JP2008188356A - 使い捨てカイロ - Google Patents
使い捨てカイロ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008188356A JP2008188356A JP2007028377A JP2007028377A JP2008188356A JP 2008188356 A JP2008188356 A JP 2008188356A JP 2007028377 A JP2007028377 A JP 2007028377A JP 2007028377 A JP2007028377 A JP 2007028377A JP 2008188356 A JP2008188356 A JP 2008188356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- warmer
- tape
- sticking
- disposable
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】 カイロ本体aの片面にシート状の貼着用テープ3を折り畳んで粘着面を内側に密着させた状態で付設すると共に、該貼着用テープ3の密着を剥離して展開した状態において、この貼着用テープ3の展開部分32がカイロ本体の外周から外側へ突出した状態で展開して、該展開部分の粘着面5が露出するように構成したものであり、未使用時にはコンパクトな状態を維持しつつ、使用状態において貼着用テープ3が幅広く展開して使用者の体や衣服に貼着され、カイロ本体aを安定して保持する。また、カイロを使用者の腕や足等の曲面に巻く形で貼ってもカイロ本体aを無理なく保持でき、使用感もよい。
【選択図】 図1
Description
図7にて示すように、従来の貼るタイプの使い捨てカイロ100は、通気性を有するシートから成る略扁平状の袋体に発熱材を封入してカイロ本体101を構成し、このカイロ本体101の片面にシート状の粘着剤層を全面的に接着して粘着面102と成し、この粘着面102を覆うように剥離紙103を被着して構成してある。通常、上記した剥離紙103は剥がし易いように中央から分割され、使用時には、密封パッケージ(図示せず)から使い捨てカイロ100を取り出した後、上記剥離紙103を剥がし、露出した粘着面102を体や衣類に貼着して使用する。
また、従来の使い捨てカイロを使用者が一人で体若しくは衣類の所望位置に貼る際には、使用者自身がカイロ本体101を持ち、その片面に露出する粘着面102を直接的に貼ることになる。よって、使用者自身が背中や腰等に手を回してカイロを貼る際には、所望の位置に一回で的確に貼ることが難しく、位置がずれたり、傾いたりすることがあるので、何回も貼り直しをして粘着力が低下してしまうことがあった。
さらに、上記したような従来の使い捨てカイロは、カイロ本体がフレキシブル性に欠けるので、特に使用者の体の腕や足等、曲面的な部分に巻き付ける形で貼る場合に、カイロ本体が不自然に屈曲するので綺麗に密着させて貼ることが難しく、貼り付けた後の使用感が悪く、使用の途中でカイロ本体が体から剥がれてしまうような不具合もあった。
第1発明の使い捨てカイロは、通気性を有するシートから成る略扁平形の袋体内に発熱材を封入して使い捨てカイロ本体を構成し、このカイロ本体にシート状の貼着用テープを折り畳んで粘着面を内側に密着させた状態で付設すると共に、該貼着用テープの密着を剥離して展開した状態において、この貼着用テープの展開部分がカイロ本体の外周から外側へ突出した状態で展開して、該展開部分の粘着面が露出するように構成したものである。
上記した粘着用テープの折り畳み形態は、例えば断面V形に二つ折りしても、若しくは断面Z形に折り畳んでもよい。
上記貼着用テープは、シート状のテープ基材を断面略V形に二つ折りして折り畳み及び展開可能に成し、そのテープ基材の一方の面を貼着面、もう一方の面を展開面と成し、上記貼着面の外面をカイロ本体に貼着手段を介して貼着固定すると共に、同貼着面の内面側に剥離処理を施し、該剥離処理面と重なり合う展開面の合面に粘着剤層を設け、折り畳み状態においてこの粘着剤層が上記剥離処理面に密着し、且つ、上記展開面を貼着面の剥離処理面より剥離させた際に同貼着面がカイロ本体の外側へ展開して粘着剤層が露出するように構成したものである。
上記したカイロ本体の形態は任意であるが、例えば略扁平状の四角形等が適当である。また、粘着用テープの取付位置も任意に変更してもよいが、そのカイロ本体の片面の一側と他側とに付設して各々カイロ本体の外側へ向けて展開するように構成すると簡単に貼着作業を行うことができる。上記粘着用テープのテープ基材は例えばプラスチックフィルムの他にPEフィルムと不織布フィルムとを一体に積層したもの等が好適である。
