JP2008188742A - 加工装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加工対象のワークWを両端部から挟み込んで支持するとともに支持した両端部を通る回転軸回りにワークを回転させる一対のセンタ部材23C、24Cと、加工手段30と、制御手段とを備え、一対のセンタ部材は、ワークの両端部の回転軸上に設けられたセンタ穴Hに回転軸の方向に沿って嵌合可能である。そして、制御手段は、センタ穴Hに嵌合されたセンタ部材23C、24CがワークWを両端部から挟み込む加圧力Fcを調整可能であり、加工手段30にてワークWの被加工部を加工する際、センタ穴から被加工部までの距離に応じてセンタ部材23C、24Cの加圧力Fcを変更する。
【選択図】図4
Description
例えば、特許文献1に記載された従来技術では、センタ部材の加圧力を調整する駆動手段を有し、砥石軸負荷から研削抵抗を演算し、演算された研削抵抗と予め記憶されているワークの剛性に応じてセンタ部材の加圧力を変化させるように駆動手段を制御する制御手段を備えた、加圧力制御心押台が提案されている。
特許文献1に記載された従来技術では、砥石の切れ味や砥石径の変化等が発生して研削抵抗が変化した場合であっても、検出した研削抵抗に応じて加圧力を最適な値に調整するので、剛性の低いワークであっても、振れ等を抑制することができ、高精度の加工を行うことができる。
しかし、センタ穴とセンタ部材の嵌合部において、センタ穴の形状もセンタ部材の形状も形状精度(真円度)が高いことが要求されるが、例えば、センタ部材の真円度は高いが、センタ穴の形状精度が低く、楕円状である場合(図8「センタ部材嵌合前」を参照)がある。図8の「センタ部材嵌合前」の例は、センタ穴Hの形状が横長の楕円状である。(なお、図8では、理想的な真円のセンタ穴形状を点線で示し、理想的な真円の外径形状を一点鎖線で示す。)
このセンタ穴Hに真円のセンタ部材を嵌合し、センタ部材の加圧力が高い場合、図8「センタ部材を嵌合」に示すように、ワークWの外径が縦長状に弾性変形する。
この弾性変形した状態でワークWの外径を真円に加工(図8「加工」を参照)した後、センタ部材を開放(抜き取り)すると、図8「センタ部材開放後」に示すように、センタ部材によって弾性変形していたセンタ穴形状が元に戻り、特にセンタ穴付近の外径の形状精度が悪化してしまう。
しかし、引用文献1に記載された従来技術では、弾性変形量が小さくなるように加圧力を低くした場合、センタ部材とセンタ穴との摩擦力が低下し、加工抵抗(研削抵抗)によるワークのすべりが発生する可能性がある。また、ワークのすべりを防止するためには加工抵抗を小さくする必要があり、単位時間当りの加工量が低下するため、加工時間が長くなる。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、ワークの形状精度、特にセンタ穴近傍の形状精度をより高精度にすることが可能であり、より短い加工時間で加工することが可能な加工装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の加工装置は、加工対象のワークを両端部から挟み込んで支持するとともに支持した前記両端部を通る回転軸回りに前記ワークを回転させる一対のセンタ部材と、前記回転軸に直交する方向から前記ワークの外周部を加工する加工手段と、前記センタ部材と前記加工手段を制御可能な制御手段とを備えた加工装置であって、一対の前記センタ部材は、前記回転軸の方向に沿って対向するように設けられており、前記ワークの両端部の前記回転軸上に設けられたセンタ穴に、前記回転軸の方向に沿って嵌合可能である。
