに対して二元的なものとして動作する。例えば、選択された最後のメニューアイテムがメニューシステム120内の新たなメニューレベルへのナビゲーションを生じる場合には、デセレクト制御器112をユーザが押すのに応答して、デセレクトモジュール134は、現在アクティブなメニューアイテム及びメニューレベルをデアクチベートし且つ以前にアクティブなメニューレベルをアクチベートするようにナビゲーション制御器に通知する。このため、ナビゲーションモジュール122は、ユーザから受け取ったナビゲーション入力の経過を記憶することができる。選択された最後のメニューアイテムが機能の開始を生じる場合には、デセレクト制御器112が押されるのに応答して、デセレクトモジュール134は、開始された機能を停止させる。
[第2の別の実施形態]
ここに述べるユーザインターフェイスフレームワークは、国際特許出願第WO01/79984号に開示された形式のデジタルドキュメント処理システムと組み合せて使用したときには、更に向上させ且つ拡張させることができる。このようなドキュメント処理システムは、所定のドキュメントフォーマットを確認及び解釈すると共に、所定フォーマットの到来ドキュメントをドキュメントの内部表示へと変換するように各々生成された複数の「ドキュメントエージェント」を備えたアーキテクチャーにより特徴付けられる。ドキュメントエージェントにより発生される内部表示は、一般的なもので、エージェントの間で共通であり、従って、システムの残り部分は、到来ドキュメントのフォーマットに関わりなく、単一のデータ表示を取り扱うだけでよい。
ドキュメント処理システムは、更に、ドキュメントレイアウト、レンダリング、アニメーション及びイベント取り扱いを実行するために内部表示に対して動作するコアエンジンを備えている。コアエンジンは、スクリプト能力も有すると共に、処理されたドキュメント内に含まれるスクリプトを取り扱うために、スクリプト又はバイトコードインタープリターを適当な反射層と一緒に含んでもよい。又、ドキュメント処理システムは、パン、ズーム、ゴー・ツー・ページ(go to page)のような一般的なドキュメント操作制御器も備えている。
コアドキュメントエンジンは、抽象層を経てデータ処理装置100のオペレーティングシステムと直接通信し、従って、全てのOS機能及び装置イベントにアクセスすることができる。従って、ユーザインターフェイスと対話するのに必要なイベント取り扱い及びスクリプト実行の全部に対してコアエンジンを使用することができる。更に、ユーザインターフェイスは、ドキュメント処理システムに常駐するドキュメントエージェントにより処理することもできる双方向マルチメディアワークとして実施されてもよい。ドキュメント処理システムは、マルチメディアワークを中間的表示に変換し、これが次いでコアエンジンによりレンダリングされる。
このように実施される解決策は、マルチメディアワークの多数のフォーマットに対して共通のプレゼンテーションモデルを可能にする。モジュラードキュメントエージェントの存在は、例えば、HTMLに対してあるドキュメントエージェントを、又、MACROMEDIA FLASH(カリフォルニア州サンフランシスコのマクロメディアインクにより提供される)に対して別のドキュメントエージェントを、更に、SVG、SMIL等に対して別のドキュメントエージェントを設けることにより、種々のマルチメディアフォーマットでワークを生成できることを意味する。ドキュメントエージェントは主としてパーサであるから、コードサイズを小さくすることができ(100kバイト以下)、メモリが限定された移動装置でも多数存在させることが許される。ドキュメントエージェントは、典型的なマルチメディアプレーヤより相当に小さい。というのは、典型的なプレーヤで行われるレイアウト、レンダリング、スタイリング、アニメーション及びタイムライン取り扱いは、全て、ドキュメント処理システムのコアエンジンにより取り扱われるからである。コアエンジンは、共通の内部表示に対して動作するので、異なるマルチメディアフォーマットが使用されるときにこれを複写する必要がなく、特別のドキュメントエージェントが必要とされるだけである。
