JP2008188161A - 医用画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記憶媒体の論理的故障によるシステムダウンが発生した場合でも、コストを抑えつつ、システム運転を継続することができる医用画像撮影装置を提供する。
【解決手段】医用画像撮影装置1において、第1ソフトウェアを記憶する第1記憶媒体8と、第1ソフトウェアと同じ第2ソフトウェアを記憶する第2記憶媒体9と、第1記憶媒体8の論理的故障を検出する手段と、第1記憶媒体8の論理的故障を検出した場合、記憶した第2ソフトウェアを起動する手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、医用画像を撮影する医用画像撮影装置に関する。
医用画像撮影装置の発展に伴って、医師が患者の患部を示す画像を用いて診察や手術等を行う機会が増加している。医用画像撮影装置としては、例えば、X線断層撮影装置(CT)、X線透視撮影装置及び磁気共鳴撮影装置(MRI)及び超音波診断装置等が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
このような医用画像撮像装置においても、一般的な装置と同様、システムが動作停止状態になるシステムダウンが発生する。一般的に、システム復旧手段としては、記憶媒体をレイド(RAID)構成にしておくことや、同じ医用画像撮像装置を複数用意しておくこと等が行われている。なお、システムダウンは、ハードウェアの損傷やソフトウェアの不具合等が原因となって発生する。
特開平11−285494号公報
しかしながら、前述のようなシステム復旧手段を用いても、記憶媒体の論理的故障によるシステムダウンが生じた場合、システム運転を継続することができない。また、同じ医用画像撮影装置を複数用意することは、コストを上昇させてしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、記憶媒体の論理的故障によるシステムダウンが発生した場合でも、コストを抑えつつ、システム運転を継続することができる医用画像撮影装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る特徴は、医用画像撮影装置において、第1ソフトウェアを記憶する第1記憶媒体と、第1ソフトウェアと同じ第2ソフトウェアを記憶する第2記憶媒体と、第1記憶媒体の論理的故障を検出する手段と、第1記憶媒体の論理的故障を検出した場合、記憶した第2ソフトウェアを起動する手段とを備えることである。
本発明によれば、コストを抑えつつ、記憶媒体の論理的故障が発生した場合でも、システムダウンを回避することができる。
本発明の実施の一形態について図面を参照して説明する。本発明の実施の形態では、医用画像撮影装置の一例として超音波診断装置について説明する。
図1に示すように、超音波診断装置1は、患者等の被検体に対して超音波の送受波を行う超音波プローブ2と、超音波プローブ2に対する駆動信号の送信及び超音波プローブ2からの反射信号の受信を行う送受信部3と、受信した反射信号に基づいて被検体の検査対象部位の画像を生成する画像生成部4と、生成した画像を表示する表示部5と、医者等の操作者からの入力操作を受け付ける入力部6と、各部を制御する制御部7と、各種のプログラム及びデータを記憶する第1記憶媒体8及び第2記憶媒体9とを備えている。
超音波プローブ2は、圧電素子等の材料によりそれぞれ形成された複数の超音波振動子を備えており、それらの超音波振動子により、被検体に対して超音波を送信し、被検体からの反射波をエコー信号として受信する機器である。なお、超音波プローブ2は、医者等の操作者により被検体の表面に当てられ、その状態で超音波の送信及び反射波の受信を行う。
送受信部3は、超音波プローブ2の各超音波振動子に印加する電気パルス信号(励起信号)を駆動信号として生成し、その駆動信号を超音波プローブ2に送信する。さらに、送受信部3は、超音波プローブ2から送信されたエコー信号を受信する。
画像生成部4は、受信したエコー信号を処理し、Bモード画像データやカラードプラ画像データ等の画像データを生成する。この画像生成部4は、例えば、ハードウェア(電子回路)により構成され、基板等に実装されている。