そして、前記制御手段は、前記センタ穴に嵌合された一対の前記センタ部材が前記ワークを両端部から挟み込む加圧力を調整可能であり、前記加工手段にて前記ワークの被加工部を加工する際、前記センタ穴から前記被加工部までの距離に応じて前記センタ部材の加圧力を変更する。
請求項2に記載の加工装置は、請求項1に記載の加工装置であって、前記制御手段は、前記加工手段にて前記ワークにおける前記センタ穴の近傍を加工する場合、前記センタ部材の加圧力を低減する。
請求項3に記載の加工装置は、請求項1または2に記載の加工装置であって、前記制御手段は、前記センタ部材の加圧力を低減させた場合、低減させた加圧力に応じて前記加工手段による加工抵抗が小さくなるように前記加工手段を制御する。
請求項4に記載の加工装置は、請求項3に記載の加工装置であって、更に、前記加工手段の加工抵抗を検出可能な負荷検出手段を備える。
そして、前記制御手段は、前記負荷検出手段を用いて前記加工抵抗を検出し、予め記憶された前記ワーク及び前記センタ部材に関するデータと、前記加圧力とに基づいて、前記センタ部材と前記センタ穴との摩擦力を算出可能であり、前記加圧力に応じた前記摩擦力よりも前記加工抵抗のほうが小さくなるように、前記加工手段を制御する。
請求項5に記載の加工装置は、請求項4に記載の加工装置であって、前記制御手段は、粗研削工程、前記粗研削工程よりも加工抵抗が小さい精研削工程、前記精研削工程よりも加工抵抗が小さい微研削工程の、それぞれの工程に応じて前記加圧力を切り替える。
請求項6に記載の加工装置は、請求項5に記載の加工装置であって、前記制御手段は、それぞれの工程に応じて前記加圧力を切り替える際、前記加工手段と前記ワークとを離間させた後、前記加圧力を切り替える。
請求項7に記載の加工装置は、請求項1〜6のいずれかに記載の加工装置であって、一対の前記センタ部材は、前記回転軸の方向に平行に設けられた案内部材に沿って移動可能な一対の主軸台の各々に設けられており、前記制御手段は、前記回転軸の方向に沿って、一対の前記主軸台を同期させて移動可能であるとともに、一対の前記センタ部材を同期させて回転可能である。
これにより、センタ穴近傍の形状精度をより高精度にすることが可能であり、加圧力を低くする必要がある場合にのみ適切に加圧力を低くすることができる。
これにより、センタ穴近傍の形状精度をより高精度にすることが可能である。
これにより、センタ穴近傍の形状精度をより高精度にすることが可能であり、より短い加工時間で加工することができる。
また、加圧力に応じてセンタ部材とワークとの間のすべりを発生させることなく、より大きな加工抵抗を適切に選定することができるため、加工時間が必要以上に延びることを更に抑制することができ、より短い加工時間で加工することができる。
加工装置1は、ベース2と、砥石台TB2と、左主軸台23Mと、右主軸台24Mと、数値制御装置40(制御手段に相当)とを備えている。
砥石台TB2には、略円柱状の砥石30(加工手段に相当)を備えている。砥石30は、砥石台TB2に載置された砥石回転駆動モータ21により、Z軸に平行な回転軸を中心に回転する。なお、Z軸は、ワークWの回転軸であるC軸に平行な軸であり、後述する送りネジ25B、26BがZ軸である。
左センタ部材23Cと右センタ部材24Cは、C軸の方向に沿って対向するように設けられ、ワークWを挟み込んで支持している。
このように、左センタ部材23Cと右センタ部材24Cとで一対のセンタ部材が構成されており、左主軸台23Mと右主軸台24Mとで一対の主軸台が構成されている。
また、右主軸台24Mは、弾性部材24Sによって連結バー24Rに対してZ軸方向に移動可能である。数値制御装置40は、ワークWの両端部を左主軸台23Mの左センタ部材23Cと右主軸台24Mの右センタ部材24Cにて挟み込み、この弾性部材24Sを圧縮するように右主軸台24Mを左主軸台23Mの方向に移動させることで、弾性部材24Sの圧縮量に応じた加圧力を与えることができる。