このようなシステムは、ユーザインターフェイスワークを異なるマルチメディアフォーマットで生成させ且つこのようなフォーマットを単一のインターフェイスにおいて結合させる可能性を切り開く。例えば、SVGで書かれた連絡先アプリケーションに対するインターフェイスワークは、同じ装置において、FLASHで書かれたゲームインターフェイス、及びHTMLでオーサリングされたメッセージングインターフェイスと結合されてもよい。これらの個別のワークは、ユーザに透過的な仕方で、単一の装置インターフェイスにおいて一緒にシームレスにプレイされてもよい。各マルチメディアワークは、ファイルフォーマットに基づきその適切なドキュメントエージェントに一致させるように、必要に応じてロードされる。コアエージェントにより実行されるイベント取り扱い、レンダリング、アニメーション、及びスクリプトは、マルチメディアワークのネーティブフォーマットに関わらず、均一に適用される。
前記で示唆したように、ユーザインターフェイス102は、多数のマルチメディアセグメントで形成できる1つ以上の双方向マルチメディアワークとして実施されてもよい。HTMLのようなマルチメディアフォーマットは、視覚インターフェイスの基礎を形成するようにレイアウトできるテキスト、イメージ及びスタイリングを含むドキュメントの生成を許す。多数のこのようなマルチメディアフォーマット、例えば、SVG(スケーラブルベクトルグラフィックス)、MACROMEDIA FLASH、及びSMIL(同期型マルチメディア一体化言語)は、ワーク内で使用されて以下に述べるアニメ化ズーム効果のような効果を生成することもできるネーティブアニメーション機能を与える。双方向性は、マルチメディアワークに含まれた実行可能なスクリプトにより与えられる。
スクリプトとは、論理的判断、ループ形成、及び条件付ループ形成を潜在的に含む命令のシーケンスである。双方向性を許すために、スクリプトは、いわゆる「イベントハンドラー」を使用して、計算環境に生じるイベントを捕獲し、そのイベントに応答してスクリプトコードを実行する。
スイス、ジェノバのECMAインターナショナルにより提供されるECMASCRIPTは、スクリプト構文を定義する一般的なスクリプト言語で、数学、日付等の幾つかのネーティブ機能を設けることも必要とする。他の点では、ECMASCRIPTは、ホスト環境において拡張がサポートされる限り拡張可能である。ECMASCRIPT準拠スクリプト言語の最も馴染みのある例は、ブラウザにより見られるウェブページ内で一般に見つかるJAVASCRIPT(カリフォルニア州パロアルトのサンマイクロシステムズインクから入手できる)である。このスクリプトは、ウェブページ自体の中に収容され、ホストブラウザ環境で見たときにウェブドキュメントに効果を与える(例えば、チェーンジ・コンテンツ・オン・マウスオーバー(change content on mouseover)等)。
更に別の例は、カリフォルニア州サンフランシスコのマクロメディアインクにより提供されるMACROMEDIA FLASH ACTIONSCRIPTである。これも、ECMASCRIPTをベースとするものである(完全準拠ではないが)が、JAVASCRIPTとは異なるオブジェクト、プロパティ等のセットを有する。例えば、ACTIONSCRIPTは、MovieClipのようなFLASH特有のオブジェクトを含む。ACTIONSCRIPTを伴うドキュメントは、適切にプレイするために、例えば、FLASHプレーヤにおいてこれら機能を確認し且つ実行するホスト環境を必要とする。
ドキュメント内でスクリプトを確認し且つそれに作用するためのホストアプリケーション(例えば、ブラウザ又はコアエンジン等)の能力は、API及びブリッジ層により決定され、このブリッジ層は、スクリプトオブジェクト及びメソッドを、ホスト環境内の対応するデータ及び機能に結合するものである。これは、ネーティブオブジェクトが、スクリプト命令によりアクセス及び操作できるようにスクリプトワールドへ反射されるので、「反射層」と一般に称される。例えば、従来のブラウザ(例えば、マイクロソフトインターネットエクスプローラ又はネットスケープ)のユーザは、新たなブラウザウインドウをオープンしてもよい。ブラウザの反射層は、このウインドウを表す新たなオブジェクトを生成し、従って、JAVASCRIPTは、ウインドウプロパティにアクセスすることができる(例えば、ウインドウのメニューバーが今やJAVASCRIPTに使用できる)。
