JP2002152868A - 通話路制御装置 - Google Patents
通話路制御装置Info
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- JP2002152868A JP2002152868A JP2000348202A JP2000348202A JP2002152868A JP 2002152868 A JP2002152868 A JP 2002152868A JP 2000348202 A JP2000348202 A JP 2000348202A JP 2000348202 A JP2000348202 A JP 2000348202A JP 2002152868 A JP2002152868 A JP 2002152868A
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- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックアップ情報の更新中に上位制御装置か
らリセット命令を受けた場合等であっても、通話路パス
を自律的に復旧させることが可能な通話路制御装置を提
供する。 【解決手段】 通話路スイッチ3と通話路制御メモリ4
と中央制御回路5と通話路管理情報記憶部6と通話路管
理情報バックアップ部7とからなる通話路制御装置1に
おいて、不揮発性メモリで構成された通話路管理情報バ
ックアップ部7に複数の通話路管理情報のバックアップ
情報を格納し、通話路管理情報記憶部6に保持されてい
る通話路管理情報が更新された場合、当該更新にあわせ
て、通話路管理情報バックアップ部7内の第1のバック
アップ情報を更新し、当該第1のバックアップ情報の更
新が成功したことを確認した後に、第2のバックアップ
情報の更新を行う。
らリセット命令を受けた場合等であっても、通話路パス
を自律的に復旧させることが可能な通話路制御装置を提
供する。 【解決手段】 通話路スイッチ3と通話路制御メモリ4
と中央制御回路5と通話路管理情報記憶部6と通話路管
理情報バックアップ部7とからなる通話路制御装置1に
おいて、不揮発性メモリで構成された通話路管理情報バ
ックアップ部7に複数の通話路管理情報のバックアップ
情報を格納し、通話路管理情報記憶部6に保持されてい
る通話路管理情報が更新された場合、当該更新にあわせ
て、通話路管理情報バックアップ部7内の第1のバック
アップ情報を更新し、当該第1のバックアップ情報の更
新が成功したことを確認した後に、第2のバックアップ
情報の更新を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子交換機の通話
路制御装置に関し、特に、通話路スイッチを制御する通
話路管理情報のバックアップ情報の管理方式に関する。
路制御装置に関し、特に、通話路スイッチを制御する通
話路管理情報のバックアップ情報の管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】電子交換機は、一般に、通話路の交換処
理を行う通話路制御装置と、通話路制御装置を制御する
外部制御装置とを備える。
理を行う通話路制御装置と、通話路制御装置を制御する
外部制御装置とを備える。
【0003】通話路制御装置とは、外部制御装置から通
話路管理情報(通話路を設定及び解放するために通話路
制御メモリに書き込む通話路パスデータ及び通話路の回
線容量を指定するデータ)による指示を受け、当該通話
路管理情報に基づいて、通話路パスデータを生成し、生
成された通話路パスデータを通話路制御メモリに書き込
むことにより通話路パスの設定および解放を行うもので
ある。このような通話路制御装置においては、通話路管
理情報を保持するメモリ及び通話路制御メモリには、一
般に、揮発性メモリが使用されている。
話路管理情報(通話路を設定及び解放するために通話路
制御メモリに書き込む通話路パスデータ及び通話路の回
線容量を指定するデータ)による指示を受け、当該通話
路管理情報に基づいて、通話路パスデータを生成し、生
成された通話路パスデータを通話路制御メモリに書き込
むことにより通話路パスの設定および解放を行うもので
ある。このような通話路制御装置においては、通話路管
理情報を保持するメモリ及び通話路制御メモリには、一
般に、揮発性メモリが使用されている。
【0004】一方、一度設定されると長時間接続状態が
続き、外部制御装置や通話路制御装置の故障でも接続を
要求される専用線等、高い接続品質を要求される通話路
パスは、半固定パスとして設定されており、外部制御装
置では通話路管理情報を磁気ディスクにバックアップ
し、通話路制御装置側でも通話路制御メモリ内に保護機
能を持つことにより通話路制御メモリ内の通話路パスデ
ータを保護し、外部制御装置からのリセットによる通話
路断を防止している。
続き、外部制御装置や通話路制御装置の故障でも接続を
要求される専用線等、高い接続品質を要求される通話路
パスは、半固定パスとして設定されており、外部制御装
置では通話路管理情報を磁気ディスクにバックアップ
し、通話路制御装置側でも通話路制御メモリ内に保護機
能を持つことにより通話路制御メモリ内の通話路パスデ
ータを保護し、外部制御装置からのリセットによる通話
路断を防止している。
【0005】しかし、前述したように、通話路制御メモ
リには揮発性メモリが使用されているので、通話路制御
装置が電源断したときには、通話路制御メモリ内の通話
路パスデータは消滅してしまう。また、通話路制御装置
が外部制御装置からリセット命令を受信して、リセット
処理を実施したときも、揮発性メモリ内の情報は初期化
されるので、通話路制御メモリ内の通話路パスデータは
消滅してしまう。従って、このような場合、通話路制御
装置は半固定パスの制御が不能になるので、外部制御装
置からの再設定が必要になる。
リには揮発性メモリが使用されているので、通話路制御
装置が電源断したときには、通話路制御メモリ内の通話
路パスデータは消滅してしまう。また、通話路制御装置
が外部制御装置からリセット命令を受信して、リセット
処理を実施したときも、揮発性メモリ内の情報は初期化
されるので、通話路制御メモリ内の通話路パスデータは
消滅してしまう。従って、このような場合、通話路制御
装置は半固定パスの制御が不能になるので、外部制御装
置からの再設定が必要になる。
【0006】このような問題に対して、特開平7−50
858号公報に記載の技術では、通話路制御メモリの一
部を不揮発化して半固定パスを電源断復旧時に復旧する
方法を採用している。
858号公報に記載の技術では、通話路制御メモリの一
部を不揮発化して半固定パスを電源断復旧時に復旧する
方法を採用している。
【0007】また、特開平09−101920号公報に
記載の技術では、通話路パスデータを不揮発性メモリに
バックアップし、電源断復旧後、通話路制御装置単独
で、不揮発性メモリにバックアップされた通話路パスデ
ータを通話路制御メモリに再設定している。
記載の技術では、通話路パスデータを不揮発性メモリに
バックアップし、電源断復旧後、通話路制御装置単独
で、不揮発性メモリにバックアップされた通話路パスデ
ータを通話路制御メモリに再設定している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−50858号公報に記載されている方式では、不揮
発性メモリへの書き込み中に、通話路制御装置の電源断
が発生したり、上位制御装置からリセット命令を受けた
りして、不揮発性メモリ内の通話路パスデータの正確性
が保証されなくなった場合、電源断やリセットから復旧
した際に、誤った通話路パスが再設定される可能性があ
る。
7−50858号公報に記載されている方式では、不揮
発性メモリへの書き込み中に、通話路制御装置の電源断
が発生したり、上位制御装置からリセット命令を受けた
りして、不揮発性メモリ内の通話路パスデータの正確性
が保証されなくなった場合、電源断やリセットから復旧
した際に、誤った通話路パスが再設定される可能性があ
る。
【0009】これに対して、特開平09−101920
号公報に記載されている方式では、不揮発性メモリ書き
込み中に通話路制御装置の電源断が発生した場合や上位
制御装置からリセット命令を受けた場合のことが考慮さ
れているが、不揮発性メモリ内の通話路パスデータの正
確性が保証されない場合は、外部制御装置に再設定を要
求するに留まり、外部制御装置から実際に再設定される
までは、通話路パスが切断された状態(通話路断の状
態)が続く。
号公報に記載されている方式では、不揮発性メモリ書き
込み中に通話路制御装置の電源断が発生した場合や上位
制御装置からリセット命令を受けた場合のことが考慮さ
れているが、不揮発性メモリ内の通話路パスデータの正
確性が保証されない場合は、外部制御装置に再設定を要
求するに留まり、外部制御装置から実際に再設定される
までは、通話路パスが切断された状態(通話路断の状
態)が続く。
【0010】本発明の目的は、バックアップ情報の更新
中に上位制御装置からリセット命令を受けた場合等であ
っても、通話路パスを自律的に復旧させることが可能な
通話路管理情報のバックアップ情報の管理方式を提供す
ることにある。
中に上位制御装置からリセット命令を受けた場合等であ
っても、通話路パスを自律的に復旧させることが可能な
通話路管理情報のバックアップ情報の管理方式を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通話路制御
装置は、通話路スイッチを制御するための通話路管理情
報を保持する通話路管理情報記憶部と、前記通話路管理
情報のバックアップ情報を保持する通話路管理情報バッ
クアップ部とを備える。
装置は、通話路スイッチを制御するための通話路管理情
報を保持する通話路管理情報記憶部と、前記通話路管理
情報のバックアップ情報を保持する通話路管理情報バッ
クアップ部とを備える。
【0012】そして、前記通話路管理情報バックアップ
部は、前記通話路管理情報の第1のバックアップ情報と
第2のバックアップ情報とを保持し、前記通話路管理情
報記憶部に保持されている通話路管理情報が更新された
場合、当該更新にあわせて、前記第1のバックアップ情
報を更新し、当該第1のバックアップ情報の更新が成功
したことを確認した後に、前記第2のバックアップ情報
の更新を行うことを特徴とする。
部は、前記通話路管理情報の第1のバックアップ情報と
第2のバックアップ情報とを保持し、前記通話路管理情
報記憶部に保持されている通話路管理情報が更新された
場合、当該更新にあわせて、前記第1のバックアップ情
報を更新し、当該第1のバックアップ情報の更新が成功
したことを確認した後に、前記第2のバックアップ情報
の更新を行うことを特徴とする。
【0013】この場合において、前記第1のバックアッ
プ情報の更新を行う前に、第2のバックアップ情報が正
常であるか否かを調べ、第2のバックアップ情報が正常
であることを確認できた場合にのみ、前記第1のバック
アップ情報の更新を行うようにしてもよい。
プ情報の更新を行う前に、第2のバックアップ情報が正
常であるか否かを調べ、第2のバックアップ情報が正常
であることを確認できた場合にのみ、前記第1のバック
アップ情報の更新を行うようにしてもよい。
【0014】また、前記第1及び第2のバックアップ情
報のいずれか一方を使って、前記通話路管理情報記憶部
に保持される通話路管理情報を復旧させるようにしても
よい。
報のいずれか一方を使って、前記通話路管理情報記憶部
に保持される通話路管理情報を復旧させるようにしても
よい。
【0015】更に、前記第1及び第2のバックアップ情
報のいずれか一方を使った通話路管理情報の復旧が終了
した後、復旧に使ったバックアップ情報を使って、復旧
に使わなかったバックアップ情報を更新するようにして
もよい。
報のいずれか一方を使った通話路管理情報の復旧が終了
した後、復旧に使ったバックアップ情報を使って、復旧
に使わなかったバックアップ情報を更新するようにして
もよい。
【0016】また、以上の場合において、前記通話路管
理情報バックアップ部を、2つの不揮発性メモリによっ
て構成し、前記第1のバックアップ情報と第2のバック
アップ情報とを、別々の不揮発性メモリに保持するよう
にしてもよい。更に、どちらか一つの不揮発性メモリが
使用出来なくなった場合は、もう一方の不揮発性メモリ
内に第1及び第2のバックアップ情報を保持するように
してもよい。
理情報バックアップ部を、2つの不揮発性メモリによっ
て構成し、前記第1のバックアップ情報と第2のバック
アップ情報とを、別々の不揮発性メモリに保持するよう
にしてもよい。更に、どちらか一つの不揮発性メモリが
使用出来なくなった場合は、もう一方の不揮発性メモリ
内に第1及び第2のバックアップ情報を保持するように
してもよい。
【0017】また、以上の場合において、電源投入時、
前記通話路管理情報バックアップ部内のバックアップ情
報を初期化するようにしてもよい。
前記通話路管理情報バックアップ部内のバックアップ情
報を初期化するようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
て、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明による電子交換機の構成を
示す図である。
示す図である。
【0020】同図に示すように、本発明による電子交換
機は、通話路制御装置1と、外部制御装置2とから構成
される。
機は、通話路制御装置1と、外部制御装置2とから構成
される。
【0021】また、通話路制御装置1は、通話路スイッ
チ3と、通話路制御メモリ4と、中央制御回路5と、通
話路管理情報記憶部6と、通話路管理情報バックアップ
部7とを備える。
チ3と、通話路制御メモリ4と、中央制御回路5と、通
話路管理情報記憶部6と、通話路管理情報バックアップ
部7とを備える。
【0022】通話路スイッチ3は、通話路制御メモリ4
に保持された情報に基づいて、通話路の接続切換を行う
スイッチである。通話路制御メモリ4は、通話路制御情
報を保持する揮発性メモリである。中央制御回路5は、
通話路制御装置1全体の制御を行うもので、マイクロプ
ロセッサからなる。通話路管理情報記憶部6は、通話路
管理情報を保持する揮発性メモリである。通話路管理情
報バックアップ部7は、通話路管理情報のバックアップ
情報を保持する不揮発性メモリである。
に保持された情報に基づいて、通話路の接続切換を行う
スイッチである。通話路制御メモリ4は、通話路制御情
報を保持する揮発性メモリである。中央制御回路5は、
通話路制御装置1全体の制御を行うもので、マイクロプ
ロセッサからなる。通話路管理情報記憶部6は、通話路
管理情報を保持する揮発性メモリである。通話路管理情
報バックアップ部7は、通話路管理情報のバックアップ
情報を保持する不揮発性メモリである。
【0023】なお、ここでの通話路制御装置1は、電源
投入によりハードウェアを初期化するリセットモード
と、外部制御装置2からのリセット命令を受信すること
により制御用情報(揮発性メモリに記録された通話路管
理情報等)を初期化するリセットモードの二つのリセッ
トモードを持つものとする。
投入によりハードウェアを初期化するリセットモード
と、外部制御装置2からのリセット命令を受信すること
により制御用情報(揮発性メモリに記録された通話路管
理情報等)を初期化するリセットモードの二つのリセッ
トモードを持つものとする。
【0024】次に、通話路管理情報バックアップ部7の
構成について説明する。
構成について説明する。
【0025】図2は、通話路管理情報バックアップ部7
の論理的な構成を示す図である。
の論理的な構成を示す図である。
【0026】同図に示すように、通話路管理情報バック
アップ部7は、主情報31と副情報32とを備える。主
情報31及び副情報32は、それぞれ、通話路管理情報
のバックアップ情報を保持する。
アップ部7は、主情報31と副情報32とを備える。主
情報31及び副情報32は、それぞれ、通話路管理情報
のバックアップ情報を保持する。
【0027】主情報31は、通話路管理情報の主たるバ
ックアップ情報であり、通話路管理情報記憶部6が更新
される度に更新される。そして、外部制御装置2からリ
セット命令を受けた場合等に、通話路制御メモリ4及び
通話路管理情報記憶部6を復旧させるために使用され
る。
ックアップ情報であり、通話路管理情報記憶部6が更新
される度に更新される。そして、外部制御装置2からリ
セット命令を受けた場合等に、通話路制御メモリ4及び
通話路管理情報記憶部6を復旧させるために使用され
る。
【0028】副情報32は、通話路管理情報の従たるバ
ックアップ情報であり、通話路管理情報記憶部6の更新
に伴う主情報31の更新完了後に更新される。そして、
メモリ素子の故障や、主情報31の更新中に外部制御装
置2からリセット命令を受ける等の原因により主情報3
1の情報が正常でなくなった時に、主情報31のかわり
に、通話路制御メモリ4及び通話路管理情報記憶部6を
復旧させるために使用される。
ックアップ情報であり、通話路管理情報記憶部6の更新
に伴う主情報31の更新完了後に更新される。そして、
メモリ素子の故障や、主情報31の更新中に外部制御装
置2からリセット命令を受ける等の原因により主情報3
1の情報が正常でなくなった時に、主情報31のかわり
に、通話路制御メモリ4及び通話路管理情報記憶部6を
復旧させるために使用される。
【0029】このように通話路管理情報バックアップ部
7に、主情報31と副情報32とを持ち、同時に更新を
行わないことにより、通話路管理情報記憶部6の復旧
時、少なくとも一方に記録された情報が正常であること
を確保することができる。
7に、主情報31と副情報32とを持ち、同時に更新を
行わないことにより、通話路管理情報記憶部6の復旧
時、少なくとも一方に記録された情報が正常であること
を確保することができる。
【0030】次に、通話路管理情報バックアップ部7の
物理的な構成について説明する。
物理的な構成について説明する。
【0031】図3は、通話路管理情報バックアップ部7
の物理的な構成例を示す図である。
の物理的な構成例を示す図である。
【0032】同図に示すように、この場合、通話路管理
情報バックアップ部7は、2つのバックアップメモリA
11及びB21によって構成される。なお、通話路管理
情報バックアップ部7を1つのバックアップメモリによ
って構成し、1つのバックアップメモリに主情報31と
副情報32を格納するようにしてもよい。
情報バックアップ部7は、2つのバックアップメモリA
11及びB21によって構成される。なお、通話路管理
情報バックアップ部7を1つのバックアップメモリによ
って構成し、1つのバックアップメモリに主情報31と
副情報32を格納するようにしてもよい。
【0033】バックアップメモリA11及びバックアッ
プメモリB21は、ともに、EEPROM等の不揮発性
で電気的な消去が可能なメモリである。
プメモリB21は、ともに、EEPROM等の不揮発性
で電気的な消去が可能なメモリである。
【0034】バックアップメモリA11は、通話路管理
情報のバックアップ情報を保持するための物理的な領域
として、バックアップ領域Aa12及びAb13を有す
る。同様に、バックアップメモリB21は、通話路管理
情報のバックアップ情報を保持するための物理的な領域
として、バックアップ領域Ba22及びBb23を有す
る。
情報のバックアップ情報を保持するための物理的な領域
として、バックアップ領域Aa12及びAb13を有す
る。同様に、バックアップメモリB21は、通話路管理
情報のバックアップ情報を保持するための物理的な領域
として、バックアップ領域Ba22及びBb23を有す
る。
【0035】すなわち、同図に示した例では、通話路管
理情報バックアップ部7は、通話路管理情報のバックア
ップ情報を保持するための領域として、4つの物理的な
領域を有し、そのうちの2つの物理的な領域を、主情報
31及び副情報32を格納するための領域として使用す
る。残りの2つの領域は、予備の領域とし、メモリ素子
故障等の理由により、それまで主情報31又は副情報3
2を格納していたバックアップ領域が使用不可能となっ
た場合に、主情報31又は副情報32を格納するための
領域として使用する。ここでは、各バックアップメモリ
毎に1つ、合計2つの予備領域を設けているが、予備領
域の数は、実装条件に応じて、適当な数が設けられる。
なお、予備領域を設けないようにすることも可能であ
る。
理情報バックアップ部7は、通話路管理情報のバックア
ップ情報を保持するための領域として、4つの物理的な
領域を有し、そのうちの2つの物理的な領域を、主情報
31及び副情報32を格納するための領域として使用す
る。残りの2つの領域は、予備の領域とし、メモリ素子
故障等の理由により、それまで主情報31又は副情報3
2を格納していたバックアップ領域が使用不可能となっ
た場合に、主情報31又は副情報32を格納するための
領域として使用する。ここでは、各バックアップメモリ
毎に1つ、合計2つの予備領域を設けているが、予備領
域の数は、実装条件に応じて、適当な数が設けられる。
なお、予備領域を設けないようにすることも可能であ
る。
【0036】本実施形態においては、初期状態では、同
図に示すように、主情報31には、バックアップ領域A
a12が割付られ、副情報32には、バックアップ領域
Ba22が割付られる。
図に示すように、主情報31には、バックアップ領域A
a12が割付られ、副情報32には、バックアップ領域
Ba22が割付られる。
【0037】このように、主情報31と副情報32と
を、物理的に独立したメモリ素子、すなわち、バックア
ップメモリA11とバックアップメモリB21とに分け
ることにより、バックアップメモリA11又はバックア
ップメモリB21が故障した場合に、主情報31と副情
報32とが同時に破壊されることにより通話路管理情報
記憶部6が復旧できなくなることを回避することがで
き、保守者によるメモリ素子の交換等の対処が完了する
までの通話路管理情報のバックアップが可能となる。
を、物理的に独立したメモリ素子、すなわち、バックア
ップメモリA11とバックアップメモリB21とに分け
ることにより、バックアップメモリA11又はバックア
ップメモリB21が故障した場合に、主情報31と副情
報32とが同時に破壊されることにより通話路管理情報
記憶部6が復旧できなくなることを回避することがで
き、保守者によるメモリ素子の交換等の対処が完了する
までの通話路管理情報のバックアップが可能となる。
【0038】次に、バックアップメモリA11、B21
がメモリ素子全体の故障や、メモリ素子の部分的な故障
(不揮発性で電気的な消去が可能であるメモリは、書込
みや消去処理の繰り返しにより、一部の領域が書換え不
能になる場合がある)によるバックアップ領域の割付の
変更について説明する。
がメモリ素子全体の故障や、メモリ素子の部分的な故障
(不揮発性で電気的な消去が可能であるメモリは、書込
みや消去処理の繰り返しにより、一部の領域が書換え不
能になる場合がある)によるバックアップ領域の割付の
変更について説明する。
【0039】図3に示した状態において、例えば、主情
報31が記録されているバックアップメモリA11のバ
ックアップ領域Aa12が故障した場合、図4に示すよ
うに、予備領域であったバックアップ領域Ab13を主
情報31に割り付ける。
報31が記録されているバックアップメモリA11のバ
ックアップ領域Aa12が故障した場合、図4に示すよ
うに、予備領域であったバックアップ領域Ab13を主
情報31に割り付ける。
【0040】更に、図4に示した状態において、バック
アップメモリB21のバックアップ領域Ba22が故障
した場合、図5に示すように、予備領域であったバック
アップ領域Bb23を副情報32に割り付ける。
アップメモリB21のバックアップ領域Ba22が故障
した場合、図5に示すように、予備領域であったバック
アップ領域Bb23を副情報32に割り付ける。
【0041】また、例えば、図3に示した状態におい
て、バックアップメモリA11全体が故障した場合や、
図4に示した状態において、バックアップメモリA11
のバックアップ領域Ab13が故障した場合、図6に示
すように、それまで副情報32に割り付けられていたバ
ックアップ領域Ba22を主情報31に割り付け、予備
領域であったバックアップ領域Bb23を副情報32に
割り付ける。
て、バックアップメモリA11全体が故障した場合や、
図4に示した状態において、バックアップメモリA11
のバックアップ領域Ab13が故障した場合、図6に示
すように、それまで副情報32に割り付けられていたバ
ックアップ領域Ba22を主情報31に割り付け、予備
領域であったバックアップ領域Bb23を副情報32に
割り付ける。
【0042】また、例えば、図4に示した状態におい
て、バックアップメモリB21全体が故障した場合や、
図5に示した状態において、副情報32に割り付けてい
たバックアップ領域Bb23が故障した場合は、図7に
示すように、主情報31に割り付けられていたバックア
ップメモリA11のバックアップ領域Ab13のみとな
る。このような状態になった場合は、保守者による対処
が完了するまで、以後通話路管理情報のバックアップ処
理を禁止し、正常なバックアップ情報を保持する。
て、バックアップメモリB21全体が故障した場合や、
図5に示した状態において、副情報32に割り付けてい
たバックアップ領域Bb23が故障した場合は、図7に
示すように、主情報31に割り付けられていたバックア
ップメモリA11のバックアップ領域Ab13のみとな
る。このような状態になった場合は、保守者による対処
が完了するまで、以後通話路管理情報のバックアップ処
理を禁止し、正常なバックアップ情報を保持する。
【0043】また、例えば、図5に示した状態におい
て、主情報31に割り付けていたバックアップメモリA
11のバックアップ領域Ab13が故障した場合や、図
6に示した状態において、バックアップメモリB21の
バックアップ領域Ba22が故障した場合は、図8に示
すように、それまで副情報32に割り付けられていたバ
ックアップ領域Bb23を主情報31に割り付ける。そ
して、この場合も、主情報31のみとなるので、正常な
バックアップ情報を保持するために以後保守者による対
処が完了するまで通話路管理情報のバックアップ処理を
禁止する。
て、主情報31に割り付けていたバックアップメモリA
11のバックアップ領域Ab13が故障した場合や、図
6に示した状態において、バックアップメモリB21の
バックアップ領域Ba22が故障した場合は、図8に示
すように、それまで副情報32に割り付けられていたバ
ックアップ領域Bb23を主情報31に割り付ける。そ
して、この場合も、主情報31のみとなるので、正常な
バックアップ情報を保持するために以後保守者による対
処が完了するまで通話路管理情報のバックアップ処理を
禁止する。
【0044】なお、図6〜図8に示すような状態になっ
た場合、すなわち、二つのバックアップメモリA11及
びB21の内どちらか一方が使用不能になった場合は、
外部制御装置2に不揮発性メモリが搭載される基板又は
使用不能になった不揮発性メモリの交換を要求するよう
にする。
た場合、すなわち、二つのバックアップメモリA11及
びB21の内どちらか一方が使用不能になった場合は、
外部制御装置2に不揮発性メモリが搭載される基板又は
使用不能になった不揮発性メモリの交換を要求するよう
にする。
【0045】次に、主情報及び副情報に物理的な領域を
割付ける方法について説明する。本処理は、電源投入時
及びリセット命令受信時に実施される。
割付ける方法について説明する。本処理は、電源投入時
及びリセット命令受信時に実施される。
【0046】まず、通話路管理情報バックアップ部7に
用意された複数のバックアップ領域について、予め使用
優先順位を決めておく。例えば、図3に示した状態にお
いては、バックアップ領域Aa12、Ab13、Ba2
2、Bb23の順番に使用優先順位を決めておく。
用意された複数のバックアップ領域について、予め使用
優先順位を決めておく。例えば、図3に示した状態にお
いては、バックアップ領域Aa12、Ab13、Ba2
2、Bb23の順番に使用優先順位を決めておく。
【0047】そして、予め決められた使用優先順位の順
番に、各バックアップ領域が正常かどうか(リセット命
令受信時)、もしくは初期化状態であるか(電源投入
時)を判定していき、最初に正常もしくは初期化状態で
あると判断されたバックアップ領域に主情報31を割り
付ける。
番に、各バックアップ領域が正常かどうか(リセット命
令受信時)、もしくは初期化状態であるか(電源投入
時)を判定していき、最初に正常もしくは初期化状態で
あると判断されたバックアップ領域に主情報31を割り
付ける。
【0048】次に、主情報31が割付けられたメモリ素
子(図3の場合、バックアップメモリA11)と異なる
メモリ素子(図3の場合、バックアップメモリB21)
がある場合は、主情報31が割付けられたメモリ素子と
異なるメモリ素子についての優先順位の順番に従い、バ
ックアップ領域が正常かどうか、もしくは初期化状態で
あるかを判定し、最初に正常もしくは初期化状態である
と判断されたバックアップ領域を副情報32に割り付け
る。
子(図3の場合、バックアップメモリA11)と異なる
メモリ素子(図3の場合、バックアップメモリB21)
がある場合は、主情報31が割付けられたメモリ素子と
異なるメモリ素子についての優先順位の順番に従い、バ
ックアップ領域が正常かどうか、もしくは初期化状態で
あるかを判定し、最初に正常もしくは初期化状態である
と判断されたバックアップ領域を副情報32に割り付け
る。
【0049】主情報31が割付けられたメモリ素子と異
なるメモリ素子内に正常もしくは初期化状態であると判
断されたバックアップ領域がない場合、主情報31が割
付けられたバックアップ領域の次の優先順位を持つバッ
クアップ領域から優先順位の順番にバックアップ領域が
正常かどうか、もしくは初期化状態であるかを判定し、
最初に正常もしくは初期化状態であると判断された物理
的な領域を副情報32とする。
なるメモリ素子内に正常もしくは初期化状態であると判
断されたバックアップ領域がない場合、主情報31が割
付けられたバックアップ領域の次の優先順位を持つバッ
クアップ領域から優先順位の順番にバックアップ領域が
正常かどうか、もしくは初期化状態であるかを判定し、
最初に正常もしくは初期化状態であると判断された物理
的な領域を副情報32とする。
【0050】以上のような処理を行うことにより、例え
ば、図3の構成について前記のような優先順位を付け、
すべてのバックアップ領域が正常である場合、バックア
ップ領域Aa12が主情報31に割付られ、バックアッ
プ領域Ba22が副情報32に割付られる。
ば、図3の構成について前記のような優先順位を付け、
すべてのバックアップ領域が正常である場合、バックア
ップ領域Aa12が主情報31に割付られ、バックアッ
プ領域Ba22が副情報32に割付られる。
【0051】以上のような処理を行うことにより、自律
的に、主情報31及び副情報32を物理的な領域へ割付
ることができ、また、可能な限り主情報31と副情報3
2を異なるメモリ素子に割付ることにより、メモリ素子
の故障により主情報31と副情報32とが同時に破壊さ
れることを防止できる。
的に、主情報31及び副情報32を物理的な領域へ割付
ることができ、また、可能な限り主情報31と副情報3
2を異なるメモリ素子に割付ることにより、メモリ素子
の故障により主情報31と副情報32とが同時に破壊さ
れることを防止できる。
【0052】次に、外部制御装置2から通話路パス設定
命令を受けた場合における通話路管理情報バックアップ
手順について説明する。
命令を受けた場合における通話路管理情報バックアップ
手順について説明する。
【0053】図9は、外部制御装置2から通話路パス設
定・解放命令を受けた時の通話路パス設定手順を示すフ
ローチャートである。
定・解放命令を受けた時の通話路パス設定手順を示すフ
ローチャートである。
【0054】外部制御装置2から通話路パス設定命令を
受けた場合、中央制御回路5は通話路設定処理ルーチン
を起動する(S101)。
受けた場合、中央制御回路5は通話路設定処理ルーチン
を起動する(S101)。
【0055】通話路設定処理ルーチンは、まず、外部制
御装置2からの命令に従い、通話路制御メモリ4の更新
処理を行う(S102)。次いで、通話路管理情報記憶
部6の更新処理を行う(S103)。なお、通話路制御
メモリ4の更新処理S102より先に、通話路管理情報
記憶部6の更新処理S103を行うようにしてもよい。
御装置2からの命令に従い、通話路制御メモリ4の更新
処理を行う(S102)。次いで、通話路管理情報記憶
部6の更新処理を行う(S103)。なお、通話路制御
メモリ4の更新処理S102より先に、通話路管理情報
記憶部6の更新処理S103を行うようにしてもよい。
【0056】通話路制御メモリ4及び通話路管理情報記
憶部6を更新すると、次に、通話路管理情報バックアッ
プ処理を実行する(S111)。
憶部6を更新すると、次に、通話路管理情報バックアッ
プ処理を実行する(S111)。
【0057】通話路管理情報バックアップ処理S111
では、まず、副情報32の内容が正常であるかどうかを
判定する(S112)。
では、まず、副情報32の内容が正常であるかどうかを
判定する(S112)。
【0058】その結果、副情報32の内容が正常でない
場合は(S112:No)、それまでの通話路設定処理
が、バックアップメモリA11,B21のメモリ素子故
障等により失敗していると判断することが出来るため、
以後通話路管理情報バックアップ処理が不可能であるこ
とを保守者に通知し(S105)、保守者に対処を促
す。
場合は(S112:No)、それまでの通話路設定処理
が、バックアップメモリA11,B21のメモリ素子故
障等により失敗していると判断することが出来るため、
以後通話路管理情報バックアップ処理が不可能であるこ
とを保守者に通知し(S105)、保守者に対処を促
す。
【0059】一方、副情報32が正常な場合は(S11
2:Yes)、通話路設定処理結果に基づいて、主情報
31の更新処理を実行する(S113)。
2:Yes)、通話路設定処理結果に基づいて、主情報
31の更新処理を実行する(S113)。
【0060】本更新処理S113においては、バックア
ップ領域の故障により主情報31の更新に失敗した場合
は、バックアップ領域の割付の変更を試み、割付の変更
が可能であれば、割付変更後の領域に対して、主情報3
1の更新処理を実行する。バックアップ領域の割付変更
処理の詳細については後述する。
ップ領域の故障により主情報31の更新に失敗した場合
は、バックアップ領域の割付の変更を試み、割付の変更
が可能であれば、割付変更後の領域に対して、主情報3
1の更新処理を実行する。バックアップ領域の割付変更
処理の詳細については後述する。
【0061】バックアップ情報の更新処理S113が終
了すると、当該バックアップ情報の更新が成功したか否
かを判定する(S114)。当該判定は、例えば、バッ
クアップ情報の書込み処理が正常に終了したことを確認
することで行われる。また、書込み完了後に更新された
情報を読み出し、書込みを行った情報と比較することで
行ってもよいし、この2つの方法を併用してもよい。
了すると、当該バックアップ情報の更新が成功したか否
かを判定する(S114)。当該判定は、例えば、バッ
クアップ情報の書込み処理が正常に終了したことを確認
することで行われる。また、書込み完了後に更新された
情報を読み出し、書込みを行った情報と比較することで
行ってもよいし、この2つの方法を併用してもよい。
【0062】判定の結果、バックアップ情報の更新が失
敗していた場合(S114:No)、以後、通話路管理
情報バックアップ処理が不可能であることを保守者に通
知し(S105)、保守者に対処を促す。
敗していた場合(S114:No)、以後、通話路管理
情報バックアップ処理が不可能であることを保守者に通
知し(S105)、保守者に対処を促す。
【0063】一方、バックアップ情報の更新処理S11
3が成功した場合は(S114:Yes)、次に、バッ
クアップ情報再構築処理を実施する(S121)。
3が成功した場合は(S114:Yes)、次に、バッ
クアップ情報再構築処理を実施する(S121)。
【0064】バックアップ情報再構築処理S121で
は、まず、更新処理を実施したバックアップ領域(主情
報31)から他のバックアップ領域(副情報32)への
コピー処理を実行する(S122)。
は、まず、更新処理を実施したバックアップ領域(主情
報31)から他のバックアップ領域(副情報32)への
コピー処理を実行する(S122)。
【0065】このコピー処理S122においても、バッ
クアップ領域の故障により副情報32の更新に失敗した
場合は、バックアップ領域の割付の変更を試み、割付変
更が可能であれば、割付変更後の領域に対して、主情報
31のコピーを実行する。
クアップ領域の故障により副情報32の更新に失敗した
場合は、バックアップ領域の割付の変更を試み、割付変
更が可能であれば、割付変更後の領域に対して、主情報
31のコピーを実行する。
【0066】そして、コピー処理S122を終了する
と、当該コピー処理が成功したかどうかを判定する(S
123)。当該判定は、例えば、前述したステップS1
14と同様の方法で行われる。
と、当該コピー処理が成功したかどうかを判定する(S
123)。当該判定は、例えば、前述したステップS1
14と同様の方法で行われる。
【0067】その結果、コピー処理S122が失敗して
いた場合(S123:No)、以後通話路制御メモリ復
旧が不可能であることを保守者に通知し(S105)、
保守者に対処を促す。
いた場合(S123:No)、以後通話路制御メモリ復
旧が不可能であることを保守者に通知し(S105)、
保守者に対処を促す。
【0068】一方、コピー処理S122が成功していた
場合は(S123:Yes)、通話路設定処理を終了さ
せる(S104)。
場合は(S123:Yes)、通話路設定処理を終了さ
せる(S104)。
【0069】次に、外部制御装置2からリセット命令を
受けた場合における通話路制御メモリ4及び通話路管理
情報記憶部6の復旧手順について説明する。
受けた場合における通話路制御メモリ4及び通話路管理
情報記憶部6の復旧手順について説明する。
【0070】図10は、本復旧手順の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【0071】外部制御装置2からリセット命令を受けた
場合、中央制御回路5は、揮発性メモリに記録された情
報の初期化等のリセット処理終了後に通話路制御メモリ
復旧処理ルーチンを起動する(S201)。
場合、中央制御回路5は、揮発性メモリに記録された情
報の初期化等のリセット処理終了後に通話路制御メモリ
復旧処理ルーチンを起動する(S201)。
【0072】通話路制御メモリ復旧処理ルーチンは、ま
ず、通話路制御メモリ復旧処理を実行する(S21
1)。
ず、通話路制御メモリ復旧処理を実行する(S21
1)。
【0073】通話路制御メモリ復旧処理S211では、
まず、主情報31が正常であるかどうかを判定する(S
212)。主情報31が正常であるか否かの判定は、例
えば、前述した特開平09−101920号公報で示さ
れている方法と同様にして、主情報31の更新処理S1
13等において主情報31のデータ更新開始時に更新さ
れるスタートFLAGとデータ更新終了時に更新される
エンドFLAGとを利用し、スタートFLAGとエンド
FLAGとの内容が異なる場合には、主情報31に記録
された情報が正常でないと判断する。
まず、主情報31が正常であるかどうかを判定する(S
212)。主情報31が正常であるか否かの判定は、例
えば、前述した特開平09−101920号公報で示さ
れている方法と同様にして、主情報31の更新処理S1
13等において主情報31のデータ更新開始時に更新さ
れるスタートFLAGとデータ更新終了時に更新される
エンドFLAGとを利用し、スタートFLAGとエンド
FLAGとの内容が異なる場合には、主情報31に記録
された情報が正常でないと判断する。
【0074】その結果、主情報31が正常である場合は
(S212:Yes)、主情報31を使って通話路管理
情報記憶部6及び通話路制御メモリ4の復旧処理を実行
する(S213)。
(S212:Yes)、主情報31を使って通話路管理
情報記憶部6及び通話路制御メモリ4の復旧処理を実行
する(S213)。
【0075】一方、主情報31が正常でない場合(S2
12:No)、例えば、主情報31の更新処理中に外部
制御装置2からリセット命令を受けたことにより、主情
報31が正常でなくなっている場合は、次に、副情報3
2が正常かどうかを判定する(S214)。副情報32
が正常かどうかの判定は、例えば、前述した主情報31
の正常性の判定と同様にして行われる。
12:No)、例えば、主情報31の更新処理中に外部
制御装置2からリセット命令を受けたことにより、主情
報31が正常でなくなっている場合は、次に、副情報3
2が正常かどうかを判定する(S214)。副情報32
が正常かどうかの判定は、例えば、前述した主情報31
の正常性の判定と同様にして行われる。
【0076】その結果、副情報32が正常である場合は
(S214:Yes)、副情報32を使って通話路管理
情報記憶部6及び通話路制御メモリ4の復旧処理を実行
する(S215)。
(S214:Yes)、副情報32を使って通話路管理
情報記憶部6及び通話路制御メモリ4の復旧処理を実行
する(S215)。
【0077】一方、副情報32が正常でない場合(S2
14:No)、すなわち、主情報31及び副情報32の
両方が正常でない場合は、バックアップメモリA11と
B21との両方がメモリ素子故障等の原因により使用不
可能であると判断できるため、通話路制御メモリ復旧に
失敗したことと、以後通話路管理情報バックアップ処理
が不可能であることを保守者に通知し(S203)、保
守者に対処を促す。
14:No)、すなわち、主情報31及び副情報32の
両方が正常でない場合は、バックアップメモリA11と
B21との両方がメモリ素子故障等の原因により使用不
可能であると判断できるため、通話路制御メモリ復旧に
失敗したことと、以後通話路管理情報バックアップ処理
が不可能であることを保守者に通知し(S203)、保
守者に対処を促す。
【0078】また、主情報31又は副情報32を使った
通話路管理情報記憶部6及び通話路制御メモリ4の復旧
処理S213又はS215を終了すると、次に、バック
アップ情報再構築処理を実行する(S221)。
通話路管理情報記憶部6及び通話路制御メモリ4の復旧
処理S213又はS215を終了すると、次に、バック
アップ情報再構築処理を実行する(S221)。
【0079】バックアップ情報再構築処理S221で
は、まず、復旧に用いたバックアップ情報から復旧に用
いなかったバックアップ情報へのコピー処理を実行する
(S222)。
は、まず、復旧に用いたバックアップ情報から復旧に用
いなかったバックアップ情報へのコピー処理を実行する
(S222)。
【0080】すなわち、通話路制御メモリ復旧処理S2
11において、主情報31を使って通話路管理情報記憶
部6及び通話路制御メモリ4の復旧処理を実行している
場合は(S213)、主情報31を副情報32にコピー
する。一方、副情報32を使って通話路管理情報記憶部
6及び通話路制御メモリ4の復旧処理を実行している場
合は(S215)、副情報32を主情報31にコピーす
る。
11において、主情報31を使って通話路管理情報記憶
部6及び通話路制御メモリ4の復旧処理を実行している
場合は(S213)、主情報31を副情報32にコピー
する。一方、副情報32を使って通話路管理情報記憶部
6及び通話路制御メモリ4の復旧処理を実行している場
合は(S215)、副情報32を主情報31にコピーす
る。
【0081】このコピー処理S222においても、バッ
クアップ領域の故障によりバックアップ情報の更新に失
敗した場合は、バックアップ領域の割付の変更を試み、
割付変更が可能であれば、割付変更後の領域をコピー先
として、コピー処理を実行する。
クアップ領域の故障によりバックアップ情報の更新に失
敗した場合は、バックアップ領域の割付の変更を試み、
割付変更が可能であれば、割付変更後の領域をコピー先
として、コピー処理を実行する。
【0082】そして、コピー処理S222を終了する
と、当該コピー処理が成功したかどうかを判定する(S
223)。
と、当該コピー処理が成功したかどうかを判定する(S
223)。
【0083】その結果、コピー処理S222が失敗して
いた場合は(S223:No)、以後通話路制御メモリ
復旧が不可能であることを保守者に通知し(S20
3)、保守者に対処を促す。
いた場合は(S223:No)、以後通話路制御メモリ
復旧が不可能であることを保守者に通知し(S20
3)、保守者に対処を促す。
【0084】一方、コピー処理S222が成功していた
場合は(S223:Yes)、通話路制御メモリ復旧処
理を終了させる。
場合は(S223:Yes)、通話路制御メモリ復旧処
理を終了させる。
【0085】以上のようにバックアップ情報再構築処理
S221で、自律的に、復旧に使ったバックアップ情報
と復旧に使わなかったバックアップ情報が一致するよう
にバックアップ情報を再構築することにより、通話路制
御装置の動作開始後のバックアップ情報更新機能を保証
する。
S221で、自律的に、復旧に使ったバックアップ情報
と復旧に使わなかったバックアップ情報が一致するよう
にバックアップ情報を再構築することにより、通話路制
御装置の動作開始後のバックアップ情報更新機能を保証
する。
【0086】次に、通話路管理情報のバックアップ情報
更新処理S113中や、バックアップ情報コピー処理S
122、S222中に障害が発生した時に、バックアッ
プ領域の再割付を行う手順について説明する。
更新処理S113中や、バックアップ情報コピー処理S
122、S222中に障害が発生した時に、バックアッ
プ領域の再割付を行う手順について説明する。
【0087】図11は、バックアップ領域の再割付手順
の流れを示すフローチャートである。
の流れを示すフローチャートである。
【0088】図9に示した通話路設定処理ルーチンの通
話路管理情報バックアップ処理S111及びバックアッ
プ情報再構築処理S121と、図10に示した通話路制
御メモリ復旧処理ルーチンのバックアップ情報再構築処
理S221において、通話路管理情報のバックアップ情
報更新処理中に障害が発生した時、バックアップ領域の
再割付処理ルーチンを起動する(S401)。
話路管理情報バックアップ処理S111及びバックアッ
プ情報再構築処理S121と、図10に示した通話路制
御メモリ復旧処理ルーチンのバックアップ情報再構築処
理S221において、通話路管理情報のバックアップ情
報更新処理中に障害が発生した時、バックアップ領域の
再割付処理ルーチンを起動する(S401)。
【0089】バックアップ領域の再割付処理ルーチン
は、まず予備領域があるかどうかを判定し(S40
2)、予備領域がなければ(S402:No)、処理を
終了する(S406)。予備領域の有無の判定と、複数
の予備領域がある場合に、どの予備領域を選択するかの
判断は、例えば、前述したバックアップ領域の割付け方
法と同様にして行う。
は、まず予備領域があるかどうかを判定し(S40
2)、予備領域がなければ(S402:No)、処理を
終了する(S406)。予備領域の有無の判定と、複数
の予備領域がある場合に、どの予備領域を選択するかの
判断は、例えば、前述したバックアップ領域の割付け方
法と同様にして行う。
【0090】一方、予備領域がある場合は(S402:
Yes)、主情報31に割り付けている領域が故障した
のか否かを判定する(S403)。その結果、主情報3
1に割り付けている領域が故障しているのであれば(S
403:Yes)、予備領域を主情報31に割り付ける
(S404)。一方、副情報32に割り付けている領域
が故障しているのであれば(S403:No)、予備領
域を副情報32に割り付ける(S405)。
Yes)、主情報31に割り付けている領域が故障した
のか否かを判定する(S403)。その結果、主情報3
1に割り付けている領域が故障しているのであれば(S
403:Yes)、予備領域を主情報31に割り付ける
(S404)。一方、副情報32に割り付けている領域
が故障しているのであれば(S403:No)、予備領
域を副情報32に割り付ける(S405)。
【0091】なお、通話路設定処理及び通話路制御メモ
リ復旧処理の途中で、バックアップ領域の再割付処理を
実施した場合、主情報31及び副情報32へのバックア
ップ領域の割り付け方が、前述したバックアップ領域の
割付け方法による割り付け方と異なる割り付け結果にな
る場合があるため、同じ割り付け結果となるように、夫
々の処理を終了させる前(S104、S202)におい
て、再度、バックアップ領域の割付け処理を実施する。
リ復旧処理の途中で、バックアップ領域の再割付処理を
実施した場合、主情報31及び副情報32へのバックア
ップ領域の割り付け方が、前述したバックアップ領域の
割付け方法による割り付け方と異なる割り付け結果にな
る場合があるため、同じ割り付け結果となるように、夫
々の処理を終了させる前(S104、S202)におい
て、再度、バックアップ領域の割付け処理を実施する。
【0092】次に、外部制御装置2からリセット命令を
受信したタイミングの違いによる復旧状態の違いについ
て説明する。
受信したタイミングの違いによる復旧状態の違いについ
て説明する。
【0093】図9に示した通話路設定処理を行っている
途中に、外部制御装置2からリセット命令を受信した場
合、その受信のタイミングによって、次のような場合が
考えられる。
途中に、外部制御装置2からリセット命令を受信した場
合、その受信のタイミングによって、次のような場合が
考えられる。
【0094】すなわち、(1)主情報31の更新処理S
113の最中にリセット命令を受信することにより主情
報31が破壊される場合と、(2)主情報31の更新処
理S113の完了後、副情報32の更新処理S122の
開始前にリセット命令を受信することにより主情報31
と副情報32の内容が異なることになる場合と、(3)
副情報32の更新処理S122の最中にリセット命令を
受信することにより副情報32が破壊される場合であ
る。
113の最中にリセット命令を受信することにより主情
報31が破壊される場合と、(2)主情報31の更新処
理S113の完了後、副情報32の更新処理S122の
開始前にリセット命令を受信することにより主情報31
と副情報32の内容が異なることになる場合と、(3)
副情報32の更新処理S122の最中にリセット命令を
受信することにより副情報32が破壊される場合であ
る。
【0095】前述した手順においては、主情報31の更
新処理中にリセット命令を受信すると、リセット命令に
対するリセット処理後、副情報32を使って復旧処理が
行われるので、通話路パス設定命令処理前の状態に復旧
される。
新処理中にリセット命令を受信すると、リセット命令に
対するリセット処理後、副情報32を使って復旧処理が
行われるので、通話路パス設定命令処理前の状態に復旧
される。
【0096】また、副情報32の更新処理開始前にリセ
ット命令を受信した場合と、副情報32更新処理中にリ
セット命令を受信した場合、すなわち、主情報31の更
新処理完了後にリセット命令を受信した場合、リセット
命令に対するリセット処理後、主情報31を使って復旧
処理が行われるので、通話路パス設定命令処理後の状態
に復旧される。すなわち、可能な限り通話路パス設定命
令処理後の状態に復旧される。
ット命令を受信した場合と、副情報32更新処理中にリ
セット命令を受信した場合、すなわち、主情報31の更
新処理完了後にリセット命令を受信した場合、リセット
命令に対するリセット処理後、主情報31を使って復旧
処理が行われるので、通話路パス設定命令処理後の状態
に復旧される。すなわち、可能な限り通話路パス設定命
令処理後の状態に復旧される。
【0097】一方、実際のシステムにおいては、確実に
処理が完了した状態へ復旧すること、すなわち、可能な
限り通話路パス設定命令処理前の状態に復旧することが
要求される場合がある。このような場合は、例えば、図
9で示した通話路設定処理ルーチンの中で記述された主
情報31と副情報32とを読み替えた処理を実施するこ
とによって、可能な限り通話路パス設定命令処理前の状
態に復旧させることが出来る。
処理が完了した状態へ復旧すること、すなわち、可能な
限り通話路パス設定命令処理前の状態に復旧することが
要求される場合がある。このような場合は、例えば、図
9で示した通話路設定処理ルーチンの中で記述された主
情報31と副情報32とを読み替えた処理を実施するこ
とによって、可能な限り通話路パス設定命令処理前の状
態に復旧させることが出来る。
【0098】次に、保守運用での通話路制御装置の交換
や電源断後の電源復旧等による電源投入時におけるバッ
クアップ情報初期化手順について説明する。
や電源断後の電源復旧等による電源投入時におけるバッ
クアップ情報初期化手順について説明する。
【0099】実際の電話局での通話路制御装置の保守作
業においては、保守用基板が十分に配備されていない局
で故障が発生し、当該基板の保守用基板がない場合、他
局で使用されていた基板が保守用基板として持ち込まれ
ることが少なくない。このように他局で使用されていた
基板をそのまま保守用に用いた場合、基板挿入後、電源
投入と同時に他局で設定されていた通話路パスが設定さ
れてしまう。そのため、外部制御装置が関知しない通話
路パスが設定されることにもなり、その通話路パスが永
久に解除されない等の問題が生じうる。
業においては、保守用基板が十分に配備されていない局
で故障が発生し、当該基板の保守用基板がない場合、他
局で使用されていた基板が保守用基板として持ち込まれ
ることが少なくない。このように他局で使用されていた
基板をそのまま保守用に用いた場合、基板挿入後、電源
投入と同時に他局で設定されていた通話路パスが設定さ
れてしまう。そのため、外部制御装置が関知しない通話
路パスが設定されることにもなり、その通話路パスが永
久に解除されない等の問題が生じうる。
【0100】本実施形態では、電源断復旧等により電源
が投入された場合、不揮発性メモリ内の通話路管理情報
をクリアし、外部制御装置から通話路パスを再設定する
ことで、通話路パスの誤接続を防止する。
が投入された場合、不揮発性メモリ内の通話路管理情報
をクリアし、外部制御装置から通話路パスを再設定する
ことで、通話路パスの誤接続を防止する。
【0101】図12は、バックアップ情報初期化処理ル
ーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
ーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
【0102】保守運用での通話路制御装置交換や電源断
後の電源復旧等より電源が投入された場合、中央制御回
路5はリセット処理実行後にバックアップ情報初期化処
理ルーチンを起動する(S301)。
後の電源復旧等より電源が投入された場合、中央制御回
路5はリセット処理実行後にバックアップ情報初期化処
理ルーチンを起動する(S301)。
【0103】バックアップ情報初期化処理ルーチンは、
まず、通話路管理情報バックアップ部7の全バックアッ
プ領域を、通話路管理情報なしで初期化する(S30
2)。バックアップ領域の初期化は、例えば、全領域に
特定の初期化データを書き込むことで行う。
まず、通話路管理情報バックアップ部7の全バックアッ
プ領域を、通話路管理情報なしで初期化する(S30
2)。バックアップ領域の初期化は、例えば、全領域に
特定の初期化データを書き込むことで行う。
【0104】そして、全バックアップ領域の初期化が成
功したか否かを判定する(S303)。その結果、全バ
ックアップ領域の初期化が成功していなかった場合(S
303:No)、通話路管理情報バックアップ部7の一
部もしくは全てが故障していることを保守者に通知し
(S305)、保守者に対処を促す。
功したか否かを判定する(S303)。その結果、全バ
ックアップ領域の初期化が成功していなかった場合(S
303:No)、通話路管理情報バックアップ部7の一
部もしくは全てが故障していることを保守者に通知し
(S305)、保守者に対処を促す。
【0105】一方、全バックアップ領域の初期化が成功
していた場合は(S303:Yes)、バックアップ情
報初期化処理を終了させる(S304)。
していた場合は(S303:Yes)、バックアップ情
報初期化処理を終了させる(S304)。
【0106】このように、電源投入時に不揮発性メモリ
内の通話路管理情報をクリアすることにより、他の電話
局で使用していた基板を保守用基板として使用した場合
にも通話路パスの誤設定を防止することが出来る。
内の通話路管理情報をクリアすることにより、他の電話
局で使用していた基板を保守用基板として使用した場合
にも通話路パスの誤設定を防止することが出来る。
【0107】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、通話路管理情報を通話路制御装置内の二つのバッ
クアップ領域にバックアップするので、バックアップ情
報更新中に上位制御装置からリセットを受けた場合等で
も、通話路制御装置は、外部制御装置からの再設定なし
に、自律的に通話路管理情報を復旧することができ、通
話路断を一瞬に留めることが出来る。
れば、通話路管理情報を通話路制御装置内の二つのバッ
クアップ領域にバックアップするので、バックアップ情
報更新中に上位制御装置からリセットを受けた場合等で
も、通話路制御装置は、外部制御装置からの再設定なし
に、自律的に通話路管理情報を復旧することができ、通
話路断を一瞬に留めることが出来る。
【図1】 本発明による電子交換機の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】 通話路管理情報バックアップ部の論理的な構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図3】 通話路管理情報バックアップ部の物理的な構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図4】 通話路管理情報バックアップ処理で異常が発
生した場合における、通話路管理情報バックアップ部の
状態例を示す図である。
生した場合における、通話路管理情報バックアップ部の
状態例を示す図である。
【図5】 通話路管理情報バックアップ処理で異常が発
生した場合における、通話路管理情報バックアップ部の
状態例を示す図である。
生した場合における、通話路管理情報バックアップ部の
状態例を示す図である。
【図6】 通話路管理情報バックアップ処理で異常が発
生した場合における、通話路管理情報バックアップ部の
状態例を示す図である。
生した場合における、通話路管理情報バックアップ部の
状態例を示す図である。
【図7】 通話路管理情報バックアップ処理で異常が発
生した場合における、通話路管理情報バックアップ部の
状態例を示す図である。
生した場合における、通話路管理情報バックアップ部の
状態例を示す図である。
【図8】 通話路管理情報バックアップ処理で異常が発
生した場合における、通話路管理情報バックアップ部の
状態例を示す図である。
生した場合における、通話路管理情報バックアップ部の
状態例を示す図である。
【図9】 通話路パス設定処理の流れを示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図10】 通話路制御メモリ復旧処理の流れを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図11】 バックアップ領域の再割付処理の流れを示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図12】 通話路管理情報バックアップ部の初期化処
理の流れを示すフローチャートである。
理の流れを示すフローチャートである。
1 通話路制御装置 2 外部制御装置 3 通話路スイッチ 4 通話路制御メモリ 5 中央制御回路 6 通話路管理情報記憶部 7 通話路管理情報バックアップ部 11 バックアップメモリA 12 バックアップ領域Aa 13 バックアップ領域Ab 21 バックアップメモリB 22 バックアップ領域Ba 23 バックアップ領域Bb 31 主情報 32 副情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 久善 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 大木 庸代 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 前田 周二 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 木村 一夫 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K019 AA08 AB05 BA07 EA26 EA31 EA33 EA35 5K026 AA10 CC07 FF02 FF03 FF08 GG20 GG26 5K069 AA10 DB14 FA26 HA05
Claims (5)
- 【請求項1】 通話路スイッチを制御するための通話路
管理情報を保持する通話路管理情報記憶部と、 前記通話路管理情報のバックアップ情報を保持する通話
路管理情報バックアップ部とを備え、 前記通話路管理情報バックアップ部は、前記通話路管理
情報の第1のバックアップ情報と第2のバックアップ情
報とを保持し、 前記通話路管理情報記憶部に保持されている通話路管理
情報が更新された場合、当該更新にあわせて、前記第1
のバックアップ情報を更新し、当該第1のバックアップ
情報の更新が成功したことを確認した後に、前記第2の
バックアップ情報の更新を行うことを特徴とする通話路
制御装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2のバックアップ情報の
いずれか一方を使って、前記通話路管理情報記憶部に保
持される通話路管理情報を復旧させることを特徴とする
請求項1に記載の通話路制御装置。 - 【請求項3】 前記第1及び第2のバックアップ情報の
いずれか一方を使った通話路管理情報の復旧が終了した
後、復旧に使ったバックアップ情報を使って、復旧に使
わなかったバックアップ情報を更新することを特徴とす
る請求項2に記載の通話路制御装置。 - 【請求項4】 前記通話路管理情報バックアップ部は、
2つの不揮発性メモリによって構成され、 前記第1のバックアップ情報と第2のバックアップ情報
とを、別々の不揮発性メモリに保持することを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか一項に記載の通話路制御装
置。 - 【請求項5】 電源投入時、前記通話路管理情報バック
アップ部内のバックアップ情報を初期化することを特徴
とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の通話路制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000348202A JP2002152868A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 通話路制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000348202A JP2002152868A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 通話路制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002152868A true JP2002152868A (ja) | 2002-05-24 |
Family
ID=18821822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000348202A Pending JP2002152868A (ja) | 2000-11-15 | 2000-11-15 | 通話路制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002152868A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008188161A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Toshiba Corp | 医用画像撮影装置 |
-
2000
- 2000-11-15 JP JP2000348202A patent/JP2002152868A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008188161A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Toshiba Corp | 医用画像撮影装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040601 |