表示部5は、画像を表示する表示装置であって、特に、生成した画像データに基づいて画像を表示する表示装置である。この表示部5としては、例えば、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等を用いる。
入力部6は、操作者により入力操作される入力部であって、特に、装置の起動開始や画像表示の開始等の各種の入力操作を受け付ける入力部である。この入力部6としては、例えば、専用の操作パネル、キーボード及びマウス等の入力デバイスを用いる。
制御部7は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)、BIOS(バイオス)等を記憶する不揮発メモリ及びCPUのワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)等を備えている。不揮発メモリとしては、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ等を用いる。
この制御部7は、通常、BIOSに基づいてブートローダと呼ばれる起動プログラムを読み出して実行し、第1記憶媒体8に格納されているオペレーティングシステム(OS)、すなわち基本ソフトウェアを起動する。その後、制御部7は、第1記憶媒体8に格納されている各種のプログラムやデータ等に基づいて各部の制御を行う。特に、制御部7は、データの計算又は加工等を行う一連のデータ処理及び画像を表示する画像表示処理等を実行する。
第1記憶媒体8は、各種のプログラムやデータ等を記憶する主記憶媒体であって、特に、図2に示すように、システムデータ及び第1記憶媒体8のイメージデータを記憶する記憶媒体である。この第1記憶媒体8としては、例えば、ハードディスクドライブ等の磁気ディスク装置、及びフラッシュメモリ等の半導体ディスク装置等を用いる。
第2記憶媒体9は、各種のプログラムやデータ等を記憶する補助記憶媒体であって、特に、図2に示すように、システムデータ、第1記憶媒体8のイメージデータ及びユーザデータを記憶する記憶媒体である。この第2記憶媒体9としては、第1記憶媒体8と同じように、例えば、ハードディスクドライブ等の磁気ディスク装置、及びフラッシュメモリ等の半導体ディスク装置等を用いる。
ここで、システムデータは、基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(OS)、超音波診断に関する撮影用の超音波ソフトウェア、及び超音波診断装置1の工場出荷時設定データ等により構成されている。第1記憶媒体8のイメージデータは、第1記憶媒体8の内容(イメージ)をそのままファイル化したイメージファイルである。このイメージデータが復旧情報として機能する。
また、ユーザデータは、医師等のユーザにより作成された画像データや設定データ等の各種データである。例えば、画像データは、表示中の画像を保存する必要がある場合等、操作者であるユーザにより入力部6に対して保存用の入力操作が行われると、第2記憶媒体9にユーザデータとして保存される。同じように、設定データも、ユーザにより入力部6に対して設定用の入力操作が行われると、第2記憶媒体9にユーザデータとして保存される。
次に、このような超音波診断装置1の処理動作について説明する。まず、第1記憶媒体8に格納されているオペレーティングシステム(以下、第1記憶媒体8のオペレーティングシステムという)を起動することができない場合に、第2記憶媒体9に格納されているオペレーティングシステム(以下、第2記憶媒体9のオペレーティングシステムという)を起動するシステム起動処理について説明する。
図3に示すように、制御部7は、最初に、第1記憶媒体8の正常フラグが1であるか否かを判断する(ステップS1)。第1記憶媒体8の正常フラグが1であると判断した場合には(ステップS1のYES)、第1記憶媒体8の正常フラグを0にセットし(ステップS2)、第1記憶媒体8が認識されたか否かを判断する(ステップS3)。