スクリプト言語は、通常、「ドキュメントオブジェクトモデル」即ちDOMと称されるものを使用する。これは、オブジェクト、及びそれらのプロパティ、メソッド及びイベントのハイアラーキーである。このようなプロパティ及びメソッドを通して、スクリプトは、前記ブラウザウインドウの例のように、ホストアプリケーションのアスペクトにアクセスし且つそれを指定することができると共に、スクリプトを含むドキュメント内のオブジェクトにアクセスすることもできる。例えば、ブラウザでホストされたウェブページ上のフォーム(F1)内のボタン(button1)は、スクリプトオブジェクトdocument.f1.button1によりアクセスすることができる。このボタンとの相互作用の結果は、次いで、クリックイベントに応答して実行されるべきスクリプトシーケンスとしてオーサリングすることができる。
DOM及びACTIONSCRIPTを使用して、データ処理ユーザインターフェイスをMACROMEDIA FLASHにおいて実施することができる。例えば、メニューレベルを表示するために、データ処理装置100は、メニューレベルの視覚エレメントを含むFLASHマルチメディアワーク(「ワーク」)を実行する。「ダウンキー押圧」イベントに応答して、ワークのスクリプトハンドラーは、表示されたアイテムを再配列して、更新された表示をレンダリングする。ハイライト処理されたフィールドのzオーダー及びスケーリングは、表示されたコンテンツを調整して新たな情報を露呈するのと同様に、マルチメディアワーク内で直接得ることができる。同様に、FLASHフォーマット内に与えられるアニメーション特徴を使用することにより、ワークにズーム効果を含ませることもできる。このようなアニメーションは、キー押圧イベントに応答してイベントハンドラースクリプトを通してアクチベートされる。
本発明のここに例示する実施形態によるマルチメディアワークをベースとするユーザインターフェイスは、スクリプトできないネーティブコードにアクセスする機能を含む。それ故、ユーザインターフェイスのマルチメディアプレーヤは、_appオブジェクトと称されるオブジェクトで拡張されるDOMと、このオブジェクトにあって、ネーティブコードライブラリー(DLL)の登録を許すメソッドのセットと、マルチメディアワーク内でスクリプトにより使用するために露出されるそれらの機能とを有する。
ネーティブコードライブラリーは、C又はC++のようなコンパイルされた言語で書かれてもよい。それらは、このような言語の使用でのみプログラムできる機能であって、マルチメディアワークに関連したスクリプト言語の能力及び範囲を越えた機能を含んでもよい。ライブラリーは、例えば、MP3ファイルをプレイするためのライブラリー、又は連絡先のデータベースを管理するためのライブラリーを含む。ユーザインターフェイスフレームワークの希望の拡張を達成する1つの手段は、DLLにおいて与えられるネーティブ機能に16進のUID数字(独特の識別子)を指定することである。例えば、MP3ライブラリーにおける機能PlayAudioFileには、UID0x2400を与えることができる。これらの機能は、前記_appオブジェクトのメソッドを通してマルチメディアワークの著者に使用できるようにされる。
ライブラリーを登録した後、マルチメディアワークは、_app.handlerと称されるメソッドにより露出されたライブラリー機能を、要求された機能に対するUIDと一緒にコールすることができる。例えば、UIの著者は、_app.handler(0x2400、「Bohemian Rhapsody」)を呼び出して、その名前のMP3オーディオファイルをプレイする。この機構は、宣言されたライブラリー機能を反射層に効果的に追加し、そしてワークのスクリプトによりUID参照でコールして使用できるようにする。従って、反射層は、新たな機能の追加により動的に拡張される。
この技術は、ファイルディレクトリーを列挙し且つそのコンテンツのリストを返送するような機能を伴うマルチメディアプレーヤへの拡張を許す。この情報は、可変アレイにおいてマルチメディアワークに返送することができ、次いで、そのエレメントをワークにおいて他のコンテンツのように使用することができる。個々のファイルをオープンしてそれらのコンテンツを抽出するネーティブな機能を設けることもできる。装置に対してローカルであり、且つネットワーク、記憶カード、又は周辺装置を横切るファイルシステムへのこのアクセスは、著者が、マルチメディアワークそれ自体の実際のファイル内に含まれない外部ドキュメント又はコンテンツを組み込むのを許す。
