JPH0731722A - パチンコ機における釘調節具 - Google Patents

パチンコ機における釘調節具

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JPH0731722A
JPH0731722A JP20283693A JP20283693A JPH0731722A JP H0731722 A JPH0731722 A JP H0731722A JP 20283693 A JP20283693 A JP 20283693A JP 20283693 A JP20283693 A JP 20283693A JP H0731722 A JPH0731722 A JP H0731722A
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adjusting tool
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pachinko machine
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Hiroshi Enomoto
宏 榎本
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Kyoraku Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入賞口の上部両側に設けられた障害釘の釘間
寸法を誰にでも簡単にしかも正確に設定できるようにす
る。 【構成】 装飾板17の裏面に寸法設定部16を設け、
該寸法設定部16の両側に、入賞口9aの上部両側に設
けられた一対の障害釘13a,13aに嵌着される係合
凹部18a,18bを設け、両係合凹部18a,18b
間の寸法を所定間隔に設定したことを特徴とするパチン
コ機における釘調節具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機の遊技盤面
に植設された障害釘の内、主に入賞口の上部両側に設け
られる一対の障害釘の釘間寸法を簡単且つ正確に設定す
ることができるようにした釘調節具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に遊技盤面の各入賞口の上部両側に
障害釘が設けられているが、この釘間寸法はその入賞口
における入賞球の数を大きく左右するほど重要なもので
あり、釘間寸法をパチンコ球の外径より広く調節すれば
入賞球が発生し易く、また釘間寸法をパチンコ球の外径
に近ずければ入賞球の発生は少なくなる。ただ、この釘
間寸法の調節は調節の許容誤差が極めて微少であること
から難しく、高度なテクニックを必要としていた。この
ため、ホールに設置される各パチンコ機毎にいわゆる、
釘師といわれる専門家がハンマーとゲージを使って、そ
の人の感でもってその釘間寸法の調節を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、釘間寸法
の調節は熟練した専門家が必要であり、しかもホールに
設置される各パチンコ機1台毎手作業で行なわねばなら
ず、多くの手間と時間を要していた。また、調節する専
門家の専ら感に頼る部分が多いので、その調節を総て正
確に行うことは難しく、出球率の予測が狂うとホールに
おけるパチンコ機の管理がしずらいといった課題が有っ
た。それ故に本発明の目的は、これら課題を解決すべく
なされたもので、釘間寸法を簡単且正確に設定できるよ
うにしたパチンコ機における釘調節具を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め本発明の釘調節具は、装飾板の裏面に寸法設定部を設
け、該寸法設定部の両側に、入賞口の上部両側に設けら
れた一対の障害釘に嵌着される係合凹部を設け、両係合
凹部間の寸法を所定間隔に設定した。
【0005】
【作用】入賞口の上部両側に設けられた一対の障害釘に
寸法設定部の係合凹部を嵌着させることで、釘調節具が
装着される。これにより2本の障害釘間はあらかじめ設
定された寸法の間隔を保持される。従って、例えば係合
凹部間の寸法を種々替えた釘調節具をいろいろと取り揃
えておくことで、前記のように一対の障害釘の釘間寸法
を所望の間隔に簡単且正確に調節することができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明に係るパチンコ機における釘調
節具の一実施例を図面と共に説明する。図1は本発明が
適用されるパチンコ機であり、図2はその一部を拡大し
て示す要部の斜視図である。図において1はパチンコ機
の機枠、2は機枠1の前面に開閉自在に装着される額縁
状の前面板で、その一側にガラス扉枠3及び前面に打球
供給皿4を備えた前板5がそれぞれ開閉自在に装着され
ている。6は前面枠2の裏面に着脱自在に取り付けられ
る遊技盤で、その前面にはガイドレール7が装設される
と共に、該ガイドレール7で囲まれる遊技部8に複数の
通常入賞口9、可変表示装置10及び開閉扉11を有す
る大型入賞装置12等がそれぞれ多数の障害釘13と共
に配設される。
【0007】このパチンコ機は、打球が始動入賞口9a
に入賞することによって可変表示装置10の表示部10
aの表示がランダムに変動するようになっている。そし
て、その停止した状態での表示の組合わせが特定の組合
せに揃うことによって大型入賞装置12の開閉扉11を
所定時間開成して、打球が入賞し易い機会が与えられ
る。
【0008】前記始動入賞口9aの上部両側には、図2
及び図7に示すように左右一対の障害釘13a,13a
が遊技盤6面に植設されている。これらの障害釘13
a,13aはパチンコ球の入賞する機会を多くするか少
なくするか調整するためのもので、その軸部14,14
の間隔dをパチンコ球の直径程度の寸法に設定されてい
る。
【0009】しかして、15は図4,図5に示すごとく
前記二本の障害釘13a,13aの軸部14,14の間
隔dを調節する釘調節具である。この釘調節具15は図
6に分解して示すように寸法設定部16と該寸法設定部
16を覆い隠す装飾板17とから構成される。
【0010】寸法設定部16は横長状の板片からなり、
