JP2008188259A - 弾球遊技機 - Google Patents

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朋弘 小池
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Abstract

【課題】障害釘の釘調整を容易に行うことができつつも、且つ不正な釘曲げ行為を防止できる弾球遊技機を提供すること。
【解決手段】装飾カバー体18に貫通孔18bからなる規制部18aを設け、この貫通孔18bに導入口用障害釘16aの頭部側先端部分が挿入されているので、導入口用障害釘16aを遊技盤5の盤面と平行方向へ所定量以上移動させようとしても、導入口用障害釘の頭部側部分の移動が貫通孔18bの内周壁により規制される。
【選択図】図6

Description

本発明は、不正な釘曲げ行為を防止可能に構成した弾球遊技機に関するものである。
従来から、遊技盤の遊技領域に発射された遊技球は、遊技盤の盤面に設けられた複数の障害釘に当たって方向を換えながら落下していき、普通入賞口、特別図柄始動口、大入賞口の何れかに入賞するか、最下端まで落下してアウト口から排出される。遊技店側では、特に、入賞口近傍に設けられ入賞口へ遊技球を導く導入口を形成する複数の導入口用障害釘の釘間隔や打ち込み角度などを調整することにより、入賞口や始動口へ遊技球を入り易くしたり、あるいは逆に入り難くしたりして、遊技店と遊技者との利益の調節を図っている。
ところで、従来から、遊技店において、複数の導入口用障害釘の釘間隔を極端に広げる不正な釘曲げ行為による釘曲げゴト被害が発生していた。この不正な釘曲げ行為は、パチンコ機のガラス扉と遊技盤の盤面の隙間から針金やピアノ線のようなものを差し込んで、導入口用障害釘を遊技盤の盤面と平行方向へ移動させ、その釘を外側へ大きく曲げて複数の導入口用障害釘の釘間隔を極端に広げるものである。
一方、遊技店により釘調整が行われる際に、複数の導入口用障害釘の釘間隔を極端に狭めて導入口から入賞口へ遊技球が全く入球しないようにする釘調整が行われる場合があった。
特許文献1には、入賞口近傍の障害釘に取付けられた保持部材について開示されている。この釘保持部材は、障害釘が内部に挿通する円筒状の複数の保持筒と、上板と、底板とからなり、複数の保持筒を遊技球の直径より大きな距離を隔てて配設し、上板によりこれらの保持筒が上方で相互に連結されるとともに、下板によりこれらの保持筒が下方で相互に連結される。
特開平7−303734号公報
従来から、遊技店の店員の監視や閉店後の点検作業において、釘曲げゴト師による不正な釘曲げ行為があったことが発見されていた。そのため、遊技中に行われる不正な釘曲げ行為を防ぐことができなかった。
一方、特許文献1においては、遊技店に出荷されるパチンコ機において予め複数の障害釘が釘保持部材により連結保持されると共に、それらの頭部が保持筒の上部で規制されているので、複数の障害釘の釘間隔を極端に狭めることができない。
しかし、遊技店が障害釘の頭部を微調整する場合に、一方の釘頭部を他方の釘頭部の方向に押すことにより、他方の釘頭部が釘保持部材を介して押され、つまり、複数の障害釘の頭部がそれらの間隔を保ちつつ共に傾斜するだけなので、複数の障害釘の頭部の間隔を微調整をすることができない。また、複数の障害釘の釘間隔や打ち込み角度などを調整する場合、釘保持部材を取り外す必要があり、その釘保持部材の取り外し作業が大変面倒である。
本発明の目的は、障害釘の釘調整を容易に行うことができつつも、且つ不正な釘曲げ行為を確実に防止できる弾球遊技機を提供することである。
請求項1の弾球遊技機は、遊技盤と、この遊技盤に設けられた複数の障害釘と、複数の入賞口とを備えた弾球遊技機において、入賞口へ遊技球を導く導入口を形成する複数の導入口障害釘と、複数の導入口障害釘の移動を規制する為の装飾カバー体であって所定の遊技部材に着脱可能に装着された装飾カバー体とを有し、装飾カバー体に、導入口障害釘の少なくとも頭部が遊技盤の盤面と平行方向へ所定量以上移動するのを規制する規制部を形成したものである。
装飾カバー体が遊技部材に着脱可能に設けられ、この装飾カバー体には、導入口用障害釘の移動を規制する為の規制部が設けられている。この規制部により、導入口用障害釘の少なくとも頭部が遊技盤の盤面と平行方向へ所定量以上移動するのが規制されるので、複数の導入口用障害釘の釘間隔を極端に広げることができない。