その一実施形態は、外見及びトランジション効果等を含む写真を表示するための命令を有するワークがオーサリングされた「スマート写真ギャラリー」である。しかしながら、ワークによって表示されるべき写真は、従来の解決策と同様に、ワークそれ自体の部分ではない。ここに示す方法のもとでは、それらは、プレーヤを動作するカメラ電話の写真ディレクトリーでよいディレクトリーを列挙するためにプレーヤに送られるコマンドによりワークへとポピュレートすることができる。ディレクトリーにおける写真のリストは、プレーヤにより読み取られて、_appオブジェクトアレイとしてマルチメディアワークへ通される。マルチメディアワークは、ギャラリー内における外部から与えられた写真オブジェクトを、それらのインデックスを_appアレイにおいて参照し、オブジェクトをオープンし且つオーサリングされたワークで定義された効果を適用することにより、一体化する。
他の実施形態は、リスト又はメニューを動的にポピュレートすることを含むもので、オーサリングされたマルチメディアワーク内にハードコード化リスト又はメニューを有するのではなく、むしろ、ワークは、リスト又はメニューを含むリモート位置を参照し、このリモート位置は、オリジナルワークの制御で動的に変化し得る。例えば、新たなアイテムをリストに追加することができ、ワークが次にプレイされるときに、これらの新たなリストアイテムがそれに使用できるようになる。オーサリングされたワークは、リスト内にあるものを使用させるための命令を含むが、多くの現在の解決策のように、リストそれ自体をワーク内に静的に定義する必要はない。
更に別の実施形態は、連絡先データベースを使用させるようにオーサリングされたワークであり、この場合、データベースは、動的に成長及び変化することができる。ワークの機能は、予めオーサリングされるので、変化しない。しかしながら、この機能が適用されるコンテンツは、静的ではなく、動的である。これらの実施形態は、動的なテンプレートの考え方を示すもので、コンテンツがマルチメディアテンプレートに動的に挿入される。
又、フレームワークは、ランタイムに機能を拡張することも許す。例えば、データ処理装置100は、機能が限定されたユーザインターフェイス102のワークと共に出荷されてもよい。割増金を払うことにより、ユーザは、向上した機能、例えば、オーディオプレーヤ又はドキュメントビューア能力を含む新たなユーザインターフェイス102のワークをダウンロードすることができる。ここに述べるようにユーザインターフェイス102のフレームワーク内でプレイするときには、新たなワークが、基本的なインターフェイスにより使用されない付加的なライブラリー(DLL)を登録し、これらのライブラリーは、装置のランタイムに、ロードされて、制限されたインターフェイスワークからそれまでアクセスできなかった新たな機能を露出させることができる。DOM及び拡張可能な反射層を含むフレームワークは、新たなライブラリー機能をコールする向上されたワークと、機能コールに応答して実行するDLLとの間で、システム内の一体化、制御及び通信を管理する。
又、ここに述べる実施形態は、既存のマルチメディアフォーマット(FLASH、SVG、HTML、SMIL等)を、それらのネーティブな範囲を越えるイベントを取り扱い/それに応答するように拡張させる。従来のイベントは、例えば、マウスクリック及びキー押圧を含み、標準的なスクリプト言語は、OnClick、OnKeypress、等を使用することにより、イベントに応答することができる。ここに提案するシステムは、システム、装置及びライブラリーイベント、例えば、OutofMemory、IncomingCall、CardInserted等のイベントに応答するリスナーオブジェクトをUIに登録することによりこれを拡張する。
これを達成するためのメカニズムは、拡張可能な反射層を使用する。C又はそれと同等のもので書かれた各ネーティブアプリケーションは、オペレーティングシステム及び装置ソフトウェアにより与えられるネーティブイベントへのアクセスを得ることができる。それ故、これらのネーティブライブラリーは、システム及び装置イベントを露出することができ、例えば、eメールアプリケーションは、新たなeメールを受信したことを示すためのイベントを捕獲することができる。
_appオブジェクト及び_app.handlerメソッドを使用することにより、これらのシステムイベントを、マルチメディアワークへと反射し、そのワーク内のスクリプトによる作用を受けさせることができる。例えば、eメールアプリケーションは、コールバックオブジェクトをスクリプトに追加するためにUID0x0036をもつ機能を含み、ネーティブアプリケーションにより捕獲されたイベントをコールバックオブジェクトに次のようにアタッチすることができる。
