JP2008189282A - アクセルペダル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃費を向上するアクセルペダル装置を提供する。
【解決手段】本発明は、アクセルペダル10と、このアクセルペダルの踏み込みを回転運動に変換するレバー3と、このレバーの回転量を検出する回転センサ5と、前記レバーを回転自在に支持し、車体に固定されるブラケット2と、前記アクセルペダルの踏み込み力に抗する付勢力を生じる第1付勢手段4と、前記アクセルペダルの踏み込み量が所定量以上の場合に前記アクセルペダルの踏み込み力を増大する付勢力を生じる第2付勢手段6とを備え、前記第2付勢手段は、前記アクセルペダルの踏み込み限界と前記回転センサの回転限界を規定するストッパーを兼ねることを特徴とするアクセルペダル装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクセルペダル構造、特にアクセルペダルの操作力を可変とするアクセルペダル構造の改良に関するものである。
商用車、特に路線バスにおいて、運転手の不必要な加速やエンジンの高回転運転により、燃費の悪化を招くことが指摘されている。従来、このような燃費の悪化を防止する手段として、現状の運転状態の経済運転(省エネ運転)の度合いを示す表示装置を設置して、運転者に省エネ運転を行うように喚起することを行っていた(例えば、特許文献1を参照のこと)。
特開2000−264093号公報
しかしながら、従来の方法では、運転者が表示装置を見なかったり、表示を無視した場合には、燃費の向上を期待できないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、燃費が悪化するアクセルペダルの踏み込み領域を運転者に感覚的に認識させるアクセルペダル構造を提供することを目的とする。
第1の発明は、アクセルペダルと、このアクセルペダルの踏み込みを回転運動に変換するレバーと、このレバーの回転量を検出する回転センサと、前記レバーを回転自在に支持し、車体に固定されるブラケットと、前記アクセルペダルの踏み込み力に抗する付勢力を生じる第1付勢手段と、前記アクセルペダルの踏み込み量が所定量以上の場合に前記アクセルペダルの踏み込み力に抗する付勢力を生じる第2付勢手段とを備え、前記第2付勢手段は、前記アクセルペダルの踏み込み限界と前記回転センサの回転限界を規定するストッパーを兼ねることを特徴とするアクセルペダル装置である。
第1の発明では、アクセルペダルを所定量以上踏み込んだ時に、第2付勢手段の付勢力の作用により踏み込み力が増大し、運転者は踏み込み力が変化したことを体感して、これ以上踏み込んだ場合に燃費が悪化することを認識する。これにより、アクセルペダルの踏み込みを自制して燃費を向上することができる。
また、第2付勢手段は、アクセルペダルの踏み込み限界と回転センサの回転限界を規定するストッパーを兼ねるため、回転センサに設けられているストッパーを削除することで、コストダウンを図ることができる。
以下、図面を用いて本発明のアクセルペダル装置を説明する。図1から図3は、アクセルペダル装置の構成を説明する構成図である。
アクセルペダル装置1は、車体に固定されるブラケット2と、このブラケット2に回転自在に支持されるとともにアクセルペダル10により回転する棒状のレバー3と、レバー3の操作力、すなわちアクセルペダル10の踏み込み時の操作力に抗する付勢力を生じる第1付勢手段4と、レバー3の回転量を検出してアクセルペダル10の踏み込み量を推定する回転センサ5とから構成される。
さらにブラケット2には、レバー3の回転量(=アクセルペダル10の踏み込み量)が所定量以上の場合に、レバー3の操作力に抗する付勢力を生じる第2付勢手段6と、この第2付勢手段をブラケット2に固定する第2ブラケット7が備えられる。
ブラケット2は、アクセルペダル10側に開口するコの字状の断面を有し、この相対する壁部2a、2bを貫通してピン8が回転自在に支持されている。このピン8は、アクセルペダル10の回転中心軸と略平行に配置される。一方の壁部2aから突出したピン8にレバー3が固定されており、レバー3にはピン8と同軸上に配置された第1付勢手段4の一端が係止され、ブラケット2に第1付勢手段4の他端が係止される。このようにして、第1付勢手段4の付勢力がレバー3に作用し、第1付勢手段4の付勢力により、レバー3、つまりアクセルペダル10の操作力が規定される。ここで、第1付勢手段4として、捩りバネ等バネが用いられる。
他方の壁部2bは、上部に拡大され、この拡大部2cに回転センサ5が所定位置に固定される。回転センサ5は、レバー3のアクセルペダル10側の反対側の端部に摺接して、レバー3の回転量を検出し、検出した回転量からアクセルペダル10の踏み込み量を推定する。回転センサ5は推定した踏み込み量を不図示のコントローラに出力し、コントローラは踏み込み量に応じてエンジンの出力等を制御する。
一方の壁部2aにはさらに、第2付勢手段6を取り付ける第2ブラケット7が固定される。第2付勢手段6は、レバー3の回転量、つまりアクセルペダル10の踏み込み量が所定量以上の場合にアクセルペダル10の操作力を増大させる付勢力を生じるためのものであり、ここで、踏み込み量の所定量とは、燃費の悪化が他の運転条件等から推測される踏み込み量であり、予め実験等により設定量を規定する。第2付勢手段6は、第2ブラケット7に前述の踏み込み量の所定量を可変可能に取り付けられる。