その左右両側端に前記障害釘13a,13aの軸部1
4,14に嵌着される円弧状の係合凹部18a,18b
がそれぞれ設けられている。一方の係合凹部18aは半
円形に窪ませて形成されており、他方の係合凹部18b
は板片の下部隅角部を切欠いて略四半円形に窪ませて形
成されている。これら係合凹部18a,18b間の寸法
は一定のゲージ寸法に設定される。
【0011】また、寸法設定部16はゲージ寸法の正確
を期すために、ステンレス鋼板で形成され、パチンコ球
の直径が通常11mmであることから、ゲージ寸法を例
えば11.25mm,11.50mm,11.75mm
の如く0.25mm単位で異ならせたもの複数種類作る
と共に、それぞれ寸法設定部16の裏面に釘調節具15
を正確に使用管理できるようその各ゲージ寸法の数値1
9を表示するようにしておく。これは別に寸法に代わる
記号を表示するようにしても良い。
【0012】装飾板17は寸法設定部16の前面を覆い
隠す大きさの合成樹脂板からなり、裏面の左右両端に障
害釘13a,13aの頭部14a,14aを収容させる
段部20,20を形成している。また、この装飾板17
の前面には図6に示すように任意の装飾21を施こして
いるが、この装飾21は始動入賞口9aの前面22に施
こされた装飾23と関連させた図柄や模様にすることが
望ましい。
【0013】釘調節具15は、実施例では図4に示すよ
うに寸法設定部16の中央に通孔24を開設すると共
に、装飾板17の裏面中央にねじ孔25を穿設し、通孔
24とねじ孔25を連通させビス26を螺通して寸法設
定部16と装飾板17とを図5のように一体化させてい
るが、この実施例に限定されることなく、全体を例えば
合成樹脂,セラミック材などにより一体に形成するよう
にしてもよいこと勿論である。
【0014】本発明のパチンコ機における釘調節具15
は上記構成からなり、図7に示すように、例えば始動入
賞口9aの上部両側に左右一対設けた障害釘13a,1
3aに装着して軸部14,14間の間隔dを設定された
寸法に保持するのに使用される。即ち、釘調節具15は
図7に矢示するように、障害釘13a,13aの上方か
ら装飾板17の裏側に設けた段部20,20に障害釘1
3a,13aの頭部19,19が収容されるように下
げ、図8に示すように傷害釘13aの軸部14に寸法設
定部16の一方の係合凹部18aを嵌着し、またそのま
ま他方を押し下げて障害釘13bの軸部14に他方の係
合凹部18bを嵌着して取り付けられる。これにより、
軸部14,14間の間隔dはゲージ寸法に合致する。ま
た、交換のため、取り外す時は釘調節具15の係合凹部
18b側をそのまま引き上げれば良い。尚、本実施例で
は釘調節具15を始動入賞口9aに適用した例を示した
が、通常入賞口9などにも使用できる。
【0015】
【発明の効果】以上に述べたように本発明のパチンコ機
における釘調節具は、装飾板の裏面に寸法設定部を設
け、該寸法設定部の両側に入賞口の上部両側に設けられ
た一対の障害釘に嵌着される係合凹部を設け、両係合凹
部間の寸法を所定間隔に設定するようにしたので、釘師
のように熟練を要さず誰でも簡単に装着することがで
き、従来の如く調整のための面倒な手間が省ける。しか
も、釘間寸法を寸法設定部のゲージ寸法通りに正確に設
定することができる。そして、一旦装着したものも交換
に応じて取り外すことも簡単にできる。更に、ゲージ寸
法の異なる釘調整具を複数種類用意し、必要なものを選
択して使用するようにすれば釘間寸法の広狭を自由に調
節することができ、引いてはホール内に設置される多く
のパチンコ機のいわゆる出球管理がし易くなる。更にま
た、寸法設定部は装飾板により完全に隠され、遊技者に
はほとんど釘間寸法を知られることはなく、また装飾板
により装飾効果を発揮させることもできる等多くの利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の正面図。
【図2】同上要部を示す一部拡大斜視図。
【図3】同平面断面図。
【図4】釘調節具の正面斜視図。
【図5】釘調節具の裏面斜視図。
【図6】釘調節具の分解斜視図。
【図7】釘調節具の使用を説明するための斜視図。
【図8】同上正面図。
【符号の説明】
9a 始動入賞口 13a,13a 障害釘 15 釘調節具 16 寸法設定部 17 装飾板 18a,18b 係合凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装飾板の裏面に寸法設定部を設け、該寸
    法設定部の両側に、入賞口の上部両側に設けられた一対
    の障害釘に嵌着される係合凹部を設け、両係合凹部間の
    寸法を所定間隔に設定したことを特徴とするパチンコ機
    における釘調節具。
JP20283693A 1993-07-22 1993-07-22 パチンコ機における釘調節具 Expired - Lifetime JP3372998B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008188259A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2009291662A (ja) * 2009-09-25 2009-12-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011200694A (ja) * 2011-06-16 2011-10-13 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Cited By (3)

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JP2009291662A (ja) * 2009-09-25 2009-12-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011200694A (ja) * 2011-06-16 2011-10-13 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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