左主軸台23Mは、左主軸回転モータ23と左センタ部材23Cにて構成され、フローチングジョイント23Fを介して連結バー23Rに接続されている。連結バー23Rはナット(図示省略)にて左送りネジ25Bに嵌合しており、左送りネジ25Bの回転によってベース2に設けられたガイド23G、23L(案内部材に相当する)に沿ってZ軸方向にスライド可能である。また、左主軸台23Mは、フローチングジョイント23Fによって連結バー23Rに対してZ軸方向に移動しないように固定されている。
なお、左送りネジ25Bは左主軸移動モータ25(左Z軸駆動装置)にて回転し、右送りネジ26Bは右主軸移動モータ26(右Z軸駆動装置)にて回転する。
以上に説明したように、左主軸台23Mと右主軸台24Mはそれぞれ独立してZ軸方向にスライド可能であり、種々の長さのワークWを両端部から挟み込んで支持することができ、挟み込んだ加圧力を任意の加圧力とすることが可能である。
なお、図2においてツルア23Tは、砥石30(図2では省略)を整形するためのものである。
また、砥石台TB2は、ベース2に設けられた砥石台駆動モータ22(X軸駆動装置)と送りネジ22B、及び砥石台TB2に設けられたナット(図示省略)により、ガイド22Gに沿ってベース2に対してX軸方向に移動可能である。なお、X軸は、前記C軸に直交する方向の軸であり、送りネジ22BがX軸である。
また、左主軸回転モータ23には、ワークWの回転角度または回転速度を検出する位置検出器23Eが設けられており、右主軸回転モータ24には、ワークWの回転角度または回転速度を検出する位置検出器24Eが設けられている。これらの位置検出器としては種々のものを用いることができるが、本実施の形態ではエンコーダを用いている。
CPU41は、入出力装置43から入力されるデータと、記憶装置42に記憶されているプログラムやデータと、インターフェース44を介して入力される外部入力信号に基づいて出力指令値を計算し、インターフェース44を介して出力指令値を出力する。
外部入力信号としては、ワークWの回転角度(あるいは回転速度)を検出する位置検出器23E、24Eからの信号、砥石台TB2のX軸方向の位置を検出する位置検出器22Eからの信号、左主軸台23MのZ軸方向の位置を検出する位置検出器25Eからの信号、右主軸台24MのZ軸方向の位置を検出する位置検出器26Eからの信号等が用いられる。
ドライブユニット51は砥石回転駆動モータ21を制御し、砥石30の回転速度を制御する。なお、負荷検出手段51Aは、例えば電流検出手段であり、CPU41は、砥石回転駆動モータ21への出力指令値に相当する電流に対して、実際に砥石回転駆動モータ21に供給されている電流を検出することで、砥石30の負荷を検出することが可能であり、検出した負荷から加工抵抗(研削抵抗)を検出することが可能である。また、負荷検出手段51Aは、電流検出手段に限定されず、砥石30の回転速度を検出する回転速度検出手段等、種々の検出手段を用いることができる。
また、ドライブユニット52は砥石台駆動モータ22を制御し、砥石台TB2のX軸方向の位置を制御する。
また、ドライブユニット53は左主軸回転モータ23を制御し、左センタ部材23Cの回転速度を制御し、ドライブユニット54は右主軸回転モータ24を制御し、右センタ部材24Cの回転速度を制御する。
また、ドライブユニット55は左主軸移動モータ25を制御し、左主軸台23MのZ軸方向の位置を制御し、ドライブユニット56は右主軸移動モータ26を制御し、右主軸台24MのZ軸方向の位置を制御する。
なお、図1の例では、砥石回転駆動モータ21には検出器を設けていないが、砥石回転駆動モータ21にも速度検出器等を設け、砥石回転駆動モータ21の回転速度をフィードバック制御することも可能である。