listenerobj = new Object();
result = _app.handler(0x0036/*email_addCallbackObject*/,listenerobj)
/*returns Boolean value in result, true if the callback object wasadded successfully*/ listenerobj.onincomingemail = function()
{
trace(“New mail received”);
}
このスクリプトは、ネーティブeメールアプリケーションからのイベントに応答できるスクリプト内にオブジェクト(listenerobj)を生成する。この場合に、スクリプトは、新たなメールが到着したときにスクリーンメッセージを起こすイベントハンドラーをアクチベートする。
これは、異なるマルチメディアワークが著者の意図に基づいて同じイベントに異なる仕方で応答する可能性を切り開く。その一例は、ハンドヘルド装置において動作されるこの形式のプレーヤである。ユーザは、装置にメモリカードを挿入して、装置がイベントを発生するようにし、これが、マルチメディアプレーヤによりインターセプトされる。このインターセプトで、プレーヤが、「カード挿入」イベントに関連したワーク内の機能を実行するようにさせる。マルチメディアワークのイベントハンドラーは、(例えば)上述した技術を使用して挿入されたカードのファイルを列挙するように選択を行い、その選択されたファイルをスライドウインドウ内に含ませることができる。そうではなくて、異なるワークは、カードが挿入されたことをユーザに通知するために特殊な同調をプレイする機能を有してもよい。
同様に、移動電話は、テキストメッセージが受信されるか、或いはBLUETOOTH(ワシントンDCのブルーツースSIGインクの)ワイヤレス通信チャンネルがオープンされたことを指示するイベントを発生することができる。マルチメディアプレーヤは、このイベントをマルチメディアワークにプッシュし、このマルチメディアワークは、例えば、ユーザに通知するクリップを表示するか、又はネットワーク内にテキストメッセージを組み込むことにより、多数の仕方で応答することができる。他の形式のイベントは、到来する電話コール、ドキュメントロード完了、アウト・オブ・メモリ、等を含む。
ユーザインターフェイス102がマルチメディアプレーヤを含む実施形態では、ユーザインターフェイス102は、基礎的なシステムをマルチメディアワークと一体化するためのマネージャーモジュールを含むことができる。このモジュールは、マルチメディアワークをプレーヤにロードしたり、マルチメディアワークにより要求される必要なアプリケーションライブラリーをロード及びアンロードしたり、必要なときに異なるマルチメディアワーク間でスイッチングしたりするといったタスクを取り扱うことができる。マネージャーモジュールは、全ユーザインターフェイス102を、単一ユーザインターフェイス102のマルチメディアワークの多数のセグメントで構成するか、或いは、例えば、ゲームインターフェイス、アドレスブック等のある機能を各々遂行する多数の個別のワークで構成するのを許す。マネージャーモジュールは、各ワークが1つ又は多数のアプリケーションサービスにアクセスすると共に、多数のマルチメディアワークが単一のアプリケーションサービスへのアクセスを共有するための融通性を与える。この方法論は、広い意味において、システムイベントを、それらイベントをネーティブに確認しない広範囲のメディアフォーマットに露出するための環境を与える。この方法は、システムイベントに対する応答を含むようにこれらフォーマットのイベント取り扱いを拡張する。
一実施形態において、マルチメディアワーク及びマルチメディアプレーヤは、マルチメディアワークに対してネーティブなドキュメントコンテンツ及びユーザインターフェイス102の出力をレンダリングする。マルチメディアプレーヤは、最初に、テキストメッセージのようなドキュメントコンテンツをワーク内のスクリプトによりマルチメディアワークへとポピュレートすることによりその出力を構成する。コンテンツのレンダリングは、次いで、ワークのグラフィックアイコンのような他のユーザインターフェイスエレメントのレンダリングと同等に、マルチメディアプレーヤにより実行される。