第2付勢手段6は、レバー3が所定量以上回転した場合にレバー3により押し込まれて抗力を生じる。第2付勢手段としては、例えば、バネ、ゴム等の弾性材や油圧ダンパーなどが用いられる。第2付勢手段6は、レバー3が回転することにより形成される平面と同一平面状に設置してもよいが、図に示すようにこの平面からオフセットして設置してもよい。この場合には、レバー3にプレート9を設け、このプレート9が第2付勢手段6に接することになる。レバー3は、レイアウト上、曲げ加工を施して形成される場合があるが、このプレート9は、レバー3の曲げ部を含んでレバー3に取り付けられる。
以下、本発明のアクセルペダル装置1の作用を説明する。
運転者がアクセルペダル10を踏み込む場合、踏み込み量が所定量に達するまで、その操作力(踏力)はまず第1付勢手段4の付勢力により規定される。そして踏み込み量が所定量に達したとき、レバー3またはプレート9が第2付勢手段6に接触し、操作力が第1付勢手段4と第2付勢手段6との付勢力により規定されて増大する。図4は、操作力の変化を図示したものである。
したがって、運転者は、アクセルペダル10の踏み込み量が所定量に達した場合には、第1付勢手段4と第2付勢手段6の付勢力より大きい操作力で踏み込んで初めて、アクセルペダル10を所定量以上に踏み込むことができる。アクセルペダル10の踏み込み量の最大値は第2付勢手段6の最も短い最短長により規定され、この第2付勢手段6のストッパー機能がアクセルペダル10の踏み込み量を検出する回転センサ5のストッパー機能を兼ねる。
このように、本発明のアクセルペダル装置は、アクセルペダル10に常に操作力を付与する付勢力を生じる第1付勢手段4と、アクセルペダル10の踏み込み量が所定量以上のときにアクセルペダル10に追加の操作力を付与する付勢力を生じる第2付勢手段6とを備えたので、運転者は第1付勢手段4のみと、第1、第2付勢手段4、6との場合での操作力の差異を体感し、アクセルペダル10の操作量が所定量に達して、これ以上の踏み込みが燃費の悪化を招くことを認識することができる。したがって、運転者は所定量以上のアクセルペダル10の踏み込みを自制し、燃費の向上を図ることができる。
なお、本発明のアクセルペダル装置では、燃費性能よりエンジン出力が必要な場合でも、操作力が増大はするものの、アクセルペダル10の踏み込みを禁止するものではないため、所望のエンジン性能を発生することが可能である。
また、第2付勢手段6にアクセルペダル10の踏み込み限界を規定するストッパー機能を備え、アクセルペダル10の踏み込み量を検出する回転センサ5の回転限界を規定するストッパーの機能を兼ねることで、回転センサ5に備えるストッパーを削除し、コストダウンを図ることができる。
また、レバー3とブラケット1間に第2付勢手段6を設置することにより、レバー3の回転量に対する第2付勢手段の移動量を大きくでき、第2付勢手段6の付勢力の作用を効率的に発揮することができる。
また、レバー3に取り付けられるプレート9は、アクセルペダル10が所定量踏み込まれた場合に第2付勢手段6に接触するとともに、レバー3の曲げ部に取り付けるため、レバー3の剛性を向上させ、アクセルペダル10の操作感を向上することができる。
なお、本実施形態においては、第2付勢手段6をブラケット2側、すなわち車体側に設置したが、レバー3側に設置することも可能であることは言うまでもない。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本実施形態のアクセルペダル構造の構成を説明する鳥瞰図である。 アクセルペダル構造の構成を説明する正面図である。 アクセルペダル構造の構成を説明する側面図である。 アクセルペダルの操作力を説明する図である。
符号の説明
1 アクセルペダル装置
2 ブラケット
2a 壁部
2b 壁部
2c 拡大部
3 レバー
4 第1付勢手段
5 回転センサ
6 第2付勢手段
7 第2ブラケット
8 ピン
9 プレート
10 アクセルペダル

Claims (3)

  1. アクセルペダルと、
    このアクセルペダルの踏み込みを回転運動に変換するレバーと、
    このレバーの回転量を検出する回転センサと、
    前記レバーを回転自在に支持し、車体に固定されるブラケットと、
    前記アクセルペダルの踏み込み力に抗する付勢力を生じる第1付勢手段と、
    前記アクセルペダルの踏み込み量が所定量以上の場合に前記アクセルペダルの踏み込み力に抗する付勢力を生じる第2付勢手段とを備え、
    前記第2付勢手段は、前記アクセルペダルの踏み込み限界と前記回転センサの回転限界を規定するストッパーを兼ねることを特徴とするアクセルペダル装置。
  2. 前記レバーは、前記アクセルペダルの踏み込みに伴う回転により前記第2付勢手段を変位させるとともに、前記回転センサを回転変位させることを特徴とする請求項1に記載のアクセルペダル装置。
  3. 前記第2付勢手段は、前記レバーと前記ブラケット間に配置されるダンパーであることを特徴とする請求項1または2に記載のアクセルペダル装置。
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