請求項2の弾球遊技機は、請求項1の発明において、規制部は、装飾体カバー体に形成されて導入口用障害釘の頭部側部分が挿入された貫通孔からなることを特徴としている。 請求項3の弾球遊技機は、請求項1の発明において、規制部は、装飾カバー体に形成されて導入口用障害釘の頭部が挿入された凹部からなることを特徴としている。
本願の弾球遊技機によれば、導入口障害釘と、遊技盤の着脱可能に装着された装飾カバー体とを有し、装飾カバー体に、導入口障害釘の少なくとも頭部が遊技盤の盤面と平行方向へ所定量以上移動するのを規制する規制部を形成したので、複数の導入口用障害釘の釘間隔を極端に広げることができない。これにより、不正な釘曲げ行為を確実に防止することができる。
また、装飾カバー体を遊技部材に着脱可能に装着してあるので、遊技部材から装飾カバー体を簡単に取り外した状態で、複数の導入口用障害釘の釘間隔や打ち込み角度などの調整を容易に行うことができる。
本実施例は、遊技盤と、この遊技盤に設けられた複数の障害釘と、複数の入賞口とを備えた弾球遊技機に、本発明を適用した場合の一例である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、カード式弾球遊技機であるパチンコ機1は、矩形枠状の外枠3と、この外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード式球貸し機2をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、遊技盤5の前側に対応させて、窓部6aを有するガラス扉6と発射用の遊技球を貯留する上皿8の前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。前面板7の下部には、上皿8から溢流し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発射ハンドル10とが設けられている。
球受け皿8の右部には、カード式球貸し機2に対する球貸し操作用の操作パネル13が設けられ、この操作パネル13には、カード残額を3桁の数字で表示するカード残額表示部13aと、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ13bと、遊技終了時にカードの返却を指令する返却スイッチ13cとが設けられている。
図4に示すように、遊技盤5にはほぼ環状のガイドレール14が設けられ、そのガイドレール14の内側に遊技領域5aが形成され、発射ハンドル10を回動操作して発射された遊技球は、このガイドレール14により遊技領域5aに導入される。
遊技領域5aには、複数の障害釘16と、風車11と、装飾カバー部材15と、センターケース25と、そのセンターケース25に一体的に設けられたカラーの液晶ディスプレイ(LCD)25aと、センターケース25の内部に形成されたループ通路(図示略)と、可動役物12と、特別図柄表示部28と、普通図柄ランプ表示部29と、特別図柄表示部28の特別図柄表示領域28a〜28c内に配設された複数の特別図柄変動保留ランプ(図示略)と、複数(4つ)の普通図柄変動保留ランプ27と、装飾カバー部材15により被覆された複数(3つ)の普通入賞口20a〜20cと、第1始動口21aと第2始動口21bとを備えた特別図柄始動口21と、ゲート式の普通図柄始動口22と、大入賞口23と、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収する球排出口24等が設けられている。
遊技領域5aに発射された遊技球は、風車11や複数の障害釘16に当たって方向を換えながら落下していき、複数の普通入賞口20a〜20cと、特別図柄始動口21の第1、第2始動口21a、21b、普通図柄始動口22、大入賞口23の何れかに入賞するか、最下端まで落下して球排出口24から排出される。複数の普通入賞口20a〜20c、特別図柄始動口21、大入賞口23の何れかに遊技球が入球した場合には、その入賞口20a〜20c、23に応じて予め定めた数の遊技球が上皿8又は下皿9に払い出される。