別の実施形態では、テキストメッセージのコンテンツは、上述した形式のドキュメント処理エンジンにより個別に処理される。マルチメディアワークのユーザインターフェイスエレメント(アイコン等)は、マルチメディアプレーヤにより取り扱われ続ける。この実施形態では、データ処理装置は、ドキュメントエンジンからのレンダリングされた出力(テキストメッセージ)をプレーヤの出力の上に重畳することにより表示を構成する。これは、各出力に使用可能なスクリーンのエリアを分割するか(この分割は、マルチメディアスクリプトにより制御される)、或いは透明板を使用して、ドキュメント処理エンジンにより使用するためのプレーヤ出力内に透明なキャンバスを生成することにより、行うことができる。この実施形態は、ドキュメントエンジンの特殊な機能を、ユーザインターフェイスにより使用できるようにする。例えば、ドキュメントのコンテンツは、プレーヤを通してレンダリングされた目に見えるユーザインターフェイス制御器を変更せずに、スケーリング、パン、リフロー等を行うことができる。ユーザインターフェイスエレメント及びコンテンツは、異なるファクターにスケーリングすることができる。ドキュメント処理エンジンが多数のドキュメント形式を処理するときには、単一セットの制御器を伴うユーザインターフェイスワークで多数のドキュメント形式を一貫して取り扱うことができる。
本発明は、その精神又は本質的な特徴から逸脱せずに他の特定形態でも実施できる。それ故、前記実施形態は、あらゆる観点で、本発明を例示するものに過ぎず、本発明をそれに限定するものではない。
本発明を例示する一実施形態によるユーザインターフェイスを含むデータ処理装置の概念的ブロック図である。 (A)〜(C)は、本発明を例示する実施形態によるデータ処理装置の入力装置を示す上面図である。 本発明を例示する実施形態によるメニューの概念的ブロック図である。 (A)〜(D)は、本発明の態様によるメニューナビゲーション、メニューアイテム選択、メニューアイテムハイライト処理、及びメニューアイテム「リベール」技術の実施形態を示す図である。 (A)〜(E)は、本発明の態様によるメニューナビゲーション、メニューアイテム選択、メニューアイテムハイライト処理、及びメニューアイテム「リベール」技術の実施形態を示す図である。 (A)〜(C)は、本発明の態様によるメニューナビゲーション、メニューアイテム選択、メニューアイテムハイライト処理、及びメニューアイテム「リベール」技術の実施形態を示す図である。 (A)〜(D)は、本発明の更に別の態様によるアニメ化ズームトランジションの実施形態を示す図である。 (A)〜(C)は、本発明の更に別の態様によるアニメ化ズームトランジションの更に別の実施形態を示す図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態により図7及び8のズームトランジションを使用した表示例を示す図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態により図7及び8のズームトランジションを使用した表示例を示す図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態により図7及び8のズームトランジションを使用した表示例を示す図である。 (A)〜(D)は、本発明の更に別の態様による更に別の表示ズーム機能の実施形態を示す図である。 (A)〜(D)は、本発明の実施形態によるメニューハイアラーキー及びデータコンテンツによるズームメタファーの一貫した使用を示す図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態による「zオーダー」ハイライト技術を例示する図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施形態による「zオーダー」ハイライト技術を例示する図である。
符号の説明
100・・・データ処理装置、102・・・ユーザインターフェイス、104・・・入力装置、106・・・出力装置、108・・・方向制御器、110・・・セレクト制御器、112・・・デセレクト制御器、114・・・ディスプレイ、120・・・メニューシステム、122・・・ナビゲーションモジュール、124・・・メニュー、126・・・ハイライトプロセス、128・・・リベールプロセス、200・・・移動電話データ処理装置、203・・・5方ロッカースイッチ、207・・・視覚指示、209a−209d・・・周辺アクチュエータ、212・・・付加的なアクチュエータ、214・・・ディスプレイ、324・・・メニュー、360a−360h・・・一次メニューアイテム、362a−362m・・・二次メニューアイテム、364a−364d・・・メニューレベル、400・・・データ処理装置、414・・・ディスプレイ、460a−460f・・・一次メニューアイテム、462a−462e・・・二次メニューアイテム、465a−465f・・・視覚フィールド、466・・・抜粋、500・・・データ処理装置、514・・・ディスプレイ、600・・・データ処理装置、614・・・ディスプレイ

