JP2014079507A - 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】検査から診断への切り替え時間を短縮し、利便性を向上させる情報処理装置、及び情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、被検査物の検査終了を検知する検査終了検知手段と、前記検査終了検知手段により前記被検査物の検査終了が検知された場合、表示手段において、検査アプリケーションプログラムの検査画面を表示させた状態から、診断アプリケーションプログラムの診断画面を表示させた状態に切り替える。
【選択図】図6

Description

本発明は、検査画面と診断画面とを切り替えて表示させる技術に関するものである。
従来、検査装置で撮影された画像データがコンピュータやデータベース等に保存され、保存された画像データを診断装置が取得して、ディスプレイ等の表示機器に表示することにより、検査装置で撮影された画像データを診断に使用することが行われている。これらの検査装置や診断装置の機能を実現するために、検査アプリケーションと診断アプリケーションとが同一のコンピュータ上に搭載されることがある。この場合、同一のコンピュータ上において、検査アプリケーションと診断アプリケーションとが操作されることになる。例えば、Microsoft(登録商標)社製OSであるWindows(登録商標)では、アプリケーションの画面のタイトルを区別し、オペレータがマウス等で操作を行うことにより、各アプリケーションの画面を切り替えることが可能である。
また、近年では、検査装置と診断装置とが異なる製造業者によって製造されている。診断装置を使用する医師間において、診断手順や嗜好等は多様である。このような多様性に柔軟に対応するためには、検査装置と診断装置とを同一製造業者で一体的に製造するより、検査装置の製造業者と診断装置の製造業者とを分けた方が効率的である。
また、検査装置と診断装置とが異なる製造業者によって製造された場合、検査装置と診断装置との接続性を向上させるため、医用画像情報のフォーマットの標準化を図るためのプロトコルを定めた幾つかの規格が提案されている。例えば、DICOM(Digital Imaging and Communication for Machine)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)がある。その他、XML(Extensible Markup Language)を用いた標準化もある。検査で撮影された画像データを標準化のフォーマットに変換することにより、様々な診断装置で画像データを表示し、診断することが可能となってきている。さらに、ネットワークの普及により、検査室において検査装置により撮影された画像データを送信し、検査室とは別の診断室の診断装置で表示することにより、検査室で撮影された画像データを診断に使用することも可能となっている。
特許文献1には、検査効率を向上させるために、検査が終了すると、次の被検者を登録する画面に自動的に遷移する技術が開示されている。
特開2009−45218号公報
ところで、検査画面を表示する検査アプリケーションと診断画面を表示する診断アプリケーションとが同一のコンピュータ上に搭載されることがある。このような場合、オペレータは、一つの表示装置上でこれらの画面を操作していた。即ち、検査開始時には、検査画面を表示させるための操作が行われ、検査終了後、診断画面を表示させるための操作が行われていた。そして、診断終了後、次の検査を開始する場合には、オペレータは、再び検査画面を表示させるための操作を行っていた。このように、従来は、検査画面と診断画面とを切り替えて表示させるための操作をオペレータが行う必要があったため、検査から診断への切り替え時間が長くなり、オペレータにとって使い勝手が悪かった。また、特許文献1に開示される技術においては、検査の切り替え時間を短縮させることはできるが、検査から診断への切り替え時間を短縮させることはできない。
そこで、本発明の目的は、検査から診断への切り替え時間を短縮し、利便性を向上させることにある。
本発明の情報処理装置は、被検査物の検査終了を検知する検査終了検知手段と、前記検査終了検知手段により前記被検査物の検査終了が検知された場合、表示手段において、検査アプリケーションプログラムの検査画面を表示させた状態から、診断アプリケーションプログラムの診断画面を表示させた状態に切り替える表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、検査から診断への切り替え時間を短縮することが可能となり、利便性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る眼科情報処理システムの構成を概略的に示す図である。 第1の実施形態における眼科情報処理システムの機能的な構成を示す図である。 撮影情報の一つであるタイマ値を眼科画像データに付与することによって生成された撮影情報ファイルの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る眼科情報処理システムのハードウェア構成を示す図である。 検査アプリケーションの検査画面と診断アプリケーションの診断画面とを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る眼科情報処理システムの処理を示すフローチャートである。 検査アプリケーションから診断アプリケーションに対して眼科画像データを含む画像情報ファイルがエクスポートされる様子を模式的に示す図である。 エクスポート処理の対象となる残り眼科画像データの枚数を表示した例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における検査アプリケーション実行時の眼科情報処理システムの機能的な構成を示す図である。 検査情報の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る眼科情報処理システムの処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る眼科情報処理システムの概略構成を示す図である。 検査アプリケーションの検査画面を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る眼科情報処理システムの画面の遷移状態を示す図である。 複数のPC(コンピュータ)によって眼科情報処理システムを構成した例を示す図である。 眼科情報処理システムをリモートデスクトップで構成した場合におけるPC1のディスプレイで表示される画面を示す図である。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
(撮影時:診断画面より前面に検査画面表示、検査終了時:検査画面最小化→診断画面表示)
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る眼科情報処理システムの構成を概略的に示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る眼科情報処理システムは、コンピュータ10、眼科撮影装置11、表示装置12及び操作装置13を備えており、眼科撮影装置11、表示装置12及び操作装置13は夫々、コンピュータ10に対して接続されている。また、図1に示すように、コンピュータ10には、OS101、検査アプリケーションプログラム(以下、検査アプリケーションと略称する)102及び診断アプリケーションプログラム(以下、診断アプリケーションと略称する)103が搭載されている。眼科撮影装置11の例としては、眼底カメラ、OCT(Optical Coherence Tomography)、SLO(Scanning Laser Ophthalmoscope)等が挙げられる。また、表示装置12の例としては、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイが挙げられる。また、操作装置13の例としては、キーボード、マウス及びトラックボール等が挙げられる。さらに、表示装置12と操作装置13とを一体化させたタッチパネルを採用してもよい。
図2(A)は、第1の実施形態における検査アプリケーション実行時の眼科情報処理システムの機能的な構成を示す図である。図2(A)に示すように、検査アプリケーション実行時における眼科情報処理システムは、操作部201、表示部202、制御部203、画像生成部204、ファイル生成部205、通信部206、記憶部207及び撮影部208を機能的な構成として備える。なお、図2(A)における操作部201は、図1における操作装置13に相当する。図2(A)における表示部202は、図1における表示装置12に相当する。図2(A)における撮影部208は、図1における眼科撮影装置11に相当する。図2(A)における記憶部207は、RAM等の記録媒体に相当する。図2(A)におけるその他の構成は、図1のOS101上において検査アプリケーション102が実行されることにより実現する機能的な構成である。
通信部206は、撮影部208と通信し、眼科画像データや撮影情報を取得する。撮影情報には、眼科画像データ、撮影部208、眼科画像データ撮影時の撮影モード、眼科画像データの撮影日時、撮影された被検査物(ここでは、被検眼)の部位、及び、眼科画像データ撮影時のタイマ値のうちの少なくとも何れか一つが含まれる。また、眼科画像データの例としては、眼底カメラにより撮影された眼底像を示す画像データ、OCTにより撮影された眼底断層を示す画像データ、及び、SLOにより撮影された網膜や脈絡膜を示す画像データ等が挙げられる。また、被検眼の部位としては、撮影された被検眼が左右の何れであるかを示す情報や、撮影された被検眼の部位が乳頭であるか黄班であるか等を示す情報が含まれる。なお、本発明において、検査対象となるのは眼に限らず、人や動物の様々な部位を検査対象に含めることができる。
記憶部207は、撮影部208から取得された眼科画像データや撮影情報と、当該眼科画像データの識別子とを関連付けて記憶し、さらに、当該眼科画像データの識別子と、検査を識別するための識別子とを関連付けて記憶する。画像生成部204は、撮影部208から取得された眼科画像データを、DICOM、Bitmap、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の形式に変換する。そして、画像生成部204は、同じく撮影部208から取得された撮影情報を眼科画像データに付与(アノテーション)して画像情報ファイルを生成する。なお、眼科画像データに対して撮影情報を付与することによって画像情報ファイルを生成するのではなく、眼科画像データには撮影情報を付与せず、当該眼科画像データを含む画像情報ファイルのファイル名に上記撮影情報を含めるようにしてもよい。ファイル生成部205は、例えば、XML(Extensible Markup Language)のフォーマットで画像情報ファイルを生成する。ファイル生成部205によって生成された画像情報ファイルは、記憶部207に対してエクスポートされた後、診断アプリケーションによってインポートされる。表示部202は、検査アプリケーションの画面等を表示する。なお、制御部203は、操作部201、表示部202、画像生成部204、ファイル生成部205及び通信部206の各構成を制御する。
図3は、撮影情報の一つであるタイマ値301を眼科画像データに付与することによって生成された撮影情報ファイルの例を示す図である。また、上述したように、眼底画像データに撮影情報を付与せず、当該眼科画像データを含む画像情報ファイルのファイル名に撮影情報を使用するようにしてもよい。例えば、撮影情報ファイルのファイル名を、撮影日付_撮影時刻_撮影モード_左右眼_画像番号とすること等が挙げられる。
図2(B)は、第1の実施形態における診断アプリケーション実行時の眼科情報処理システムの機能的な構成を示す図である。図2(B)に示すように、診断アプリケーション実行時における眼科情報処理システムは、操作部211、表示部212、制御部213、ファイル読込部219及び記憶部217を機能的な構成として備える。なお、図2(B)における操作部211は、図1における操作装置13に相当する。図2(B)における表示部212は、図1における表示装置12に相当する。図2(B)における記憶部217は、RAM等の記録媒体に相当する。図2(B)におけるその他の構成は、図1のOS101上において診断アプリケーション103が実行されることにより実現する機能的な構成である。
ファイル読込部219は、検査アプリケーションによってエクスポートされた画像情報ファイルを図2(A)の記憶部207から読み込み、記憶部217に記憶する。表示部212は、診断アプリケーションの画面等を表示する。なお、操作部211及び表示部212は夫々、図2(A)における操作部201及び表示部202と同一構成であるが、説明の便宜上、異なる符合を付している。図2(B)における記憶部217と図2(A)における記憶部207とは、例えば、同一記憶媒体内の異なる記憶領域に対応する構成である。制御部213は、操作部211、表示部212、ファイル読込部219及び記憶部217の各構成を制御する。
図4は、本実施形態に係る眼科情報処理システムのハードウェア構成を示す図である。図4に示すように、本実施形態に係る眼科情報処理システム400は、一般的なコンピュータを中心に構成される。即ち、眼科情報処理システム400は、演算処理としてのCPU401、主記憶装置として機能するRAM402、外部記憶装置として機能するROM403、及び、外部記憶装置としてのHDD(ハードディスクドライブ)404を備える。さらに、眼科情報処理システム400は、ディスプレイ405、キーボード406、マウス407、通信I/F408及び眼科撮影装置409を備える。CPU401は、HDD404に格納されたプログラムをRAM402上に展開することにより、以下に説明する処理を実行する。なお、HDD404から読み出され、RAM402上に展開されるプログラムには、検査アプリケーション及び診断アプリケーションが含まれ、同時に実行される。
また、眼科情報処理システム400は、眼科画像データや撮影情報等を保管するDB(データベース)サーバ410とLAN(Local Area Network)等の通信回線を介して接続されている。例えば、オペレータがキーボード406やマウス407等を操作して、所望の患者名や患者ID等の患者識別情報を入力し、所定の操作を行うことにより、当該患者の眼科画像データの閲覧要求が眼科情報処理システム400に対して入力される。患者の眼科画像データの閲覧要求が入力されると、眼科情報処理システム400は、当該閲覧要求をDBサーバ410に対して送信する。DBサーバ410は、閲覧要求を受信すると、当該閲覧要求に合致する眼科画像データ及び撮影情報を検索し、眼科情報処理システム400に対して送信する。眼科情報処理システム400は、DBサーバ410から受信した眼科画像データ及び撮影情報をディスプレイ405に表示させる。即ち、図2(A)に示す通信部206は、撮影部208からだけでなく、DBサーバ410からも眼科画像データ及び撮影情報を取得することができる。その他、眼科情報処理システム400に対して着脱可能な記録媒体(例えば、CD(Compact Disc))から、眼科画像データ及び撮影情報を取得するようにしてもよい。
なお、図2におけるCPU401、RAM402、ROM403、HDD404及び通信I/F408は、図1におけるコンピュータ10に内蔵されている構成である。また、図4におけるディスプレイ405は、図1における表示装置12に対応する構成である。また、図4におけるキーボード406及びマウス407は、図1における操作装置13に対応する構成である。また、眼科撮影装置409は、図1における眼科撮影装置11に対応する構成である。
図5は、検査アプリケーションの検査画面と診断アプリケーションの診断画面とを示す図である。即ち、検査アプリケーションがアクティブのときには、図5(A)に示す検査画面が前面に表示され、診断アプリケーションがアクティブのときには、図5(B)に示す診断画面が前面に表示される。
以下、図6を参照しながら、第1の実施形態に係る眼科情報処理システムの処理について説明する。なお、ステップS601〜S609は、検査アプリケーションによる処理であり、ステップS611〜S616は、診断アプリケーションによる処理である。
先ず、ステップS601〜S609の検査アプリケーションによる処理について説明する。ステップS601において、検査アプリケーションが起動すると、表示部202は検査画面を最小化表示する。例えば、Windowsの場合、タスクバーにのみ検査画面が表示されることにより最小化表示が行われる。なお、後述するが、検査アプリケーションが起動した後、直ちに診断アプリケーションを起動し、診断画面が表示される。従って、ステップS601の直後は、診断画面が表示された状態となる。
ステップS602において、通信部206は、撮影部208と通信可能な状態となり、撮影部208において撮影スイッチが操作されるのを待機する。ステップS603において、通信部206は、撮影スイッチが操作されたことを示す撮影イベントを撮影部208から受信したか否かを判定する。撮影部208は、オペレータにより撮影スイッチが操作されると、検査アプリケーションに対してその旨を示す撮影イベントを送信する。他の実施形態として、撮影部208が撮影部位を認識し、眼科画像データを自動で撮影するようにしてもよい。撮影イベントを受信した場合、処理はステップS604に移行する。一方、撮影イベントを受信していない場合、処理はステップS602に戻り、通信部206は撮影スイッチが操作されるのを待つ。なお、ステップS603において、撮影部208の撮像処理を検知する処理は、撮像処理検知手段の処理例である。
ステップS604において、表示部202は、最小化表示している検査画面を通常表示する。これにより、診断画面より前面に検査画面が表示される。ステップS605において、通信部206は、眼科画像データ及び撮影情報を撮影部208から取得する。ステップS606において、表示部202は、撮影部208から取得された眼科画像データを検査画面に表示する。なお、撮影イベントの受信ではなく、眼科画像データ等の取得に応じて、診断画面より前面に検査画面を表示させるようにしてもよい。また、表示部202は、撮影部208から撮影の変更に係る情報を取得することにより、診断画面より前面に検査画面を表示させるようにしてもよい。さらに、撮影イベントの受信及び撮影の変更に係る情報の取得の両方を監視し、何れか一方が発生したことに応じて、検査画面を表示させるようにしてもよい。ここで、撮影の変更に係る情報とは、被検眼の部位の変更、撮影モードの変更、撮影部208のタイマの変更、撮影部208のフォーカスの変更、患者の変更、撮影部208のアライメントの変更、アゴ受け位置の変更、及び、撮影部208の撮影光量の変更等が挙げられる。なお、上記の撮影部208から撮影の変更に係る情報を取得する処理は、取得手段の処理例である。図5(A)は、検査アプリケーションの検査画面の例を示している。検査アプリケーションがアクティブになっているときは、図5(A)に示すような検査画面が表示される。
ステップS607において、制御部203は、検査が終了したか否かを判定する。検査が終了した場合、処理はステップS608に移行する。一方、検査が終了していない場合、処理はステップS602に戻り、次の撮影スイッチの操作を待つ。なお、検査終了の指示は、例えば、図5(A)に示す検査画面上の検査終了ボタン501をマウスで押下することで行われる。また、患者が切り替わったことを検知することにより検査を終了させてもよい。一旦、ステップS607まで処理が進んだ後、ステップS602からの処理が繰り返される場合、既に検査画面が診断画面より前面に表示されているため、撮影部208から新たに取得された眼科画像データが当該検査画面に表示される。なお、ステップS607は、検査終了検知手段の処理例である。また、本実施形態では、図5(A)に示す検査画面上の検査終了ボタン501が押下されることにより、検査アプリケーションから検査終了が指示されるが、眼科撮影装置11上でユーザが検査終了操作を行うことにより、眼科撮影装置11から検査終了を指示するようにしてもよい。
ステップS608において、ファイル生成部205は、眼科画像データ及び撮影情報を含む撮影情報ファイルを生成し、記憶部207にエクスポートする。ステップS609において、表示部202は、検査画面を最小化表示する。これにより、診断画面が表示されることになる。なお、上記記憶部207は、画像データ記録手段の構成例であり、ステップS608は、画像データ記録制御手段の処理例である。なお、ステップS609において、検査画面を最小化表示させることにより診断画面を表示させるのではなく、検査画面を消去することにより診断画面を表示させてもよい。
次に、ステップS611〜S616の診断アプリケーションによる処理について説明する。ステップS611において、診断アプリケーションが起動すると、表示部212は診断画面を表示する。なお、ステップS611における診断アプリケーションの起動タイミングは、検査アプリケーションの起動直後である。図5(B)は、診断アプリケーションの診断画面の例を示している。診断アプリケーションがアクティブになっているときは、図5(B)に示すような診断画面が表示される。ステップS612において、制御部213は、オペレータによる診断画面上での操作に応じて、検査対象患者の登録を行う。
ステップS613において、制御部213は、検査アプリケーションから撮影情報ファイルがインポートされるのを監視する。検査アプリケーションから撮影情報ファイルがインポートされるのを監視する方法としては、検査アプリケーションからエクスポートされた撮影情報ファイルが記憶部207内のフォルダに格納されるのを監視することにより行う。他の監視方法としては、当該フォルダ内に格納されるファイルのファイル名を監視するようにしてもよい。
ステップS614において、制御部213は、検査アプリケーションから撮影情報ファイルがインポートされたか否かを判定する。検査アプリケーションから撮影情報ファイルがインポートされた場合、処理はステップS615に移行する。一方、検査アプリケーションから撮影情報ファイルがインポートされていない場合、処理はステップS613に戻り、制御部213は、撮影情報ファイルのインポートの監視を継続する。
ステップS615において、ファイル読込部219は、検査アプリケーションからインポートされた撮影情報ファイルを記憶部207から読み込み、記憶部217に記憶させる。表示部212は、当該撮影情報ファイルに含まれる眼科画像データを診断画面に表示する。このとき、ファイル読込部219によって読み込まれた撮影情報ファイルを記憶部207から削除するようにしてもよい。オペレータは、診断画面に表示された眼科画像データに基づいて診断を行い、診断結果を入力する。ステップS616において、制御部213は、診断が終了したか否かを判定する。診断が終了した場合、処理は終了する。一方、診断が終了していない場合、処理はステップS612に戻り、制御部213は、次の検査対象患者の登録を行う。なお、ステップS615において記憶部207から撮影情報ファイルを読み込む処理は、画像データ読込手段の処理例である。また、診断画面においては、検査アプリケーションからインポートされた眼科画像データに基づく医師の診断結果、及び、当該眼科画像データの解析結果のうちの少なくとも何れか一方を表示するようにしてもよい。眼科画像データの解析結果の例としては、OCTで撮影された眼底断層を示す画像データから各層の厚みを解析し、それを2次元マップで表示するようにすることが挙げられる。
図7は、検査アプリケーションから診断アプリケーションに対して眼科画像データを含む画像情報ファイルがエクスポートされる様子を模式的に示す図である。図7に示すように、撮影された眼科画像データ701は、検査アプリケーションの検査画面において表示される。検査が終了すると、眼科画像データを含む画像情報ファイル702が診断アプリケーションにエクスポートされる。診断アプリケーションの診断画面では、画像情報ファイル702に含まれる眼科画像データ701が表示される。
検査アプリケーションによる撮影情報ファイルのエクスポート処理は、バックグラウンドで実行するようにしてもよい。このとき、診断画面が表示されるが、エクスポート処理中の場合、診断アプリケーションは、未だ撮影情報ファイルがエクスポートされたことを検知することができないため、眼科画像データを診断画面に表示させることができない。従って、検査アプリケーションによるエクスポート処理が実行中であるか否かを識別可能な表示を行ってもよい。例えば、図8の801に示すように、エクスポート処理の対象となる残り眼科画像データの枚数を表示し、エクスポート処理完了時にその枚数表示を消去してもよい。その他の例としては、エクスポート処理の対象となる残り眼科画像データの枚数に応じて検査画面を徐々に透明度を変化させていき(半透明にさせていき)、エクスポート処理完了時に診断画面が全て表示されるようにしてもよい。また、エクスポート処理の対象となる残りの眼科画像データの枚数に応じて検査画面の表示サイズを徐々に小さくしていき、エクスポート処理完了時に診断画面が全て表示されるようにしてもよい。或いは、エクスポート処理の対象となる残り眼科画像データの枚数の表示、残りの眼科画像データの枚数に応じた検査画面の透明度の変化、及び、残りの眼科画像データの枚数に応じた検査画面の表示サイズの縮小化を組み合わせて同時に使用するようにしてもよい。
<第2の実施形態>
(検査情報ファイルインポート時:診断画面より前面に検査画面表示、検査終了時:検査画面最小化→診断画面表示)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図9(A)は、第2の実施形態における検査アプリケーション実行時の眼科情報処理システムの機能的な構成を示す図である。図9(A)に示すように、第2の実施形態における検査アプリケーション実行時の眼科情報処理システムの構成は、図2(A)に示した、第1の実施形態における検査アプリケーション実行時の眼科情報処理システムの構成に検査情報読込部909を追加したものである。なお、第2の実施形態における制御部203には、検査情報読込部909を制御するための機能が加わるため、第1の実施形態における制御部203とは機能が同一ではないが、説明の簡略化のため、これらの符号を同じにしている。
図9(B)は、第2の実施形態における診断アプリケーション実行時の眼科情報処理システムの機能的な構成を示す図である。図9(B)に示すように、第2の実施形態における診断アプリケーション実行時の眼科情報処理システムの構成は、図2(B)に示した、第1の実施形態における診断アプリケーション実行時の眼科情報処理システムの構成に検査情報生成部920を追加したものである。なお、第2の実施形態における制御部213には、検査情報生成部920を制御するための機能が加わるため、第1の実施形態における制御部213とは機能が同一ではないが、説明の簡略化のため、これらの符号を同じにしている。
検査情報には、例えば、図10(A)に示すように、患者ID、検査ID、患者名、患者の生年月日、及び、患者の性別が含まれる。その他、撮影部位を示す情報があってもよい。検査情報は、検査情報ファイルとして診断アプリケーションからエクスポートされる。検査情報読込部909は、診断アプリケーションからエクスポートされた検査情報ファイルを読み込む。読み込まれた検査情報ファイルは、記憶部207において記憶される。なお、ファイル生成部205において検査情報ファイルに対してさらに他の検査情報を追加するようにしてもよい。ここで追加される検査情報としては、例えば、撮影された画像データの枚数を示す情報や、検査待機、検査中又は検査終了を示す検査進行状態を示す情報等が挙げられる。
以下、図11を参照しながら、第2の実施形態に係る眼底情報処理システムの処理について説明する。図11において、ステップS601、S1001〜S1004及びS602〜S609は、検査アプリケーションによる処理であり、ステップS611、S612、S1111及びS613〜S616は、診断アプリケーションによる処理である。なお、図11におけるステップS601〜S609は、図6におけるステップS601〜S609と同様の処理である。また、図11におけるステップS611〜S616は、図6におけるステップS611〜S616と同様の処理である。以下では、第1の実施形態と異なる点を主眼において説明を行う。
先ず、検査アプリケーションによる処理について説明する。検査アプリケーションが起動し、検査画面が最小化表示されると、ステップS1101において、制御部203は、診断アプリケーションから検査情報ファイルがインポートされるのを監視する。ステップS1102において、制御部203は、診断アプリケーションから検査情報ファイルがインポートされたか否かを判定する。検査情報ファイルがインポートされると、処理はステップS1103に移行する。一方、検査情報ファイルがインポートされていなければ、処理はステップS1101に戻り、制御部203は、再び検査情報ファイルのインポートを監視する。ステップS1103において、制御部203は、検査情報ファイルを読み込むとともに、最小化表示している検査画面を通常表示する。これにより、診断画面より前面に検査画面が表示される。ステップS1104において、制御部203は、検査情報ファイルに含まれる検査情報を検査画面に表示する。以降、第1の実施形態と同様のステップS602からの処理が実行される。なお、ステップS1102は、検査情報検知手段の処理例である。第2の実施形態では、検査情報ファイルが検査アプリケーションにインポートされることに応じて、検査画面を表示させているが、これに第1の実施形態の手法を追加してもよい。即ち、検査情報ファイルの検査アプリケーションへのインポート、撮影イベントの受信、及び、撮影の変更に係る情報の取得の全てを監視し、何れか一つが発生したことに応じて、検査画面を表示させるようにしてもよい。
次に、診断アプリケーションによる処理について説明する。第1の実施形態と同様に検査対象患者の登録が行われると、ステップS1111において、検査情報生成部920は、検査情報ファイルを生成し、記憶部207にエクスポートする。以降、第1の実施形態と同様のステップS613からの処理が行われる。
なお、第2の実施形態におけるステップS608において、制御部203は、撮影情報のほかに、検査情報ファイル内の検査情報を撮影情報ファイルに含めて、診断アプリケーションにエクスポートしてもよい。例えば、検査情報が付帯しているDICOM画像データを含む撮影情報ファイルをエクスポートすること等が挙げられる。また、撮影情報ファイルのファイル名に患者ID等の検査情報を含めてもよい。また、検査終了時に検査の進行状況を検査情報に追記し、当該検査情報を含む撮影情報ファイルを診断アプリケーションにエクスポートするようにしてもよい。検査の進行状況の検査情報への追記は、撮影情報ファイルのエクスポート完了時に行ってもよい。このとき、診断アプリケーションは、検査アプリケーションから撮影情報ファイルがインポートされることは監視せず、検査アプリケーションから検査情報ファイルがインポートされることを監視する。そして、診断アプリケーションは、検査情報ファイルがインポートされたことを検知した場合、撮影情報ファイルを読み込むようにしてもよい。検査情報ファイルは、撮影情報ファイルが読み込まれた後、削除してもよいし、そのまま残してもよい。
なお、検査を連続で行いたい場合、図10(B)に示すように、検査情報ファイルに複数の検査情報を登録しておく。そして、ステップS607において検査終了が判定された後、登録された複数の検査情報に対応する検査のうち、未実施の検査が存在する場合、未実施の検査に対応する次の検査画面を表示させ、ステップS602に処理を戻すようにすればよい。ステップS607において全ての検査が終了したことが判定され、ステップS608の処理を実行する。このとき、1つの検査が終了する度に撮影情報ファイルをエクスポートしてもよいし、全ての検査が終了した後に、撮影情報ファイルをまとめてエクスポートするようにしてもよい。いずれにしても、検査が終了した後、表示部202は、検査画面を最小化して診断画面を表示する。
<第3の実施形態>
(撮影時:診断画面より前面に検査画面表示、検査終了時:診断アプリケーションをアクティブ化→診断画面表示)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態においては、図2(A)に示す構成において、操作部201にて診断画面に関する情報の入力操作を行い、制御部203は、操作部201の操作に応じて入力された診断画面に関する情報を記憶部207に記憶する。ここで記憶される診断画面に関する情報には、例えば、当該診断画面の診断アプリケーションの名称や当該診断画面のウィンドウズタイトル等が含まれる。このように診断画面に関する情報を登録しておくことにより、ステップS609における検査画面の最小化処理の替わりに、診断画面に対応する診断アプリケーションをアクティブにすることにより、診断画面を表示することができる。診断画面に対応する診断アプリケーションをアクティブにするには、例えば、ウィンドウを管理するOSに対し、当該診断画面の診断アプリケーションの名称や当該診断画面のウィンドウズタイトルを指定することで実行することができる。また、診断画面に関する情報が登録されているか否かに応じて、検査終了時に、診断画面に対応する診断アプリケーションをアクティブすることにより当該診断画面を表示するか、検査画面を最小化表示又は消去することにより診断画面を表示するかを決定するようにしてもよい。なお、本実施形態における記憶部207は、診断画面記録手段の一例であり、当該記憶部207に対して診断画面に関する情報を記録させる処理は、診断画面記録制御手段の処理例である。
<第4の実施形態>
(複数の検査アプリケーション搭載)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第1の実施形態は、1つの検査アプリケーションが搭載された例であるのに対し、第4の実施形態では、複数の検査アプリケーションが搭載された例について説明する。
図12は、本発明の第4の実施形態に係る眼科情報処理システムの概略構成を示す図である。図12に示すように、本実施形態に係る眼科情報処理システムには、2つの検査アプリケーション1202、1203が搭載されている。また、本実施形態に係る眼科情報処理システム1210は、2台の眼科撮影装置1211、1215と接続されている。具体的には、眼科撮影装置1211が眼底カメラであり、眼科撮影装置1215がOCTであることをここでは想定している。この場合、検査アプリケーション(1)1202は眼底カメラの検査アプリケーションとなり、検査アプリケーション(2)1203はOCTの検査アプリケーションとなる。なお、検査アプリケーション(1)1202及び検査アプリケーション(2)1203の機能的な構成は、図2に示した構成と同じである。
図13は、検査アプリケーション(2)1203の検査画面を示す図である。検査アプリケーション(2)1203がアクティブであるとき、図13に示す検査画面が前面に表示される。
図14(A)は、第4の実施形態に係る眼科情報処理システムの画面の遷移状態を示している。眼科撮影装置(1)1211を用いた検査が実行されると、図14(A)の1401に示すように、検査アプリケーション(1)1202は、眼科撮影装置(1)1211によって撮影された眼科画像データを含む検査画面を表示する。眼科撮影装置(1)1211を用いた検査が終了すると、検査アプリケーション(1)1202は、検査画面を最小化表示する。次に、眼科撮影装置(2)1215を用いた検査が実行されると、図14(A)の1402に示すように、検査アプリケーション(2)1203は、眼科撮影装置(2)1215によって撮影された眼科画像データを含む検査画面を表示する。眼科撮影装置(2)1215を用いた検査が終了すると、検査アプリケーション(2)1203は、検査画面を最小化表示する。その後、図14(A)の1403に示すように、診断アプリケーション1204は、眼科撮影装置(1)1211によって撮影された眼科画像データと、眼科撮影装置(2)1215によって撮影された眼科画像データとを含む診断画面を表示する。
なお、眼科画像データを撮影した眼科撮影装置を区別するために、当該眼科画像データを含む撮影情報ファイルのファイル名に眼科撮影装置の名称を含めるようにしてもよい。例えば、眼科画像データのファイル名を、Fundus_Color_R_20110101_1.jpgやOCT_R_20110101_1.jpg等とすることが考えられる。
また、図14(B)に示すように、眼科撮影装置(1)1211を用いた検査と、眼科撮影装置(2)1215を用いた検査とを個々に行ってもよい。即ち、眼科撮影装置(1)1211を用いた検査が実行されると、図14(B)の1411に示すように、検査アプリケーション(1)1202は、眼科撮影装置(1)1211によって撮影された眼科画像データを含む検査画面を表示する。眼科撮影装置(1)1211を用いた検査が終了すると、検査アプリケーション(1)1202は、検査画面を最小化表示する。その後、図14(B)の1412に示すように、診断アプリケーション1204は、眼科撮影装置(1)1211によって撮影された眼科画像データを含む診断画面を表示する。次に、眼科撮影装置(2)1215を用いた検査が実行されると、図14(B)の1413に示すように、検査アプリケーション(2)1203は、眼科撮影装置(2)1215によって撮影された眼科画像データを含む検査画面を表示する。眼科撮影装置(2)1215を用いた検査が終了すると、検査アプリケーション(2)1203は、検査画面を最小化表示する。その後、図14(B)の1414に示すように、診断アプリケーション1204は、眼科撮影装置(2)によって撮影された眼科画像データを含む診断画面を表示する。さらに、第3の実施形態のように、検査画面に関する情報を登録することにより、検査アプリケーションにより次に表示させる検査画面を設定するようにしてもよい。
<第5の実施形態>
(複数のPCで眼科情報処理システムを構成)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。上述した第1〜第4の実施形態は、眼科情報処理システムを1つのPC(コンピュータ)で構成した場合を説明したが、第5の実施形態では、複数のPC(コンピュータ)によって眼科情報処理システムを構成した場合について説明する。なお、第5の実施形態に係る眼科情報処理システムと、上述した第1〜第4の実施形態に係る眼科情報処理システムとの違いは、複数のPC(コンピュータ)で構成されるか、1つのPC(コンピュータ)で構成されるかだけである。従って、第5の実施形態に係る眼科情報処理システムは、第1〜第4の実施形態における検査画面と診断画面との切り替え制御を実行することができる。
図15(A)は、2台のPCによって眼科情報処理システムを構成した例を示している。即ち、図15(A)の例においては、PC1とPC2とをLAN等の通信回線で接続することによって眼科情報処理システムを構成している。ここでは、PC1において検査アプリケーションを実行し、PC2において診断アプリケーションを実行する。また、図15(A)の例では、PC1のディスプレイにおいて、PC2で実行される診断アプリケーションの診断画面を仮想的に表示し、操作を可能としたリモートデスクトップとして構成される。
図16は、図15(A)に示したように眼科情報処理システムをリモートデスクトップで構成した場合における、PC1のディスプレイで表示される画面を示す図である。上述したように、検査アプリケーションはPC1で実行されるアプリケーションであり、診断アプリケーションはPC2で実行されるアプリケーションである。PC1のディスプレイには、診断アプリケーションの診断画面が仮想的に表示される。即ち、検査アプリケーションによる検査時に眼科画像データが撮影されると、図16(A)に示すように、PC1のディスプレイには、眼科画像データを含む検査画面が診断画面より前面に表示される。その後、検査が終了すると、図16(B)に示すように、検査時に撮影された眼科画像データを含む診断画面が検査画面より前面に表示される。また、検査が終了すると、検査時に撮影された眼科画像データを含む撮影情報ファイルは、検査アプリケーションによってネットワークを経由してPC2にエクスポートされる。なお、図15(B)に示すように、4台のPCによって眼科情報処理システムを構成してもよい。この場合、PC1及びPC2において検査アプリケーションを実行し、PC3において検査時に撮影された眼科画像データ等を管理し、PC4において診断アプリケーションを実行することが考えられる。
上述した実施形態においては、検査状況に応じて、検査画面と診断画面との表示切り替えを自動的に行うことができる。従って、検査から診断への切り替え時間を短縮させることが可能となり、利便性を向上させることができる。
ちなみに、検査と診断との利便性向上のために、検査アプリケーションと診断アプリケーションとを通信させて制御する方法も考えられる。しかしながら、通信の標準化はないため、検査アプリケーションと診断アプリケーションとの双方の変更が必須となり、コストが高くなってしまう。また、診断アプリケーションから検査アプリケーションを起動させることにより検査画面を表示させ、検査終了時に、診断アプリケーションから検査アプリケーションを終了させて診断画面を表示させる方法も考えられる。但し、診断アプリケーションは、検査終了を検知する必要があるとともに、検査アプリケーションは、診断アプリケーションに対して検査終了を通知する必要がある。そのため、この場合も、検査アプリケーションと診断アプリケーションとの双方の変更が必須となってしまう。
これに対し、上述した実施形態においては、検査アプリケーション側で検査終了を検知し、検査画面を最小化表示したり、登録される診断アプリケーションをアクティブにすることにより、診断画面を表示させるようしている。従って、診断アプリケーションの変更を要せず、検査アプリケーションの変更のみで、利便性を向上させることができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
201、211:操作部、202、212:表示部、203、213:制御部、204:画像生成部、205:ファイル生成部、206:通信部、207、217:記憶部、208:撮影部、909:検査情報読込部、920:検査情報生成部

Claims (22)

  1. 被検査物の検査終了を検知する検査終了検知手段と、
    前記検査終了検知手段により前記被検査物の検査終了が検知された場合、表示手段において、検査アプリケーションプログラムの検査画面を表示させた状態から、診断アプリケーションプログラムの診断画面を表示させた状態に切り替える表示制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記被検査物の検査において実施される撮像手段による前記被検査物の撮像処理を検知する撮像処理検知手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記撮像処理検知手段により撮像処理が検知された場合、前記表示手段において、前記撮像手段により撮像された画像データを含む前記検査画面を表示させ、前記検査終了検知手段により前記被検査物の検査終了が検知された場合、前記表示手段において、前記画像データを含む前記診断画面を表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記被検査物の検査における前記被検査物の撮像処理を実行する撮像手段から撮影の変更に係る情報を取得する取得手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記取得手段により前記撮影の変更に係る情報が取得された場合、前記表示手段において、前記検査画面を表示させ、前記検査終了検知手段により前記被検査物の検査終了が検知された場合、前記表示手段において、前記診断画面を表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記被検査物の検査に係る情報が生成されたことを検知する検査情報検知手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記被検査物の検査に係る情報が生成されたことが前記検査情報検知手段により検知された場合、前記表示手段において、前記被検査物の検査に係る情報を含む前記検査画面を表示させ、前記検査終了検知手段により前記被検査物の検査終了が検知された場合、前記表示手段において、前記診断画面を表示させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記検査終了検知手段により前記被検査物の検査終了が検知された場合、前記検査画面の最小化表示、前記検査画面の消去、又は、前記診断画面に対応する前記診断アプリケーションプログラムのアクティブ化により、前記表示手段において前記診断画面を表示させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、診断画面記録手段において前記診断画面に係る情報が記録されているか否かを応じて、前記診断アプリケーションプログラムのアクティブ化により前記診断画面を表示させるか、前記検査画面の最小化表示又は消去により前記診断画面を表示させるかを決定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記検査終了検知手段により前記被検査物の検査終了が検知された場合、前記被検査物の検査において撮像手段により撮像された画像データを前記検査アプリケーションにより画像データ記録手段に記録させる画像データ記録制御手段と、
    前記画像データ記録手段に前記画像データが記録された場合、前記診断アプリケーションにより前記画像データ記録手段から前記画像データを読み込ませる画像データ読込手段とを更に有し、
    前記表示制御手段は、前記画像データ読込手段により読み込まれた前記画像データを含む前記診断画面を前記表示手段において表示させることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記画像データ記録手段に対する前記画像データの記録処理が実行されている場合、前記画像データ記録手段に対して前記画像データが記録されていることを示す情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記画像データ記録手段に対して記録される前記画像データの残り枚数を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記画像データの残り枚数に応じて、前記検査画面の透明度を徐々に変化させていくことにより、前記診断画面を徐々に表示させていくことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示制御手段は、前記画像データの残り枚数に応じて、前記検査画面の表示サイズを徐々に小さくさせていくことにより、前記診断画面を徐々に表示させていくことを特徴とする請求項9又は10に記載の情報処理装置。
  12. 前記検査画面には、前記被検査物の検査において実施される撮像手段による前記被検査物の撮像処理により生成される画像データが表示され、前記診断画面には、前記画像データに対する診断結果及び前記画像データの解析結果のうちの少なくとも何れか一方が表示されることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記検査終了検知手段は、前記検査アプリケーション、又は、前記被検査物の検査において前記被検査物の撮像処理を実行する撮像手段からの前記被検査物の検査終了の指示を検知することを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の情報処理装置。
  14. 被検査物の検査において実施される前記被検査物の撮像処理を実行する撮像装置と、情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    前記被検査物の検査終了を検知する検査終了検知手段と、
    前記検査終了検知手段により前記被検査物の検査終了が検知された場合、表示手段において、前記撮像手段により撮像された画像データを含む検査アプリケーションプログラムの検査画面を表示させた状態から、診断アプリケーションプログラムの診断画面を表示させた状態に切り替える表示制御手段とを有することを特徴とする情報処理システム。
  15. 前記情報処理装置は、
    前記撮像装置による前記被検査物の撮像処理を検知する撮像処理検知手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記撮像処理検知手段により撮像処理が検知された場合、前記表示手段において、前記画像データを含む前記検査画面を表示させ、前記検査終了検知手段により前記被検査物の検査終了が検知された場合、前記表示手段において、前記画像データを含む前記診断画面を表示させることを特徴とする請求項14に記載の情報処理システム。
  16. 前記検査終了検知手段は、前記検査アプリケーション又は前記撮像装置からの前記被検査物の検査終了の指示を検知することを特徴とする請求項14又は15に記載の情報処理システム。
  17. 情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、
    被検査物の検査終了を検知する検査終了検知ステップと、
    前記検査終了検知ステップにより前記被検査物の検査終了が検知された場合、表示手段において、検査アプリケーションプログラムの検査画面を表示させた状態から、診断アプリケーションプログラムの診断画面を表示させた状態に切り替える表示制御ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  18. 前記被検査物の検査において実施される撮像手段による前記被検査物の撮像処理を検知する撮像処理検知ステップを更に有し、
    前記表示制御ステップは、前記撮像処理検知ステップにより撮像処理が検知された場合、前記表示手段において、前記撮像手段により撮像された画像データを含む前記検査画面を表示させ、前記検査終了検知ステップにより前記被検査物の検査終了が検知された場合、前記表示手段において、前記画像データを含む前記診断画面を表示させることを特徴とする請求項17に記載の情報処理方法。
  19. 前記検査終了検知ステップは、前記検査アプリケーション、又は、前記被検査物の検査において前記被検査物の撮像処理を実行する撮像手段からの前記被検査物の検査終了の指示を検知することを特徴とする請求項17又は18に記載の情報処理方法。
  20. 被検査物の検査終了を検知する検査終了検知ステップと、
    前記検査終了検知ステップにより前記被検査物の検査終了が検知された場合、表示手段において、検査アプリケーションプログラムの検査画面を表示させた状態から、診断アプリケーションプログラムの診断画面を表示させた状態に切り替える表示制御ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  21. 前記被検査物の検査において実施される撮像手段による前記被検査物の撮像処理を検知する撮像処理検知ステップを更に有し、
    前記表示制御ステップは、前記撮像処理検知ステップにより撮像処理が検知された場合、前記表示手段において、前記撮像手段により撮像された画像データを含む前記検査画面を表示させ、前記検査終了検知ステップにより前記被検査物の検査終了が検知された場合、前記表示手段において、前記画像データを含む前記診断画面を表示させることを特徴とする請求項20に記載のプログラム。
  22. 前記検査終了検知ステップは、前記検査アプリケーション、又は、前記被検査物の検査において前記被検査物の撮像処理を実行する撮像手段からの前記被検査物の検査終了の指示を検知することを特徴とする請求項20又は21に記載のプログラム。
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