次に、図4〜図7を用いて、左センタ部材23Cと右センタ部材24Cによる加圧力と、加工手段(砥石30)による加工抵抗(研削抵抗)について説明する。
図4に示すように、ワークWの両端部におけるC軸(ワーク回転軸)上には、左センタ部材23C、右センタ部材24Cのそれぞれを、C軸の方向に沿って嵌合可能なセンタ穴Hが設けられている。
図4の例は、ワークWに加えられる力として、砥石30をX軸方向に沿ってワークWに切込ませる押圧力(Fn)と、左センタ部材23Cと右センタ部材24CとでワークWを挟み込む加圧力(Fc)とが加えられることを略図で示している。押圧力(Fn)は砥石30の研削抵抗を変化させる力であり、加圧力(Fc)は左右のセンタ部材23C、24CとワークWとの間の摩擦力(この場合、静止摩擦力)を変化させる力である。
また、制御手段は、予め設定された回転数となるように砥石回転駆動モータ21を制御して砥石30を回転する。更に、制御手段は砥石台駆動モータ22を制御して、予め設定された切込み速度にて、ワークWの回転軸に対して直交するX軸方向から、砥石30をワークWに押し付けて加工する。
既に図8を用いて説明したように、センタ穴Hの形状の真円との誤差が大きいと、砥石30で加工が終了した後、左センタ部材23C及び右センタ部材24Cを抜き取ると、センタ穴形状が元に戻り、ワークWにおけるセンタ穴近傍の形状誤差が大きくなる。
例えば、図5のグラフの例に示すように、距離に応じて加圧力を変更し、特に両端部のセンタ穴Hの近傍では加圧力を低減する。この加圧力は、例えば、ワークWの剛性、センタ穴径、センタ穴部の肉厚、(略円錐状の)センタ部材の先端部の角度等に基づいて、加工個所がセンタ穴形状の弾性変形の影響を受けないように設定する(影響が大きい加工個所では加圧力を低く、影響が小さい加工個所では加圧力を大きくする)。
なお、加圧力を低減させた場合、砥石30の切込み等による研削抵抗(ワークWの回転を妨げる方向に働く力)が、左センタ部材23C及び右センタ部材24CとワークWとの間の摩擦力よりも大きくならないように、研削抵抗を小さくする制御を行う。例えば、研削抵抗が小さくなる制御としては、砥石30のX軸方向への切込み速度の低減、砥石30の回転速度の高速化、ワークWの回転速度の高速化等がある。
また、設定された加圧力と、予め記憶手段(記憶装置42)に記憶されたワーク及びセンタ部材に関するデータ(ワークWとセンタ部材との摩擦係数、(略円錐形状の)センタ部材の先端部の角度、センタ穴の径、加工部の外径等)を用いて、センタ部材23C、24CとワークWとの間の摩擦力を算出することができる。これにより、予め設定した加圧力に応じた摩擦力を算出することができる。
そして、算出した摩擦力を超えない範囲で、できるだけ研削抵抗を大きくすれば、更に加工時間を短くすることができる。本実施の形態では、負荷検出手段51Aにて検出した砥石回転駆動モータの実際の電流、砥石回転駆動モータへの電流の出力指令値、ワークWの回転速度、砥石30の切込み速度等から研削抵抗を算出している。
また、図6の例は、加圧力等に基づいて算出した摩擦力を実線で示しており、摩擦力に応じた目標研削抵抗を点線で示している。摩擦力と目標研削抵抗との間には、例えば一定の所定量(ΔF)を有する(一定の安全率を確保する)ように目標研削抵抗を設定している。
そして、制御手段にて、工程と加工個所(センタ穴から加工個所までの距離)に応じた加圧力を抽出し、更に図6のグラフを用いて、抽出した加圧力に応じた研削抵抗を求め、求めた研削抵抗となるように砥石30を制御する。