Claims (28)

  1. ディスプレイと、
    方向制御器と、
    グラフィックユーザインターフェイスと、
    を備え、前記グラフィックユーザインターフェイスは、
    第1の複数の一次メニューアイテムをディスプレイに与えるためのメニューシステムであって、前記一次メニューアイテムの各々が前記ディスプレイに視覚フィールドを有するメニューシステム、
    ユーザが前記方向制御器を使用して前記メニューシステムをナビゲートできるようにするナビゲーションモジュール、及び
    ユーザが前記複数の一次メニューアイテムの第1アイテムへナビゲートするのに応答して、前記複数の一次メニューアイテムの第1アイテムに関連した第1の複数の二次メニューアイテムを少なくとも1つの前記視覚フィールド内に表示する一方、前記第1の複数の一次メニューアイテムの残りを表示し続けるためのリベールプロセス、
    を含むものであるデータ処理装置。
  2. 前記二次メニューアイテムは、ショートカットアイテムで構成される、請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記第1の複数の二次メニューアイテムは、前記ユーザインターフェイスを組み込んだ装置の状態、ネットワーク接続の利用性、及び周辺機器の利用性の1つに依存する、請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 電話、移動電話、コードレス電話、パーソナルデジタルアシスタント、パルムトップコンピュータ、デジタルスチール又はビデオカメラ、メディアプレーヤ、テレビジョン、衛星テレビジョンターミナル、ケーブルテレビジョンターミナル、車内情報システム、車内娯楽システム、プリンタ、スキャナ、ファクシミリマシン、及びデータ記憶装置の1つを備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記リベールプロセスは、前記第1の一次メニューアイテムに関連したデータの視覚表示を示す、請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  6. 前記ユーザインターフェイスは、一次メニューアイテム及び二次メニューアイテムの少なくとも一方への首尾良いナビゲーションを視覚的に指示するためのハイライトプロセスを備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  7. 前記複数の二次メニューアイテムの第1アイテムをハイライト処理するのに応答して、前記複数の二次メニューアイテムの第1アイテムに関連した付加的な情報を前記第1の一次メニューアイテムの視覚フィールド内に表示するためのダブルリベールプロセスを備える、請求項6に記載のデータ処理装置。
  8. 前記ハイライトプロセスは、前記第1の一次メニューアイテムの視覚フィールドを拡張し、且つ前記スケーリングされた視覚フィールド内に表示されたグラフィックオブジェクト及びテキストオブジェクトの少なくとも1つをスケーリングすることにより、前記第1の一次メニューアイテムへの首尾良いナビゲーションを指示する、請求項6又は7に記載のデータ処理装置。
  9. 前記データ処理装置はセレクト制御器を備え、更に、前記ユーザインターフェイスはセレクトプロセスを備え、該セレクトプロセスは、前記セレクト制御器の使用に応答して一次メニューアイテム及び二次メニューアイテムの一方の選択をハイライト状態のときに受け容れる、請求項6から8のいずれかに記載のデータ処理装置。
  10. 第1の一次メニューアイテムに関連した第1機能を備え、更に、前記セレクト制御器で前記第1の一次メニューアイテムを選択すると、前記第1機能の実行が開始される、請求項9に記載のデータ処理装置。
