JP2008189563A - 油性化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時の滑らかさ、艶やかさ、密着感、保湿性、経時的な色持ち性の全てについて優れた油性化粧料を提供する。
【解決手段】(A)融点25〜45℃のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン 3〜20重量%、(B)硬化ヒマシ油と、上記硬化ヒマシ油の水酸基の25〜50%と結合する量のダイマー酸とを反応してなる数平均分子量が2000〜8000のダイマー酸エステル化物 3〜25重量%、(C)少なくとも1個の水酸基を有する、上記(B)成分以外のヒドロキシ化合物 5〜50重量%を含有する油性化粧料である。
【選択図】なし

Description

本発明は、使用感、艶やかさ、密着感、保湿性および色持ち性に優れた油性化粧料に関するものである。
口紅等の油性化粧料には、従来から、見栄えだけでなく、伸展性、密着性、艶やかさ、色持ち性等、さまざまな特性が要求され、それに応えるべくさまざまな組成の化粧料が提案されている。
例えば、揮発性油分に撥水性ポリマーを溶解させておき、口唇への塗布後に上記揮発性油分を揮発させることにより撥水性ポリマーを口唇上に残存させる技術(特許文献1を参照)や、ポリオキシアルキレン変性シリコーンと、パーフルオロアルキル基含有液状油剤もしくは分岐エステル油等を組み合わせることにより、色持ち、使用感および仕上がりを良好にする技術(特許文献2、3を参照)が提案されている。
また、ポリオキシアルキレン基含有シリコーン化合物と、分子内に少なくとも一つの水酸基を有するジトリメチロールプロパン誘導体とを組み合わせることにより、使用感、艶やかさ、二次付着防止効果、保湿効果の持続性を高める技術(特許文献4を参照)が提案されている。
特開平7−267826号公報 特許第3200247号公報 特許第3138141号公報 特開2004−339123公報
しかしながら、従来の技術によってもなお、使用時の滑らかさ、艶やかさ、密着感、保湿性および色持ち性のいずれにおいても優れたものは得られておらず、なかでも、保湿性および色持ち性を兼ね備えたものが強く求められている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、使用時の滑らかさ、艶やかさ、密着感、保湿性、経時的な色持ち性の全てについても優れた油性化粧料の提供を、その目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、下記の(A)〜(C)成分が、全体に対し下記の割合で含有されている油性化粧料を第1の要旨とする。
(A)融点25〜45℃のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン
3〜20重量%
(B)硬化ヒマシ油と、上記硬化ヒマシ油の水酸基の25〜50%と結合する量のダイマ ー酸とを反応してなる数平均分子量が2000〜8000のダイマー酸エステル化 物 3〜25重量%
(C)少なくとも1個の水酸基を有する、上記(B)成分以外のヒドロキシ化合物
5〜50重量%
そして、本発明は、そのなかでも、特に、上記(B)成分のダイマー酸エステル化物が、60℃における粘度が1〜10Pa・sのものである油性化粧料を第2の要旨とし、上記(C)成分のヒドロキシ化合物が、アルコール、ヒドロキシカルボン酸および水酸基を有するエステル化物から選ばれる少なくとも一つである油性化粧料を第3の要旨とする。
また、本発明は、それらのなかでも、特に、油性化粧料が口紅であるものを第4の要旨とする。
すなわち、本発明の油性化粧料は、上記(A)〜(C)成分を組み合わせたものであるため、油性成分に由来する親油性により、肌に対し滑らかな伸びを有し、使用感、艶やかさに優れている。しかも水酸基の存在によって親水性に富んでおり、肌へのなじみ性にも優れ、従来にはない密着感、保湿性および色持ち性を兼ね備えている。
また、本発明のなかでも、特に、上記(B)成分であるダイマー酸エステル化物が、60℃における粘度が1〜10Pa・sのものである油性化粧料は、とりわけ他の成分とのバランスに優れ、経時的に安定なものとなる。
さらに、本発明のなかでも、特に、上記(C)成分であるヒドロキシ化合物が、アルコール、ヒドロキシカルボン酸および水酸基を有するエステル化物から選ばれる少なくとも一つである油性化粧料は、この油性化粧料の組成物を得る際、水酸基価のコントロールが容易であり、求める特性のものを得やすいという利点を有する。
そして、本発明のなかでも、特に、この油性化粧料を口紅に適用したものは、使い勝手がよく、長期にわたって色持ちがよいため、実用的価値が大きい。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、本発明の油性化粧料は、下記の(A)〜(C)成分を含有するものである。