上記貼着用テープは、シート状のテープ基材を断面略Z形に折って一枚状に折り畳み且つ展開可能に成し、そのテープ基材の一側面を貼着面、もう一方の側面を展開面と成し、これら両面を連絡する面を中間面として構成し、上記貼着面の外面をカイロ本体に貼着手段を介して貼着固定すると共に、上記貼着面と中間面との合面の少なくとも一方の面に微粘着処理を施し、且つ同中間面における貼着面との合面に剥離処理を施し、該剥離処理面と重なり合う展開面の合面に粘着剤層を設け、折り畳み状態において上記微粘着処理面と粘着剤層とが各々の合面に密着し、且つ展開面及び中間面を剥離させた際にこれら両面がカイロ本体の外側へ展開して展開面の粘着剤層が露出するように構成したものである。
上記したように、貼着用テープはテープ基材を断面Z形に折って形成することによりその展開幅を広くすることができ、貼着状態における保持力を向上することが可能となる。また、断面Z形のテープ基材の折り幅は任意に変更してもよい。また、上記貼着手段は粘着剤を使用してもヒートシール可能なフィルム層を設けることにより構成してもよい。
第1発明の使い捨てカイロは第1発明の使い捨てカイロは、通気性を有するシートから成る略扁平形の袋体内に発熱材を封入して使い捨てカイロ本体を構成し、このカイロ本体にシート状の貼着用テープを折り畳んで粘着面を内側に密着させた状態で付設すると共に、該貼着用テープの密着を剥離して展開した状態において、この貼着用テープの展開部分がカイロ本体の外周から外側へ突出した状態で展開して、該展開部分の粘着面が露出するように構成したものである。
よって、未使用状態では、カイロ本体の面部位において粘着用テープが密着した状態に折り畳まれた状態となり、また、使用の際には上記貼着用テープを剥離して展開することにより、カイロ本体の外側へ突出した状態で展開して粘着面が露出した状態となる。即ち、未使用状態ではコンパクトな大きさを維持できると共に、使用状態においては貼着用テープを展開して幅の広い状態で使用者の体や衣服に貼り付けることができるので安定した保持状態を維持できる。
また、カイロ本体を使用者の体若しくは衣類の希望する位置に当てた状態を維持しつつ貼着位置を確認しながら同粘着用テープの貼着面を貼着する余裕ができるので、カイロ本体を使用者の所望位置に貼り付ける作業を簡単に行うことができる。
よって、未使用状態では、粘着用テープが折り畳まれてその展開面が貼着面の剥離処理面に密着し、従来の剥離紙による密着と同様に機能する。また、使用の際には上記貼着用テープの展開面を剥離して展開することにより、カイロ本体を使用者の体若しくは衣類の希望する位置に当てた状態を維持しつつ貼着位置を確認しながら同粘着用テープの貼着面を貼着する余裕ができるので、カイロ本体を使用者の所望位置に貼り付ける作業を簡単に行うことができる。また、貼着用テープがカイロ本体の外側に展開するように構成したので、同貼着用テープをカイロ本体の両側部に設けた場合には同テープによる保持幅が広く、カイロ本体をずれないように安定して保持することができる。
さらに、剥離紙を使用しないので、カイロの使用に際してでるゴミも低減することができ、カイロ本体をコンパクトにできる利点がある。
上記貼着用テープは、シート状のテープ基材を断面略Z形に折って一枚状に折り畳み且つ展開可能に成し、そのテープ基材の一側面を貼着面、もう一方の側面を展開面と成しと、これら両面を連絡する面を中間面として構成し、上記貼着面の外面をカイロ本体に貼着手段を介して貼着固定すると共に、上記貼着面と中間面との合面の少なくとも一方の面に微粘着処理を施し、且つ同中間面における貼着面との合面に剥離処理を施し、該剥離処理面と重なり合う展開面の合面に粘着剤層を設け、折り畳み状態において上記微粘着処理面と粘着層とが各々の合面に密着し、且つ展開面及び中間面を剥離させた際にこれら両面がカイロ本体の外側へ展開して展開面の粘着剤層が露出するように構成したものである。
よって、未使用状態では、粘着用テープが折り畳まれてその展開面の貼着面と中間面の微粘着処理面とが各々の合面に密着し、従来の剥離紙による密着と同様に機能する。また、使用の際には上記貼着用テープの展開面と中間面とを剥離して展開することにより、カイロ本体を使用者の体若しくは衣類の希望する位置に当てた状態を維持しつつ貼着位置を確認しながら同粘着用テープの貼着面を貼着する余裕があるので、カイロ本体を使用者の所望位置に貼り付ける作業を簡単に行うことができる。また、貼着用テープの貼着面と中間面とがカイロ本体の外側に展開するように構成したので、同貼着用テープをカイロ本体の両側部に設けた場合には同テープによる保持幅をより広く確保することかができ、カイロ本体をずれないように安定して保持することが可能となる。
さらには、剥離紙を使用しないので、カイロの使用に際してでるゴミも低減することができ、カイロ本体をコンパクトにできる利点がある。
よって、未使用時には粘着用テープを折り畳んでカイロ本体の範囲内に密着させ、コンパクトな状態を維持できると共に、使用に際して粘着テープを展開することにより、カイロ本体を使用者の肌や衣類の希望位置に当てながら粘着テープを貼着することができるので、カイロ本体の装着を正確に且つ簡単に行うことができる。
特に、粘着用テープをカイロ本体の対向する側部の2箇所に付設した場合には粘着用テープの展開幅を広く確保して安定した保持状態を維持することができ、貼着作業も楽に行うことができる。