特別図柄始動口21に入球した遊技球を検出した場合には、特別図柄表示部28において、複数(3つ)の特別図柄表示領域28a〜28cに複数の特別図柄が7セグメント表示装置により変動表示され、その表示装置の変動停止時の表示結果が特定図柄態様(「444」、「777」等)になった場合、開閉扉48により大入賞口23が開閉されて、遊技者に有利な利益状態が発生する。ここで、特別図柄の変動中に特別図柄始動口21に遊技球が入球した場合には、その入球数が最大4個まで保留球として記憶され、その保留球に相当する数の特別図柄変動保留ランプが点灯される。そして、その保留数に相当する回数の特別図柄の変動表示が連続的に行われる。
利益状態が発生すると、所定の入賞条件に基づいて、例えば、大入賞口23は最大で15ラウンド開閉動作を繰返し、大入賞口23の各開放は、その大入賞口23に遊技球が10個入球するか、その開放時から30秒経過するまで維持される。
また、普通図柄始動口22に入球した遊技球を検出した場合には、普通図柄ランプ表示部29の普通図柄当りランプ表示領域29aと普通図柄外れランプ表示領域29bとの何れかにおいて、抽選手段による普通図柄の当り/外れの抽選結果がランプ表示され、当りランプ表示領域29aのランプが点灯表示された場合、第2始動口開閉部材21cにより、特別図柄始動口21が所定回数開閉される。
ここで、当り/外れランプ表示領域29a、29bの何れかのランプの点灯表示中に普通図柄始動口22に遊技球が入球した場合には、その入球数が最大で4個まで保留数として記憶され、普通図柄ランプ表示部29の表示領域29a、29bでの当り/外れのランプ表示の実行回数が普通図柄変動保留ランプ27に点灯される。そして、その保留数に相当する回数の普通図柄の当り/外れの抽選が行われ、その抽選結果が連続的に普通図柄ランプ表示部29の当り/外れランプ表示領域29a、29bにて点灯表示される。
次に、図2、図3に示すように、前枠4の裏側に裏機構板30が着脱自在に装着され、その上部側に、外部から遊技球が供給される賞球タンク31と、賞球タンク31から延びるタンクレール32が設けられている。タンクレール32に通路ユニット33が接続され、通路ユニット33の上流側部分に、上皿8又は下皿9に遊技球を払出す払出しモータを有する払出し機構34が設けられている。裏機構板30の下側右部に、遊技球を発射する発射モーター35aを有する発射機構35が設けられている。
前枠4の裏側には、パチンコ機1を制御する各種制御手段(主制御手段、払出し制御手段、演出制御手段、液晶制御手段、電源手段)が装備された基板として、主制御基板40、払出制御基板41、演出制御基板42、液晶制御基板43、電源基板44が夫々所定位置に配設されている。これら制御基板40〜44は別体に構成されて電気的に接続され、少なくとも主制御基板40と払出制御基板41と演出制御基板42と液晶制御基板43には、CPUとROMとRAMからなるマイクロコンピュータと入出力インターフェースが夫々設けられている。
次に、本願特有の装飾カバー部材15について説明する。
図4、図5に示すように、装飾カバー部材15は、装飾体17と、3つの装飾カバー体18とが一体成形された不透明の合成樹脂成形品であり、遊技盤5の盤面(遊技部材に相当する)の左側下部に着脱可能に装着されている。
装飾体17は、正面視にて三日月状に形成された板状部材であり、その前面には意匠性を有する種々の装飾模様が施されている。
3つの装飾カバー体18は、左側の装飾カバー体18から階段状に設けられ、各装飾カバー体18の下部の前側に装飾体17が形成されている。
ここで、図6、図7に示すように、各普通入賞口20a〜20cの上側近傍には、普通入賞口20a〜20bへ遊技球を導く導入口26が夫々形成されている。これら導入口26は、普通入賞口20a〜20cの近傍に遊技球の直径より大きな距離を隔てて盤面に設けられた2本の導入口用障害釘16aにより形成される。
各装飾カバー体18は、普通入賞口20aと、導入口26との前側を覆う板状部材である。各装飾カバー体18は、前後方向において、遊技盤5の前面から遊技球Pの通過を許容できる距離隔てた位置で且つ装飾カバー体18の前面から突出した入賞口用障害釘16aの頭部の先端がガラス扉6に接触しない距離隔てた位置に設けられている。装飾カバー体18で導入口26の前側を覆うことにより、遊技球Pが導入口26の前側から飛び出すことなく普通入賞口20aへ誘導される。
各装飾カバー体18には、導入口用障害釘16aの移動を規制する為の規制部18aが2本の導入口用障害釘16aに対応する位置に夫々形成されている。この規制部18aは、導入口用障害釘16aの頭部が挿通可能な円形の貫通孔18bからなり、貫通孔18bは、導入口用障害釘16aの頭部側先端部分の遊技盤5の盤面と平行方向への所定量以上の移動を内周壁面で規制できるよう導入口用障害釘16aの頭部直径の約2倍の大きさで形成されている。