(A)融点が25〜45℃のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン
(B)硬化ヒマシ油と、上記硬化ヒマシ油の水酸基の25〜50%と結合する量のダイマ ー酸とを反応してなる数平均分子量が2000〜8000のダイマー酸エステル化 物
(C)少なくとも1個の水酸基を有する、上記(B)成分以外のヒドロキシ化合物
上記(A)成分のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン(以下「変性シリコーン)は、滑らかな使用感を得るために用いられるもので、下記の一般式(1)〜(4)で示される、各種の変性シリコーンのうち、融点が25〜45℃のものでなければならない。
Figure 2008189563
Figure 2008189563
Figure 2008189563
Figure 2008189563
すなわち、上記融点が25〜45℃のものは、常温で固体もしくは半固体であるが、肌に塗布すると、肌の温度によって液状に溶け、滑らかな使用感を得ることができるからである。
このような融点特性を備えた変性シリコーンとしては、例えば、下記の一般式(5)で示される変性シリコーンが、特に好適である。
Figure 2008189563
あるいは、特開2001−342254公報に記載された「一般式R1 a ・R2 b ・SiO(4-a-b)/2 で表されると共に、融点が40℃以下であるシリコーン化合物」の一種である変性シリコーンや、特開2005−145886公報に記載された「融点が10℃以上50℃未満である低融点シリコーンワックス」の一種である変性シリコーンを用いることができる。
これらの変性シリコーンの市販品としては、例えば、2503 Cosmetic Wax(東レ・ダウコーニング社製、融点32℃)、KF−6017(信越化学工業社製)等があげられる。
本発明において、上記変性シリコーンの含有割合は、化粧料全体に対し、3〜20重量%(以下「%」と略す)に設定しなければならない。すなわち、3%未満では、本発明の特徴である滑らかな使用感が得られず、逆に、20%を超えると経時的な安定性が損なわれるからである。そして、上記含有割合のなかでも、特に、5〜15%に設定することが、効果の上で好適である。
また、本発明の(B)成分であるダイマー酸エステル化物は、硬化ヒマシ油と、その硬化ヒマシ油の水酸基(−OH)の25〜50%と結合する量のダイマー酸とを反応して得られる、数平均分子量が2000〜8000のオリゴマーである。
上記硬化ヒマシ油は、ヒマシ油を水添して得られるもので、ケン価175〜185、水酸基値155〜165のものが好適に用いられる。このような硬化ヒマシ油の市販品としては、例えば、ヒマ硬P(川研ファインケミカル社製)等があげられる。
また、上記ダイマー酸は、炭素数18の不飽和脂肪酸(主にリノール酸、リノレン酸)を2量化して得られるもので、市販品としては、例えば、PRIPOL1009(Unigema社製)等があげられる。
本発明に用いられるダイマー酸エステル化物は、上記硬化ヒマシ油とダイマー酸とを用い、例えばつぎのようにして得ることができる。すなわち、触媒としてパラトルエンスルホン酸、硫酸、塩酸、メタンスルホン酸、三フッ化硼素、フッ化水素等を用い、溶剤としてベンゼン、トルエン等を用いて、減圧下、硬化ヒマシ油の水酸基の25〜50%と結合する量のダイマー酸と、上記硬化ヒマシ油とを、150〜250℃で反応することにより、目的とするダイマー酸エステル化物を得ることができる。もちろん、無触媒、無溶剤で反応させても差し支えはない。
なお、上記反応時の硬化ヒマシ油とダイマー酸の仕込み比率は、重量比で70.8:29.9〜82.9:17.1の範囲に設定することが好適である。硬化ヒマシ油に対し、ダイマー酸の割合が上記範囲より多すぎると、水酸基の残留量が少なくなり、得られる油性化粧料において、親水性が乏しくなるおそれがあり、逆に、ダイマー酸の割合が上記範囲より少なすぎると、水酸基の残留量が多くなり、油性成分とのバランスが悪くなるおそれがあるからである。
このようにして得られる、上記(B)成分のダイマー酸エステル化物は、下記の一般式(9)または一般式(10)で示されるオリゴマーか、その混合物である。
Figure 2008189563

Figure 2008189563
上記(B)成分であるダイマー酸エステル化物の数平均分子量は2000〜8000である。ただし、その測定方法は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)によるものであり、下記の条件に従うものである。
〔数平均分子量の測定条件〕
測定機種:SC−8010システム(東ソー社製)
カラム :Shodex KF−800D+KF−805L ×2本
溶離液 :THF
温 度 :カラム恒温槽 40℃
流 速 :1.0ml/min
濃 度 :約0.2重量/容積%
注入量 :100μl
溶解性 :完全溶解
検出器 :示差屈折計(R1)
