JP4960061B2 - 超音波診断装置及び診断プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、医療用の超音波断層像を生成する超音波診断装置に関する。特に、超音波診断装置で被検体の部位から超音波断層像を生成する検査、又は超音波断層像を基に診断する検査を行うそれぞれの工程で、容易に中断及び再開が可能である技術に関する。
超音波診断装置を使用した検査は、検査の開始から終了までの間に時間的な中断を要しない検査(通常検査)と、1つの検査において時間的な中断をはさみ、複数回の項目に分けて実施される検査(中断検査)がある。この中断検査が行われる場合としてはストレス検査が挙げられる。このストレス検査では、患者の部位に負荷を与えない状態で検査を行い、ストレスエコーの中断機能を用いて中断し、その後一定の時間をあけた後、患者の部位に負荷を与えた状態での検査を再開する。
また、同一の患者が複数回通常検査を行う場合には、2回目以降の検査も新たな検査として、過去の検査データを基に自動又は手動で検査条件の再設定を行う。
しかし、上記の計画的な中断とは異なり、超音波診断装置で被検体の部位から超音波断層像を生成する検査、又は超音波断層像を元に診断する検査(以下、これら2つの検査を区別しない場合には、いずれか一方又は双方の検査を超音波検査という。)を実施している最中に、救急患者が入ってきて、該救急患者の検査が必要になった場合には、現在実施している超音波検査を即時に中断して、該救急患者の超音波検査を行わなければならない。このような場合、その救急患者の超音波検査が終わった後に、超音波診断装置及び被検体を中断直前の状態に戻し、先に実施していた超音波検査を中断した時点の状態から再開させる必要がある。なぜなら、再度最初から検査していたのでは、非常に時間が掛かってしまうとともに、検査の対象となっている患者のストレスが大きくなってしまうからである。
このような場合、従来は、検査技師が前の患者の必要な画像などの保存を通常の終了工程で行ったり、検査条件をメモするなどしたりしておく必要があった。この点、通常検査を中断して、他の超音波診断装置で検査を再開できる技術(例えば、特許文献1参照。)や、一時的に超音波検査を行うための超音波診断装置の制御情報を退避させ、他の検査を行った後、退避した該制御情報を再設定して検査を再開する装置(例えば、特許文献2参照。)が提供されている。
特開2006−000462号公報 特開2006−167048号公報
この点、特許文献1に記載の技術では、中断を行うのに通常の超音波検査の終了工程を経る必要があり、実施している超音波検査の迅速な中断を行うことが困難である。また、特許文献2に記載の装置では、退避した制御情報を再設定するための方法が開示されておらず、実施している超音波検査を中断した後に、該超音波検査の再開を容易に行うことは困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、実施中の超音波検査を即時に中断し、他の超音波検査を行った後、容易に先の超音波検査を再開することのできる超音波診断装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の超音波診断装置は、超音波を発信する超音波プローブと、前記超音波プローブを介して被検体に対し超音波を送受信する送受信手段と、前記送受信手段で得られた超音波エコー信号に基づいて超音波断層像を生成する画像処理手段と、前記超音波断層像を保存するデータ保存手段と、前記超音波断層像を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記送受信手段と、前記画像処理手段、前記データ保存手段、及び前記表示制御手段の各手段を含むデータ処理系と、を制御する制御手段と、を備え、被検体について一連の第1の検査を行うとともに、当該検査を中断し、他の検査を行い、その後、当該検査を再開することができる超音波診断装置であって、前記制御手段は、ユーザインターフェースから前記第1の検査の中断の指示を受けたとき、前記送受信手段を動作させている第1の状態か、動作させていない第2の状態かを判断し、前記第1の状態のとき、前記送受信手段を制御するスキャン情報、前記データ処理系を制御する制御情報、データ処理系で取り扱う画像データを含む保存情報を含む情報を一時記憶手段に記憶させ、第2の状態の場合は、前記スキャン情報を除く前記情報を一時記憶手段に記憶させ、前記第1の検査の中断中に、前記第2の検査を実行し、該第2の検査で生成された画像データに基づく画像を前記表示手段に表示させている場合も、前記第1の検査が中断中であることを示す表示をさせ、前記ユーザインターフェースから前記第1の検査の再開の指示を受けたとき、その直前の中断が前記第1の状態又は前記第2の状態であるかに応じて、対応する情報を前記一時記憶手段から読み出して、前記中断の直前の前記第1の状態又は前記第2の状態から続けて検査を開始させるとともに、前記第1の検査が中断中であることを示す表示を停止することを特徴とするものである。
請求項9に記載の超音波診断プログラムは、超音波を発信する超音波プローブと、前記超音波プローブを介して被検体に対し超音波を送受信する送受信手段と、前記送受信手段で得られた超音波エコー信号に基づいて超音波断層像を生成する画像処理手段と、前記超音波断層像を保存するデータ保存手段と、前記超音波断層像を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記送受信手段、前記画像処理手段、前記データ保存手段、及び前記表示制御手段の各手段を制御する制御手段とを備える超音波診断装置の該制御手段に対して一連の第1の検査工程を実行させ、その中途で中断させ、第2の検査工程に変更させ、その後に第1の検査工程を再開させることのできる検査工程制御プログラムであって、前記制御手段に、ユーザインターフェースから前記第1の検査工程の中断の指示を受けたとき、前記送受信手段を動作させている第1の状態か動作させていない第2の状態かを判断し、前記第1の状態のときは前記送受信手段を制御するスキャン情報と、前記画像処理手段、前記データ保存手段及び前記表示制御手段の各手段を制御する制御情報と、並びに前記各手段が取り扱う画像データを含む保存情報を含む情報と、を一時記憶手段に記憶させ、第2の状態の場合は、前記スキャン情報を除く前記情報を一時記憶手段に記憶させる機能と、前記第1の検査工程の中断中に、前記第2の検査を実行し、該第2の検査で生成された画像データに基づく画像を前記表示手段に表示させている場合も、前記第1の検査が中断中であることを示す表示をさせる機能と、前記ユーザインタフェースから前記第1の検査の再開の指示を受けたとき、その直前の中断が前記第1の状態又は前記第2の状態であるかに応じて、対応する情報を前記一時記憶手段から読み出して、前記中断の直前の前記第1の状態又は前記第2の状態から続けて検査を開始させるとともに、前記第1の検査が中断中であることを示す表示を停止する機能と、を実行させることを特徴とするものである。
請求項1及び請求項に記載の発明によると、ユーザがインターフェースを使用して指示することで、一時中断時に実施中の超音波検査の制御情報を一時記憶手段へ記憶させ、さらに再開時に該制御情報の各手段へ送信が行える。これにより、迅速かつ容易に実施中の超音波検査の中断及び中断した状態からの該超音波検査の再開が可能となる。また、中断中であることを示す表示がなされているため、視覚的に中断している超音波検査が認識し易く、再開の時間がより短縮できる。
超音波検査は、被検体への超音波の送受信による超音波断層像の生成(以下「第1の検査状態」という。)、又は生成した超音波断層像を用いた診断(以下「第2の検査状態」という。)を含む一連の医療行為を指すものである。この第1の検査状態と第2の検査状態では扱う制御情報が異なるため、第1の検査状態における本発明に係る超音波診断装置の動作を第1の実施形態とし、第2の検査状態における本発明に係る超音波診断装置の動作を第2の実施形態として説明する。ただし、第1の検査状態と第2の検査状態は一連の医療行為であるので、以下の第1の実施形態と第2の実施形態は一連の実施形態とすることができる。
〔第1の実施形態〕
以下、第1の検査状態における、本発明に係る超音波診断装置について図1及び図2を参照して説明する。図1は、本発明に係る超音波診断装置の機能を表すブロック図である。図1において、実線の矢印はデータの流れを示しており、点線の矢印は制御の流れを示している。ここで、図1における、制御手段004、画像処理手段005、表示制御手段009、及びサムネイル画像作成手段012はCPU及びプログラムで構成されている。さらに、一時記憶手段008は揮発性メモリなどで構成されており、電源を切るような場合には、データ保存手段006への保存などを行わなければ、一時記憶手段008内のデータは消滅する。また、図2は、超音波検査の中断及び再開における表示手段の表示の模式図である。ここで、図2の画面100は中断前の超音波検査が実施されている画面であり、ID101は該超音波検査の検査IDであり、画像102はこの超音波検査による超音波断層像である。また、画面110は、検査IDがAAAである超音波検査が中断され、検査IDがBBBの超音波検査が行われている画面であり、ID111は該超音波検査の検査IDであり、画像112は該超音波検査による超音波断層像であり、サムネイル画像113は中断されている超音波検査のサムネイルである。さらに、画面120は、中断されていた超音波検査が再開された画面であり、ID121は再開された超音波検査の検査IDであり、画像122は再開された超音波検査による超音波断層像である。
ユーザは、表示手段010及び操作手段011を含むユーザインターフェース001を使用して、超音波検査のスキャン情報や検査ID(検査を識別するためのIDであって、患者IDでもよい。)等を入力するとともに、超音波検査の開始、実施中の超音波検査の中断、中断した超音波検査の再開、超音波検査の終了、及び超音波断層像の一時保存の指示を出す。ここで、スキャン情報とは、超音波で部位を走査する範囲、フレームレート、及び超音波の波面を焦点に合わせるための遅延時間などの超音波断層像を生成するための情報を指す。さらに、本実施形態では、中断した超音波検査の再開の指示は、後で説明する表示手段010に表示されているサムネイル画像(図2おけるサムネイル画像113を参照。)をクリックすることで行われる。この点、本実施形態では、視覚的な認識を容易にするため、サムネイル画像113をクリックすると超音波検査の再開が指示されるよう構成しているが、これは他の方法でもよく、例えば、事前に超音波検査の再開の指示を出すよう設定されたボタンを押すことで超音波検査の再開が指示されるよう構成してもよい。
制御手段004は、通常の動作においては、入力されたスキャン情報や検査ID取得し、ユーザインターフェース001からの超音波検査の開始の指示を受け、送受信手段003、画像処理手段005、表示制御手段009、及び画像撮影手段013に制御命令を出しスキャン情報に基づく超音波検査を開始させる。この制御命令には、例えば、後で説明するような画像処理手段005において、Bモード処理回路又はCFM処理回路の選択や、どのような形式で画像出力するかの指示などが含まれる。
さらに、制御手段004は、ユーザインターフェース001からの超音波検査の終了の指示を受け、送受信手段003、画像処理手段005、表示制御手段009、及び画像撮影手段013に制御命令を出し超音波検査を終了させる。
また、制御手段004は、ユーザインターフェース001から第1の検査状態の超音波検査の中断の指示を受け、送受信手段003、画像処理手段005、表示制御手段009、サムネイル画像作成手段012、及び画像撮影手段013(以下、これらをまとめて「各手段」ということがある。)に制御命令を出し実施中の超音波検査を中断する。さらに、制御手段004は、第1の検査状態における制御情報を一時記憶手段008に記憶させる。すなわち、制御手段004は、ユーザによって設定され制御手段004に内蔵されたメモリ(キャッシュメモリなど)に保管されている、検査ID、スキャン情報、部位情報、及び医用デジタル画像や通信の規格であるDICOM情報を読み取り、一時記憶手段008に記憶させる。さらに、制御手段004は、制御手段004に内蔵されるタイマーから得られる検査開始からの時間情報を読み取り、一時記憶手段008に記憶させる。
また、制御手段004は、ユーザインターフェース001から中断した第1の検査状態の超音波検査の再開の指示を受け、各手段に一時記憶手段008に記憶されている制御情報を送る。すなわち、制御手段004は、一時記憶手段008に記憶されている検査ID、スキャン情報、部位情報、及びDICOM情報を内蔵のメモリに戻し、検査開始からの時間情報を内蔵されるタイマーに戻し、中断直前と同じ状態で各手段に対し制御命令が出せるよう設定する。さらに、制御手段004は、一時記憶手段008に記憶されている、中断時点で生成され表示手段010に表示されていた超音波断層像の画像、及び後で説明するシネメモリ007に中断時に保存されていた画像データを、画像処理手段005に戻し、一時記憶手段008に記憶されている患者の位置情報を表示手段010や他のユーザインターフェース001などのユーザが認識できる場所に表示させる。ここで、患者の位置情報とは、画像撮影手段013によって撮影された画像から求められる患者の検査台における位置の情報であり、これは実際の患者の画像でも、その画像から求められた検査台に対する直交座標で表された座標でもよい。この患者位置情報は、検査台に対する患者の撮影場所を同一にするために使用される。次に、制御手段004は、送受信手段003、画像処理手段005、表示制御手段009、サムネイル画像作成手段012、及び画像撮影手段013に超音波検査の再開の指示を出し、中断している超音波検査を再開させる。
ここで、本実施形態では、中断した超音波検査をより正確に再現するため、患者の位置情報を使用しているが、検査台に対する患者の位置が正確に同一でなくても、検査の内容や必要とされる精度によっては、患者の位置情報を使用しなくても中断した超音波検査を再開することは可能である。
送受信手段003は、制御手段004から出力されたスキャン情報に基づく制御信号に従って超音波プローブ002を駆動することで、超音波を送受信して、所定範囲をスキャンする。さらに、送受信手段003は、スキャンで得られたデータを画像処理手段005に送信する。
画像処理手段005は、送受信手段003から出力されたデータを受けて、主にフィルタ処理やデジタルゲイン調整などの処理を施すデジタルレシーバを備える。これらの処理を施されたエコーの振幅情報はローデータと呼ばれ、画像処理手段005は、ユーザインターフェース001から該ローデータの保存の指示があれば、このローデータをデータ保存手段006に保存する。
さらに、画像処理手段005は、Bモード処理回路又はCFM処理回路を備えており、デジタルレジーバーから出力されたデータはいずれかの処理回路にて所定の処理を施される。Bモード処理回路はエコーの振幅情報の映像化を行い、エコー信号からBモード超音波ラスタデータを生成する。CFM処理回路は動いている血流情報の映像化を行い、カラー超音波ラスタデータを生成する。さらに、画像処理手段005はデジタルスキャンコンバータを有し、直交座標系で表される画像を得るために、超音波ラスタデータを直交座標で表される画像データに変換する。画像処理手段005は、ユーザインターフェース001から超音波画像データの保存の指示があれば、超音波ラスタデータ及び直交座標で表された超音波画像データをデータ保存手段006に保存する。
また、画像処理手段005は、ユーザインターフェース001より超音波断層像の一時保存の指示を受け、現在表示手段010に表示している超音波断層像の画像データ、及びその数枚前の超音波断層像の画像データをシネメモリ007の中に一時保存する。これは通常であれば所定数の画像データを記憶しておき、新たに画像データを生成したときには、最も古いデータを捨てて新しい画像データを記憶させる。そして、これ動作を画像データを生成する度に行っている。そこで、超音波検査を行っているユーザが超音波断層像を見て異常を感じた場合、該ユーザがその時点の超音波断層像から数枚前の超音波断層像までを確認することで、被検体の患部を発見するために一時的にシネメモリ007の中に確認のための画像データを保存するものである。
そして、画像処理手段005は、第1の検査状態の超音波検査の中断の指示を受け、その時点で表示手段010に表示されている生成中の超音波断層像の画像(図2における画像102)のローデータ、及びシネメモリ007に入っている画像データを一時記憶手段008に送り、さらに、中断された時点で生成されていた画像をサムネイル画像作成手段012に送る。ここで、本実施形態では、再開した超音波検査での使い易さを考えローデータの形で一時記憶手段008に記憶されているが、これは、再開後の画像処理を減らすために、超音波ラスタデータや直交座標で表された超音波画像データの形で一時記憶手段008に記憶させてもよい。
また、画像処理手段005は、第1の検査状態で中断された超音波検査の再開の指示を受けた場合、制御手段004から受けた中断された時点で生成されていた画像(図2における画像122)のローデータを処理し、その画像データを表示制御手段009に送信する。また、画像処理手段005は、シネメモリ007に中断時に保存されていた画像データをシネメモリ007に戻す。
サムネイル画像作成手段012は、実施中の超音波検査の中断の指示を受けて、画像処理手段から受け取った画像(図2における画像102)を基に、サムネイル画像113を作成し該サムネイル画像113を表示制御手段009に送る。
表示制御手段009は、図2に示すように、画像処理手段005から超音波ラスタデータを受けて、画面100のように超音波断層像である画像102を表示し、制御手段004から受けたID101を、画面100のように表示手段010に表示させる。このように表示手段010に表示されたID101の超音波断層像である画像102を参照することで、医師は診断を行える。
次に、実施中の超音波検査の中断の指示を受けた場合、表示制御手段009は、実施中の超音波検査における画像102及びID101の表示手段010への表示を終了するとともに、サムネイル画像作成手段012で作成された、中断時に生成されていた画像102のサムネイル画像113を表示手段010に表示させる。この表示位置は、自動的に表示手段010の空きスペースに表示してもよいし、ユーザによりユーザインターフェース001を用いて事前に設定した表示手段010における表示位置に表示させてもよい。このサムネイル画像113は、サムネイル画像113に対応した超音波検査が中断している間、他のID111の超音波検査が行われている間も、画面110のように、ID111の超音波検査の画像112とID111の表示とともに表示手段010に表示され続けている。
次に、第1の検査状態で中断された超音波検査の再開の指示を受けた場合、表示制御手段009は、画面120のように、表示手段010に表示されているサムネイル画像113を消去し、画像処理手段005から受けた中断時に生成されていた画像122、及び制御手段004から受けたID121を表示手段010に表示させる。
ここで、説明の都合上、画像102と画像122、及びID101とID121を異なるもののように説明しているが、実際は、表示のタイミングが異なるだけであり、内容的には同じ画像、同じ検査IDが表示される。
画像撮影手段013は、患者の位置を撮影するカメラであり、この画像に基づく患者の位置情報は画像そのものでもよいし、患者の体のいくつかの特徴的な点を選び出し、検査台における直交座標におけるそれらの点の座標を表わしたものでもよい。
画像撮影手段013は、実施中の超音波検査の中断の指示を受けた場合、患者の位置情報を一時記憶手段008に送る。
〔第2の実施形態〕
以下、第2の検査状態における、本発明に係る超音波診断装置について図1及び図2を参照して説明する。ここで、第2の実施形態は、第1の実施形態において、取り扱う制御情報が変わっただけの実施形態であるので、中断時における制御情報の一時記憶手段008への記憶、及び、再開時における一時記憶手段008からの呼び出した制御情報による各手段の中断時の状態への復帰について説明する。
制御手段004は、ユーザインターフェース001から第2の検査状態の超音波検査の中断の指示を受け、送受信手段003、画像処理手段005、表示制御手段009、サムネイル画像作成011、及び画像撮影手段013に制御命令を出し実施中の超音波検査を中断する。さらに、制御手段004は、内蔵のメモリに保管されている検査ID、部位情報、DICOM情報、及び対象部位の内壁から外壁までの厚さや、内壁をトラッキングすることで求められる対象部位の面積などといった検査の計測情報を一時記憶手段008に記憶させる。さらに、制御手段004は、内蔵のタイマーから得られる検査か医師からの時間情報を読み取り、一時記憶手段008に記憶させる。
また、制御手段004は、ユーザインターフェース001から第2の検査状態で中断された超音波検査の再開の指示を受け、一時記憶手段008に記憶されている検査ID、部位情報、DICOM情報、検査の計測情報を内蔵のメモリに戻し、さらに、検査開始からの時間情報を内蔵されるタイマーに戻し、中断直前と同じ状態で各手段に対し制御命令が出せるよう設定する。そして、制御手段004は、一時記憶手段008に記憶されている、中断時に生成されていた画像、及びシネメモリ007に中断時に保存されていた画像データを、画像処理手段005に戻す。次に、制御手段004は、送受信手段003、画像処理手段005、表示制御手段009、及びサムネイル画像作成手段012に超音波検査の再開の指示を出し、中断している超音波検査を再開させる。
画像処理手段005は、第2の検査状態の超音波検査の中断の指示を受け、検査の動画をデータ保存手段006に保存した保存場所や保存名などの保存情報、及び検査の静止画をデータ保存手段006に保存した保存場所や保存名などの保存情報を一時記憶手段008に送り、さらに、検査の静止画の中から1枚(図2における画像112)の画像データをサムネイル画像形成手段011に送る。ここで、静止画の中から1枚選ぶ方法としては、中断時に表示手段010に表示されていた超音波断層像をサムネイル画像形成手段011に送る画像とする方法などがある。
また、画像処理手段005は、第2の検査状態で中断された超音波検査の再開の指示を受けた場合、制御手段004から受けた検査の動画の保存情報、及び検査の静止画の保存情報に基づき、データ保存手段006に保存されている検査の動画及び静止画を取得し、中断直前に表示していた画像(例えば、図2における画像122)の画像データを表示制御手段009に送信する。
表示制御手段009は、第2の検査状態で中断された超音波検査の再開の指示を受けた場合、画面120のように、表示手段010に表示されているサムネイル画像113を消去し、画像処理手段005から受けたデータ保存手段006に保存されている診断に使用していた画像122、及び制御手段004から受けたID121を表示手段010に表示させる。
次に、第1の実施形態及び第2の実施形態を一連の流れとした場合における、実施中の超音波検査の中断の動作の流れ、及び中断した超音波検査の再開の動作の流れを、図3及び図4を参照して説明する。ここで、図3は実施中の超音波検査の中断の動作を表わすフローチャートであり、図4は中断した超音波検査の再開の動作を表わすフローチャートである。また、図3の前提としては超音波検査を実施中であり、図4の前提としては実施していた超音波検査が中断されている。
〔実施中の超音波検査の中断の動作〕
ステップS001:ユーザが中断ボタンなどのユーザインターフェース001を使用して、実施中の超音波検査の中断を指示する。
ステップS002:制御手段004は、実施中の超音波検査が第1の検査状態か、第2の検査状態かを判断し(この判断は、送受信手段003を介してデータ取得中は第1の検査、そうでない場合は第2の検査として行われる。)、第1の検査状態であればステップS003へ進み、第2の検査状態であればステップS006へ進む。
ステップS003:制御手段004は、各手段に中断の指示を出すとともに、検査ID、スキャン情報、DICOM情報、検査開始からの時間情報、及び部位情報を一時記憶手段008に記憶させる。
ステップS004:画像撮影手段013は、一時記憶手段008に患者の位置情報を記憶させる。
ステップS005:画像処理手段005は、中断時に生成されていた画像及びシネメモリ007に入っている画像を、一時記憶手段008に記憶させる。
ステップS006:画像処理手段005は、サムネイル画像作成手段012に中断時に生成されていた画像を送る。
ステップS007:制御手段004は、各手段に指示を出すとともに、検査ID、DICOM情報、検査開始からの時間情報、部位情報、及び検査の計測情報を一時記憶手段008に記憶させる。
ステップS008:画像処理手段005は、検査の動画及び検査の静止画の保存情報を一時記憶手段に保存する。
ステップS009:画像処理手段005は、サムネイル画像作成手段012に検査の静止画の中の1枚を送信する。
ステップS010:サムネイル画像作成手段012は、画像処理手段005から受けた画像を基に、サムネイル画像を作成する。
ステップS010:表示制御手段009は、中断された超音波検査の画像を消去し、サムネイル画像を表示手段010に表示する。
〔中断した超音波検査の再開の動作〕
ステップS101:ユーザがユーザインターフェース001を使用して、表示手段010に表示されているサムネイル画像をクリックすることで、中断した超音波検査の再開を指示する。
ステップS102:制御手段004は、中断したときに第1の検査状態であったか、第2の検査状態であったかを判断する。第1の検査状態であればステップS103に進み、第2の検査状態であればステップS107に進む。
ステップS103:制御手段004は、一時記憶手段008に記憶されている制御情報を各手段に送信する。また、制御手段004は、各手段に中断した超音波検査の再開を指示する。
ステップS104:画像処理手段005は、一時記憶手段008に記憶されている中断時にシネメモリに入っていた画像を取得。
ステップS105:画像取得手段005は、取得した画像をシネメモリに保存する。
ステップS106:制御手段004は、一時記憶手段008に記憶されている制御情報を各手段に送信する。また、制御手段004は、各手段に中断した超音波検査の再開を指示する。
ステップS107:画像処理手段005は、検査の動画及び検査の静止画の保存情報を制御手段004から取得する。
ステップS108:画像処理手段005は、中断時に表示手段010に表示されていた超音波断層像の画像データを表示制御手段009に送る。
ステップS109:表示制御手段009は、表示手段010に表示されているサムネイル画像を消去する。
ステップS110:表示制御手段009は、表示手段010に画像処理手段005から受け取った超音波断層像、及び制御手段004から受け取った検査IDを表示させる。
ここで、以上のような、超音波検査の中断及び再開といった検査工程の変更を行う検査工程制御プログラムは、CPUと通常の超音波検査のプログラムで構成されている、制御手段004、画像処理手段005、表示制御手段009、及びサムネイル画像作成手段012の中に配備され、中断時及び再開時における上記の動作を実行させるコマンドを実装したプログラムである。
以上のように、本発明によれば、ボタンを押したり、サムネイル画像をクリックしたりといった、ユーザインターフェース001からの容易な操作で、超音波検査の中断及び再開が可能となり、さらに超音波検査を中断したときには、該超音波検査が中断中であることを通知する表示が表示手段010に表示されているので、視覚的に中断中である超音波検査の確認が可能となり、迅速かつ容易な実施中の超音波検査の中断及び該超音波検査の再開が可能となる。これにより、超音波検査の中断によってかかる時間を短縮でき、効率的な超音波検査が行えるとともに、患者のストレスを軽減することに寄与できる。
〔第3の実施形態〕
以下、本発明の第3の実施形態に係る超音波診断装置について説明する。第3の実施形態に係る超音波診断装置は、第1及び第2の実施形態に係る超音波診断装置において、事前にユーザがユーザインターフェース001を使用して、超音波検査の中断及び再開に使用する制御情報を選択できる構成にしたものである。そこで、本実施形態におけるユーザによる事前の制御情報の選択、及び、その選択された制御情報を使用した超音波検査の中断及び再開を説明する。
ユーザはユーザインターフェース001を用いて、生成されている画像、スキャン情報、シネメモリに入っている画像、DICOM情報、検査開始からの時間情報、部位情報、患者の位置情報、検査の計測情報、検査の動画をデータ保存手段006に保存した情報、及び検査の静止画をデータ保存手段006に保存した情報から1つ又は複数の情報を選択する。このような選択を実現する方法としては、一例として、表示制御手段009が、表示手段010に上記情報をチェックボックスとともに並べた状態のフォーマットを有しており、そのフォーマットを表示手段010に表示させる方法がある。これにより、ユーザは、マウスなどのユーザインターフェース001を用いてそのチェックボックスにチェックを入れることで選択を行える。以下、本実施形態ではユーザが、生成されている画像、スキャン情報、部位情報、及び検査の静止画をデータ保存手段006に保存した情報を選んだ場合について説明する。ここで、本実施形態では上記4つの情報を選択した場合を考えているが、この選択に特に制限はなくどのような組み合わせでもよく、以下の説明でも同様である。
制御手段004は、スキャン情報などのユーザインターフェース001から送られてくる情報とともに、ユーザが選択した、生成されている画像、スキャン情報、部位情報、検査の静止画をデータ保存手段006に保存した情報を記憶する。
制御手段004は、ユーザインターフェース001からの実施中の超音波検査の中断の指示を受けて、ユーザが選択した情報を確認し、各手段に中断の指示を送る。そして、制御手段004は、第1の検査状態における中断の場合には、検査ID、スキャン情報、及び部位情報を一時記憶手段008に記憶させる。また、第2の検査状態における中断の場合には、検査ID及び部位情報を一時記憶手段008に記憶させる。
また、制御手段004は、ユーザインターフェース001からの中断した超音波検査の再開の指示を受けて、第1の検査状態における中断だった場合には、検査ID、スキャン情報、及び部位情報を一時記憶手段008から取得し、内蔵のメモリに記憶し、一時記憶手段008に記憶されている中断時に生成されていた画像のローデータを画像処理手段005に送る。また、第2の実施形態における中断だった場合には、検査ID及び部位情報を一時記憶手段008から取得し、内蔵のメモリに記憶し、一時記憶手段008に記憶されている検査の静止画の保存情報を画像処理手段005に送る。そして、制御手段004は、各手段に中断した超音波検査の再開を指示する。
画像処理手段005は、実施中の超音波検査の中断の指示を受けて、第1の検査状態における中断の場合には、生成されている画像のローデータを一時記憶手段008に記憶させ、さらに、中断時に生成していた画像をサムネイル画像作成手段012に送る。また、第2の検査状態における中断の場合には、検査の静止画の保存情報を一時記憶手段008に記憶させ、さらに、検査の静止画の中の1枚の画像をサムネイル画像作成手段012に送る。
また、画像処理手段005は、中断された超音波検査の再開の指示をうけて、第1の検査状態における中断だった場合には、中断時に生成していた画像のローデータを制御手段004から受け取り、画像処理した後、表示制御手段009に送る。また、第2の検査状態における中断だった場合には、静止画の保存情報を制御手段004から受け取り、その情報に基づき中断時に表示していた超音波断層像の画像データを表示制御手段009に送る。
さらに、制御手段004及び画像処理手段005以外の各手段の動作は画像撮影手段013を除き第1及び第2の実施形態と同様に動作する。本実施形態では、患者の位置情報を利用しないため画像撮影手段013は動作しない。
また、本実施形態では、ユーザが事前に選択した制御情報だけを一時記憶手段008に記憶さえ、その記憶させた制御情報全てを超音波検査の再開時に使用しているが、この対応は1対1である必要はなく、例えば、選択された制御情報以外の制御情報も含んだ全ての制御情報を一時記憶手段008に記憶させておき、再開時に選択された制御情報だけを戻す構成にしてもよい。さらには、再開の指示を出すときに、ユーザにユーザインターフェース001を用いて再開に用いる制御情報を選択させる構成にしてもよい。また、そのような構成を採ったときに、再開時に使用していない制御情報がある場合には、サムネイル画像などの中断を示す表示を表示手段010に表示し続け、記憶されている全ての制御情報が超音波診断の再開に使用されたときに、中断を示す表示を消去する構成にしてもよい。
以上のように、ユーザが選択した制御情報のみを一時記憶手段008に記憶させたり、選択された制御情報だけを戻したりすることで、超音波診断装置における超音波検査の中断及び再開の処理にかかる負荷を減らすことができる。
本発明に係る超音波診断装置のブロック図 超音波検査の中断及び再開における画面表示を説明するための図 実施中の超音波検査の中断の動作を表わすフローチャート 中断した超音波検査の再開の動作を表わすフローチャート
符号の説明
001 ユーザインターフェース
002 超音波プローブ
003 送受信手段
004 制御手段
005 画像処理手段
006 データ保存手段
007 シネメモリ
008 一時記憶手段
009 表示制御手段
010 表示手段
011 操作手段
012 サムネイル画像作成手段
013 画像撮影手段

Claims (9)

  1. 超音波を発信する超音波プローブと、
    前記超音波プローブを介して被検体に対し超音波を送受信する送受信手段と、
    前記送受信手段で得られた超音波エコー信号に基づいて超音波断層像を生成する画像処理手段と、
    前記超音波断層像を保存するデータ保存手段と、
    前記超音波断層像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記送受信手段と、前記画像処理手段、前記データ保存手段、及び前記表示制御手段の各手段を含むデータ処理系と、を制御する制御手段と、を備え、被検体について一連の第1の検査を行うとともに、当該検査を中断し、他の検査を行い、その後、当該検査を再開することができる超音波診断装置であって、
    前記制御手段は、
    ユーザインターフェースから前記第1の検査の中断の指示を受けたとき、前記送受信手段を動作させている第1の状態か、動作させていない第2の状態かを判断し、前記第1の状態のとき、前記送受信手段を制御するスキャン情報、前記データ処理系を制御する制御情報、データ処理系で取り扱う画像データを含む保存情報を含む情報を一時記憶手段に記憶させ、第2の状態の場合は、前記スキャン情報を除く前記情報を一時記憶手段に記憶させ、
    前記第1の検査の中断中に、前記第2の検査を実行し、該第2の検査で生成された画像データに基づく画像を前記表示手段に表示させている場合も、前記第1の検査が中断中であることを示す表示をさせ、
    前記ユーザインターフェースから前記第1の検査の再開の指示を受けたとき、その直前の中断が前記第1の状態又は前記第2の状態であるかに応じて、対応する情報を前記一時記憶手段から読み出して、前記中断の直前の前記第1の状態又は前記第2の状態から続けて検査を開始させるとともに、前記第1の検査が中断中であることを示す表示を停止することを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記インターフェースからの前記超音波断層像の一時保存命令を受けて、前記画像処理手段により命令を受けた時点から所定数枚前までの前記超音波断層像を保存されるシネメモリをさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記被検体への前記超音波の送受信を行い、前記超音波断層像を生成している時に前記中断を行う場合には、スキャン情報、部位情報、生成されている画像、前記シネメモリに入っている画像、DICOM情報、及び検査開始からの時間情報を一時記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記超音波断層像の生成を終了し、該超音波断層像により診断を行っている時に前記中断を行なう場合には、DICOM情報、検査開始からの時間情報、部位情報、対象部位の面積等の検査の計測情報、検査の動画を前記データ保存手段に保存した情報、及び検査の静止画を前記データ保存手段に保存した情報を一時記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  4. 前記第1の検査が中断中であることを示すため、当該第1の検査で生成された画像データのサムネイル画像を表示することを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  5. 前記表示制御手段は、ユーザが事前に設定した表示位置に前記超音波検査が中断していることを示す表示を表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の超音波診断装置。
  6. 前記第1の検査が中断中であることを示す表示箇所を前記ユーザインタフェースで指示されることにより、前記第1の検査の再開が指示されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つに記載の超音波診断装置。
  7. 前記インターフェースは、前記記憶させた制御情報の中から1つ又は複数の前記制御情報をユーザに選択させ、
    前記制御手段は、前記選択された前記制御情報を受けて、該制御情報を基に前記超音波診断装置を中断直前の状態に戻し、
    前記表示制御手段は、前記一時記憶手段に記憶された全ての前記制御情報を基に前記超音波診断装置を中断直前の状態に戻した場合に、前記中断していることを示す表示を表示手段から消去する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つに記載の超音波診断装置。
  8. 前記表示制御手段は、ユーザが事前に設定した患者ID又はサムネイルなどの前記中断した超音波検査を特定する情報を受けて、前記超音波検査が中断していることを示す表示として該情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つに記載の超音波診断装置。
  9. 超音波を発信する超音波プローブと、前記超音波プローブを介して被検体に対し超音波を送受信する送受信手段と、前記送受信手段で得られた超音波エコー信号に基づいて超音波断層像を生成する画像処理手段と、前記超音波断層像を保存するデータ保存手段と、前記超音波断層像を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記送受信手段、前記画像処理手段、前記データ保存手段、及び前記表示制御手段の各手段を制御する制御手段とを備える超音波診断装置の該制御手段に対して一連の第1の検査工程を実行させ、その中途で中断させ、第2の検査工程に変更させ、その後に第1の検査工程を再開させることのできる検査工程制御プログラムであって、
    前記制御手段に、
    ユーザインターフェースから前記第1の検査工程の中断の指示を受けたとき、前記送受信手段を動作させている第1の状態か動作させていない第2の状態かを判断し、前記第1の状態のときは前記送受信手段を制御するスキャン情報と、前記画像処理手段、前記データ保存手段及び前記表示制御手段の各手段を制御する制御情報と、並びに前記各手段が取り扱う画像データを含む保存情報を含む情報と、を一時記憶手段に記憶させ、第2の状態の場合は、前記スキャン情報を除く前記情報を一時記憶手段に記憶させる機能と、
    前記第1の検査工程の中断中に、前記第2の検査を実行し、該第2の検査で生成された画像データに基づく画像を前記表示手段に表示させている場合も、前記第1の検査が中断中であることを示す表示をさせる機能と、
    前記ユーザインタフェースから前記第1の検査の再開の指示を受けたとき、その直前の中断が前記第1の状態又は前記第2の状態であるかに応じて、対応する情報を前記一時記憶手段から読み出して、前記中断の直前の前記第1の状態又は前記第2の状態から続けて検査を開始させるとともに、前記第1の検査が中断中であることを示す表示を停止する機能と、を実行させることを特徴とする検査工程制御プログラム。
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