図1乃至図3にて示す使い捨てカイロAは、略扁平状に形成した袋体2に発熱体1を封入することによりカイロ本体aを構成し、このカイロ本体aの一側部と他側部とにそれぞれ貼着用テープ3を付設して構成してある。尚、この実施例のカイロ本体a場合、二つの袋体2を中央にて一体に接続して形成し、各々の袋体2の内部に発熱体1を封入し、且つ、各々の袋体2に上記貼着用テープ3を付設してある。
発熱体1は、例えば鉄粉、水、バーキュライト、活性炭、塩類等を混合した混合粉体であり、空気中の酸素と反応して適度に発熱する。尚、上記発熱材としては、上記混合粉体をシート状に成形したり、シート状物に前記混合粉体を保持させたりしたものを用いることも任意である。
カイロ本体aを構成する両袋体2は、内部の発熱体1に酸素を供給できるように少なくともその一部が通気性を有するように構成してあり、同一形状の通気性シート22と非通気性シート21の周縁部同士を熱圧着して接合することにより、周縁部に接合代2aを形成し、扁平な袋体2を左右に並ぶ形で接続してある。
また、両袋体2の接続部は接合代2a同士の間に屈曲代2bを形成し、二つの袋体2がこの屈曲代2bから自由に屈曲するように構成してある。このように両袋体2を屈曲性の良い屈曲代2bを介して接続することにより、カイロ本体aの変形性が増し、体の曲面に沿って貼着する場合などに効果を発揮する。
一方、袋体2のもう一方の片面を構成する非通気性シート21は、ポリオレフィン系フィル等酸素不通気性でホットメルト性を有するプラスチックフィルムを採用したシート等から成る。
上記したように構成される通気性シート22と非通気性シート21の周縁部同士を所定温度と所定圧力をもって熱圧着することで互いのホットメルト性を有するフィルム層同士が熱溶着し、これにより所定幅の接合代2aを形成して両袋体2を構成する。
尚、上記した袋体2は片面を非通気シート21により構成して非通気性としたが、本発明の使い捨てカイロにあっては袋体の両面を通気性シートにより構成し、表裏両面が通気性を有するように構成してもよい。また、通気性シートと非通気性シートの材質や積層構造等は任意に変更してもよい。
図3にて示すように、貼着用テープ3は基材テープ30を二つ折りして断面略V形に折り曲げ成形し、折り畳み及び展開可能に構成してある。上記したように断面V形に折り曲げ形成した基材テープ30は、その一方の面(袋体の非通気シートとの接合面)を貼着面31とし、且つもう一方の面を展開面32として構成する。
上記した基材テープ30は強度のあるプラスチックフィルム等を用いてもよいが、使用者の肌に触れることを考慮するならば、最外層に不織布層、その上にポリエチレンフィルム層を積層し、さらにその上に背面処理剤を積層した積層シートを用いることが好ましい。
また、基材テープ30の貼着面31の外側には略全面的に粘着剤4を付着し、該貼着面31を袋体2の非通気性シート21側の面に貼着固定する。両袋体2に貼着する基材テープ30は、各々断面V形の開口側を両袋体2の接続部側へ向けた状態で貼着し、展開状態において同基材テープ30の展開面32の一部若しくは全部が袋体2の側縁から外側へ向けて展開するように構成する。
この実施例の場合、展開状態において展開面32が両袋体2の外周から外側へ突出するように構成してある(図2−a)。即ち、両袋体2の貼着用テープ3を展開すると、並列する形で接続された両袋体2の両側に展開面32が展開し、粘着剤層5が露出した状態となる(図2−b)。
尚、上記粘着用テープは、基材テープの貼着面の外面にヒートシール性を有するプラスチックフィルム、例えばLLDPE等を密着積層すると共に、両袋体2の片面の非通気性シート21の表面にヒートシール性のあるプラスチックフィルムを積層することで、粘着剤を使用すること無く、粘着用テープを袋体にヒートシールにより接着してもよい(図示せず)。また、上記したように基材テープの貼着面を袋体に対して貼着固定する手段としては、既存のどのような貼着手段を用いてもよい。
使用者が使い捨てカイロAを使用する場合、密封パック(図示せず)を開封して使い捨てカイロAを取り出し、両貼着用テープ3の展開面32の密着を剥離して左右両側へ各々に展開し、それらを両手で持って展張した状態を保つ。カイロ本体aを使用者の体若しくは衣類の希望する位置に当て、余裕のある指などによりカイロ本体aを押して貼着する位置を確認する。位置の確認ができたなら、そのまま両貼着用テープ3の展開面32を体若しくは衣類に貼着する。これによりカイロ本体aを体の希望する位置に対して正確に貼着することができる。
通常、貼着位置が使用者の腹部や胸部等では従来のカイロでも問題なく貼ることができる。しかし、本願のカイロは使用者自身が貼るには難しい箇所、特に背中や腰等に貼着する場合の貼着作業がとてもやり易く、一人でも希望する位置に対して正確且つ簡単に貼着出来る利点がある。