これにより、研削抵抗が高く、ワークWのすべりが発生し易い粗研削工程では、予め設定された比較的高い摩擦力(加圧力)にてワークWのすべりを防止し、研削抵抗が低く、ワークWのすべりが発生しにくい精研削工程や微研削工程では、予め設定された比較的低い摩擦力(加圧力)にてワークWのすべりを防止し、センタ穴形状の誤差による加工面の形状精度不良を適切に解消することができる。また、形状精度に影響を与えるセンタ穴近傍を加工する場合にのみ加圧力を低減することで、必要以上に加工時間が延びることを抑制することができる。
2 ベース
W ワーク
H センタ穴
21 砥石回転駆動モータ
22 砥石台駆動モータ
22B 送りネジ
23 左主軸回転モータ
23M 左主軸台
23C 左センタ部材
23F フローチングジョイント
24 右主軸回転モータ
24M 右主軸台
24C 右センタ部材
24S 弾性部材
25 左主軸移動モータ
25B 左送りネジ
26 右主軸移動モータ
26B 右送りネジ
22E〜26E 位置検出器
TB2 砥石台
30 砥石(加工手段)
40 数値制御装置(制御手段)
41 CPU
42 記憶装置
43 入出力装置
44 インターフェース
51〜56 ドライブユニット
51A 負荷検出手段
Claims (7)
- 加工対象のワークを両端部から挟み込んで支持するとともに支持した前記両端部を通る回転軸回りに前記ワークを回転させる一対のセンタ部材と、
前記回転軸に直交する方向から前記ワークの外周部を加工する加工手段と、
前記センタ部材と前記加工手段を制御可能な制御手段とを備えた加工装置であって、
一対の前記センタ部材は、前記回転軸の方向に沿って対向するように設けられており、前記ワークの両端部の前記回転軸上に設けられたセンタ穴に、前記回転軸の方向に沿って嵌合可能であり、
前記制御手段は、
前記センタ穴に嵌合された一対の前記センタ部材が前記ワークを両端部から挟み込む加圧力を調整可能であり、
前記加工手段にて前記ワークの被加工部を加工する際、前記センタ穴から前記被加工部までの距離に応じて前記センタ部材の加圧力を変更する、加工装置。 - 請求項1に記載の加工装置であって、
前記制御手段は、
前記加工手段にて前記ワークにおける前記センタ穴の近傍を加工する場合、前記センタ部材の加圧力を低減する、加工装置。 - 請求項1または2に記載の加工装置であって、
前記制御手段は、
前記センタ部材の加圧力を低減させた場合、低減させた加圧力に応じて前記加工手段による加工抵抗が小さくなるように前記加工手段を制御する、加工装置。 - 請求項3に記載の加工装置であって、
更に、前記加工手段の加工抵抗を検出可能な負荷検出手段を備え、
前記制御手段は、
前記負荷検出手段を用いて前記加工抵抗を検出し、
予め記憶された前記ワーク及び前記センタ部材に関するデータと、前記加圧力とに基づいて、前記センタ部材と前記センタ穴との摩擦力を算出可能であり、
前記加圧力に応じた前記摩擦力よりも前記加工抵抗のほうが小さくなるように、前記加工手段を制御する、加工装置。 - 請求項4に記載の加工装置であって、
前記制御手段は、
粗研削工程、前記粗研削工程よりも加工抵抗が小さい精研削工程、前記精研削工程よりも加工抵抗が小さい微研削工程の、それぞれの工程に応じて前記加圧力を切り替える、加工装置。 - 請求項5に記載の加工装置であって、
前記制御手段は、それぞれの工程に応じて前記加圧力を切り替える際、前記加工手段と前記ワークとを離間させた後、前記加圧力を切り替える、加工装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の加工装置であって、
一対の前記センタ部材は、前記回転軸の方向に平行に設けられた案内部材に沿って移動可能な一対の主軸台の各々に設けられており、
前記制御手段は、前記回転軸の方向に沿って、一対の前記主軸台を同期させて移動可能であるとともに、一対の前記センタ部材を同期させて回転可能である、加工装置。
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