そして、上記ダイマー酸エステル化物は、60℃における粘度が1〜10Pa・sのものであることが好適である。すなわち、上記粘度特性のものは、とりわけ他の成分とのバランスに優れ、経時的に安定なものとなるからである。
このようなダイマー酸エステル化物は、前記ダイマー酸と硬化ヒマシ油とのエステル化反応によっても得られるが、例えば、リソカスタDA−H(高級アルコール工業社製)、リソカスタDA−L(高級アルコール工業社製)等の市販品を用いても差し支えない。
なお、上記ダイマー酸エステル化物の含有割合は、化粧料全体に対し、3〜25%に設定しなければならない。すなわち、3%未満では、本発明の特徴である艶感および密着感が得られず、逆に、25%を超えると使用感が悪くなるからである。そして、上記含有割合のなかでも、特に、5〜15%に設定することが、効果の上で好適である。
そして、本発明の(C)成分であるヒドロキシ化合物は、上記(B)成分以外の、少なくとも1個の水酸基を有する化合物であり、例えば、アルコール、ヒドロキシカルボン酸、水酸基を有するエステル化物等があげられる。
上記アルコールとしては、脂肪族アルコール、芳香族アルコールのいずれでもよく、また、一価アルコール、多価アルコールのいずれであってもよい。なかでも、オクチルデドカノール、デシルテトラデカノール、ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコール、ラウリルアルコール、ヘプチルウンデカノール、イソステアリルアルコール等の高級アルコールや、エタノール、プロパノール、エチレングリコール、グリセリン等が好適である。
また、上記ヒドロキシカルボン酸としては、グリコール酸、乳酸、グリセリン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、イソクエン酸、サリチル酸、マンデル酸、没食子酸等があげられ、なかでも、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸等が好適に用いられる。
さらに、水酸基を有するエステル化物としては、例えば、リンゴ酸ジイソステアリル、12−ヒドロキシステアリン酸オクチル、12−ヒドロキシステアリン酸イソプロピル、乳酸オクチルドデシル、乳酸イソステアリル、ジイソステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸・イソステアリン酸グリセリル、ジオクチルドデカン酸グリセリル、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジイソステアリン酸ポリグリセリル−2、イソステアリン酸水添ヒマシ油等があげられる。
そして、他のヒドロキシ化合物として、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、α,α−トレハロース、グリコシル−α,α−トレハロース、環状オリゴ糖、グリコシル環状オリゴ糖等、各種の糖類や糖アルコールがあげられる。
そして、これらのヒドロキシ化合物のなかでも、特に、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2等が好適に用いられる。
このようなヒドロキシ化合物の市販品としては、コスモール222(リンゴ酸ジイソステアリル、日清オイリオ社製)や、リソノール20SP(オクチルドデカノール、高級アルコール工業社製)、コスモール43(トリイソステアリル酸ポリグリセリル−2、日清オイリオ社製)等があげられる。
なお、上記ヒドロキシ化合物の含有割合は、化粧料全体に対し、5〜50%に設定しなければならない。すなわち、5%未満では、本発明の特徴である艶感および密着感が得られず、逆に、50%を超えるとべたつきを感じるからである。そして、上記含有割合のなかでも、特に、10〜20%に設定することが、効果の上で好適である。
本発明の油性化粧料には、上記(A)〜(C)成分以外に、通常、化粧料に用いられている各種の成分を適宜用いることができる。例えば、油性成分、顔料、界面活性剤、防腐剤、紫外線吸収剤、保湿剤、香料等を適宜用いることができる。
なお、上記油性成分としては、例えば、モクロウ、硬化牛脂、カルナバワックス、キャンデリラワックス、ライスワックス、ミツロウ、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、硬化ホホバ油、ラノリン、ワセリン等があげられる。ただし、これらの油性成分を用いる場合、その配合によって、前記(A)成分である変性シリコーンの効果が損なわれないよう、その配合割合を、全体に対し、20%以下に設定することが好適である。
また、上記顔料としては、天然色素の他、例えば、パール顔料として、酸化チタン雲母、酸化チタン被覆タルク、着色酸化チタン被覆雲母、酸化チタン・シリカ・酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆ガラス末、酸化鉄・酸化チタン被覆ガラス末、酸化チタン被覆シリカ末、酸化鉄被覆シリカ末、酸化チタン被覆アルミナ、酸化鉄・シリカ被覆アルミ末、酸化鉄・シリカ被覆酸化鉄、酸化チタン被覆合成マイカ、酸化鉄・酸化チタン被覆マイカ等があげられる。