また、使用者の腕や足等に巻き付けた状態でカイロAを貼り付ける場合も、カイロ本体aの両側に貼着用テープ3が突出した形で展開するので、カイロ本体aを腕や足等に巻き付けた状態で両貼着テープ3により簡単に且つ自然な形で貼り付けることが可能である。また、両粘着テープ3によりカイロ本体aを確実に保持することができるので、使用の途中で剥がれてしまうようなこともなく、使用感も大変よい。
さらに、従来の使い捨てカイロのように粘着剤層5を覆うための剥離紙を必要としないので、カイロの使用に伴って生じる不要なゴミを削減することができ、また、使い捨てカイロ自体をコンパクトにまとめることができる利点も有している。
この使い捨てカイロA2は基本的に前記した使い捨てカイロAと同様に構成してあるが、両袋体2に付設する貼着用テープ7の形態が異なる。
この貼着用テープ7は図6にて示すように、基材テープ70を三つ折りにして断面略Z形に折り曲げ形成し、折り畳み及び展開可能に構成してある。上記したように断面Z形に折り曲げ形成した基材テープ70は、一方の側面(袋体の非通気シートとの接合面)を貼着面71とし、且つもう一方の側面を展開面72と成すと共に、これら両面を連絡する面を中間面73として構成してある。
上記したように断面略Z形に折り曲げて構成した基材テープ70は、基材テープ70の展開面72の内側に貼着用の粘着剤層5を付着し、中間面73の合面73aに密着可能に構成してある。前記した場合と同様、この粘着剤層5の付着範囲も展開面72よりも狭い範囲に付着し、その周囲に剥離作業を容易にするためのスペースを設けてある。基材テープ70の中間面73、即ち上記粘着層5の合面73aには剥離処理を施し、展開面72の剥離を容易に行えるようにする。
上記基材テープ70の中間面73における貼着面71との合面には微粘着層6を形成し、折り畳み状態において、この微粘着層6が貼着面71の合面に対して密着に必要な微粘着力により貼着するように構成してある。また、貼着面71における上記微粘着層6と密着する合面71aには剥離処理を施してある。
この実施例の場合、展開状態において展開面72の全部が両袋体2の外周から外側へ突出するように構成してある(図5−a)。即ち、両袋体2の貼着用テープ7を展開すると、並列する形で接続された両袋体2の両側に展開面72が展開し、粘着剤層5が露出した状態となる(図5−b)。
使い捨てカイロA2の場合、展開した状態の展開面72は粘着際層5が袋体2の非通気性シート21と相反する方向へ向いて露呈するため、カイロ本体aの通気性シート22側の面を使用者の肌若しくは衣類に当てる形で貼着することになる。
尚、本実施例の使い捨てカイロA2も、前記したいように貼着面の外面を袋体に対して貼着する手段としてヒートシールによる貼着手段を用いてもよいが、基材テープが断面Z型に折り畳まれるため、シートシールを施す面を貼着面の外面だけに限るか、基材テープを展開した状態にて貼着面だけを圧着してヒートシールする必要がある。
この場合、貼着用テープ3,7の貼着面31,71によりカイロ本体の通気面が広く覆われて通気性が低下するため、上記貼着用テープ3,7の貼着面31,71に微小な孔を多数貫通形成してこの部分における通気性を確保するとよい。また、同貼着面31,71をカイロ本体aに貼り着するための粘着剤をドット状に塗布することにより、その通気性をより効果的に確保することができる(図示せず)。
尚、上記した実施例の使い捨てカイロA,A2ではカイロ本体aを構成する袋体2を2個接続した形としたが、カイロ本体を構成する袋体の数は1個であっても、若しくは3個以上であってもよい。
また、カイロ本体を貼着する貼着用テープの数は上記した使い捨てカイロA,A2のようにカイロ本体の相対向する二カ所に設けることにより広い用途に対応できるが、用途に応じて粘着用テープの数と取付部位を変更することは任意である。
例えば、カイロ本体の一か所に粘着用テープを付設してカイロ本体を吊持する状態で装着してもよいし、また、カイロ本体が横長である場合等は、同カイロ本体の四辺に貼着用テープが展開するように構成してもよく、色々な形状や大きさのカイロに広く対応することができる。
a・・・カイロ本体
1・・・発熱体
2・・・袋体
2b・・・屈曲代
3,7・・・貼着用テープ
4・・・粘着剤
5・・・粘着剤層
6・・・微粘着層
30・・・基材テープ
31,71・・・貼着面
32,72・・・展開面
73・・・中間面
Claims (5)
- 通気性を有するシートから成る略扁平形の袋体内に発熱材を封入して使い捨てカイロ本体を構成し、このカイロ本体にシート状の貼着用テープを折り畳んで粘着面を内側に密着させた状態で付設すると共に、該貼着用テープの密着を剥離して展開した状態において、この貼着用テープの展開部分がカイロ本体の外周から外側へ突出した状態で展開して、該展開部分の粘着面が露出するように構成した使い捨てカイロ。
- 通気性を有するシートから成る略扁平形の袋体内に発熱材を封入して使い捨てカイロ本体を構成し、このカイロ本体にシート状の貼着用テープを付設して成る使い捨てカイロであって、