図6、図7に示すように、この装飾カバー部材15の後方近傍には、普通入賞口部材20が設けられている。普通入賞口部材20は、複数の普通入賞口20a〜20cと、各普通入賞口20a〜20cの下部の開口部後方近傍に連通する連通口を有する連通部20dとが一体形成された合成樹脂成形品である。この普通入賞口部材20は、連通部20dが遊技盤5に形成された貫通孔5bを介して後方へ嵌め込まれた状態で装着され、複数の普通入賞口20a〜20bの後面の上部が遊技盤5の盤面で係止されている。
次に、特別図柄始動口21に設けられた装飾カバー体36について説明する。
図8、図9に示すように、特別図柄始動口21(遊技部材に相当する)には、第1始動口21aと、この第1始動口21aよりも下側に第2始動口21bと、第2始動口21bを大小変化させるように開閉する第2始動口開閉部材21cと、装飾カバー体36とが設けられている。
第1始動口21aの上側近傍には、センターケース25の内部に形成されたワープ通路の出口から流下した遊技球Pを第1始動口21aへ導く導入口37が形成されている。この導入口37は、第1始動口21aの上側近傍に遊技球Pの直径より大きな距離を隔てて盤面に設けられた2本の導入口用障害釘16bにより形成される。
装飾カバー体36は、第1始動口21aと、導入口37との前側を覆う不透明の合成樹脂成形材料で成形された板状部材である。この装飾カバー体36は、第1始動口21aの前側近傍で且つ遊技盤5の盤面から遊技球Pの通過を許容できる距離隔てた位置に設けられている。装飾カバー体36で導入口37の前側を覆うことにより、遊技球Pが導入口37の前側から飛び出すことなく第1始動口21aへ誘導される。
装飾カバー体36には、導入口用障害釘16bの移動を規制する為の規制部36aが2本の導入口用障害釘16bの移動を規制する為の規制部36aが2本の導入口用障害釘16bに対応する位置に夫々形成されている。この規制部36aは、実施例1の規制部18aと同様の構造であり、導入口用障害釘16bの頭部が挿通可能な円形の貫通孔36bからなる。この貫通孔36bは、導入口用障害釘16bの頭部側先端部分の遊技盤5の盤面と平行方向への所定量以上の移動を内周壁面で規制できるよう導入口用障害釘16bの頭部直径の約2倍の大きさで形成されている。
次に、実施例の装飾カバー体18の作用効果について説明する。
遊技店の営業中において、釘曲げゴト師により、普通入賞口20a近傍の2本の導入口用障害釘16aのうち一方の導入口用障害釘16aを外側へ大きく曲げてそれらの釘間隔を極端に広げることにより、導入口26から普通入賞口20aへ遊技球Pを入り易くする不正な釘曲げ行為が行われる場合がある。
このとき、導入口用障害釘16aの頭部側部分が貫通孔18bからなる規制部18aに挿入されているので、導入口用障害釘16aを遊技盤5の盤面と平行方向へ所定量以上移動させようとしても、導入口用障害釘の頭部側先端部分の移動が貫通孔18bの内周壁により規制される。
このように、装飾カバー体18に貫通孔18bからなる規制部18aを設け、この貫通孔18bに導入口用障害釘16aの頭部側先端部分が挿入されているので、導入口用障害釘16aを遊技盤5の盤面と平行方向へ所定量以上移動させることができない。これにより、導入口用障害釘16aを外側へ大きく曲げることができないため、遊技中における釘曲げゴト師による不正な釘曲げ行為を確実に防止することができる。
また、装飾カバー体18を遊技盤5の盤面に着脱可能に装着してあるので、盤面から装飾カバー体18を取り外した状態で、複数の導入口用障害釘16aの釘間隔や打ち込み角度などの調整を容易に行うことができる。また、遊技盤5の盤面に装飾カバー体18を装着した状態において、複数の導入口用障害釘16aの頭部間の間隔を微調整することができる。なお、特別図柄始動口21に設けた装飾カバー体36についても上記装飾カバー体18と同様の作用効果を奏する。
ここで、実施例の装飾カバー体18を部分的に変更した変更例について説明する。
1〕装飾カバー体18に形成された貫通孔18bからなる規制部18aを、導入口用障害釘16aの頭部が挿入された凹部18dからなる規制部18cとして形成してもよい。