  11. 前記セレクトプロセスは、一次メニューアイテムの選択に応答して、選択をスケーリングすることと、前記第1の複数の一次メニューアイテムを第2の複数の一次メニューアイテムに少なくとも部分的に置き換えることとを含むアニメ化ズームトランジションシーケンスを開始する、請求項9又は10に記載のデータ処理装置。
  12. 前記方向制御器は、前記方向制御器を形成する左右上下のアクチュエータを有する4方ロッカーを含み、
    前記セレクト制御器は、前記左右上下のアクチュエータ間に位置されたアクチュエータを含み、更に、
    前記データ処理装置は、前記セレクト制御器への機能的リンクの視覚指示を有する専用のデセレクト制御アクチュエータを含む、
    請求項9〜11のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  13. 前記セレクト及びデセレクト制御器は、前記データ処理装置に互いに隣接配置され、更に、前記複数の方向性スイッチは、実質的にセレクト及びデセレクト制御器の周囲に配置される、請求項12に記載のデータ処理装置。
  14. 前記データ処理装置はデセレクト制御器を含み、更に、前記ユーザインターフェイスはデセレクトプロセスを含む、請求項9に記載のデータ処理装置。
  15. 前記セレクト制御器は、メニューアイテムの複数のレベルを経て下向きのナビゲーションを与え、一方、前記デセレクト制御器は、メニューアイテムの複数のレベルを経て上向きのナビゲーションを与える、請求項14に記載のデータ処理装置。
  16. 前記デセレクト制御器は、デセレクトプロセス専用とされる、請求項14又は15に記載のデータ処理装置。
  17. 前記ユーザインターフェイスは、
    セレクト制御器と、
    デセレクト制御器と、
    前記セレクト制御器に応答して、前記メニューシステムで入手できるコンテンツにアクセスするためのズームインプロセスと、
    前記デセレクト制御器に応答して、前記アクセスされたコンテンツを閉じるためのズームアウトプロセスと、
    を備える請求項1に記載のデータ処理装置。
  18. デセレクト制御器との機能的関連性の視覚指示を有するセレクト制御器を備える、請求項1に記載のデータ処理装置。
  19. 前記視覚指示は顔料を含む、請求項18に記載のデータ処理装置。
  20. 前記視覚指示は前記データ処理装置の地形学的特徴を含む、請求項18に記載のデータ処理装置。
  21. 前記セレクト制御器は方向性制御器により実質的に取り巻かれる、請求項9〜20のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  22. 前記セレクト制御器及びデセレクト制御器は方向性制御器により実質的に取り巻かれる、請求項21に記載のデータ処理装置。
  23. 前記装置は、マルチメディアプレーヤを含む実行可能なコードを含む、請求項1〜22のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  24. 前記一次及び二次メニューアイテムに対応するグラフィックデータをマルチメディアセグメントとして記憶する双方向マルチメディアワークを備え、前記データ処理装置は、前記マルチメディアプレーヤを使用して前記双方向マルチメディアワークをプレゼンテーションする、請求項23に記載のデータ処理装置。
  25. 前記方向制御器、セレクト制御器及びデセレクト制御器は、前記メニューシステムの地理的ナビゲーションを与える、請求項12に記載のデータ処理装置。
  26. 前記メニューシステムの前記地理的ナビゲーションは、前記メニューシステムにおける大多数のメニューレベル間で一貫している、請求項25に記載のデータ処理装置。
  27. 前記メニューシステムの前記地理的ナビゲーションは、前記メニューシステムにおける全てのメニューレベル間で一貫している、請求項25に記載のデータ処理装置。
  28. 前記リベールプロセスは、前記第1の一次メニューアイテムへの前記ナビゲーションに応答して、前記第1の一次メニューアイテムに関連した前記第1の複数の二次メニューアイテムを前記第1の一次メニューアイテムの視覚フィールド内に表示する一方、前記第1の複数の一次メニューアイテムの残りを表示し続ける、請求項1〜27のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
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