上記貼着用テープは、シート状のテープ基材を断面略V形に二つ折りして折り畳み及び展開可能に成し、そのテープ基材の一方の面を貼着面、もう一方の面を展開面と成し、上記貼着面の外面をカイロ本体に貼着手段を介して貼着固定すると共に、同貼着面の内面側に剥離処理を施し、該剥離処理面と重なり合う展開面の合面に粘着剤層を設け、折り畳み状態においてこの粘着剤層が上記剥離処理面に密着し、且つ、上記展開面を貼着面の剥離処理面より剥離させた際に同展開面がカイロ本体の外側へ展開して粘着剤層が露出するように構成した使い捨てカイロ。 - 通気性を有するシートから成る略扁平形の袋体内に発熱材を封入して使い捨てカイロ本体を構成し、このカイロ本体にシート状の貼着用テープを付設して成る使い捨てカイロであって、
上記貼着用テープは、シート状のテープ基材を断面略Z形に折って一枚状に折り畳み且つ展開可能に成し、そのテープ基材の一側面を貼着面、もう一方の側面を展開面と成し、これら両面を連絡する面を中間面として構成し、上記貼着面の外面をカイロ本体に貼着手段を介して貼着固定すると共に、上記貼着面と中間面との合面の少なくとも一方の面に微粘着処理を施し、且つ同中間面における貼着面との合面に剥離処理を施し、該剥離処理面と重なり合う展開面の合面に粘着剤層を設け、折り畳み状態において上記微粘着処理面と粘着剤層とが各々の合面に密着し、且つ展開面及び中間面を剥離させた際にこれら両面がカイロ本体の外側へ展開して展開面の粘着剤層が露出するように構成した使い捨てカイロ。 - 上記粘着用テープをカイロ本体の1か所若しくは複数箇所に貼設し、各々カイロ本体の外側へ向けて展開するように構成した請求項1乃至3の何れか一項記載の使い捨てカイロ。
- 上記カイロ本体は複数の袋体として分割し、且つ袋体相互を屈曲可能に連続して構成した請求項1乃至4の何れか一項記載の使い捨てカイロ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007028377A JP2008188356A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | 使い捨てカイロ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007028377A JP2008188356A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | 使い捨てカイロ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008188356A true JP2008188356A (ja) | 2008-08-21 |
Family
ID=39749005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007028377A Pending JP2008188356A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | 使い捨てカイロ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008188356A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009000159A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Okamoto Ind Inc | 使い捨てカイロ |
JP2014111194A (ja) * | 2009-02-04 | 2014-06-19 | Ferric Inc | 貼付用温熱材の包材及びそれを用いた温熱材 |
JP2015134113A (ja) * | 2014-01-17 | 2015-07-27 | フクダ電子株式会社 | 電子機器用の携帯ケース |
JP2020065626A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | 株式会社オーシンエムエルピー | 湾曲可能な細長カイロ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06100843A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-12 | Nitto Denko Corp | 粘着シート及びその巻回体 |
JPH0636623U (ja) * | 1992-10-16 | 1994-05-17 | 広栄化学工業株式会社 | 非通気性袋に収納された粘着発熱体 |
JPH0724316U (ja) * | 1993-10-15 | 1995-05-09 | 株式会社白元 | 発熱構造体 |
JPH11155895A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-06-15 | Kao Corp | 携帯用カイロ |
JP2000189452A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-11 | Kao Corp | 加温具 |