第1記憶媒体8が認識されたと判断した場合には(ステップS3のYES)、第1記憶媒体8のシステム、すなわち第1記憶媒体8のオペレーティングシステムを起動する(ステップS4)。その後、システムが正常に起動されたか否かを判断する(ステップS5)。システムが正常に起動されたと判断した場合には(ステップS5のYES)、第1記憶媒体8の正常フラグを1にセットし(ステップS6)、処理を終了する。ここで、システムが正常に起動されなかった場合には(ステップS5のNO)、超音波診断装置1がフリーズ等の停止状態、すなわちシステムダウン状態になる。これに応じて、ユーザは入力部6に対して超音波診断装置1を再起動させる入力操作を行う。
一方、第1記憶媒体8の正常フラグが1でないと判断した場合(ステップS1のNO)又は第1記憶媒体8が認識されなかったと判断した場合には(ステップS3のNO)、第2記憶媒体9が認識されたか否かを判断する(ステップS7)。
第2記憶媒体9が認識されたと判断した場合には(ステップS7のYES)、第2記憶媒体9のシステム、すなわち第2記憶媒体9のオペレーティングシステムを起動する(ステップS8)。その後、システムが正常に起動されたか否かを判断する(ステップS9)。システムが正常に起動されたと判断した場合には(ステップS9のYES)、第1記憶媒体8の異常をユーザに通知する(ステップS10)。このとき、制御部7は、例えば、異常発生を報知する報知画面を表示部5に表示させる。また、制御部7は、第1記憶媒体8の異常に関する情報、例えばログ情報等を第2記憶媒体9に保持する。この情報は異常発生の要因等を解析するために用いられる。
次いで、ユーザが復旧を選択したか否かを判断する(ステップS11)。このとき、ユーザが異常の復旧を希望する場合、入力部6に対して第1記憶媒体8の復旧を指示する入力操作を行う。ユーザが復旧を選択したと判断した場合には(ステップS11のYES)、第1記憶媒体8を復旧し(ステップS12)、第1記憶媒体8の正常フラグを1にセットし(ステップS13)、処理を終了する。このとき、制御部7は、第2記憶媒体9に格納されている第1記憶媒体8のイメージデータに基づいて第1記憶媒体8を復元する。一方、ユーザが復旧を選択していないと判断した場合には(ステップS11のNO)、第2記憶媒体9のオペレーティングシステムによるシステム運転を継続し(ステップS14)、処理を終了する。
ここで、第2記憶媒体9が認識されなかった場合(ステップS7のNO)やシステムが正常に起動されなかった場合には(ステップS9のNO)、超音波診断装置1がフリーズ等の停止状態、すなわちシステムダウン状態になる。これに応じて、ユーザは入力部6に対して超音波診断装置1を再起動させる入力操作を行う。
このように、第1記憶媒体8の論理的故障を検出し、その論理的故障を検出した場合、第2記憶媒体9のオペレーティングシステムを起動することによって、第1記憶媒体8の論理的故障によるシステムダウンが発生した場合でも、超音波診断装置1は第2記憶媒体9のオペレーティングシステムを用いて動作するので、システム運転を継続することができる。
ここで、第1記憶媒体8の論理的故障を検出する検出手段としては、例えば、正常フラグを用いている。第1記憶媒体8の正常フラグは、システム起動前にリセットされ(0にされ)、システム起動後にセットされる(1にされる)。したがって、第1記憶媒体8の論理的故障が発生し、システム起動が完了しなかった場合には、正常フラグはリセットされた状態である。これにより、次回のシステム起動時に正常フラグがリセットされた状態であった場合には、第1記憶媒体8の論理的故障が発生したことが検出される。なお、論理的故障は、例えば、データの不整合やデータ異常等のソフトウェアに関する論理的な故障であり、物理的故障は、ハードディスクドライブ等のハードウェアに関する物理的な故障である。
加えて、第1記憶媒体8の論理的故障の発生を検出した場合には、第2記憶媒体9によるシステム起動が実行される。その後、システム起動が完了した場合には、第1記憶媒体8の異常発生が報知される。ユーザが第1記憶媒体8の復旧を望む場合には、第2記憶媒体9に格納されている第1記憶媒体8のイメージデータに基づいて、第1記憶媒体8の内容が復元される。このように、ユーザの希望に応じて、論理的故障中の第1記憶媒体8が自動的に復旧されるので、装置の信頼性を向上させることができる。
次に、第1記憶媒体8のオペレーティングシステムを起動することができたが、第1記憶媒体8に格納されている超音波ソフトウェア(以下、第1記憶媒体8の超音波ソフトウェアという)を起動することができない場合に、第2記憶媒体9に格納されている超音波ソフトウェア(以下、第2記憶媒体9の超音波ソフトウェアという)を起動する超音波ソフトウェア起動処理について説明する。
図4に示すように、制御部7は、第1記憶媒体8の超音波ソフトウェアを起動し(ステップS21)、第1記憶媒体8の超音波ソフトウェアが正常に起動されたか否かを判断する(ステップS22)。
第1記憶媒体8の超音波ソフトウェアが正常に起動されたと判断した場合には(ステップS22のYES)、第1記憶媒体8のオペレーティングシステム及び超音波ソフトウェアによるシステム運転を継続し(ステップS23)、処理を終了する。一方、第1記憶媒体8の超音波ソフトウェアが正常に起動されてないと判断した場合には(ステップS22のNO)、第2記憶媒体9の超音波ソフトウェアを起動し(ステップS24)、第2記憶媒体9の超音波ソフトウェアが正常に起動されたか否かを判断する(ステップS25)。
その後、第2記憶媒体9の超音波ソフトウェアが正常に起動されたと判断した場合には(ステップS25のYES)、第1記憶媒体8の異常をユーザに通知する(ステップS26)。このとき、制御部7は、例えば、異常発生を報知する報知画面を表示部5に表示させる。また、制御部7は、第1記憶媒体8の異常に関する情報、例えば、異常なソフトウェアのログ情報等を第2記憶媒体9に保持する。この情報は異常発生の要因等を解析するために用いられる。
次いで、ユーザが復旧を選択したか否かを判断する(ステップS27)。このとき、ユーザが異常の復旧を希望する場合、入力部6に対して第1記憶媒体8の復旧を指示する入力操作を行う。ユーザが復旧を選択したと判断した場合には(ステップS27のYES)、第1記憶媒体8を復旧し(ステップS28)、処理を終了する。このとき、制御部7は、第2記憶媒体9に格納されている第1記憶媒体8のイメージデータに基づいて第1記憶媒体8を復元する。一方、ユーザが復旧を選択していないと判断した場合には(ステップS27のNO)、第2記憶媒体9のオペレーティングシステム及び超音波ソフトウェアによるシステム運転を継続し(ステップS29)、処理を終了する。
このように、第1記憶媒体8の超音波ソフトウェアを起動し、超音波ソフトウェアの起動の成否に応じて、第1記憶媒体8の論理的故障を検出することによって、超音波ソフトウェアが正常に起動されなかった場合、第1記憶媒体8の論理的故障が発生したと判断されるので、容易かつ正確に第1記憶媒体8の論理的故障を検出することができる。
なお、第1記憶媒体8の工場出荷時設定データが壊れており、システム起動や超音波ソフトウェア起動時等に読み込むことができない場合でも、制御部7は、第2記憶媒体9の工場出荷時設定データを読み込んで用いる。これにより、第1記憶媒体8の工場出荷時設定データが壊れていても、第2記憶媒体9の工場出荷時設定データを用いて超音波診断装置1は動作するので、超音波診断装置1が停止状態になることを回避することができる。
また、第1記憶媒体8の故障やソフトウェアのアップグレード等のため、第1記憶媒体8の交換を行った場合には、制御部7は、交換した第1記憶媒体8に記憶されたシステムデータ及びイメージデータを第2記憶媒体9に上書きする。これにより、第1記憶媒体8の交換に応じて、その内容が第2記憶媒体9に保存されるので、ユーザは入力部6に対して更新用の入力操作を行う必要がなくなり、利便性を向上させることができ、さらに、第1記憶媒体8を交換する作業だけを行えばよくなるので、作業時間を短縮することができる。
次に、画像生成部4等のハードウェアが故障した場合に、第1記憶媒体8又は第2記憶媒体9に格納されているソフトウェア(以下、第1記憶媒体8又は第2記憶媒体のソフトウェアという)によりハードウェアをエミュレートするエミュレート処理について説明する。特に、画像生成部4を実装する基板の故障等が発生することがある。
図5に示すように、制御部7は、システム起動に応じて、ハードウェアの初期化を行う(ステップS31)。ハードウェアの初期化時にエラーが検出されたか否かを判断する(ステップS32)。このとき、書込エラーや応答エラー等のエラーが自動検出される。
エラーが検出されたと判断した場合には(ステップS32のYES)、第1記憶媒体8又は第2記憶媒体9のソフトウェアにより、ハードウェアをエミュレート(模倣)し(ステップS33)、処理を終了する。このとき、第1記憶媒体8及び第2記憶媒体9のどちらか一方又は両方には、各ハードウェアに対応させて複数のソフトウェアが予め格納されている。例えば、画像生成部4に対応させて画像生成処理用のソフトウェアが格納されている。なお、エミュレート処理としては、例えば、スキャンコンバージョン処理等を用いる。一方、エラーが検出されなかったと判断した場合には(ステップS32のNO)、そのまま処理を終了する。
このように第1記憶媒体8及び第2記憶媒体9のどちらか一方又は両方に、ハードウェアに替えて処理を行うためのソフトウェアを格納しておき、ハードウェアの物理的故障を検出した場合、第1記憶媒体8又は第2記憶媒体9のソフトウェアに基づいてハードウェアをエミュレートすることから、ハードウェアの物理的故障が発生した場合でも、ハードウェアが行う処理がソフトウェアにより行われるので、システムダウンを回避することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、第1記憶媒体8の論理的故障を検出し、その論理的故障を検出した場合、第2記憶媒体9のソフトウェア(例えば、オペレーティングシステムや超音波ソフトウェア等)を起動することによって、第1記憶媒体8の論理的故障によるシステムダウンが発生した場合でも、超音波診断装置1は第2記憶媒体9のソフトウェアを用いて動作するので、システム運転を継続することができる。さらに、第1記憶媒体8に加えて第2記憶媒体9を設ければよく、装置を複数用意する必要がなくなるので、コストを抑えることができる。
加えて、第1記憶媒体8のソフトウェア(例えば、オペレーティングシステム)の起動の成否に応じて、第1記憶媒体8が論理的に正常であるか否かを示す情報を取得して保持し、次回の第1記憶媒体8のソフトウェアの起動を行う場合、保持した情報に基づいて第1記憶媒体8の論理的故障を検出することから、第1記憶媒体8のソフトウェアが正常に起動されなかった場合、第1記憶媒体8が論理的に正常でないことを示す情報が保持され、次回起動時、その情報に基づいて第1記憶媒体8の論理的故障が検出されるので、容易かつ正確に第1記憶媒体8の論理的故障を検出することができる。
また、第1記憶媒体8のソフトウェア(例えば、超音波ソフトウェア)の起動の成否に応じて、第1記憶媒体8の論理的故障を検出することによって、ソフトウェアが正常に起動されなかった場合、第1記憶媒体8の論理的故障が発生したと判断されるので、容易かつ正確に第1記憶媒体8の論理的故障を検出することができる。
さらに、第2記憶媒体9は、第1記憶媒体8を復旧するための復旧情報(例えば、第1記憶媒体8のイメージデータ)を記憶する記憶媒体であり、第1記憶媒体8の論理的故障を検出した場合、記憶した復旧情報に基づいて第1記憶媒体8の論理的故障を復旧することから、論理的故障中の第1記憶媒体8が自動的に復旧されるので、装置の信頼性を向上させることができる。
加えて、第1記憶媒体8の論理的故障を検出した場合、第1記憶媒体8の論理的故障に関する情報を保持することから、この情報を用いて後から異常発生の要因等を解析することが可能になるので、超音波診断装置1に異常発生を回避するための処置等を施すことができ、さらに、その解析情報を超音波診断装置1のメンテナンスや開発等に役立てることができる。
また、第1記憶媒体8の交換に応じて、交換した第1記憶媒体8に記憶されたソフトウェアを第2記憶媒体9に上書きすることから、第1記憶媒体8の故障やソフトウェアのアップグレード等のため、第1記憶媒体8を交換した場合、その内容が第2記憶媒体9に保存されるので、ユーザは入力部6に対して更新用の入力操作を行う必要がなくなり、利便性を向上させることができ、さらに、第1記憶媒体8を交換する作業を行うだけでよくなるので、作業時間を短縮することができる。
さらに、第1記憶媒体8及び第2記憶媒体9のどちらか一方又は両方は、ハードウェアに替えて処理を行うためのソフトウェアを記憶する記憶媒体であり、ハードウェアの物理的故障を検出し、ハードウェアの物理的故障を検出した場合、第1記憶媒体8又は第2記憶媒体9のソフトウェアに基づいてハードウェアをエミュレートすることから、ハードウェアの物理的故障が発生した場合でも、ハードウェアが行う処理がソフトウェアにより行われるので、システムダウンを回避することができる。
(他の実施の形態)
なお、本発明は、前述の実施の形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
例えば、前述の実施の形態においては、補助記憶媒体として第2記憶媒体9を1つだけ設けているが、これに限るものではなく、例えば、2つ以上設けるようにしてもよい。この場合には、2つ以上の補助記憶媒体に優先順位を付与し、優先順位が高い補助記憶媒体のソフトウェアから順次起動を行っていく。なお、このように補助記憶媒体の数を増加させることによって、装置の信頼性を向上させることができる。
本発明の実施の一形態に係る超音波診断装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す超音波診断装置が備える第1記憶媒体及び第2記憶媒体を模式的に示す模式図である。 図1に示す超音波診断装置が行うシステム起動処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す超音波診断装置が行う超音波ソフトウェア起動処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す超音波診断装置が行うエミュレート処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 医用画像撮影装置(超音波診断装置)
4 ハードウェア(画像生成部)
8 第1記憶媒体
9 第2記憶媒体

Claims (7)

  1. 第1ソフトウェアを記憶する第1記憶媒体と、
    前記第1ソフトウェアと同じ第2ソフトウェアを記憶する第2記憶媒体と、
    前記第1記憶媒体の論理的故障を検出する手段と、
    前記第1記憶媒体の論理的故障を検出した場合、記憶した前記第2ソフトウェアを起動する手段と、
    を備えることを特徴とする医用画像撮影装置。
  2. 前記検出する手段は、前記第1ソフトウェアの起動の成否に応じて、前記第1記憶媒体が論理的に正常であるか否かを示す情報を取得して保持し、次回の前記第1ソフトウェアの起動を行う場合、保持した前記情報に基づいて前記第1記憶媒体の論理的故障を検出することを特徴とする請求項1記載の医用画像撮影装置。
  3. 前記検出する手段は、前記第1ソフトウェアの起動の成否に応じて、前記第1記憶媒体の論理的故障を検出することを特徴とする請求項1記載の医用画像撮影装置。
  4. 前記第2記憶媒体は、前記第1記憶媒体を復旧するための復旧情報を記憶する記憶媒体であり、
    前記第1記憶媒体の論理的故障を検出した場合、記憶した前記復旧情報に基づいて前記第1記憶媒体の論理的故障を復旧する手段を備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の医用画像撮影装置。
  5. 前記第1記憶媒体の論理的故障を検出した場合、前記第1記憶媒体の論理的故障に関する情報を保持する手段を備えることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の医用画像撮影装置。
  6. 前記第1記憶媒体の交換に応じて、交換した前記第1記憶媒体に記憶された前記第1ソフトウェアを前記第2ソフトウェアとして前記第2記憶媒体に上書きする手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の医用画像撮影装置。
  7. 前記第1記憶媒体及び前記第2記憶媒体のどちらか一方又は両方は、ハードウェアに替えて処理を行うための第3ソフトウェアを記憶する記憶媒体であり、
    前記ハードウェアと、
    前記ハードウェアの物理的故障を検出する手段と、
    前記ハードウェアの物理的故障を検出した場合、前記第3ソフトウェアにより前記ハードウェアをエミュレートする手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の医用画像撮影装置。
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