図10に示すように、凹部18dは、前後方向の長さが、凹部18d内に導入口用障害釘16aの頭部を挿入できる長さを有し、遊技盤5と平行方向の長さが導入口用障害釘16aの頭部直径の約2倍程度の長さを有する。なお、この装飾カバー体18Aは、凹部18dに挿入された導入口用障害釘16aの頭部が正面視にて視認できるように透明の合成樹脂材料で成形されている。
このように、装飾カバー体18Aに凹部18dからなる規制部18cを設け、この凹部18d内においてその底面に導入口用障害釘16aの頭部先端が当接した状態で挿入されているので、導入口用障害釘16aを遊技盤5の盤面と平行方向へ所定量以上移動させようとしても、導入口用障害釘16aの頭部の移動が凹部18dの側壁面により規制される。これにより、導入口用障害釘16aを外側へ大きく曲げることができず、遊技中における釘曲げゴト師による不正な釘曲げ行為を確実に防止することができる。なお、特別図柄始動口21に設けられた装飾カバー体36についても、規制部36a に上記と同様の凹部を設けた構造としてもよい。
2〕実施例においては、装飾カバー部材15と普通入賞口部材20とを別体に形成したが、これらを一体成形した合成樹脂成形品として構成してもよい。
3〕センターケース25の内部に形成され特別図柄始動口21へ遊技球Pを導くワープ通路の入口の装飾部(遊技部材)に装飾カバー体を設けてもよい。
この場合、ワープ通路入口の装飾部に遊技球の直径より大きな距離を隔てて盤面に設けられた複数の導入口用障害釘で形成された導入口の前側が装飾カバー体で被覆される。そのため、ワープ通路入口における不正な釘曲げ行為を確実に防止することができる。
4〕実施例の実施例の装飾カバー体18、36を、複数の普通入賞口20a〜20cの近傍や、特別図柄始動口21に設けたが、その他、大入賞口23近傍や、ゲート式の普通図柄始動口22近傍等に設けてもよい。
5〕実施例の装飾カバー体18は、遊技盤5の盤面の右側下部に複数の普通入賞口を設けたパチンコ機にも適用可能である。
6〕実施例においては、装飾カバー部材15を、装飾体17と3つの装飾カバー体18とを一体成形した合成樹脂成形品で構成したが、装飾体17と3つの装飾カバー体18とを別体成形し、これら装飾カバー体18が装飾体17に対して開閉可能もしくは着脱可能な構成としてもよい。
7〕本発明は、実施例の実施形態に限定されるものではなく、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態に種々の変更を付加し、更に、パチンコ機に限らず、アレンジボール機、雀球遊技機機等で実施可能で、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
パチンコ機の断面図である。 パチンコ機の斜視図である。 パチンコ機の背面図である。 パチンコ機の遊技盤の正面図である。 装飾カバー部材の正面図である。 装飾カバー部材の斜視図である。 図6のVII−VII線縦断面拡大図である。 特別図柄始動口の正面拡大図である。 特別図柄始動口の斜視図である。 実施例の装飾カバー体の変更形態の縦断面拡大図である。
符号の説明
P 遊技球
1 パチンコ機
5 遊技盤
16 障害釘
16a、16b 導入口用障害釘
18、36 装飾カバー体
18a、36a 規制部
18b、36b 貫通孔
18d 凹部
20a〜20c 普通入賞口

Claims (3)

  1. 遊技盤と、この遊技盤に設けられた複数の障害釘と、複数の入賞口とを備えた弾球遊技機において、
    前記入賞口へ遊技球を導く導入口を形成する複数の導入口用障害釘と、
    前記複数の導入口用障害釘の移動を規制する為の装飾カバー体であって所定の遊技部材に着脱可能に装着された装飾カバー体とを有し、
    前記装飾カバー体に、導入口用障害釘の少なくとも頭部が遊技盤の盤面と平行方向へ所定量以上移動するのを規制する規制部を形成したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記規制部は、前記装飾カバー体に形成されて導入口用障害釘の頭部が挿入された貫通孔からなることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記規制部は、前記装飾カバー体に形成されて導入口用障害釘の頭部が挿入された凹部からなることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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