また、無機系顔料として、酸化鉄(ベンガラ)、黄酸化鉄、黒酸化鉄、カーボンブラック、二酸化チタン、群青、紺青等があげられ、無機粉末として、タルク、セリサイト、カオリン、マイカ、シリカ、亜鉛華、ベントナイト、硫酸バリウム、窒化ホウ素等があげられ、有機顔料として、赤色201号、赤色202号、赤色226号、黄色401号、青色404号等があげられる。
さらに、レーキ顔料として、赤色104号、赤色230号、黄色4号、黄色5号、青色1号等があげられ、有機粉末として、ポリアミド、ポリエステル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレン、ポリエチレンテレタレート、ポリウレタン、シリコーン樹脂、シルク、セルロース積層フィルム末(ラメ材)、Ne−ラウロイル−L−リジン等があげられる。
また、上記界面活性剤としては、前記(A)〜(C)成分を除く構成の、各種の非イオン界面活性剤、両性界面活性剤等があげられ、防腐剤としては、パラオキシ安息香酸エステル(いわゆるパラベン)等があげられる。そして、上記紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル系等、各種の紫外線吸収剤があげられる。
本発明の油性化粧料は、前記必須の(A)〜(C)成分と、各種任意成分とを、高温で混合、混練し、所定形状に賦形もしくは所定容器内に充填することにより、得ることができる。
そして、本発明の油性化粧料は、口紅、ファンデーション、アイカラー、チークカラー等、各種のメイクアップ化粧料等に適用することができる。
つぎに、本発明の実施例について、比較例と併せて説明する。ただし、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〜12、比較例1〜3〕
後記の表1〜表3に示す組成の油性化粧料を調製し、棒状の口紅化粧料とした。そして、専門パネル10名に、実際に使用させて、その使用感、艶やかさ、密着性、保湿性、色持ち効果を評価し、その結果を後記の表1〜表3に併せて示した。なお、評価は、5:非常に良好、4:良好、3:普通、2:悪い、1:非常に悪い、の5段階評価として、パネル10名の平均値を求め、その平均値から、下記のとおり判定した。
〔判定〕
◎…4.5以上
○…3.0以上4.5未満
△…1.5以上3.0未満
×…1.5未満
Figure 2008189563
Figure 2008189563
Figure 2008189563
なお、各表中に示された必須成分の詳細は、下記の通りである。
(A)成分
・変性シリコーン1
ポリオキシアルキレン変性オルガノシロキサン
商品名:2503 Cosmetic Wax(東レ・ダウコーニング社製)
・変性シリコーン2
ポリオキシアルキレン変性オルガノシロキサン
商品名:KF−6017(信越化学工業社製)
(B)成分
・ダイマー酸エステル化物1
ダイマージリノール酸水添ヒマシ油
商品名:リソカスタDA−H(高級アルコール工業社製)
・ダイマー酸エステル化物2
商品名:リソカスタDA−L(高級アルコール工業社製)
(C)成分
・リンゴ酸ジイソステアリル
商品名:コスモール222(日清オイリオ社製)
・オクチルドデカノール
商品名:リソノール20SP(高級アルコール工業社製)
・イソステアリン酸ポリグリセリル−2
商品名:コスモール43(日清オイリオ社製)
上記表1〜表3の結果より、実施例品1〜12は、いずれの評価項目においても、概ね優れた性能を有していることがわかる。これに対し、必須成分が一つでも欠けている比較例品1〜3品は、「非常に悪い」と判定される評価項目があり、実用上問題であることがわかる。

Claims (4)

  1. 下記の(A)〜(C)成分が、全体に対し下記の割合で含有されていることを特徴とする油性化粧料。
    (A)融点25〜45℃のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン
    3〜20重量%
    (B)硬化ヒマシ油と、上記硬化ヒマシ油の水酸基の25〜50%と結合する量のダイマ ー酸とを反応してなる数平均分子量が2000〜8000のダイマー酸エステル化 物 3〜25重量%
    (C)少なくとも1個の水酸基を有する、上記(B)成分以外のヒドロキシ化合物
    5〜50重量%
  2. 上記(B)成分のダイマー酸エステル化物が、60℃における粘度が1〜10Pa・sのものである請求項1記載の油性化粧料。
  3. 上記(C)成分のヒドロキシ化合物が、アルコール、ヒドロキシカルボン酸および水酸基を有するエステル化物から選ばれる少なくとも一つである請求項1または2に記載の油性化粧料。
  4. 油性化粧料が口紅である請求項1〜3のいずれか一項に記載の油性化粧料。
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