-
2007
- 2007-02-07 JP JP2007028377A patent/JP2008188356A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06100843A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-12 | Nitto Denko Corp | 粘着シート及びその巻回体 |
JPH0636623U (ja) * | 1992-10-16 | 1994-05-17 | 広栄化学工業株式会社 | 非通気性袋に収納された粘着発熱体 |
JPH0724316U (ja) * | 1993-10-15 | 1995-05-09 | 株式会社白元 | 発熱構造体 |
JPH11155895A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-06-15 | Kao Corp | 携帯用カイロ |
JP2000189452A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-11 | Kao Corp | 加温具 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009000159A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Okamoto Ind Inc | 使い捨てカイロ |
JP2014111194A (ja) * | 2009-02-04 | 2014-06-19 | Ferric Inc | 貼付用温熱材の包材及びそれを用いた温熱材 |
JP2015134113A (ja) * | 2014-01-17 | 2015-07-27 | フクダ電子株式会社 | 電子機器用の携帯ケース |
JP2020065626A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | 株式会社オーシンエムエルピー | 湾曲可能な細長カイロ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5052122B2 (ja) | 使い捨てカイロ等に使用される包装材 | |
JP4523750B2 (ja) | 発温積層体 | |
JP2008188356A (ja) | 使い捨てカイロ | |
JP5877214B2 (ja) | 貼付用温熱材の包材及びそれを用いた温熱材 | |
JPH0898856A (ja) | カイロ用粘着剤加工包材 | |
TW200841833A (en) | Breast pad and manufacturing method thereof | |
WO2006016635A1 (ja) | 発熱伸縮体及びその製造方法 | |
JP2606546Y2 (ja) | 発熱構造体 | |
JP2008301935A (ja) | 使い捨てカイロ | |
JPH0636623U (ja) | 非通気性袋に収納された粘着発熱体 | |
JP4955466B2 (ja) | 使い捨てカイロ | |
JP4578319B2 (ja) | パンティライナーの包装構造 | |
JP2006055238A (ja) | 貼付式発熱体 | |
JP5736169B2 (ja) | 発熱具 | |
JPH09327478A (ja) | 吸収性物品の包装構造及びその製造方法 | |
JP2000189452A (ja) | 加温具 | |
JP7224795B2 (ja) | 発熱具 | |
JP4820209B2 (ja) | 使い捨てカイロ | |
JP2008119090A (ja) | 使い捨てカイロ | |
JP7130468B2 (ja) | 発熱具 | |
JP2005130915A (ja) | 吸収体製品 | |
JP5189410B2 (ja) | 貼付用温熱体 | |
JP2007296061A (ja) | 使い捨てカイロ | |
JP2003038542A (ja) | 発熱体包装物 | |
JP2009297274A (ja) | 使い捨てカイロ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100205 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20100205 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111101 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20120619 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20121106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |