JP2018079151A - 医用画像診断装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

医用画像診断装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置において、当該医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを複数のゲストOSにより同時に用いられないよう抑止する仕組みを提供すること。【解決手段】 複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置であって、前記医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを用いた処理を実行し、当該処理の実行結果を出力する第一の処理手段と、前記ハードウェアを用いた処理を実行せずに、前記第一の処理手段の前記実行結果を出力する第二の処理手段と、本番系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させ、待機系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させずに、前記第二の処理手段による処理を実行させる制御手段とを備えることを特徴とする。【選択図】 図9

Description

本開示は、医用画像診断装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
近年、医療分野において、医用画像のデジタル化が進んでおり、医師は患者の所定の部位を表すX線画像や光超音波画像等をコンピュータモニタに表示し、患者の症状を診察することが多い。なお、医用画像を用いた診断を読影と呼ぶ。
一方、デジタル化が進んだことにより、医用画像診断装置におけるソフトウェアが占める役割が大きくなり、ソフトウェア不具合によるエラーが問題になっている。例えば、X線撮影では、X線発生装置によって発せられたX線がX線照射部から被写体へ照射し、被写体を透過したX線をX線センサによって撮像することで画像データを取得する(撮影処理)。そして、取得した画像データに対して、GPUを使って階調処理やノイズ低減処理等の画像処理を行い、読影し易い状態にしてから画像データをPACS(医療用画像管理システム)等の外部機器に送信する(検像処理)。
この撮影処理や検像処理の最中に、何らかのソフトウェア等の不具合によりシステムが停止すると、取得した画像データがどの患者のものであるのか分からなくなってしまう可能性がある。つまり、一度目の照射が無駄になってしまう無効被ばく等となる可能性がある。
この課題を解決する方策として、特許文献1に、ソフトウェアを複数のゲストOSで動作させることで多重化し、一方のゲストOSでソフトウェア不具合によりエラーが発生した場合に、他方のゲストOSを使って処理を継続させる方法が開示されている。
特開2007−304845号公報
特許文献1のような多重化方法を医用画像診断装置に適用する場合、ホットスタンバイ方式でシステムを多重化することが望まれている。患者を撮影し、本番系システムのゲストOSにエラーが発生した場合でも、待機系システムのゲストOSが途中から処理を引き継ぐことができるためである。これにより、医者や患者の待機時間を短縮することができる。
しかしながら、医用画像診断装置においてホットスタンバイ方式でシステムを多重化すると、画像処理時に複数のゲストOSが同時に同じGPUを使うために画像処理が遅延し、検査効率が低下してしまう問題がある。
医用画像診断装置において複数のゲストOSを起動させ、各ゲストOSにおけるシステムをホットスタンバイ方式で稼働させると、画像処理を行う際には各ゲストOSが同時に医用画像診断装置のGPUを使用しようとする。こうした場合、GPUは各ゲストOSから要求された画像処理を並列で実行するのではなく、1つずつ順次処理することになる。
つまり、本番系システムよりも先に待機系システムの処理要求が実行されてしまうと、待機系システムの画像処理が完了するまで、本番系システムは待機しなければならない。また、GPUに限らず、医用画像診断装置が備えるハードウェアが、各ゲストOSから要求された処理を並列処理できないような場合には、同様の問題が発生してしまう。
本開示の仕組みの目的は、複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置において、当該医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを複数のゲストOSにより同時に用いられないよう抑止する仕組みを提供することである。
上記の目的を達成するために本開示の医用画像診断装置は、複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置であって、前記医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを用いた処理を実行し、当該処理の実行結果を出力する第一の処理手段と、前記ハードウェアを用いた処理を実行せずに、前記第一の処理手段の前記実行結果を出力する第二の処理手段と、本番系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させ、待機系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させずに、前記第二の処理手段による処理を実行させる制御手段とを備えることを特徴とする。
本開示の仕組みによれば、複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置において、当該医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを複数のゲストOSにより同時に用いられないよう抑止することが可能となる。
本実施形態に係る医用画像診断装置100の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る医用画像診断装置100の全体処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る本番系検査処理の動作の流れの一例を示すフローチャートである。 第一のゲストOSのウィンドウが第二のゲストOSのウィンドウよりも手前に表示された画面の一例を示す図である。 第二のゲストOSのウィンドウが第一のゲストOSのウィンドウよりも手前に表示された画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る待機系検査処理の動作の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る動作ログの一例を示す図である。 別の実施形態に係る本番系検査処理の動作の流れの一例を示すフローチャートである。 本開示の仕組みの概要を説明するための図である。 本開示の仕組みの概要を説明するための図である。 本開示の仕組みの前提を説明するための図である。
以下、本開示の仕組みの実施形態について図面を用いて説明する。尚、かかる実施形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではない。
まず、本開示の仕組みの概要について図9から図11を用いて説明する。
従来、X線撮影装置や光音響画像生成装置、更にはCT装置といった医用画像診断装置は、CPU、GPU、メモリ等のハードウェアリソースと、ハードウェアリソース上で動作可能なオペレーティングシステム(以下、ホストOSという。)とを含む。また、医用画像診断装置は、X線撮影装置であればX線センサを備えており、光音響画像生成装置であれば検査プローブを備えている。尚、医用画像診断装置は、例えばPCやタブレット端末や携帯端末等の情報処理装置であってもよい。また、光音響画像生成装置は、特開2010−63617号公報や特開2011−5042号公報等に開示された装置である。
こうした医用画像診断装置においてソフトウェアの不具合等が発生してしまうと、医用画像診断装置内のシステムが停止してしまう。その結果、場合によっては患者をもう一度撮影しなおす必要があり、医者や患者の負担が大きい。特に、X線撮影装置では、再撮影により患者にもう一度X線を照射することになってしまう問題がある(つまり、一度目の撮影は無効被ばくとなる。)。
そこで、仮想化技術を用いて医用画像診断装置のホストOS上に複数のゲストOSをインストールし、各ゲストOSでシステムを動作させる仕組みが考えられる。システムを多重化することにより、1つのシステムが停止した場合でも、他のシステムが処理を継続することができるので、エラー発生時の医者や患者の負担を軽減することが可能となる。
また、エラー発生時の処理の引き継ぎをなるべく早く行うために、ホットスタンバイ方式(ホットスペア方式ともいう。)の冗長化を採用することが望ましい。ホットスタンバイ方式とは、同じ構成のシステムを複数用意しておき、本番系システム(運用系システム、稼働系システムともいう。)と待機系システムを同期して常に同じ状態で稼働させ続けておくものである。また、ホットスタンバイ方式は、本番系システムに障害が発生し動作が停止すると即座に待機系システムに処理が切り替わり、途中だった処理も待機系システムに引き継いで続行されるものである。
このホットスタンバイ方式を採用した医用画像診断装置を図11に示す。図11の医用画像診断装置は、ハードウェアリソース上にホストOS130がインストールされている。ホストOS130は、例えばX線センサや検査プローブ101からデータを受信して、ホストOS130上の複数のゲストOSに対してデータを渡す通信分配手段138を備えている。また、図11の医用画像診断装置で動作する複数のゲストOSは、第一のゲストOS110と第二のゲストOS120であり、第一のゲストOS110が本番系システムとして動作し、第二のゲストOS120が待機系システムとして動作する。
各ゲストOSは、制御手段111、121と第一の画像処理手段116、126とを備える。制御手段は、通信分配手段138からデータを受け取り、第一の画像処理手段に画像処理の要求を行う。第一の画像処理手段はこの要求を受けると、医用画像診断装置のGPU(Graphics Processing Unit)を用いて画像処理を実行する。そしてその処理結果を制御手段に返す仕組みになっている。
しかしながら、ホットスタンバイ方式でシステムを多重化すると、画像処理を行う際には複数のゲストOSがGPUを使用するべく動作する。GPUは画像処理の要求を順次処理するため、順番待ちが発生してしまう。つまり、待機系システムの画像処理が本番系システムの画像処理よりも先に実行されてしまうと、待機系システムの画像処理が完了するまで、本番系システムの画像処理が待機させられてしまう問題がある。
そこで、図9に示すように、各ゲストOSが第二の画像処理手段117、127を備えることで、この問題を解決する。第二の画像処理手段は、スタブ(スタブコード)である。つまり、実際にはGPUを用いた画像処理を行わず、第一の画像処理手段による処理結果を返答するだけのモジュールである。すなわち、医用画像処理装置は、本番系システムのゲストOSには、第一の画像処理手段による処理を実行させ、待機系システムのゲストOSには、第一の画像処理手段による処理は実行させずに、第二の画像処理手段による処理を実行させる。こうすることで、GPUが複数のゲストOSに使用されないように抑止する。
また、本番系システムとして動作する第一のゲストOS110においてエラーが発生した場合、図10に示すように、医用画像診断装置は第二のゲストOS120を待機系システムから本番系システムに切り替える。そして、医用画像診断装置は本番系システムである第二のゲストOS120に第一の画像処理手段による処理を実行させる。一方、医用画像診断装置はエラーから復旧した第一のゲストOS110を本番系システムから待機系システムに切り替える。そして、医用画像診断装置は待機系システムである第一のゲストOS110に、第一の画像処理手段による処理は実行させずに、第二の画像処理手段による処理を実行させる。すなわち、本番系システムとして動作するゲストOSでエラーが発生した場合に、本番系システムとして動作するゲストOSには第一の処理手段による処理を実行させずに、第二の処理手段による処理を実行させる制御手段に相当する。また、待機系システムとして動作するゲストOSには第一の処理手段による処理を実行させる制御手段に相当する。このように、エラーが発生して本番系システムを担当するゲストOSが変更となった場合であっても、本番系システムにGPUを使わせることが可能となる。
尚、複数のゲストOSがGPUを同時に使用する場合について説明したが、これに限らない。複数のゲストOSがCPU、GPU、HDD、メモリ等の所定の(または特定の)ハードウェアを同時に使用する場合にも適用可能である。つまり、情報処理や記憶処理といった処理も含まれるため、本開示の仕組みは画像処理を行う場合に限らない。
以下、前述した本開示の仕組みの実施形態について説明を行う。
図1に、本開示の仕組みの実施形態に係る、複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置100の機能構成を示す。
医用画像診断装置100は、仮想化技術により複数のゲストOSを動作させる(多重化する)ことで、ソフトウェアの不具合によるシステム停止を抑止する。本実施形態では、通常時に稼働しているシステムを本番系システムと呼び、本番系システムと同期して常に本番系システムと同じ状態で稼働させておくシステムを待機系システムと呼ぶ。
医用画像診断装置100では、多重化方式としてホットスタンバイ方式を採用する。ホットスタンバイ方式では、同じ構成のシステムを複数用意しておき、本番系システムと待機系システムとを同期して常に同じ状態で稼働させ続けておく。本番系システムに障害が発生し動作が停止すると即座に待機系システムに処理が切り替わり、途中だった処理も待機系システムに引き継いで続行される。
X線センサ/検査プローブ101は、X線検査の場合はX線センサを用い、光超音波検査の場合は検査プローブを用いる。X線センサは、被検体を透過したX線を検出し、画像データへ変換する。一方、検査プローブは、超音波を被検体に送信し、生体からの反射音を検出して画像データへ変換する。尚、医用画像診断装置100は、CT装置やMRI装置といったモダリティであってもよい。そのため、医用画像診断装置100は必ずしもX線センサ/検査プローブ101を備えている必要はない。モダリティに応じたセンサ等をX線センサ/検査プローブ101に代わりに備えていればよい。この場合、そのセンサ等から画像データ、テキストデータ、波形データ等が通信分配手段138に送信されればよい。
第一のゲストOS110は、ホストOS130上で動作する仮想マシンである。第一のゲストOS110は、制御手段111、入力手段112、表示手段113、状態同期手段114、動作ログ115、第一の画像処理手段116、第二の画像処理手段117を含む。
制御手段111は医用画像診断装置100のCPUを用いて、入力手段112、表示手段113、状態同期手段114、第一の画像処理手段116、第二の画像処理手段117を統合的に制御する手段である。制御手段111は、第一のゲストOS110が、本番系システムとして稼働している場合は第一の画像処理手段116を用いて画像処理を実施し、待機系システムとして稼働している場合は第二の画像処理手段117を用いて画像処理を実施する。すなわち、本番系システムとして動作するゲストOSには第一の処理手段による処理を実行させ、待機系システムとして動作するゲストOSには第一の処理手段による処理を実行させずに、第二の処理手段による処理を実行させる制御手段に相当する。
入力手段112は、放射線技師や医師等のユーザからのマウスやキーボード等の入力装置からの操作を受け付ける手段である。ユーザは入力手段112を通して、医用画像診断装置100に対して撮影指示や画像処理指示などを行う。
表示手段113は、X線センサ/検査プローブ101で撮影した画像データ131やボタン、フレーム、画像表示ウィンドウ等のGUI部品をコンピュータモニタ(表示装置)に表示する手段である。表示手段113は、第一のゲストOS110が本番系システムとして稼働している場合は、第二のゲストOS120の表示手段123より前面に画像データ131やGUI部品を表示する。
状態同期手段114は、第一のゲストOS110と第二のゲストOS120の状態を同期させる手段である。状態同期手段114は、第二のゲストOS120の動作ログ125から第一のゲストOS110で実行すべき処理を抽出し、制御手段111に実行させる。すなわち、本番系システムとして動作するゲストOSの動作ログを用いて、復旧したゲストOSの動作状態を本番系システムとして動作するゲストOSの動作状態と同期させる同期手段に相当する。なお、状態同期手段114は、第一のゲストOS110が待機系システムとして稼働している場合のみ動作する。
動作ログ115は、制御手段111、入力手段112、表示手段113、第一の画像処理手段116の処理内容及び、処理結果を出力したログである。動作ログ115には、過去の動作ログも含まれる。また、動作ログ125は、医用画像診断装置100のHDD等(記憶手段)に格納される。
第一の画像処理手段116は、X線センサ/検査プローブ101で撮影した画像データ131に対して、GPUを使って画像処理プログラムを実行することで階調処理、ノイズ低減処理等の画像処理を施す手段である。すなわち、医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを用いた処理を実行し、当該処理の実行結果を出力する第一の処理手段に相当する。第一の画像処理手段116は、第一のゲストOS110が本番系システムとして稼働している場合に用いられる。
第二の画像処理手段117は、画像処理プログラムを模擬したスタブプログラム(スタブコード)をCPUで実行する手段である。スタブプログラムは、階調処理、ノイズ低減処理等の画像処理毎に準備する。また、スタブプログラムは、第二のゲストOS120の動作ログ125から第二のゲストOS120で施された当該画像処理の処理結果を取得し、制御手段111に通知する。すなわち、医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを用いた処理を実行せずに、第一の処理手段の実行結果を出力する第二の処理手段に相当する。第二の画像処理手段117は、第一のゲストOS110が待機系システムとして稼働している場合に用いられる。
第二のゲストOS120は、第一のゲストOS110と同様に、ホストOS130上で動作する仮想マシンである。第二のゲストOS120は、制御手段121、入力手段122、表示手段123、状態同期手段124、動作ログ125、第一の画像処理手段126、第二の画像処理手段127を含む。
制御手段121は、入力手段122、表示手段123、状態同期手段124、第一の画像処理手段126、第二の画像処理手段127を統合的に制御する手段である。制御手段121は、第二のゲストOS120が、本番系システムとして稼働している場合は第一の画像処理手段126を用いて画像処理を実施し、待機系システムとして稼働している場合は第二の画像処理手段127を用いて画像処理を実施する。すなわち、本番系システムとして動作するゲストOSには第一の処理手段による処理を実行させ、待機系システムとして動作するゲストOSには第一の処理手段による処理を実行させずに、第二の処理手段による処理を実行させる制御手段に相当する。
入力手段122は、第一のゲストOS110の入力手段112と同様なため説明を省略する。
表示手段123は、第一のゲストOS110の表示手段113と同様に、X線センサ/検査プローブ101で撮影した画像データ131やボタン、フレーム、画像表示ウィンドウ等のGUI部品をコンピュータモニタ(表示装置)に表示する手段である。表示手段123は、第二のゲストOS120が本番系システムとして稼働している場合は、第一のゲストOS110の表示手段113より前面に画像データ131やGUI部品を表示する。
状態同期手段124は、第一のゲストOS110の状態同期手段114と同様に、第一のゲストOS110と第二のゲストOS120の状態を同期させる手段である。状態同期手段124は、第一のゲストOS110の動作ログ115から第二のゲストOS120で実行すべき処理を抽出し、制御手段121に実行させる。すなわち、本番系システムとして動作するゲストOSの動作ログを用いて、復旧したゲストOSの動作状態を本番系システムとして動作するゲストOSの動作状態と同期させる同期手段に相当する。なお、状態同期手段124は、第二のゲストOS120が待機系システムとして稼働している場合のみ動作する。
動作ログ125は、制御手段121、入力手段122、表示手段123、第一の画像処理手段126の処理内容及び、処理結果を出力したログである。動作ログ125には、過去の動作ログも含まれる。また、動作ログ125は、医用画像診断装置100のHDD等(記憶手段)に格納される。
第一の画像処理手段126は、第一の画像処理手段116と同様に、X線センサ/検査プローブ101で撮影した画像データ131に対して、GPUを使って画像処理プログラムを実行することで階調処理、ノイズ低減処理等の画像処理を施す手段である。すなわち、医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを用いた処理を実行し、当該処理の実行結果を出力する第一の処理手段に相当する。第一の画像処理手段126は、第二のゲストOS120が本番系システムとして稼働している場合に用いられる。
第二の画像処理手段127は、第一のゲストOS110の第二の画像処理手段117と同様に、画像処理プログラムを模擬したスタブプログラムをCPUで実行する手段である。スタブプログラムは、階調処理、ノイズ低減処理等の画像処理毎に準備する。また、スタブプログラムは、第一のゲストOS110の動作ログ115から第一のゲストOS110で施された当該画像処理の処理結果を取得し、制御手段121に通知する。すなわち、医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを用いた処理を実行せずに、第一の処理手段の実行結果を出力する第二の処理手段に相当する。第二の画像処理手段127は、第二のゲストOS120が待機系システムとして稼働している場合に用いられる。
ホストOS130は、仮想マシンを動作させる基盤となるOSである。ホストOS130は、スナップショット取得ポイント設定手段132、スナップショット取得手段133、動作異常検知手段135、システム復旧手段136、処理切替手段137、通信分配手段138から構成される。また、画像データ131及び、スナップショットデータ134はホストOS130が管理し、医用画像診断装置100のHDD等(記憶手段)に格納される。
画像データ131は、X線センサ/検査プローブ101で撮影した画像データである。また、画像データ131は、第一の画像処理手段116または第一の画像処理手段126によって画像処理がなされた結果である。
スナップショット取得ポイント設定手段132は、ゲストOSのスナップショットを取得するタイミングを設定する手段である。本実施形態では、スナップショット取得ポイント設定手段132は、本番系システムとして動作するゲストOSのスナップショットを取得するタイミングを設定する。スナップショットとは、ある時点のシステムの状態(例えば、メモリ、CPU、レジスタ、ディスク等)をデータとして保存することをいう。このデータをスナップショットデータと称する。スナップショットデータを用いることで、ゲストOSをスナップショット取得時の状態に復元することができる。
スナップショット取得手段133は、ゲストOSのスナップショットを取得する手段である。スナップショット取得手段133は、本番系システムとして稼働しているゲストOSの動作ログを監視し、スナップショットを取得すべきポイントに処理が到達した際に、スナップショットを取得する。
スナップショットデータ134は、本番系システムで稼働しているゲストOSのスナップショットデータである。
動作異常検知手段135は、本番系システムの動作ログ及び、本番系システムで稼働しているゲストOSの状態を監視し、動作異常(エラー)の発生を検知する手段である。
システム復旧手段136は、ゲストOSが動作異常になった際に、スナップショットデータ134を用いて、ゲストOSをエラー発生前の状態に復旧する手段である。すなわち、本番系システムとして動作するゲストOSまたは待機系システムとして動作するゲストOSでエラーが発生した場合に、スナップショットを用いて復旧する復旧手段に相当する。
処理切替手段137は、本番系システムと待機系システムを切り替える手段である。動作異常検知手段135が本番系システムの動作異常を検知した場合、処理切替手段137は、待機系システムに本番系システムに移行するよう通知する。
通信分配手段138は、X線センサ/検査プローブ101からデータを受信し、複数のゲストOSに分配する手段である。また、通信分配手段138は、制御手段111及び制御手段121から指示された画像データをPACS140(Picture Archiving and Communication System)に送信する。このとき、通信分配手段138は、本番系システムとして動作するゲストOSから指示された画像データをPACS140に送信する。各ゲストOSはホットスタンバイ方式で動作しているため、本番系システムと待機系システムから画像データの送信が指示される。これをすべて実行してしまうと、同じ画像データを複数回送信することになるので、本番系システムから指示された画像データのみを送信する。または、本番系システムと待機系システムのいずれかから指示された画像データのみを送信する形態であってもよい。通信分配手段138がPACSに送信する際には、WANまたはLAN等のネットワークを介して有線または無線で送信する。また、送信する画像データは、DICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)規格のDICOM画像(DICOMデータ)である。
尚、本実施形態では医用画像診断装置100で2つのゲストOSが動作する例について説明を行うが、ゲストOSの数は複数であればよく、2つに限らない。ゲストOSが3つ以上動作する場合には、医用画像診断装置100は、1つのゲストOSを本番系システムとして動作させ、それ以外のゲストOSを待機系システムのゲストOSとして動作させる。
次に、図2から図7を用いて、本開示の仕組みの実施形態に係る処理の流れを示す。
まず、図2を用いて医用画像診断装置100の全体処理の流れを説明する。以下説明するS201乃至S206の各ステップは、医用画像診断装置100のCPUが各機能部を動作することにより実行される処理である。
ステップS201では、ホストOS130のスナップショット取得ポイント設定手段132は、スナップショットデータを取得するポイント(以下、スナップショット取得ポイントという。)を設定する。ここでいうポイントとは、タイミングのことである。スナップショット取得ポイントは、ユーザからの入力を受け付けたポイントか、本番系システムの過去の動作ログから自動的に抽出したポイントとする。
ここで、動作ログについて説明する。動作ログは、例えば、図7のように、処理が行われた年月日時分秒を示すタイムスタンプ701、処理順に発行されるIDである識別子702、処理種別703、処理内容704、処理結果705等が含まれていればよく、フォーマット及び、保持方法は問わない。なお、ここでは、処理種別703は、入力手段112で指定されたユーザ操作処理を“USER_OPE”とし、その他の内部処理を“INTERNAL”としている。また、処理内容704は、処理開始を“start”、処理終了を“finish”としている。また、処理結果705は、成功を“success”、エラーを“error”、画像解析値を“数値”、その他を“none”としている。
ステップS201の説明に戻る。スナップショット取得ポイントの自動抽出について説明する。エラーが発生しやすいパターンは、ユーザ操作に伴う処理を行った場合である。コンピュータは並列処理を行うことが可能ではあるものの、予期せぬユーザ操作が発生し、エラーとなってしまうことが多い。よって、ユーザ操作のタイミングをスナップショット取得ポイントとすることが望ましい。つまり、第一のゲストOS110が本番系システムとして稼働している場合は、過去の動作ログ115を解析し、スナップショット取得ポイントとしてエラーが発生した直前のユーザ操作処理の処理内容704を抽出すればよい。
例えば、過去の動作ログ115が図7の場合だと、識別子702=“10011”、処理内容704=“finishIpDynamicRange”のレコードで、エラー(処理結果705=“error”)が発生しているのがわかる。従って、過去の動作ログ115から抽出するスナップショット取得ポイントは、当該レコードより前のレコードのうち、直近のユーザ操作処理(処理種別703=“USER_OPE”)のレコード(識別子702=“10010”)である。すなわち、処理内容704=“startIpDynamicRange”である。つまり、この処理内容が実行されるタイミングをスナップショット取得ポイントとして設定する。
また、スナップショット取得ポイントとして、撮影処理終了のタイミング(処理内容704=“finishCapture”)を予め設定しておいてもよい。本番系システムとして動作しているゲストOSで、撮影処理後にソフトウェア不具合によって画像データ131への参照が切れる等のエラーが発生した際に、エラー発生前の状態に復旧することが可能になるためである。
ステップS202では、ホストOS130のスナップショット取得手段133は、ステップS201で設定したスナップショット取得ポイントの一覧を取得する。すなわち、どのタイミングでスナップショットデータを取得すべきかを示す情報の一覧を取得するということである。
ステップS203では、ホストOS130の動作異常検知手段135は、本番系システムとして動作しているゲストOSの監視を開始する。例えば、第一のゲストOS110が本番系システムとして動作している場合は、動作ログ115及び、第一のゲストOS110の状態を監視することで、動作異常を検知する。
ステップS204では、ホストOS130は、本番系システムのゲストOSに本番系検査処理を実行させ、待機系システムのゲストOSに待機系検査処理を実行させる。本番系検査処理の詳細は図3に示し、待機系検査処理の詳細は図6に示す。各検査処理の詳細は後述する。尚、各検査処理には、撮影処理及び検像処理が含まれる。
ステップS205では、ホストOS130の動作異常検知手段135は、本番系システムとして稼働しているゲストOSの状態監視を終了する。
ステップS206では、ホストOS130のスナップショット取得手段133は、ステップS307で取得したスナップショットデータ134を医用画像診断装置100のHDDから削除する。
次に、図3を用いて本番系検査処理の動作の流れを説明する。以下、第一のゲストOS110が本番系システムとして稼働している場合を例に取り説明する。第二のゲストOS120が本番系システムとして稼働している場合には、以下説明する第一のゲストOS110の各手段が実行する各種処理を、第二のゲストOS120の各手段が実行することになる。
ステップS301では、第一のゲストOS110の入力手段112は、ユーザからの操作を受け付ける。ユーザは入力手段112を通して、医用画像診断装置100に対して、撮影指示や画像処理指示などを行うことができる。
ステップS302では、第一のゲストOS110の制御手段111は、これから実行する処理が画像データ131に対する画像処理か否かを判定する。すなわち、GPUを用いて画像処理を行うか否かを判定するということである。画像処理以外の処理を実行する場合はステップS303に進み、画像処理を実行する場合はステップS304に進む。
ステップS303では、第一のゲストOS110の制御手段111は、画像処理以外の処理を実行する。例えば、ステップS301でユーザが撮影処理を指示した場合、制御手段111は、X線センサ/検査プローブ101から画像データ131を受信し、ホストOS130に格納する。そして、表示手段113を使って画像データ131及び、ボタン、フレーム、画像表示ウィンドウ等のGUI部品を医用画像診断装置100のコンピュータモニタに表示する。尚、既に、画像データ131がホストOS130の所定の場所に格納されている場合は、他のゲストOSで受信完了したと判断し、受信した画像データ131を破棄する。また、その他の画像処理以外の処理としては、患者情報を登録する、画像診断を効率化するために画像データ131に注目領域情報を付加する処理も含まれる。更には、HIS(Hospital Information Systems)/RIS(Radiology Inforamtion Systems)及び、PACSなどの外部装置とやり取りする等の処理も画像処理以外の処理に含まれる。これらの処理が完了した後、制御手段111は、タイムスタンプ701、識別子702、処理種別703、処理内容704、処理結果705等の情報を動作ログ115に出力する。
ステップS304では、第一のゲストOS110の第一の画像処理手段116は、GPUで画像処理プログラムを実行することで、画像データ131に対して、階調処理、ノイズ低減処理等の画像処理を施す。尚、画像処理を実行するケースとしては、主に、ステップS301でユーザが明示的に指示した場合、及び撮影処理時にシステムが自動的に実施する場合がある。撮影処理時にシステムが自動的に実施する画像処理としては、例えば、ノイズ低減処理や画像歪み補正処理等がある。
ステップS304を具体的に説明する。制御手段111は、制御手段111が含まれる第一のゲストOS110が本番系システムであるのか、または待機系システムであるのかを示す情報を記憶している。よって、制御手段111は、この情報に基づいて第一のゲストOS110が本番系システムとして動作するゲストOSであると判断すると、第一の画像処理手段116による画像処理を実行させる。一方、制御手段が含まれるゲストOSが待機系システムであると判断する場合については、ステップS603で後述する。
画像処理が終了すると第一の画像処理手段116は処理結果(画像処理が成功したか否かを示す情報)を制御手段111に通知する。この通知を受けると、制御手段111は、ステップS303と同様に、タイムスタンプ701、識別子702、処理種別703、処理内容704、処理結果705等の情報を動作ログ115に出力する。
ステップS305では、ホストOS130の動作異常検知手段135は、本番系システムで稼働しているゲストOSの動作異常を検知したか否かを判定する。動作異常を検知しなかった場合はステップS306に進み、検知した場合はステップS310に進む。尚、ゲストOSの状態監視の方法としては、ゲストOSが出力する動作ログの確認や、ゲストOSに対して一定時間ごとにハートビートを発信して応答が無くなった場合に異常状態になっていると判断する等の方法を取ればよい。
ステップS306では、ホストOS130のスナップショット取得手段133は、本番系システムの処理がステップS202で取得したスナップショット取得ポイントに到達しているか否かを判定する。すなわち、スナップショット取得ポイントが示す処理と本番系システムで実施した処理とが同じであるか否かを判定する。スナップショット取得ポイントに到達している場合はステップS307に進み、スナップショット取得ポイントに到達していない場合はステップS308に進む。尚、スナップショット取得ポイントに到達しているか否かの判定には動作ログ115を用いるか、もしくは、スナップショット取得ポイントに到達した際に制御手段111がスナップショット取得手段133に通知する構成でも良い。
ステップS307では、ホストOS130のスナップショット取得手段133は、第一のゲストOS110のスナップショットデータ134を取得し、ホストOS130が管理する医用画像診断装置100のHDD等に保存する。尚、スナップショットデータの取得は、第一のゲストOS110の動作を停止することなく取得することができる。
ステップS308では、第一のゲストOS110の制御手段111は、ステップS301で受け付けたユーザ操作に伴う処理が全て完了したか否かを判定する。全て完了した場合はステップS309に進み、完了していない処理が存在する場合はステップS302に進み、処理が完了するまでステップS302乃至ステップS308を繰り返し実行する。
ステップS309では、第一のゲストOS110の制御手段111は、検査処理が終了したか否かを判定する。検査処理が終了した場合は本番系システムの動作が終了し、検査処理が終了していない場合はステップS301に進む。
ステップS305で動作異常を検知したと判定されると、ステップS310では、ホストOS130の処理切替手段137は、第二のゲストOS120の制御手段121に本番系システムに移行するよう通知する。制御手段121は通知を受けると、状態同期手段124を停止し、第一の画像処理手段126を使って画像処理を実行するよう処理を切り替える。次に、表示手段123が第一のゲストOS110の表示手段113より前面に画像データ131やGUI部品等を表示する。
図4及び図5を用いて表示手段の動作について詳細に説明する。図4は、医用画像診断装置100のモニタの様子を示す画面400である。すなわち、ホストOS130の画面400である。動作異常を検知する前は、図4に示すように、本番系システムである第一のゲストOS110の各種情報を示す画面401が、待機系システムである第二のゲストOS120の各種情報を示す画面402よりも前面に表示される。これは、本番系システムの処理結果をユーザに閲覧させるためである。つまり、処理切替手段137により本番系システムと待機系システムとが入れ替わると、図5に示すように、本番系システムである第二のゲストOS120の画面402が、待機系システムである第一のゲストOS110の画面401よりも前面に表示される。このように、本番系システムの画面(ウィンドウ)を自動的に前面に表示することで、本番系システムの画面をユーザが前面に表示するよう指示する手間を軽減できる。尚、本実施形態では画面401と画面402とをウィンドウ形式で表示させる一例を提示したが、フルスクリーン形式でも構わない。この場合、本番系システムのゲストOSの画面をフルスクリーンで表示するようにすればよい。
そして、動作異常検知手段135は、状態監視先を第二のゲストOS120の動作ログ125、及び第二のゲストOS120に切り替え、スナップショット取得手段133は、スナップショット取得先を第二のゲストOS120に切り替える。尚、本番系システムと待機系システムを切り替える際に、処理切替手段137はその旨をユーザに通知する構成にしてもよい。
ステップS311では、ホストOS130のシステム復旧手段136は、ステップS307で取得したスナップショットデータ134を用いて、第一のゲストOS110をエラー発生前の状態に復旧する。
ステップS312では、第一のゲストOS110の状態同期手段114は、第一のゲストOS110と第二のゲストOS120の状態を一致させる。具体的には、本番系システムとして稼働している第二のゲストOS120の動作ログ125から、第一のゲストOS110で実行すべき処理内容704を抽出する。そして、制御手段111を用いて、取得した処理内容704を実行する。尚、実行すべき処理内容704は、エラーが発生した処理及び、ステップS311で第一のゲストOS110を復旧している間に第二のゲストOS120で実行された処理になる。これらは、識別子702をキーに、第一のゲストOS110の動作ログ115と第二のゲストOS120の動作ログ125を比較することで抽出できる。なお、処理内容704の抽出方法は、動作ログ125を参照せずに制御手段121に問い合わせてもよい。
ステップS313では、ホストOS130は、第一のゲストOS110が復旧した後、第一のゲストOS110を待機系システムとして稼働させる。そして、待機系検査処理を実行させる。待機系検査処理の詳細は、図6を用いて後述する。
次に、図6を用いて待機系検査処理の動作の流れを説明する。以下、第二のゲストOS120が待機系システムとして動作している場合を例に取り説明する。第一のゲストOS110が本番系システムとして稼働している場合には、以下説明する第二のゲストOS120の各手段が実行する各種処理を、第一のゲストOS110の各手段が実行することになる。
ステップS601では、第二のゲストOS120の状態同期手段124は、本番系システムとして動作している第一のゲストOS110の動作ログ115から第二のゲストOS120で実行すべき処理内容704を抽出する。実行すべき処理内容704は、ステップS303、もしくは、ステップS304で第一のゲストOS110で実行されたユーザ操作処理の中で、第二のゲストOS120で未だ実行されていない処理になる。これは、識別子702をキーに、第一のゲストOS110の動作ログ115と第二のゲストOS120の動作ログ125を比較し、第二のゲストOS120で未だ処理していない処理内容704を取得する。次に、取得した処理内容704の中から、処理種別703=“USER_OPE”の処理を抽出すればよい。尚、処理内容704の抽出方法は、動作ログ115を参照せずに制御手段111に問い合わせてもよい。
ステップS602では、第二のゲストOS120の制御手段121は、ステップS601で抽出した処理内容704が、画像処理か否かを判定する。画像処理の場合はステップS603に進み、画像処理以外の場合はステップS606に進む。
ステップS603では、第二のゲストOS120の制御手段121は、第二の画像処理手段127で画像処理を実行する。但し、第二の画像処理手段127は、GPUで画像処理プログラムを実行せずに、CPUを使って該当画像処理プログラムを模擬したスタブプログラム(スタブコード)を実行する。スタブプログラムでは、第一のゲストOS110で施された画像処理の処理結果705を識別子702及び、処理内容704をキーにして、動作ログ115から取得する。尚、処理結果705の抽出方法は、動作ログ115を参照せずに制御手段111に問い合わせてもよい。
また、ホットスタンバイ方式の場合、本番系システムと待機系システムは同じ処理をほぼ同じタイミングで実行するため、本番系システムの第一の画像処理手段が画像処理を完了するまで待機系システムの第二の画像処理手段は処理結果を取得することができない。そのため、第二の画像処理手段は、本番系システムの動作ログから画像処理の処理結果を取得できるまで定期的にスタブプログラムを実行し、動作ログを参照する。第二の画像処理手段がスタブプログラムを実行する間隔は、本番系システムと待機系システムの同期処理に影響を及ぼさない程度の間隔であればよい。第二の画像処理手段が本番系システムの制御手段に処理結果を問い合わせる場合も同様である。
ステップS604では、第二のゲストOS120の制御手段121は、画像処理以外の処理を実行する。ステップS604の処理は、前述したステップS303と同様であるため、詳細な説明は省略する。但し、前述したように、本番系システムの表示内容を前面に表示するため、待機系システムの表示内容は本番系システムの表示内容よりも背面に表示されるか、コンピュータモニタには表示されない。尚、既に、画像データ131がホストOS130の所定の場所に格納されている場合は、他のゲストOSで受信完了したと判断し、受信した画像データ131を破棄する。もしくは、バックアップとして残しておいてもよい。
ステップS605では、第二のゲストOS120の制御手段121は、本番系システムに移行するか否かを判定する。ステップS310で発行された処理切替手段137からの本番系システムへの移行通知が届いている場合はステップS607に進み、届いていない場合はステップS606に進む。
ステップS606では、第二のゲストOS120の制御手段121は、検査処理が終了したか否かを判定する。すなわち、ステップS601で抽出すべき未処理の処理内容が存在するか否かを判定する。検査処理が終了した場合は待機系システムの動作が終了し、検査処理が終了していない場合はステップS601に進む。
ステップS607では、第二のゲストOS120の第二の画像処理手段127は、ステップS603で取得した第一のゲストOS110で施された画像処理の処理結果705に基づき、ステップS304で実施された画像処理が成功したか否かを判定する。成功している場合は処理結果705を制御手段121に通知してからステップS609に進み、エラーの場合(すなわち、失敗している場合)は、ステップS608に進む。
ステップS608では、第二のゲストOS120の制御手段121は、第一の画像処理手段126を用いて、画像データ131に画像処理を施す。第一の画像処理手段126は、ステップS304と同様に、GPUで画像処理プログラムを実行することで階調処理、ノイズ低減処理等の画像処理を施す。
画像処理が終了すると第一の画像処理手段126は処理結果(画像処理が成功したか否かを示す情報)を制御手段121に通知する。この通知を受けると、制御手段121は、タイムスタンプ701、識別子702、処理種別703、処理内容704、処理結果705等の情報を動作ログ125に出力する。ステップS607で制御手段121が第二の画像処理手段127から処理結果705の通知を受けた場合も同様である。
ステップS609では、ホストOS130は、第二のゲストOS120を本番系システムとして稼働させる。そして、本番系検査処理を実行させる。本番系検査処理の詳細は、図3を用いて前述した通りである。
このように、本番系システム(第一のゲストOS110)の画像処理が失敗した場合に、待機系システム(第二のゲストOS120)で第一の画像処理手段126を用いた画像処理を行うことで、ホットスタンバイ方式を実現する。また、ステップS603で、画像処理にスタブプログラムを用いることで、本番系システムの処理を妨害することなく、本番系システム(第一のゲストOS110)と待機系システム(第二のゲストOS120)の状態を同期させることができる。
図8は、図3の本番系検査処理の別の実施形態を示す。前述した実施形態では、スナップショット取得ポイントを手動または自動で決定しておき、スナップショット取得ポイントの一覧に基づき、ステップS306において、スナップショット取得ポイントに到達したか否かを判定した。一方、無効被ばくを抑止するにはX線センサ等から送信された画像データの受信が完了したタイミングでスナップショットを取得することが望ましい。これにより、画像データに対する画像処理でエラーが発生した場合であっても、画像データの受信が完了した後の処理から再開することができるため、無効被ばくを抑止できる。図8に示す別の実施形態は、これを実現するための処理の流れを示す。
図8を用いて本番系検査処理の別の実施形態の動作の流れを説明する。尚、図8の破線で示すステップS801及びステップS802以外の処理や医用画像診断装置の機能構成、データ構成、画面構成等は、前述した実施形態と同様であるので説明を省略する。
ステップS801では、ホストOS130のスナップショット取得手段133は、本番系システムが、X線センサ/検査プローブ101から送信された画像データの受信を完了したか否かを判定する。画像データの受信を完了した場合はステップS802に進み、画像データの受信を完了していない場合はステップS308に進む。尚、画像データの受信を完了したか否かの判定には動作ログ115を用いるか、もしくは、画像データの受信を完了した際に制御手段111がスナップショット取得手段133に通知する構成でも良い。
ステップS802では、ホストOS130のスナップショット取得手段133は、第一のゲストOS110のスナップショットデータ134を取得し、ホストOS130が管理する医用画像診断装置100のHDD等に保存する。すなわち、第一の処理手段で処理を行うためのデータを受信した場合に、当該データを受信したゲストOSのスナップショットを取得するスナップショット取得手段に相当する。換言すれば、第一の処理手段で処理を行うためのデータを受信した場合に、第一の処理手段で処理を実行するゲストOSのスナップショットを取得するスナップショット取得手段に相当する。尚、スナップショットデータの取得は、第一のゲストOS110の動作を停止することなく取得することができる。
このように、X線センサ等から送信された画像データの受信が完了したタイミングでスナップショットを取得することにより、画像処理が失敗した場合でも無効被ばくを抑止することが可能となる。
以上説明したように、本開示の仕組みによれば、複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置において、当該医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを複数のゲストOSにより同時に用いられないよう抑止することが可能となる。
(第一の変形例)
本実施形態では、医用画像診断装置100が様々な構成を備えていたが、複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置100が第一の処理手段と第二の処理手段と制御手段とを備える装置であってもよい。これにより、複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置において、当該医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを複数のゲストOSにより同時に用いられないよう抑止することが可能となる。
(第二の変形例)
また、複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置100が第一の処理手段と第二の処理手段と制御手段と、更にスナップショット取得手段を備える装置であってもよい。これにより、医用画像診断装置100のゲストOSでエラーが発生した場合に備えて、データを受信したときの状態に戻すためのスナップショットを取得することが可能となる。
(第三の変形例)
また、複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置100が第一の処理手段と第二の処理手段と制御手段とスナップショット取得手段と、更に復旧手段を備える装置であってもよい。これにより、医用画像診断装置100にエラーが発生したとしても、ゲストOSを、データを受信したときの状態に復元することが可能となる。
(第四の変形例)
また、複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置100が第一の処理手段と第二の処理手段と制御手段とスナップショット取得手段と復旧手段と、更に同期手段を備える装置であってもよい。これにより、復旧したゲストOSの動作状態を本番系システムとして動作するゲストOSの動作状態と同期させることが可能となる。
(その他の実施例)
尚、本開示の仕組みは、複数の機器から構成されるシステムの1部として適用しても、1つの機器からなる装置の1部に適用してもよい。
また、本発明は上記実施形態を実現するための装置及び方法のみに限定されるものではない。
例えば、上記システム又は装置内のコンピュータ(CPU或いはMPU)に、上記実施形態を実現(実行可能と)するためのソフトウェアのプログラムコードを供給するものも本開示の仕組みの範疇に含まれる。また、このプログラムコードに従って上記システム或いは装置のコンピュータが上記各種デバイスを動作させることにより上記実施例を実現する場合も本開示の仕組みの範疇に含まれる。
この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上記実施形態の機能を実現することになる。即ち、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、具体的には上記プログラムコードを格納した記憶媒体も本開示の仕組みの範疇に含まれる。
この様なプログラムコードを格納する記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、本開示の仕組みは上記プログラムコードのみに従って各種デバイスを制御することにより、上記実施形態の機能が実現される場合に限らない。例えば、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)、或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上記実施形態が実現される場合も本開示の仕組みの範疇に含まれる。
更に、コンピュータの機能拡張ボードに備わるメモリに格納された上記プログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合なども本開示の仕組みの範疇に含まれる。
なお、前述した実施形態は、本開示の仕組みを実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の仕組みの技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本開示の仕組みはその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 医用画像診断装置
110 第一のゲストOS
111 制御手段
114 状態同期手段
116 第一の画像処理手段
117 第二の画像処理手段
120 第二のゲストOS
121 制御手段
124 状態同期手段
126 第一の画像処理手段
127 第二の画像処理手段
130 ホストOS
133 スナップショット取得手段
136 システム復旧手段

Claims (13)

  1. 複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置であって、
    前記医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを用いた処理を実行し、当該処理の実行結果を出力する第一の処理手段と、
    前記ハードウェアを用いた処理を実行せずに、前記第一の処理手段の前記実行結果を出力する第二の処理手段と、
    本番系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させ、待機系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させずに、前記第二の処理手段による処理を実行させる制御手段と
    を備えることを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 前記制御手段は、前記本番系システムとして動作するゲストOSでエラーが発生した場合に、前記本番系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させずに、前記第二の処理手段による処理を実行させ、前記待機系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記第一の処理手段で前記処理を行うためのデータを受信した場合に、当該データを受信したゲストOSのスナップショットを取得するスナップショット取得手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記本番系システムとして動作するゲストOSまたは前記待機系システムとして動作するゲストOSでエラーが発生した場合に、前記スナップショットを用いて復旧する復旧手段
    を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記本番系システムとして動作するゲストOSの動作ログを用いて、前記復旧したゲストOSの動作状態を前記本番系システムとして動作するゲストOSの動作状態と同期させる同期手段
    を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の医用画像診断装置。
  6. 前記第二の処理手段はスタブコードであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  7. 前記ハードウェアはGPUであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  8. 複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置の制御方法であって、
    前記医用画像診断装置の第一の処理手段が、前記医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを用いた処理を実行し、当該処理の実行結果を出力する第一の処理ステップと、
    前記医用画像診断装置の第二の処理手段が、前記ハードウェアを用いた処理を実行せずに、前記第一の処理ステップの前記実行結果を出力する第二の処理ステップと、
    前記医用画像診断装置の制御手段が、本番系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理ステップによる処理を実行させ、待機系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理ステップによる処理を実行させずに、前記第二の処理ステップによる処理を実行させる制御ステップと
    を備えることを特徴とする医用画像診断装置の制御方法。
  9. 前記制御ステップは、前記本番系システムとして動作するゲストOSでエラーが発生した場合に、前記本番系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理ステップによる処理を実行させずに、前記第二の処理ステップによる処理を実行させ、前記待機系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理ステップによる処理を実行させることを特徴とする請求項8に記載の医用画像診断装置の制御方法。
  10. 前記医用画像診断装置のスナップショット取得手段が、前記第一の処理ステップで前記処理を行うためのデータを受信した場合に、当該データを受信したゲストOSのスナップショットを取得するスナップショット取得ステップ
    を更に備えることを特徴とする請求項8または9に記載の医用画像診断装置の制御方法。
  11. 複数のゲストOSがホットスタンバイ方式で動作する医用画像診断装置の制御方法を実行可能なプログラムであって、
    前記医用画像診断装置を、
    前記医用画像診断装置が備える所定のハードウェアを用いた処理を実行し、当該処理の実行結果を出力する第一の処理手段と、
    前記ハードウェアを用いた処理を実行せずに、前記第一の処理手段の前記実行結果を出力する第二の処理手段と、
    本番系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させ、待機系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させずに、前記第二の処理手段による処理を実行させる制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記制御手段は、前記本番系システムとして動作するゲストOSでエラーが発生した場合に、前記本番系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させずに、前記第二の処理手段による処理を実行させ、前記待機系システムとして動作するゲストOSには前記第一の処理手段による処理を実行させることを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記医用画像診断装置を、
    前記第一の処理手段で前記処理を行うためのデータを受信した場合に、当該データを受信したゲストOSのスナップショットを取得するスナップショット取得手段
    として更に機能させることを特徴とする請求項11または12に記載のプログラム。
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